東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月24日20時02分から128分間)

東電:それではすみません。お待たせいたしました。引き続きまして、先ほどご説明させていただいた途中の案件につきまして、ご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。では座らせて、ご説明をさせていただきます。まずはですね、お手元の資料を確認させていただきます。1つ目が、お知らせと題しまして、柏崎刈谷原子力発電所のクレジットで、柏崎刈谷原子力発電所の排気筒などによる微量な放射性ヨウ素の検出について。という●●でございます。え、それから、2つ目は、福島第一原子力発電所のクレジット。毎回お配りしていますが、本日午後6時現在の、プレスでございます。その次はただいまより媒体をお配りします。1号機から3号機のプラット状況。そしてモニタリングカーによる計測状況。それから最後に、すみません。先ほど、ご説明した際、その時点ではまだ写真が出ていませんでしたけれども、第一の1号機の中央操作室のですね、撮影した写真が手に入りましたので、こちらもお配りさせていただいております。では、よろしくお願いいたします。では、まず最初にですね、一番ご関心がある、先ほど途中で、なかなか受け答えできませんでしたけれども、福島第一の作業員の方のですね、被爆状況に関しまして、ご説明をさせていただきたいと思います。ちょっと、いただきましたご質問を、順番にお答えするような形になります。わかりにくいところもありますが、よろしくお願いいたします。まず最初にですね、現在は、病院に着いたと。病院に着いたかというようなお話でございます。現状把握しておりますのは、15時15分。救急車がJビレッジに到着しております。到着しました。その後、15時20分。2人の作業員の方が、Jビレッジに到着します。これは、運ばれるお二人の方でございます。AさんとBさんとしております。その後、15時20分頃、福島第二から放射線管理委員が、Jビレッジに到着ということになります。すみません。福島第二の方から放射線管理委員の方が、Jビレッジに到着と申し上げましたが、このお二人の方が運ばれるのは、すでに福島第一を出るときに、福島第一原子力発電所によりますと、産業医の方がですね、念のため病院の方に、行かれた方がいいという判断をしていた。ということを聞いております。それから、作業の開始、高線量に気がついた時間はということをご質問いただきました。管理区域に流域しましたのは、10時頃。午前10時頃でございます。それから退域されましたのは、13時頃。13時頃でございます。線量計の値が高いなと気付いた。線量計の値が高いと判明したのは、13時20分頃というふうに聞いております。で、今回の作業員は、総勢で何人ですかというご質問です。元はですね、協力企業の方、6人の作業員の方が、この作業に入られています。3人ずつの分かれまして、2つの方向に分かれたというふうに聞いております。で、今回の該当の方は、高線量の、3人の。他の3人は、3人とも100ミリシーベルト未満という測定が出ております。先ほどすみません。高線量の方、運ばれた方のですね、線量をもう1回ちょっと確認いたしますと、3人ずつ分かれます。1つの班の方はですね、数値が高い方々でございます。お一人、Aさんは、30代の男性。180.07ミリシーベルトの数値が出ております。それからBさん。Bさんは20代男性です。179.37ミリシーベルトの計測です。それからCさん。Cさんは、30代男性でございます。173.00ミリシーベルト。こちらの方が、まず線量が出ていまして、その後、運ばれる形になる方は、AさんとBさんになります。この3名の方の他に、もう3名の方が、一緒に作業に入っております。で、この方々は、別の方に、方向を分かれて、作業したと言っておりますが、この3人の方の、計測値は、いずれも100ミリシーベルト未満であったという情報がございます。で、その場にはですね、当社社員は、いたのかというご確認でございますが、今回はこの場には、当社の社員はおりませんでした。高線量になった3人の方の作業の場所につきましては、すでにお話をしたかもしれませんが、タービン建屋、3号機のタービン建屋の地下1階でございます。地下1階。そしてその現場の水の線量に関してで、ございますが、水溜まりと言いましょうか、水が溜まっている状況があるというご説明をしていると思います。で、その場所の、線量です。水の表面はですね、約400ミリシーベルト。400ミリシーベルトが計測されました。で、失礼いたしました。400ミリシーベルトパーアワーです。1時間単位そのくらい。それから一方で、雰囲気というんでしょうか。その環境ですね、大気の方に、周りにどれくらいあったかという測定に関しましては、約200ミリシーベルトパーアワーです。200ミリシーベルトパーアワー。いずれもタービン建屋地下1階ということでございます。この線量は、この●●が事後に、はい。終わってから測っているいう状況です。どこからきた水かにつきましては、調査中でございまして、現在はわかりません。それから順番バラバラになりますが、搬送先ですね、このお二人の方、AさんBさんが、Jビレッジから病院に運ばれたというお話をいたしましたが、搬送先は、福島県立病院でございます。福島県立病院。途中ですね、ご質問の中に、放射性医学総合研究所、千葉の方の、放医研の方に運ばれたんじゃないかというお尋ねがございましたが、確認の結果、搬送先は、福島県立病院ということでございます。

記者:福島県立医科大学病院。

東電:はい、大変失礼いたしました。福島県立医大。福島県立医大ですね。はい。福島県立医大というのが、正しい表記になります。申し訳ございません。

記者:病院とかはつかないで、福島県立医大で、切れるわけですか。

記者:もう1件の●●。

東電:はい?

記者:もう1件の下りをもう一度お願いいたします。

東電:はい、ご質問の中にですね、当初私ども、福島県立医大に運ばれましたというお答えをしましたところ、別の情報で放射線医学総合研究所、略称で、放医研とおっしゃるのでしょうか。というんでしょうか。千葉市の方に運ばれたという情報がありますが、いかがですかというご質問をいただきました。確認の結果、福島県立医大。ちょっとこの正式名称をもう1回ご確認いたします。福島県立医大に運ばれたということを確認してございます。

記者:そのあと、放医研に搬送の予定はないんですか。

東電:そこはですね、まだちょっと確認できておりません。お伺いしておりません。それから、水の中に入って作業していたという情報がございまして、足のどのあたりまで、水に浸かっていたのかというものです。長靴、短靴をですね、上部から水が入り、内側のくるぶしまで浸かっていたと、短靴の上部から水が入り、内側のくるぶしまで浸かっていたと。水の深さは、約30センチメートル。水の深さは約30センチメートルで、短靴の上部から水が入って、内側のくるぶしまで浸かっていたという状況でございます。それから、ベータ線熱傷の症状は、どうなるのか。これは、すみません。まだこの方、可能性が否定できないということで、運ばれておりますが、一般的なお話としてのお問い合わせかと思います。ベータ線熱傷の病症はどうなのか。一般的にですね、紅斑、紅色の斑点なんですけれども、紅斑や、軽い痛みが生じる。という症状が出ます。高線量の場合は、水疱の形成や腫瘍形成などがあるということです。で、今回運ばれましたお二人の方は、特段外傷はなかったと。外傷はなかったということを確認してございます。で、それから3人の方。高い線量を計測しました3人の方は、累積値で、250ミリシーベルトを超えているのでしょうかというご質問ですが、この方々が3人とも超えていないということを確認しております。念のため数値を申し上げますが、先ほど、AさんBさんCさんと申し上げました。同じくその方々のお話です。Aさんは、本日計測しましたのが、180.07です。前日までの数字は、18.17でございます。ので、足しあわせますと、累計で198.24。198.24ミリシーベルトという数字になります。それから次はBさんです。本日の高線量は、179.37。179.37です。そして、前日までの量は、8.69。8.69でございまして、足しあわせまして累積は188.06ミリシーベルトとなります。それからCさんです。Cさんは173.00というのが本日の線量ですが、前日までの線量は1.99。1.99という数字です。足しあわせますと、174.99ミリシーベルトというのが、累積の量になります。それから、2人はAさんBさんですね。運ばれた2人は、除染をしたのかというお問い合わせですが、こちらは30度のお湯で患部を除染したと。30度のお湯で患部を除染したことを確認しています。それから、すみません。協力企業の名前をお伺いいただきました。申し訳ございません。こちらは、プライバシーの関係等ございまして、具体的な企業名は、控えさせていただきたいというふうに思います。ちなみに6名の方が、最初作業に入りましたというようなお話をいたしましたが、3人ずつに分かれます。で、今回AさんBさんCさんで動かれた方の方々ですが、AさんとBさんは、1つの企業の●●です。それからCさんは、また別の企業ということを聞いています。そしてまた別方向に行かれますお三方。この三方も、また、もう1つ違う、別の企業だと聞いておりますので、6名の方が、3つの企業から集まられた方ということで確認してございます。それから、もう少しちょっといただきましたご質問ご確認させていただきまして、お答えさせていただきます。先ほど、ご説明した際、タービン建屋に大きな損傷はないと言っていたが、3号機のタービン建屋の屋根に穴が開いているようだと。損傷を受けているのではないかと。それが原因で、今回の地下の線量が高いんじゃないかというようなご指摘をいただいておりますが、現時点ではこれは何が原因かというのは、特定できませんというのが、私どもの見解でございます。現時点では、私どもとしては、何が原因かは、特定できませんということです。

記者:穴は?

東電:すみません。ちょっと穴については確認をしておりません。すみません。失礼いたしました。穴は、開いているということですが、それが原因かどうかということは、申し訳ございません。特定しておりません。それから病院へ搬送されていない残り1人も、足が水に浸かって作業していたのかということです。この方は、長靴を装備していたため、足は水につかっていないという状況でした。3人の方が作業していましたが、お二人の方は短靴で作業していましたために、30センチの水深のなかで内側、踝までが水につかるという状況がございましたが、運ばれていないおひとりの方につきましては、長靴を装備していたことから、結果として病院への搬送はない、ということでございます。内部被ばくはあったのかという質問をいただきました。現時点ではそちらは判明しておりません。足の被ばくになぜ気がついたのかという点は、さきほどお答えした通り、短靴の中に水が入ったことからわかったということです。短靴とお話しておりますが、踝の上くらいまである、短長靴と正確にいいますが、それくらいの程度の長さのある靴だそうです。残りの1人の方、短長靴をはいていた方は大丈夫なのかというご質問は、現時点では●●にいらっしゃいまして、病院には搬送しておりません。長靴を履いて装備しているので、今回の作業では水につかっていない、Jビレッジにいらっしゃいまして、病院には搬送しておりません。具体的な作業の装備につきましてです。まずは全面マスク、チャコールフィルターのついた全面マスクをつけられています。それから●●、かっぱ、水がついても大丈夫なようなかっぱをつけています。その下に●●、これはビニールのつなぎ、いや普通のつなぎと、ヘルメット、ゴム手袋。全面マスクに●●、かっぱをきて、●●つなぎをきて、ヘルメットをかぶってゴム手袋などの装備で出ております。

記者:●●は下半身も防水のズボンを上からカバーにまいているのですか

東電:下半身もはきます。

記者:上下ということですか

東電:上下のかっぱです。

記者:つなぎ目にはガムテープかなんかをまくのですか

東電:ご質問は、繋いでいるかっぱかということですが、そうじゃありませんで、ズボンと上着と分かれていて、とくにビニール留めなどをするわけではなくて、通常に着た形で装着するということです。

記者:●●区域に入るときは、手首とかもたとえばこう、ビニールテープで巻いて、中に入らないようなかっこ●●と思うのですけれども、上下の●●をこう、継ぎ目をないようにしたりはしないのですか。それから、ちょっといわゆる●●の間は、それこそ、放射線、放射性物質が付着しないように、入らないように、テープで巻いたりっていうような、そういうことはしていないのですか。

東電:すいません、そこはちょっと確認しないとわかりませんので、確認させていただきます。

記者:●●上からカッパをきせるわけではないんですか。

東電:そうです、●●の上からカッパをきます。

記者:●●。

東電:普通は、そういう汚染も入らないようにというやり方をしますけど、今回やっていた方に関しては、こう、すいません。

記者:●●は、もう1点●●ですか。

東電:そうです。

記者:水は通っちゃう?

東電:水は通ってしまうので、その上には必ず●●。それでは続きましてご質問に答えさせていただきます。作業エリアの事前サーベイは行ったのかというご質問をいただきました。当日、事前のサーベイは行っていません、というのはですね、前日、同じ場所で当社作業員による作業がありました。その様子では、水がなく、サーベイは不要、失礼しました、その様子では、水が少なく、サーベイは不要という判断に一致しまして、作業をおこなったと聞いております。

記者:少ないというのは水深何センチくらいですか?

東電:すいません、確認ができておりません。具体的な数字というのは持ち合わせておりません、申し訳ございません。それから、タービン建屋の作業時間でございます。さきほど10時から入って、1時に退避するというお話がございましたが、具体的な、作業時間にございます、詳細は不明ですけれども、この作業にあたられたのはだいたい40分から50分程度ではないか、40分から50分程度の作業であったというふうに考えているということです。それから、APD、計測装置の、線量計ですね、線量計測装置のアラームはどう鳴るのかというご質問をいただいております。このときの状況というのがわかっておりませんけれども、一般的なお話ですと、線量、設定の値を越えますと、1分間は連続で音が鳴ります。その後は、8分間は10秒ごとに、5秒間、結果、9分後には止まる。わかりにくいですね。設定値になりますと、最初の1分間は連続で音が鳴ります。その後、なったり止まったり、間断的に8分間、10秒ごとに、10秒建っては5秒なる、10秒経っては5秒なるということを繰り返して8分間を過ごします。最終的には9分後に止まる、という線量計のアラームの設定でございます。この作業員の方はもう作業ができないのかに関しまして、医療機関に搬送中でありまして、詳細は●●しておりませんので、その質問に対しては現在お答えできないという状況でございます。

記者:線量計なんですけど、さきほど、20ミリ、さきほどの会見ではお答えになっていたと思うんですが、この方たちも、20ミリで設定をされていたんですが?

東電:本日の設定は20ミリの作業ということで設定している、ということでございます。それから、100ミリシーベルトを超えた人数は、今朝までの14人プラス今回の3人でよいのか、という質問をいただいております。ご指摘のとおり、本日の朝の6時半の現在で、100ミリシーベルトを超えられていた方は、14名、いらっしゃいます。その時点の数字は14名です。この3人の方はその中にカウントされていませんので、100ミリシーベルト超えた方々は、少なくとも、14プラス3、ということですが、それ以外のトータルに関しては、まだ集計できていませんので、現状把握できるとすると、今朝6時半の実績の14名と今回の3名ということになります。それから、すみません、さきほどご指摘いただきまして確認をいたしました、病院の名前ですが、ホームページを確認しまして、福島県立医科大学付属病院というのが、正式な名称になるということです。以上が事前にいただきましたご質問に対するお答えでございます。なかなかまだ情報量が少なくて満足にお答えできるかわかりませんが、追加の質問がございましたら、お受けいたします。

記者:具体的には、どんな作業をされていたんですか、タービン建屋のなかで。

東電:いま、3号機のほうで、電源の復旧をやっておりまして、その受電済みのMCCからの仮設の電源ケーブルを敷設する作業をやっておりました。

記者:20ミリシーベルトでアラームが鳴るようになっていたにも関わらず、なぜ180もあったのですか

東電:さきほど、前日に当社の作業があったと申しましたが、前日の作業で、だいたい数ミリシーベルトパーアワーという情報がありました。作業の警報設定値を20ミリシーベルトにいたしました。

記者:答えになっていませんが。

記者:結局そうすると、その時に、20ミリシーベルトに設定していましたから、そのときやっぱり鳴っていたんでしょうか、アラームは。

東電:アラームは鳴っていたと思います。

記者:そうすると、鳴っていたのに、作業は続けていた、ということなんでしょうか。

東電:その辺がですね、ご当人、今回の方々に直接お話しをしっかり聞き入れないといけないと思うんですが、まず鳴っていたのかどうか、気づいていたかどうかに関しては、まだちょっと、私どものほうには届いておりません。ということで、さきほどのご質問の、20ミリに設定していながら、なぜ、そういう状況になったかに関しては、現状では把握をできていない状況です。

記者:この作業員の方々は、自分の判断で撤退することができるのですか。それとも、本社の班長かなにかがいて、だめだ、やれっていったら撤退できないのですか、どうなんですか。

東電:そういった線量計測機をもって入られていますので、ご自身の判断で、撤退いただくことは可能です。

記者:可能だっていうシステムがあるだけですよね。今回現実的にどうだったのですか。

東電:そういうご自身の判断で、作業を止めていただくことはできる状況にありました。

記者:できる状況にあったんでしょうけれども、実際はどうだったのですか。

東電:実際ということになりますと、さきほどのお答えの繰り返しになりますが、直接ご本人たちのお話の状況はまだ私ども確認できておりませんので、この場ではちょっとお答えできません。

記者:そういう意味では、企業の名前をはっきり言ってください。確認ができないじゃないですか。企業の名前いわないと、お宅がいってることしか信用できないんですよ。ちゃんと発表してください。プライバシーなんて関係ないんですよ、こんなの。

東電:申し訳ございませんが、そこに関しては、控えさせてください。

記者:確認してください。それ社長に聞いてください。

記者:これ、親会社と子会社の力関係からいって、絶対そんなの言えるわけないじゃないですか。

記者:社長にきいて、それでいいかどうかいま聞いてください。名前言わないかどうか。それおかしいですよ。犠牲にしているんですよ。そういう態度がね、われわれ国民に対してもってとられる態度と同じ態度をとられるのをわれわれは危惧しているんですよ。軽視しているじゃないですか、命を。

東電:決して命を軽視しているわけではございませんで、そこに関しましては、大変申し訳ございませんが、控えさせていただきます。

記者:これ後ほど明らかになったときに大変なことになりますよ。国民の側に、そちらさんはうそをついていることになりますよ。

東電:企業名がということですか。

記者:企業名じゃなくて、引き返すという判断を本人ができるできないで言わないということは。

東電:それはですから、繰り返しになりますが、現状としては私どもで確認ができておりませんので、そこはまた、ご当人たちに話を聞いてまいりたいと思います。

記者:だから会社名明かさなきゃどうしようもないじゃないですか。闇に潜られるじゃないですか。

東電:●●。確認しますけれども、私が聞いている範囲では、線量の管理は、放射線管理委員がいろいろ事前にサーベイしたりですね、注意事項を行ったりしますけれども、最終的には、自分でしっかりルールを守って出てくるというのが最終的な砦なんですね。それをちゃんとやってもらえるようにお願いして、ですから、当然自分の判断で出てくるような環境になっていなかったら、放射線管理なんかできるわけないんですよ。ですから、押しつけて出てくるのはダメだなんていう環境になっている根拠はなくてですね、本人の、自分の線量を最終的にしっかりと管理しながら、アラームが鳴ったら必ず出てくると、法律に提出するわけですから、出てこれない環境だっていうのは絶対にありえない。

記者:だったらなおさら会社名明らかにしてくださっていいじゃないですか。

記者:それは皆さんは明らかにするなっていわれているんだから、いまここで明らかにしようとは言いませんよ。そのことについては確認して、そういう風に言われているんだけども、いうべきかどうかということを、もう1回判断してください。それで判断した人はだれかを言って下さい。

東電:大変申し訳ございませんが、繰り返しのお答えになってしまうのですけれども、そこらへんは。

記者:じゃあ今の段階の判断はだれですか。そこの判断はだれがしているんですか。言えないという判断は今の段階ではだれがしているんですか。

東電:社内で調整しまして、判断しております。

記者:責任者はいないということですか。

東電:いったんそちらのほうは確認いたします。ただお答えは同じ答えになるかもしれませので、そこは申し訳ないんですけれども。

記者:現場の具体的な状況なんですけれども、放射線管理委員の方は、どの場所にいて、どういう指示をしていたのかというのはわかっているんでしょうか。

東電:放射線管理委員は、前日に現場にいた作業で、線量を測っております。当日の作業のときは、この6名のみということです。

記者:当日は、放射線管理委員はいなかった、ということですか?

東電:はい、そういう風になります。

記者:それは前日と当日で現場の状況が変わるというのは想定されていなかったのでしょうか。

東電:そうですね、前日と同じ状況を。

記者:そうしますと、今日は、放射線管理委員の方はどちらにいらっしゃったんでしょうか。

東電:どういう作業をしていたのか確認させてください。

記者:●●以前、線量が高いから、作業員の方たちの作業は難しいというお話だったときに、当初、放管委の人数はあまりいないので、あまり出すと線量があがってしまって退出しなければいけないので、つけないというお話があった翌日に、やっぱり規則なのでつけなければいけませんというお話になったと思うんですが、どうして今日は放管委のかたはついていなかったのですか。それはそれで規則違反にならないのですか。

東電:もちろん、放射線管理委員は線量が高いところで作業するときはつきますが、今回どういう状況だったのか、すいません、もう一度確認します。

記者:つかなくても作業できるということですか?

東電:事前に、その場の●●を測って、その場の作業環境を把握して、●●、作業していただくという。

記者:前日でいいんですか。

東電:この場合は、前日と今回の作業環境が同じというふうに考えて、前日の作業環境で放射線管理をしたと。

記者:それでは明日も同じ環境ですか。直前にしないと意味がないと思うんですが。

記者:時事通信の橋本です。タービン建屋の穴というのは、確認されている範囲で教えてください。

東電:3号機のタービン建屋の右側ですかね、大きさはわかりませんけれども、穴のようなものがあるという報告を受けております。おそらく、3号機が爆発したときに、噴き上げておりますので、なにか落下したときに、開いたものと思われますけれども、タービン建屋の2階にはですね、いま、人がいったという報告はありませんので、中からの状況はわかりません。ただし、その下の1階には人が入ってございまして、1階には何か異常があるということは聞こえてきていませんので、おそらく、2階までで、被害は止まっているだろう、と想定しているということです。

記者:右側の壁ですかね?屋根?

東電:屋根ではなく、天井。

記者:外から確認されたということですか

東電:そうです。

記者:40分から50分程度だったというこの作業なのですが、ケーブル敷設作業が40から50分だったということですか。

東電:そういう風に聞いております。

記者:前日と●●の放射線量が全然違う理由、そして●●の理由っていうのはどういうことを念頭に置いていられますか。

東電:水が増えている理由についてはわかりません。

記者:実際に水につかっていた時間は何分くらいなんでしょうか。

東電:ご本人たちにまだ聞き取りができない状況なので、その辺ができたらですね、もうちょっと作業の様子が聞き取れると思うんですが、今の段階ではできていないので、なかなかお答えできない。

記者:客観的なデータとして、今日何人くらいのかたが作業して、そのうち、下請のかたが何人いて、それぞれ下請と社員のかたとで、今日1日あたりの線量が200をこえた人は何人いるのか。別の作業の、別のグループの3人も、100ということは、20を超えているわけでしょ、みんなピーピーなってたわけでしょ、それで作業してたわけでしょ。

東電:別のグループの3名の線量ですけれども、仮にD、E、Fとしておきますと、Dさんが56.72、Eさんが16.8、Fさんが10.8、いずれもミリシーベルトです。

記者:他の方々についてはどうですか。全部で何人いて、何人のかたが20をこえているのか。

東電:すいません、本日の作業者全員の数字が集計されておりませんので、この場では、申し訳ありません、ちょっとお答えできない状況です。

記者:ちょっと意味がわからないですけど。20で設定しているってところいってこいって言って、20を上回って出てきたひとをその日のうちにチェックしてないんですか、毎日。

東電:すべての個所が20というわけではありませんので、箇所か所によって、20であったり、もう少し高かったり、というのはございます。ですので、それはそれぞれの個所に関しての集計は改めてするということになります。

記者:それぞれの数値をオーバーした人のチェックはしているんでしょ、それぞれの数値をオーバーした人は何人いるのか、それくらいは当然やっていると思うんですが。

東電:警報の測定に対して、どれくらいオーバーしたかという管理は当然しておりますが、集計がまだなっていない、データをまだ、もっていません。

記者:昨日はどうですか。

東電:昨日に関して、この場では、データがないものですから。

記者:Dさん、56ですけど、この方はどうなんですか、40を超えていますけど。

記者:アラームが鳴ったら退避するようにいわれているんですか。

東電:アラームが鳴ったら必ず退避するというのが、業務の規則です。

記者:じゃあなぜ3人は40分も作業していたんですか。

東電:さきほどお話したとおり、まだ聞き取りができておりませんで、これはまた、ご本人たちから改めて確認したいと思っております。

記者:それ第三者いれてやらせていただけませんか。もし東電さんがやったらもう、闇の中になっちゃいますよね。

東電:私もですね、去年まで現場におりましたけれども、似たような事例、こんなレベルではないですけれども、全然2ケタ3ケタ小さい値ですけれども、アラームが鳴っても、出てこなかったという事例を経験しております。やはり、全面マスクですとか、環境で聞こえないということが多々ではないですけれども、私が10年くらい現場にいた中では、1回2回ございました。それは、いろいろですね、アラームの音が響いてしまって、自分のアラームじゃないと勝手に判断してしまったとか、それから騒音で聞こえなかったとか、そういうことで、いろいろアラームの時間を長くするとか、大きくするとかいうのを、そのときそのときの反省材料として、反映してきているんですね。ですから、ちょっと、その場はどういう事情だったのか、どういう環境だったのかいうのですね、本人たちに聞き取りをしないと、わからないと思います。

記者:アラームはどこにつけるんですか。

東電:胸につけます。

記者:それは、数値も出るんじゃないですか。

東電:取り出してみれば、みえます。

記者:普通、こういう危険な作業であれば、ある程度の間隔で、見るのが普通だと思うんですけど。

東電:ただし、手も、ゴム手をしています。さわるところさわるところ汚染していくんですね。ですから、アラームも、そんなに頻繁にみるというのもですね、相当注意して、さわらないと、すべてが汚染してしまうという状況ですので、線量が高いところであれば。そういう環境でやっていると想定できますので、聞き取りして、どういう環境でやっていたのか、私も聞けていないので、想像でものを話してしまうことになるので、ぜひちょっとここは一度聞き取りをして整理するということをやらせてください。

記者:この人たちって、レスキュー隊よりもはるかに最・最前線にいるのにどうして防護服をつけていないんですか。

東電:防護服とおっしゃるのは。

記者:放射能防護服。あまりにも簡単すぎるというか、安全対策がすごいずさんすぎる。

東電:防護服といいますのは、汚染を。

記者:放射能防護服。

記者:放射能防護服はね、放射能を防ぐものじゃないんですよ。

東電:汚染を防ぐ●●はつけて、チャコールマスクもつけて、作業いたしております。

記者:計測器は今回も胸につけていたんですか。

記者:さっきお示しいただいたDさんEさんFさんの数字は今日の作業での数字ということですね。

東電:そうです。

記者:昨日までの累積は含まずに今日だけってこと。

東電:昨日までの累積は含めません。本日だけのものです。

記者:ベータ線熱傷の疑いがあるということと、外傷はないということが、矛盾はないんですか。熱傷が火傷みたく赤くなったりしているってことはないのかなって思ったんですけど。

東電:現状確認した限りでは、外傷はみえてないようです。ただし、やはりその線量のある水につかってお仕事をされていたと、で、長靴をはいていなくて、濡れてたという状況から、作業員のかたが、いかれたほうがいいというご判断をくださったと聞いております。

記者:ABCDEF、6人の方が所属している会社はそれぞれ3社あるということなんですが、東京電力との契約の関係、直接それぞれ契約しているんでしょうか、それとも重層的な下請関係になっているのでしょうか。

東電:すいません、確認とれません。

記者:すくなくともAさんBさんが勤務していた会社は、東京電力と直の契約がある会社なのか、それとも二次下請け三次下請け、どういう会社なのか。

東電:すいません、いまは把握しておりませんけれども、確認をいたしまして、お答えさせていただきます。

記者:さっき、毎時200ミリシーベルトっていわれましたよね。そうすると、そこに入って、10分や20分やすれば、ピーピーピーピーなるわけですよ。で、3人1グループですから、さっきおっしゃられたように、わんわんなってるわけですから、3人でおい鳴ってるぞって話に普通なるわけですよ。それでも、数十分つかってたっていってたんですけど、これはもう、アラーム鳴っているのを無視するような、本人たちがアラームに対する認識が甘かったのかもしれないですけど、そういうことでもない限りは、これだけの被ばくって考えられないですよね。

東電:現状としては、いま聞き取っていないものですから、把握できておりませんので、同じ答えになって恐縮ですが、聞き取りをさせていただきまして、また状況の確認をしたいと思います。

記者:水深30センチだと、踝よりうえまでつかるのかなって気がするんですけど。

東電:おっしゃる通りです。私訂正させてあります。水位は30センチということで報告したのですが、15センチが正しいということです。水深は15センチということです。

記者:長靴はなんで、この2人は履いていなかったのか。

東電:そこも合わせて聞き取りをさせていただいたうえで、確認したいと思います。

記者:30センチからどうして変わったのですか。ちゃんと調べてください。おかしいですよね。今が15センチになったから15センチっていってるんじゃないんですか。その時はやっぱり30センチあったんじゃないですか。

記者:そもそもなんですけど、どうしてそこに昨日は数ミリだったのが今日になってそれだけ水がたまったのでしょうか。

東電:それは現在調査中でですね、わたくしどもいま現在ちょっとわからないという状況です。

記者:さっきおっしゃった、タービン建屋の屋根に穴がという話がありましたね。推測になるかもしれませんけれど、今の段階でわかる範囲でいいのですが、どういうことが推測されますか。なぜそこに水がたまったのか。

東電:水はちょっとわかりませんけれど、穴はですね、繰り返しになりますけれど、2階が最上階で、2階の天井に穴があいていると思われますけれども2階の様子はわかりません。1階には人が●●しておりますけれども、そこに物が落ちているとかという●●はないので、多分2階までで被害は終わっていると想定していて、そういう意味で、穴が●●となる可能性は低いかなと。

記者:その穴っていうのはどのくらいの大きさなんですか。

東電:ちょっと人いないんでわからないんですけど、それなりに遠くからみて見える穴なので、小さな穴ではないと思うんですけれど、もし大きさも●●。

記者:そこから水が通る可能性はあるんですか。

東電:だから、2階まではですね、雨が降れば入ると思うんですけど、1階はちょっとそんなに大きく入ってるとは聞いていないという状況ですね。

記者:そうすると、昨日までなかったのに、急にたまったのは、相当な水が流れてきたんだと思うんですけど、なぜなんでしょう。

東電:それはいま調査中です。本当にわからない。

記者:給水機がこわれたとか、給水ポンプのラインが外れたとか。

東電:わからないので、それを含めて調査中です。

記者:さきほど、作業を、前日にみたので、雰囲気で大丈夫だと思ったということですけれども、明日以後、全作業場で放射線管理委員のかたが調査をすると、そういう改善策をやる予定はあるのですか。

東電:今回こういうことがありましたあとに、われわれ放管委が入ってサーベイをしまして、●●というふうにサーベイをしましたので、作業にあたっては、放射線量の環境を測ってやりたいと思います

記者:今後すべての現場で、今後もやるんですか。

東電:ここで作業がストップしている状態ですので、それは作業を実際にできる環境になるか考えながら、やる必要があると思います。

記者:雰囲気っていいますけど、雰囲気ってなんですか。

東電:雰囲気はですね、その場所の、放射線量の雰囲気。

記者:東電の方が、雰囲気って言葉を使っていることなのか、いわゆるわれわれが使っている、放射線多そうだなっている直感みたいなものなのか。

東電:直感といいますか、場所の放射線率

記者:ガスって意味ですね。大気っていう。

東電:大気といいますか、そこにいると、その人がどれくらい線量をうけるか、そういう値。

東電:空間線量率でいいですね。

記者:サーベイをやられたのは何時くらいだったのでしょうか。作業員引き上げられた後?

東電:13時から14時の間。

記者:この件がわかったから、改めて調べたということですね。

東電:そうです。

記者:13時20分以後ということですね。

東電:そうです。

記者:ベータ線が疑われているわけですけど、逆に言うと、サーベイをしたうえでベータ線がでたってことだと思うんですけど、サーベイをやったかっていう事実関係と、ベータ線のカースがあるっていうことはそれからある程度どういった●●によるものなのか予想できると思うんですが、推定されるものは何なのか。どういったところからそういったものが出てきていると想定されるのか、教えてください。

東電:水に含まれる、●●、ヨウ素とか、セシウムはベータ線を出しますので、そういった水に接触すると、皮膚と水が接触するということで、ベータ線熱傷の可能性があるというふうに作業員の判断があったというように思います。ヨウ素とセシウムはどこからきているのかに関しましては、具体的には今の段階ではわからない状況です。

記者:放射線管理委員は、何人全社にいて、現場にいるので何人で、今日出たのは何人なんですか。

東電:申し訳ありません、具体的な数字につきましては、いまお答えできる数字をもっていません。

記者:本来は、汚染された水に直接ふれてしまった怖さがわかったケースだと思うんですけど、事前に、水に触れるなとか、水が危ないという指示はしていたのでしょうか。

東電:もちろんですね、もともと放射線管理としましては、現場での水に手は触れないようにというのが基本でございますので、●●。

記者:朝日新聞社のカナイと申しますけれども、そもそも論でタービン建屋は通電はしているんですか。

東電:ちょっと確認しますけれども、多分地下ですので、まだだと思います。

記者:建屋自身は受電しているんですよね。

東電:1階はそうですね。

記者:となると、基本的な話なんですが、電気工事をやる際に、下に水がある場所で工事をする際に、何の絶縁措置もとらないで工事をやるということは、御社では普通にやるんですか。

東電:そこもそうですね、整理が必要だと思いますので、そこも含めて。

記者:通常、電気工事をやるときに下に水があったら、必ず絶縁措置をとって、長靴をはくなり、なんなりの方策をとるっていうのは基本中の基本ですよね。可能性があって、それが予見ができるのであれば、危険性があれば、少しでもそういう措置をとるっていうのは作業指示として当然ですよね。それすらしていなかったってことですよね。だって前日に水があるってことはわかっているんですものね。

東電:おっしゃる通りだと思います。ただ具体的に全面が水がはられていたのか、そういったことも把握しておりませので、部分的なもので、なぜそこに入ったのか、工事自体はどういう状況でやっていたのか、また改めましてご当人たちのお話をお聞きして、確認したいと思います。そこの細かいところだけが、いま把握できていないという状況でございます。

記者:作業指示のときに、どういう指示をしているのか、現場の状況はどういうことなのか、作業員にどういうかたちで伝えているのか、そういう手順っていったいどうなっていたのか確認していただけますかもう一度。

東電:そうですね。改めて確認させていただきます。

記者:復旧を急ぐあまり、無理させてたりとかはありませんか。

東電:現状としては、安全を最優先に、何よりもこの事態の終息ということのもとわたしたち進めておりますけれども、根底には安全を最優先にということは、関係する人間たちでは十分認識して進めておりますので、ちょっとその状況は、繰り返しになりますが、もう1回作業されていた方々とか、まわりの人間たちにはよく確認したいと思います。

記者:安全第一というのにどうして放射線管理委員さんたちがつかなかったのですか。

東電:すみせん、繰り返しになりますが、その●●。

記者:予断を許さない状況にあるのに、前日のチェックでは少なかったというのはあまりに安全管理ずさんじゃないんですか。

東電:すいません、その辺はもう1回確認させていただきたいと思います、申し訳ありません。

記者:続きなんですけど、汚染されている水が危ないという認識があるのであれば、たとえば長靴じゃなくて水が入っちゃったら、すぐ出てきて、なんらかの処置をすると思うのですが、40分か50分そこにいたわけですよね。それはどう理解すればよろしいでしょうか。

東電:すみません、その辺をもう1回ご本人たちに確認しまして、状況などは確認させていただきたいと思います。

記者:3人の方の、経験、作業経験。1年とか半年とか。

東電:すいません、その状況まで把握しておりません。

記者:朝日新聞のカナイと申しますが。もう一度お願いしたいんですけれども、前日にサーベイしたんですか。

東電:前日に作業がその場所でありました。その様子で、水が少ないということで、当日のサーベイは不要と判断しました。

記者:そのサーベイっていうのは、線量チェックまでやっているんですか。

東電:線量のチェックです。

記者:当然、原発で働いている方ならば、その日の状況によって、空気の流れとか風の流れで、そこの密閉された空間にどれだけ線量があるのかっていうのは、予測できないんですよね、その日その年月によって違いますよね。ではプラントがこんな状況のときに、なんで当日サーベイをしなかったのか。

東電:その点につきましても、もう一度関係者に聞きたいと思います、すいません。

記者:前日に水が少しあったということなんですけれども、その際水位っていうのはとられたんですか。

東電:具体的にどのようだったのかは新しい情報が入っておりませんので。

記者:少なくとも15センチ、それくらいあったのかなかったのか、それくらい調査していないのか

東電:前日は水が少ないというのは聞いております。ですから、どの程度の量あったのかにつきましては具体的にはいまわかりません。

記者:前日はサーベイしたんですか。それとも作業して、作業した方から、そのとき●●。

東電:前日に、その現場にいっているというのは。作業があって、その様子を把握しているというのはわかっているのですが、その場で放射線量をどう考えて、当日どう判断しているかということについてはちょっと聞き取って確認したいと思います。

記者:前日の線量もできればお願いします。

東電:はい、確認します。

記者:すいません、ちょっと別の話になるんですけど、このモニタリングなんですが、免震棟前が427と429ミリ、20台、ちょっと高いと思うんですけど、この数字は前に測ったことはあったんですか。これはどうとらえたらいいんですか。2時30分と2時20分のところ。

東電:すいません、●●倍ぐらいになっていると思うんですけど、これが、この10分間の2件だけですので、この前にくらべてどうかというのはいまちょっとすいません、判断できません。

記者:前にも免震棟前で測ったことってあったんですか。

東電:すいません、ちょっと確認させてください。

記者:2人は放医研にはもう搬送しないんでしょうか。福島のほうだけで。

東電:まだ放医研にいくとの情報は聞いておりません。

記者:いかないともいえない?

東電:そうですね。

記者:3人が今回働いてから、作業員の方は待機されているんですよね。それはどこにいた作業員が何人くらいどこに待機されているんですか。

東電:人数はまだ把握していないんですけれども、3号機のタービンの地下については、いま全面作業禁止ということでなってございます。

記者:1階にいる人はまだやっているということですか。

東電:地下については作業は全面禁止ということです。

記者:1階には水はないんですか。

東電:1階には水はないと聞いております。

記者:線量が400ってことなんですけど、水の表面を測ったってことなんですけど、水の表面に線量計を近づけてやったんですか

東電:そうですね、水の表面に線量率計を近づけて測ったところ、420。

記者:この水は採取してないんですか。核種なんかは分裂するおそれはあるんじゃないですか。

東電:核種を採取したかどうか、まだ確認できていませんので。

記者:1回の作業内容の上限っていうのをどれくらいにお決めになっていたっていう内規とかあるんでしょうか。放射線管理委員が同行するっていうのは、東電社内の内部のルールって、放射線の高いところはそういう風に作業するっていうルールはあるんでしょうか。

東電:一般に、通常の放射線管理であれば、線量が高いときは、放射線管理委員がつき、作業計画をたてて、●●ないような計画をたてて、その通りやられているのかという評価を行います。

記者:これは会社の規則としてあるんですか。

東電:会社の規則もそうですし、●●安全制度で、各社さんの放射線管理委員がいますし、自分たちの作業で、過剰な●●浴びないように、ということは決まっています。

記者:これは何ミリ以上とか決まりはあるんですか

東電:作業によって、線量率の高い場所、低い場所ありますけれども、それぞれにおいてなるべく低い線量にするように計画をたてて、その計画通りにやる

記者:緊急事態になってからの1回の作業の上限は何ミリシーベルトって決められているのはあるんですか

東電:1回の作業の上限といいますか、いま法令が250ミリということですので、それを越えないように管理ってことで、だいたいの目安をもって、しております。そのひとつが●●むけの警報を設定するということで、自分たちがどういう作業をするかによってその警報値を高い警報値を使ったり、低い警報値を使ったり、というのはそういう作業があったり。

記者:短時間で250浴びると、何回にも分けて250に●●のとじゃ、やっぱり体のダメージが違うと思うんですけど、そういう意味で、1回でたとえば100ミリと上限が決められているとか、そういう目安はあるんですか。

東電:これは作業の種類によりますので、それは雰囲気とかそういうのをみて、作業にのっとってやると。

記者:今回20にしていたということは、20が上限だったってことですよね、今回の1回の作業では。

東電:今回は、20ミリの線量計の警報値であれば、そういう管理ができるということで、20ミリシーベルトの線量計をもって、警報が鳴れば、すぐ。

記者:線量計はガンマ線をはかっていると思うんですけど、ベータ線熱傷の疑いっていうことはどこかでベータ線を測ったんでしょうか。

東電:これも確認なんですけど、ベータ線とガンマ線両方はかる線量計ですので、どちらかは。

記者:確認なんですけど、昨日の作業のときには、管理委員はそこにいたんですか。

東電:昨日の作業の状況で、放射線管理委員は、今日の作業は20ミリでというはなしを聞いておりますので、実際に作業員が現場にいって判断したのか、あるいは、まわりの状況を聞き取ったのか、そこはまだ。

記者:昨日の現場にいた方々が話をきいて、管理委がGOをだしたっていうのですか。

東電:か、あるいは、自分で線量計をもって、確認したと、そこまでは確認がとれていません。

記者:今回の現場の、さきほど放射線管理委員のかたが調べて計画をたてるとおっしゃってたんですけど、いつの段階で計画たてたものなんですかね。

東電:今回のケースですと、昨日の段階で、作業線量が20ミリ以下●●、昨日の段階で考えた、と。

記者:計画と違う場合に、現場●●たくさんあったと、そのとき3人が外部と連絡をとって、指示をあおぐというようなシステムはできていないわけですか。全部作業員が単独で判断する?

東電:いえ、当然現場の状況が違えば、それは違うと、連絡があって、作業を中断するということはあります。

記者:連絡をとる手段は3人にはあったんですか?

東電:すいません、そこはちょっと確認させてください。

記者:単独で、作業されているかたっているんですか?

東電:基本的に単独作業ではなくて。

記者:つまり、お互いに線量はチェックしあえるんじゃないんですか、手で触れなくても。

東電:ポケットの中に入れて、その奥に●●それを脱がないと、ポケットから出して見れないと。お互いに確認しあうっていう行為をするためには●●はずして、確認しなければいけない。

記者:アラーム自体はまったく意味をなさないじゃないですか、怖くて脱いだりしませんよ。

東電:アラームは一応鳴動しますので。

記者:音だけじゃなく、アラームは振動する?

東電:音だけです。

記者:現場と本部がどういうやりとりをしているのかっていうのを、ちょっとだけ再現してほしいのですが、調べていただけますか。

東電:それは確認させていただきます。

記者:さきほどの設置の方法ですけど、こういう盤面でするような外部から確認できない、そういう何かマニュアルがあるんですか。こういう場合はこういう使い方をしろとか、線量がいくら以上なら、あるいはもう1つ腕につけるとか、そういうのはないのですか

東電:鳴ったら、確認するということが決められていますので、とって、確認して、鳴ったら、でると。

記者:今日まで、予定された線量を越えて帰られた方はいるんですよね。いる場合は、それについてどういうことを講じているんですか。つまり、大幅にいる方がいたんであれば、それに対処するべきだったですよね、もっと前に。そこを調べてください。

東電:今日はデータを持ち合わせていないので。

記者:素人考えで申し訳ないんですけれども、線量計は、アノラックの外に出さなくていいんですか、中にあると見えないですよね、下に入れていたんですか?

東電:アノラックのポケットの中にいれるんですか、20で定期的に何段階かで鳴るんですね、それで自分がいまどれくらいか、段階でわかる。

記者:音でわかる?

東電:音の間隔ですとか。ピッチですとか。

記者:作業中に線量計に手の先が一番触れやすい。もし線量計に触ってしまったら、その線量計ってずっと鳴り続けることになるんですか?

東電:汚染しないように、ゴム手袋をとって、あたらしいゴム手袋をつけて、とる、という作業が必要になる。

記者:ですからそれは管理区域内ではできないですよね。管理区域内で作業中は線量計に触れないですよね。

東電:いえ、管理区域内でも、ゴム手袋を新しいものにすれば、外側からとれる。

記者:20ミリの上限は、1日の上限なんですか、1回の作業の上限なんですか。

東電:1回の作業です。

記者:この作業について設定した、ということなんですか。

東電:作業ごとにアラームの設定を考えて。

記者:それで鳴って、また戻ってもう1回いったりってことはできるんですか。

東電:上限のアラームに達したら、1日の作業規約を越えていますので、それは入ってはいけない。

記者:1日の上限が、そのアラーム?

東電:1日の作業で、20ミリ。午前中にそこにいたら、午後は作業できない。

記者:3人で作業しているので、誰が帰るか帰らないのか判断するのが決まっているのかどうか、あとDさんEさんFさんであれば、Dさんだけ今回50ミリを超えていますけど、一人だけ帰ることはありうるのかどうか。

東電:仮に1人だけ超えた場合があれば、班長はその方を返す、ということになっています。

記者:線量計のデータっていうのは、保存されるんですか?それとも毎回毎回リセットされるんですか?昔のやつは使い捨てだったから、ずっと残っていましたよね?いまのやつはリセットできるんじゃないですか?

東電:いまは1回ごと、1日ごとに充電するときに、データがリセットされるので、●●、書いて、集計する。

記者:それはだれが確認するんですか?

東電:発電所の放射線管理委員です。

記者:放射線管理委員の方が、確実にデータを?

東電:データのリストをもっています。

記者:長靴、短靴で別れたのは、同じ企業が短靴で、別の企業の1人が長靴だったのか、東京電力として、現場での服装を規則で定めたものはなかったのでしょうか?

東電:どなたが長靴、短靴かはお答えできないのですか、東京電力としては、装備は、全面マスク、アノラック、●●ということでやっております。

記者:履物については特段の指定はないんでしょうか。

東電:履物はですね、作業によっては、静電気とか、電気作業の方、いろいろとおられると思いますので、安全靴、ですね、汚染防止という観点から特に何も。

記者:普通、なんですが、AさんBさんは短靴で、Cさんは長靴だったわけですよね、AさんBさんは1つの会社で、Cさんは別の会社だったというわけですよね。すなわち、会社によって長いか短いか靴がわかれていることはいえますよね。

東電:結果としてそういう状況になったとはいえます。決まりでそうなったのか、その辺はわからない。

記者:現場に、保安院だとか、第三者とかがいて、今言われたようなチェックをきちんとできているのかどうか、確認できる人はいるんですか、第三者として。

東電:保安検査官が重要免震棟の中に、一緒に緊対室のなかにつめているというふうに聞いております。

記者:保安検査官とはどういう立場の人ですか。

東電:保安院です。保安院の検査官の方です。

記者:何人いるんですか?

東電:人数はちょっと、確認させていただきたいと思いますが、常駐しているということです。

記者:寝ているときはチェックできないですよね?退避しなきゃいけないとか、実質的にだれかそこにいる?

東電:福島第一ですと、全部で7名の保安検査官がいらっしゃいますので、確認しないといけませんが、必ず常駐、重要免震棟の緊急対策室に常駐していると思われます。

記者:一部報道では、その人たちはいったん退避したって報道されたことがあったと思うんですけれども。

東電:そこはちょっと確認させてください。

記者:もう1回確認なんですけど、汚染防止の服装の規定はあるんですか、それともわからないんですか。

東電:汚染防止の服装の規定はあります。

記者:あるんですね。あるとされると、この作業ではどういう規定があるんですか。

東電:全面マスク、チャコールのカートリッジ、活性炭ですね、活性炭のフィルターがありますので、マスクにつけます。内側にアノラックというような、●●しまして、つなぎみたいな、水がかかっても浸透しないように、かっぱをきます。手がむき出しになってはいけないので、ゴム手袋をつけて、水をはじく。

記者:安全靴をはくとか、そこはない?

東電:靴は、場合によってはオーバーシューズ、底を覆って、汚染を防ぐということがありますが、作業の足元との関係もありますので、いずれにせよ、靴は履いているので、身体が汚染されることはないと。

記者:現場は厳しい環境のなかで、限られた人員のなかでやっていると思うですけれども、結果としてこういうかたちで、現実の様子に基づいてやった結果がこういう被ばくということで、放射線管理の仕方として、現場でのやり方は適切か、どういう風にお考えでしょうか。

東電:繰り返しになりますけれども、その辺につきまして、われわれの判断はどうだったのか、調査させていただきたいです。

記者:朝日新聞のカナイですが、ちょっともう一度、確認させていただきたいんですが、保安規定とかでは、放射線の高い場所で作業する場合には、作業計画をつくってですね、作業計画者の承認をえて、責任者ですね、必要に応じて管理者を立ち会わせなければならないという、条文のなかに規定があったと思うんですけど、いま緊急時だからそういう手順を踏んでいないんですか。

東電:作業計画は放射線管理の基本ですから、立てています。ただ、通常の場合とどう違うかはちょっと確認させてください。

記者:そうしたら、作業計画は、どういう風なかたちでいつ作って、誰がそれを承認して、今回の作業については立ち会い者は必要ないというのを、どなたが判断したのかということだけは、きっちりとまた教えてください。

記者:線量計だとか、アノラックだとか長靴だとか、数はそれだけあるんですか。

東電:数はですね、アノラック、●●、ともに、十分といいますか、作業をするにあたってはあります。

記者:水深の測り方、さきほど15と訂正されましたが、どう測られていたんですか。

東電:その測り方は確認させていただきます。

記者:水たまりっていう感じで、ちょっとあって、暗がりでちょっと足を踏み入れたって感じなのか、それとも面的に広がっていて、なのか、どっちなのか、あとで教えていただけたらと思うんですが。

東電:そうですね、後で確認させて、できましたら。

記者:AさんBさんが、さっき会社の契約関係をお聞きしましたけれども、正社員なのか、期限付きの有期雇用、日雇みたいな感じ、たとえば3カ月とか2カ月とか、細切れ雇用のひとなのか確かめておきたいのですが。

東電:はい、確認いたします。もう1点、資料でお配りしているものがございまして、こちらのご説明もと思っておりますが、いったんよろしいですか。

記者:事故が起きた時、御社の社員のかたで、最寄にいらっしゃったかたは、どこにいらっしゃったんですか。

東電:ちょっと現時点で確認できておりません。

記者:つまりね、保安院の管理員でさえ撤退したようなときだから、つまり相当危ないわけだから、この人たち、下請の人たちだけ行かせたっていううがった見方もできるんです。

東電:それは確認させてください。

記者:人命を重視しているとはいえない、悪く言えば軽視している、ずさんな安全管理が今回の大事故につながったんですよ、だから、隠さずに言ってもらわないと、もう1回また大きな事故やりますよ。

東電:決して隠しているつもりはございません、確認しまして、またご連絡を。

記者:細切れ雇用だとか、本社が知らないはずないんですよ。わたし、学生のとき、アルバイトで、履歴書、ちゃんと、ホテルの本社の人間はみてましたよ、皿洗い、全然下請くらいの会社ですけど。知らないはずないんですよ。

記者:11時ごろに、今まででた宿題たくさんあるんで、1回出していただけないですか。たくさんでたので、宿題が。重要なことばっかりですよ。

東電:状況によってご説明しますけれども、お時間の約束は、申し訳ありません。

記者:名前、会社名。これ全世界のひとがみているんです。会社名を言えないような国なのか。これは危険って思いますよ、そんな国。ないですよ、他の国で、事故が起きて、会社名が言えないなんて国は。メディアがチェックできないっていうことでしょ。おかしいですよ。それももう1回確認を。

東電:お預かりさせていただきます。

記者:私日本インターネット新聞社の田中龍作と申しますが、隠していることがあまりに多すぎますよ。私ずっと30年以上やってますけど、隠していることが大きすぎて、世界に不安を与えていますよ。

東電:隠しているというつもりはございませんで、現状確認させていただいていることをご説明させていただいているという状況でございまして。

記者:粉飾詐欺を隠しているとか食い逃げを隠しているとかとはレベルが違いますからね。被害っていうか、東日本全部にいま広がっちゃっているじゃないですか、東京の街はがらがらですよ。ご家族はいまどちらにいらっしゃるんですか。

東電:東京におります。

記者:いま逃げているひとは多いんですよね。個人攻撃するわけじゃないけど、責任を感じてください。

東電:こちらをまずご紹介させていただきたいのですが、よろしいですか。申し訳ございません。資料がもうひとつございます、お知らせという文書でございまして、柏崎刈羽原子力発電所のクレジットをお知らせいたします。まずは文書を読み上げます。柏崎刈羽原子力発電所での廃棄棟などにおける、微量な放射性ヨウ素の検出について。当初では各建屋の廃棄棟や廃機口から排出される空気を1週間フィルターで捕集し、測定を行っておりますが、本日の定期測定において、各号機での廃機棟や3,5,6号機の●●建屋廃機口、荒浜側補助建屋廃機口で、最大で、2.4×10-8乗ベクレルパー立方センチメートルのヨウ素131を検出しました。この値は検出限界値をわずかに超える量です。このため、全プラントの運転作業状況を確認するとともに、現在運転中のプラントの●●の指示や、●●に含まれるヨウ素131の定例分析の結果を確認いたしましたが、いずれも異常は確認されませんでした。当初の複数のプラントの廃棄に関する放射能の測定において、●●ヨウ素131を検出したことに加え、運転中のプラントの状況や原子炉水中のヨウ素131の濃度に以上がないことから、福島第一原子力発電所の事故の影響で、大気に放出されたヨウ素131が捕集され、検出したものと考えております。なお発電所敷地境界に設置された、空間線量率を測定するモニタリングポストや、モニタリングポスト脇に設置してある●●放射性モニターの●●値は、通常の範囲内であり、周辺環境に影響を与えるものではございません、というお知らせでございます。あわせまして、分析の結果、測定の結果を、別紙にあわせてお示ししております。お知らせということでご説明させていただきました。

記者:どういう理由から検出されたとみているんですか。

東電:今回の事象は、柏崎の1号機から7号機と●●建屋の3,5,6の補助建屋、すべてでヨウ素131が検出されております。検出されているレベルは非常にわずかですけれども、運転中も停止プラントもすべて、廃機口から検出されているということで、まず、影響が非常に広いと。運転中のプラントにつきましては、運転パラメータに変動はございませんので、福島第一からきたヨウ素が、吸気、空気を吸ってですね、それが廃機口で検出されたと推定しております。

記者:在勤していた作業員がどれくらいいて、その方がどこで作業していたのか、とかその辺。

東電:われわれの想定はですね、廃棄棟は、発電所の外の空気を吸って、それを管理区域に取り入れて、廃棄棟から排出しておりますので、管理区域の外の空気にですね、微量なヨウ素が含まれていまして、それが廃棄棟で検出されたというふうに考えています。

記者:そこまでたどり着いたってことですか?

東電:そういう可能性が高いと。前回報告したものの中に、応援にいった人間が、建屋の中で、感知したとかありましたけど、今回のものはそういうものではございませんので、特段、発電所から出てきていないんだけど、そういうものを感知したので、福島第一からきたんじゃないかという結論にいたりました、ということです。

記者:日経新聞のオザワです。2つ教えてください。まず、福島第一と柏崎刈羽、この間の距離はだいたい何キロメートルあるんでしょうか。それからもうひとつ。③の空気中の濃度限度ってありますが、これはたとえばなにか法令で定められた何々の濃度ですか、なにか、どういう理由でその濃度があるのか。その2点を教えてください。

東電:まず福島と柏崎の距離ですけれども、直線距離にしてだいたい300キロくらい。空気中の濃度限度でございますが、これは、法令で定められる発電所の外の濃度の限度ということで決まっている値でございまして、ヨウ素につきましては、5×10のマイナス6乗ということで、これがずっと1年間この濃度が続いたとして、この濃度を1年間吸って被ばくしたという場合に、だいたい被ばくが1ミリシーベルトというような値でございます。

記者:定期検査ってことで、これ1日1回測っているとか、そういうのわかりますか。

東電:核廃棄棟のヨウ素の測定は、毎週1回定例的に行っているものです。

記者:柏崎刈羽でヨウ素が検出されるのは、このF1の事故が起きてから初めてなんでしょうか。それから通常運転中は、こういったヨウ素131が、微量といえば微量ですけど、こういった量でも検出されることってのは、普通はないことなんでしょうか。

東電:通常運転中は、ヨウ素が検出されることはございません。福島第一の事故のあと、先週の定例におきまして、5号機の廃棄棟と3号機の●●建屋廃棄棟で、ヨウ素が検出されております。福島第一でいった作業員のかたのシャワーですとか、そういう作業で、体を洗い流したという事実がございまして、それが、廃棄棟から検出されたと。

記者:空気中で飛んできたものと想定されるものとしては、300キロは一番遠い?

東電:そうですね。今回非常に低い濃度ではありますが検出されたということですが、そのほかどの程度検出されているのか、すいません、調べます。

記者:基準値の何倍って?

東電:第3段のところにあります、目次の5と書いてありますが、これはさきほど申しましたように、法令で定める平均濃度の基準値、5×10のマイナス6乗ということでございますので、今回検出された●●を見ますと、だいたいマイナス6乗、マイナス8乗、9乗ですので、100分の1から1000分の1くらい。

記者:マイナス8乗とかマイナス6乗とかいわれてもあれなんで、要は、2.4×10のマイナス10乗、0.024マイクロベクレル、ということでいいですか。

東電:そうです。

記者:マイナス6乗がマイクロですね。

東電:そうです。

記者:0.024マイクロベクレル。法令で定めるのは5マイクロベクレル。

東電:はい、そうです。

記者:別な話なんですけど、今日の午後の会見ででた話なんですけど、絶対圧かゲージ圧か、格納容器のはなしなんですけど、いままで資料でいただいたものはすべて絶対圧でいいんですよね。

東電:●●圧力に関しては、絶対圧、原子炉圧力に関しては、本来圧がそんなに入ってこない、原子炉に関してはゲージ圧です。

記者:サプレッションプールは?

東電:そちらのほうも、絶対圧。

記者:●●圧力は、絶対圧で考えると、484で、484キロパスカルで、格納容器なんですけど、いままで、384って思ってたんですけど。

東電:●●は485ですね。

記者:最高使用圧力は、528?

東電:はい。

記者:ベントを判断する圧力は、954?

東電:はい、そうです。

記者:なら、いままでいただいた表をみるときに、いまの数字で考えればいいんですよね?

東電:はい、そうです。

記者:今日は作業そのものなんですが、3号機はこれで中断したことがわかったんですが、現状1,2,4はどうなっていますでしょうか。

記者:被ばくしているかたとかわっていただいてもいいですか。

東電:ちょっと一旦ですね、大変もうしわけないんですが、一旦確認をさせていただきまして、またお返しするようにいたします。

記者:またじゃなくて、プラント系のかただけ残っていただけるだけでもいい話じゃないですか。で、また説明に来ていただいたほうがいいんじゃないですか、早めに調べていただいて。

東電:すいません、放射線のほうに関しましては、ちょっとさきほどの繰り返しになってしまうんですけれども、今日ご連絡が取れる相手が、聞き取りができるかどうかっていうのがございますので、できる限りのところでご説明ということで、申し訳ございません、よろしくお願いいたします。

記者:さっきの最高使用圧力は使い用いるでいいんですか、それとも設計の。

東電:使い用いるです。それでは、本日の作業の状況ということでございますので、一旦福島第一原子力発電所クレジットでお配りしています、3月24日6時現在のペーパーをご覧いただければと思います。手元ございますでしょうか。すいません、長時間。こちらをもとに、本日の動きを説明いたします。いつもの通り、下線がひかれているものが、本日の動きということでございます。1枚おめくりいただきまして。5号機、5号機の文字の一番したのところが動きでございます。まず、20日、運用停止状況でありました原子炉5号機でございますか、3月23日、午後5時24分ごろ、仮設の残留熱除去系海水ポンプの電源を切り替えた際、自動停止いたしました。その後、3月24日、午後4時14分ごろ、交換したポンプを起動し、午後4時35分ごろ、原子炉の冷却を再開いたしました。それから、下がっていただきまして、本日、使用済み燃料プールの冷却作業でございます。ここは上のひとつふたつからいきます。午前5時35分ごろから、3号機の使用済み燃料プールに、燃料プール冷却材浄化系を用いた、海水の注入を開始し、午後4時5分ごろ、終了いたしました、ということでございます。それからもうひとつ。午後2時35分ごろから、コンクリートポンプ車による、4号機への放水を開始し、午後5時30分ごろに終了いたしました。それから、1ページおめくりいただきます。下から2番目のぽつになります。3月24日午後3時37分ごろ、外部電源から供用プールへの電源供給を開始いたしました、という点が新規でございます。以上が、主要な本日の動き、新たな部分でございます。ご質問ありましたらお願いいたします。

記者:5号機ですけれども、これは外部電源で、再開ということになるんでしょうか。

東電:5号機のRHR残留熱除去系につきましては、昨日の夜、トリップしていたと思うんですけど、それを外部電源の切り替え作業を実施しまして、16時14分に起動を確認してございます。6号機につきましては、電源車の電源が動いておりまして、そちらにつきましてはまだこれからの作業になります。現段階では切り替えは終了していない状況でございます。

記者:朝日新聞の金井ですけど、昨日もお聞きしましたけど、トリップした理由ってのは、機器本体のトラブルだったのか、それとも制御系のトラブルだったのか、どちらだったのでしょうか。

東電:昨日トリップしたあと、調査したところ、モーターのメガが劣化していてたと、短絡しているということだったので、モーターの劣化がみれてトリップしたようだということでした。モーターポンプのほうをですね、●●切り替えまして、それで今日●●したんですけども、コンダクター、制御盤みたいなものをもってきて、そっちの設定トラブルがあったみたいで、そっちを新しくして。そんなのがあったので今日午前中にいっていたのが夕方になっちゃったみたいですけど、結局モーターポンプ、制御盤、全部新しいものに変えて、それで電源は外部電源で供給したと。

記者:っていうことはモーター本体と、周波調整とかをかけるほうの制御系と、両方ともトラブルがあって動かなかったってことなんですか。

東電:結果的にはそうですね。

記者:次もし6号を動かす場合は、この手順でいけば動く、ということになるんですか。

東電:劣化なんでね、電源切り替えが気になっているわけではないので、同じことが●●、劣化していなければ、普通に切り替わると。

記者:5号機の件なんですけど、一番新しい原子炉の温度等はいまどうなっているか、ていうことと、●●。

東電:現在ですね、11時の値でございまして、少し、●●が始まってから少し経ってからですけど、原子炉の温度が82.7度、●●が49度。1時の段階で、92度でしたから、●●、時間的に、2時間5度くらい上がってましたから、1時で92度でしたから、ギリギリまでいったと思います。16時35分に冷却が入っていますので、おそらくギリギリまでいったと思いますけど、100度以上にはなっていないと。

記者:記録上ないと。

東電:はい。

記者:作業員の被ばくで一度●●作業を一度中断していると思うんですけど、それは再開していないんですよね、まだ。

東電:3号機の損害個所とか、同様の事象のあるところは、再開しておりません。

記者:●●温度がどうなのか。温度と圧力の関係で、どのようなグラフになっているか。そういうの●●。

東電:はい。ご存知のように格納容器は、鋼材、鋼というか、そのもののですね、かかる抗力と温度の関係だと。いうことです。それで、例えばですね、●●ですね、日本●●学会の比較ではですね、●●変形を始めた、●●っていうのが、温度が350度くらいで、180メガパスカルとそういう力になるということです。これは温度が上がるに従って少し●●150メガパスカルくらい想定ができるということです。で、今圧力はコンマ3メガパスカルとかまた桁が違うんですけど、また、●●がかかってございますので、格納容器の下の方の、●●を計算しましてですね、材圧がコンマ3メガくらいですと、70とか60とかそんくらいのメガパスカルの力しか●●にはかかってございませんので、そう言った意味ではですね。400度で●●を150メガパスカルで半分くらいしかかかっていないということからすると健全ではないかと、400度くらいでもですね、●●に対しては、問題ないなと。

記者:今の説明をされていたのは、●●ですよね。従って、いろんなパイプが通ってたり、パッキンみたいなのがあったり、色んなところがあって、それぞれの部分が、それぞれで、今言うようなデータがあると思うんです。1番弱いところがあるはずなんです。それは、もっと低い数字だと思うんですが、

東電:はい。ちょっと、おっしゃる通りで、パッキンするところありますので、そう言った●●もですね考慮して、つけていると思うんですけれども。今申し上げているのは、格納容器自体がですね、大きく変形とか、起こさないということでございまして、確かに、これは、例えば、●●とかですね、●●どれくらいの●●があってていうのは確認してから運転に入る。そう言った世界のですね、機密性が保たれているかというとそれは、難しいかなと思っています。ただし、大きく崩れないと。形を保って、それなりに、壁になってくれているということをするとですね、●●しなければ、とりあえずは、大きな意味での機能は果たしているのかなとそういう世界でのお話でございます。

記者:それはよくわかるんですけど、結局、そこから漏れると、作業員の健康に直接的に関わってくる。これからどんどんその近くに寄っていくわけですよね。なので、それはもちろん周りの方の問題もありますけれども、両方で。

東電:おっしゃる通りですね。今日ああいった、被曝の話がございましたので、非常に説明しにくいことではございますけど、そう言ったところはよく、調査をして、作業に入らなければいけないということでございますので、被曝線量の方の、管理をですね、今回受けて、変える余地があるというふうには思ってございます。

記者:今じゃなくていいんです、別でちょっとチェックしてください。

東電:よろしいでしょうか。

記者:すみません。あと、よろしいですか。

東電:すみません。電気の話ございましたのでですね、今最新の情報を私のところに届いてますので、情報を、ご紹介させていただきたいと思います。先ほどのですね、六時報の3ページにございました、外部電源からの共用プールへの電源供給ということで、本日の3時37分頃、電源の供給を開始されたということでございますが、その後の状況を簡単にご説明したいと思います。まずですね、こちら共用プールの電源が、生きたことによりまして、共用プールの冷却を開始してございます。こちらにつきましては、冷却を開始した時間が、18時5分でございます。18時5分から、共用燃料プールの冷却を開始してございます。温度でございますけれども、冷却開始前のⅠ7時45分の段階で、約73度という情報がきております。最新の情報につきましては、ちょっと今確認がとれていないんですが、同じく18時5分現在での73度程度という情報まで、きております。これから今後ですねまた冷却をしていく中で、データがあがってきましたら、温度の情報を提供していきたいと考えております。それから、もう1点ですが。水処理設備のですね、受電が完了しております。水処理設備につきましては、今朝方9時10分に受電を完了しておるんですが、その後の、状況でございます。本日の11時頃にですね、もともと設置されております源水ポンプというのがございまして、この源水ポンプの起動をしております。で、このポンプによって、今まで仮設の消防用のポンプを使ってろ過水タンクにですね、水を注入しておったんですが、この源水ポンプを起動いたしましてこのポンプで水の供給は、始めております。それから、状況としては、本日の夜8時の段階で、源水タンクから、ろ過水タンクに移送した水量として、今4000トンが、供給された状態となっております。この4000トン溜まった水でございますが、本日のですね、18時。6時頃ですね。午後6時頃。●●で、1号機から4号機にございますろ過水タンク、すみません。純水タンク。こちらの私先ほど、純水タンクは本日使う予定はないというふうに申し上げましたが、新たにですね、純水タンクを使って水をためるということが検討されまして、本日の18時より、●●で、純水タンクへの移送を開始しているということでございます。だいたいですね、1時間あたりで、40トンくらいの水がですね、すみません。60トンですね。60トンくらいの水が、移送できるということでございます。それに合わせて、純水移送タンクのですね、タンクの座に、消防車から繋ぐホースございますが、このホースを直接繋げられるような座を取り付けまして、20時10分にですね、その座の取り付けが終了しておりまして、純水タンクから、消防用のポンプを使って、注水するラインの確保を終了しております。現在はですね、この水につきましては、まだ直接プラント内への送りこみは実施しておりませんが、水がだいぶプラントの近くまでですね、送れるようになったという状況でございます。こちらにつきましては、明日ですね、この水を使った注水につきまして、計画をしておりますので、それにつきましては、まさに今検討しております。明日の、午前中にはですね、どのようにして、水を送り込むかというところをですねみなさんの方にご紹介できるかと思います。とりあえず検討中でございますので、まだちょっと詳細は、ご連絡できませんけれども、明日、午前中にまた、ご連絡をしたいと思います。簡単ですが、現在のですね、受電後の進捗状況でございます。

記者:すみません。純粋タンクを使ったということですが、それは純粋なんですか、それともろ過水なんですか。

東電:純水タンクは、使用するのですが、中に入っていますのは、源水タンクから直接送る水でございます。ろ過水でもなくて、源水のダムから来た水そのものが、入っています。

記者:それを消防●●ということなので、それは、ポンプを使って中の、ワイプでではなくて、今までの消防ポンプを使った方法で入れるのですか。

東電:そちらにつきましては、明日ですね、ちょっとご紹介できると思いますが、系統構成といたしましては、本設でついています復水移送ポンプ。それから純水移送ポンプでもございまして、両方とも、補給水系用のポンプというふうに申し上げておりますが、そのポンプを使って、入れる方法。それからタンクにですね、直接消防車をくっつけましてですね、その消防車のポンプを使って送り込む方法。いろいろな方法がとれるようにですね、系統の構成を考えておりますので、その中のどれかのポンプを使って、注入が、できるようになろうかと思います。

記者:●●から切り替えるということですね。

東電:そうですね。切り替えるということが可能になるかと思います。

東電:先ほど、カナイさん遮っちゃった。よろしいですか。

記者:いち早くその真水に変えたいっていう理由は、何が一番なんですか。

東電:現段階でですね、いち早く水というところは、まだ考えていないようですけども。と言いますのが水源がですね安定して供給できるようになれば、海水または淡水どちらでも問題はないかと思います。その中で、現在消防用のポンプですと、連続運転に対する信頼性という問題がちょっとございまして、そちらの確認が取れていないということと、後、燃料を頻繁に補充しなければいけないという手間がかかっておりまして、それを、真水に切り替えますと、本設のポンプ、または仮設ではありますが、電気を使ったポンプに切り替えられるということで、非常に運転が楽になるというメリットがございます。それからまた、連続運転を、そこを考慮した設計のポンプを使いますので、そのポンプの信頼性も上がるということで、淡水側の設備を使うことによって、より信頼性を上げることが可能になろうと。いう状況でございます。まだ、水源の確保という問題がございますので、そちらの問題がクリアすれば、淡水側の●●に切り替えるということになろうかと思います。

記者:すみません。もうⅠ点だけなんでけれども。今日は午前中説明いただいた、最終的に目指すのは、残留熱除去系なんですけども、ザクッとしたやつでですね。サプレッションチェンバーから水を引っ張ってきて、また炉心に返すっていうその系統図でいうとそうなっていますよね。これ、いわゆる残留熱除去系ってもっといっぱいいろんな系統がある中で、なぜ、サプレッションチェンバーから引く方法を選んでいるのか。炉心から●●系統もありませんで

東電:これは、RHR系統の方は、一番メジャーな●●系の絵を描いてしまって、そこの注入ラインをつかって、今真水とか、海水を入れてますっていうご説明をさせていただいたわけでございまして、おっしゃる通り、今回も冷却で、RHR系を使おうとすれば、この線じゃなくてですね、原子炉から

記者:炉から直接出てる菅から引っ張ってきて、寝かせて冷やさないと意味がないですよね。

東電:はい。その線を足していただいて、そういう時期になりましたら、ご説明させてください。

記者:じゃあまた別で検証するということですか。

東電:はい。すみません。

記者:●●の作業があまりうまくいってないという●●。

東電:3号のですね、復水移送ポンプにつきましては、現在水源の確保ということで復水貯蔵タンク。こちらから供給することを今考えております。現在、復水貯蔵タンクへの水の送りこみをやっておるんですが、その作業が先ほどの被曝の関係でですね、一旦中断されている状況でございます。それからポンプの運転に対する確認におきましてもですね、同じような地下1階にあるポンプの確認になりますので、今回と同じようにですね、水が比較的近くにあるような作業になりますので、現在ですね、その高線量ということを考慮して、現場の確認をしながら今回の状況も踏まえてですね。作業することになろうかと思います。そのバックアップといたしまいして、その他の方法も検討されておりますので、明日以降の作業は、場合によっては、復水移送ポンプではなくて、仮設のポンプを使う可能性もございますし、または、消防用のポンプを使う可能性もあるという。そのような状況でございます。選択肢としてかなり広がりましたので、その中で確実にできる方法を探していくということになろうかと思います。

記者:作業の決定の●●って、最初は、復水移送ポンプを使って注水しようと考えていたんだけれども、それが線量の関係でなかなか難しいということもあって、他の選択肢を今考えているのかっていうそういう趣旨でよろしいですか。

東電:それだけではございませんで、やはり1号機、2号機、3号機と考えた場合に、3号機が復水移送ポンプを使って注入することを考えておりました。1号機につきましては、ポンプのモーターがダメだということで、モーターの取り替えを実施する作業を進めております。2号機につきましては、現場の調査をしてまだいい方法は見つかっていないというところもございましたので、そのような一連の流れの中でですね、検討した場合に、復水移送ポンプだけではなくて、その方法を検討する必要があるという状況から現在その3つの方法ができてまして、元々3号では、復水移送ポンプを利用する予定でしたけれども、場合によっては、その別途検討されていた方法も選択される可能性があるというのが現状でございます。

記者:そのポンプの純水タンクを使ったポンプの話なんですけれども、明日検討されるということなので、現段階で検討中の段階でいいんですけれども、真っ先にやりたいと考えているのは、炉への注入を考えてらっしゃるのか。プールなのか。どこらへんが一番優先的にお考えでらっしゃいますか。選択肢の中で。

東電:現在ですね、注水する方法として検討されておりますのが、原子炉の中へ水を注入するところがまず第一に考えられておりまして、そのあとにですね。プールの方への注水できるという状況でございます。それで今回の場合は、水源が確保できますと同時に両方の作業ができると思いますので、同じ動きではなくてですね、1号機では例えば、炉側。2号機ではプールとかですね。そういう選択もできますので、その時の状況によって一番注水が必要というふうに判断されるところに供給が、可能となっております。

記者:すみません。続いていますか。

東電:ご質問ですか。はい。一旦ご質問は終わっています。

記者:源水ポンプの起動した時間なんですが、ちょうど先ほどの、被爆された方が、●●源水ポンプの起動もしくはその復水移送系の●●そう言った可能性はないんですか。何か作業の途中で、不具合が生じていたというようなことはなかったんですか。

東電:源水ポンプでございますけれども、源水ポンプのある場所がですね、プラントからⅠキロほど離れたですね、高台にございまして、そこの源水から源水タンクからその脇にありますろ過水タンクに、水を入れるという作業でございますので、このポンプが動いた際にですね、各プラントに水が送られるという状況にはなってございません。その関係から、このポンプを起動したことによってですね。何か影響があったというところはちょっと考えにくいというふうに考えております。

記者:復水移送系は、どうなんでしょう。

東電:復水移送系のポンプはですね、今回起動しておりませんので、こちらの影響はないかと思っております。

記者:ありがとうございます。

記者:前にもし出てたら申し訳ないのですが、RHRの熱交換器に使うポンプなんですけれども、あれは海の方にあるような気がするんですが、それは、健全性っていうのは、どうなんですか。

東電:ええ。それはちょっと厳しいと思っていて、仮設のものを持ってくることを考えています。5、6号もそれで回してますので。

記者:すみません。質問が聞こえなかったんですが。何に対するお答えだったんでしょうか。

東電:1から4号、3号ですか。残留熱除去系のポンプは、海水側にある、海側にあるんですが、残留熱除去系、海水ポンプがですね。健全性はどうなのかというご質問でしたので、これは、ちなみにですね、海水を相当量かぶってございますので、基本的には、使えないだろうという考えていて、仮設のポンプを持ってくることを考えていると。いうふうにお答えいたしました。

東電:はい。どうぞ。

記者:NHKです。すみません。ちょっと話かわって、ベントのことでちょっとお伺いしたいんですけども、これ何回か伺っていて、まだ明確な回答を得られていないと思うんですが、ドライベントとウェットベントした場合に、出る放射性物質の量の推定される違いっていうのは、何倍もしくは何分のⅠにウェットの場合は、ドライに抑えられるというのを、考えられる数値っていうのは、その後どんなふうに、なってますでしょうか。

東電:先ほどちょっといた人間が、その辺の担当なんですけど、ちょっと今おりませんで、大変申し訳ございませんけど、もう1回確認をしてまた、ご連絡させていただきます。

東電:それでは、こちらの方で、一旦また終了させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。