東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月13日00時25分から49分間)

東電:それでは福島第一の午後11時現在の状況についてお手元の資料に沿ってご説明します。前回のお知らせからの変更点に、絞ってご説明申し上げたいと思っております。1号機でございます。もうすでにお知らせをいたしておりますけども。原子炉停止しておりますけども。本日午後3時36分ごろ、大きな揺れが発生しまして、で、1号機付近に大きな音があり、白煙が発生したことから現在調査中でございます。で、また、先ほどの小森からの会見でもお話しを申し上げましてけども。原子炉への海水の注入を開始いたしまして、その後、海水に中性子を吸収するホウ酸を混ぜて原子炉への注入を行ってまいりましたが。一旦午後10時15分の地震の発生に伴いまして、津波の影響も考慮し作業を中断いたしております。それと、だいたい前回に比べましての変更点は、福島第一については以上でございます。で、福島第2の資料でございますけども、これも前回とほぼ同様でございまして、下線部が追加情報になりますので、2枚目の一番下になりますでしょうか。今の福島第一のところでも少し触れましたですが、午後10、福島第二の2枚目の一番下の下線部でございます。午後10時15分ごろ、福島沖を震源といたしまして、震度5弱の地震が発生いたしましたが。今後地震によります発電所への影響は現時点では確認されておりません。私のほうからは以上でございます。

記者:1号機はホウ酸と海水の注入の中断ですが、再開の予定というのは。

東電:まだ現時点ではちょっと、、安全等を確認いたしまて、ということでございます。

記者:じゃあ、確認され次第ということですか。

東電:そうですね、で、夜間になりますので。

記者:やっぱり、夜が明けてから。

東電:はい、その辺をちょっと見ながらということに、はい。

記者:1号機の1の1の水位とか、圧力とか、そういうのはその後は。

東電:あの段階ではわから、不明な状況でございました。で、●●のひとつがまあ、マイナス170というのがあるんですが、これが確かなのかはわかってございません。ただし、モニタリングポスト、4番。値を申し上げています4番付近でとってきた結果ですけども、11時、23時00分現在で、49マイクロシーベルトパーアワーという数字になっています。

記者:何時現在ですか。

東電:23時現在です。

記者:ふつうに、東側の境界です?

東電:西側、山側です。1号機から約1.5キロの場西側。

記者:はい?

記者:39.0?

東電:49.0、その下の数字、●●49マイクロシーベルトです

記者:これはどう評価しておりますか。

東電:会見のときお知らせしましたときより下がってまいりましたので、放出の、全部終わったかはわかりませんけども、下がり傾向にあるんじゃないかという。

記者:放出の?なんというか、冷却が成功しているということと考えられます?

東電:冷却の効果が出ているということです、はい。

記者:海水のレベルは高さどのくらいになっておりますか?

東電:はい?

記者:海水って高さどのくらいですか、中身。

東電:それは、基本的にはわからないんですが、170という、ひとつ値を示しているのが●●です。

記者:海水を入れてですか。

東電:あ、海水を入れてです。

記者:頭頂部からマイナス170。

東電:はい、はい。

記者:170というのは、きょうの夕方の午後6時時点?

東電:それ以後です。

記者:それ以後の新しいデータも同じなんですか。

東電:はい。ただ、また、わからないという情報ございますので、その辺はちょっと。

記者:きょうの午後からずっと同じデータですよね、170。

東電:はい、そういうことです。

記者:海水は入れたんですよね、あとに。

東電:海水いれました。

記者:そうすると、海水入れたけど、170のまま。

東電:はい、だから、もうひとつがわからない、不明な点なんで、不明という方が正しいと思います。水位はわからないという。はい。

記者:なぜわからないんですか?

東電:わからない、というか、不明。要は見れないということです。

記者:でも、170はわかるわけでしょ。

東電:はい、これが正しいかもわからないので、「わからない」という言葉を使ってしまいました。

記者:でも、170はわかるんですよね。なぜ、入れたのにわからないんですか。そこが理由がわからない。

東電:すみません、170という、表示がしてた。例えば、これが示しているのかどうかがわからないということです。

記者:聞いてもわからないです。

記者:計器が正確かどうかわからない?

東電:正確かどうかわからない。そういうことです。

記者:でも先ほどの会見のときは2系統でみてるから合ってるって、常務言ってましたけども

東電:はい、それは二つとも生きているときは、同じような数字を示していれば、二つとも同じような数字を示していれば、要は、わかるという、その数字だということが。

記者:じゃあ、ひとつしか、かたっぽ死んでるという。

東電:はい。

記者:っていうか、両方とも、ふたつともなら170を示したまま、ずっと止まっている可能性があるということですか。

東電:はい。そういうことです。

記者:あと、先ほどの境界線の49マイクロシーベルトパーアワーなんですけども。7時前の10時58分が70だったと思うんですけども、それが減ってきたということですか。

東電:はい。

記者:すみません、もう一回数字。境界線でいくらなんですか。

東電:境界線で、敷地の境界で、西側、山側になるんですけど。49、マイクロシーベルト。

記者:49.0?

東電:そこがわからない、49はわかるんですけど●●。

記者:何時時点?

東電:23時です。

記者:23時。

東電:はい。

記者:ちなみに、確認なんですけど、水位は今、測れない状態になっちゃったということですか。

東電:はい、それは不明、不明です。

東電広報部・吉田部長:正しく計測するのが難しいという状況でしょうか。

東電:はい。

記者:そうすると、どんな水位になっているのかがわからないんですか。

東電:はい。

記者:じゃあ、ものすごい露出が進んでいても、進んでいるかもしれないんですか。

東電:先ほど申しましたように、これと外の状況を加味しながら判断していくということで。

記者:外の状況をモニターして。

東電:はい、そういうことです。

記者:もしかしたら水位全部回復している可能性もあるということですね。

東電:はい、そういうことです。ので、下がっているという。

記者:測れなくなった理由というのは、これ、地震の影響なんですか。

東電:その後ですね、地震によって、地震というよりは、計器が、電源を喪失かなんか、そう、なんらかの故障が起こったということです。

記者;要するに爆発しておかしくなったということ。

東電:それもあるかも、時間的には18時まで測れてましたので、はい。

記者:すみません、海水の注入時間って、開始時間って何時ですか。

東電:22時、22時20分です。

記者:20時20分じゃなくて?

東電:すみません、20時20分です。2がひとつ多かったです、すみません。20時20分。

記者:いま、再開しているんですか。

記者:地震の津波の影響を考慮して、一回やめたと言ってましたけど、いまそれで。

東電:いま中断中です。

記者:ずっと中断中ですか。どれくらい、再開するっていう目処はないんですか。

東電:はい、安全を考慮しまして、状況確認したうえでということになろうかと。また、ちょっと夜間ということもありますので。状況を確認してということで、ちょっとまだはっきり致しておりません。

記者:ほぼ2時間弱海の水を入れたということなんですが、何。何。どのくらいの量を入れたというのはわかるんでしょうか。

東電:それはもうちょっとわかりません。

記者:被曝された方に対する東電さんのコメントってあるんですか。

東電:大変心苦しくといいましょうか。

記者:なんか公式に出されるものって。

東電:特段いまのところはご用意いたしておりませんけども。ただお世話になっている地域の方々、かというふうな、ちょっとどういうふうな方々というのはちょっと存じれませんけども。3名の方になりますでしょうか。ご迷惑をおかけしました、大変申し訳なく思っています。

記者:すみません、従業員の方と協力企業の方、4名キョウサイしているということですけども、その方々も被曝されている可能性は極めて高いと思うんですが、いまどういう状況ですか。被曝について教えてください。

東電:申し訳ございません。この4名様の方々がですね、搬送されました病院は、福島県立大野病院という病院でございますが、いま、記者さんがおっしゃった状況については、ちょっともうしわけございませんが、確認がとれておりません。

記者:確認がとれたら教えていただけますか。

東電:はい。

記者:炉内の状況を把握する手段っていうのは、今後は、あるんですか。

東電:水位計を回復させて、正常に動作させるということが手段になります。

記者:えっと。それはなんで正常じゃないかもいまわからないんですよね。

東電:その2系統ありますので、その2系統のもう一個を正常にすることによって、正常かどうかを判断できるになる。その数字自体の信憑性とか。

記者;その海水を入れたことによって、ひとつの水位計がダメになった、壊れた、異常が出たということですか

東電:入れたことでは、とは関係ありません。こちら、先ほど言いましたのは、ずいぶん、入れるまえ、だったと。

記者:入れる前?

東電:はい。

記者:いつですか。

東電:すみません、現時点では分かりかねまして申し訳ございません。

記者:先ほどずっと監視を続けるっておっしゃってたのは、水位計を見ていくというのはひとつですよね。

東電:そうですね、はい。

記者:どっかでずっと見てたけど、それはある時突然おかしくなったっていうことですか。

東電:はい。15時までは、確認できたという。

記者:16時時点の1.7メートルっていうのは、信用できないということですね。

東電:はい。

記者:でも先ほど、水位が変わらないから、事態が収束に向かっているみたいなニュンスのことをチョラっと、チョロっとおっしゃっていましたけども。それはじゃあ、根拠を失っちゃったってことですか、それか、水位計が壊れただけなんでしょうか。

東電:ちょっと整理させていただきます、すみません。

記者:圧力なんかもわからない?

東電:はい。

記者:すみません、いま、敷地内、いま何人?

東電:、ちょっと申し訳ございませんが、確認ができておりませんで、申し訳ございません。

記者:ものすごく基本的なことなんですけど。

東電:申し訳ございません。

記者:何人ぐらいいるんですか。

東電:きょうの、午前中の段階では、福島第一はだいたい、700、700人程度という状況でございましたけども。いまの時点では、ちょっと何人くらいというのはちょっと今申し訳ございません、持ち合わせておりません。

記者:700というのは、東電と関連企業でという?

東電:そうですね。

記者:自衛隊とか政府とか入らずに

東電:ええ。はい。

記者:それは第一に限らず全部ですか。

東電:いや、第一だけ。

記者:第一だけ?

東電:はい。

記者:福島第一原発1号機以外の炉は全部、中身の水位だとか、圧力だとか、ちゃんと把握できているということでまちがいないでしょうか。

東電:2号機につきましては、2号機につきましては、原子炉隔離時冷却系というところで、原子炉に注入をしてございます。で、水位のほうは、プラス360ということで、水位のほうは燃料体よりも上に。

記者:すみません、何時現在ですか。

東電:22時現在です。

記者:360ミリですか。

東電:360センチメートルです。3600ミリメートルです。

記者:2号機はホウ酸水ですか。

東電:はい?

記者:2号機入れてるだろ?

東電:原子炉隔離時冷却系です。

記者;圧力は、下がっていますか?

東電:圧力のほうは不明です。

記者:炉内の状況どうやって把握するんですか。

東電:ひとつは、●●あともう一つはやはり、環境への影響があるかどうかというところを見ながら把握していくのが今の手段になります。

記者:それでは意味がわからない、それは。わかんないでしょ、だって、中がどうなってるか。

東電:水位が、燃料の、一番頂部よりも上にあって、水漬けになっていて。で、ということで、燃料自体は冷却ができるということになります。それが、燃料が冷却できるというだったり、そういう状況であることがわかっています。はい。

記者:で、その2号機は、3メートル6センチくらい出てるという。

東電:はい。出てるんじゃなくて、プラスです。

記者:プラスですか。

東電:はい、すみません。

記者:わかりました。

記者:3号機は?

東電:3号機はですね、注入をしているのは、こちらにありますように、高圧注水系。高圧注水系で原子炉を注入してございます。

記者:水位は?

東電:水位の方はですね。20時30分で、135プラスです。

記者:センチメートル?

東電:センチメートル

記者:圧力は?

東電:わからない。同じように、わかりません。

記者:すみません、1号機は水位計が壊れたっていうことで、よろしいでしょうか。

東電:はい、水位計が動かなくなったっていう。

記者:壊れた?

記者:確認なんですけど、現時点でプラスかマイナスかもわからない状況なんですか?

東電:そういうことになります。

記者:だから、露出してるかしてないか、ちゃんとつかってかもわからない?

東電:1号につきましては、それとともに、状況がひどかった状況のなかで環境のほうのデータ、外データをとって、で、そのデータが、一番高かったときよりずいぶん下がってきているというところをもって、なんかしらの注入の効果がでてきたというふうに考えてございます。

記者:それは1.5キロ離れた先ほど、49マイクロシーベルトの話ですか。

東電:そういうことでございます。

記者:そこの数値ひとつだけでも、モニタリングして、それで効果が出ていると判断をなさったということになるんですか。先ほど冷却の効果が出ていると考えられるということですけども、この根拠は49という数字のみなんでしょうか。もしくは他に何か、改善に向かっているような根拠があれば知りたいんですが。

東電:海水を入れられたという行為だと思います、注入。

記者:それで、できた、ということで?

東電:はい。

記者:水位計が壊れた原因って、爆発ですか?

東電:の可能性も考えられます。はい。

記者:その一本の水位計が復旧できなかったら、どうやって、水位を知るんですか。手段はあるんですか

東電:なかなか難しいと思います。ですので、燃料をまず、水をどんどん、あとは入れるということが。

記者:今は水を入れるのを止めているということは、ほぼもう、満杯、プラス、大幅にプラスになったという判断があるから、止めているということ?そういう判断は、推測しているという理解でいいんでしょうか。

東電:いずれにしても、10時15分にこう、地震が発生したということがありまして、安全を優先しまして、作業を中断しているということですね。

東電:今、海から汲んで、それを、消防車を使って中に入れているという。で、海の水自体は無限蔵にあるので、これはどんどん注入できるんですが、そこを、一回、仮設のパイプで通していくのに、その、一度、ポンプ車で汲み上げて、仮説の水槽にためて、で、再度消防車に入れるような形で、注入していくことになるんですが、そういった、せっかくできた系統を、津波によって無駄にしないようにするためには今は一旦、中断するほうがいいというふうに判断したということです。

記者:系統はその一本なんですか。

東電:今、それ以外にもいろいろ対策を考えているところです。

記者:ポンプ車は何台ぐらい使ってるんでしょうか。

東電:今は、消防車1台注入して、それをポンプ車一台でつないでいるという形です。

記者:原発についている、ついているというか、原発の、消防隊というか、消防車?ごめんなさいね、勉強不足で。原発のなかにありますよね、消防車で上から入れているということですか。

東電:はい、そういうことになります。

記者:下から吹き上げて。

東電:下からとか、上からというのは。

記者:要するにどういう位置関係、どういう。

東電:位置関係というのは。

記者:つまり●●みたいなのを通してかそうじゃなくて、下からとばしているのか、どう入れているんですか。ごめんなさい、わかんなくて。

東電:原子炉に注入するラインを、ラインとか、要は配管を、消火水系なんですが、ここで、各、組み合わせながら確保して、そのラインを使って注入していくという

記者:ラインで入れているんですか。

東電:はい、そういうことです。

記者:1号機の圧力は不明なんですね

東電:はい。

記者:これ冷却が進んで、でも中断してしまったら、また蒸発が進んで、というような、そういう可能性というのはどうみてらっしゃるんですか。

東電:その判断と、津波による影響の判断を加味して、総合してみて、一旦中断した方がいいという判断したというふうに考えております。

記者:再開は、真っ暗のなかでもやる可能性はある?

東電:その辺も含めて検討しているところです。

記者:1号機の建屋ですけども、先ほど写真を提供していただきましたけども。外壁がなくなっているのは、上半分くらいかと思うんですけども、3分の1くらいですかね

東電:一番上の階だけが、はい。

記者:あれ、階層になっているんですか。

東電:はい、原子炉建屋は、この下もありまして、5フロアありますが、これが一番上のフロアになります。で、この下、で地下2階というふうになっておりまして。で、まず格納容器、また、圧力容器がこの下の、コンクリートの壁で囲まれます建屋のなかに収納されている形になっています。で、この上っていうのが、このこういうコラス●●というんですか、鉄骨の構造になっているところが、鉄板等の壁でかこまれていて、それが剥がれたので、こういう形になったのです

記者:これ鉄板の部分がとれたんですか。コンクリートじゃなくて。

東電:は、はい?

記者;コンクリートではない。

東電:はい、コンクリートではありません。

記者:鉄板がふっとんだ。

東電:こちらから下が鉄筋コンクリートですので、壊れた時にはこういう形にはならない。

記者:鉄板を張っているパネルがとんだという、地上からは高さでいうと、下のポンプ板はどれくらの高さで、上の残った高さはどれくらいの高さ。

東電:すみません、ちょっとそのデータは。

記者:だいたいで結構です。

東電:こちらが、50メートルない世帯だと思いますので、でも、あっているかどうかちょっとやっぱり、わからないので、すみません。

記者:こうした事故って初めてですか。

東電:はい。

記者:東京電力さんとしては初めて。

東電:初めてです。

記者:7時半の会見では、格納容器、圧力容器が損傷しているかどうか、あまりはっきりしたことはなかったんですけど。その後、損傷、目立った損傷がなかったということは確認されたんでしょうか。

東電:7時半の現在のなかではなかったです。で、この段階では今、内部への放出というところが、ということが、なかったと考えられ、がまず今後、きっちりと見ていかないとなんとも言えないと思っております。今、とは言ってもやはり、夜になっても無駄ですしなかなか、●●。

記者:再開時は、またお知らせ頂けるんでしょうか

東電:そうですね、差し支えていただきます。

記者:今回迅速な候補だったと思うんですけども。作業の中断だけじゃなくて、作業再開をまた、お知らせいただけますか

東電:かしこまりました。

記者:すみません、もともと水位計はふたつあったんですか。で、今はどうやって確認、その安全性の確認という意味では、安全かどうかっていう確認はどうやってしているんですか。

東電:海水による注入っていうのをどんどん継続していたというのと、それによって、今まで高かった、外の、モニタリングの値が下がったというところである程度落ち着いているということが考えられる。

記者:ちょっと今、海水による注入が止まっているわけですよね。

東電:はい。

記者:今後、その安全性というのはどう確認していくんですか。

東電:注入できるようになれば、注入していくことになります。あと、モニタリングポストの方を見ていくという。

記者:保安院から、レベル4に相当するというコメントを出したんですけど。東電さんと認識がまったく違う感じがするんですけど。

東電:レベル?

記者:レベル4に相当する。

東電:INESのレベル4っていう?こちらの方ではそのレベルを判断をするよりもまず、今の事象を速やかに●●に集中したい。このようなことを見通しまして●●を設けようと思っています。

記者:これは、20キロを10キロに戻すという見通しはあるんですか。

東電:避難区域の、それは、そちらにつきましては、自治体、または国の判断により行われておりますので、その判断がどうなるのかによると思いますので、本社の方からは、こうだということを知らないと思っております。で、我々の方は、この原子力の方の収束の方を続けるということが我々の使命だと思っています。

記者:第二の方なんですけど。第二の方は、今その、冷温停止して以来、一気に●●については原子炉止まって、水位は安定していると、だけども、冷却が上手くいっていない可能性があるということで、15条発令しているわけですよね。この状況はずっと変わっていないんですか。それとも安定していないんで、だんだんだんだんこう、冷却が進んできて、落ちてきつつあると言っていいのか。それとも、悪くなりつつあるといえるのか。それか、全く変わらないままこのままずっと続いている。

東電:収束しつつあると思っております。

記者:じゃあ、冷却もされつつあるという。

東電:はい、それぞれ注水系が生きてございますので、これによって注水していると。で、ほぼ、同型、同じ形の発電所ですので、注入している系統はそれぞれ実はちがうんですが、そういった中で3号機が先に冷温停止になったということは、ほかのところも、こういった動きをするという可能性は高いのではないかというふうに思っております。

記者;以前の説明からすれば、3号機は、その海水系が生きているため、冷却がうまくて行っているという説明があったと思うんですけど。昼過ぎくらいの。

東電:海水系、海水系じゃなくて、3号機以外もそうなんですが。外部電源が受電が可能なので、受電が可能なので、福島第2号は電源を使った、注入の方が可能になったということです。

記者:でも、外部電源が使えても、そのぐるぐる回す水を冷やす海水冷却系が潰れているという話をしたよね。津波によって。

東電:はい、外は、はい。

記者:だから、その回す水自体が100度を超えてしまっているんで、15条出したという話ですよね。

東電:はい、そうです。

記者:そうすると、なんで収束しつつあるといえるのかが、あんまりよくわからないんですけど。

東電:そのようななんか、冷温停止に至るのができたというのが、同様に可能性があるのかなという

記者:だから、3号機の場合は海水の冷却系が生きているから冷温停止になった説明をされていましたよね。

東電:すみません。確認させてください。