東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月18日00時16分から56分間)

東電:…お手元にご用意いたしました資料午後9時現在の設備への影響について。また福島第一の午後11時現在プラント状況等のお知らせ。またモニタリングカーによる計測状況。この3種類をお手元にご用意いたしております。最初の午後9時現在の当社設備への影響についてでございますけれども、下線部ということで2枚目に書かせて頂きました放水が20時9分終了したということでございます。それから福島第一の資料につきましても下線部が追加事項ということでございまして、2枚目をご参照頂きたいと思いますけれども、放水について7時過ぎから始め、8時9分に終了したという内容でございます。またモニタリングカーによる計測状況はご覧の通りでございます。また先ほどのご説明の中で頂戴いたしましたご質問についてご報告申し上げたいと思います。まず発熱量について、福島第一3号あるいは1号2号4号の使用済み燃料のプールに入っております発熱量、すみませんが、改めて算出いたしまして明日以降ご回答させて頂きたいと思います。申し訳ございません。それと放水車の設置場所から建屋までの距離、約10メートルというふうに聞いております。それと放水時間になりますけど、19時5分から20時9分まで●●が●●ということでございます。それから3号の使用済み燃料プールに入ったと想定している、放水量はどのくらいかというようなご質問ございました。大変申し訳ございませんけど、ちょっと定量的には把握できかねるところでございます。量につきましてですけども、先ほどもお話が、ご説明申し上げましたけれども、現時点で水の補給としては水蒸気が少なくなるというふうなことも目視で確認できておりまして、一定の効果があったものというふうに考えております。それから放水そのものが少しお時間的に遅くなった理由というふうなご趣旨のご質問を頂戴いたしましたけれども、必要な準備作業に時間を要す、準備の万全を期すために慎重を期したのではないかというふうに聞いております。それから最後に本日の電源回復作業の開始時期でございますけれども、準備作業を開始したところというふうに認識しております。したがいまいて具体的な開始時間につきましてはまだ未定ということでございます。私の方から以上でございます。

記者:すみません。11メートルっていうのはどっちの方ですか。警察の方ですか、自衛隊の方。

東電:ほぼ同じくらいの位置というふうに伺って。

記者:両方とも。

東電:はい。

記者:両方とも約10メートル。

東電:はい。

記者:効果で水蒸気が少なくなるっておっしゃいましたけど、さっき水蒸気上がったっていうのが。

東電:そうですね。水蒸気が少なくなるという表現は正しくない気がします。先ほど申し上げた水蒸気が上がったと。水を投入した際に下の方から、建屋の方から水蒸気が上がっていく様子が見えたということで一定の効果があったと考えております。ただし一定の効果というのはあんまり定量的なものというよりかは、水を入れることによって、これは今日の時点で水を入れることによって水蒸気が上がったってことはその水が除熱をしたということで効果はあるのだろうというふうに思っているところでございます。

記者:電源の供給は明日、18日にも可能であればしたいなという。

東電:そうですね。電源につきましてはですね、早急に復旧したいというふうに考えておりますけれども、本日放水の遅れ、若干の遅れがございましてですね、夜間の作業になっております。明朝からまた明るくなってからですね、放水作業が再開されるというふうに聞いておりますので、その段階のちょっと作業がまた一時停止するような形になるかと思います。その中でですね、まず朝までにできる範囲の復旧と、それから放水が終了した後のまた復旧作業という形になるかと思いますが、明日中にはですね、可能な限り復旧を進めて参りたいと考えてございます。

記者:明日の放水作業って何時から。

東電:検討してございますけど、まだ時間につきましては確認ができてございません。

記者:白煙が全く上がらなくなるようになったら近づくっていうふうな感じですか。

東電:失礼いたしました。放水してそれまで白煙が上がっていた状態が白煙がなくなったということになれば、それは一定の十分な冷却が得られたものと考えられます。ただしじゃあ具体的にどういう考え方で判断するかについてはちょっと改めて整理の上でご説明差し上げたいと思っておりますので、ちょっとしばらくご了承ください。

記者:今作業員が近づけないっていうのは水蒸気爆発の可能性が、色んなものが壊れてしまう可能性があるから近づけない。

東電:今の時点において新たに水蒸気爆発を引き起こすような水素の発生があるかというと、そのリスクを特に恐れているということはございませんけれども、ただしこれは今後の状況も見据えて注意していかなきゃいけないと思っています。

記者:水を放水したことによって何か不具合だったりとか、何か新たな問題であったりとか、そういうのは起きてませんよね。

東電:特にこれまでのところは聞いておりませんけれども、また今後ありましたら改めてご説明差し上げたいと思ってます。

記者:一応見込みとして、放水が明日行われた後、電源を繋ぐというですね、最も大事な作業というのは大体何時頃から開始するという見込み、見通しで今考えてらっしゃるんですか。

東電:ちょっと時間につきましてはですね、明確にお答えできないんですが、明るくなるまでの夜間におきまして現在準備作業としましてですね、瓦礫に除去の作業を進めているという ふうに伺っております。その後にですね、作業環境の確認をいたしまして、実際に作業に入っていくわけなんですが、1号機それから2号機それから3号機用、4号機用と全部で3つの配電盤といいますか、ものを設置するんですけれども、そこの●●はですね、道路を●●へ引っ張ってきます大体1キロほどケーブルを引っ張るんですけれども、その作業をまず夜間にやりましてですね、明日放水が終わった後ですね、その後に3号機4号機というふうな形で作業が流れているものと考えています。ですので明日中にはですね、少なくとも引き込み前まで、分電盤の工事までは何とか終了できるのではないかなというふうに考えております。

記者:先ほどケーブルは2キロくらいだっていうふうにちょっと聞いたんですけど、今1キロというふうにおっしゃって。

東電:すみません。1.5キロくらいでした。

東電:それからですね、1キロ2キロの中間になってしまいますが、1.5キロが正しい数字ということでございます。

記者:建屋までということですか。

東電:建屋までですとですね。

記者:一番巨大なブレーカーがあって、そのブレーカーのところまで。

東電:そうです。

東電:それが1.5キロで。

記者:2号機の?

東電:1,2号機用のですね、ブレーカーつけるわけなんですが、そこの場所までが大体1.5キロということなんです。

記者:今日準備作業に留まってしまった理由はなんですか。

東電:準備作業に留まったというわけではございませんで、準備作業が終わり次第現場の確認をいたしまして、明るくなるまでの間にできる範囲の、なんて言うんですか、ケーブルの引き回し作業、それから分電盤の設置作業、こちらを進めて参ります。一旦作業を中断いたしまして放水作業の方に入ります。その作業終わり次第また再開をするということで今考えられております。

記者:プール内で燃料棒を格納しているラックについてなんですけども、これはいろんな種類のラックがあるということでよろしいですか。

東電:私ども東京電力が採用してるラック全部ということで言いますと、何種類かございます。

記者:昔の、要するにステンレスだけのラックもあるし、ボロン含油のラックもあるしっていうことですよね。

東電:はい。他の発電所まで含めますとボロン含油のラックもございます。ただし福島第一発電所につきましてはこれは従来からのステンレスのラックです。

記者:ということは熱としては1500度位で溶けるということですよね。

東電:はい。通常のステンレスの物性、融点によって溶けます。

記者:溶けるのより、破裂爆発する、ステンレスなわけですから溶けるのより破裂爆発する可能性はありますよね。1500度になる時点で。

東電:破裂爆発の可能性についてはちょっと具体的には想定しておりません。ちなみに燃料を収めるラックですので、1500度との比較で言いますと1200度、それより低い1200度になってしまった時点で被覆管が非常もろくなりますので、それより低い温度で管理することが必要になってくると考えています。

記者:やっぱり1000度くらいでも危ないなっていう感じですよね。

東電:そうですね。元々使用済み燃料ラック自身は高圧状態で使用するものでもありませんので、通常の管理スパンは30から40度程度のものですので、やはり水が沸騰しない状態で使用するのが普通の姿と考えています。

記者:だから水を入れないと結局1000度になっちゃたり1500度になっちゃったりする可能性はあるわけでしょ。

東電:これは中に相加する使用済み燃料が使用されてからどのくらい期間経ってるかによって非常に早い時間に温度が上昇する可能性もなきしもあらずだと考えています。

記者:確認ですけれども、明日の放水作業というのはヘリコプターによる作業と、あと下からの作業両方あると思いますけど、どういったものを今のところ予定してるんですか。

東電:現時点では確認できておりません。申し訳ございません。

記者:明日の放水作業の規模ってどうでしょう。

東電:同じように現時点ではまだ確認できておりません。申し訳ございません。

記者:事前にご連絡頂けるんですか。

東電:明日動きがもしわかりましたら、またご連絡させて頂きたいと思います。

記者:やらないという洗濯もあるんですか。

東電:いずれにしても明日の状況等を踏まえて判断していくと認識しております。

記者:やるとしたら3だけですよね、明日も。

東電:はい。ちょっと先ほどの話と同じで、まだ具体的に何とも申し上げられませんけれども、ただし本日3を対象としました、本日と比べて何か条件が差があるとは想定しておりません。

記者:炉の方なんですけど、そんなに今のところ●●。認識として。1から3の炉の方。

東電:炉の方につきましては、やはり炉水位等のパラメーター、特に昨日までと比べて大きな変化のない状態が続いています。これは炉への注水につきましても継続している状態です。

記者:水が注水できれば大丈夫だと。

東電:特に、例えば昨日と比べて今日何がしかリスクが高まっている、厳しい状態になっているっていうことではないと考えています。

記者:あとそれとこのホウ素を入れて循環させるっていうことなんですけど、排水ができないんですか。ホウ素を入れないと。

東電:ホウ素入っておりまして、循環ですけれども、まずものとしては循環はできます。ただ現状は炉に水を基本的に入れるだけですので、循環しておりません。

記者:ホウ素入ってます?

東電:はい。海水に混ぜています。

記者:濃縮ボロンの用意をしては。

東電:濃縮ボロンについては使用していなかったと思います。

記者:濃縮ボロンも場合によってはあるって言われてますから、そういう観点での支援というかどこか●●と思うんですけど。

東電:はい。中性子を吸収する性能という観点でいうと、やはり濃縮ボロンの方が数倍の性能をもつものとは想定しています。ただし現状のボロンの添加ですけれども、これあくまで念のため、念には念を入れてボロンを添加しているというものでございまして、通常のボロン、もちろん中性子吸収能力を有するボロン10が20%程度ですけれども、しかし十分な効果を期待しているところでございます。

記者:その1.5キロのケーブルの内もうどの辺まで来てるんですか。大体1キロくらいは引いている。

東電:申し訳ございません。そこにつきましてはですね、まだ確認がとれてございませんので、確認が取れ次第またご報告させて頂きたいと思います。

記者:あとその分電盤は建屋から大体、建屋のすぐ近くに置くものですか。それとも結構離れたところから。

東電:建屋の比較的近いところです。

記者:数十メートルくらいのところ。

東電:そうですね。そのくらいでございます。

記者:じゃあもう結構そこは線量がかなり高いところに置かざるをえないということですか。

東電:その中でもプラントの陰になるようなところを今考えておりまして、その中でも低めのところ、比較的低いところに配置することで考えています。

記者:そこの線量は現在いくらくらい。

東電:現在の数字につきましてはちょっとおさえておりませんが、作業のときにですね、測定しますので、その際の数字がご報告できると思います。現在おさえてございません。

記者:比較的低いっていうことは。

東電:大体エリアをですね、1通り確認して低い場所というところが選ばれていると思います。ちょっとそのデータにつきましてはですね、今手元にございませんので、再度確認させて頂ければと思います。

記者:すみません。先ほどおっしゃってた夜間行う瓦礫の除去ですが、細かい点で恐縮なんですが、どのような形で行うんですか。

東電:今回のですね、ケーブルを敷線する場所にあります瓦礫、今回の爆発等によって散らばった瓦礫なんですけれども、そちらをですね、ブルドーザーでかきまして、1か所にどけるという作業を運行します。その後にそのエリアのですね、放射線用測定いたしまして、作業が可能であるという確認をいたします。問題ないという確認がとれたところで配線、ケーブルの引き回しですとか、分電盤の設置、そのような工事に入っていくことになろうかと思います。

記者:今日の放水で空と陸両方ありましたけど、どちらの方が効果が得られやすいとか、そういう話は入ってますか。

東電:ございません。

記者:じゃあ明日もやるとしたら両方のやり方でっていうことなんですか。

東電:状況を判断した上で検討していくものと考えています。

記者:10メートルのところから放水をされたと言われたんですが、その場所の放射線量はどれくらいですか。

東電:申し訳ございませんが、ちょっと把握してございません。

記者:放水量について一番最初冒頭ですね、不明というようなことをおっしゃったように思ってるんですけれども、放水した総量もわからないんですか。それについてはどうなんでしょう。

東電:放水した量ですけれども、今日はまずヘリコプターの方が約30リットルです。これは、30トン、30トンです。これは約7.5トンを4回入れましたので、30トン。それから下からの放水の方は9トン程度放水しているというふうに聞いています。

記者:これは注水という量はどのくらい。注水できたというのはどのくらいなんですか。注水という言い方おかしいんですけれども。

東電:どのくらいプールに入ったかっていうことですね。そこまではですね、ちょっと現場で見てないとわからないと思いますが、私の方はちょっと。

記者:目視のレベルでも、例えばそれが10分の1程度なのか。あるいは半分はいったのかとかそういったこともわからないんでしょうか。

東電:NHKのヘリコプターからの映像しか見てなくて、私たちも。放水の様子もまだ見れてないので、今は推測もしかねます。申し訳ございません。

記者:すみません。本当に90トンでいいんですね。

東電:一部40トン、40トンって書いてあるのがありましたけど。

記者:いや、そうですね。それでその後何か保安院の方で40トンじゃないかっていう話が撤回されて90。

東電:警視庁の方で40トン。それから後から自衛隊の方が入って今日は10トンの車、満タン10トン積んでたのが5台分放水してて、それが50トンで一応90トンで計算をしてるんですけれども、もう1回確認させてください。

記者:プールって満水で何リットルくらいなんですか。

東電:3号機はですね、正確な数字ですとオーバーフローの本当に満水までがですね、1425立米。これ約ですね、約1425立米です。1立米1トンですので、イコール1425リットル、いや、1425トン。参考までに他の号機も申し上げますと、2から5までは同じ数字です。1425立米です。1号機は少し小さくて1020立米。6号機が少々大きくて1497立米です。よろしいですか。1497立米です。

記者:先ほど水蒸気が上がったため一定の効果があったとみなされるっていう話されてたと思うんですが、それは要は加熱していたものが冷却できたということですか。

東電:はい。中にいくらか入って、そこでそこは、なんて言うんですかね、すぐ蒸気になってしまってるんでしょうけれども、その分一時的には冷却ができていると、そういう意味合いで申し上げています。

記者:自衛隊、防衛省への放水の要請というのは東京電力がなされたんですか。

東電:その通りです。

記者:それは1日昨日政権内にごたごたしたっていう、1日だけでも菅政権の大問題だと思いますけれども、やはり北澤防衛大臣の方がですね、尽力頂いて自衛隊の方が放水を決行して頂いたということについてですね、北澤防衛大臣とあと自衛隊の方に厚い感謝の念を示して頂きたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。

東電:まさにおっしゃる通りでございます。繰り返しになりますけれども、この度各方面の関係者の皆様方に多大なるお力添えを賜りましたことをこの場をお借りしまして重ねて心より御礼申し上げたいと思います。大変ありがとうございました。

記者:とくに北澤さんということですよね。

東電:も含めました大勢の関係者の皆様ということでございます。

記者:すみません。警視庁のですね、給水じゃなくて、今日の水なんですけども、どこのネットニュース見ても40って書いてあるんですけど、40トンでいいんですか。

東電:おそらくですね、それぞれの立ち場で算出しておられると思いますんで、ちょっと非常に不正確なところがあろうかと思います。私どものご説明にちょっと不正確なところがあろうかと思います。いずれにしましてもちょっと私どもが実施したということではないものですから正確にはやはりそれぞれの立場の方が把握しておられるということになりますので、確認できるかどうかも含めて確認させて頂きたいと思います。

記者:これどのホームページというか、どこのネットニュースを見てもですね、この新聞やテレビも、高圧放水車で5分に渡って車両に積んでした4トンをすべて放水というふうに書いてあるんですよ。

東電:わかりました。

記者:そうすると、ちょっともしわかったら。

東電:もう1回確認させてください。ちょっと明日になっちゃうかもしれませんけど、確認してまた明日、もし確認できたらお知らせします。

記者:放水地点も50メートルという話もあるようなんですけど、10メートル。東電としては10メートル。

東電:そこも、これは水平距離なのか、上まで含めてなのかが色々ちょっと距離は難しいと思うので、正確にどこに放水車を止めたのかっていうのを確認いたしまして、ご説明させてください。

記者:すみません。プールのですね、除熱機能に関してはおそらく設計の段階である程度どの程度の機能があるかっていうのはですね、想定してるはずなんですよ。要は崩壊熱がこのくらいあって、どの程度の水を入れれば除去できるかっていうのは、これは必ずね、やってるはずなんですよね。その値に基づくとね、要は何トンの水を入れれば少なくとも崩壊熱分は除去できますっていう数字は出せると思うんですよ、東電側で。それは持ってないんですか。その数字は。

東電:まず設計の数字、これは元々設備をどこまでの性能をもつ設備を設置すべきかという形ですので、これは設計条件として持っております。あと今回の場合につきましては先ほど頂いた質問と関係してるかと思いますけれども、今それぞれの号機に入っている使用済み燃料がどの程度の発熱をしているかと、じゃあそれを除熱するためにどれだけの容量が必要かという話があるかと思います。じゃあそれをどうするかですけれども、元々発電所の設備と言いますと、これは熱交換器を通して最終的に海水で除熱するということになりますけれども、その方法をとるのが今一番性能的にも、かつタイムリーかどうかということも含めてどういうやり方がいいかを検討しているところでございます。今の状態から改善するという点で言いますと、今プールに入ってる燃料の発熱量がどの程度か、それを踏まえてじゃあどれだけの水を投入すべきなのかということを算出することが必要だと考えておりまして、その発熱量についてちょっと明日ご説明差し上げたいと思っています。

記者:ですから、要はね、正確に出せって言ってるわけじゃないんですよ。ある程度オーダー的な話を持ってるでしょ。モデルケースで例えばどのくらい冷却した燃料を何体入っていれば崩壊熱はこのくらいですよと。それを除熱するためには一体例えばね、毎時間何トン分の水を投入することが必要かっていうのは、これはね、必ずプールの設計をするうえで、要は事故が起きないためにね、想定してるはずなんです、絶対。それは東電持ってるはずなんですよ。そうすると、例えば今の燃料このくらい冷却してますと。じゃあ大体オーダーでこのくらいのね、水っていうのは計算で出るでしょ。出ませんか、それは。

東電:今の場合ですと、じゃあリソースをどう振り向けるのが一番最適かということを踏まえて検討すべきものと考えています。ご指摘の通りだと思います。そういう意味でそれぞれ各号機についてどの程度の発熱量が使用済み燃料プールの中で発生しているかと。それを踏まえてじゃあ上からないしは下から水を投入するという際にも、どの号機、どういう順番、どういう優先順位ということを考えるという判断材料にすべきものとして評価をしているところでございます。

記者:じゃあ逆に質問変えますが、設計段階でこう想定してました。そうするとこうですっていうその数字は出せますか。今どうなってるかっていうのは別にして、それは出せますか。

東電:はい。こちらは使用済み燃料プールの冷却系のスペックによります。ですので、設計猶予それから熱交換器の容量、それによって次の精度が決まって参りますので、その数字を出すことは可能です。

記者:とすると、今いくつっていうのは持ってるわけですね。

東電:今ここには持っておりませんけれども。

記者:どっかにあるわけですね。

東電:東京電力として持っております。

記者:すみません。先ほど放射線量聞いたのは実際に作業ができるかどうかっていうことにかかってるから聞いてるんですよ。で、答えられないっていうのはちょっと本当に作業ができるかどうかがわからないと言ってるのに等しいと思うんですが。

東電:申し訳ありません。今ここに数字がございませんので、ちょっとご報告いたしかねます。申し訳ございません。

記者:それは測定はまだしてないっていうことですか。

東電:作業に、作業として可能かどうか、その辺は調査をしたうえで作業をして頂いているものと認識しておりますが、この手元では、申し訳ございませんが、ちょっと数字は持ち合わせておりません。

記者:それが一番関心があることだと思うんですけど、国民の人は。できるのかどうかっていうのは。

記者:どれくらいであれば作業できるっていうのはあるんですか。

記者:測定器の数字ですよね。お持ちになってるわけでしょ。その、なんて言うんですかね。危険を感知して限界を測る。

東電:すみません。先ほどの答えと少し食い違ってしまうかもしれませんけれども、一応ですね、作業をやるときにはできる限り作業員の動線を把握した上で必要ならば、放管員が、放射線管理委員の方が出向いていって、まずはサーベイをしてその動線でできるかというのを調査をしています。これは非常に細かい、単純な作業でしたらいちいちやっていませんかもしれませんけれども、今回のような電源敷設のような大きな作業に関しては基本的にはその動線のマップを作って一応できるということで計画を練って行っています。ただし、多少、お渡ししている正門の値なんかを見ても多少変動していますので、それだけを信用しないで、またあとはやる寸前にしっかり測りながら管理してやってるということでございますので、基本的にはその今やっている計画の動線はできるという判断のもとでゴーがかかっているというふうに認識しています。

記者:その数値は。

東電:数値っていうのは、例えば●●とかそういうことですか。それは持ち合わせは今私は持ってませんので、いくらくらいかっていうのはあれはありませんけれども、できるという判断で行っているのは間違いないです。できるって言ってるのは、それは、なんて言うんですかね、ちょっと詳しい閾値みたいなものはまた聞いてまた紹介しますけれども、その人の数と、それからその時間ですね。いくら低くてもですね、いくらかあるわけですから永遠とできるわけではなくて、必ず時間の限度はございますので、時間の限度と作業の量と取り掛かれる人数ですね、この3つで検討しているというふうに判断しております。

記者:結局20人ということだったじゃないですか。だから20人だと少ないので、今言われたところっていうのは不安を感じてるんですよ。

東電:20人、今日はとりあえず20人だと思いますので、今日の作業は20人でできるということの判断で投入していると思いますので、そこらへんもいくつくらいでどの程度の判断なのか、もう少し具体的にもしわかりましたらご説明させてください。

記者:それ交代要員を含めた延べ人数で20人なんでしょうか。それとも。

東電:今日現場に20人で作業するために20人入ってますので、今日の20人ともが作業に着手していると。

記者:320人のうち今日は20人が作業をしていると。

東電:そうですね。

記者:瓦礫の撤去とかをするという。

東電:そうですね、はい。

記者:ちょっと不正確じゃないですか。たぶん20人っていうのは直接作業をする人が20人で、瓦礫の撤去は別の方がするんじゃないですか。

東電:すみません。ごめんなさい。20人っていうのは電気作業をできる人数で、おっしゃる通りで、その他はほかの者がやってる可能性があって、電気に関わる作業が20人っていうことだと思います。

記者:それは少なすぎるんじゃないですか、20人って。

東電:どうでしょう。ちょっとそこはわかりません。20人でできるという判断でやってると思います。

記者:もっと集まろうという気はあるんですか。もっと来てもらうことも。

東電:今日の作業ですべてが終わってしまうわけではないので、すべての人がそれでパンクしてしまうと終わってしまうので、それはとりあえず20人でやっていってですね、徐々にやってかないといけませんので、大変になったらそれは応援をもらうということですので、まずは20人で出来るんだったら今日は20人でやるという判断だと思います。

記者:もしかしたら現場の士気が下がってるんじゃないのかなっていう感じがするんですけれども。役員の方などが現場に、現地に入られるとかそういうことはやらないんですか。

東電:役員はですね、常にオフサイトセンターと、に入ってまして現地の方に入ってございます。これは地震発生の翌日からですね、つめております。

記者:具体的に誰と誰が今入ってるんですか。

東電:前半はですね、副社長が入っておりまして、今は常務が入っております。

記者:すみません。●●センターって一時閉鎖されたんじゃなかったでしたっけ。保安院の説明だと一時オフサイトセンターは人がいなくなったっていう。

東電:私がですね、伺っているのはですね、オフサイトセンターにつきましては周辺の線量が上昇したということで県にですね、事務所をつくってそちらに移動していると聞いております。ただ当社につきましては場所から離れてしまいますと、連絡等のですね、綿密な連絡が取れなくなりますので、現地に残っておりまして。そちらで。

記者:現地に役員がいるわけですよね。

東電:現地に、はい。役員が入っております。

記者:18日以降もヘリの放水っていうのはやはり希望されますか。先ほどの会見ではそうおっしゃったんですけど。

東電:はい。できましたら、ご検討のうえお願いできればというふうに希望いたしております。

記者:すみません。確認なんですけど、現在の指揮系統はあくまでも東電様の方でやられていてっていう、それで依頼をするっていうそういう形でよろしいんですか。

記者:電気工事の関係者の人数なんですけれども、昼の会見では52人プラス20人であわせて72人というふうにお聞きしたんですけれども、さっきの20人という数字とどっちが正しいんでしょう。

東電:ちょっと確認させて頂きたいのが、当初のですね、昼間から作業する人数と現状の人数の違いがございますので、そちらについてはちょっと確認させて頂ければと思います。

記者:すみません。先ほどの会見のあとのぶら下がりでですね、ちょっとお聞きしたときには今夜から作業にかかり出して、そして電源を繋ぐ作業、うまくいけば見通しとしては明日1日で何とかなるんじゃないかというようなお話でした。だけれども今ここでお話では放水の時間、いつから開始されるか、それが終わるのがいつか、その作業に取り掛かれるのはいつか、わからない。わからないということは明日電源繋ぐ作業の見通しっていうのもちょっと不明なんだろうと思いますけど、どうなんでしょう。今ちょっと時間的な経過があって答えが変わられたのか。ちょっともう1回教えてほしいんですけど、その見通しについて。

東電:考え方といたしましては、やはり今煙が出てると、煙というか蒸気が出てるということですので、3号機の放水の方が優先だというふうに理解していて、そちらを優先して入れていくと。その間はどうしても電気の方の工事は待ってしまうという状況になると思われます。ですので、その合間を縫って、●●等ももってやってますので、夜間工事を一生懸命頑張ってやるということになろうかと思います。

記者:明日電源が繋がるということは見通しとしては、どうなんでしょう。どのくらい。

東電:ちょっとわかりません。今日が相当思ったよりできてないですし、気温も下がっていてというところもございますので、ちょっと見通しは今ご勘弁ください。明日中にいけるかどうかちょっとわからないと思います。

記者:●●はたってないということですよね。

東電:そうですね。ちょっと進捗があまり。

記者:電源工事がね、●●人っていうのはその20人以外に何人、どれくらいの人が。その20人が。

東電:すみません。元々52人、元々52人いたみたいで、元々52人サイトの中に電気関係の作業員がいたみたいで、追加で何名か行って、それで追加の分も含めて20人で本日作業をするというふうに聞いておったんですが、その追加の人数も具体的な数字がちょっと持ち合わせてませんで、計何人いるんだよってよくわかんない状況になっちゃってますので、ちょっともう1回整理させてください。50人程度いて、プラスアルファちょっといて、本店からも計4人行ってますから、指揮をするのでですね、そんなのも行ってですね、20人程度で今日は作業をやっているのではないかと思います。大きくは違いませんけど、ちょっと正確な数字をもう1回整理させてください。

記者:すみません。計測状況なんですけれども、線量に関しては現状として低下傾向にあるというふうに捉えてらっしゃいますか。

東電:今日1日見る限りは放水で少し上がる可能性は我々危惧してたんですが、放水ではあまり上がりませんでしたので、そういう意味では少し下がり気味なのかなという認識ですけれども、またそれは色んな環境の状況が左右しますので、今日はあと天気もよくて少し状況よかったですから、今日はたまたまそうだったと。

記者:地震の翌日から行ってた役員っていうのは武藤副社長でよろしいんですかね。

東電:はい。

記者:14日の記者会見のときにちょうど戻ってきたところだった。

東電:そうです。そこで交代してですね、常務と交代したと。

記者:小森さんが交代で今入っている。

東電:はい。

記者:すみません。池上事務所のカワイと申しますけれども、今日4時間前に東京電力の公式のTwitterアカウントが開設されたようですけれども、これはこのタイミングで開設した意図はどんなことなんでしょうか。原発の情報などを発信されるのでしょうか。

東電:申し訳ございません。ちょっと認識しておりません。申し訳ございません。ちょっと1点、皆様お気づきかもしれませんけれども、写真の説明を先ほど私させて頂いて水面だろうと思ったところがですね、私も見直しましてちょっと若干違ったので、ちょっと訂正させてください。これ動画見て頂ければわかるんですが、4号の写真2枚ございまして、私この燃料交換機がよく写ってるの方のこの写真の方を、この写真の方で見ての通り水面がこの辺でわかるって申し上げたんですが、動画を見直しますとですね、もう1枚のですね、これもう1つ違う側面の方からこれも燃料交換機が見えてるんですけれども、こちらの角度で、これ動画からキャプチャーした画ですけれども、ずっと左にヘリコプターが行く、ここら辺のタイミングで少し奥の方に光るものが見えてるのが水面だということですね。どちらかというと、こちらの写真、これ写真じゃわかりませんけれども、こちらのタイミングの方でご覧頂くと少し見えるかなということですので、ちょっと。

記者:この3枚の中にはないっていうことですか。

東電:ちゃんとしたタイミングはないですが、どちらかというと、これが一番近い。これのもうちょっと前のタイミング。

記者:近いのはいいんですけど、ここには写ってないってことですか、3枚の中には。

東電:静止画だとですね、わからないです。

記者:これ違うってことですか。さっきの説明と。

東電:写真だとなんかそんなこと言いましたけど、動画でそれを見てもちょっとわかりません。

記者:わかんないのはいいんですけど、この白い部分を●●というふうに判断されたんじゃなかったでしたっけ。

東電:違います。違います。

記者:それどちら方向から写した写真ですか。

東電:これ海側からです。

記者:海側と言いますか、東西南北で言うと。

東電:東側です。動画を見て頂いていると静止画では基本的にわかりませんので、動画を見てください。

記者:これ真ん中あたりに壁が残ってますよね、少し。その右側なんですか。左側なんですか。

東電:左側です。

記者:左側。

東電:はい。南側がプールですので、東が書いてるところ左側にプールがあります。

記者:その空いている2つの空間で言うと。

東電:左から2つ目ですね。ここに燃交が見えます。燃料交換機が見えますので。これの奥側の方に少し光るものが見えます。このタイミングじゃなくてもっと前のタイミングです。

記者:壁が残ってる側の左側のプラントの中の奥に動画だと確認ができるということですか。

東電:そうです、はい。動画でもなかなか断定できるようなものではなくて、違うだろうっておっしゃる方いらっしゃるかもしれませんけれども、肉眼で見た者がそうだと言ってるので、繰り返しになりますけど、そのようなことです。

記者:プールの表面積っていうのはどのくらいなんですか。この建物の半分を占めてるくらい大きいものなのか。例えば10分の1くらいの面積なのか。ちょっと壊れちゃって正直わかりづらいですけど。

東電:建物に対してというか、正確な数字は持ち合わせていませんけれども、大体3分の1です。性格には3号機で申し上げますと、表面は12.2メートル×9.9メートル。

記者:もう1回お願いします。

東電:12.2メートル、これが東西方向ですから海に対して垂直側、12.2メートル。それに対してこの海と水平の方向は9.9メートルです。9.9メートルっていうのは大体建屋の3分の1くらい。もう一個炉があってそれから、DSプールって何て言うんだっけ。ドライセパレートピットっていうのがありまして、3つがありますんで大体3分の1がプールです。

東電:あと今の12.2メートル×9.9メートル、これは2号機3号機4号機5号機いずれも共通です。

記者:すみません。これお願いなんですけど、今後も動画撮影されましら是非。

東電:そうですね。わかりました。

記者:はい、よろしくお願いします。

東電:そろそろお時間経って参りましたので、いかがでしょうか。この辺りで終了とさせて頂きたいと思いますけれども、よろしゅうございますでしょうか。

記者:すみません。●●ね、線量の話なんですけどね、そこはやっぱり一応重要なところなので、なんでわかんないのかわかんないんですよ。つまりこれ後ほどどうせ事故報告書を作るときには全部のデータを出されるんでしょ。そうすると今の段階で本当にできているという判断をされてたのか、されてないのか、あとにわかることじゃないですか。なぜそれが今言えないんですか。

東電:すみません。

東電:すみません。作業におきましてはそのエリアの状況というのが刻々と変化して参りますので。

記者:もちろんわかってます、それは。

東電:そのためにですね、その時のデータというのが今手元にございませんけれども、最終的に人が入って作業するときのデータをしっかりとって作業ができるという確認はとってございますので、そちらの方を最終的に正しい値という形で使われてございます。

記者:ですからそれは20分の作業なのか、1時間でできるのか、それ全然違うんじゃないですか。それ作業できるのはわかりますよ。5分だってできるんだから。

東電:それをですね、その時の線量、昨日と今日でも違いますので、その作業前に必ず測定をいたしまして、本日の作業はこの線量であれば設定値いくつのメーター持っておりますので、何分できます、何時間できますよ、そういう確認をしたうえでですね、作業に入りますので、その中でちゃんと放管員が管理をして作業の安全を確保すると、こういうことになりますので、今日いくつだったから明日もいくつっていうことではなくて、その日その日でしっかり確認をして作業をするという。

記者:今日は何分できる予定なんですか。

東電:今日の作業はこれから測定をして現場に人が入りますので、その測定したところで確定されるということになります。

記者:事前に●●にいかないんですか。1人でも、1人行ってね、1人か2人が行って、●●調べてそれで大体これくらいだなってわかって計算するのは早いんでしょ。

東電:そういう見込みを立ててですね、工事計画書っていうのを作りますので、指示書を作りますので、そちらには大体。

記者:その数字を見たら。

東電:その数字自体今私どものところにございませんので、今はすぐにお答えすることができません。確認してお答えすることになります。

記者:すみません。さっき会見が終わった時、●●さん、敷設、ケーブルの敷設は所謂敷地のところまで来られたっていうふうにお話されたんですけど、これはどうなんです?ケーブルの敷設。建屋のところまでもう終わったよっていうふうに。

東電:いや、まだ建屋の方まで来てません。

記者:どこまで来てる?

東電:所内の、所内の山側のところまでは、これは元々来てた、既設のところがあって、使ってなかったところが、それでそこから建屋の方まで引き回すのが今日の作業。

記者:それは終わってるんですか。

東電:終わってないです。

記者:どこまで進んでるの?

東電:たぶん黒田がお話ししましたのはですね、東北電力さんのケーブルが建物、敷地内に来ていまして、それは常設でございます。そこの常設のものでその●●のところでですね、どうやら地絡が生じているという状況ですので、そこのところを切り離してそこから新しい仮設のケーブルを引っ張っていくという作業が今回の作業なんですが、その作業を本日から開始するということですので。

記者:まだケーブル自体は。

東電:ケーブル自体はこれから引っ張っていくことになります。

記者:残りはどれくらいあるんですか。

東電:残りと言いますと。

記者:目的地のところまで。

東電:目的地のところまで先ほどあった1500メートルがですね、今回のケーブルの敷設距離になります。

東電:それではよろしゅうございます。

記者:全くそれは引けてないっていうことですか、そこから。

東電:そこの末端からはですね、これからまさに作業をすることでございます。

記者:線量はじゃあ明日にならないと、作業ができるかどうかわからないというのは、その作業もいつ終わるかはまだわからない。

東電:作業これから入りますので、最終的に測定を含めてですね、その作業に入っているというふうに考えております。

記者:入らないとわからない。

東電:そうですね。実際場所に行って測定をしますので、作業に入る前に放射線管理委員がですね、現場に行って測定をして今日の線量はこうなってますと、それを作業員に伝えまして、ここが線量が比較的高いので注意しましょうと、ここは低いので通常通りの作業で、そういう計画をですね、再確認をいたします。それをして実際の作業に入りますので、みなさん、作業をされる方々はですね、そういうので自分の状況をしっかり確認して安全な作業ができるというような感じで。

記者:次の会見では放射線量測定した数値っていうのは、こういう数値でしたということをお話して頂けるというふうに思っててよろしいんですかね。

東電:そうですね。測定したそのものかですね、計画値があると思いますので、どちらかは確認できるかと思いますので、ちょっと確認していきたいと思います。

記者:具体的な数値を我々にお話頂けるというふうに思っててよろしいんですか。

東電:確認させて頂きたいと思います。

記者:すみません。この電源復旧については全体の工程で言うと、どのくらい今のところ終わってると思えばよろしいんですか。例えば3分の1終わってるとか、5分の1終わってるとか。

東電:現段階ではですね、非常の検討までが終了して現場の作業にまさに着手したところでございますので、工事に関してましてはまだ本当に始まったばかりという状況でございます。

記者:これ線量の計測によっては全く作業できないっていうことはあり得るんですかね。

東電:今までのですね、測定の中ではそのようなことはないというふうに考えております。ただ急に条件が変わりましてですね、高いエリアが出てしまったり、またプラント側にですね、何か大きな変動が生じてしまってですね、線量が上がった場合、そういう場合は作業を一時中断するようなこともあろうかと思います。

東電:よろしゅうございますでしょうか。

記者:すみません。工程の、工程表とかもしあったら出すことってできませんか。透明性を確保するために。計画が書いてある。

東電:工程につきましてはちょっと持ち帰らさせて頂いて検討させて頂ければと思います。

東電:じゃあよろしゅうございますでしょうか。

記者:地図に書き込んだものもあった方が非常にわかりやすいと思うので、そういうのも頂けると有難いです。ここを通ってきますっていうのが。

東電:ちょっとですね、基本的に所内の地図は公表できないんで、あんまり意味がある地図になるかどうかわかりませんけれども、ちょっと検討させてください。

記者:たぶんみなさん前向きな話を聞きたいと思うので、明日早めの時間にできればセットして頂けるとこちらは助かるんですけれども、いかがですか。

東電:はい。かしこまりました。

記者:それは何時頃ですか。

東電:ちょっと数字の算出等々もありますので、ちょっとすみません。お預かりさせて頂けないでしょうか。

記者:わかるところでとりあえず1回来て頂いて、早めの時間に、今この辺までしかできませんけれども次は何時ですって示して頂けると、たぶん我々も書くのにも楽でしょうし、放送するにも楽でしょうから、そういう形で明日は進めて頂くっていうことはできます?

東電:はい。わかりました。

東電:よろしゅうございますでしょうか。どうもありがとうございました。