東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月17日19時36分から4分間)

東電:大変お待たせしました。ただいまから計画停電に関しまして藤本副社長から説明させて頂きます。本日の説明者、皆様からまず向かって左側、副社長の藤本でございます。向かって右側が営業部長のシマダでございます。向かって一番左側が系統運用部長の内藤でございます。一番右側が法人営業部のサナダでございます。以上4名にてご説明させて頂きます。

東電:本日の需給状況についてまずご説明をさせて頂きたいと思います。本日は朝から昨日に比べ気温が低く、前日と比べてペースが400万キロ程度高めで推移し始め、お昼の12時の段階で点灯時の需要想定を3800万キロワットから4000万キロワットに上方修正し、極めて厳しい需給状況となりました。当社といたしましても、予定していた計画停電の実施、テレビ等を通じた節電のお願い、需給調整契約の発動、他電力からの応援融通等に加え、計画停電対象グループの追加など、直前まで計画の見直しを検討いたしました。その後、13時45分の海江田経済産業大臣談話、声明をはじめ、枝野官房長官、蓮舫節電計画等担当大臣にも談話、声明を出して頂いたほか、鉄道各社にも節電の要請を願い、要請を行い、ご協力を頂きました。お蔭さまをもちまして想定しておりましたピーク時、18時から19時の需要の4000万キロワットは一層の節電、予定していた計画停電の実施等により、3050万キロワットとなり、何とか需給、需要と供給のバランスを維持することができました。この節電を継続して頂ければ、引き続きバランスを維持することができると考えております。尚、本日は計画停電の開始後初めて一部のお客様には1日2回の停電をお願いしております。ご協力頂いた皆様に厚く御礼を申し上げます。明日以降の需給についてでございますが、まず明日につきましても最低気温が本日より低下する見通しであり、引き続き厳しい状況が続きますので、引き続き節電へのご協力をお願いいたします。それでは配布をいたしました文書を読ませて頂きます。3月18日の計画停電の実施等についてでございますが。