東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月21日18時40分から39分間)

東電:ご説明につきましては、当社取締役副社長のフジモトから行います。中央向かってみなさまから左側フジモトでございます。みなさまから中央向かって右側営業部長のシマダでございます。向かって一番左側が系統部長のナイトウでございます。向かって右手が営業部長のカマクラでございます。以上4名にてご説明させていただきます。

藤本副社長:それでは本日の需給動向からご説明いたします。本日3月21日は午前中10時に約3000万キロワット、その後12時の段階で約3100万キロワットを記録しております。ピーク時、18時から19時でございますが、前日予想通りの3400万キロワットを見込んでおります。その後、18時現在では、3300万キロワット弱で推移しております。計画停電のスケジュールでございますが、明日以降の計画停電の予定につきましては、プレス資料に沿ってご説明させていただきます。資料の2ページ目にあります通り、明日22日は供給量を3550万キロワットと見込んでおります。一方明日は平日であり、祝日である本日に比べ、需要の増加が見込まれることから、電力需要は3700万キロワット程度と見込んでおります。このような状況から3月22日につきましては、プレス資料の通りとなります。最初の時間帯の第5グループについては、計画停電は実施いたしません。9時20分から13時、12時20分から16時、15時20分から19時、18時20分から22時の時間帯における第1、第2、第3、第4グループの計画停電は実施いたします。なお、13時50分から17時、18時50分から20時30分の時間帯における実施の曜日につきましては、今後の需給を見極めた上で開始時間2時間前までにお知らせいたします。次に、3月23日から28日における計画停電の実施予定はお配りした資料をご参照ください。計画停電に際して、ご留意いただきたい点をいくつか申し上げます。実際の停電時間は各グループの時間帯のうち、最大3時間程度になる予定です。グループごとの時間帯は開始終了時間が多少前後することがあります。当日の需給状況によっては、予定していた計画停電を実施しない場合もございます。また、予測を超える需給がひっ迫した場合には、改めて計画を見直した上で、実施前に計画をお知らせいたします。また、計画停電を実施しているグループに隣接する地域についても、停電する場合があります。その他、ご注意いただきたい点がございます。火災防止のため、自宅を離れる際には、ドライヤーなどの電気機器のスイッチを入れたまま外出されないようお願いいたします。信号などは突然消灯する場合がございますので、交差点の通行には十分注意いただきますようお願いいたします。火力復旧の見通しについてご説明いたします。参考2をご覧ください。3月11日の震災以降、3月末までの火力の復旧見通しをお示ししております。震災直後850万キロワットの火力が停止しましたが、その後千葉の2号系列イチジク、ゴイの4、100万キロワットが並列したことに加えて、ゴイの2、3の70万キロワットが復旧しております。3月末までには、さらに東扇島の1号機の100万キロワットの復旧を見込んでおります。また、定期点検等からの早期立ち上げにより、震災直後から昨日までの約100万キロワット、本日にゴイの2号の26万5000キロワットが供給量として増加しております。今後もソデガウラの1号、品川の1の1の立ち上げにより、3月末までにさらに100万キロワットの供給量の増加を見込んでおります。以上になりますが、この度の計画停電ではお客様をはじめ、広く社会の皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。また、節電にご協力いただき誠にありがとうございます。停電の対象となるお客様につきましては、当社よりお知らせいたします。停電予定時間に備えていただくとともに、その他の地域にお住まいのお客様につきましても、引き続き、不要な照明や電気機器のご使用を控えていただくようご協力お願いいたします。私からは以上でございます。

東電:続きまして営業部長のシマダから若干補足説明させていただきます。

シマダ:それでは恐れ入ります。資料のその次にございます内容について補足説明させていただきます。計画停電ご案内専用ダイヤルの開設についてでございます。当社は、3月14日以降、電力需給ひっ迫による計画停電を実施させていただいておりますが、お客様をはじめ、広く社会の皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。また、節電にご協力いただき誠にありがとうございます。当社カスタマーセンターにおいて、現在計画停電に関するお問い合わせに加え、引っ越しによるお申込みが増加したことによる電話がつながりにくい状況が続いております。このような状況の改善を図るため、3月22日より、計画停電ご案内専用ダイヤルを開設することといたしました。計画停電ご案内専用ダイヤルでは、計画停電の対象地域やグループに関するお問い合わせ、お客様のお住まいの地域の停電予定時間など計画停電に関するお問い合わせにお答えいたします。計画停電に関するお問い合わせにつきましては、計画停電ご案内専用ダイヤルをご利用くださいますようお願いいたします。開設日は3月22日火曜日9時からでございます。電話番号は0120−925−433。携帯電話、PHSからもご利用いただけます。これまで通り最寄りの東京電力カスタマーセンターにお問い合わせしていただいても、計画停電に関するお問い合わせはお受けいたします。受付時間は24時間、土日、祝日を含みます。受付内容といたしましては、計画停電への対象地域やグループに関するお問い合わせ、お客様のお住まいの地域の停電予定時間ということで、それ以外は通常のカスタマーセンターへのお問い合わせでお願いしたいと思います。なお、HP上にございます、計画停電対象地域の検索につきましても、お客様の利便性向上目的としまして、より容易に検索できるページを新たに立ち上げます。具体的には、お客様が県、区町村、町名、大字といったところを画面上で選択することで、当該のお客様がどのグループに属するか自動的に表示されるような形です。このページは、本日プレスさせていただきます。今夜のうちに運用開始したいと存じます。もう1点補足でございます。カスタマーセンターへのお問い合わせの状況でございます。昨日3月20日の状況でございますが、日曜日でございましたので、カスタマーセンターへの件数は2万トンで100軒でございました。計画停電に関するお問い合わせの件数は、8700軒でございます。このうち8割から9割は、自分の属するグループの確認ですとか、停電の有無といったお問い合わせでございました。具体的なご意見としては、昨日のご報告させていただきましたもののほかに、例えば「計画停電の予定を発表する時間をあらかじめ決めていただくと助かる」というようなもの、あるいは、「火力発電所を復旧させてほしい。そうすれば、電力量は足りるはずだ」というようなお声、また、節電に関連いたしましては、「自動販売機の電気を消しても良いのではないか。自動販売機は電気を消してもコンビニで売っている」というようなご意見、また、「大口で電気を使うところが節電をしてもらいたい。一般家庭は電気を使えないと生活できない」というようなお声をいただいております。以上でございます。

藤本副社長:参考2についてもう少し説明させてください。火力の復旧状況でございますが、左上に向かいますのが、震災直後に脱落した火力でございます。これが13台で850万キロワットでございます。その日のうちにですね、その下に書いてございます、千葉の2−1、ゴイの4、横浜8−4、計100万キロワットこれが一度は脱落いたしましたが、点検後すぐに立ち上がったものが100万キロでございます。したがいまして、この震災以降、約750万キロワットの火力の修理に今全力を上げているところでございます。その経過といたしまして、大飯の2号3号が、昨日までに復興いたしまして、70万キロ。したがって、まだ立ち上がらないものが680万キロでございます。本日は1台もございません。来週から末までにかけまして、東大井島の100万キロ。これで立ち上がらない分が580万キロになります。トータルいたしますと、復旧ユニットが170万キロ、まだ未復旧が580万ということになります。最初の一番左側の脱落したユニットを見ていただきたいのですが、鹿島の2号、3号、5号、6号、これで320万ございます。残念ながら、ヒロノの2号、4号、常陸那珂100号については、今のところ、早期立ち上げの目途はたっておりません。これが操業開始した火力の復旧状況でございます。かたや、定期点検に入っていた設備がかだんにかいっております。震災直後から20日までに定期点検の早期化ということで、100万キロワット昨日までに定期点検を完了いたしました。本日の夜ですけれども、ゴイの2号、26万5千キロ、それから明日以降でございますが、袖ケ浦と品川で100万キロ。トータル230万キロが●●に入ります。従いまして、3月の末までに復旧ユニットが170万、定期点検からの早期立ち上げが230万。トータル今月の末までに、400万キロワットを立ち上げるという計画でございます。

東電:以上、明日以降の計画停電概要およびお客様の声、また最後に昨日皆様からいただきました宿題に対する回答させていただきました。以上につきまして、ご質問等ございましたら挙手にてお願いいたします。

記者:NHKのアサヒと申します。3つ質問があります。1つ、明日第5グループを実施しない理由を簡潔にお願いします。2つ目が、参考資料2に基づいてご説明頂いたのですが、これまでの会見の中で4200万キロワットくらいを目指して、ゴールデンウィークまでには計画停電終わらせたいというご発言あったと思うのですが、あと700万キロワット程度あると思うのですが、どこの発電所の何万キロワットをいつっていうことを教えていただきたいと思います。3つ目が、今供給が3500万キロワットとなっておりますが、その内訳を教えて頂けませんか。火力、水力、原子力、応援受電、その他もろもろというのを教えてください。

東電:まず、明日スタートをやらない理由でございますが、休日の明けの朝というのはわりと負荷の立ち上がりがゆっくりなんですね、そんなに厳しい立ち上がりにならないというのが今までの例でございます。それから明日の朝につきましては、1度とか2度とか厳しい状況にならないだろうということで、過去からの実績と明日の朝方における気温の想定から、再処理スタートする6時20分の段階では、回避できると判断をいたしました。それから、これからでございますけれども、昨日まで結局3400万キロワットで、今ご説明した通り400万キロ。後の400万については鹿島がキーになります。その他にもいろいろ電源をあたっております。それには、我々だけではなく、共同会部やIPDなどに調整中といいますか、依頼中ということで、なんとかそこまで持っていきたいと思うのですが。鹿島についても、320万キロ、実は点検が1台は行っているので380万キロ鹿島だけであるのですが、どこまで実施できるかが今先方に伺っているところでございます。

東電:それから、3つ目のご質問でございます供給量の内訳でございますけれども、本日の供給量で申しますと、3550万キロと申しましたけれども、この内訳としましては、水力(用水も含む)300万キロワット、火力発電所が2250万キロワット、原子力が500万キロワット、他者受電、あるいは●●を合わせまして、500万キロワットでございます。これが内訳になってございます。

:その他の方?

記者:日経BP社、日経ビジネスのヤマダと申します。3点お願いいたします。まず、休眠中の火力発電所はあとどれくらいあるのでしょうか。2点目が、これから●●含めて一気に立ち上げていったときに、LNGや石油の燃料の確保は大丈夫なのかどうか。もう1点、明日からまた企業が本格化して活動が活発化していきます、産業界から3時間単位の停電はなかなか工場をそろえるのが厳しいという声が上がっているかと思います。操業規制を1日停電してあと6日動くというやり方はできないのかという声もあると思うのですが、このあたりどうでしょうか。

東電:最初のご質問についてですが、休止中ですよね。

記者:この中に出てこないものがあるとしたら、あとどれくらいあるという内訳を少し知りたいんですが。例えば横須賀の火力の立ち上げなんかはありうるのか。

東電:今手元にないので、後ほど。今定期点検で止まっているものとか、長期計画で止まっているものなのか。

記者:長期計画停止中の分。

東電:わかりました。どのくらいの要領になるかは後ほど。それから、燃料につきましては、今必死に集めております。例えば、鹿島は石油なんですね、それからそれ以外の火力はほとんどLNGです。これについては、だいたい調達できそうだと。ただ、鹿島については調査したとき、●●バースがですね、壊れていて、340万が燃料がこなくてフル稼働できないんじゃないかということも調査してまいりましたが、なんとかかんとか。これは私たちもかかわっていない、要するに石油精製会社さんも火力が立ち上がっても燃料の供給ができないんじゃないかと心配したんですが、今なんとかいけそうだというご連絡をいただきました。もしこれがだめですと、私たちもバース持っているのですが、これが小さいんですね。そうすると、ある程度の発電制限をしないといけない。こんなようなものが、それぞれ損壊した動きがございまして、計画通り立ち上げられるかどうかというのを今一生懸命調べているところです。そうしまして、燃料については手当をできるというふうに思います。それから、3点目の改善につきましては、たくさんのご要望を頂戴しております。できるものについてはこれからどういうふうにやっていくかというのを含めまして、産業界さんからのご要望をいただいておりますが、それができるできないを含めまして、いろいろ改善できるところは少しでもやっていきたいと思っております。

記者:技術的には可能だということでしょうか。

東電:技術的に可能なことだけやっています。

記者:操業規制をするとか、今の3時間単位のプログラム通りに計画停電をやるんじゃない方法も可能なやり方はまだまだある?

東電:操業規制だけですと、一般家庭も含めて、あるいは産業界さんだけ操業規制するやり方もありますが、今のような全体的な需給バランスを考えて難しいと考えております。したがいまして、どういうやり方をすれば確実に需要が落とせるかということを含めて、その中でご要望にお応えできるものについてはやっていきたいというふうに考えております。

東電:休止火力の量でございますけれども、現状合計8台、約200万キロございます。

記者:週刊ダイヤモンドのホシノです。語弊があるかもしれませんが、停電予報ではないんですが、気温との感応度を国民の人にお示しすることはできないのか、いつ停電になるかわからないというのが一番不安だと思いますので、長期的な見通しはできないんでしょうか。

東電:あらかじめの予報ですよね。これができるかできないかは検討しております。

記者:日経新聞のオオニシと申します。大きく分けて3点お願いします。4月末までに、4200マンというのがあったんですけども、夏に向けての5000万キロワット程度までいけるんじゃないかという話があったんですけども、そこまではどういうものの電力を想定して5000万としたイメージなのでしょうか。あとその関連で、ガスタービンの設備ですね、これは30万キロワットというのですけどもどの程度いつくらい使っていくのか、その場合のコストは、1基当たりどれくらいなのか、あとは期限、期間ですね、建設から実際に稼働までどれくらいかかるのでしょうか。もう1個が最終的に電力をちゃんと確保するために、原発止めているものの再稼働ということが課題にあがってくると思うんですけども。福島の第一はなかなか難しいと思うので、第二、柏崎については、どの段階で地元との話し合い、調整に入っていくのでしょうか。以上3点お願いします。

東電:夏までの供給量については、まだ明確な計画ができておりません。まず、現在壊れているものに対して、どれだけ積み上げて供給量を増やすということに全力をあげております。夏までどれくらい積み上げられるか、まだ明確なスケジュールは持っておりません。ガスタービンの期間や建設費についてもまだ詰めておりません。原子力の再稼働につきましては、柏崎が耐震強化工事が進んでおりますけれども、これを今までと同じようにそれぞれの審議会を着実に進めまして、その状況にしたがって立ち上げていくということでございまして、需給ひっ迫で大変厳しいので、それを早期化するということは考えておりません。

記者:今の関連で、柏崎が予定通りいった場合は、今止まっているものについてはいつごろに稼働になるんですか。地元との調整は別として。今の計画だと今止まっているものの稼働はいつぐらいになるんですか。

東電:私どもはスケジュールを持っておりません。

記者:NHKのシモムラと申します。計画停電とは関係なくなってしまうのですが、官房長官の会見で第一電子力発電所の周辺の4件、農産物が高い放射性数値を出しまして、出荷停止措置になったんですけど、この補償について、官房長官が東電さんだというお話をされた上で、国の補償もあるというご発言を東電がされたんですけども、これについてご発言あればお願いします。

東電:被災者の方を救済するという観点から、国と相談しながら誠意をもって対応していきたいというふうに思っております。

記者:それは補償の請求があれば応じるということですか。

東電:具体的な中身については国と相談していきたいと思っています。

記者:ありがとうございます。

東電:いかがでしょうか。

記者:フリーランスの上杉隆です。昨日お願いした件なのですが、この会見場と下の会見場で2つやることに関して、かなり重なる時間帯があったり、非常に無駄じゃないかとご提議させていただいたのですが、それについても検討しますと言って24時間経ちましたが、どのような形になっていますでしょうか。

東電:それについては、この会見をやる前に下の会見場でいかがいたしますかという形で皆様にお諮りいたしました。そうしたところ、原子力については1階でやらせてくれという皆様の意見が大半でしたので、皆様のご要望に沿うような形で、原子力については1階で、需給会見についてはこちらでというような形で進めさせていただければなと思います。

東電:そのほかございますでしょうか。

記者:司法書士のトガワでございます。明日の2回目の受け入れをやるかどうかの件で、先ほど12時までに発表されるとご説明があったのと、2時間前までというのがあったので、結局第1グループはいつまでに決まるんでしょう。

東電:2時間前です。ですから、11時半くらいには遅くとも発表できると思います。2時間前ですと、11時50分ですよね。あ、それより前か。

記者:第1グループは4時50分からですね。これは2時50分にまでに発表ということ?

東電:一緒にやります。

記者:それから、明日の件数なんですけども、●●によっては次の世帯であったり、あるいは一部であったりするかと思うんですけど。もう一度一部だけを読む前に、全体の何件でそのうちの何件かを教えていただけないでしょうか。

東電:明日の予定しております件数につきましては、後ほどこの会見が終わった後で。お配りしてある通りでございます。

記者:例えば、第1グループ、第2グループもおそらく…

東電:基本的には明日全て予定しておりますお客様に受電を予定しております。

記者:第4グループの195万ケーブルはもっとあると思うんですけども。

東電:はい。昨日、第4グループは230万をもちましたけれども、申し訳ございません。この件数が全てございました、200万件が。

記者:第4グループ全件ということでよろしいですか。

東電:はい。合わせまして、1千万トンで10万軒。プラス●●。

東電:その他ないでしょうか。

記者:ネイビー通信のタシロと申します。農業の方非常に被害が出ていると思うんですね。私は昨日の夜、銀座ナインというところがあるんですけど、ハナマサというところの前を歩いたら、390円の苺があったんです。安いと思ったら、よく見たら福島県産だったんです。茨城県産とかは590円とかで売っているわけですね。それも、今日の段階ですでに出荷の停止であったりですね。それが摂取しても大丈夫なんだけれども、政府の方針で出荷できない。生ものというか果実とかそういうものは捨てることもあって、しばらくそれが続くだろうということで、農業生産者さんへの悲痛な思いに一言お願いします。

東電:誠にご迷惑をおかけして申し訳ございません。先ほどもご指摘をいただいたのですが、そういう被害につきましては、政府と相談しながら誠実な対応をしていきたい。

記者:賠償ということでよろしいですか。

東電:賠償についてどういうやり方をしていくか、というのを考えていく。

記者:賠償というより、今は心情というものを。農業生産者への。

東電:本当に申し訳なく思っております。

記者:それは強く思うと?

東電:はい。

記者:これから風評で、福島県産は 安全面で買ってもらえないことがあったとした場合、東電の社員の方が率先して買っていくという支援の気持ちがあるんですか。

東電:どれくらいできるかわかりませんが、いつでもそういう気持ちを持っております。

東電:その他の方いらっしゃいませんか。

記者:今日始まるインターネットのURLなどはいつ頃発表になるんでしょうか。

東電:HPは従来通りでございます。従来のものを見ていただきますと、エクセル、表の形で見ていただいたということですけれども。いつ頃からというのは、会見終わって8時くらいであると思います。URLは同じでございます。

記者:わかりました。

東電:よろしいでしょうか。それでは、あ、もしよろしければどうぞ。

記者:朝日新聞のウゴハラでございます。今日の専用ダイヤルの件ですが、繋がりにくいという声もあったと思うのですが、新しい専用ダイヤルは繋がりやすさは改善されるという見込みになっていますか。

東電:従来の私どものカスタマーセンターでは、1200本ぐらいの受付ブースを持ってお電話を受けさせていただいておりました。これが新たに2か所増設いたしまして、そのブースを増やすということでございます。専用ダイヤルに入りまして、新たなブースになりますけれども、従来からのカスタマーセンターでもお受けすることはできますので、都合少なくとも1割から2割くらいのブース増とは考えてございます。少なくともその分の増加と存じまして、その状況をみながら、その先必要ならばサポートしていきたいと存じております。

東電:よろしいでしょうか。それでは以上によりまして、明日以降の計画停電の予定、および需給処理について申し上げさせていただきました。また明日以降もこうした機会を設けさせていただきますので、その際はまたご不明な点等をお聞きくださればと思います。どうもありがとうございました。