東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月23日21時22分から3分間)

東電:では排水系のですね、仮設の排水系のポンプと、残留熱除去系包摂のポンプで、プールと原子炉の冷却を交互に行っておりますけれども、RHRの循環ポンプの方は包摂の電源に切り替わっていますが、海水側のポンプは仮設の電源でした。で、本日その海水ポンプ、これ仮設の海水ポンプですけれども、これを仮設の海水ポンプを仮設の電源からですね、外部電源ですね、放出の外部電源の方に切り替えて、●●行ったところ、トリップとしてですね、偶然停まってしまったとということです。これがですね、17時20分に停まってしまったということです。

記者:17時?

東電:はい、17時20分ごろです。で、こういったことはですね、切り替えたりですねしていくと、なにせあの仮設のものとかですね、それなりに本来の信頼性があるものではないので、今後もあると考えられますけれども、慎重にですね対応して、原因を調査をするということをしています。で、一応目処はですね、温度は15度に下がっておりますので、今晩しっかり調査をしてですね、明日、明日の午前中にですね、24日の午前中を目処に、起動すると。もう1回同じポンプでやるか、仮設の仮設ポンプですけれども、予備の方のものもあるというふうに聞いておりますので、どちらを使うかはわかりませんが、しっかり調査をして、明日の午前中目処に、再起動を目指すということをしています。で、現在ですね、5号機の方の温度は細心の値がないんですが、17時の段階で原子炉の方の温度がどれかというと38.5度。それから燃料プールの方の温度が40.7度。もう1回申し上げます。原子炉の方の炉水の温度が17時現在で38.5度。使用済燃料プールの方が40.7度です。ですので、これ17時のデータで約20分後に海水ポンプが止まってしまって、冷却が止まっているということですので、ここからじわじわ温度は上がっていきますけれども、一応今までの傾向を見ると、今晩一晩で原子炉の温度が100度を超えることはないだろうということですので、温度はしっかり監視していきますけれども、低温停止のままでなんとか明日の午前中、再冷却にいれたいという見通しだということです。私からは以上です。

記者:念のため、6号機に影響はありますか。

東電:6号機の方は影響ないです。

記者:では独立して。

東電:はい、独立してます。

記者:17時なのか7時なのか。

東電:17時です。

記者:どっちの電源で起動するんですか。

東電:それも含めてどっちに原因があるかということですけれども、おそらく電源は他の系統のものは使っておりますので、電源側に異常があることはちょっと考えづらいかなと思いますけれども。そこは余談を持たずに調査を続けることだと思います。

記者:ドリップしてからじゃあ、例えば仮設にもういっぺん繋ぎ直したりとかそういうことはしてない。

東電:今のところしてなくて、とりあえず調査をすると。モーター側にもし原因があったら、仮設の●●と同じことが起こるので、そういうことは軽はずみにはしないということです。

記者:予備のものがあるとは、予備のポンプということですよね。

東電:ええ。予備のポンプも一応あると聞いてございます。よろしいでしょうか。また、明日にでもあのー次第が分かりましたら、おっしゃっていただければと思います。