東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月13日19時53分から180分間)

東電:…社長の右手、原子力本部長の小森。藤本副社長の左手の、法人営業部長の鎌倉でございます。

鎌倉:鎌倉でございます。

東電:その左手、営業部長のシマダでございます。一番右手でございますが、系統運用部の●●です。

記者:紙と順番が違いますよ。

東電:ちょっと書き直して配りますので、申し訳ございません。

記者:いやいや、並び直してください。

記者:●●で●●から早く●●ください。

東電:すみません。資料の印刷がちょっと遅れておりまして。

記者:ちょっと後ろ聞こえてないんで。

東電:大変申し訳ございません。資料のちょっと印刷が遅れておりまして、少々お待ち願いたいと思います。

記者:目途は。

東電:大変申し訳ございません。

記者:目途は。

東電:そうかからないと思いますので、本当に少々お待ち頂きたいと存じます。

記者:資料まだですか。

東電:大変長らくお待たせして申し訳ございません。資料は3種類でございます。お席でお待ち頂ければお配りをさせて頂きます。大変長らくお待たせして申し訳ございません。お席でお待ち頂ければお配りをさせて頂きますので、よろしくお願いしたいと存じます。

東電:大変長らくお待たせして申し訳ございません。重ねてお詫び申し上げますけれども、ちょっと印刷機が故障を起こしておりまして、まだ準備が整ってないものですから、ちょっと会見者一旦会議室の方に戻りまして、配布次第またすぐ戻って参りますので、大変申し訳ございませんが、非礼をお許し願いたいと存じます。

東電:大変長らくお待たせしました。お手元に資料がいっておりましたら、資料の確認を。最初に需給ひっ迫による計画停電の実施と、一層の節電のお願いについてという数枚ものの資料でございます。それから次に需給ひっ迫による計画停電範囲のイメージ、1枚ものでございます。そして最後に参考として原子炉への注水方法、そして下の飽和圧力効果操作という内容の1枚ものの資料でございます。以上3点の資料がお手元にいっておりますでしょうか。では、よろしければ改めて。

記者:ちょっと待ってください。

東電:ではただいまから始めさせて頂きます。よろしくお願いします。

東電:資料お持ちでない方いらっしゃいますでしょうか。計画停電範囲のイメージと書かれた資料皆様お持ちでいらっしゃいますか。大丈夫でしょうか。申し訳ございません。

東電:資料よろしいでしょうか。

記者:すみません。まだでしょうか。

東電:大変お待たせして申し訳ございません。改めまして記者会見を始めさせて頂きます。それでは社長お願いします。

清水社長:大変●●お詫びいたします。改めまして、●●。もう少し本来であれば、早く説明させて頂く考えでございます。去る3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震によりまして当社の福島第一原子力発電所の1号機、2号機、3号機、及び福島第二原子力発電所の1号機、2号機、3号機、4号機が停止したことをはじめ、火力発電所及び原子炉設備などに大変大きな被害を受ける中で、政府が原子力災害特別措置法に基づきまして対策本部を立ち上げ、対応を進める中で安全確保及び現状現地状況の把握等を優先いたしまして、発信するなど社会の●●として参ります。これら●●に至ってしまいましたことは改めて●●。また福島第一原子力発電所における放射線物質の漏洩や原子炉冷却に関わるトラブルが相次いでいることによりまして、放射線物質の漏洩による避難勧告が出されております立地地域の皆様をはじめ広く社会の皆様に大変なご心配とご不便をおかけしておりますことに対しまして、心よりお詫び申し上げます。加えまして被災地では震災による甚大な被害が発生しており、お亡くなりになり、に至った方々、また被災された方々には心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。それでは失礼ですが、着席させて頂きたいと思います。本日私からは福島第一原子力及び福島第二原子力の設備の状況について現時点で把握している事項を整理して。

記者:●●さん、しゃがんでください。

記者:ちょっと。

清水社長:まずは福島第一原子力のこれまでの状況であります。現在すべてのプラントにおいて制御棒を投入して運転を停止した状態ではありますが、地震によりまして送電線からの発電所へ電気が供給されなくなり、外部電源が喪失した上に、津波が非常用電源や関連する機器類、海水がかかり、機能しなくなってしまいました。これら非常用機器が機能しないと燃料の熱を冷却する機能が十分でないため、燃料がもっている熱を取り去るために海水を含め水を炉心に注入し燃料を冷やす努力をいたしております。しかしながら、敷地境界で線量の上昇が確認されていることが、さらなる炉心の冷却などに全力で努力して参ります。以下、各プラントの状況を説明申し上げます。まず1号機でありますが、地震や津波の影響により、非常用電源が喪失した中で、燃料を冷やすため様々な方法を試みた末、海水を注入する状況になっております。そうした中、昨日午後3時36分頃、直下型の大きな揺れの直後に水素爆発と思われる爆発が、原子炉建屋の頂部が破損する事態となってございます。しかしながら、格納容器の健全性は現在でも確保されている考えでございます。引き続き、炉心の冷却に最大限に努力をいたしていくことでございます。続いて2号機でありますが、1号機と同様に電源喪失、電源機能が喪失している中で、原子炉隔離時冷却系の冷却中でありましたが、今後も非常用電源の確保とともに、海水等さらなる冷却方法を実施をいたします。また3号機につきましては、海水で炉心の冷却に全力を注いでいるところでありますが、長時間に渡り圧力容器の水位が上昇している状況や建屋内の線量が上昇している状況なども踏まえまして、これ以上設備損傷が広がることのないように全力を尽くしていくところであります。一方、定期検査中で停止をしておりました4号機、5号機、6号機につきましては、運転を停止した直後の燃料と比べ、熱が少ないものの引き続き慎重に冷却管理をして参ります。次に福島第二原子力の方です。これまでの状況でありますが、現在原子炉の状況、状態は安定いたしております。しかしながら、外部の電源はいかされているものの津波による水に浸かった非常用電源設備が使用できない状態でございます。冷やす機能を有しているものの内、非常用海水系の機能が喪失している状態であります。その機能を回復するために、ケーブルを新たに設置し、炉心を冷却する確保に、電動機の健全性の確保に努めているところであります。この度私どもといたしましては、これまで我が国が経験したことのない大規模地震といった自然の脅威とはいえ、このような原子力の重大な事故に至ってしまったことは痛恨の極みでございます。当社といたしましては、引き続き政府、関係省庁、自治体とも緊密に連携を図りつつ、電力各社から協力も頂きながら、立地地域の皆様の安全を最優先に1日も早い設備の安全性の確保に全力で取り組んで参る次第で。私どもといたしましては、引き続き安全確保と被害の拡大を防ぐべく全力を尽くして。次に3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震による当社供給区域における電力の需給が極めて厳しい状況になっております。これまで当社は他の電力会社からの応援融通電力などにより、電力の安定供給の確保に全力で取り組んで参りました。また国からは国民の皆様に、経済団体に向けて節電の要請を頂いているところであります。しかしながら、今後予想されます電気の使用量に対し、供給力が大変厳しい状況にあることを踏まえ、予見性ないまま大規模な停電に陥らないよう、明日以降は計画的に停電をお願いさせて頂きたいと考えております。これまで停電回避に向け、全力で取り組んで参りましたが、このような事態を招いたしまったことも、お客様をはじめ広く社会の皆様に大変のご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳なく思っているところでございます。当社としましては安定供給に向け、早急に最大限の対策を講じることで、1日も早い復旧に取り組んで参ります。大変申し訳ございませんが、停電の対象となるお客様につきましては、お知らせいたしました停電の●●時間に備えて頂きたいと思います。そのほかの地域にお住いのお客様につきましては、引き続き不要な照明や電気機器のご使用を控えて頂きますようお願い申し上げます。停電の詳細につきましては、副社長の藤本から後ほどご説明をいたしたいと思います。私からは以上でございます。

東電:続きまして、明日3月14日の計画停電についてご説明させて頂きたいと思います。停電の予定地域というペーパーがございます。第1グループについては6時20分から10時までの時間帯のうち3時間程度。以下第1グループにつきましてはですね、夕刻も含めまして需要の出方でございますが、2回ほどやらせて頂きたいというふうに思っております。それではこれをですね、どのように電力供給を●●ていくかということについてご説明させて頂きたいと思います。お配りしたペーパーのですね。一番後ろの紙とですね、それから需給ひっ迫にりよる計画停電範囲のイメージというこういう絵が3枚あると思います。これで停電の仕組みについてお知らせ、ご説明させて頂きたいと思います。まずこのペーパーでございます。需給ひっ迫による計画停電のイメージということで、送電線や配電線が書いてある絵があると思いますが、この絵でですね、左側に発電所が書いてございます。その次に超高圧変電所というところで電圧を変えるわけでございますが、この超高圧変電所から出ました、電圧的に言いますと6万ボルト、6万ボルトで送っている送電線ですね、この送電線のところで電気を切らせて頂くということになります。したがいまして、この送電線から電力を送らせて頂いております大規模工場、大規模ビル、これは6万ボルトで充電をしているという絵でございます。こういうところはとまります。それからその次に配電用変電所というところに参ります。この送電線というのは6万6000ボルトで参りまして、配電用変電所というところで6600ボルトに電圧を落とします。この6600ボルトは、電柱が経っておりますけれども、あれで送っている高圧線の部分でございますが、お送りするのが商店とかビルとか中小、小規模工場、これは大体6000ボルトで送っております。それから一般のご家庭でございます住宅に100ボルト、200ボルトというふうになるわけでございますが、個々の赤い点線で囲っているところでですね、電気を切るものですから、したがいまして、大規模ビルから住宅まで全部止まるということになるわけでございます。その次にですね、このペーパーの、この厚いペーパーの一番後ろにですね、一番後ろに、計画停電というのはどういうことかということが書いてございます。この上と下に絵が2つございます。この下の絵ですね、下の絵をご覧頂きたいと思うんですが、各県のところにですね、グループが書いてあると思います。この第1グループから第5グループまでございます。この第1グループはですね、北の方から、房総半島、伊豆半島のところまで、色んなところでですね、第1グループというのはございます。それから第2グループというのがございます。それは第2グループというのは、やはり北関東の方からですね、南の神奈川、静岡の方まであるわけでございます。それから第3グループ、第4グループで、第5グループ、このようにですね、それぞれ散りばめましてですね、第1グループが大体500マンキロワット。第2グループにつきましても大体500万キロワット。こういうことで、1つのグループが500万キロワットくらいの構成になっているわけでございます。その上の図を見て頂きたいと思うんですが、この第1グループがですね、この絵のようにですね、6時20分から10時までの間の3時間。それから需給が厳しくなった場合ですね、電力の需要が予想通り夕方からですね、かなり立ち上がってきた場合はですね、申し訳ないんですけれども、もう一度第1グループにつきましては、16時50分から20時30分までの間の3時間、ここの間でですね、計画停電をさせて頂きたいというふうに思います。それから見て頂けますように、第2グループから第5グループまで、明日はですね、こういう時間帯で停電をさせて頂きたいというふうに思っているわけでございます。この停電エリアの詳細につきましては、このペーパーのですね、想定される停電エリアということで、市町村が細かく載っているやつがございます。このペーパーがですね、第1グループから第5グループまでのですね、市町村単位までのグループ分けでございます。この中が送電線と必ずぴったり整合しているわけじゃないということと、それから需給バランスを見ながらやるもんですから、必ずしもですね、ここで全部というわけではないんですけれども、現在の計画ではここのグループ単位でですね、やらせて頂きたいというふうに思っているわけでございます。ちなみにこのペーパーの2ページにですね、明日の事情が書いてございます。このペーパーの2ページ目の一番下に書いてございます。3月14日の需給予想。我々が用意できる電源が3100万キロワット。それに引き換えですね、最大電力が想定されるのが夕方18時から19時でございますけれども、大体4100万キロワットということでございますので、大体1000万キロくらい足りないということでございます。そういうことでですね、誠に申し訳ないんですけど、こういう計画停電をさせて頂きたいと思うところでございます。尚、この停電エリアにつきましてはですね、我々一生懸命これからもお客様にご説明させて頂きたいと思うんですが、明日の朝から始まりますので、ぜひですね、皆様方にご協力を頂きましてですね、この停電エリアと停電時間についてですね、報道させて頂くと大変有難いというふうに思うところでございます。以上でございます。

東電:尚、お手持ちの資料で先ほど社長が申し上げましたが、原子炉の注水あるいは格納容器の状況等に関しては参考資料をお配り。原子炉の注水というものについて、これは通常の●●あるいは通常の容量ではございません。原子炉圧力容器に非常用の冷却系等がなくなったという状況で、安全を確保するためにディーゼル駆動の消火ポンプもしくは、●●ですね、●●。ここではまず最初3号機なんかも●●が、海水を注入することで、ちょっと資料そのものは●●、海水を●●が第一の1号機と3号機でございます。それから下の方は、この原子炉圧力容器という燃料の入っている容器の外側にございます原子炉格納容器、そこのですね、圧力が上昇して機能がストップ、損なうことがないようにしたのような白いこの300のところがバルブの●●が、そこからベントをしておることで、設計圧力を少し超えたところで、この圧力がある面では●●することになりまして、格納容器というものの圧力をある程度抑える、そういうことを簡単にご説明しておきたいという状況です。

東電:それでは引き続き質疑の方に移らせて頂きたいと思います。ご質問の方は挙手をお願いしたいと思います。

記者:朝日新聞の●●です。計画停電は実施されない地域があるのか。これを見る限り東京都心の区の一部が入っていないようなんですけれども。あと明後日以降、この時間帯というのは変わっていくものなのか。これについてお聞きしたいです。あとはその病院などに対して、電気を起こす車を派遣したりそういう対応というのはどういうふうにとられるのか。それについてお聞きしたいと。

東電:計画停電のエリアとグループについてはですね、これはその日その日のですね、需要の見方について、きめ細かくやっていきたいと思ってます。もしかしたら変わるかもしれないし、そのままいけるかもしれないんでですね、今ちょっとまだ火曜日以降のですね、計画停電の計画についてはこれから組みます。それから東京が入っていないというお話でございますが、明日はですね、1000万キロくらいのショートだということでですね、東京都のエリアはですね、たぶんやらなくても大丈夫ではないかと思っておりますが、計画停電ということから考えますとですね、中央のですね、中枢機関を除きまして住宅等につきましては東京都についてもですね、計画停電の対象になっていくというふうに思っております。それから病院等につきましてでございますが、私どもとしては出来るだけこういうことについては分散型電源で対応させて頂きたいと思いますが、今かき集めているところでございますのでですね、出来るだけ多くの分散型電源を私どもの持って居るものと、それからこれからかき集めるもの、例えば買うとかリースするとかですね、そういうことも含めまして出来るだけお客様に対応できるようにしていきたいというふうにございます。

記者:除かれる場所は東京都心部だけでいいんですか。

東電:ええ。都心部の国の中枢機関につきましてはですね、計画停電の対象にはしないように考えていきたいというふうに思っております。

記者:あるうちは、毎日この時間に停電していくというふうに考えた方がいいのか、それともそれはどんどん変わっていくというふうに考えた方がいいのか。

東電:今大体1000万キロくらいの。同じ時間ということでございますか。

記者:ええ。

東電:それは時間は変わることかもしれません。ですからそれについてはですね、誠に申し訳ないんですけど、毎日夕刻までには計画を作りますので、報道して頂けると大変有難いというふうに思うところでございます。

記者:毎日。

東電:今のところですね、計画停電については少なくともですね、今1000万キロショートでございますから、1週間か2週間のうちに、今でも確保できるのが大体1000万キロショートのうちの半分くらいでございますので、どうしても500万キロくらいはまだ1週間、2週間経っても残ると思います。それは規模が縮小されていきますのでですね、またその時にどういうローテーションでやらせて頂くかということについては日々考えさせて頂きたいというふうに思っております。

記者:いつまでやるんですか。

東電:は?

記者:いつまでやるんですか。

東電:今のところですね、4月のいっぱいはですね、4月いっぱいまで、1000万キロがどの段階で用意できるかっていうことを今想定しているんですが、1000万キロのその電源の確保できるものがですね、おそらく4月中にはなんとか出来るんではないかというふうに思っております。大変長期間にわたってしまって申し訳ないんですが、そのようになると思います。それからですね、今4月一杯についてはですね、春先の需要なんですが、夏になりますとですね、またこれクーラー需要も含めて非常に電源が不足して参ります。夏はですね、また今回と同じような需要の出方しますと、1000万キロくらいが不足いたします。その時のですね、計画停電についてもですね、考えざるを得ないんじゃないかというふうに想定をしているところでございます。

記者:読売新聞の●●と言います。まず早急に確認をし直して頂きたいのがあってですね、第1グループから第5グループまでかなり自治体の名前がいくつか書いてあるんですけれども、間違いがかなり見受けられます。これはちょっと確認して頂きたい。例えば第1グループで東京都に新座市が入っていたりとかですね、第2グループで埼玉県の中に大利根町とあるんですけれども、これ市町村マップに加須市というところになってるかと思います。あと東京都の中に、第2グループ、多摩ニュータウンとあります。これは何を指しているのかちょっとよくわかりません。また第4グループで、栃木県の中に、館林市、板倉町、明和町、これいずれも群馬県の市町村だと思われますけれども、ちょっとあまりにも杜撰な資料ですので。

東電:わかりました。

記者:早急に今会見で変更して、まず発表してください。

東電:誠に申し訳ございません。

記者:それとですね、あとグループ分けで例えばさいたま市なんか大きいところはいくつかのグループにまたがっているんで、これ言われてもですね、住んでいる人は自分の住んでいる場所がどこのグループに入っているのか、さいたまの人はよくわからないと思うので、出来ればそこら辺ちょっと詳しくというのと、あと一般の人が問い合わせ先の電話番号か何かあれば、私んちはどこのグループに入っているのかみたいなものを聞けるような電話番号があれば、それもあわせて教えてください。それも調べておいてください。あとですね、第1グループ、第2グループについては1日のうち、2回停電する時間帯があるという理解でいいんですよね。

東電:はい。

記者:それ要するに合計6時間まで。

東電:最大でそういうふうになる可能性がある。

記者:最大でそういう可能性があるという。わかりました。

東電:すみません。ちょっと2つ目の質問で、さいたまがちょっとわからないというのは、どういうご質問でございますか。

記者:さいたま市というのは、第1グループに入ってますよね。第2グループでも入っていますよね。第3グループにもさいたま市。だからさいたま市の住民が私の住んでいるところはどこのグループかというのがわからないので。

東電:わかりました。

記者:すみません。清水さんにご質問なんですけれども、ダウジョーンズのイワタです。今回の原発の色んな問題についてはですね、色んな原因がおありかとは思うんですが、資料を拝見していると一番状況がひどいように見える第一原発の1号機から3号機というのはみんな1970年代に出来ているものなんですけれども、1号機はとくに御社のお持ちの原発の中で一番最初に稼働したものだというふうに理解しておりますけど、それで古いものだっていうことは、今回のこういう問題にどの程度の関係をもっているのかということについて、お考えをお聞かせ頂ければと思います。それから津波の影響と地震の影響で、少し区別して理解したいんですけれども、柏崎刈羽のあとにですね、全国的に日本中のすべての原発が耐震補強工事をしたはずだと思うんですけれども、耐震補強工事は十分で原子炉の安全性は守られていたんだけど、津波が想定外だったということなのか、それともそれぞれ両方とも想定外にひどかったのか。可能な範囲で出来るだけわかるようにお話ください。

清水社長:まず高年化という意味で申し上げますと、確かにおっしゃるように第一の1号機●●ということは事実なんです。今回の地震による影響は、まずプラントそのものは地震の発生によって、つまり揺れでございますけれども、によって正常に制御棒も働き停止したということで、そういう意味では高年化のために揺れによる影響があったという評価はしておりません。したがって、一番問題は津波による色々非常用の機器が海水に浸かってしまったというので、その機能を失われたというのが最大の要因なんで、そういう意味では津波そのものに対するこれまでの想定を大きく超える水準、レベルであったということからして。それからあわせて電源線が福島第一の場合では、喪失したと申し上げましたが、この電源線、原子力発電所に電力を供給する送電設備、これはむしろ揺れによって強い揺れによって、影響、損傷ということで、したがいまして、整理いたしますと、原子力プラントは地震の揺れによる影響は、停止したという意味では正常に機能しております。津波の影響は、非常に大きく、ということで。

記者:念のために確認させて欲しんですけれども、プラントが古いからといってですね、周りの色んなその津波によってだめになるとか、その非常用電源とかそういうのは同じくらい古いわけじゃないんですね。それはそういうふうに理解していいんですね。

東電:細かい内容ですけど、基本的にはですね、所謂周辺の色んな様々な機器はですね、当然●●、停電●●ですから、そういう意味ではそれそのものが停電がしてたというのが要因でございます。

記者:NHKのセキと申します。輪番停電についてお尋ねしたいんですが、お年寄りなど自宅で人工呼吸器とか酸素吸入器など使ってる方いらっしゃると思うんですが、この方々どういうふうに対応されるか、またそういう方々はどういうふうに対処すればいいのかというのをお話しください、

東電:計画、昨日まで私、輪番停電と申し上げていたんですけれども、計画停電という言葉に修正をさせて頂きたいと思うんですが、計画停電についてはですね、出来るだけ病気の方とかですね、そういう方についてはご要望にお応えしたいと思っております。そういうことで先ほど、電源車とかですね、それから小さな発電機がございます。●●からのですね。こういうものを今かき集めております。先ほどどちらへ連絡するかということで、これもまた一覧表を差し上げたいと思いますが、カスタマーセンターというものがございます。このカスタマーセンターにですね、申し出頂いてですね、出来るだけ私ども対応させて頂きたいと思いますが、数に限りがございますのでですね、必ずしも100%ご要望にお応えできるかどうかっていうのはですね、今のところ残念ながら把握しきれておりません。

記者:テレビ朝日の●●と申します。確認なんですが、計画停電をする際に、この中にあるところって結構大きな企業の工場があるところがあります。そういった企業さんには、企業には話をしているんでしょうか、いないんでしょうか。

東電:大きな電気をお使い頂いているお客様については、これは全部個別にですね、個別に節電等、それから計画停電のことについてはご説明をしております。

記者:それはどういった企業なんでしょうか。企業の種類。

東電:企業はですね、すべての業種のお客様でございます。大きな電気を使って頂いております工場さんにつきまして、私どもが当社の判断で●●、ご案内をして、それから本社で個別に●●しているところでございます。

記者:あとちょっと今度は原発の方を聞きたいんですけれども、非常用のディーゼルエンジン、これは全部がダメにならないように、全部が独立してそれぞれあるというふうに聞いています。それがすべてダメになってしまったというのはどうしてなんでしょうか。

東電:技術的な面は原子力担当の小森から。

小森常務:先ほど社長の清水が申しましたが、津波ということがかなり●●から、自然現象でございます。非常用のディーゼル発電機は型式によって色々なタイプがありますが、非常用ディーゼル電気を持っておりますので、外部の電源がなくなっても非常用ディーゼルで安全●●の●●というのは基本で●●が、3台大体1つにつき、プラントにあります。非常用ディーゼル電源そのもの本体はですね、今回も設備の状況をもう少し把握しないといけないことがあるかもしれないですが、まずは福島第一の場合は最初の地震で原子炉が停止、制御棒が入って停止して、外部の電源がなくなったときには●●ディーゼルが立ち上がります。したがって、それは想定のということに。ディーゼル基幹はですね、熱を●●しませんので、シリンダーとかそういったものをクーリングするようなディーゼル本体を、の機能を支援するそういうシステムがあります。その中に海水系のですね、要は熱を、熱交換機を通して海水に戻すというそういうクーリングのサブシステムがございまして、そこにある海水系のポンプであるとか、モーターであるとか、そういうものが原子炉設置されている建屋よりも海面に近いエリアにあり、ほとんど海水についたという状況であります。そのために、非常用ディーゼル電源の機能として喪失してしまった。

記者:それは修復する話はないんでしょうか。修復すれば電源車という話にはならなかったと思うんですけど。

東電:修復には、海水についた電気ケーブルであるとか電気のモーターであるとかいうのはですね、電気を通電するという●●、かえって破損するという恐れがあり、したがって修復するということを試みるということはないです。繰り返したいと思いますが、まずは今の炉心融解には原子力安全の方を優先しているという状況でございまして、すぐに使うというのはちょっと難しい。

記者:また電源車なんですけれども、電源車だと非常に単位が小さいという中で、例えば自衛隊から、自衛隊の船から電源をとるとかそういったことは考えてらっしゃらないんでしょうか。自衛隊の方は東電のそういった要請はないというふうに聞いておりますが。

東電:なかなか我々もそういうことは出来るということ、あらゆる可能性も考えておりますが、海水についた側の方のですね、電源盤とかそういったものはですね、電源車からいきなり充電をすると、ポンプ●●を電源側の方の信頼性というか、健全性が●●と、すぐに接続するというのは難しいので、こういうポンプ車であるとかそういう自立型のものは大事ですけれども、ちょっとそこの確認をしないままいきなり●●というのはおかしいので、そこはどちらも状態を見て検討してますし、送電線の●●も含めて検討はいたしておりますけれども、少し時間がかかるという状況でございます。

記者:読売新聞の●●と申します。原発の周りでですね、避難する方がかなりいらして、その中に被曝されている方も増えていると聞いて、社長からですね、健康について具体的にどの程度影響があるのかということと、あとそのことについてどう思われるかということ、あと避難がですね、どれくらいの時期まで続きそうなのかとうい見通しについてですね、お願いしたいと思います。

清水社長:まず放射線の環境について立地地域の方々に大変ご心配と、発生させていることについてまず心からお詫び申し上げたいと思います。それで放射線の影響ということについては、今回放出されました被ばく線量ということからいたしますと、福島第一原子力発電所につきましては、放射線物質の放出量が、現在調査中でございまして、影響評価についてはこれからになりますし、敷地境界での放射線量は変動はあるものの、現在は0.08ミリシーベルトくらい、パーアワーで、●●、ということでございます。これは直ちに人体へ放射性の影響が出るレベルではないというふうに考えております。それから避難という問題については、これはもちろん国と連携をしてということでございます。これからのプラントの安定化、取り組みの状況さらにその先の見通し等を踏まえまして、国と連携しながら速やかに避難範囲について国の方で決定したいこんなことで。

記者:新潟日報のホンダと申します。社長にお伺いします。1点目が、今回計画停電ということでしたけれども、その早急な対応に向けてですね、どのようなプランを練ってらっしゃるのか。例えば柏崎刈羽原発、今3基止まってますけれども、点検を急ぐお考えはおありなのか。それからもう1点がですね、この会見のタイミングなんですけれども、御社の施設が大きな被害が出た段階ではなくて、明日から停電があるというこの段階になったことを、一時期からするとですね、少し違和感があるですが、ご見解を教えてください。

東電:まず東電の会見が少し遅れてしまったということについては、冒頭申し上げました通り、お詫び申し上げたい申し訳ないと思います。地震発生当初から原子力はもちろんですが、火力あるいは流通設備にも被害があったということで、その状況把握あるいは陣頭指揮を最優先にさせて頂いたということです。とにかく安全管理、安全優先という●●も考え●●ということで、この点については改めてお詫びを申し上げたいと思います。今のご質問で、ちょっと聞こえなかったんですけど、原子力の海外撤退という。

記者:そうではなくて、副社長の●●なんですが、計画停電の回避に向けてですね、どのような工程で、例えば原発の●●になるのか。

東電:お答えさせて頂きます。柏崎についてはですね、これは粛々と現在計画している、あるいはお願いしているとおりにですね、進めるということでございまして、今回のこの状況につきましてですね、計画を早めるとかそういうことについてはですね、考えておりません。予定通りのですね、立ち上がりで我々が運転していいというものについてですね、その時点で入れさせて頂こうというふうに思っております。

記者:東京新聞の●●です。藤本さんにお尋ねします。今後の供給の、もうちょっと少し具体的なスケジュール、あとは発電設備のですね、被災した発電設備の復旧状況について、もう少し見通し細かく教えてください。昨日のお話では、千葉か、火力発電所傷んでいるところがあって、その復旧が1週間くらいかかるというニュアンスでお話をされてましたけれども、この先どういう段階で供給力が回復していくか、そのスケジュールを。

藤本副社長:先ほど申し上げましたように、大体ショート分が1000万キロでございます。それで大体1週間程度でですね、400万キロくらいは何とか確保したいと。この400万キロはどこで確保するかということなんですけれども、主として千葉県、それから東京都この辺の火力でですね、大きな被害を受けなかった設備がございます。残念ながら、津波で土を被っちゃってですね、今は使えなくなっているがございますが、こういうものは損壊しておりませんのでですね、これは絶縁を確保するということは割と早く出来るというふうに思っております。それから茨城方面ではですね、私ども鹿島火力発電所というものと、それから常陸那珂火力発電所、広野火力発電所というのがございます。ただ広野はですね、第二原子力発電所の近くでございますので、やはり津波による設備損壊が非常に大きくて、これの立ち上がりは少し時間がかかると思っております。それから常陸那珂火力、これもですね、今回の津波によりましてですね、相当設備が損壊しております。それからもう1つある鹿島火力というのがございます。これはもう大分千葉の方におりてくる●●でございますが、ここについてはですね、おそらくそんなに大きな設備損壊受けておりませんので、早く立ち上がるんじゃないかというふうに思っております。それから今ですね、定期点検で止めている火力がございます。定期点検で止めている火力がございます。こういうものも出来るだけ早く定期点検を仕上げましてですね、先ほど申し上げました4月いっぱいまで何とか1000万キロ、火力発電設備で1000万キロ、これをですね、確保していきたいというふうに思っております。

記者:講談社フライデーの記者のイワサキと申します。2つほどお尋ねしたいんですけれども。先ほど微量なところをおっしゃっていたんですけれども、女川でも微量の放射線物質が計測されたと思うんですが、当所の方がそこから漏れたものではないとおっしゃっているんで、必然的に福島から漏れていた可能性があると思うんですが、それで地図を見ると、また風で流れたとするのであれば、仙台を通過するのではと思うのですが、少ないながらも、仙台も汚染されたのかというような点と、もう1点がですね、福島の第一の上部、屋根の部分が水素爆発で吹き飛んでいると思うんですね。相当分厚いコンクリートが吹き飛んでいるんですけれども、格納容器は本当に無事なのでしょうかという2点を●●けど。

東電:お答えします。女川で敷地境界が放射線の計測の観測値が4倍になって居るという話は報道で、細かいところはまだ●●おりませんが、ちょっとその事実関係について福島のということかどうか、ということも含めて、評価したいと思います。通過するあるいは拡散するということですので、ずっとそこに留まるということなのかどうかということ、ただし、一般的にはそこをサーベイをしてですね、汚染しているかどうかというのはわかりますので、仙台をサーベイするというか、そういうところまでの●●。今直ちに何かそういう問題があると、あるいは●●状況ではないかと審議する。ちょっとあくまで因果関係等についても真摯に受け止め●●。●●そういうことで問題があるのだろうというのと、●●。それからもう一点は、1F1の。

記者:格納容器。

東電:格納容器が●●、それから格納容器の構造上については●●し、破損の形態から見ると、水素が爆発の原因ではないかなというのが大きな要因だろうというふうに考えておりますが、構造から申しますと、鉄骨の部分が剥き出しになってしまったので、鉄骨構造でございます。あそこより下の部分が鉄筋コンクリートの構造でございまして、●●で、●●している構造なので、どちらの方について損傷しているということではなかろうと。ちょっと●●も●●の●●ところまでいってませんけれども、まずそういうことで、コンクリート、鉄筋コンクリートの部分については地震もありましたけれども、●●ではないかなと今のところ推定しています。それからその中で格納容器の部分については圧力降下の方向で、バルブを開けたりしたときに圧力が下がるというような状況も見えておりますし、まずは●●でございますけれども、●●としてはある程度●●て、ある程度って言ったら言葉は悪いですけれども、まずはどこか漏れている、どうしても圧力がたたないわけです。圧力がたって、先ほどの●●が設定圧力になって、圧力が下がりましたという●●は、●●。そんなところと考えております。

記者:失礼します。文化放送のタカハシと申します。2点伺いたいんですけれども、計画停電の件なんですけれども、計画停電のスケジュールの発表に関してなんですけれども、これは今日のように前日にそれぞれ発表するのか、あるいは例えば1週間単位とか2週間単位で、このグループはこの時間帯になりますというつもりで発表するのかということと、あと以前質問された方もいらっしゃいましたけれども、複数のグループに同じ市がまたがっていて、その地域の発表はどうなのかっていうのありましたけど、それも決めてあってただここに載せていないだけで、この会見の後には我々に発表することが出来るというふうに理解していいのかと、そのことを伺いたいです。

東電:2つ目の方からお答えさせて頂きますが、これはもう町名まで分けることは出来ませんので、今修正しております。先ほどご質問ございましたけれども、同じ市が2つも3つもグループに入ってたのはどうすればいいんだというお話ございましたので、これは訂正させて頂きます。それから毎日やるんではなくて、例えば1週間まとめてどうだというようなお話ございますが、我々としてはですね、出来れば出来るだけ正確なですね、情報を提供させて頂きたいと思っているんです。っていうのは、気温とかですね、それから一番大きいのは気温ですね、それによって気温の情報って、だいぶ需要っていうのが変わります。やはりその前日の出た回答、それから次の日の気温とか、こういうものを見ますとですね、どのくらいの送電線を遮断することが大丈夫なのかということで見定めたいと思っておりますので、1週間単位の地域も検討いたしますが、今のところはですね、その日の前日くらいにやらせて頂くことが一番正確だと思うし、正確な情報をお客様に提供することが出来るというふうに思ってます。

記者:じゃあその発表の時間帯というのは、夜とかそういう。

東電:もう少し早くしたいと思っております。まだ今日はですね、ちょっと遅くなって誠に申し訳ないと思うんですが、次の日の計画につきましてはですね、もっと早く出させて頂きたいと思ってます。

記者:わかりました。

記者:共同通信のアワクラと申します。今のにちょっと関連するんですけど、需給ギャップのマックスが明日の夕方だということで、色々と●●1000万●●と。ただし明日の6時20分から早いところは始まると。この時間にその発表されて早くお休みになっている方はですね、明日その新聞を開けるときには自分の家の停電が始まっているというような状況もあり得ると思うんですね。そういう状況のなかで今その補助電源をかき集めて、希望者に配るとおっしゃいましたけど、どの程度対応できるのか、要するに自身の3日目の夜のこの時間にならないと、月曜日の需給予測は出来なかったのかと。もしこれが例えば金曜日の発生でなくてですね、週の半ば、前半に起きていればですね、もっとひどいことになってたんじゃないかと思うんですけれども、やっぱりこの計画停電の発表、計画作りまで、相当遅れていると思うんですけど、その点ちょっと。

東電:計画停電のですね、エリアについては今日発表させて頂きましたけれども、計画停電のことについてはですね、12日の日からですね、私説明させて頂いていると思ってます。ただしブロックとかですね、そういうことが、失礼しました、グループとかですね、そういう仕分けが十分出来ていなかったので、今日こんな遅い時間になって誠に申し訳ないと思っているんですが、やらせて頂きました。それから、集めているのは遅いじゃないかというお話ございましたが、今ですね、低圧発電機車も含めてましてですね、福島に全力投球しております。福1、福2ですね。したがいまして、ちょっと需要エリアでですね、発電機車が不足しているという状況がございますので、それで今集めているということでございまして、元々私どももう少し発電機車とってるんですが、そういう事情で不足しているところもございます。

記者:読売新聞のタカハシと言います。まず福島の住民の方が一番心配しているのが目下3号機と、水位の問題であるとか、あと1号機の状態だと思うんですが、それぞれ水位が確保出来たのかどうか等、もう少しこの辺の状況、それと今後の見通しについてまず教えてください。

東電:誠に厳しい状態だという全体的な認識はしたうえで、まず1号機に関しては水位を確保すべく海水の注入をしておりまして、燃料をうまく●●で、19時現在の状態ではですね、燃料の●●の上の頂部からマイナス1700という数字を示している。海水を●●ということをしております。格納容器の圧力については、コンマ58メガパスカルというような状態であります。それから3号機につきましても海水の注入を継続している状況でございますが、燃料の先ほどの頂部から見ると、19時半の状況では、大体マイナス、燃料の大体4メートル、4000ミリくらいですけれども、マイナス1800とか2000くらいの数字を19時半現在の数字として示しているという状況ですので、海水の注入をまだまだ続けていくということで、対応している。また、2号機につきましても海水を含めて注入できる状況をしているという。

記者:1号機、3号機は今日海水注入が始めたんですが、1号機もそうしたらこのマイナス1.7という状態は、要するに露出した状態が続いているという。それはなぜそういうふうな状態が続いてしまうのか。海水注入しても要するに水に浸けることが出来ない理由っていうのは何が考えられますか。

東電:まず注入量として、圧力のバランスも含めて十分入っているかということ、それからその配管系も含めてですね、少し違う圧で抜けている可能性があるかもしれないということも含めて、想定はしておりますけれども、ちょっと●●も●●のところのチェックができるというよりは、まずは注入をしていくということで水位をしっかり●●ことを●●。

記者:炉心の損傷が一番恐いんですけれども、そうしたら逆に言うと、トップくらいまで水に埋めれる時期、目途っていうのはいつ頃、どういうふうに考えてますか。

東電:ちょっと先ほどもおっしゃったように、原子炉の圧力とかそのバランスと注入ポンプの●●で、注入量が上がってなくてはいけないということ、確かなものはなくてはですね、現状ではそこをまずどのくらいで到達ということをしっかりしたデータはまだ持ち合わせておりません。

記者:それとあと、現在は圧力容器にのみその海水を入れているんですね。

東電:はい、そうです。

記者:例えば格納容器とかそういうところを考えられたり。

東電:いや、まずは燃料を直接冷やすというのが安全、●●の安全の基本ですので、格納容器に入れるというのは別の減圧とかそういう意味合いで、スペースとか含めて、それは設備として可能なところはありますけれども、もう炉心のこういう状況ですので、まず直接炉心に入れるというのはある面ではこういう場合の事故想定の手順でもございまして、それでやってます。

記者:最後に1点だけ。これは供給の方の話なんですけれども、例えば西日本から電気を融通するとか、そういう点でヘルツ、ヘルツとかそういったところの調整とか、そういったことをご検討されていますか。

東電:今60ヘルツとご説明しましてですね、東京電力、東北電力は50ヘルツ、それから中部電力以西がですね、60ヘルツということになるんです。西側から電力の供給の応援を頂くのは、今のところ周波数変換装置の容量で100万キロでいっぱいでございます。100万キロ以下だという計画でいます。

記者:それ将来的に何か統一されたりとかいうことは。

東電:これは今のところもう出来ないですね。周波数を日本全部でですね、一緒にするということはこれは出来ないです。

記者:日刊工業新聞の●●と言います。4点お願いします。1点がですね、まずグループ分けの件なんですけれども、東京23区のうち入っているのはどうやら荒川区だけなんですけれども、これはこれ以外の22区については先ほど言った中枢機関があるということで、除外するということで理解でよろしいでしょうか。また今後明後日以降の計画停電ではこの東京の22区については入らないという理解でよろしいんでしょうか。2点目がですね、1日2回が対象のグループというのは2つありますけれども、これが朝ですね、停電になった地域、また夕方にももう1回停電するという、実際に●●、そこら辺の重複具合はどうなのかということについて。3点目が実際計画停電する度に、電源車の数、今どれくらい東電さんが確保出来ているのか、それを教えてください。それと、●●、福島第一の原子炉の件についてもホウ酸とか海水を入れると、もうほとんど使える見込みがないと思うんですが、これは廃炉にするという考えでよろしいんでしょうか。廃炉にするとなるとですね、長期的な供給力の面についてもそれの代替というのが課題になってくると思うんですが、その点について今の考え方を教えてください。

東電:それでは最初のご質問ですが、荒川区以外入ってないんじゃないかというご質問ですが、今ネットワークは各区単位で送っているわけではないのでですね、荒川区はわかったもんですから、こういうふうに入れさせて頂きました。先ほどの絵でご説明しました6万単位で切っていきますとですね、荒川区が入るもんですから、荒川区を入れさせて頂いたというんです。それから残りの22区はですね、明日以降も入らない、明後日以降ですね、入らないのかということございますが、これは需要の見方とかですね、それからも何回もお客さん、同じお客様止めるということになりますので、これも含めましてですね、出来るだけ住宅エリアと言いますかですね、国の中枢機関とか、都の中枢機関とかそういうところを除いたところについはですね、22区も含めて考えていきたいというふうに思っております。ただ明日はですね、何とかこれは所謂区部ですね、東京区部については回避出来そうなので、そういう計画を立てさせて頂いたということでございます。明日以降は、明後日以降はですね、その可能性はございます。それから、2回はあるのかということでございますが、これはあくまでも18時以降にどれだけのですね、電気の使用量が出てくるかということで、今日国からの節電のお願いということをさせて頂いておりますので、そういう需給状況を見ながらですね、発電所の力と使われる電気の量のバランスにおいてですね、出来るだけ回避はしたいと思いますが、残念ながら2回お願いするところも出てくる可能性がございます。それから3つ目でございますが、電源車については、車に乗っている発電機、これについては今関東エリア、私ども電力供給しているエリア約100台持っております。それから1キロとか3キロとかですね、小さな発電機が乗っかっている設置型の発電機ですね、これについては約400台持っております、担当エリア全体でですね。ただ私どもはこれだけでは足りないと思っておりますので、出来るだけ発電機車を他電力からの応援でお願いしたいとか、あるいは私どもが買うとかあるいはリースを受けるとか、こういうことについて今集めているわけでございます。この指示は私土曜日にいたしました。原子力発電所に発電機車を持っていくということがわかった段階で、あとは電力の供給用にこちらで用意しなきゃいけないので、今言いました出来るだけ分散型電源を集めるということについては、そういうふうに指示しております。

記者:荒川区は全域なんですか、それとも一部だけ。

東電:一部になります。

記者:原子炉について。

東電:海水を投入したというようなことでご質問なっていると、現時点では最大の課題であります原子炉安全ということで、全力に●●ということでありますので、現時点で廃炉等、将来のことを申し上げる段階ではないと思います。供給力の確保につきましては、先ほど火力発電所と申し上げました。この提携機関の●●等々含めて、火力発電所の早期復旧に全力で取り組んでいくと、こういう考えでございます。

記者:●●のツカダと申します。3点お伺いしたいんですけれども、まず津波対策ですね、先ほど津波によって非常用電源の施設が破損して、冷却喪失に繋がったと。これは柏崎とかと青森県などでまた着工したプラントにみえることで、いつ明日起きてもまたおかしくないわけですね、同じような大津波が。そうするとこれは今後の検討事項というよりも、今日明日にでもまた津波対策をですね、他の発電所についても講じなきゃいけないんじゃないかと思うんですが、その辺をどのようにお考えですか。

東電:まずはこういう自然災害の大きさというものをどのように設計に考えるかということは真摯に考えていきたいというふうに思います。我々の今までの学術的な視点とか、活断層による内陸の地震というのは津波は生じませんので、あるいは深さとかそういったことによりますけれども、今回のようなプレート型と言われておりますが、ちょっとそこについても色々と議論があると思いますが、そういったところでそういった大きな地震に対応型のですね、●●にしている、地震の力としてずっと津波の量を考えていくと。我々が今までの知見で得られた設計ベースでは過去の歴史的な状況であるとか、それから学術的な話でおおよそちょっと発電所によって若干数値は正確じゃないかもしれませんが、5メートル程度の津波が来るということは設計上反映しております、今回の水位計とかそういったものの成果も非常に怪しいので、今後の●●把握したいというでございます。そういうことを●●。それから今回の地震がどういうふうに津波を引き起こすかという概念も含めて、これは真摯に検討し、すぐにそういうことということは今後我々も精査をしつつですね、やっていく。直ちに来るんじゃないかという話に関しても少なくともかなり大きな地震を想定して津波を全く経験してない発電所ではございませんので、ダメージがどれくらいかわかりませんけれども、ちょっと想定を超えるというのが実情でございます。

記者:電力中央研究所などは、かなり前から想定外事象というもの、●●技術評価という形でやってきたと思うんですよね。今回のは千年に一度の地震というのが起きると起きちゃった。そうすると例えば津波の被害もそうですけれども、今後もやはりその原子炉建屋にですね、航空機が直接墜落するとかそういうあってはならない、あってほしくないけれども、千年に一度の地震のようにですね、起きちゃう希少な事象に対するそういう対策と言いますかですね、そういう確率論的評価というもの、これも今後は注力するような計画はあるんでしょうか。

東電:おっしゃられる通りですね、どういう●●考えるかとか色々具体的に議論はありますけれども、●●でありますので、所謂●●とかそういうものとは違う、もっと頻度が高い可能性もあるということで、確率的な考え方と構造強度的な部分で●●は一部●●、まだまだ●●含めてですね、検討していく領域かというふうに思っています。

記者:ありがとうございます。

記者:ガスエネルギー新聞のカタヤマと申します。先ほど西日本からのですね、送電に関してご質問された方いらっしゃいましたけれども、周波数変換所の容量で100万キロワットがマックスということだったんですが、以前柏崎が止まったときにですね、そういう周波数変換所であるとか●●線の強化ということが国の審議会でも課題にあがったこともあったと思うんですが、その時には確かコストが、費用が非常にかかるということで、長期的な取り組みとして続けるというような扱いになったと思うですけれども、今そのことについてどういうふうにお考えでしょうか。

東電:周波数変換所を増用するという話は以前からございます。たとえば、30万キロ増やすとか、60万キロ増やすとかっていう話はございます。ただ、周波数変換所をつくるにあたりましてですね、例えば東京電力と中部電力の間の送電線をつくる、この作業もでてくるわけでございます。そういうコストをトータルいたしますと、自エリア内で、私どものエリア内で発電所をつくるのと、発電所をつくると西側から応援もらうのと同等か考えたので、同等であれば、発電所をエリア内につくって、あるいは今東北さんのエリアで原子力お願いしますって、そういうところに電源をつくるのと周波数変換所をつくるのとどちらが良いのかということを考えているわけでございまして。今のところ発電所を作った方が、通常の状態の供給力が強くなるということで、今そういう選択をさせていただいています。

記者:NHKのシゲタです。3点お伺いしたいんですが。まず、福島第一原発3号機です。さきほど枝野官房長官がですね、圧力を下げるためのベント弁に不具合が生じていることに間違い無いと発言をしたのですが、この装置の現状をお伺いしたいのと。2点目は、さきほど東電さんから頂いた炉内の水位のデータがあるんですが、1号機、1700ミリが朝からつづいているのと。3号機は、昼頃からマイナス2000が続いているんですけども。これは水系の故障の考えはないのかどうか、2点目お願いします。3点目、さきほど廃炉の話もありましたが、実際海水を入れた原子炉は今後使えるものなのかの見解をお伺いしたいです。お願いします。

東電:すみません、ちょっと2点目、3点目は考えて、1点目の話は、すみません。ちょっと。1点目の質問はご確認をさせていただきます。申し訳ないです。

記者:さきほど枝野官房長官が記者会見で圧力を下げるためのベントに不具合が生じているに間違い無いという、中の圧力が高まっている状態と官房長官は発言をしました。そのことについて現状をお伺いします。

東電:はい、まず3号機につきましては、ベントの操作を朝午前中の時間でやりました。で、ここの図面で申しますとここに二つ、バルブがございましてですね、電動駆動のバルブと空気駆動のバルブ、でこれはあげることによって、中の圧力が下がるという傾向でやってましたので、ベントはできたというのは最初の判断でございましたけども、そのあと、ドライウェルの圧力の上昇のような傾向もございまして、今確認を●●というのも含めてですね、もう一度、手前側の方のバルブの空気の●(ふく)圧力が、ちょっと原因はわかりませんけれども、低下したのではないかという可能性も高いということで。まったく閉まったかどうかはわかりませんが、まずその、開けるということの努力をして、傾向をみていきたいということで。今のドライウェルの傾向が途中で少し変わった状況になったか、というふうに思っておりまして、まず復旧することをやっております。ちょっとこちらに手がけているまえの段階で、終わったというのはまだ聞いておりません。そういう作業でベントの万全を期すということをやっていくという状況でございます。それから、二点。

記者:つまり圧力は下がっていないということですね、現在は。

東電:今の圧力については、ちょっと後ほど確認しますけども、途中でいずれにしても●●じゃない状況が発生しているというところで、原因としては、バルブが少し、動きが戻したというような可能性を考えています。現状の19時半現在の格納容器の上の方の圧力は425キロパスカルだということで、だいたい昔の●●といって、2.4キロくらいの状況ということであります。それから、水位計の話については、我々も必ずしも水位計の指示がよかったということについては、ある意味では疑ってかかるというかチェックしておりますが、AけいBけいという水位計で確認をして、若干の検査はありますけども、数値が●●のところに出ているということなのである程度の信頼ができる部分があるんじゃないかと。ただし、関連に現場に誰かがチェックするというようなところはできているわけではございませんので、ちょっとそのあたりは全体総合的な見方で、事象をとらえていくということを考えております。先ほど申しましたとおり、なかなか上がっていないということはどういう事実があるのか、先ほどの圧力容器で、注入している圧力容器の圧力とか●●(きょしつ)圧との関係。それからバイパスとか流れているかどうか、そういったところも念頭において、この状況をしっかり把握してまいりたいと思います。もう一点ございます。あと、海水を入れた原子炉があるのかということに関しては、世界中ということに関してもおそらく、私の知る範囲では、ないだろうと。国内ではございません。それで、元に戻せるのか、あるいはどうするのか、ということですが、そういう意味合いでは経験のない状況ではありますが、原子炉の安全を優先をしろということでありまして、その与える影響とか、あるいは●●についての議論というのは、今の時点ではわからない。あるいは知見を持ち合わせていない。そんな状況です。

記者:東京新聞のナカヤマと申します。計画停電について三点お願い、お願いなんですけど、時間が非常におしてまして、さっきエリアがまちがっているとか、我々もちょっと作業中なんで、取り急ぎそれを訂正して大変●●電話番号●●ファックス送ってください。

東電:すみません、どうも。

記者:で、まず一点目なんですけども、計画停電の明日の計画で、2回目の停電、第1、第2●●グループとあって、さきほどのご説明ですと需給状況によってやるかもしれない、やらないかもしれないということですが。これ、2回目をやる、やらないというのは、16時50分からやると思うんですけど、やる、やらないの発表を改めてするのか、それか、とりあえず待って、やった、やってないとか。2回目の発表についてもうちょっと詳しく。

東電:すべてのやるやらないを含めて、これはやる予定でございます。やる予定です。

記者:で、二点目なんですけど、さきほど、23区から、荒川区、東京の荒川区ですか、中枢部分を除くという話があったんですけども、中枢といいますと、例えば霞が関もありますけれども、あるいはさいたま新都心もあれば、横浜みなとみらいも中枢ですし。何を持って中枢とするのか、もうちょっと具体的にはっきりといった定義を教えてください。

東電:今考えておりますのは、中央、千代田、港、その3区はできれば外したいと思っております。いや、外すつもりです。

記者;発電機をかき集めて、用意されているということですけども、当初病院、宿に対応ということでありますから、発電機を貸し出す対象、病院だと、じゃあ老人ホームはどうするのか、いろんな問題が出てくると思うんですけども。このとき具体的にどういったところに御社が貸し出すとか、無償だとかその辺をちょっと詳しく。

東電:3時間の停電でですね、3時間の停電で、重大な影響が出るところについては書き直していただきたいと思っています。ただ、ここで申し上げたように、すべてですね、お客様のご要望に応えられるだけですね、今発電を持っておりませんですので、その辺についてはひとつひとつお客さまのご要望を伺いながらやらせていただきたいというふうに思っております。

記者:無償で。

東電:無償です。

記者:週刊ダイヤモンドの●●ともうします。自社を含め、各企業の経営に与える影響はどう御覧になっていらっしゃるのか、またですね、清水社長の入りとしてですね、海外投資を中心として成長戦略を打ち出ししておりますが、それは今後どうされるのか。また、電源が戻れば、供給ができるというお話ですが、送配電線の損害状況というのはいかがか教えてください。

東電:最後の質問に最初にお応えさせていただきますが。送電線についてはですね、おそらく明日中には全部回復できます。それから、配電設備ですね、これについてはさきほど絵を描かせていただきましたが、電柱の部分は津波で洗われちゃったところは今修復しようがございません。うちも損壊しちゃっていますので。それで、地震で、配電線以下が壊れているというようなことはほとんどないということです。で、道路がずれちゃったというところもございますが、そういうとこは別に、それと、送るときは、例えば100V、200Vでお送りしているお客様については1件1件絶縁状態を確認しながら送らせていただきますので、これは少し時間がかかりますが丁寧な安全確認をしながら1件1件送らせていただきたいというふうに思っております。

東電:原子力の●●ということで。東京電力の収支あるいは原子力の海外展開、冒頭から申し上げているとおり、現時点では福島の安全確保に全力を挙げており、従いまして、先行きの収支あるいは海外展開、現時点ではまだ申し上げる状況ではない。

記者:毎日新聞のナカニシと申しますが、先ほどから大規模な病院とか工場の対応が出ておりますけれども、例えば、市民生活に必要な信号とか、あとは地下鉄とか列車への影響はあるのかどうかと。あと、一般家庭で例えばブレーカーの操作とか必要なのかとか、あと、1ページ2ページ目にもちょっと触れられておりますが、一般家庭の必要な、注意すべき点みたいなことがれば教えてください。

東電:信号については、これは警察の方に要請する以外方法はないというふうに思っております。それから、都心の、例えばメトロ、主要幹線についてはですね、これは地下鉄さん、あるいはJRさん、あるいは私鉄さんの方でですね電源を切ります、そういうシステムを、設備を持っておりますので、止まらないというふうに思っております。ただ、ローカルの方になりますと、例えば先ほど言いました千葉のJRさんとか、あるいは私鉄さんでもなかなかそのネットワークがそこまでいっていないところについては、残念ながら3時間は止まるということが予想されます。なお、JRさんについてはですね、電源が不足する分については少し間引き運転をするというようなことでご協力いただくように今お願いをしています。

東電:すみません、2つ目を言う…

記者:すみません、2つ目もお願いします。

東電:2つ目をちょっとすみません。

記者:一般家庭ですと、例えばブレーカーの操作とかが必要なのかどうかということと、あと、2ページ目にもちょっとあります、一般家庭で気をつけるべき点みたいなことがあれば。

東電:わかりました。ブレーカーの操作はですね、今もうほとんどのお客さんがついているはずです。今、停電になっている茨城方面ということなんですね、ここがまだついていないところがありますけれども、それ以外についてはほとんど普及しておりますので、ブレーカー操作はいりません。ただし、地震で損壊してしまって、今私どもの設備が止まっていますね、お客さんの●●が壊れて、私どもの設備も壊れて止まっているところ、これを私どもの設備が直してお客様に送電するときは、これは1件1件安全を見ながらやりますので。私の方で安全が確認ができた段階で、お送りさせていただいていますので、お客様の方でブレーカーを操作するということはないと思います。

東電:そういうなかで、ここに記載されておりますように、今、計画停電の期間中になにか、アイロンとか、そういうドライヤーとか、スイッチを入れて、例えばそのままの状態で、お出かけになってしまった場合、3時間たちまして、電気が復旧した時にスイッチが入ったままになっていますと、熱を出すような、そういうおそれがございますので、こういうご注意をさせていただいております。どうぞよろしくお願い致します。

記者:ちょっと繰り返しで申し訳ないんですが、信号に関しては、警察との協議が終わって、止まることはないという、そういう理解でいいんですか。

東電:え?

記者:信号についてなんですが、警察関係との協議が終わって、その対象エリアについては、その時間帯に信号が止まるということはないということですか。

東電:いや、そうじゃありません、信号は止まります。信号は大体ですね、低圧線、100Vでお送りしてます。従って、これだけを生かすということはできないものですから、その3時間程度残念ながら申し訳ないのですが、停電いたします。それから、先ほどのエリアの訂正とかですね、それから電話番号でございますが、これにつきましては、訂正した分をですね、すでにホームページにアップしておりますが、今アクセスが集中しておりまして、見にくくて、大変ご迷惑をかけているという状況でございます。それから、皆さん方には訂正したものを適当に何時に、もうお配りできる?これか。これはちょっと、もう少し詳しく書いた方が良い。すみません、電話番号書いたものは今日お配りできますけども、先ほどお配りした、エリア別のもう少し正確なやつですね、間違いがあるというものについては早急に訂正して、できるだけ早く先ほど●●ようにファックス等でお送りしたいと思っております。

記者:まだ変わるんですか。

東電:今、訂正しているでしょう、今。

東電:はい、ホームページ上ではもうちゃんと訂正されておりますので

記者::え?なになになになに。

東電:その他につきましては、今準備をしております。帰りの際にはお渡しできるようにしています。

記者:ホームページに先に出してどうするんですか。

東電:はい。

記者:じゃあ、そのさっきの市町村に関しては、ホームページを見れば正しいものが載っているということですか。

東電:はい。大変順番が変わりまして申し訳ございません。町、あるいは何丁目、というところまで出させていただくということで準備しております。

記者:ホームページには資料が載っているという意味ですか。

東電:はい。

記者:今ですか。今もう載っているんですね。

東電:はい、●●返しますが…

東電:現在載っております。ただ、アクセスが集中しておりますので。多少ご不便をおかけする状態です。

東電:それだったら、ゼロックスの会社ともできるでしょう、今。お配りいたします。

記者:それをプリントアウトすればいい話でしょう。

記者:いいですか?質問して。

東電:はい、どうぞ。

記者:日本経済新聞のゴトウです。2つ質問があります。簡単な方から言いますと、まず、明日供給力3100万キロワットあるということですけれども、これ朝計画停電始めるところからすでに3100万キロワット以上の需要があって、需給ギャップが生じているということなんですね。それは緊急時だけじゃなくて、他の時間帯もずっと計画停電をやる理由はどういうことなんでしょうか。2つ目はですね、これは非常に重大な問題ですけども、東電の原子力関係者を含めて、原子力発電所というのはフェイルセーフであると、暴走は防げるというふうに言い続けておられたわけですけれども、今回、想定外という自然災害だったとはいえ、こういう自分たちでハンドリングできないような状況に陥ってしまったことで、原子力がフェイルセーフであるということは、これ今後も言い続けられるんでしょうか。

東電:最初のご質問ですが。朝からですね、ギャップがあるわけではありません。おそらく、朝方は3100万キロ以下で始まります。で、だんだんだんだん立ち上がってくるんですが、じゃあなんでその段階で最初から計画停電をやるかということなんですが。今集めております、3100万キロという需要は、電力はですね、これは揚水式発電所を含んでおります。揚水式発電所というのは、水が、今、上の●●に上げてあって、それをその下に落として、で夜の間に上げとくということなんですけども、ちょっとすみません。すみません。先にここを。

東電:原子力発電所のですね、フェールセーフかどうかという話に関しては、我々も。

記者:もっとマイク近づけて。

東電:すみません。我々の設計の部分について、●●を考えること、フェールセーフということの、言葉はともあれですね、この事態をとにかく安全にしていくということはやりますけども。どう考えるかということもよく考えて。

東電:すみません、最初の質問ですけども、朝方ですね、7時ぐらいからですね3100万を超えました。先ほど、僕揚水の話をちょっと始めさせていただきましたけども、揚水式発電所というのがですね、できるだけ、夜間に、夜間に使えるように、昼間はできるだけ使いたくないんです。だんだんだんだん、揚水から限られた分しか発電できませんので、従ってですね、朝方はできれば揚水は運転したくない。で、夜ですね、立ち上がってきた時に、揚水式発電所を使いたいもんですから、できるだけ、水を落とすのは後半にもってきたいということで、朝から需給ギャップが発生する可能性があるということです。

記者:すみません、いいですか。藤本さんにお聞きしたいんですけども。応援融通の話なんですが、御社にいつも一番応援融通をできるはずの東北電力さんも今回被災されていて、多分津波の影響でいろんな火力影響を受けていると思うんですけども、そうすると事実上御社が応援融通を頼める相手っていうのは、東日本の電源開発さんの発電所と、北海道電力さんだけになっちゃうと思うんですが、そこを考えるとですね、夏場っていうのはどのくらい電源が不足しそうなんでしょうか。可能な範囲で教えてください。

東電:夏場についても、約1000万キロと思ってます。1000万キロです。

記者:応援融通の相手が、その今、私が質問で申し上げた方々が、●●がないというのは理解してかまわないですか。

東電:東北電力さんがですね、原子力発電所は別にしましてですね、どのくらいのスピードで火力系が立ち上がってくるのか。これによって東北さんから応援融通をいただける、夏の話ですけど、これについては可能性がないとは思っておりません。少し応援いただけるんじゃないか、というふうに思っています。例えば北海道さんからも、いただけるものはいただきたいと思って、これから交渉して参りますが、とりあえず当面の電力確保を●●

記者:朝日新聞社のアライです。先ほど想定外という話があったんですけれども、原発について、3台電源車を用意して、未だに●●ができていない状況というと、普段から3台が止まったことを想定するような訓練はしていなかったのか。その点について、安全管理を今まで怠っていた、何十●●にもわたり安全管理をしていなかったという状態について、社長はどのように考えているのか。

東電:今、特に非常用の設備、津波●●今説明申し上げました。そのバックアップ体制としてはもちろん、リスク管理上の当然様々な角度から検討してシステムを作っているわけですが、しかしながら、今回おっしゃいました通り極めて想定を超える津波ということで、被災したということで、これ先ほどもちょっとご説明、お話にありましたが、これからのその、津波対策の問題はですね、これからは具体的に内容はこれからの課題だとは思いますが、当然これから検討すべき重要な課題と思っております。●●こそは今回の教訓と思う。関係者ともいろんな議論を蓄えたい。

記者:これは安全管理上自分の責任もあると考えているんでしょうか。安全管理上、リスク管理の問題で、ご自身が責任があると考えてらっしゃるのか。

東電:設備のリスク管理という意味ではこれまでしかるべき●●をやってきたということで、それを超える想定だということであったわけで、従って、用意できなかった、そういったことに対して、現時点では原子力安全に全力をあげているということであります。

記者:それとですね、昨日から、御社の社員の方がかなり被曝していたりですね、未だに2名の方が行方不明になっているのですが。その辺の話について言及がないんですが、その辺のことを社長さんどう考えているんでしょうか。

東電:まず、社員が2名行方不明ということで、これは継続してですね、今、ダイバーを入れて捜索をしている状況であります。大変私としても●●。それから被曝管理につきましても、これからの●●強化というのは、しっかりと強化していかなければなりませんが。もちろん、後々の●●しっかりと管理していきたいと思います。

記者:毎日新聞のヤマモトと申します。まず社長に1点なんですけども、先ほど想定外の事態だったというお話だったのですが。原発の話ですね。ただ、全電源喪失っていうのは当然シビアアクシデントのなかで想定されている事態だと思うんですよね。それを踏まえたうえで、原発はこうなって、それから明日から計画停電になると。そういったことに対する経営責任をどのようなかたちで渡していこうとおもっていらっしゃるのか。ある●●、まあ自分の処分程度、出処進退をどう考えているのかっていうのをお伺いしたいのが1点と。それから明日の計画停電なんですけど。これは全体でですね、いくつの市町村で、何世帯の影響が生じるのかを教えてください。

東電:まず、現時点で東電の私の責務は福島の原子力安全を確保する。これが最大の責務だと思っております。したがって、現時点で、責任について申し上げる段階ではないと、こう思っております。

東電:だいたい300万件ぐらいのお客様に影響が出るという。計画停電ですね。

記者:NHKのヨコカワと申します。原発のことで、福島第一原発の1号機と3号機のことで確認をさせてください。先ほどの話の中で水位のことについてなんですけれども、ある程度水位計が信用できるものだという話だったんですが。そうしますと、要するに1号機、号機それぞれに確認したいんですが、結局現状、海水をあれだけ入れ続けていても、まだ、燃料棒の方の、要するに裸の状態が続いているという状況になってしまっているという認識でよろしいでしょうか。1号機3号機それぞれどういった状況かということを教えてください。あと、1号機に関して言いますと、今朝の段階ではいわゆる、圧力容器に関しては、もう水が浸かっているというのは説明もして頂いていると思いますので、その辺も含めて状況を教えてください。

東電:1号機と3号機の●●に関してお答えしますが。水がなかなかその、燃料の上部まで到達していないという状況が続いていることに関しては、認識通りということで。これ自身は水位計の精度の問題なんですけども、ある意味では確実にこの事象を捉えていきたいところですが。いずれにしても、燃料が完全にまだ冠水できていないということが可能性が高いということで、それが、事実になりまして、1号機につきましても、今の水位の状況から、水位の設定値、●●冠水したというふうに考えておりません。むしろ、そういう、安全側の方でどう考えていくかということで、今、考えを●●対策を●●というのが一番という。

記者:そうしますと、現状は決して良い方向には向かっていないという●●というと、このままいくと今後はどういうことが考えられるのかということを、当然ある程度想定はされてると思うんですけど、今後は悪くなった場合どういう風に推移していく想定されているかということを。

東電:今までいろんな原子力の安全の議論のなかで、先ほどお話があったようなシビアアクシデントというような●●の検討もありまして、そのベースの上で我々●●ということを考えている。それで、炉心の部分の冠水がされていないと、時間と経緯といったところを考えていくとですね、かなり厳しい状況ということを考えた上でですね。ただし、いずれにしてもですね、海水も増えて、とにかく冷却することを続けていくというのは、活動としてはもうそれに尽きますんで、それをうまくやるという行為が変わるものではございません。あとは、圧力。水位だけではなくて、そういったもののパラメーターを見てですね、それからどういうふうにその事象の進展が悪化していかないことをとにかく最優先に考えて、現場の●●の作業等についても優先度を考えていきたいなと。そういうふうに改善していきたいと。

記者:すみません、1点でございますけれども、明日の想定される停電エリアでございます。先ほど大変失礼ながら、ホームページに既に出していたということで誠に申し訳ございません。すべて出しますと400ページになるということで、記者様1冊ずつというような形になると思いますが、プリントアウトしているということでございます。非常に時間がかかりそうでございますので、場合によりましてはあとからおとどけさせていただく。

記者:これの正しい版ですよ、なんで400ページになるんですか。

東電:それ今直させます。趣旨としてはそういうことだとおもっていますので。表示が間違っているやつ、それから重なっているところをね、もう少し、順番どこだというところが識別できるものについては早急に訂正いたします。

記者:カスタマーセンターの番号は何番ですか?

東電:はい、これも一覧表にして。

記者:それ出してください、早く。

記者:朝日新聞社の●●と申します。まず、一点確認なんですが、今ですね、その、第一、第二原発の中央制御室で東電の社員の方や、協力会社の方がですね、給水作業をやっているわけですけども、その中央制御室内の放射線量は今どういう状態になっているのでしょうか。つまり、その現地で作業をやっておられる方のですね、健康被害、リスクはどうなってらっしゃるのか。

東電:ちょっと、数値そのものは、今手元に持っていませんが、基本的な考えを、先ほど被曝の管理のお話をしましたけど。基本的には環境の条件、状況ですね、モニターをして、そこのダストであるとか、あるいは、空間の放射線量をしっかりと把握して、放射線の計測器を必要に応じて●●すると。あるいは、作業にあたっても、個人の安全を含め、マスクをするところだけはそういう装備はございま●●ので、まずは一人ひとりの個人の健康被害があるとか、●●な管理をして●●今の作業に当たっているという状況であります。したがって、必ず作業員が、あるいは、構内においても、だいたい放射線計測を前提に、その上で先ほどもうしましたような、いろんな作業の手順を考えているところで、個人の安全、あるいは健康の影響がないと。もちろん個人の線量限度というものはあります。そういったことは、●●うえ、安全確保する作業に毎回注意している状況であります。今でも、1号の作業と、●●にいうようにしておりますが。個人の計測器を持たせることに、過剰にそういうことがない状況を今は、装備をしっかりさせている状況であります。

記者:今の状況は変化すると思うんですけれども、原子炉建屋周辺付近で、長時間作業は可能なんですか。

東電:もう完全に場所場所によります。したがって、近い場所でもできるところもございますし、したがって、作業する場所のエリアごとの放射線測定を欠かさないということのうえで、いろんな場所の設定を含めて改良していくという状況です。

記者:それと清水社長にお伺いしたいんですけれども、先ほどですね、今回の津波は想定を超えるというお話だったんですけども。これは東電一社の話ではありませんけども。その日本のですね、考えていた、津波に対する備えというのは十分だったのか、それとも不十分だったのか、その点についての認識を改めて確認のためお伺いしたい。

東電:十分か不十分かどうかは、いろんな視点からみなきゃいけないとは思いますが。これまでの考えられるレベルでの津波対策、これは●●という意味では当然妥当性については問題なしと思いますが。繰り返しますが、今度はそういう意味で、今までの考えていたレベルでは逸脱するようなレベルの津波だったということもあって。まさにこれからすぐに対応するためにはどうするかという大きな課題であるとこういうふうに考えています。

記者:今起きている事態を見ている一般の国民の皆さんがですね、これは東京電力1社ではなく、全体の話ではありますけども、原子力という巨大なシステムに対してですね、相当信頼が揺らいでいるんじゃないかと思うんですが、その受け止めとですね、それと信頼がちゃんと回復することが可能なのかどうか。この点についてどのようにお考えですか。

東電:現時点で申し上げますと、まずは今の●●事象、原子力安全をとにかく確保すると。これが最大の●●であります。それからさらに既設の原子力発電所については安全で安定の運転をしっかりと確保すること。さらに、今出ましたような今後の特に津波等々の●●をしっかりと構築というか●●もとでまず信頼を取り戻す、ということが。

記者:停電の期間についてもう1回、いつぐらいまでを目処にということを、それまでを目処に停電やめたいと思っている期間を。それからこれは●●、さっきの一覧の中にまだ載っていない、要するに除外されている自治体の担当者で、うちは東電から買いますと連絡が来ましたよというところがいくつかあるんですね。例えば、23区の大田区なんかもそうなんですけども、それはうちらの取材もそうなってるんですけども、それをどういうふうに理解をすればいいのか。例えばそういう可能性もあるから、というニュアンスのことは、●●対象外の自治体にも伝えているとか、あるいは、こういう話は一切していないということなのか。どういう風に捉えればいいのか教えて欲しい。

東電:いつまでにつきましては、今のところ火力発電所のですね、●●上げが4月いっぱいまでにはできると思っていますので、計画停電についてはまずひとまずは4月いっぱいですね、やることはできるんじゃないかと思ってます。

記者:それは、4月いっぱいまでこのペースで。

東電:いや、減っていきます。といいますのは、火力電源がどんどん立ち上がってくることによりまして、今はギャップが1000万ありますけども、これがどんどん縮まってまいりますので。計画停電の規模は小さくなっていきます。ただしですね、本当に申し訳ないんですけども、7月8月になりますと、またクーラー需要が非常に増えてまいります。その段階で、また需給ギャップが残念ながら生じてですね、その段階では、もう計画できる電源がございませんので。再び、計画停電をお願いするということにならざるを得ないんではないかという。それから、●●自治体については個別にはですね、ご連絡しています。例えば大田区さんは、先ほど、23区は原則的には明日の段階ではやらないというふうに思っておりますので、入っていないということです。

東電:●●ですね、すでに昨日から色々と状況を説明しておりますから。そういう意味では、需給状態によってはですね、また金曜日の夜にも一気に止まってしまうということもございますということで、全体の可能性については●●しております。需給の状況をみましてですね、今回のような計画的に停電させたことを決めて参りますもんですから、その時は改めて●●ということで、大田区様にはそういう可能性があるということであります。

記者:NHKのセイです。何点か確認なんですけれども、本日●●都内で含まれるところが荒川区の一部というお話だったと思うんですけれども。ホームページの更新など情報のなかで目黒区や世田谷区も入っているのですが、それはどちらが正しいんでしょうか。というのが1点と。あとは、計画停電の実施のイメージなんですけれども、例えば1グループとか、2グループとかが2回入っていると思うんですけどれも、1グループの2回目が例えば、最初50世帯だったけれども2回目は30世帯に減るとか、数が変わる可能性はあるのか、ということを教えてください。

東電:すいません、目黒区、世田谷区が入っているというご指摘でございましたので、これちょっと私は確認しておりませんので、早急に●●。私どもはですね23区についてはですね、荒川区はリストに入ってしまうことはあり得ると思いますけども、今ここに書いてございません区についてはですね、今どういう経緯でそういうふうになっているのか、早急に調べさせます。それから、2つ目ですけども、ひとつのグループのところでですね、止まるところ、止まらないところ、変わらないのかということでございますが、先ほど絵でご説明いたしましたように、6万ボルトの送電線の送り先、●●で切りますので、これはひとつの送電線で、切ってしまいますもんですから、これは変わりません。これはグループが変わることはない。ただ、送電線の帯が、例えば帯が電源の復活状況によって変わってくるもんですから、そのときはまた、グループが違う形になってまいります。そういうことで、少しずつグループにしろ、それから量にしろですね、これは、需給状況によって変えさせていただきたいというふうに思っています。

記者:グループが変わるっていうのは例えば、1日ごとに変わるとか、その区画ってのはどうなっているんですか。

東電:グループはですね、基本的にはなかに含まれている構成ですね。今、市町村、まだできていないですけども。自治体はできていますね。ここの市のところは中身が変わってくることがあるというふうに思います。

記者:すみません、先ほどの最初のお願いなんですけども、その都内の区がいくつか入っているということなんですけども。どちらが正しいのか、今のホームページの更新情報が正しいのか、至急確認いただけますか。

東電:早急に調査いたしましてですね、どちらが正しいのか、確認させていただきたい。すみません、今ちょっと●●

記者:すみません、テレビ東京です。まずはじめにおねがいなんですけども、今記者ように用意していただいているリリースをホームページのプリントアウトで、結構枚数が束になっているような形らしいので、これはお願いというか、各マスコミはそれぞれ対応がバラバラだと思うので、できればこれくらいの枚数の形でですね、都道府県の整合を直した形でいただいた方が、●●しやすいとおもいますので、それをまずお願いしたい。

東電:承知いたしました。

記者:あともう1点、すみません。これちょっと、大筋から離れるんですけども。今回の計画停電ですね、日本経済に与える影響というのはどれくらいなのか考えていらっしゃるのかというのと。あと東電さんご自身がですね、経常をどのようにお考えになっているのか。その2点をちょっとお伺いさせて欲しいです。

東電:日本経済に与える影響はですね、その量っていうのはまだわかりませんけども、ないってことはないと思いますよ。というのは、その大口のお客さんはですね、毎年すこしずつ計画停電をお願いすることになりますので、申し訳ないんですけども、例えば生産の量が減るとか、そういうことについても、ご迷惑をおかけすることも●●ので、どのくらいという量はわかりませんが、残念ながらご迷惑をかけることになるというふうに思います。それから、私ども今、経営管理についてはまだ考える余裕はございません。今回のことについてどれくらの経営のインパクトがあるのか、まだ復興に全力あげている段階でございますので、まだ発言できません。

記者:すみません、●●のタカハシと申します。1号機と3号機の少し細かいところなんですが、今例えば1号機の燃料棒、その温度はどれくらい、これは推測するしかないと思いますけど。どれくらいだと想定されますか。

東電:ちょっと、そこのところはまだ、わからないんですが。

記者:推定でもいいんですが。

東電:推定ですね、容器がまわりにありますので、ちょっとどんな風な冷却の経過をたどっているのかを非常に細かいんですけども、水道の温度からみても、だから●●は数値をちょっと言えない。

記者:1000度よりも高いとか。

東電:それも、ちょっと。

記者:温度は上がっているのは。

東電:いや、温度そのもの自身を見るといいますか、これといって炉心はほとんど運転中でも、炉心のなかの温度というのは直接中の計器はないんですけども。そういう意味合いでは直接測定ができないので。今の状況が●●ちょっとどんな状況かっていうのが、あまり●●わかりません。

記者:そうしたら、一番話を聞いていて心配したのが、官房長官とか、海水が入ればなんとなくこれで、ひとつ区切りはついたのかなというふうにお話しされていたのですが。どうもそうじゃないという状況になりつつあると思うので。これ、海水がうまくいかなかったときには、ほかの手当てというのはあり得るのでしょうか。

東電:ええ、うまくいいかないというのは物理的に温度の高いものについてはまわりの状況をふくめ、水を浸すというのは鉄則だろうということで、事象の進展がとにかく進まない●●最大な●●というのが現状になります。

記者:そうすると、ベントを治すかなんなりして、で、圧力を下げさえすれば水が入って温度が下がるという、そういう見通し、なんというか、見通しはあるわけですね。

東電:難しいところでございまして、圧力を下げるためにですね、ここについている、同じ弁のようなものを開くと、むしろ、それで、減圧はするんですけども、そこからまた水が出て行くという可能性もあります。そう、●●状態を推測したからといって、動かすと●●変化の恐れがある。今、炉圧の方が高いだろうということで、それを減圧するような手段ということを、急に●●そこからまた圧力、あるいは水みたいなのが入ってしまうと、●●が出る。そのバランスがなかなか●●まずは、水を入れるところがこういった場合の●●

記者:朝日新聞の●●です。計画停電でお伺いしたいんですけども、ひとつは夏場7月8月に1000万ボルトとおっしゃいましたけども、そうするとその●●をはじめると、500マンボルトとか、そのレベルでのギャップを受けると思うんですけど。いつ頃からまた再開しなくちゃいけないというふうに考えていますでしょうか。あと、冬場になりますとまた、家庭の需給、需要が上がると思うんですけども、冬場もまた計画停電が必要になるとお考えでしょうか。

東電:おっしゃる通りですね、いっぺんに1000万キロのギャップが生じるわけではございません。ギャップは徐々に徐々に広がっていくわけでございまして。それは、計画停電でやるかですね、あるいは、昨日ちょっとお話ししましたが、アンダーフリークエンシーリレーというものをですね。切らしていただく可能性も。リレーで切る場合にはですね、これあらかじめ周知ができません。それから、需給ギャップが生まれるまでですね、どのくらいの時間がかかるかわからないので、ずっと止まりっぱなしになってしまいますので、私どもといたしましてはですね、需給ギャップが生じた段階、これが見通した段階はですね、計画停電をやらせていただきたいと、あらかじめ周知ができる方法でやらせていただきたいというふうに思っております。それから今夏場を心配しておりますが、おっしゃる通りですね、冬場まで、どのくらいの電源を確保できるのか。今はもう我々が持っている火力発電所と、それから、他電力からの融通それだけしか今方法がございませんので、また冬場になって需給ギャップが生じるかもしれない、その可能性もございます。

記者:もう1回、先ほど信号の話ができました。信号の話で、警察に要請するしかないというふうに聞いている。実際に警察の要請というのは、毎日例えばこの段階で東京電力さんからするとか、具体的にどうされる予定なんでしょうか。

東電:明日のですね、このエリアの警察に対してまして、それぞれご連絡差し上げる。

記者:まだされていない?

東電:今もやっているところでございます。

記者:対応できそうなのかね。

東電:はい、これは、連絡をさせていただきます。

記者:いや、じゃなくて、向こう。向こうはそうすると、要するに警察官が交差点に立つわけですね、簡単にいうと。それで、やりとりをするわけですよね。実際に対応はできるかどうか。

東電:すべてとういうことではないと思っておりますけども、警察のご理解をいただきながら、主要な交差点といったところかもしれませんけども、対応をお願いしているところでございます。

記者:週刊朝日の●●と申します。先ほど、水位が上がりきっていない理由として、もしかしたら配管系に、どこか漏れているんじゃないかというお話があったんですけれど、住民の方がやっぱり一番不安なのが、なかで何が起きているのかがわからない部分だとおもうんですけど、例えば、水位が何メートル足りないのか。あるいは、圧力。それから、周辺の放射線量ですね。それを、リアルタイムでお知らせ頂けることはできませんでしょうか。それがわかっただけでも、住民の方、あるいは周辺の方が判断できる材料ができると思います。それが1点です。それからもう1点はですね。もし、水が全部●●出す、あるいは漏れて、最悪の事態になった場合にはですね。つまり再臨界、メルトダウン。そういった最悪の事態になって、圧力容器そのものが耐えられなくなって、つまり爆発する。という最悪な事態を想定した場合にですね、半径何キロの方が避難が必要になりますか。この2点お聞きしたいと思います。

東電:まず、情報の方でございますが、ちょっと非常用の電源が生きていないということが、非常にいろんな悪さをしております。通常の●●等とかですね、モニタリングポストをふくめ、電源が生きていれば、モニタリングポスト●●でそれについては、通常今のところはホームページ公開している。で、残念ながら電源がない部分はモニタリングカーをつくって、人が乗っているんですけど●●ちょっと公開できるかどうかという以前に、今までの、識字システムのなかでデータが簡単に集約できてですね、それをその、データの数字で●●という状況ではないということはご理解いただきたい。それ以外にも、不調な●●完全に通常の状態からみると、不安定な状態で、事象の●●とか進展状況をみている状況でございます。で、そうはいってもですね、つまり、●●のは難しいんですけども、なるべくデータを出すと今までの、できる範囲でやっていますので、今後の状況を進展をお見せするという意味では工夫してまいりたいと思います。まずは、●●ごとには状況についてホームページアップして、お問い合わせがあったら、その●●もうちょっとシステマティックにできればいいなと、ちょっとそこは●●だけではなくて、会社全体で、サポートしてもらって。●●については●●検討して対応したいと思います。それから、もう1点。すみませんちょっと、もう1点。

記者:水位が下がって、最悪な事態ですね、メルトダウンあるいは再臨界、圧力容器が爆発するような最悪な事態になったとしたら、半径何キロくらいの人が避難しないといけないのでしょうか。

東電:最悪の事態に対応することの管理をしていくことはもちろん考えていきたいと思いますが。今までの、我々の活動している、冷却水が大量に流れ出てですね、圧力容器としての構造が●●というようなことを想定して、安全審査でも評価してその場合、格納容器という外側の取り込める機能が上にあがったりするんですけど、●●においてもですね、一個人としても、公衆の影響をすぐに考えるということはないというようなことで原子炉を設置しているということですけども。したがって、それ以上の過激な状況ということで圧力容器の破損を考えるということであれば。当然それより大きな話になるわけですし。今、避難そのものは行政的な判断ということで、今避難を●●ということは理解して、そういう大きなときにどれくらいの、何キロなんだというのは、ちょっと、あまりにも、計算が、前提条件がいろいろありすぎましてですね、本当に全部、すべてがわかるような状況を考えれば●●評価もありますし。もう少し現実的に●●であれば、そんなに大きな影響がないという、非常に解析にパラメータひとつで伸縮する状況であります。で我々としては、ある程度今の状況をみてですね、評価することで、今の時点ですぐに国の避難指示している範囲が急に変わるというような状況ではないのかなと。ここは、いろんな国の機関として、専門的な部分等●●を見ながらですね、そんなに保守的で楽観的な話をしないということで、慎重に対応していくということで、日々そういうデータを注視しながら、ある点では指示をもらって、ある点ではこちらから評価して、継続していくのが現実的な話

東電:恐れ入ります。このセンターの電話番号でございますけれども、これから配らせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

記者:朝日新聞のカトリです。3号機についてですね、水素爆発の恐れもあるというふうに官房長官がおっしゃっていたんですけれども、先ほど今運転員とか作業員の安全の確保に努めて冷却、冷却作業を進めていくという話がありましたが、今の時点で3号機に水素爆発の恐れがあるというところと、そのことでですね、冷却作業が進められないというようなことにはなっているんでしょうか。それとも、ある程度水素爆発をしても、周りの作業員の方には被害は及ばないというふうに考えているんでしょうか。

東電:水素爆発をして、その被害が出ないというような評価が出来るほど十分じゃなくてですね、やはり水素爆発を作業にあたっては、慎重に対応する。それから水素については非常に●●しないようなことが出来るのかということ、緩和的なことが出来ないだろうかということを検討をしております。ただし、色々と今言いましたように、まず放射線の被曝の、今言ったようなことを起こさないためにもモニターをしておりますし、建屋の中にどこでも入れるかどうかということを独自に調査をしないと、通常であればすぐできるような対策、かなり制限を受けているという状況で、なかなか簡単に対策をさっさと実行できるという状況ではありません。ただ、今注水に関して言えばですね、水素爆発うんぬんということじゃなくて、短時間にポンプそのものは常に人がついている状態というようなところではないという。定期的に見に行くということで、注水そのものがうまく●●で、出来ないということではないです。

記者:共同通信の●●と申します。データ3点教えて頂きたいんですが、まず福島第一原発の2号機と福島第二原発1号機、2号機、4号機のそれぞれ燃料からの水位のデータと、あと圧力、それと福島第二原発1号機、2号機、4号機についての今後廃棄をする準備というのを現在進めているのかの3点についてそれぞれお願いします。

東電:まず福島第一2号機のですね、ここに参るまでの最新のデータですから、19時半のデータを持っておりますが、燃料域とですね、燃料頂部まで3800ミリ●●。●●の水位という表示でございます。ちょっとまた時間が違うかも、私が今のところで持っている水位は、プラス3800ミリというのが、1F第一の2号機でございます。それから第二の方の水位等につきましてはですね、正確なデータは今ありませんけれども、第二の方のですね、非常用の電源が生きておりまして、非常用については残念ながら、●●がなくなっておりますけれども、幸いなことに送電線関係の方の回線が生きてございまして、常時水を冷却できるということでございます。したがって、ちょっと数値そのものがあれですけど、おそらくプラス、燃料の頂部よりずっと上の領域を安定して保っているということで、第一2号機の3800よりもっと、ちょっと数値的には、後でわかるように。そういう状況が●●。特に第一の3号機はちょっとどういう条件だったかは津波の流れとか●●、熱を除熱する側の機能が第一の3号機は残っておりましたので、今の段階でもうすでに冷温の停止に至ったという状況でございます。それからもう一点の話は、●●含めて、格納容器の高圧操作というようなことを準備してとかっていうそういうお話でよかったですか。一応ですね、万全を期すために、ちょっと冷温停止●●の3号機に、やりすぎだったかもしれませんが、先ほどの図面でお示ししたようなこのバルブと、●●状態にはしてる、ただしそれで格納容器の中がツーツーにはなっておりません。ある所定の圧力にならないとこの圧力が高い盤っていうのが開きませんので、格納容器はちゃんと●●。何か状況が変わったときにですね、●●は壊れないように、ベントするシステムについては準備状況の段階に両機ともなっていると、時間を使って、昨日の段階で●●。ご質問はこれだけ。

記者:あと圧力についてもわかる範囲で。

東電:原子炉の圧力ですか。●●につきましては、ちょっと今第二の圧力ちょっと今調べて、お帰りになるまでには調べておきます。正常な圧力ということくらいです。数値を調べる、すぐわかりますので。

記者:●●の●●と申します。確認なんですけれども、夏場の供給力についてお伺いしたいんですけれども、現時点でですね、最大電力が3100万キロワットで、火力発電所が1000万キロワットでしたがって、4100万キロワットになるかと思うんですけれども、あと●●があるということですが、大体夏場のピークの電力というのは5000万から6000万キロワットになると思うんですかね。そういう考えた場合に、すでに今から確実に供給力不足が起きるということが想定されるんではないかというふうに思うんですが、それが一1点です。それに対する見方を。それから、遊休火力を立ち上げるときの●●なんですが、当然そのためには燃料の確保が必要になると思うんですけれども、現在そのターミナル、港のターミナルがあって破損した部分があると思うんですが、実際その燃料の確保についてはですね、被害等について4月末までにですね、1000万キロワットの火力発電所が立ち上がることに対して対応できるだけの燃料の確保というのは、現状の時点では、ヨウ素や海水を含めてですね、今準備が整っているのかどうか、その辺のところが伺いたい。それと夏場にかけてのですね、燃料の確保等についてもですね、今どういうふうになっているのかという具体的な部分をもう少し詳しく●●ます。

東電:4月末までにですね、1000万キロという話については、元々我々として計画していた電源でございます。今回被災して止まってしまいましたけれども、それを立ち上げるということでございますので、立ち上げるということでございますので、元々計画していた電源でございますので、燃料についてはですね。確保できるというふうに考えています。ただし夏場ですね、これ当然原子力の福島が生きているという前提で考えておりましたので、これからですね、計画停止とかあるいは立ち上がってくる、夏までに立ち上がってくるものですね、これについてはですね、燃料の問題については早急にそれを確保するということをやっていかなきゃいけないというふうに考えております。

記者:他にはその真夏の供給力が何万キロワットっていう。

東電:今1000万キロくらいショートするというふうに思っております。

記者:ですから御社が確保できるキロワットっていうのは何万キロ。

東電:4800万だったかな。大体、すみません、5400万キロくらい確保出来そうです、夏は、8月ですね。

記者:5400万キロワットが。

東電:はい、はい。

記者:内訳としては、その他社融通はその内何万キロワットなんですか。

東電:何がですか。

記者:他社融通ですけど。

東電:100万は。

記者:100万。ありがとうございます。

記者:ニコニコ動画のタケダと申します。送電停止のリレー地図、こちらの方でちょっと確認させて頂きたいんですが、超高圧変電所と停電範囲というのは1対1の対応関係になるんでしょうか。つまり超高圧変電所と、複数、それが複数あったとして、複数の超高圧変電所の影響を受けるような家庭は存在する。

東電:ご質問の意味が、すみません、理解できない。

記者:例えばなんですが、超高圧変電所は3時間停電したとして、その後例えば他のグループとして別の変電所がまた停電したと、その時にある家庭で予め3時間停電したのちにさらに3時間停電する、計6時間停電するというようなことは起こる家庭はあり得るんでしょうか。

東電:ありません。それはあり得ません。1つのお客様に対しては電線は1本しか入っていませんから、●●から。1グループ、先ほど申し上げた1グループと2グループについてはですね、これは2回があり得ますけども、例えば1グループで止まって2グループ目も止まったと、止まるということはありません。

記者:つまり複数のグループに住所が該当しているか、それに対して。

東電:1軒のお客さんでですね、グループが2つ以上入るということはないです。必ず1つしか入っていません。

記者:ありがとうございます。

記者:テレビ朝日のヒライと申します。こちら別に感情的になっているわけでもないし、ただ正確に教えてほしいのは、先ほど3号機、1号機、ずっとモーターの水位が下がっている状態が続いている大変厳しい状況だということを話されました。その厳しい状況の、そういうところの一方で、避難、避難するにはすぐには避難出来ないわけで、そういった中で、そこまでの被害を考えていないということも話しています。僕ちょっとこれ相反している部分だと思っていて、もう少し今起きている大変なことというのは具体的に何がどう大変なのか、ちゃんとそういう避難に関して想定しなくていいのか、しっかり教えてください。

東電:まず甘い認識ということで、もし私の発言におきましてそういうふうにまず感じられるとすれば、非常に申し訳ないと。まず避難されていること、方の心情の考えると大変なことを●●。それから発電所の今の状況つきましてはですね、燃料の●●ではかなりそうなるということは現状だというふうな上でですね、●●出来ないだとうというのはおっしゃる通りでございます。先ほどの繰り返しになりますけれども、事実については事実と●●で、それで情勢回復に●●状況把握して●●という最大限の努力を、今避難されている住民の方に●●というような状況が極めて難しい●●ことと、避難されている住民の方も含めてですね、難しい状況ではございますので、皆さん方の安全の確保のためにはあらゆることをしていくということであります。甘い認識だというもし、我々の方の●●されるようになれば、●●。

記者:そういう回答が欲しいんじゃなくて、厳しい状況であるというふうに言いましたよね。この厳しい状況というのは昨日もありましたよね、第一の方で。そういった状況のなかで、要は本当にこれだけ高熱が続くということは相当温度が上がっているんですよね。

東電:先ほど申した通り、水を入れるところでですね、ある部分、水蒸気の発生も含めてですね、期待できるということもありますので、どんどんどんどん温度が上がっているということがないように●●する、収縮していくというのがまず我々の最大の努力です。

記者:厳しい状況というのはじゃあどういうことなんですか。

東電:その中で燃料がですね、さらに形を崩しているというそういうのが一番厳しい状況というふうに思っていますので。

記者:でも厳しい状況が、それがじゃあどうなっていくのかっていうのが全く見えないんですよ。それがどう。そうなると次のことを考えているプランはやっぱり動かないというふうに。現状だけじゃなくて、プラスアルファで次を考えなきゃいけないわけじゃないですか。その次が全く見えてこないんですよね、御社の会見からは。

東電:見通しをなかなかつけにくいというのはですね、まずはその水を入れ続けることっていうのが今の事態はですね、必ず進捗をさせないという最大のやり方だということで、やっているということであります。その厳しさという意味合いではあんまり関係ないと思いますけれども。原子炉の圧力容器がですね、壊れない、それから格納容器も壊れないようにするというためにどうするかというのを我々の今最大の活動でございます。

記者:今回想定しないことばかりが起きている、ということを踏まえて全く想定しないことをさらに上乗せして考えてらっしゃるということですか。

東電:いえ。

記者:現状の今の安全対策に照らし合わせての●●ということですか。

東電:安全対策というか、今まで経験してない状況になってますが、こういう過酷な状況についての色々な知見の上でですね、昨日までの起きていることも踏まえて、進展していくということで、今、今現場もそうですけれども、活動しているという状態です。

東電:すみませんが、この会見も2時間半も過ぎておりますので、何回もご質問されてる方もおられますけど、申し訳ないですが、あと1つのご質問承るってことでお開きにさせて頂きたいんですが。

記者:いや、まだ重要な質問たくさん出てる。みんな聞かなくちゃいけないことばっかりだもん。

東電:じゃあどうぞお願いします。

記者:週刊新潮ワタナベです。東京電力のホームページではこれ以上の規模では起こり得ないような大きさの地震や直下型地震を想定し、あるいは津波についても最大級の津波を数値シミュレーションにより評価し、といったようなことを根拠に原子力発電所が安全だということを書いていますけれども、この見解というのは改めることになるんでしょうか。

東電:想定をするというふうについて、我々がまだまだ考えていてないというところでありますので、今よりも災害の大きさを考えるという意味合いでは、今回の件もしっかり考えてますけれども、そのレベルか、想定というのはもっと上乗せした形での設計ベースを作るということがあるので、ちょっと答えが難しいんですけれども、その言っていることとしてはですね、もう少し体力を増していくというふうにしていかないとまずいというふうに認識しております。

東電:それでは大変申し訳ないんですけれども、あと個別に対応に移らせて頂くということで。

記者:是非社長に伺いたいことがあるんですが、お伺いしたいんですが。

東電:じゃあ最後にじゃあお願いします。

記者:読売新聞の●●です。すみません、今日の会見もですね、結局1時間半遅れで始まって、結果、印刷が間に合わないでまた20分遅れてですね、資料のミスが多数あったりですとか、結局社長自身もほとんどあんまりご自身で語られることが少なくてですね、今後の情報開示について具体的に社長どうされるおつもりかというのも教えて頂きたいんですが。

清水社長:まずお手元の資料等の不手際は、これは本当に心からお詫び申し上げたいと思います。それから情報開示、これは今事態の進展に伴って、今少なくともしっかりと情報公開をするという考え方のもとで、例えば今いくつかご質問があったような、その中のデータも含めたことでございますが、きちんと提示っていうんですかね、そういうことも含めて今検討をさせて頂いております。言うまでもなく、そういったデータを測定して起こっている事象はしっかりとお伝えするというのは責務であります。これに向けてしっかりと取り組んで参りたいと思っております。

東電:それでは申し訳ございませんが、以上をもちまして会見、記者会見をお開きとさせて頂きたいと思います。今お話もございましたように、資料の不手際等ございまして、大変申し訳ございませんでした。ありがとうございました。 

記者:これじゃ全然わかんないです。この後何が必要なのかということ全然答えてないでしょ。情報開示だけ言ってもだめなんですよ。

記者:具体的な情報、何をしなくちゃいけないのか教えてください。何を覚悟しなくちゃいけないのか。

記者:何をしなくちゃいけないのかをしっかり教えてください。今のままだとただデータを出せばいいのかとしか考えられない。

記者:ちゃんとマイクで喋ってください、それで。

記者:でもね、どんどん事故が現場で起きてて、本当にあり得ないことが起きてる。その実感はあるんですか。

東電:●●非常に大事だと、したがって●●。

記者:御社のスピードで間に合うんですか。今まで間に合ってったっていうようなことないですよ、僕ら聞いてて。

東電:それはもう我々取り組んでる、●●。

記者:これ燃料が溶けちゃうとまずどうなるんですか。どういうことが。

東電:●●。

記者:そうなるとどうなるんですか。

東電:そうですね。

記者:両方とも。

東電:ええ。ポンプが。

記者:動いて。

東電:それはもちろん現場の●●。

記者:その蒸発量が追い付かないとか。

東電:そういうこと。ポンプは動いてて。

記者:それでその蒸発量が追い付かない、平衡状態になるのか、それともやっぱり●●。

東電:いや。もう今水位計だとあんまり上がってない平衡状態な感じ。

記者:平衡状態。

東電:減っているポンプは減っているということではない、状況は今、ただこれからまた想定外の事象もありうる。とにかく出てくるデータを常にモニターして、今は平衡をどう考えるかということは●●して、●●を続ける。

記者:モニタリングポストは個別に回ってっていうのは。

東電:モニタリングカーで定点観測。

記者:それで水位の対しては。

東電:水位計で。

記者:水位計で見れるんですか。電気的なものではなくて。

東電:水位計もですね、電気的で打ち出すところの電源が落ちていたりとかで、今は全部電気を読ませてる。

記者:計器で読んでるわけですね。

東電:読ませて、それを報告させて。

記者:じゃあそれのリアルタイムの上下はわかっているわけですか。把握できてますか。

東電:ええ。それは把握して、状況が変わればもうすぐに●●連絡します。

記者:じゃあそれはもう。

東電:そうでない状況であれば、●●して。

記者:そこにいれるんですか。近くにいて、見られるんですか。

東電:います。

記者:見られるんですか。

東電:ええ。もう●●。

記者:じゃあすぐに出せるような状況にはなってるんですか。

東電:そういうことです。

記者:すみません、今の水位がずっとキープされてさえいれば、危険はない、これ以上の危険はないって考えていいんですか。今の水位がキープされ続けていれば。

東電:まず技術的には先ほど言った、お話した通り、蒸発をすることで水分があることで、熱を奪うという効果があるだろうと。

記者:上の方は露出していても。

東電:一般的にですよ。ただしその効果が本当に今の状態でですね、大丈夫かということは疑ってかかっているふうには考えていま●●。

記者:ある程度時間が経つと今の状態に水位が保たれていたとしても、危険な状態が起きる可能性はあるということですか。

東電:可能性みたいなものは考えたうえで、ただし圧力、ドライウェルの圧力とか圧力容器とかもちゃんと見て。

記者:それで判断できると。

東電:●●てないということを推定しながら、推定そのものは●●。

記者:ドライウェルの中の水蒸気がどんどん上がってったら、今度水素が出来る可能性が、違う事象が出来るんじゃないんですか。

東電:水素そのものは先ほど言った水素のですね。

記者:今の状況どんどん続けると、どんどん水素が出来るんじゃないんですか。

東電:水素そのものは普通軽いので逃げていきますけど、止まらないようにするという対策がとれないかというのを検討して。

記者:だから現時点ではどんどん増え続けてるんじゃないですか。まだ対策とられてないんだったら。

東電:ただし水素そのものは結構狭いところ出て行くので、そんなに。

記者:ただ建屋内には溜まりますよね。

東電:ええ。ですからそれを何とか、濃度測定してるわけじゃないですけど。

記者:さっき技術的にはそのまま大丈夫だって言って、技術的にも違う問題が出てくるわけですから。

東電:その懸念については、原子炉とは違うその懸念について今対策の検討。

記者:それと同時に水位が上がってないということは、今ずっと燃料棒の露出が続いているということは、さらにメルトダウン。

東電:そういう。

記者:その可能性がどんどん高くなっていくので。

東電:ですから、それは蒸気の。

記者:可能性は高いことですか。

東電:ええ。可能性そのものは、ちゃんと考えて。

記者:理論上はそうですよね。

東電:可能性を考えて。

記者:水素が発生しているということは、最低何度くらいになっているということなんですか。

東電:水素そのものは普通の原子炉の中でも。

記者:ただ爆発するほどの水素が現状発生しているということは、炉内が相当高温になっているということを想定しているからそういうふうにおっしゃっているわけですよね。

東電:高温っていうか、普通の原子炉の中でも水素は出来ています。

記者:普通の原子炉って、今普通に回ってないわけですから。

東電:いやいや。回っている状態でも水素。

記者:今は回っていない、今の状態で水素が発生するというのは、しかもスクランブルかけてて、ということは炉内は相当高温になってるから、反応して水素が出来ている可能性が高いというふうに見てるわけですよね。

東電:放射線の分解も含めて。

記者:柏崎刈羽からポンプを持ってきてつけようとしているっていう話からすると、それは事実ですか。

東電:ポンプっていうのは。

記者:圧力を下げるためのポンプを取り付けようとしているっていう話が。

東電:消防用のポンプを輸送して決めます。

記者:消防用のポンプを輸送●●。

東電:輸送してきています。

記者:輸送してきている。

東電:してます。

記者:それをしてきて、それが失敗したらベントをやる日時がすでに決まっているみたいな話がありますけど。

東電:いや。ベントをやる日時。

記者:ベントをやる日時の予定がですね、14日に1号機、2号機でやって、福島第二についてですね、1号機、2号機やって、4号機については16日にやるというような話が入っているんですけど、それは本当ですか。

東電:ポンプがつくというのと、ちょっと、やるっていうよりはもう今出来る準備のように程度構成をしているというような、第二についても4基とも、そういうお話しましたよね。

記者:つまり具体的な日時があるのかどうかだけ。具体的なあるのかどうかだけ。もう決まってるんでしょ。官邸側の方に出しているんじゃんないですか。今までみたいなケースで。そこだけ教えてください。

東電:決まっているというよりは、今の状況を全体を通してトレンドを出してます。

記者:決まってますよね。今までのパターンで見ていると。