東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月18日19時23分から100分間)

東電:…19時現在の地震による影響などについて。もう1つが午後2時現在の福島第一プラント状況等のお知らせについて。もう1つがモニタリングカーによります計測状況。それと福島第一1号から3号のプラント状況。それと福島市への本社副社長及びJビレッジへの常務の駐在について。それとカラーコピーの両面になりますけれども、●●の疑問。以上でございます。よろしゅうございますでしょうか。それではお手元の資料に沿ってご説明させて頂きます。まず午後6時現在の影響についてでございますが、下線部が新規事項でございますので、午後6時現在ということでございますけれども、2枚目をご参照頂きたいと思います。午後2時前に自衛隊のご協力を要請し、放水車による放水を開始頂いております。この辺の新しい●●ございまして、最後のページになりますが、午後3時過ぎに●●停電状況、約1100軒、茨城県で1125軒のお客様にご迷惑をおかけいたしております。次に福島第一の午後2時現在のプラント状況のお知らせについてでございます。下線部が新規事項でございますので、2枚目をご覧頂きたいと思います。ただいまご説明申し上げました内容と同様でございます。●●。次がモニタリングカーによる計測状況が3号機までのプラント状況。それと1つ1枚お手元にお持ちいたしましたのが、福島市への当社副社長及びJビレッジへの常務の駐在についてということでございます。資料を●●させて頂きます。平成23年3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに被害を受けられた皆様、そのご家族に心からお見舞いを申し上げます。また福島第一原子力発電所における事故及び放射性物質の漏洩により発電所の周辺地域の皆様をはじめ県民の皆様、さらに広く社会の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけし、心より深くお詫び申し上げます。当社は現在国と合同で東北地方太平洋沖地震の総合対策本部、本部長菅直人内閣総理大臣を設置して、事態の拡大防止及び1日も早い設備の安全性の確保に向けて全力をあげて取り組んでいるところありますが、この度対応を強化することを目的として平成23年3月22日より福島市に取締役副社長皷紀男を、Jビレッジに常務取締役小森明生を駐在させることを一致しました。皷は今回の福島第一原子力発電所の事故等に関して立地地域をはじめ県民の皆様方の声をお伺いするなどの活動を総括し、また小森は事態の拡大防止及び1日も早い設備の安全性の確保に向けまして福島第一、第二原子力発電所を総括いたします。それでは次に、こちらの●●ご説明させて頂きます。

東電:そうしましたらカラーの表裏の方で、今朝ほどお配りしました側、追加で書かせて頂いたやつですけれども、そちらの方でまずは2号機への外部電源の受電の状況でございます。午前中ですね、真ん中の少し右の方、仮設NCメタクラというところ、事務本館別館のところでございます。ここから1号機のタービン建屋に入りまして2号機までケーブルを引き回しまして、2号機の変圧器を入れてパワーセンター、485度のPC、場所見にくいですけれども、458度のパワーセンターまでの●●を1時40分くらいまでに終えてございます。

記者:1時40分で終わった。

東電:はい。それ以降ですね、今度は左側の930メートル、それから550メートルの方の長い方、これを今、こちらの方はですね、今ちょっと準備をしていると、施工には入っていないということは●●でございます。これから夜になりますけれども、夜のうちに行うという予定だというふうに聞いてございます。それからですね、4号機の方、4号機の方も本日、昨日くらいから準備を開始していまして本日少し進捗してございます。4号機の方は左のところ、別紙A参照って書いてございますけど、まず別紙は置いといて、左のところにオレンジ色で書いてございます、これちょっと線の名前が書いてございませんけれども、双葉線と並行して走ってるのこれ、●●1,2号線というのがございます。この●●線というものから1つの線を接続しまして大熊の3号、これ3,4号の送電線ですけれども、3号というものに接続いたしましてそこからですね、これは既設のケーブルでずっと右側に動いていきまして、オレンジ色のところですね、真ん中の共用プールと書いてあるところの少し上のところ、これが仮設のメタクラになります。バツって書いてあって0.5ミリシーベルトと書いてあるところは、これは本来の開閉所と、本来使ってございます超高圧開閉所3,4号の●●ますけれども、ここは繋ぎこみが難しいと●●しているということでございますので、その手前から引き出しまして仮設のメタクラに受けてというところまで、ここまでを本日終えてございます。

記者:終えたの?

東電:はい。

記者:もう1回今のところ言ってもらっていいですか。

記者:どこからどこまで。

東電:共用プールと書いてございます建物の上に四角いちょっと文字が抜けてございますけれども、仮設のメタクラでございます。

記者:メタクラって何ですか。

東電:電圧の高い配電盤です。この配電盤に本設の大熊産業線というところから枝分かれして接続するというところを終えているというものです。今申し上げました仮設のメタクラ配電盤から建屋に引き込むところはちょっとまだ準備ができていなくて、ここは今後ということになってございます。明日の午前中に設置する予定で今準備をしているというふうに聞いてございます。

記者:建屋は4の建屋に?

東電:はい。4号機の建屋の1階にございますタービンの1階にございますこれも2号機と同じタービンのパワーセンター。パワーセンターっていうのは所謂配電盤なんですが、この配電盤に接続する予定でございます。

記者:これ1,2と同じで4,3がいったいだという。

東電:はい。その後3号にも●●なると思います。別紙これあまり詳しく説明しても無駄なんですけど、一応別紙Aと参照というところは裏面を見て頂きますと、真ん中の下大きいところの長方がAなんですけれども、縦にですね、電気が上から下に流れると、下側が発電所側と上側はこれは新福島変電所と言われる変電所から流れるというふうに見てください。長方の中見ますと、ここ●●線の1号線、こういうのと、それからそれの2本右側これ大熊線の3号がございます。これ●●線っていうのはこれ5,6号に繋がっている本来、先ほど●●通り、5,6号の所内電源のバックアップに使う線でございます。この線から大熊線の3号、これはちょっと図面ではわかりづらいんですが、途中まで同じ鉄塔で来ているというところがございまして、同じ鉄塔ですので繋ぎやすいので同じ鉄塔のところで大熊の中央と3号を接続しまして、大熊の3号線を使って先ほどの仮設のメタクラ、メタクラ●●、仮設の配電盤に繋ぐということをしてございます。

記者:仮設のメタクラは車の形なんですか。

東電:車に乗せるので色んな●●、メタクラ車というのが先ほどの共用プールの上のところの●●かと思います。

記者:●●的には車が止まってる感じになるわけですか。

東電:そうですね、はい。それが3号側でございます。続きまして5,6側でございますけれども、5,6側6号のディーゼル発電機が回ってございますけれども、外部電源受けてないということでございまして、これは同じ線でございますが、先ほど●●の1,2号線のですね、2号の方を使ってございます。先ほどの紙●●と同じ項目側、大きな方の地図の方に戻って頂きますと、●●の少し上のところに別紙B参照と書いてございますけれども、そこのところ、鉄塔がですね、倒壊しているということがございまして、倒壊している鉄塔のところだけをですね、●●に●●に使っている双葉線という鉄塔がございましてそこでもたしてやって、戻して本来の開閉所で繋ぎこんでやる、いう作業を予定してございます。これはちょっと予定していまして明日できるかどうかは確認がとれてませんけれども、早急にやるという予定になってございます。ここは別紙2の方見て頂くと、裏面を見て頂きまして、左下のところが今の●●のところです。●●なんですけれども、一番左の線でございます。これ点線はですね、作業が終了したら、終わってるかっていうことを示してまして、点線は黒の線を見てください。赤は点線じゃないですから。黒の線を見て頂きまして、黒の●●線2号というところから一番下の罰点はこれ鉄塔が倒壊しているというところを表してまして、倒壊してるので隣の双葉線に●●を出してやって繋ぎこみますという状況でここを、下のこの赤いところですね、鉄塔にもたして入れ込んでやるというところを今後やるということになっています。以上が一応外部電源側の進捗と今後の予定。

東電:続きまして私の方から先ほど来頂戴しておりましたご質問についてご回答させて頂きたいと思います。前回のご説明の中でモニタリングの測定点についてのご質問頂戴いたしました。今ほどお配りしたものにつきましても正門がデータがなくてただ多くなっただけですけれども、そうした変更点につきましてもお問い合わせを頂戴いたしましたので、その内容についてご回答申し上げます。基本的には定点観測を行いまして傾向把握ということが重要であるという結果でございまして、これまで正門にてモニタリングして参りましたけれども、多くの資機材などの搬入が行われるようになって参りましたので、正門の測定がかなり定点観測するところが困難になってきているというような状況でございます。その一方モニタリングカー1台しかないということもありますので、ある程度傾向を把握した上で他のポイントも測定するということで敷地内の線量を把握するという、こうした観点からポイントでの測定も行っているものでございます。それと2点目でございますけれども、今ほどご説明しました電源供給工事、回復工事の中で放射線管理委員が立ち会っているかいないかというふうなこうした観点からのご質問頂きました。外部電源工事の中で今回のケース、放射線管理委員立ち合いのもと実施しているということでございます。3点目でございますけれども、放射線のモニタリング以外の値の公表についてご質問頂戴いたしました。今ほど公表しております通り、お知らせしております通り、モニタリングした値を定点観測をして公表してきているところでございますけれども、これ以外にもし注視すべき値があるような場合にはお知らせさせて頂くような方向で検討して参りたいというふうに思っています。それと4点目ですけれども。

東電:4点目でございますけれども、地震によってですけれども、水位が変動していない前提ということで使用済み燃料プールの冷却が地震後に停止している、こういう仮定した場合での現在の予測水位はというご質問頂きましたけれども、現在モニタリングポスト測定値に関しては著しい増加は確認されていないという状況でございます。したがいまして、使用済み燃料プールには相応の水位があるというふうに考えられます。シミュレーションをお示しすることについてなんですけれども、現在注水等の復旧作業に全力をあげているというところでございまして、今のところご理解頂けばというふうに考えております。

東電:私どもからのご説明、概略以上でございます。

記者:改めてですね、所内電源が復旧することによってですね、今の状況がどのように打開するのかということを教えてください。

東電:まずはプールの方、プールの方の水の供給ですね、今放水ですね、今日も時々伝えてますけれども、本設のポンプを使って燃料プールへのですね、水の供給を行いたいと思ってます。同時に原子炉の方への水の供給、それから原子炉の方の冷却機能の回復という順番で機能を回復していきたいというふうに考えてございます。ちょっと具体的なですね、ポンプ等はですね、まだ検討課題でございまして、明日くらいまでに少し2号、今日はですね、●●止めて●●しているということになろうかと思います。

記者:まず2号炉、2号機だと思いますけれども、2号機はプールじゃなくて炉への注入を優先するんじゃないんですか。やっぱり2号機もプールへの水の供給を優先するんですか。

東電:同時並行だとは思いますけれども、プールも相当温度が上がっていると我々思って今して、同時並行ということになろうかと思います。

記者:まずプールを先にやるんですね、でもね。

東電:どちらかと言うとプールの方に●●いってると。炉の方はですね、一応安定はしているというふうに我々思っていますので、とりあえずプールの方。水素が●●ますので、プールを。

記者:炉が安定しているっていうのはどういう理由で。どういうパラメーターで、どういうふうに。

東電:この2,3日同じでございますけれども、水位、それから周辺環境、それから圧力が段々色々計器の不具合等もございますけれども、そういったものに関して大きな変化がないということで。

記者:でも今日頂いているデータを見るとまた抽出せずということが一番最近のデータで出てますね。どうしてこれ抽出しなかったんでしょうか。採取せずですか。10時現在の水位と炉圧が不明、※1のところですね。

東電:一番最近のデータ、これ本日14時のものでございます。本日14時はこちらは3号機のみのデータ採取しましたので、1号機2号機につきましてはデータを採取していないというところでございます。

記者:今日作業に入られた時の放射線量、モニタリングポストじゃなくて建屋の近くのデータっていうのは連絡はありましたか。

東電:今朝のデータは入手してございません。

記者:あとこのJビレッジというのは、要は前線本部っていうような趣旨ですか。

東電:そうですね、福島第一、第二とも統括をすると言いましょうか、総括をするという意味でこちらで指揮をとるということでございます。

記者:今これがないことによって、ちょっと混乱っていうか、情報融通がうまくいけていないけれども、ここを作るとこういうことが期待されるっていう何かそういうふうな言い方ができないですかね。

東電:ちょっとご質問にお答えしている形になってないかもしれませんけれども、福島第一、第二におけます事態の拡大防止あるいは1日も早い設備の安全性の確保に向けまして、統括する意味で福島第一、第二とも統括をする意味でそちらに小森が駐在するというところでございます。

記者:要は真ん中に1個入ることによってむしろ伝言ゲームが1個増えるというデメリットは当然あると思うんですけれども、それを上回るメリットが考えられるから前線本部を置くと思うんですが、その考えるメリットっていうのは何ですか。

東電:やはり近くにあります福島第二からの円滑なサポート、支援というようなことも、こうした場所に小森が駐在することによってより円滑にスムーズに行えるものというふうに推察しております。

記者:つまり物理的に行きやすいからっていうそういう意味ですか。

東電:そうですね。両方指揮するうえでやはりメリットはあるということも1つの要因かというふうに考えております。

記者:よろしいですか。先ほど注視すべきものがあればモニタリングのデータというところ、お伝え頂けるってことだったんですけど、西門のところの値っていうのは非常に低いですけれども、例えばミリレベルの値がどこかに出ているとかですね、先ほど作業に入る前の値はってありましたけど、そうやって測定何らかもう少し教えて頂けないですかね。予測というか。

東電:検討させて、経過を確認した上でお知らせさせて。

記者:先ほども一応検討して頂くと言って、また検討。数字が出しにくい事情があるんじゃないかっていうふうに思えてしまうんですよね。●●とかから出しにくいですか。

東電:本当に入手していなくてですね、測っているのかどうかっていうところも含めてこちらから現場の方にですね、聞いてみようと思います。

記者:測った数字が官邸だけに行ってるとかそういうことですか。

東電:官邸には行ってないですよね。同じデータですよね。同じデータですね、官邸行くデータは。

記者:現状ではじゃあその他にはこれ以外に計測してる数値がないということですか。

東電:我々に上がってきてる数字はこれなので、はい、異常がないのでわざわざ●●がこちらに上げていないのかどうか、本当に測定してないのかというのはちょっと確認して今、すみません。

記者:あとさっき水位の話の●●さんは今注水しているところだからご勘弁くださいっておっしゃいましたけれども、水位の状況がどうなるかっていうのは熱量の関係である程度推察できるわけで、注水してるかどうかと関係ありませんよね。だからお答えになってないと思うんですけど。

東電:水位に関してはまずこれは●●と言ってもいいかもしれませんけれども、水位計の指示は比較的安定した状況だと理解しています。

記者:プールの方ですよ。

東電:プールの方ですか。失礼しました。申し上げございません。

記者:さっきそうお答えがあったから。

東電:すみません。プールの方の水位につきましては、まず具体的な水位が不明な号機というのがございます。こちらは1号2号3号機までについてはそういう状況だと思っております。あと5号機6号機については水位が確認できている状態が続いています。

記者:4号機もですよね。

東電:はい。4号機につきまして、はい、4号機につきましては14日の時点での水位が、すみません。14日の時点での現場の状況とそれからあと16日の時点でのヘリコプターからの状況が確認できています。さらにあと共用プールにつきましては、これ本日朝状況を確認したというところです。そういう点ではプラントの状況はそのようになっていまして、特に確認できていない1号2号3号については確認できていない状態というのが続いています。

記者:先の会見で出たのは、熱量のお示しがあったんでそこから換算して現状どのくらいまで減っているというふうに推察されるか。あるいは今後どのくらいまで減っていくというふうに見通せるかということを言ったんですよね。

記者:それは計算はされてるんですよね。

東電:特にデータが得られている号機に関してなんですけれども、今水位に関して意識しているのがまず3号機についてはこれは注水を行って頂いているというところでございます。あと本日データお示ししましたけれども、一番発熱量が多いのはこちら4号機でございます。4号機につきましては、こちらは水位比較的水位が高い状態だということを最近の時点で確認できております。なので今確度の高い情報としてはそちらの方だと考えております。

記者:現状そんなすぐに水がなくなる心配はいらないということですね。

東電:現状一番発熱量が多い4号機においても高い水位が確保されているということでは理解しています。

記者:4号機の熱量時間当たりの数値って出ますか。時間率。

東電:熱量と推測する方法なんですけれども、水位の話と、それから水位以前の温度の話がございます。シミュレーションも可能だと思いますけれども、その時点のその水位の以前、温度の話についてはこれは実測値が得られています。ですので、実測値に基づいて確認をするということが実績に基づく確度の高い方法ではあるというふうには理解しています。

記者:すみません。電線、送電線の話ですが、これは一応今日中にまず2号機のやつはまず終わるような見通しは変わりませんか。

東電:はい。2号機は繋ぎこむ●●に繋ぎ込むようにですね、今始めているという。

記者:ケーブル、所謂この500、930のケーブルは、これはもう着手はしてるんですよね。550、930。

東電:これはこれから着手して今晩中頑張って何とか。

記者:これまだ着手されてないんですね。

東電:今準備段階というふうに聞いてまして。

記者:いつ頃スタートするとかわかりますか。

東電:ちょっとそこは、何とか早く。

記者:わかりました。それとあとこれ電線引くだけだっていうふうなイメージだったんですけど、例えば引いてみて何か電気がうまく通らなかったりとか、考えられ得るトラブルとか、要するに電気さえ通れば、この電線さえ通れば何となく電源は2号機の電源は復活するかなっていうイメージはあるんですけど、逆にやってみてうまくいかない、トラブルで考えられるケースって何かありますか。

東電:ケーブルの工事でございますけれども、今発電所に確認をいたしておりまして、本日のですね、夜遅くから作業に着手するというふうに連絡がございました。それからですね、ケーブルの敷設につきましては、これ全部で1500メートルほどあるんですが、工事内容としてはですね、500メートルのドラムこれを3つ使いまして、接続をしながら繋いでいくということになります。ですので工事としましてはですね、接続のみになりますので、接続のミスとかですね、そういうものがなければしっかりとこの上、予備MCですね、予備メタクラのところから下の仮設のメタクラのところまでも通電は確実に実施が可能ではないかというふうに考えてございます。

記者:予備メタクラがいってるのはもうすでに確認はできてるわけですね。

東電:はい。これはもうすでにですね、現地に設置されてございます。

記者:設置されてて、これは健全であることは確認はされてるわけですね。

東電:そうですね。これは健全であることが確認されてございます。

記者:500メートルの何とおっしゃいました?

東電:500メートルドラム巻きのですね、ケーブルです。

記者:コイルみたいなやつ?

東電:そうですね。コイルみたいな糸巻き状のですね、ドラムにケーブルが500メートル巻いてありましてそれを引っ張りながらですね、トラックで移動しながら敷設していくということになります。それを。

記者:ケーブルはどうやって固定するんですか。

東電:ケーブルはですね、今道路に敷設をしてですね、ケーブルに傷がつかないように養生をするというふうに聞いております。

記者:養生って具体的には。

東電:カバーですね、ケーブルの上にカバーをかけるというものでございます。それで固定等にはですね、特別固定はするということはちょっと聞いておりません。確認はいたしますけれども、特別補強をするということは聞いておりません。

記者:今晩中には終わるっていう感じなんでしょうか。

東電:そうですね。本日中には終了して。

記者:本日中には終わる?

東電:本日です。すみません。今晩、夜ですね、今日の夜遅い時間から開始をして夜中の作業になるという。

記者:日付が変わってからもやるってことですね。

東電:そうですね。日付が変わってからも実施するということになります。

記者:それは930に関してですよね。

東電:これはですね、上から順番に繋いでいくことになりますので、この最初の550メートル、それから930メートルというふうに引っ張っていきますので、順番に流れていきます。

記者:すみません。4号側も2号側も明日の午前中までには両方とも繋ぎこみは終わるというふうな。

東電:1,2号側はですね、明日の朝までには繋がるということです。それから4号側につきましては明日の作業になるということですので、明日ないしちょっと状況によりますが、明日くらいにはできるんじゃないかなというふうに。

記者:明日のどれくらいですか。

東電:時間につきましてはですね、詳細今確認がとれておりませんので、確認ができ次第明日連絡したいと思います。

記者:心配なのはですね、以前も電源車をたくさん持ってきて繋ごうとしたけれども繋げなかったっていうことがありましたよね。今回外部電源を持ってくれば大丈夫なんだっていうのはどういうふうにいったんでしょうか。

東電:今回はですね、外部電源を持って来まして繋ぐことができなかった部分につきましては仮設のメタクラを準備してそれから直接繋ぎこむということになります。電源車ですと、このメタクラを積んでいないものですから、メタクラをつけることによってですね、接続が可能になります。スイッチのない状態で電源車から直接繋ぐということは非常に危険ですので、前回はそういうところから本設のメタクラを使って繋ぎこむところを本設がかなり被害を受けていたという状況で繋ぎこみがうまくできなかったということでございます。今回はそれを準備してですね、かつ燃料補給のいらない外部電源を繋ぎこむということでより信頼性をあげて運用したいというふうに考えております。

記者:あと4号機の変圧器これはどういう状態なんですか。タービン建屋内。

東電:4号機のですね、変圧器につきましても健全性の確認がとれているというふうに聞いております。

記者:これ津波は被ってないんですか。

東電:こちらはですね、津波の影響等はあったという情報は特にございませんので。

記者:2号機だけが健全だっていう話があったと思うんですけど。

東電:こちらですね、接続箇所として場所は4号機の1階にですね、変圧器があるというふうに聞いておりまして、こちらの健全性が保たれているということで接続の効果が上がっているということと理解しております。

記者:変圧器は生きてるのはこの4号機の1階の部分と2号機の。

記者:2号でしょ。

東電:2号。

記者:2号機の値なんでしょ。

東電:2号機の同じく1階でございます。

記者:これ4号機に行くのは前の会見ですと、20日目途っていう言い方をしてかと思うんですが、早くなったんですか、つまり。

東電:工事を明日以降、明日からですね、始めてですね、ちょっとどういう形になるのかが確認がとれておりませんので、早ければ明日、それから20日までには確実に繋ぎたいということになろうかと思います。

記者:あと5,6の目途はいつになりますか。

東電:5,6につきましては現在準備をしておりますので、こちらにつきましてはちょっと確認でき次第またご報告したいと思います。

記者:これその変圧器までは割と作業としてはそんな難しくないようにも思えるんですけれども、そこが先ですよね。そこの中から機器の健全性、ポンプその他を含めてっていうのは同時並行で出るものなんですか。それとも変圧器まで来て、変電してみて初めて動く動かないがわかる、すぐわからないんですか。

東電:事前にですね、測定、絶縁抵抗測定等をいたしまして、まず●●をしていないということを確認いたします。その後ですね、ポンプとして確度、健全が保たれているか、外観の検査をしたりですとか、それから●●手で回す●●こういうことをやりましてですね、健全性を確認すると、それによって全部の事前の確認がとれましたらそれを動かしてみる。そんなような流れになります。

記者:同時並行でこの敷設の作業と並行して機器の健全性の確認作業もやってるんですか。

東電:それも合わせて進んでいます。

記者:今やってるんですか。

東電:はい。●●の確認をしております。

記者:そうすると場合によっては明日ここまで来た段階ですぐに繋げるものが出てくる可能性もあるんですか。

東電:その可能性もございます。

記者:明日から何かのポンプが動き出すこともあるってことですか。

東電:可能性はございます。

記者:すみません。確認なんですけれども、3号っていうのは4号に繋ぐのはもう必ず繋がるようになってるんですか。

東電:3号4号につきましては、中で繋ぐことも可能でございますし、今回引っ張ってますこちらの仮設のですね、メタクラから1本今ケーブル引いてますけれども、こちらにも予備も作っておりましてですね、直接もう1本も引き込める構造になっております。ですので仮にですね、3号4号の中でタイライン、要は両方を繋ぐラインに不具合があったりした場合にはそれぞれ分けて繋ぐことも可能になるように今考慮して、同時進行で進めておりますので、確実に繋ぎこむことは可能なんじゃないかと思います。

記者:20日までに3号も一応繋がる。

東電:そうですね。はい。

記者:すみません。すごいベーシックな質問なんですけれども、セメントをそこにやるっていうのはそれはどういう。

記者:すみません。今日で事故後、震災から1週間になるわけなんですけれども、前年。

記者:すみません。私が聞いてるんですけれども。すみません。セメントがどうのこうのっていうのはそれはもうこれで随分解消されたんでしょうか。可能性は低くなったんでしょうか。必要性は。

東電:セメントって。

記者:そのリアクターにセメントを、コンクリートをやるっていう話が。

東電:それは午前中も質問がございましたけれども、確かにチェルノブイリみたいなことを思いつくと思うんですけれども、一応我々はまだ楽観視はしてませんというのも、冷却できると、冷却を目指しておりますので、今のところ0%とは言いませんけれども、冷却に向けて今協力しているという状況には変わりないと。

記者:何%ですか、それは。

東電:数字は厳しいですけれども、冷却は。

記者:大体、大体でいいです。限りになく0に近いのか、10くらいなのか。この今の状態で限りなく0に近づいたんでしょうか。近づいたかどうか。

東電:電源の敷設ができたということは一歩は踏み出していると思いますけれども、やはり負荷、ポンプがどの程度回ってくれるか、回せるかということはなかなか難しい状況だと思います。ですので、そこら辺の目途が立った時点で少し●●が上がるのかなと思っています。

記者:現時点で放水の状況。それと放水の効果、その辺りどう把握されていますか。

東電:まずはじめに関係者の皆様に対しまして心より御礼を申し上げたいと思います。そうした方々が実施なさいますくこともありまして、ちょっと確定的な話申し上げにくいこともございますけれども、今把握している内容としましては本日自衛隊さんの消防車と米軍さんの消防車、これは高圧放水車になりますけれども、14時頃から14時45分頃まで放水を行って頂いたというふうなことでございます。3号機の使用済み燃料プールを対象として放水を頂きました。自衛隊さんの方は約40トン、米軍さんの方の消防車の方からは約2トンの放水が行われたというふうに伺っております。以上でございます。

記者:2トンはどこでしたっけ。

東電:米軍さんの消防車。

記者:どっちも3号機ですね。

東電:はい。そうでございます。

記者:米軍の放水は誰がやったんですか。

東電:はい。これは当社の社員がですね、運用をさせて頂きました。

記者:協力企業じゃなくて。

東電:確認させて頂きます。

記者:それがプールに確実に届いてるかどうかって確認みたいなのは、現場見てわかってるんですか。それの効果は。

東電:はい。定量的な把握というのはなかなか実は現状では難しい現状でございますので、今後とも水位をよく注視して参りたいというふうに思います。ただプールの冷却のためには本日のようにお力添えを賜りました散水、放水といったような、を引き続き実施していくということが大切だというふうに思いますので、なるべく引き続きご支援を賜りながら着実に実施していければと。

記者:昨日は水蒸気が上がったとかいうことで効果があったんじゃないかっていうお話だったですけど、それは今日は特に何かそういった変化っていうのは観察できなかったんですか。

東電:昨日水蒸気が上がったことで効果と申しましたのは定量的なものではなく、所謂水。

記者:本日はそういうふうな現象とか事象とかいうのは確認はされてないんですか。

東電:昨日の話は昨日まず1回目放水して頂いてその結果として放水された水が本体の目標とする使用済み燃料プール近辺に投下されることによって、その結果として水蒸気等が見られたということでこの作業にはこれは意義があると実際に役立つものだという感触を得たというものでございます。その点ではそういう状況を踏まえて本日の放水も引き続き行って頂いていると理解しています。

記者:で、本日はどうなんですか。

東電:そちらの、じゃあ具体的な効果の度合いにつきましては、ちょっと。

記者:具体的な効果は定量的には測れないから、何か目で見えることとかそういうことで何か効果を感じる部分はありませんかっていうご質問です。

東電:すみません。同じなんですけど、本日もまた水蒸気が上がった現象が見られたというふうに私は聞いてございますので、効果というよりもまず中には入ってるだろうということで、今申し上げありましたけれども、そこまでで、どのくらい冷却効果があったかという認識ですけれども。

記者:それはいいです。ただその水蒸気が。

東電:中には入ってるから。

記者:水蒸気が上がったのはどっちの放水ですか。ヘリとか色んな消防車とか色々ありますけど。

東電:そこまではですね、ちょっと確認してません。今日もそういう現象が見られたということまででございます。

記者:今日都合どれくらい放水したことになるんですか。トータルで行くと。この先ほどの2トン、自衛隊の消防車の40トン。

東電:自衛隊さんの消防車からは6回放水を行って頂いたというふうに伺っております。米軍さんの消防車からは1回の放水というふうに伺っています。尚、先ほど操作をしました当社側の放水、米軍さんの消防車の運用、これは当社の協力企業でございます。

記者:何人でやったかわかります?

東電:ちょっとすみません。手元にございません。申し訳ございません。

記者:横須賀は1台でよろしいんですか。横須賀から来てる1台。

東電:ちょっと手元にございません。申し訳ございません。

記者:すみません。東京消防庁による放水っていうのは行われてるんでしょうか。

東電:はい。というふうに伺っておりますが、ちょっとまだ手元に概略出てきておりません。申し訳ございません。

記者:実施したかどうかについてはいかがでしょうか。

東電:まだ申し訳ございません。

記者:何トンくらいの水量。

東電:そこにつきましても大変申し訳ございませんが、東京消防庁さんサイドのこういうこともありまして、ちょっとまだ手元に概略のデータがございません。申し訳ございません。

記者:保安院が今日事故のレベルをレベル5と評価しましたけど、現時点で東京電力さんとしてはその評価はどう思うんですか。自己評価ですけど。

東電:いずれにしましても、この度の放射性物質の漏洩あるいは事故によりまして、広く社会の皆様あるいは立地地域の皆様にご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心よりお詫びを申し上げたいと思います。私どもとしてはこうした評価を踏まえまして1日も早い原子力安全確保に努めて参りたいというふうに考えております。

記者:あとごめんなさい。電気の話に戻るんですが。超高圧開閉所ってありますよね。6.9キロ予備メタクラのところ。これから要するにケーブルを引いてまず2号機側にもっていきますが、この間の大熊3,4号線というのは重なってバツ印になってますけど、これってどんなふうな配置にするんですか。

東電:すみません。わかりづらくて。大熊3,4号と今回、今日やってる2号にもっていくオレンジ色の線のところろですね。

記者:はい。

東電:ここはクロスしてますけども、接続はなくてこの罰点はですね、ここ実はちょうど道でございまして、3.0ミリシーベルトパーアワーの測定点を示してございました。申し訳ございません。わかりづらくて。

記者:だから確認ですけど、このオレンジのこの550メートルの線はそのまま単独でいって、この3,4号の紫色の線とはクロスしてなくてそれぞれ別々というふうに理解して。

東電:ええ。オレンジの方は地面測ってますし、大熊線の方は●●でございますので。

記者:すみません。●●ちょっと伸ばして頂くんですけども、レベル5というのは軽水炉で要するに最悪スリーマイルに並ぶわけですね。世界中で要するに今原発に対する安全性のですね、見方っていうのはだいぶ見直すべきだっていうような感じで●●つつあるんですけども、それを●●どうかっていうこともありますので、ちょっと今どういう認識でいらっしゃるのか、しっかり答えてください。

東電:そうしたご指摘、ご意見ごもっともだと思います。繰り返しになりますけれども、まず多くの皆様にご心配ご迷惑をおかけしたこと改めて心より深くお詫び申し上げたいと思います。そうしたご評価を踏まえまして改めて1日も早い原子力安全の確保に向けて一丸となりまして関係各方面のご指導も賜りながら総力をあげて進めて参りたいと思います。

記者:5,6号機のショートカットっていうのはすでにもうされてるんですよね。

東電:5,6号機の方のこのバイパスはこれからです。

記者:これからなんですね。

東電:●●できてないです。

記者:逆に言うとこの送電線のショートカットのところさえしてしまえば5,6号機にはもういけるっていう。

東電:そうですね。ただこれ確認のたぶん作業になるんで、線で書いてしまうとこれ簡単なんですけども、送電線同士のやり取りじゃなくて、たぶん準備が。

記者:でもここまでは電気は来てるっていうことですね。ここの直前までは。

東電:これ、そうですね。

記者:すみません。大変申し上げにくいんですけども、つまり東電さんがレベル5になったことに対してどのくらいの危機感をお持ちなのか。つまり大丈夫だという見通しなのか。つまり熱量とか言ってもね、なかなかその対象となるデータが出て来ないものですから、その一方で3号機はあんなに壊れちゃってて、蒸気はどんどん出てるわけですね。それに対して見通しとしてでいいんですけど、大丈夫なのか、それとも危機感を持ってらっしゃるのか。その辺って何かおっしゃれることはないでしょうか。そこを一番知りたいんだと思うんですよね。つまり映像だけ見ると焼け石に水みたいにも見えちゃいますが、でもモニタリングの数値は安定しているようにも見えますし、どう捉えたらいいんですかね。

東電:私がお答えしていいかどうかはわかりませんが、危機感は常に持っていますし、放水が始まってもですね、外部電源が生きても危機感というものに関してはまだ全く予断を許さないという認識で我々社員は今対応している。除熱の評価の話はですね、これは今はその評価に対してコメントできる立場にはないという考えでございまして、おっしゃる通り危機感がまだ変わらない。それから今は具体的にですね、ああいった放水をやって頂いていますけれども、●●して早く外部電源を生かしてですね、しっかり水を入れていくということに今●●を終えてまして、そういったことを安全に早期にやっていくということでございます。事態が収束したときにですね、今回のこの事象がですね、どういったものだったかということを改めて我々は考え直さなければいけないと思っていますけれども、今はまずはこの危機を脱することに集中しているということしか申し上げられないと。

記者:そのレベル5の件で、お答え難しいの前提で聞きますが、最初にですね、真水、要するに淡水をやっぱり使ってその後海水に切り替えましたよね、冷却水を。その判断が遅かったんじゃないかっていうのは技術者としてどう思われます?

東電:一概にですね、これも少し事態が収束してからですね、そういった、今後に向けて反省材料が具体的なものがどういうものがあるかというのは整理する必要があるかと思いますけれども、今その判断がどうなったかというのは私の口からは申し上げられませんし、なかなか難しいと思います。

記者:それは検証の何か東電の中での検証グループみたいなのを作って何かやられるんですか。

東電:そこはまだ今後のお話でございますので、東電の中でだけではできない話だとは思いますけれども、それは今後の話です。

記者:これレベル5の話ですけれども、暫定評価とは言ってもチェルノブイリだったら7なわけですよね。現状まだ炉の冷却の見通しもたっていない。開けっ放しのプールが温度が上がっているという状況で5っていうの保安院が表に出すっていうのはこれ政治的判断なのかなというふうにも思いますけれども、収束に向かっているっていうような認識は例えば保安院と御社の間で何となく共有されている結果、ここで5っていう数字が出てきたみたいなことってないですか。5で収まるというふうに逆に。

記者:そういう話はちょっと役員レベルの話なんで、コメント出してくれって言ってもらえませんか。現場の人なんで、ファクトの話をしましょうよ。

記者:5で収まるとお思いですかって私聞いてるの。

記者:それは現場の人にっていう意味ですか。

記者:実態がよ。

東電:数値云々ではないです。数値云々ではなくてですね、おっしゃる通り、そのようにおっしゃる通りですね、とにかくこれ以上悪化しないように早く収束に向かえるように全力でということです。保安院さんのご認識はですね、少しわかりかねるところがございますけれども、ただ保安院さんも一緒に●●も含めてですね、対応して頂いてますので、大きな違いはないというふうに思っていますけれども、とにかくINESの数値がどうこうというのを今●●してですね、申し上げるタイミングでも立場でもないというふうに思います。

記者:今後先ほどのご説明で最近炉の状況が2,3日水位が安定してて、圧力の変化もないと。その安定しているっていう部分について教えてください。このモニタリング、ごめんなさい。プラントデータはどこまで信用できるのかっていうのはもうもはやわかんないんですが、炉圧なんかはかなり1号3号とも下がってますよね。これが真実かどうかは別として例えば水位も確かに安定はしてます。これで例えば炉の状況として何か推測できることはありませんか。冷えてて圧が下がってるとか。

東電:少し冷えてきてるだろうというのが少し想定はできるんですけれども、ちょっと下がり過ぎるかなっていう気はいたしております。

記者:下がるっていうのは何が。

東電:炉圧ですね。ちょっとですね、これは本当かなっていう気がしてます。まず十分に●●として持ってるはずなので、ここは測りに行けるかどうかはちょっと予断を持たずにですね、行く必要があるかと思ってますけれども、ただ流量がたっていて、水が入っているということと、またこの●●は、1号機の格納容器はちょっと冷えてないようですけれども、2号機、3号は格納容器側はとりあえず圧力がかかってございますので、そこは間違いないかなというふうに判断してございます。

記者:流量に関しては大体もし把握できてるんなら、その流量を教えてください。

東電:ちょっと今日の値、最新の値がないんで、ちょっと確認させて。

記者:280とか何か前は、そういうペースは大体確保できてるんですか。

東電:まだ1号機がですね、1号機は流量計が今働いていない状況で見えてないんですけれども、2号機は560リットルパーミニッツ。

記者:560リットルパーミニッツ。

東電:はい。3号機が250リットルパーミニッツと。1号機の状況はもしわかりましたら。

記者:もう1回。

東電:はい。2号機が560リットルパーミニッツ。3号機が250リットルパーミニッツです。1号機の状況はわかりましたら、またお知らせさせて頂きます。

記者:あとこういう状態が、たぶんこれ確か2,3日はあまり変化がありませんよね。この状態が例えばどれくらい続けば例えばこういうふうな見通しが見えるとかそこら辺はどのようにお考えですか。

東電:あんまり楽観視はしてないんですが、早急に水を入れて高くしたいという危機感は常に持ってございます。この状態がどのくらい続けばどうなるかっていうのは、なかなか難しいんですけれども、入れてるポンプも仮設でございますし、仮設でやりくりしてる状況は変わりませんから、この状態が変わらなければですね、そんな深刻な状態にはならないと思ってますが、この状態がどこまで維持できるかというところにも危機感がございまして、そういった意味から早く信頼性のあるポンプに切り替えていきたいと思います。

記者:ある程度流量がわかってるんであれば、当然中の●●、運転が止まった時のその温度もある程度は推測できるでしょうし、それからこの状態でどれくらいまで、なんて言うか、どれくらいまで続ければ冷温停止状態になるんだっていうのは何か目安はないんですか。期間的に。

東電:ちょっとそこまでの評価はですね、できるかどうかも含めて持ち帰らせてください。ちょっとそこまで数値は今は持ち合わせないんです。

記者:確認なんですけれども、1,3号機っていうのはまだ海水の注入は続いているわけですよね。

東電:はい。

記者:これだけ長い間ね、海水を入れるっていうことは、海水を入れるのはやむを得ざる決断だったのかもしれないんですけれども、どんな影響があるんでしょうか。真水でないっていうことで悪い影響も出てくるんじゃないかと思って心配なのですが。

東電:そういった意味も含めて確かにおっしゃる通りこの状況が長く続くとそういった海水の悪影響みたいなものも顕在化してくる可能性はあると思っています。ただまだ1週間足らずですから、この期間でですね、すぐに出るとはあまり考えてなくて、早く真水でですね、真水に置換していくと、海水を入れて真水の環境にしていくという意味においても早急にやっていく必要があるかというふうに思っております。

記者:例えばですね、今度ポンプを入れてですね、真水を入れることになるかもしれません。真水が入ることになるかもしれませんけど、今まで海水、塩分を持ったものが蒸発してるんでしょうけれども、海水と真水が混じりあうことによってですね、何ら技術的、化学的に何か問題が起こる可能性っていうのはないんでしょうか。ちょっと怖いところもあるんですが。

東電:海水と真水が混ざることに関しては、私の知識ではそんなに悪くはなくてですね、やっぱり海水、塩分が残っているという状況はあんまりよくないので、早く真水を置換して塩分がそこにない状態にするということが早く望まれる状況だというふうに思っています。

記者:すみません。電気系統のことでもう2点だけ基礎的なこと教えてください。これ例えば1,2号機で電源を回復した場合に系統が色々、例えば非常用の系統であるとか通常の所謂電気系統であるとか、詳しくはわからないんですが、そういうものがあった場合にどういう系統に流していくのかっていうのは決めてますか。

東電:電気を受電していくかということですか。

記者:そうでう。変圧器まで持っていきますよね。

東電:はい。

記者:その後のラインっていうのも色んなたぶんラインがあるような気がするんですが。

東電:まずはこのパワーセンターに直接ぶら下がっている、ぶら下がっているという条件でよろしいでしょうか。●●ですけれども。接続されている機器がですね、早く回せるわけでこの中で効果的にプールないしは原子炉に注入できるポンプをまずあたってるんだと思います。

記者:この、要するに変圧器ありますよね、この2号機に。これに直接接続されているその機器。

東電:はい、はい。そういうことになると思います。

記者:それは特に非常用とか、例えば通常用とかそういうことではなくて所謂この変圧器からダイレクトにこう結ばれていると。

東電:その方が早いので、まずそこからチャレンジしていくというイメージだと思います。

記者:素人な質問で恐縮なんですけど、いきなりECCSにっていうことはないわけですね。

東電:ECCSに越したことはことはありませんけれども、そうじゃないポンプになるかと思います。

記者:すみません。そこのところ大事なところなんで、2号機にその変電盤にですね、繋がった後、明日の朝ですね、全部繋がったときに、その後に具体的にどういう作業が行われるのかもうちょっと具体的に教えて頂けますか。

東電:燃料プール系の冷却ポンプがございます。それから補機冷却系のポンプがあるんですね、補機っていうのはなんて言うのかな、モーターの冷却ですとかそういったものに使う所謂補機ですね、そういった。

記者:補機?

東電:補う●●、補機冷却水というポンプがございます。そういった系統でですね、冷却ないしはプールへの注入が少し目途が立ちそうだなっていうことを今検討してございますけれども、いろんな要素がございます。2号機は建屋が一応爆発を起こしてませんので、ものを健全だと思ってますけれども、例えば予断を持たずに考えると上に窓が開いてますけれども、水素の問題はまだ危険がゼロになっていないと思いますし、そういったことを色々考慮してどの位置にやると効果が出るとかそういったことを含めて全体的に検討していくということでございます。これは検討今進めている状況でございます。

記者:今のは使用済みの燃料プールの方を優先して手当していくっていう意味なんでしょうか。

東電:はい。炉の方も並行ですけれども。

記者:両方同時?

東電:両方です。

記者:プールにやるその補機何とか系っていうその説明もう少しわかりやすくしてください。

東電:機器の冷却に使っている系統がございます。その系統の水ですとか、そういったものですね。

記者:それをプールに入れられるんですか。

記者:最初、前回はRHRとかをやれないかって話があったみたいなんですけど、それはもう機器点検してダメだとかそういう判断になったんですか。

東電:そういう状況はまだ聞こえてきてませんけれども、今申し上げたように原子炉建屋内の機器がいいのか、タービンの建屋内の機器の方が安全なのかとかですね、そういったことも考慮してます。それで補機冷却水はどのポンプに、全部じゃないですけども、ほとんどのポンプの冷却に使ってますから、ポンプ単独で回しますと結局はその温度が上がってしまって停止してしまうポンプがありますので、補機冷却を生かした方がですね、他のポンプを回すときにですね、長く回せるとちゃんと回せると。

記者:これはタービン建屋内の補機冷却系のそのポンプを動かしてみようかっていう。

東電:タービンのポンプを回すにはそうなりますし、原子炉内のポンプを回すには原子炉の補機冷却系を生かさないと回らないというものでもあると。

記者:それはタービン建屋でやるのか、中でやるのかっていうのは。

東電:どこの機器をチョイスしているのかっていうのは検討中です。

記者:ただし優先しようとしているのは例えばRHRであるとか制御棒系であるとか、そういったところの方針は特に変わってはないですかね。

東電:私は炉心●●をお話しましたけれども。

記者:ホウ酸水系とか。

東電:ちょっともっと私だけじゃなくて色んな者が検討してますんで、もっと違う結果が出てくるかもしれません。

記者:いやいや、●●さんも小林さんも同じご意見だったんですけど、そこは変わってないわけですね。

東電:基本的にはそうなんですけど、先ほど申し上げました原子炉建屋に全部あるんですね、そのポンプが。ちょっと原子炉建屋の機器を回すことが今安全かどうかっていうところも含めてご紹介をして。

記者:すみません。先ほどレベル5とか今後の見通しについてちょっとコメントできないという表現があったんですが、そもそも清水社長がこの会見には出られない理由はなんなんでしょうか。

東電:申し訳ございません。清水、陣頭指揮をとっておりますので、ただ然るべき段階でまた皆様の前でご説明、お話させて頂ければと、お話させて頂きたいと思います。

記者:1週間経って収束してないわけなんですが、次に、然るべきというのはいつなんでしょうか。

東電:たぶん陣頭指揮をとっておりまして、●●を1回だけくらいしかまだ受けられていないことを大変申し訳なく思っております。然るべきタイミングでまたご説明させて頂きたいと思います。申し訳ございません。

記者:清水社長は現地には行かれたんでしょうか。福島には行かれたんでしょうか。ずっとここの東京のこのオフィスにいらっしゃるんでしょうか。

東電:はい。まだ●●ですと、現地の方に電話してお詫びを申し上げるというようなことを一刻も早くということかと思いますけれども、現地でというか、こちらの方で本社の方で陣頭指揮をとっておりますために●●ないような状況でございます。このことにつきましても申し訳なく思っております。

記者:すみません。先ほど炉圧が3号機低すぎるのがちょっと懸念っていうふうなお話だったんですが、すみません。もう一度どういうような事態が考えられるのか教えて頂けますか。

東電:炉圧が下がっているという意味では外にリークしているということは当然考えられますけれども、仮にそうだとしても●●側で圧力がとりあえず抑えられています。とりあえずですね、その周りの●●で抑えられている●●で、系外にまた大きく出ているというふうな数字にはなっていないと思いますけれども、最悪のことを考えれば圧力容器に少し、格納容器側に少し●●ことは●●。

記者:圧力容器に傷がついてるとかそういうことですか。

東電:特に外乱がないので、いきなりそういうふうになるとは考えづらいですけれども、ちょっと系統が●●のかなというふうには最悪のことを考えれば●●かなと思います。

記者:心配なのはですね、電源が繋がったときにですね、ジルコニウムが溶けて水素が色んなところで水素爆発等起こしてるんですけれども、例えば地絡とか短絡が発生したりするとですね、また爆発が起きたりとかですね、そういうことが可能性があるんじゃないかと電気をつけたときにあるんですけれども、これどういうふうに防ぐ手立てがあるんですか。

東電:おっしゃる通りで、そういった意味で先ほどから原子炉建屋の復旧を回せばいいかどうかという評価をしていくということでございます。ただまず上に穴が窓が開いてしまっているのでそれほど1号、3号ほどですね、溜まってはいないだろうと思います。あそこの窓から上に少しボリュームがありますので、あの窓の上側に少しやるとしたら溜まっているかなと思います。ただ現在はプールがですね、やっぱり水蒸気がそれなりに出てますんで、水蒸気●●になってますからすぐ爆発というふうにはなってないかなと。ただしおっしゃる通り火花等が出ればですね、そういった可能性も否定できないのでなるべく下に位置するポンプを使うですとか、それから換気空調系を先に回すというのも1つの案としてあって、換気空調系でガスを1回外に吐き出してからやるというのも案としてはあります。

記者:すみません。放射線量がこう安定しているっていうのはいいとは思うんですが、これだけ水を撒いてるのでもっと下がってもいいんじゃないかなっていう感じもするんですけれども、なかなか下がらないのは先ほどおっしゃっていたような傾向、圧力容器の方にもしかしたらちょっと傷があるとか、そういう色んな要因がやっぱり絡まってるっていうことですか。

東電:格納容器ベント、格納容器の方のベントラインですとか、そういったもののバルブがずっと開けたままでございますので、そういったところから多少出て行く状況は変わりません。ですので、圧力容器の方の状況で放出の量がですね、格段に増えてるという値は示してませんのでそういった状況はないのかなと思います。水をかけて、かけたときに上がるのか下がるのかというのは両方があると思います。かけたことによってですね、また舞い上がらせてしまうということも考えられますし、逆に少しモヤモヤとしたものを抑え込む効果もあるので、どっちに出るかわからないですね。今のところ昨日と今日もあまりそれは両方のあんまり影響してない●●ということ。

記者:すみません。さっきの2号機の繋いだ後にポンプ、冷却系などのポンプを動かすという話でしたけれども、その際にもしポンプが稼働しなかったらその時に打つ手というのはどういうことが考えられますか。

東電:稼働しない可能性は相当あると思っています。●●のラインで●●てうまくいくとは思っていません。それを修理できるのか、もしくは違うポンプにチャレンジするのか、もしくはそのポンプの中、他にあるですね、新しいものを持ってこれるのか。そういった選択肢があると思います。そこの判断だと思います。

記者:ポンプがすぐ稼働しないっていうふうに思われる理由はなんでですか。

東電:水を被っているポンプがございます。地震ではですね、これ柏崎とはまた違う地震でしたけれども、柏崎の時にはですね、ほとんどのポンプが損傷なく回りましたので地震の影響では壊れてないと思ってますが、今回は水を被ってるポンプがございますので、そういったもののモーターの健全ではちょっと実績がないのでわからない。もしかしたら回っていくかもしれないというところです。

記者:その場合はほかのポンプを探すということですか。

東電:●●の選択肢を●●。

記者:●●ことに関して昨日質問させて頂いた時にですね、調達はまだしていない。注文はしていないというようなお話でした。この会見の直前保安院で会見がありまして、私その●●に関して質問したところですね、調達、最悪の選択肢を考えてみて、通電はしてもポンプが損傷故障していて動かないときのことを考えて調達をしているというふうにお答えになったんですよ、保安院の方が。

東電:申し訳ございません。そうですか。

記者:そうです。

東電:ちょっと私の認識がないものですから、確認させてください。

記者:そうです。これはどちらが正しいんですか。

東電:調達という手続きをとってるかどうかというのは調査をしているというところまでは私認識してますけれども、調達のところのその手続きをとってるかどうかというところまでは私確認できてませんので、一部そういうところが進捗来てるかもしれません。確認させてください。

記者:すみません。調査ではなく、調達ということで間違えないですかという確認をしたんですけど、調達という言葉でおっしゃってました?

東電:そうです。はい。

記者:詳細は保安院も今の時点では申し上げられないということで次回の会見●●いうお話でした。少しちょっとそこのところ。

東電:当社の方でも調査させてください。双方の事実関係を確認させてください。

記者:もし調達してるんだったらそれは当事者どちらなんですか。誰なんですか。

東電:それも含めてですね、調査を、調査というか確認させてください。

記者:そのときついでにどのくらいかかるかもあわせて。

東電:そうですね、はい。

記者:すみません。役員の駐在に関してなんですけれども、役員が福島県に入るのは地震発生後初めてという理解でよろしいんでしょうか。

東電:県内に入りますのは、副社長の武藤がこれは現地の福島第一でございますけれども、確か事故当日にヘリで現地に入りまして、現在代わりまして小森が今入っているところでございます。

記者:つまり上空から視察しただけなんでしょうか。地震発生直後。

東電:いえいえ。現地に入りまして数日滞在し現場で陣頭指揮をとっておりました。今も、小森も今も同様の立場に立っています。

記者:それと22日よりというふうになっているんですけれども、駐在が。なぜこの4日後の数字なのでしょうか。何か事態が沈静化してから駐在するようにみえるんですけれども。

東電:ちょっと確認させて頂きたいと思います。もう1つ私補足させて頂きたいと思いますけれども、先ほど●●で東京電力の関係者が何人で実施したのかというご質問あったかと思うんです。米軍の放水車を使用させて頂きました。操作しましたのは当社の協力企業の社員2名で実施をしたということでございます。補足させて頂きます。

記者:それ福島の社員ですか。福島の会社。

東電:いえ、同盟工業の社員でございます。

記者:これなんで東電ではなくて協力企業の方がやられたんですか。

東電:そうした操作によく熟知していますというか、慣れているものが操作をさせて頂いたというふうに聞いております。

記者:でも米軍で教育を受けに行ったんですよね。

東電:はい。というふうに聞いております。

記者:じゃあそんなに慣れてないじゃないですか。

東電:そうは言いましても、ある程度こうした機器の操作になるべく慣れているものを研修の上担当させたというふうなことだというふうに推測されます。

記者:今の残っている事業員の方の年齢とかは発表してますか。

東電:福島第一にということですか。

記者:はい。作業されてる方、年齢は発表されてますか。

東電:福島第一の。

記者:そこで今作業やってる方。

東電:勤務している者ですか。

記者:作業されている方です。今、現時点で。アメリカでは噂があったですね、高齢者を使っているとか、それは嘘ですか。すみません。APですごい変な質問ですけれども、そういうのが言われてるので。

東電:特段年齢等は公表はいたしておりません。

記者:出して頂けますか。今度までに。

東電:ただ職員個人の情報に関することでございますので、ちょっとこの場では控えさせて頂きたいと思います。

記者:退職してる人や年取ってる人を連れてきてるっていうことはありますか。

東電:ちょっとこの場では確認ができませんので、省略させて頂きたいと思います。

記者:じゃあ今のお願いします。

記者:すみません。副社長なんですが、福島県のどこを拠点にしているのか。具体的にどういうスケジュールで誰と会うのかとか決まってることありますか。例えば知事と会うとか。

東電:今のところそうした予定については上がっておりません。市内でこうした、どういった地域、市内のどういったところを拠点にするかについては確認して報告させて頂きます。

記者:すみません。今日の電源工事の作業員の方の被ばく線量ってわかりますか。

東電:ちょっとまだ作業が終わっていないですので、統計という数値は上がってきてません。

記者:先ほどの役員の常駐の件ですが、堤さんはあれですか、立地地域に対してまさに福島のその佐藤知事が怒ってらっしゃいますけれども、そういうことに対して立地地域に対するご説明ということで常駐されるということですか。小森さんは現場の陣頭指揮ですけれども、堤さんが常駐する目的を教えてください。

東電:少し●●にもお送りさせて頂いておりますけれども、発電所の現況ですとか、対応そのものの総合的な●●にあたるということはもちろんですけれども、発電所の影響ですとか外部状況等についての迅速な情報提供ですとか、あるいは地元の皆様、地域の皆様の声をお伺いすることに、こうした取り組みを評価するために現地にお邪魔するということでございます。

記者:すみません。被曝線量夜にわかったことはありますか。午前中から作業して2時くらいでしたっけ、1度上がるっていうお話があった。

東電:2時までの件でございますか。ちょっと被曝線量●●ですね、本店に数値が上がってきたかどうかは私確認してございませんので、ちょっともしお伝えできたらお教えしますけれども、ちょっと確認させて頂けますか。

記者:自衛隊のですね、パイロットなんかはすぐにその数値が出てるんですよ。ですのでその辺はちゃんとプロなんですからお願いします。フルボディの、何でしたっけ、検査とかそういうのもされるんですか。そういう病院行ってチェックするような。

東電:ちょっとこれも確認させてください。所謂●●での●●と同じになりますので、フルボディは受けてるかと思いますけれども、ちょっと確認させてください。毎回受けてるかどうかですね。

記者:すみません。ポンプの話に戻りたいんですけれども、補機冷却系をとりあえず回すことも検討されているということですが、これって言うならば色んなポンプを回すようにするための冷却系っていうことですから、これが直ることによって期待される系列、どこが使えるようになるっていうふうに期待しているっていうのはありますか。確か一番最初の頃に、例えばポンプを冷やす系列がないから例えば蒸気で回すやつも使えないっていうような記載があったような記憶があって、その電気とは別に。電気系のポンプとは別に、蒸気とかで動くポンプもそのポンプは冷やせないんで、使えなくなるみたいなこと確かあったような気がしたので。戻ると要するに、補機冷却系ポンプが復活することで期待される、復活する系統とか、どこをどういうふうに使えるふうになっていきたいっていう期待しているところはありますか。

東電:ちょっとタービン系、タービン駆動のものは単独で回るようになってますんで、それはどこかご説明がよくなかったと思います。それからモーター駆動のポンプに関してはやはりどうしてもモーターは電池で過熱しますので基本的には冷却が必要です。ごめんなさい。自分で冷却するのがあればですね、補機冷却、他系統、補機冷却系で冷やすものもありますので、ちょっと今頭の中整理できてないんですけれども、補機で補機冷却系で冷やさなければいけないポンプを回せるようになるというイメージでは選択肢が広がるということでございます。

東電:それでは1時間半ほど。

記者:すみません。1号2号を繋げた方っていうのは本当に●●ですか。固唾を飲んで見てたと思うんです。何人なんですか。実際に1号2号で、あの真っ暗の中をですね、作業された方っていうのは何人なんですか。

東電:確認させて頂きたいと思います。

記者:ごめんなさい。もう1点。5,6号機のプールの水温ですけれども、その後変化はないですか。

東電:5,6号機のプールの水温ですけれども、本日16時の温度です。5号機のプールが66.9度。6号機同じく16時のプール水温度が64.5度なっております。

記者:共用は測ってないですか。

東電:共用プールにつきましてはこれまで継続的に測っておりませんでしたけれども、本日水温測っておりまして本日こちらは11時頃の水温ですけれども、共用プール55度程度というデータが得られています。

東電:すみません。そろそろ1時間半。

記者:さっきの質問の、海水入れたのどうの、収まったんじゃないかって反省されるっておっしゃってましたけれどもマニュアルはあるんでしょうか。どういうときに海水にする課。そのマニュアルを今度のときまでに持ってきてくれませんでしょか。あるんだったら持ってきてください。そういう対応、どういうときに、Aがあった時にBをするとかそういうの。早くしてください。

東電:お預かりさせて頂きます。

記者:すみません。最後1点なんですけど、先ほどポンプ作動しない可能性相当あると思っているとおっしゃったんですけれども、このポンプというのは具体的には何っていうのは今言えないわけですよね。例えば炉に注水、プールに注水。

東電:相当あるっていうのはちょっと語弊がありますけれども、●●ないと思っているという感覚でございまして、ポンプはおっしゃる通り共用プールにポンプもあれば、●●。

記者:米軍がポンプを出してるっていうんですけど、米軍をポンプを出してるとか、それは。

記者:これポンプ外から持ってきて取り換えるのはそんな簡単じゃないですよね。だからその配管も含めて一体で動いてるものだから、ポンプだけ取り換えられないものもあるんじゃないですか。

東電:また仮設という意味にはなってしまいますね。あるいはそういったものもですね、使えるものは使わせて頂いて●●。

記者:変電線はでも●●確認してるっておっしゃってましたよね。

東電:できるだけですね、やる前に電気系の変電線の中を確認して回していきますけれども、機械的なものは見てもわからないので、●●。

東電:それでは、頂戴しました質問事項をちょっとここでお預かりしまして。

記者:すみません。みなさんに質問、何回か会見出させて頂いてわからないことがたくさんあるんですが、指揮をとっておられる社長は全容を把握してらっしゃるんですか。

東電:全容を把握した上で陣頭指揮をとっているものと認識しております。

記者:その件で、先ほどのレベル変えのところ、評価変えのところでコメントを出すのか出さないのかちょっと中途半端なお話だったんですけど、出して頂けますか。

東電:お預かりさせて、出せるかどうかも含めて、お渡しできるかどうかも含めて確認させて頂きたいと思います。

東電:それでは。

記者:会見した方がわからないのに社長はわかることがあるっていうことなんですか。

東電:はい?

記者:会見してらっしゃるみなさんが答えられないことも社長なら答えられるっていうことなんですか。

東電:いずれにしてもご説明できるかどうかも含めてお預かりさせて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。それでは申し訳ございませんが、ここで一旦終わらせて頂きたいと思います。どうもありがとうございました。