東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月22日19時06分から72分間)

東電:はじめに、皆様にお配りしました資料を確認させていただきます。A31枚のアクセントマネジメントのの整備の概要について、福島第一プラント状況等のお知らせ、午後6時現在、それからモニタリング管理を要する計測状況、それとプラントの状況、以上でございます。お手元よろしゅうございますでしょうか。よろしければ初めに武藤の方からご説明申し上げて、その後皆様から質問を頂戴したいと思います。また、恐れ入りますが8時くらいをめどで終了させて頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。それでは、お願い致します。

武藤副社長:では午後6時現在の福島第一のプラント状況等につきましてご報告したいと思います。追加事項を含めましてご説明したいと思います。前にいっていただきまして、冷却ということでございますけれども、本日午後4時7分から2号機に40本の配水を注入を致しております。それから3ページ目でございますけれども、本日午後3時10分ごろから東京消防隊、ハイパーレスキュー隊によります3号機への放水を開始致しまして、午後3時59分終了を致しております。また午後5時17分ころから、コンクリートポンプ車によります1号機への放水を開始したということでございます。それから4ページ目になりますが、昨日21日それから本日22日に1〜4号機の放水口付近の海水から化学式ヨウ素セシウムを検出致してございます。引き続き継続して●●したいと思っております。プラント状況につきましての追加事項は以上でございます。それから次にアクセントマネジメントの整備の概要についての考えを説明させて頂きます。これまでも何度か我々持っていると理解を致しておりますけれども、アクセントマネジメントと申しますのは、電子力発電所の安全性を念には念をいれて、より●●ことで、私どもの自主的にこれまで整備をしてきたというものでございまして、それでハード面の対策とソフト面の対策の2つに分かれております。これは90年代の前半から安全委員会からの指導も頂きながら電力会社が整備してきたものでございまして、前回のプロセスで非常に厳しい●●を検討致しまして、原子炉の停止もしくは冷却等につきまして、ハードとソフトの対策を。この詳細は資料をご覧いただければと思いますけれども、例えばその左側の真ん中にございますようにだいたい1つ1つの大原則というものがございますけれども、通常の冷却・注水作業に加えまして、消火系の●●などを用いまして、色々なことに対応できるように整備したというのが上のほうでございます。それから耐圧強化ベントでございますけれども、ベントが問題になっておりますけれども、やはり核容器から●●の間の耐圧を強化した上で、核容器がベントできるように対策をとったものでございます。それから2枚目はソフト面、●●整理に関しましてまとめてございます。事故時の調査手順、ショーベースというものがございます。これはどういった事情でこのような操作をしなさいというようなものでございますけれども、それに加えてショートペース、そういな状況にプラントがなったらこういった手順をとるんだという、兆候に基づいて定めたものです。さらに、一時の操作基準、●●の操作等の手順などを出してたものでございまして、これにつきまして、関係します●●に致しまして、課外教育を実施してきたということでございます。私からの説明は以上でございます。

東電:それでは、皆様から質問を頂戴したいと思います、

記者:いまアクセントマネジメントについての説明があったのですが、昨日も聞いたのですが、もう1度お願い致します。海水を●●いることについてはですね、アクセントマネジメントに盛り込んでいたのでしょうか。冷やすということについては、盛り込んでいたということでございましたけれど。

武藤副社長:先ほどもうしあげました通り、アクセントマネジメントというのはこういうことが起きたらこんなような手順あるということを、事象を固定して考えるのではなくて、考え方として定めたものでございまして、そこまでここまででは冷却タンクあるいは水貯貯蔵槽というものが、左側の右のほうにかかれていますけれども、これはいずれも淡水でございます。淡水であれば、当然こういったような水を入れるということがあるわけですけれども、今回は淡水だけでは足りなかったわけでございまして、ここではその応用動作として、海水を使用して注水をしたということでございまして、基本的な考えは手順に沿ったものでございます。

記者:捉え方は変わるが、海水を入れることに関しては、言えてなかったということ。

武藤副社長:それは、そういうところまで1つ1つ、細かく手順を決める事象ベースの手順。そういったスタイルのものもございますけれども、アクセントマネジメントというのはむしろ色々な事象に対応できるように考え方をきめているわけでございます。その考え方に沿って、今回は海水をいれたということです。

記者:こちら拝見したところですね、アクセントマネジメントというのはむしろ対外的なですね、どういつた指示をするかといいうようなことだと思うんですけれども、いまは対外的なものという、例えば水の問題といたようなことがあると思うんですけれど●●要するに、何かあった時、対外的にですね、例えば政府の決定を待つまでもなく会見して非常事態宣言、状態であることを広報するといったようなアクセントマネジメントであったり、いまの体制でもそういったものがあるんですか。担当者が誰がいいのかとか

武藤副社長:技術的にちゃんとマネージメントをするということに加えて、その状態をよのなかのかたにわかりやすく説明するというマネージメントが必要だというご指摘だと理解致しますけれど、おっしゃる通りでございまして、これにつきましては事故のときは当然報告することは当たり前ですけれども、平常時におきましても、きちんとご説明することも含めて、我々の活動をとりあえず説明していきたいというふうに活動してきたつもりでございます。

記者:たとえば政府がまともに対応ししてくれないということも想定できます。そのことも含めて、それも含めてアクシデントマネージメントなんじゃないんですか。そういうこともいま想定してるんですか。

武藤副社長:こういうような特殊事項ができるようなことにつきましては、これは全体として防災の計画に従って、それぞれの機関が役割をはたしていくとなりわけでございまして、今回もそういった枠組みの中で●●基づいて、関係者機関がそれに従って活動を再開し、我々も支援していただくという仕組みが残っております。

記者:答えになっていないとおもうんですけれど、要するに自主的にですね、自ら何か行動を起こさなければいけない、政府の行動より前に起こさないといけない、場合によっては発表をさきにしなければいけないこともありえるわけよね。そういう担当、最終決定権者の体制はいまでもあるのか。

武藤副社長:●●に基づいて、こういう状況が起きたならば、ご報告することは基準に定められていまして、今回もそれに従って●●したとふうに考えております。

記者:3つ伺いたいのですが、貯蔵についてなんですが、電源車を最初の方うつしていますが、それが使えなかったというのは予想できなかたんでしょうか。もう1つ、最初のベントまで時間がかかったように見えますけれども、議論があったのでしょうか。もう1点、以前も出たかもしれません、現地にいた人を全員避難させるという話は事実でしょうか。

武藤副社長:まず電源車についてのご質問でございますけれども、今回は福島電子力発電所1号機から4号機までと5号機6号機と2つに分かれているわけでございますけれども、5号機6号機側は電子力発電が起動してそのまま電気を供給することができるわけでございますけれども、1号機から4号機に関しましては電源がなくなりまして起動致しましたけれども、津波がきたところで電子力発電は停止したということで、電源がなくなったということを我々も認識致しておりましたので、電源が必要だということで電源車を送り込んだということでございます。ただ電源車を送り込んでも、これはプラントの設備にこの電源車を繋ぎこむという作業が必要でありますけれども、津波によりましてその繋ぎこむべきところの多くが水没したということがございまして、その繋ぎこむ場所を整備をするのに時間がかかったと。また電源車の1つ1つつなげなければいけませんので、ケーブルを●●ということでございます。それからベントにつきましては、これもアクセントマネジメントの手順に従って、一定のルールの中で考えるということになってわけでありますけれど、今回はベントするためにはその図面にもございますけれど、三角形がいくつかついておりますけれどこれが全バルトでございます。これを開けてやらないといけないわけですけれど、開けるためのルール、電池あるいは空気作動というようなものもございますので、いずれにしても電源がない中でバルトを開けるための圧力を隠すのに大変苦労したということがございます。本来ならば数値を言えれば●●なわけでございますけれども、仮設の電源をつなぐあるいは仮設の空気の阻喪をつなぐといったようなことを現場でやりながら調査をしたということで、少し時間がかかったということかもしれません。

記者:処理は適切だったというふうにお考え…

武藤副社長:これは判断につきましては、その時点その時点で判断しながらやってまいりましたけれども、いま申し上げました通り、現場が厳しい状況にある中で最大限の努力はしたという風に考えておりますけれども、時間がかかったというのはそういう状況。ただ我々としては、そういう中で現場で最大限の努力はしてきたと考えております。これはプラントの状況がそういう中で、セシウムの状況も大変悪い中で様々な事象がございます。そういう中で、安全が大切でありますので、一時的に現場に出ている人間をプラントの保守にひつような、保安に必要な要員を残してる一時に緊急時対策室まで引き上げるということを行った経緯はございます。

記者:全員は行っていない。

武藤副社長:全員ではございません。プラントの保安に必要な人間は現場に残して、それ以外の復旧に向けた作業をやっていた人間を緊急時対策室まで戻したということでございます。現場に最後まで人間はいました。

記者:いっていないんですよね。

武藤副社長:それはいっておりません。

記者:ありがとうございます。

記者:4号機のコンクリートポンプ車なんですけれども、放水量と放水が終わった時間というのをあれば。まだやっているのか。それと、どの辺で調査しているのかわかれば。

武藤副社長:私たちがくるときまだ終わったという報告はございませんでしたけれども、確認させていただきます。

記者:量についてもですか。

武藤副社長:はい。

記者:リモコンで操作しているというのは。

武藤副社長:はい、リモコンというのはどういう意味かですけれど、地上から操作をするということになります。

記者:関連なんですけれど、4台ときいているんですが4台か5台かもしわかれば。後ほどでもいいので。

武藤副社長:同じものが3台、1台を使って4号機に注水しているということでございます。

記者:再稼動はどうなったんですか。

武藤副社長:再稼動につきましては、これからの対策本部の中で議論でございますけれど、そこの号機にどうやって使っていくのかについては選択肢の1つとして考えていきたいという風に思っております。

記者:昨日ですねモニタリング調査をしている近くの海水からですね放射性物質を検出しました。それに対しての武藤さんの受け止めを教えてください。

武藤副社長:大変ご心配をおかけしてしまい、申し訳ございません。昨日、それから今日もサンプリング調査を行っておりますが、福島電子力発電所1号機から4号機の放水塔が南側にございます。そこから更に330メートル南に行ったところでサンプリング致しました海水からヨウ素・セシウムなどが検出をされました。更に念のために本日も同じ場所でモニタリングをしましたけれども、数字は少し下がっておりますけれども、同様の核子が検出をされました。今回の検出されましたレベルというのは、●●海水を毎日飲み続けるというありえない仮定を置いて、それでも人体に影響はないというようなレベルで決めた値でございまして、従いまして今回確認されましたようなレベルは、直ちに人間に影響を与えるといったようなレベルではありませんが、●●更にしっかりとモニタリングを続けていきたいと思っております。

記者:アクセントマネジメント以外にですね、コンテンポラリープランというような計画というのはあるんでしょうか。

武藤副社長:アクセントマネジメントとは原子力発電所の設備、プラントに対して通常考えていた事態、こうしたときにどういうやり方があるのかといったなかなかマネジメントの手順でございます。いまおっしゃりましたコンテンポラリープランというのはもう少し範囲が広いだろうと思います。我々コンテンポラリープランという呼び方はしておりませんけれども、防災業務計画というのがこれに該当するかなという風に思います。これは密接な中身もこういった事態が起きたときに、それぞれが、先ほどご質問もありましたような、どういったような役割を担ってなにをやったらいいのかというようなことをあらかじめ決めておくものでございまして、私どもがさだめて、今回のような事態でもそれに基づきまして行動していくという風になっております。そのプラント自体の分析よりも、さらに幅広い作業を定めた基準となっております。

記者:幅広いというのは、今回消防庁・副消防庁あるいは自衛隊、あるいは警視庁からですね協力をプロジェクトを仰ぐことになっているのですが、それは防災業務計画の中に入ってるんでしょうか。それか、今回の事態が起こって、その政府との統合本部が立ち上がって生み出されたソリューションなのでしょうか。

武藤副社長:これも先ほどのアクセントマネジメントに似たようなとこがあると思いますけれども、そういった厳しい状況というのは1つ1つシナリオが決まるというよりは、基本的な枠組みの考え方を決めておいて、その範囲内で柔軟に運用していくことで、できるだけいい結果がでるように各機関行動するいうのがそういうのが基本的な考え方だと思っておりまして、防災作業計画という意味の責務、業者の責務、関係してる自治体の責務などで決まっているわけでございます。その中で今回のように、具体的に照合についてある役割を整理しているわけではございませんけれど、協力をしあって事態を収拾していくという意味では基本的な考えに則ったってものかなと考えております。以上です。

記者:今回の震災が起こって、福島第一原発に応援に向かった方っていらっしゃると思うんですけれど、それらの方というは例えば原子力の関係の方なのか、例えば他の火力の人が応援に向かったということもあるんですか。

武藤副社長:はい。当然原子力の部門の人間は現地に行っておりますけれども、今回は外部電源、送電系の電源が止まったということで復旧して電源を接続したわけですが、送電線に関わる作業とが沢山ございました。で、これにつきましては、当社の公務部門、送電・電源をやっている部門でございますけれども、そこの人間が多数入っております。それから、その後構内のケーブルと●●につきましては、配電部門の人間も多数現地に入って電源の復旧に携わっております。

記者:それらというのは、初めからアクシデントマネジメントという、初めから準備されてたようなやり方なんですか。

武藤副社長:これ社内の役割分担として、電源と送電線の復旧というのは送電を担っている●●の役割でございますので、それに従って担当するということがよいのではないか。

記者:普通の状況と現在の状況と、見通しを教えてください。

武藤副社長:現状につきましては、1、2、3、4、5、6号機、全ての号機につきまして、発電所の外から交流電源がプラントの中まで入ったという状況でございます。これからのしごとは、その入りました電源から個々の設備、例えば計測用の装置であるとか、照明であるとか、あるいはポンプの電動機であるとかそういった設備は沢山あるわけでございますけれども、その中で優先度が高いものから随時電気を送っても大丈夫かどうかということを確認しながら、1つ1つ繋いていくという作業が必要でございます。

記者:確認の段階なのでしょうか。

武藤副社長:はい。

記者:各原子炉の状況について、温度も出ていますけれども、どういう認識か。これ以上事態がひどくなることはないのか、その辺りを。

武藤副社長:全体の、細かな数字は沢山ございますけれども、大きな変化はございませんけれども、原子炉を安定な状態で十分冷やすというとこまではいっていないという風に思っておりまして、引き続き原子炉の中に注水を継続を続けていく必要があると思っております。

記者:燃料部は地上に露出、水面上に露出している状況なのでしょうか。

武藤副社長:これにつきましては情報が限られていますので、確かなことは申しあげられませんですけれども、推定の読みからしますと、そういう状況だということも考えなければいけないという風に思っております。

記者:あと圧力容器、その周辺温度についてなんですけど、これについてはどういう風にご覧になっているのでしょうか。1と2と3で差がある。

武藤副社長:2号機3号機につきましては、●●ですけれど、1号機につきましては300程度の温度でございますので、1号機に関しましてそこを下げるという努力が必要かなという風に思っております。

記者:3号機の温度が上がったりさがったりしているのは、注水量との因果関係はあるんでしょうか。

武藤副社長:対応しているかどうかということについては検証が必要ですけれども、定性的には注水量を増やせば温度は下がるという風に思っております。

記者:逆にでしたら1号機は、もっと注水を増やすということは。

武藤副社長:おっしゃる通り、注水をふやすという方法が1つの答えになろうかと思いますけれども、そういったやり方で可能かということを検討しているところでございます。

記者:これ以上悪化することはありえるのか、もうほぼ、それすらなくなったのか、どう考えればいいのか。

武藤副社長:●●徐々に燃料を出す熱を停止直後と比べて下がって参りましたので、時間がたてばいい方向に向かっていくと考えておりますけれども、ただ先ほど申し上げました通り、1号機、2号機、3号機それぞれにつきまして安定したというにはまだ早いと思っておりまして、さらに注水を安定的にしていくということが大変重要だとおもっております。

記者:温度が急激に上がっているので下げなければいけないということもあると思うんですけれども、詳しくはわからないんですが300何十度から時間をかけてるですけれども、90度100というように急激に下がっていくということはそんなに圧力容器に対して悪いことではないんでしょうか。

武藤副社長:原子炉の圧力が高い時には、あまり急に冷たい水をいれるというのは様々なことを心配しなければいけないわけございますけれど、常に原子炉の圧力そのものは低い値になっておりますので、特に冷たい水が入る、冷えるということで大きな問題が起こるということは。

記者:ごめんなさい。先ほどの確認なんですが、ご発言で電源工事ですが、1から6号機全てで受電完了という理解でよろしいでしょうか。

武藤副社長:失礼いたしました、1、2と3、4と5、6とが2つずつ固まりになっておりまして、基本的にはその間で融通が可能になっておりますので、1、2号機に電気、3、4号機に電気、5、6号機に電気が来たということで。

記者:つまり1と2と3と4はつながったということで。

武藤副社長:はい。大丈夫です。

記者:受電が完了ということで。

記者:5、6号機に影響はない。5.6号機は電源態が100パーセント分かれている

武藤副社長:はい、わかれている。

記者:いまのご説明だと●●。

武藤副社長:固まりとしてはそうなっておりますけれども、5、6号機につきましても電源が接続された状態になっております。

記者:6号機の外部電源での冷却計についての作動については。

東電:現在の動向につきましては、先ほどと大きく状況が変わっておりませんので、外部電源で起動できているのは5号機の●●、6号につきましては現在発電機と外部電源を切り替える為の作業を実施しているところでございます。電気はきておりますので、ディーゼルのとこを止めて、それからメタプラのスイッチを入れて両方がつながる状況になっております。

記者:メタクラというのは、●●より蒸留。

東電:蒸留です。

記者:衝撃になっているものは。

東電:衝撃になっているものはですね、ディーゼル発電機でですね、ポンプを運転しておりますので、その発電している電気と外部電源の周波数、これ同じ周波数なんですけれども、これ完全に投入するとですね波同士がぶつかって、電源が落ちてしまう可能性がございます。通常健全であれば、状況がなければディーゼル発電機側でですねちゃんと調整をとって自動的に投入されるのですが、今回その投入の調整ができませんので、原子炉を引き離して、それで繋ぎ直すという作業が残っております。

記者:今日の作業の見通しはどうでしょうか。2号機と4号機に動きはありそうなんでしょうか。

東電:3、4号機につきましては、本日のですね正確な時間は不明ですけれども午後13時頃と聞いておりますが、3号機4号機がそれぞれ接続されまして、受電が完了してございます。現在接続を受託されてる機器ですね、例えば中棟の照明ですとか、中棟の制御計、あとですね補水計、こちらの接続の確認がとれているようで、現在実施しております放水作業、首の長いやつで放水しておりますけれども、それが終わりましたら電源を投入する準備が整っておりますので、そちらの情報が来ております。ただまだ電源を投入したという情報はきておりません。

記者:3、4、5ですか

東電:3、4、5です

記者:1、2号機はどうなっているんですか。

東電:1、2号機につきましては、1、2号機の制御計ですね、捜査を続けていたところかなりですね厳しい状況だという情報がありまして、ポンプが明日再度搬入されてですねポンプの●●実施するという情報が来ております。

記者:外部電源による●●は難しいということ

東電:明日以降になろうかと思います。

記者:3.4.5だけもう1度お願いできますか。

東電:3.4.5につきまいては本日13時ごろに受電が完了してございまいして、その後の接続系再掲機器の確認を終了いたしております。現在起きていますのは、中棟の照明などですね、中棟の制御計、補水許計ですね、こちらの電源ですね、その確認をとったということでございます。それに伴いまして、作業を実施します、放水の作業が終わりましたら作業を開始するという情報が来ております。ただまだ電源を投入したという情報はきておりません。

記者:投入作業が終わったら、照明が付く可能性があるんですか。

東電:その通りです。

記者:中央制御室が復活するといったような意味で

東電:その通りです

記者:補給水系も復活すると

東電:補給水系もですね、実際に水が流せるかどうかは確認はとっておりませんが、ポンプが回せるという状況は整うということです。

記者:良い情報と悪い情報が乱れあっているんですけど、今日の海江田大臣はけしてよくなってないと言っております。枝野さんは少しよくなったというニュアンスなんですか。その辺国民は非常に不安に思っているんですね。全体的にどうなっているのか、なにが一番優先のポイントが高いのかもっとわかりやすく、また見通しを具体的に、シナリオは書いてないとおっしゃっていましたけれど、だいたい何日くらいかかるんだということを正直におっしゃって頂いたほうがいいんじゃないかなと。

武藤副社長:大きく分けまして2つあるとおもっておりまして、1つは使用済み燃料プールへ水をしっかりといれていくということ、もう1つは原子炉を冷やすという2つでございます。使用済燃料プールに関しましては、3号機につきまして、今日消防庁のして頂きました。それから4号機に関しましても、コンクリートのポンプでもって注水をおこなったということで。それから2号機につきましても、排水をプラントの中から入れるということを目標にしています。原子炉につきましては、各号機、1号機、2号機、3号機ありますけれども、それぞれについて海水をポンプで収容しているわけでございます。ただ先ほども申し上げました通り、一部の号機でまだ温度が高いところがあるということでございますので、それに関しましては引き続き原子炉の中に水を入れていくということが必要な状況でございます。

記者:目途にされてるスケジュール的なもの、10日後には必ずですとか、1ヶ月くらいかかるとかですとか、ある程度のめど。

武藤副社長:これは1つ1つ、1号機2号機3号機4号機、プールと燃料それぞれに状況が少しずつ異なっている状況でございまして、いずれにしても水をしっかりといれていくと、日程的にできないといけませんので。今日も先ほど新しいコンクリートのポンプを4号機に入れたわけでございますけれども、こうした安定的に入れられない状況を出来るだけ早く作っていきたいというふうに思っております。残念ながらいつまでというふうに言えるところまではいっておりませんけれども、1つ1つ進捗させていきたいというふうに思っております。

記者:電源が壊れていたというのは、電源が開通したらですね、プールと原子炉の冷却計が壊れた場合、これは修復可能なのかということ、修復が可能じゃなかったらどうするのかということ、いい加減に答えてください。

武藤副社長:このことに関しましては、今も申し上げました通り、1号機3号機4号機に関しましては、水を入れるということが可能でございます。中から入れることも検討してるわけでございますけれども、それは可能なのかということでございます。2号機に関しましてプラントの中から水を入れていくということになっております。

記者:原子炉の冷却計が回復しない場合ね、修復が可能なのか、修復ができなかったらどうするのかと。

武藤副社長:それにつきましても1つ1つこれから確認していかなければいけない状況でございます。冷却計につきましては、しっかりと稼働するかどうか、ポンプ稼働したとしてもそのあときちんと使える状況なのかしっかりと確認して、これ様々なやり方がございますので、色々組み合わせて目標達成できるように工夫していきたいと思っております。

記者:現在の段階で代替案はないということですね。

武藤副社長:ポンプといいましても様々なポンプがございして、様々なやり方がございますので、そのときの状況によると考えております。

記者:すみません、確認なんですけれど、1から6まで受電を完了したという理解でよろしいですか?パワーセンターまですべてきている。

武藤副社長:きています。

記者:先ほど中央制御室、ポンプを動かせる直前のところまできているということなんですが、これは3,4の話ですか、それとも4だけですか。

東電:中棟につきましては3,4でございます。ポンプにつきましては、4号機です。

記者:補水計でよろしいんですね。

東電:はい。

記者:制御室というのは機器なのか、照明なのか。

東電:制御室というのは照明と制御計両方でございます。

記者:これはつまり今確認された中棟ら3,4の制御計、ポンプは4の給水計でら、電気を流してもどうやら大丈夫だと●●ということでよろしいですか。

東電:その通りです。

記者:オンにすれば、うまくいけば

東電:その通りです

記者:見通しとしては放水が終わってからということですが、電気を通す可能性もあるんですか。

東電:その時の状況によりますがらそのように聞いております。

記者:給水計が電気通しても大丈夫なら、プールに注水することは、そのままやめる

東電:そのことについてはまだ確認とれておりませんが、まずポンプを動かす寸胴という動作でありまして、ポンプを動かしてみると、電気が供給されてポンプがしっかり動くことを確認して、まず確認するということが先決になります。その後に形動などの確認を致しまして、最終的には水を流すという形になります。

記者:それでは今日中は無理だと。

東電:ポンプの確認だけはできると思いますが、水を実際に流して注水するというとこはもう少し時間がかかろうかと思います。

記者:改めてお聞きしますが、皆が1番心配していた3号機の炉内の圧力が上がってきて●●これが持っている意味、より危険なことだと思うんですけど、今でも東京に被害があるわけで、東京にも来るんじゃないかとか色々憶測が飛んでいるんです。今の段階でその辺の状況は残っているのか、しっかりと教えて頂きたいです。

東電:水を注入するときはですね、状況を経験しておりますので、慎重にいれていく。いきなり当たらないように、徐々にやっていく必要があるという風に思います。

記者:はっきりわかってるんですか。

東電:はっきりはわかりませんが、おそらくやはり水量を上げたことによって蒸気が増えて、若干圧力が上がったと。時間はかかりましたけど、安定しましたので、開けるまではいかなかったということでございましたので、徐々にと考えております。

記者:確認なんですけだ、3,4に比べて1,2が遅れているのは通電の特定な理由はあるのでしょうか。

東電:3,4に比べて1,2が遅れているのは、確認していく中で機器の健全性が思った以上に厳しかったという状況です。あのですね、電動機関連がですね被ってしまってですね、絶縁状況ができないとそういうことが確認されましたので、若干時間がかかっております。3,4につきましては、今回動かそうとした機器についてはですね、たまたま海水を被らなかったというような状況ですので、何が悪かったかというとですね、現場の状況がですね、それぞれ全く違う被害状況でございます。このことを見極めていく中で、1.2号がたまたま優先順位が高い部分の中で損傷が大きかったということでございます。

記者:1つ答えてくれ頂いていないのですが、もうトライベートしなくていいのか、そういう状況なのか、実際にその意味、その重み●●大変なことになっていると僕は思うのですが。

東電:はい。●●といことを考えてやっていこうと。

記者:うまくやっていけるの?

東電:はい。うまくやっていけるように全力で努力します。

記者:前1回開けるとおっしゃっていましたよね。枝の官房長官も、開けざるおえない、ベントしなければいけないと。そうなったらどうなるかということ。もっと具体的にいってください。どうなるんですか。

東電:開けたらということですか。

記者:ベントをやった場合ということ。

東電:これはですね放射性核子がですね、放出されると考えられますので。

記者:それは今よりさらにはるかに危険になるということですか。

武藤副社長:全体と致しますと、お渡しした資料にありますように、圧力は下がる方向でございまして、先ほども申し上げましたが、原子炉の中に水を入れますとやはり圧力が高くなりますので、圧力が高くなる可能性とを考えますと、原子炉の中の圧力はひくいと。●●少しずつ減っていきますので、事態としては過去より緩やかになる、ただまだ原子炉の中熱がございますので、水の入れ方については確認しながらしていく必要があるというそういう状況でございます。

記者:大量に海水などを注水する作業を行っておりますけれども、例えば放射性物資を大量に含んだ水がですね海に放心しないような工夫とかされてますか。

東電:これも様々な程度が考えられることでございまして、そのことに関してどういった手があるのかといった話を現在検討しているところでございます。

記者:ではいまはまだ見られてないということでよろしいですか。

東電:はい。今の段階では検討している段階でございます。原子炉を安全な状態にするということは大切なことでございますので、それに加えてどうしていくのかということを改めて検討していきたいというふうに思っております。

記者:ヨウ素が137倍検出されたわけでございますけれども、ヨウ素の場合体内の残留何日間からと言われてますよね。で、体内に残留するような物質、体内に危険なものが放出されていいのか。例えばプルトニウムとか 。

東電:ヨウ素につきましては、体内に8日でございます。ですから●●という風に思うわけでございますけれども、原子炉の中にまだ放射能が残っているわけでございます。これからこれらが追加することがないように、しっかり対処することが大切だという風に思っております。

記者:注水の作業を続けられて、かなりの水が通ったと思うんですが、1度通った水であるとか、そういったものがながれているわけでありますけれど、現状どうなんですか。水位がそれほどあがっていないということは、どこかに行っているわけでありまして、消えているということはないので●●ということはやはり海に出ていると考えるしかないんですけど、他にあるんですか。

武藤副社長:プールの中に一定量の水が入っているという風におもわれますが…

記者:プールのなか?

武藤副社長:はい、原子炉の中に水を入れておりますけれども、様々な通路がございますので原子炉からでた水がプールの中に入ると

記者:そんなに容量があるんですか。

武藤副社長:大変な大きい容量です。

記者:どのくらいの容量なのか、:どのような箱なのか、もう少し詳しく教えてください。

東電:そちらについてはこちらから。

記者:●●というのは放出されているんですか。

東電:お配りしておりますモニタリングコストの測定結果でございますけれども、本日お配りしているのは本日●●だと思いますけれども、これまで福島第一原子力発電所で津波がおきましてからの表で、ちゅうせいきせんが観測されたことが2回ございます。これは続けて10分刻みで測定しておりまして、2回測定されているということでございます。これは何かしらの中性子がその時点で、もちろん検出器が●●等ありますけれども、検出器が健全であれば掲示された時点では、中性子を発生させるようなものがその周辺にあった可能性があるというふうに可能性として考えられます。中性子性が連続的に観測されているわけではありませんので、中性子を発生する物質がある場所に留まっている、ないしは●●という可能性はこれまでないというふうに考えておりますけれども、何かしら中性子が発生している、中性子を発生させるような物質がモニタリング時に検出されたことがあったということは明確にしているところでございます。

記者:その後なかったんですか。

東電:その後検出されておりません。

記者:●●中性子が0.01とか0.02とか10カ所以上数えるとあるんですけど。

東電:すみません、すみません。それはですね、資料作成時に2版と書かれていない事実がございまして、最初の状況といたしましては、実際に有意な値といいますか、検出限界以下ではない検出が2回ございます。

記者:いまプルトニウムの件について、一昨日ですかね、西山シンさん、経産省のですねその人に質問が集中しまして、要するに測れないという、重いから包んでいるというふうに。測るのは難しい、いまの測り方だとできないので、意味があったら検討しますと、今のところ、言葉違いがあると思いますが、有意な量はでていないだろうといっていたのですがそれでいいのか。

東電:プルトニウムが重金属であることは事実でございます。従いまして、本来原子炉の中、あるいは容器の中から外に出にくい物質であることを私ども理解しております。

記者:測定するひつようはないのかどうか。

東電:モニタリングソフトと形式につきましては、外への放射性物質の有無を確認するためのことだと理解しております。対象核子としまして、中性子につきましては●●に反応する部分、他に関しては頑張って計測してみようと計測しております。その点では、それ以外で応接しました内容についても、発電所構内の空気中の放射性濃度についてだとおもいます。これは、ヨウ素とセシウムについて、失礼しました。作業を行う上でとくに重要な核子として選択して測定しているということでございます。これはそれぞれ線量に対する影響が大きいものであり、ヨウ素は企画性、セシウムは留置場ということで物質の見状、あるいは適正に応じて代表的な核子を制定しております。

記者:中性子についてなんですけど、個別で取材した限りでは、東京電力の方から事前にある程度の量であると、そういうことはないんですか。

東電:なるほど。それにつきましては、量的にはあるかと思います、私ども全ての測定におきまして限界値未満というふうに思っております。2回だけ限界値未満でなかったことは事実でございますけれども、

記者:それはいつですか。

東電:ちょっといま手元にないので、後ほど確認させてください。

記者:いつありますか。今日なくて昨日あるというのは。

東電:3月14日ごろであると理解しておりますけれども。

記者:副社長にお伺いできればと思うんですが、構成労働省の昨日の発表でですね、福島県の複数の自治体で、乳児の赤ちゃんが飲めない放射性物質、ヨウ素が検出されたと発表されました。その事故を通してですね、赤ちゃんなど様々な人に影響がでてきたことが明らかになってきたんですけれど、その受け止めについて教えてください。

武藤副社長:大変心配をおかけしてしまい、申し訳なく思っております。様々なことを考えてそういうそうした基準が設けられていることを理解をしているわけでございまして、そうした基準にあわないものについては●●ということでございます。いずれにしましても、放射能のレベルについて保守的な基準で定められていると思いますので、環境の●●につきましては、関係者機関で続けられるというふうに理解しておりますので。

記者:ヨウ素というのはどれ位危険

武藤副社長:それぞれ影響が、どのようなところに影響がでるのか、あるというところが違うわけでございまして、こうしたことも含めて厚生労働背省のほうで基準を定めて、されていくということだと思います。

記者:彼女は水道水のことを聞いたんですよね。

記者:そうです、水道水のことです。被災地のみなさん、本当に水道水の確保にすごい苦労をされている段階だと思うんですね、その中でも乳児が例えばミルクなんかに使えない状況が出てくると。そういうことに対して、基準うんぬんじゃなくて、そういう方たちにどういうお言葉をかけるのかということを、お気持ちをお聞かせ下さい。

武藤副社長:全体を通して、 申し訳ないというような状態でございますけれども、対象の地域の方々含めて、多くの方々に大変なご心配をおかけいたしておりますことに、大変申し訳なく思っております。ともかく発生した状況につきまして、一刻もはやく終息していくという風におもっておりますので、会社をあげて最大限の努力をしていきたいというふうに思っておりますし、そのために日本政府に大変大きな支援を提供して、最大限の努力をしていきたいというふうに思っております。

記者:乳児とか妊婦とか●●はっきりしたという場合には、将来保障するおつもりはありますでしょうか。

武藤副社長:これはまだ人体への影響があるかということにつきましても、何らかのことに関しまして言える状況ではないという風に思っておりますので、細かく身体への影響を、最大限抑えるべく、現在の状況をしっかり落ち着かせるということにまず力を注ぎたいという風に思っております。

記者:枝野官房長官が農業被害、一時的に保障の問題は東京電力は思うんだと。まず現場を落ち着かせることが最優先かと思いますが、そういう話が出たということはすでにそういう話をしてるんですか。

武藤副社長:これまで具体的なことはこれからでございますけれど、そういった方、ご迷惑をおかけしている方がいらっしゃるというこということであるとすれば、そうした方々を救済するという観点から、そういう点に関しましては当社としても国とよく相談をする必要があると思いますけど、こちらとしましてもしっかりと誠意を持って対応する必要があるという風に思っております。

記者:枝野さんはまだ一般論で言われたのか、それともしっかりと東電さんと話をした上で対応したのか。

武藤副社長:ご発言の経緯につきましては、私は存じ上げませんけれども、具体的に何か相談を、発言につきましては相談を受けたという認識は致しておりません。

東電:そろそろ予定していた8時でございますので、ではあと一方だけお願いできたらと思います。

記者:話を戻すんですけど、核容器ってのは何度の設定ですか。あと、雰囲気。1回お聞きしたような気がするんですけど。それは設計上。

東電:雰囲気はちょっと今お知らせできませんけれども、●●に関しましては、設計の時は3.2度でございます。

記者:耐えられる?

東電:●●使うように設定しているということでございますので、何度まで耐えられるのかということはですねちょっと。

記者:今まで放射性を抑える能力があるというお話を伺ったりするんですけど、事実として確認されてますでしょうか。

東電:申し訳ありません。先ほどの中性子のご質問、それと●●をお預かりさせて頂きまして、確認次第また回答させて頂きます。

記者:ヨウ素のことでね、子供への特性、悪影響というのは●●発表するってことあるんですか。

記者:ヨウ素の子供に対する特性や悪影響について、東電がこういうことだと、広報することがあるんですか。それは一般論だと思うんですね、子供や赤ちゃんに対する。子供や赤ちゃんへの特性や悪影響について、東電のほうから発表することはあるんですか。

武藤副社長:一般論は、ヨウ素がどのような影響を与えるかというのは様々な研究調査があると思いますけれども、今回の件につきまして具体的にどういうような影響があるのかということにつきましては、これは全体を総合的に判断して評価をしていくべきことだと思います。ですから、電力会社というよりは、その状況につきまして、国全体としてどういう影響があるのかといったようなことをして、報告をしていくべきことかなという風に思います。

東電:大変申し訳ございません。そろそろお時間でございますので、ここで終わらせて頂きたいと思います。大変申し訳ございません。それでは、以上をもちまして終わらせて頂きたいと思います。どうも今日はありがとうございました。先ほど頂戴しました質問につきましては、確認次第ご連絡いたします。申し訳ございません。