東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月17日12時35分から38分間)

東電:簡単に言いますと、海水系のですね、ラインをまず生かさないことには熱量を海水側に移行することができません。これがまず●●。こちら動かしたのちにその後の中の冷却機能とか色んなものを持ってございますので、それのどれを使うのが確実にできるかというところを判断いたしまして、それを用いて冷却に入っていきたいと思います。ですので、実際に今計画はいくつかパターンがございますけれども、どれが実現できるかというのはこれからの作業で決めたいと思ってます。

記者:●●。

東電:そちらはちょっと確認させて頂きたいと思います。

記者:●●。

東電:効果につきましては評価をしているところというふうに伺っておりますので、現時点でちょっと申し訳ございませんが、把握できないという状況でございます。

記者:●●。

東電:ちょっと確認させて頂きたいと思います。

記者:●●。

東電:それにつきましてもちょっと確認させて頂きたいと思います。

記者:ヘリの放水はまだやる予定なんですか。それともこれでとりあえず終わりなんですか。

東電:ヘリによる散水でございますね。今後の状況も見極めまして判断されるというふうに伺っております。

記者:●●。

東電:所謂トラスって言われる、通常のところ●●あれが残ってて、要は骨組みの部分。その間から出た。

記者:●●。

東電:●●。

記者:●●。

東電:●●わからない。

記者:●●。

東電:ちょっと●●あと普段少し●●で、それが●●。

記者:海水系が復活するのを待たずとも外部電源が導入されることによって機能回復する●●冷却系の●●あるいはその●●。

東電:そうですね、電源が回復してですね、冷却ができるものと言いますと、やはり最終冷却源がなければですね、結局どんどん上がってしまうという状況です。現在は一番確実な外から注水する方法をとっておりますので、これを継続してとにかく通常ラインを生かすためには海水系が生きませんとですね、恒久的な冷却ができませんので、そちらを生かすということが重要かというふうに考えております。

記者:3号炉の圧力が上がったこの圧力抑制室の圧力っていうのはどれくらいまで上がったんですか。

東電:3号機の圧力抑制室でよろしいですか。

記者:そうです。今日午前6時15分に一時的に上がったという。

東電:お手元のプラント状況の表でございますけれども、私どものところに入手しておりますのが、6時15分ではございませんけれども、申し訳ありません。7時のデータにつきましては220という、220キロパスカルという値が計測されているというふうに伝わってきております。ただ6時15分ですか、そちらのデータについてはちょっと確認できておりません。

記者:これはダウンスケールだったのが突然例えば7時だと220までなったということだから、上がったという、そういう意味ですか。

東電:はい。ダウンスケールの状態が続いていたものが指示が上がったという状況でございます。

記者:ダウンスケールというのは、ゼロだって考えていいんですか。ゼロ以下。

東電:ゼロ以下でございます。

記者:それだったのが突然220とかになったという、7時の段階で。

東電:上がり方について確認できてるかどうかですけれども、220まで上がって、7時の時点では少なくとも220まで上がっていたということです。今朝7時のデータでございますけれども、この7時の時点でデータをとったのがこちら3号機だけでした。1号機2号機につきましてはこの時はデータ採取しておりませんので、これは不明という表現で現在は書いております。

記者:●●。

東電:このデータにつきましてはですね、中操にですね、中央制御室に免震重要棟から当社の社員が向かいまして、そちらで計器の確認をしてございます。また計器につきましても電源がダウンしておりますので、この必要最小限の計器につきましてはバッテリー等直接繋いでですね、それによって確認をしているという状況でございます。ですので、すべてが見られるわけではなくて、本当に必要最小限のデータをもっております。

記者:●●。

東電:電源につきましては、1号機から4号機につきましては、現在電源がございません。それから5,6号機につきましては6号機のディーゼル発電機1台が運転中でございまして、そこからの電源が供給されている状況でございます。

記者:すみません。4号機の使用済み燃料プールなんですけれども、●●ではないという確認したところなんですけども、ちょっとでも出てたのか、●●なのか。

東電:満水という情報ではなかったんですが、少なくとも燃料はまだ見えていないという状況。

記者:見えていない。

東電:はい。

記者:●●。

東電:注水量は上から、注水量としましては燃料プールの方に入れる水ですね。注入しているというのが、すみません。質問としては注水量と。

記者:先ほど注水作業をしている●●。

東電:すみません。注水作業と私は申しましたのはですね、原子炉側にですね、現在消防のポンプを使って注入してございます。それの水を入れていくよう。

記者:●●。

東電:注水量でございます。それにつきましてはですね、計器等は見ておりますけれども、実際正確な値では把握できてございませんですけれども。

記者:●●。

東電:先ほどの、圧力抑制室側の圧力の話でしょうか。

記者:●●。

東電:中にですね、どのくらい入ってるかというのは直接は今確認できてございません。注水量のその重量計等が付いてるわけではございませんで、炉の水位。

記者:●●。

東電:ちょっと正確な数字は手元にないんですが、これは圧力容器の圧力とポンプの能力によって重量は変わります。●●量は重量計が仮設のポンプの●●で、2号機でしたか、2号機が注入を開始したときに、もしくは●●程度の値を示すというふうな情報は私●●で、それ以上ちょっと圧力によって若干変わると。ただししっかり出されているというのはですね、●●。それぞれのプラントで重量が若干今異なっている状況だと思いますけれども、ただし水位が安定していて圧力もそれほど変動がないので、そこが●●入って、●●ベント管を通す●●水位が上がるか●●という状態●●。

記者:具体的にどういう●●。

東電:ちょっと現場に聞きましたら●●。

記者:●●。

東電:この数字はですね、私どもちょっと確認中でございまして、この数字は先ほどの●●間違えてご迷惑をおかけした●●、今再度確認●●確認中でございます。申し訳ありません。ですので、一応プラント側を示しているということで、圧力が高くなったときに●●してますが、●●。

記者:5号機の電源ってどうなってるんですか。

東電:5号機ですか。5号機は、6号機の方の●●から5号機の方に電源をもらってるという状況です。

記者:だから1号機から5号機も●●。●●5号機の方に●●そういう状況でいいんですか。

東電:はい。その理解でよろしいと思います。

記者:すみません。●●。

東電:●●、はい。

記者:●●。

東電:ベントラインもですね、開いている状況ですので、そちらから抜けているのではないかなと思います。

記者:●●。

東電:●●るのは、これ燃料●●ですので、大気圧●●かけてますので、●●がぶっ壊れていてもですね、上側は大気圧●●で、比較的●●高いというふうに思っておりますが、おっしゃる通りそこら辺のところはあまり●●。

記者:●●。

東電:そうですね、はい。それは、そこはあれはそんなに大きな●●ではなくて、燃料補給中にですね、問題になる●●ございまして、●●水位が出てるか出ないかくらいの機械ですので、それくらいの誤差はおっしゃる通り、あるのかもしれませんけれども、今のこの状況ではですね、●●しない●●。

記者:●●。

東電:というふうに我々は今認識している。

記者:すみません。サイトとのやり取りなんですけれども、9時間くらいサイトと本社との間のやり取りができてなかったんじゃないかという話があるんですが、それについていかがでしょうか。

東電:先ほどもちょっと●●しましたので、今担当者からきっと●●。入手しましたらご報告いたします。昨日の17時20分頃から本日3月17日の0時半くらいまで通じなかったっていう話を●●。原因はですね、送電線の復旧作業中に誤って光回線を切断してしまったというふうなことでございます。別ルートの光ファイバー回線に回線を変更し、復旧をいたしております。その間でございますけども、3月17日の0時半に電話回線が復旧しまして、その後3月17日の5時30分にテレビ会議によりまして映像回線も復旧するというふうな、こういう流れになってきております。またその間でございますけども、復旧までの間、衛星携帯回線によりまして、連絡手段を確保してやり取りしてきているというふうな状況でございます。遅くなりまして申し訳ございません。

記者:すみません。●●。

東電:使用済み燃料プールの冷却自体はですね、やはり海水系が動きませんと最終的な熱源が確保できないということでございます。ただ設備としては健全でございますので、例えば水の補給をするですとか循環運転をするですとか、そういう機能は有してございますので、1から4号機に比べまして、裕度としてはかなり●●状況でございます。ただいずれですね、この状態が長く続けば、1,4号機と同じような、同じように温度が上がって●●。

記者:第1と第5ってどこまで●●。

東電:冷却という意味ではですね、冷却は外部との冷却はできていない状況です。

記者:●●。

東電:それはできていますので、要は配管ボリューム等を使ってですね、冷却●●るとか、あとは補給水がございますので、その補給水を入れることによって温度を下げることが可能でございます。

記者:●●。

東電:ちょっとお待ちください。最新の値でございますが、4次、今朝の4時の段階です。5号機が64.6。64.6。7号機が同じく4時の段階で。

記者:6号機ですか。

東電:6号機でございます。6号機が4時の段階で61.0です。61.0です。

記者:●●。

東電:6号機は確か60だったんで、●●1度くらい上がってて、5号機と同じくらいじゃないかと思います。

記者:今のプールの水位はっていうことですね。

東電:はい。プールの水位は。

記者:●●。

東電:プールの中からですね、直接●●環境で●●。あと携帯用もございますので、そういう●●ですとか、線量の低いエリアでも使えます。可搬式のものと添え付けのものとございますので。

記者:●●。

東電:作業開始前にですね、現場の放射線量測定いたしますので、測定如何によって作業が中断する可能性もございます。まずは安全を確認してから作業に入りますので、今のスケジュールですと●●。

記者:モニタリングの●●によってこの計測はここにある午前10時20分のが最新のデータですか。

東電:今手元に届いているのがそれが最新でございますが、事務所の方にはもう少し新しいのがある可能性がございます。できるだけ新しい情報をですね、皆さんにご提供できるようにちょっと努力しているところではございますが、若干のタイムラグにがあることにつきましては申し訳ございませんが、ご了承頂ければと思います。

記者:●●が計測されたんじゃないかっていう●●そういう話が出てたんですけれども。

東電:ちょっと確認させてください。

記者:●●。

東電:現状でですね、満たしていないという判断をしてるというふうに聞いています。その後放水をしますので、環境が変わりますので、それによって影響がないことを確認中。それで問題なければ作業に入っていくということになると思います。

記者:作業時間。可能作業時間。

東電:可能作業時間は、その現場のですね、線量によって変わりますので、その都度確認して作業時間を決めていると。

記者:現在は。

東電:申し訳ございません。現在が仮定時間はですね、ちょっと手元にございませんので、そちらにつきましてはまた確認してですね、放水後のデータがあるかもしれませんが、確認して現場の状況につきましてはご紹介していきたいと思います。

東電:確認なんですけど、●●出たという情報は今のところ上がってきてませんので。

東電:これまでいくつかご質問頂戴しまして、宿題も頂いてるというふうに認識しております。装備ですとか、警察の関係者の方々の装備ですとか、あるいは放水車の時間ですとか放水量といったような、あといくつか●●頂戴しておりますので、次のご質疑の際にご回答あるいは●●させて頂きたいと思います。この辺りでそろそろご説明終わらせて頂きたいと思います。

記者:●●。

東電:ご質問として承ってございまして、本日中に数字のちょっとあるなしも含めて●●ご回答させて頂きたいと思います。

記者:●●。

東電:今手元にあります情報の内容としてしましては、送電設備、送電線の復旧作業中に誤って光回線を切断してしまったというふうなことを聞いております。改めて確認しまして、すみません。ご報告させて頂きたいと思います。

東電:作業をやっていた場所のですね、確認、私どものところに今とれておりませんので、ちょっと聞き漏らしてしまってましてですね、それも確認いたしまして、そこのどこの作業かであったかと、どこだったのか確認したいと思います。

記者:このあとの予定は。

東電:送電線のですね、復旧、外部電源の復旧してございますので、そこに一緒についている光ケーブルその関係をですね、接続する際に誤って何かしてしまったのではないかというふうに考えておりますので、そこら辺につきましてはちょっと確認させてください。そして正確な情報をですね、皆様の方にご提供したいと思います。

記者:●●。

東電:元々ですね、データの●●が●●見れてないものですから、基本は口頭でやり取りをしている、元々。元々基本は口頭です。●●電話ですとか、あとテレビ会議システムが切れましたので、一時期不通になりましたけども、ここは衛星回線があって音声は聞こえましたので、口頭のコミュニケーションはとれていたという状況です。だから●●とかそういうふうな支障は若干ありましたけれども、基本的には支障は出ていないものというふうに認識しています。

記者:向こうからの情報は伝わってもこちらからかけられなかったと聞いてますけれどもそれは違いますか。

東電:個別の電話がですね、個人の電話が●●なりましたけれども、衛星の確定のものでコミュニケーションはとれておりました。細かく言えば、●●の、個人的なコミュニケーションはとれてましたので、ありましたけれども、本部同士の、こちらの本部と現場の本部とのやり取りは繋がってましたので、大きな支障はなかったというふうに認識しています。

記者:そうすると本部からの●●。

東電:切り替える●●1回●●、衛星に切り替えるときにこちらがタイムラグありますので、その時だけです。

記者:何分。

東電:数分間だと、僕は思いますけれども、そこは確認させてください。

記者:●●燃料を数か月間冷却●●。4号機に●●。

 

東電:崩壊熱の話は昨日●●が話した通りなんですが、色々地震を受けている状況とですね、地震を受けたときに●●と申しまして●●が外に出てしまう。要するにばちゃばちゃと出てしまう現象がございます。これは柏崎の方も経験してしまって、対策をとろうとしているところですけれども、そういった状況などはなかなか確認できてませんでしたので、もしかしたら3号機の方がその振動が大きくて水が少なくなっていたと、最初からです、地震を受けたときですね。4号機の方がその振動が小さかったということは考えられるかなというふうに思います。

記者:4号機●●。

東電:順番的にはですね、3号の次は4号だと思ってますので、3号が収まれば4号に●●あるかもしれませんけれども、なるべく3号のようにですね、大きな数字が出るような前、そうなる前にですね、対策●●。

記者:電源復旧した場合の●●。

東電:今のところですね、優先順位的には電源系の復旧の順番になっていまして、まず2号機の電源が水没してないってことがあります。そこに受電する予定ですので、2号機が自ずと早くなると思います。そこから2号機と1号機というのは、なんて言うんですか、繋げる、電源系が繋げる元々の回線がございますので、2号機から1号機というふうな順番になるかと。3,4号機はまた別の外部電源から入れることを考えてますので、3,4号機ではもうちょっと時間がかかるんじゃないかなと思いますけれども、そこは進捗状況もまたわかりましたら●●。

記者:●●。

東電:東北電力さんの外部電源から引き込んでくるということです。

記者:●●。

東電:具体的にですね、そこは現場を●●私は聞いたわけじゃございませんが、基本はですね、自分の意思でやってるものというふうに思います。柏崎から応援に行ってるものも自分の意思で応援に来ると。

記者:●●。

東電:現在福島第一で、本日作業員として入っております者は、先ほども少しご質問ありましたけれども、302名でございまして、これに追加で電気工事の担当者20人が作業しているというふうに伺っております。今手元にありますのはこちらでございますので、それ以外につきましては調べまして後ほどご回答させて頂きたいと思います。11時現在で302名でございますので、これ以降に追加で20人の電気工事関係者の方々に作業をして頂く予定というふうなことでございます。

記者:●●。

東電:作業員の方はですね、福島第二の方にですね、待機しているというふうに聞いております。

記者:●●。

東電:そのように聞いております。

記者:●●。

東電:そちらにつきましてはちょっと確認をさせてください。

記者:●●わかんない。●●。

東電:そうですね、そこは確認してみますが、発電所からですね、ご自宅ですとか家族のいる部分に戻られている方もいらっしゃると思いますので、またそこからまた福島第二に戻ってそこから福島第一に行くというようなルートになりますので、現段階で待機して頂いている方、すぐに向かわれる方がこちらに入ってきています。ですからそれがすべてということではなくて、それ以外にもバックアップとしてまだ作業員の方はいらっしゃるということです。

記者:●●。

東電:●●。

東電:頂いた宿題等につきましては、改めて整理した上でご回答あるいは方向性をお示ししたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございました。

記者:放水の評価はすぐに出してくださいね。

東電:はい。