東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月18日11月53分から10分間)

東電:ただいまから本日の需給見通し及び午後に予定をしております本日2弾目、2回目のですね、計画に関しましてご説明させて頂きます。

記者:すみません。資料って何部あるんですか。

東電:資料はですね、先ほど今お手元にあります昨日と本日の需要のトレンドのワンペーパー、A4のワンペーパーのみになります。それではまず本日の需給見通しについて改めてご説明させて頂きます。午前中にですね、昨日ですね、昨日お配りしました本日の需要想定4000万キロワットという形でお知らせいたしましたが、皆様の節電、今回の計画停電等の影響もございまして、本日の見通しを300キロワット下に下げまして、3700万キロワット。これに対して供給力は変わらず3400万キロワット。予備力が300万キロワットマイナスという形で、当初お示ししました600万キロワット下ではマイナス分を300万キロワットまで少し改善させて頂いております。これはひとえに節電にご協力頂いております様々な皆さまのお蔭だというふうに考えておりますので、本当にご協力ありがとうございます。こうした背景を踏まえまして、昨日皆様にお知らせいたしました18日の、本日3月18日の計画の2回目以降、所謂2弾目ですね、第1弾目につきましてはすでに実行の計画をしておりますが、本日2回目に予定しております13時50分からの第1グループ及び16時半から予定をしております第2グループ、この本日2回目に当たります第1グループ、第2グループのこの2つの予定につきましては本日は見送りさせて頂きます。繰り返しになりますが、午後2回目に予定しております第1グループ及び第2グループにつきましては本日皆様の節電のお蔭等もございまして、回避させて頂くということをご報告しに参りました。ありがとうございます。引き続き節電につきましてご協力頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

記者:それ決定でいいんですね。

東電:決定でございます。2回目は、2回目というか、第2弾で予定されております1グループ及び2グループにつきましては今回は見送りとさせて頂きます。尚、お手元にですね、本日及びさ昨日の需要のトレンドをお配りしております。そちらにつきまして、若干補足説明させていきます。

東電:お手元にございます需要の実績をご説明させて頂きます。こちら7時、左側にある7,8,9,10というのがこれ時間です。これは6時から7時までの平均、7時からの8時までの平均という形になります。平均値になります。昨日皆様にお配りした参考ですね、資料配布の中にある参考の数字があると思うんですけれども、そちらで昨日の16時、こちらお配りした資料には2900万トン記載されておると思うんですけれども、こちら速報値をそのまま載せて頂きましたので、2860になっております。お配りした2900が下降●●の世界なんですけど2900が下降しているかもしれません。あと19時のところなんですけども昨日お配りした資料には3050と記載されておるんですけれども、こちら記載されているのは速報値の3020になります。●●のところの3330はそのままで大丈夫です。以上です。

東電:はい、以上本日の需要見通しの修正及び昨日と本日の需要トレンドの比較、そして最も重要でございます午後に第2回目で予定されております1グループ、2グループの予定を行わないというこの3点につきましてご報告させて頂きました。どうもありがとうございました。

記者:念のため確認ですけど、要はこの2段重ねになってる、この2段目のここをやらないということですか。

東電:その通りでございます。

記者:理由はその節電だけなんですか。寒さ的な需要の。

東電:気温の影響もございますが、気温につきましては昨日から若干織り込みはございます。さらに皆様の節電の効果もございまして、当初の見通し4000万キロワットから3700万キロワットに下げております。あとは申し上げましたように気温の影響をもう少し関与することもございまして、おそらくこちらについて回避できるだろうという判断でございます。

記者:大口のところで今日はちょっと使うのを控えるとかそういう情報が、情報っていうか約束ができたっていう。

東電:需給調整契約につきましては本日もすでにお願いをしておりますので、それについてのもちろん影響もございます。ただ具体的にどの程度というのはこちらの方ではまだ実績としては把握してないということになります。

記者:すみません。丸い数字でいいんですが、計画停電これまで行った影響世帯ですね、延べでいいんですが、丸い数字でいいんですが、ちょっと教えて頂けませんか、延べで。

東電:昨日ではなくて。

記者:開始から。

東電:開始から15日、14日の開始、14日に初めて始めさせて、そこから今までということで。

記者:そうそうそうです。

東電:わかりました。ちょっと今手元にないので、集計してお知らせさせて頂きます。

記者:すみません。丸い数字でいいです。すみません。

記者:すみません。繰り返しだったらすみませんが、今の時点で今日夕方に大体1日の電力上ピーク来ると思いますが、この辺については不安はないと考えていいんでしょうか。

東電:昨日はですね、国の方からも節電の要請があって、報道にもありましたように電車の間引きとかもございました。それで今日のお話をしたように需要をなぜ下げたかっていうと、実際の朝の立ち上げを見るとどうやら昨日ご協力頂いた分が織り込まれているなということでありますが、ここで私どもの方が今日の2弾目のところはやりませんということを言いますと、ちょっとほっとされるところはたぶんあると思うんですね。ですから引き続き節電をして頂きながらということでお願いをしたいと。

記者:今の時点ではまだ何とも言えないということですか。

東電:まだ様子見ないとということですか。

東電:基本的に大丈夫ですということです。ただそれは引き続き節電をよろしくお願いいたしますということでお願い。

記者:節電の効果も見込んだ上でというような形になるんですか。

記者:すみません。技術方にこんな質問したらちょっとナンセンスかもしれませんが、プロ野球のナイターなんてやらないでくれって東電さんから要請したりしないんですか。これ最高の節電になるんですけどね。

東電:やはり今すべてのお客様にということで、もちろんそういったことも含めてお願いを。やはり1つのところだけをそこだけお願いしますということもなかなか言えませんと思いますから。

記者:民家だとか色々生活関連のところにすごいしわ寄せくってるのに、ナイターだけって特別扱いおかしいじゃないですか。

東電:いくつか大臣の方に…