東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月26日17時38分から65分間)

東電:本日の午前中の私どもの1号機のタービン建屋の地下の水の放射能の数値につきまして、6日前に確認をされていたという●●の誤った情報を一部でお伝えしてしまいまして。内容につきましては現地におきましてもただいまご説明をさせていただいて、というところでございますけれども、本件に関しまして報道各社の皆様方に大変ご迷惑をおかけをしましたことを、お詫び申し上げたいと申します。内容につきましては、吉田から説明をさせていただきたいと思います。

吉田:それではA41枚もののペーパーを参照いただきたいと思います。誤ったご説明にもかかわらず、日付が3月25日になっておりまして、大変お恥ずかしい限りでございます。お許しいただきたいと思います。現在、福島事務所が現地でお詫びと共に、ご説明申し上げている資料でございます。福島第一中央タービン建屋区域線量率に関します事実関係ということでございます。改めましてこの度間違った情報の提供を行いまして、報道各社の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございませんでした。福島第一中央付近タービン建屋地下1階の区域線量率に関します、事実関係を以下の通り取りまとめましたので、ご報告申し上げたいと存じます。まず、3月18日金曜日でございますが、この日は復旧班、復旧の●●作業にあたりますのが復旧班でございますが、この当社の社員と協力企業の作業員が2号機の復水離層本部、これはタービン建屋の地下1階でございます。こちらの点検を行いましたが、約5分間でADD、線量計でございますが、警告付き線量計の値が約50ミリシーベルトになったことに気がつきまして、作業を中断し、退避をいたしております。このあたりにつきましては、先日事実関係につきましてご説明させていただいたところでございます。その後、23日の水曜日でございますが、復旧班から保安班、保安班といいますのは放射線の管理を担当いたしているものでございますが、こちらに同じ2号機のタービン建屋地下1階の線量測定を●●依頼いたします。その時点で、復旧工程上、このエリアの作業に緊急性がなかったことから、このエリアでの作業は改めて発生した際に、作業前に改めて測定するということを、放射線管理の保安班として決定をいたしました。その後24日の木曜日でございますが、9時40分ごろ、1号機の、1号機の復水離層本部の復旧のために、移送車のタービングループになりますけれども、社員が1号機タービン建屋地下1階の復水離層本部付近の水たまりの水を採取したということでございます。この時は事前サーベイはいたしておりませんでした。その後12時10分ごろ、3号機タービン建屋地下1階でケーブル敷設作業を行った協力企業の方々、作業員3名の方が、170ミリシーベルト以上を超えます被曝をしたということが判明いたしました。従いましてその後14時ごろ、この3号機のタービン建屋の地下1階で●●サーベイをするということになりました。この時の水表面は、400ミリシーベルトパーアワーということでございました。一方、17時50分ごろになりますけれど、1号機のタービン建屋1階の水たまりの水の分析が終了いたしました。本日、24日の9時40分にその採取いたしました水の分析が17時50分頃、分析が終了いたしましたということでございます。記載されたこの、被爆者の初期の参考とするため、号機は異なりますものの、この1号機の分析結果を、まず、福島県立医大さんの方に参考情報としてお送りするということになります。尚、この時点で1号機の数値がわかっておりましたので、先般もお詫びを申し上げましたけれども、この数値の事実について公表が遅れましたことにつきましては、お詫び申し上げたいと思います。その後、当該の被曝をされた方がおられました21時ごろになりますけれども、3号機のタービン建屋の、1階の水たまりの水を採取することになりまして23時10分ごろ3号機タービン建屋1階水たまりの水の分析が終了するということでございます。この現場の事実関係につきましては、被曝の事実とともに、時間がちょっと遅くなりまして申し訳ございませんでしたが、3月25日の未明に、公表させていただいております。なお現在、26日本日の土曜日、12時ごろ1号機のタービン建屋の地下1階のサーベイをいたしましたところ、区域専用が約25ミリシーベルトパーアワー。また、水表面につきましては、約60ミリシーベルトパーアワーということでございました。もうひとつお詫びがございまして、昨日のご説明の中で、1号機の表面、約200ミリシーベルトパーアワーというふうに申し上げてましたけれど、ちょっとそれは誤りでございます。約60ミリシーベルトパーアワーということでございました。一応繰り返しになりますけれども、正しくない誤った間違った情報の提供でございまして、ご迷惑をおかけしましたことを、改めておわび申し上げる次第でございます。それと、●●はお配りいただいてますか。はい、では続いて●●の方に移りたいと。

武藤副社長:それでは4時現在の状況につきまして、報告をしたいと思います。●●結構ございますけれども、本日午前10時10分から、2号機の●●の注水を、海水から淡水に切り替えております。10時10分から●●淡水の注入を●●いたしております。それから、本日、16時46分、2号機の中央操作室の障害を●●いたしました。これ、3つ目の●●になります。私からは以上でございます。

吉田:それでは、皆様からのご質問頂戴したいと思います。挙手の上、お名前と社名をお名乗りいただけますようお願い申しあげます。なお、本日所用がございまして6時35分ぐらいまでこういう形にさせていただきたいと思います。よろしくお願い申しあげます。それでは、正面の方から。

記者:●●新聞の●●ともうします。武藤●●にお尋ねします。今も伺ったこともそうなんですが、武藤さんは地震が発生した11日に現地の●●センターに指揮をとられております、12日に、1号機がですね、3時36分に爆発しておりますが、武藤さんが海水を注入しようと、海水を注入しようという決断を下したのは何日の何時頃ですか。

武藤副社長:すみません。手元に今こういうような記録がございませんが、海水を注入する判断をするにあたっての、淡水を注入してきたわけですけども、淡水が利用できなくなりそうな段階で海水注入の準備を始めておったということでおります。海水、淡水がなくなった段階で海水の注入を判断をしたと、いうことです。

記者:私が聞いてるのはその日にちなんです。日にちと時間なんです。重要なことですよこれは。爆発する前に下してるのか、爆発した後に下したのかどっちなんですか。

武藤副社長:手元に記録がございませんので。

記者:これはわからないんですか。爆発した、それより前ですね、海水を注入しようと決断したのか、爆発した後に決断したのかって、これ手元に資料がなくても記憶としてわかりませんか。

武藤副社長:申し訳ございません今手元にございませんので、確認をさせていただきたいと思います。

記者:それとひとつ、同時に1号機の海水注入を決断した時も、なぜ2号機も3号機も同様の決断ができなかったんですか。

武藤副社長:2号機3号機につきましても、海水の注入を懸念と手続きを進めておったと言うふうに思います。海水を注入するために、海から水を取る必要があるわけでして、それもそういうことは構いませんので、そのための準備などを行っていたと言うふうに思います。

記者:1号機は8時20分に海水の注入が始まっているんですよ。その時に2号機も3号機もやっていれば爆発とかっていう事態は避けられたんじゃないんですか。

武藤副社長:事実関係につきましては●●させていただきたいと思います。

記者:いやいやあなたがいた時のことですよ。こんな重要なことがあって、言えないんですか。記憶を失ったんですか。ちょっとおかしいですねこれは。爆発する前に決断したのか、爆発した後に決断したのか、それを伺ってるんですよ。

武藤副社長:記憶をしっかり確認してみたいと思います。

記者:官僚方便じゃダメですよ。あなた今回の一連について最高の責任者ですよ、自分の責任はどう思ってますか。それを明確に喋ってください。

武藤副社長:当時の状況につきまして再度しっかり確認をしたいと思います。

吉田:次伺いいたします、どうぞ。

記者:朝日新聞の奥山です。タービン建屋地下にある汚染された水なんです、原子炉の1万倍くらいの濃度があるっていう水なんですが、海に流れ出すっていう恐れがどの程度あるのかないのかを教えていただきたいんですけど。

武藤副社長:タービン建屋そのものはコンクリートの堅牢の作りになっておりますので、地下にたまっているものがそのまま出てくるということは考え難いと言うふうに思っております。

記者:タービン建屋、タービン建屋からその、海に抜けていく配管、というのは幾つかあると思うんですけど、そのうち、フィルターとか、そういうのがないのもあるんじゃないのかと思うんですけれども、そこから抜けていくっていう恐れはないんでしょうか。

武藤副社長:タービン建屋そのものも放射線管理区域ですので、そこから直接外に出るような経路っていうのは、設計上は作っておりません。

記者:海の海水の放水口近くの濃度が上がっているというデータがありますけれども、それと、昨日、一昨日から明らかになっているタービン建屋地下の汚水との関連はどういう風に見ておられますでしょうか。あるのかないのか関連が。

武藤副社長:海で観測されているものが、どこから来ているのかってことですが、いろんな可能性が考えらますが、タービン建屋そのもの、地下階から、直接海に出ていると言うことは確認されておりません。

記者:後2点だけ、タービン建屋地下の水がどこから来たかということについては引き続きまだわからないという状況なんでしょうか。

武藤副社長:はい、これにつきましても色々検討を進めておりますけれど、現時点でここからということにつきましては定めるに至っておりません。

記者:後その水の処理、今後の除去するって話昨日おっしゃっていましたけれども、その処理の見通しは。

武藤副社長:1号機につきましては既に海水を分解、使用しておりまして、復水器の中に、多分復水器の中に移送を始めております。2号機と3号機につきましては処理の方策を検討しております。

吉田:他いかがでしょうか。昨日私後ろの方をご指名するのを失念してしまいましたので、後ろの席でもし挙手があればお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。では前から2番目の、前から2番目の。

記者:NHKのカンノと言います。何点かあるんですが、まず一番初めに、今日で第一原発の1号機が40年を迎えると思うんですが、それをどのように受け止めているかというのを聞かせてください。

武藤副社長:ご指摘の通りなわけでありますけれど、40年目がこう言う形になっているというのは、大変残念でありますし、申し訳なく思っております。

記者:40年というのはかなり長い期間ではありますが、その期間含めてどのように思っているかについては。

武藤副社長:この我慢の結果、完全にプラントを動かすということに力を注いできたわけでありますけれど、40年目に●●につきましては大変残念に思っていますし、後、申し訳なく思っているということであります。

記者:すみません、後たまり水の、汚染された水の関係なんですけれど、保安員の方でも、地下にたまっている水の関係で、核種とかですね、●●に近いヨウ素が含まれていることから、原子炉から出た可能性が高いというふうな検証をされているんですが、改めてどっから来た水かというのはどうですか。

武藤副社長:ヨウ素は●●でございますので、長い時間経つと無くなっていくということですので、●●さんもおっしゃいますように、原子炉から出てきた可能性もあると、言うふうに思います。ただ、具体的にどこからということにつきましては、決めるとことまでは至っておりません。

記者:可能性は高いと、考えていますか。

武藤副社長:いろいろ可能性がありますので、今も申し上げましたけれど、原子炉、プール両方可能性があるわけでございますけれども、両方の状況につきまして、残念ながら調査中で、取れているわけではなくて推定になるわけでありまして、核種の分析をして、その清浄からどこから漏れたかということを推定するとすれば、要素のレベルから考えると原子炉の可能性があるというご指摘をいただいているということであります。

記者:同じようにですね、海水も、核分裂●●とか、ヨウ素、●●要素が海水の汚染からも見れるんでるが、同じ理屈だと思うんですが、その辺について原子炉から出た水の可能性の高さをお聞かせください。

武藤副社長:海水につきましても、ヨウ素が観測されているわけですけれども、これにつきましても、どこからこう言うふうに出ているかということにつきまして、いろいろな経路が考えられるわけですが、今のところは、原子炉かプールかということだと思います。これは先ほどのたまり水と同じことでございまして、残念ながらその途中の経路の確認我々ちゃんとはしておりません。その内容から、推測しているということにならざるを得ないということです。

吉田:他にいかがでしょう。

記者:こういった意味で。すみません。改めて、●●ルートなんですけれど、先ほどタービン建屋からの可能性、ちょっとなかなか低いんじゃないかということになったと思うんですけど、海域ラインっていう、海域放射線物質取り除く水をためておくラインのことでもあると思うんですよ。そこの状況と、現在、地震の後どうなっているのか、という状況と、そっから漏れ出た可能性についてはどのように考えておられますか。

武藤副社長:各号機のなんか、それから福島第一は、集中的に海域を処理する、施設になります。これにつきましても、放射性廃棄物の処理施設から直接海に出るような設計にはなっておりません。そこから漏洩をしたということにつきましては我々確認はしておりませんし現時点ではその可能性はそれほど大きくないのではないかと思います。

記者:例えば、壊れてるってことはありえないですか。ここの配管が壊れてたり、状況、確認できてないんじゃないかと思うんですけど、そういう漏れてる可能性は考えられないんですか。

武藤副社長:どこかで、どこかから抜けているということでございますけれども、放射性廃棄物の処理施設からの配管が破損している、という状況は、我々は確認しておりません。

吉田:他いかがでしょうか。じゃ、どうぞ。

記者:毎日新聞の●●ともうします。事故、というか震災から2週間経ってですね、原発を収束させるということがかなり長引いているような気がするんですが、これ前も聞かれていることだと思うんですけれども、これ原因とですね、今後の見通しを改めてちょっと教えてください。

武藤副社長:原子炉を、しっかりと冷却をするためには、原子炉の中に水を入れてということが必要なんですけれども、現時点で各号機とも海水から淡水に切り替えて引き続き原子炉に注水をしているという状況でございます。これをさらに安定な状態に近づけるように様々な努力をこれからしていかなければいけないと言うふうに思っております。残念ながら、まだ●●の状況が十分に安定していると言えませんので、具体的にいつまでと言うことを申し上げるに至っておりません。

吉田:次いかがでしょうか。2番目の記者の方どうぞ。

記者:日本経済新聞の●●と申します。1号機から3号機まで、徐々に淡水への切り替えが行なわれていると思うんですけれど、これまで海水を注入している中で、おそらく原子炉の中で、原子炉の下の方に塩がたまっている状態だと思うんですが、それぞれの炉について、どのぐらいの量の塩がたまってるのか、これ計算で出ると思うんですけれど、それぞれ分かれば教えてください。それともう1点、炉の中の塩分というのが、今後電源を復活して、というか通常の冷却系を復活させて、冷却を進めたいと思うんですけれど、これまでに炉の中に溜まった塩分というものが、稼働に対してどのような影響を与えるのかと、要するに、なんの処置もなく動かせるような見通しなのか、それともなんらか対策を練らなくてはいけないのか、動かしてみないとわからないというレベルなのか、その2点について、お願いします。

武藤副社長:原子炉の中の状況がどういうことになっているのか、その中で注水した海水の成分の塩がどこにどうしているのかという趣旨の質問だと思いますが、残念ながら原子炉の中の状況につきまして、塩の分布につきまして我々具体的な評価はできるに至っておりません。

記者:いや、もちろんそうなんですけど、要するに海水をどのくらい入れて、今まで中で発熱量がどのくらいあるっていうのは、それざっくりとしたものだったら計算で出るものなんじゃないですか。別に厳密にどのくらいあるっていうものではなくて、だいたいどのくらいあると推測される、これはイメージの問題でもありますけれど、それは出るんじゃないかな、というふうに思うんですが、どうでしょう。

武藤副社長:中でどういう分布でそれが●●ということになるんですが、残念ながらそれは具体的な評価がございません。

記者:次の質問についてはどうですか。

武藤副社長:これも訂正的になりますけれども、そうしたようなものがその中で、原子炉を冷やしていく上でどういう現状であるか、それから●●対して不足などが●●といったようなことは塩を入れた場合には、当然懸念事項として考えなきゃいけないことでございます。ただ、まずは原子炉を冷やすということがないと事態は安定化いたしませんので、そういうことに優先して、ともかく海水を入れて炉の●●を冷やしてということです。

記者:そういうことを言っているんじゃなくて、別に最初に海水を入れたことが間違ってたのか正しかったのかと言っているわけじゃなくて、今海水を入れ続けると、不具合が起こるかもしれない。だから淡水に切り替えているわけですよね。だけど、今までの海水を入れた量で、今淡水に切り替えて、今後本格的に冷却系を動かしていこうという中で、現時点で、影響をどのように評価できるのかそういう趣旨の質問です。

武藤副社長:これから淡水に●●ってことで中の濃度が下がってくると思いますので、炉の中のパラメーターをこれからしっかり見ていくということが大事だと思っています。

吉田:それでは次いかがでしょう。後ろの方からよろしいですか。お手があがっていらっしゃいますか。じゃあ、白いシャツの方に、はい、どうぞ。

記者:読売新聞社のハットリともうします。タービン建屋の地下からですね、海の方への流出は確認されていないということを先ほどおっしゃったんですが、その可能性についてはですね、武藤さんは否定されるんでしょうか。お答えください。

武藤副社長:現場の状況を全体的に見ますといろいろな可能性があるわけでして、そういうものを全て考え合わせてみていかなきゃいけない、対策を考えなきゃいけないっていうふうに思います。そういう意味では、全てのことを今後は考えていきながら考えていく必要があると思いますが、現時点でタービン建屋からまっすぐ海に放出があるという状況は我々は確認をしていないということを申し上げたわけです。

吉田:次どうでしょうか。じゃあ、その白いシャツをお召しの左の記者の方。後ろの白いシャツをお召しの。

記者:すみません。読売新聞のアベともうしますけれども、御社として最近はですね、水への水源の切り替えということにかなり力を入れてらっしゃると思うんですけど、ちょっと、今までもお話しでてたかもしれないんですけど、改めてですね、この真水に切り替えることによって、少なくても冷温停止までの熱でですね、どういうメリットがあったりとか効果があるのかってのを、具体的にもう一度改めて教えていただきたいんですけど。

武藤:本来原子炉の中は、真水で冷やすようにできているわけでして、海水を入れるということは、様々な、設計の観点から見れば、状態を引き起こす可能性があると思います。先ほどの質問に大変似たような、塩がどっかに●●しないかということもあると思いますし、それから材料に対する影響もあると思います。したがって、水に切り替えていくということは、原子炉を当初考えてきた状況に近い形で冷やすことができるようになるということだと思います。

記者:おっしゃっている材料に対する影響ですね、強度の低下とか、そういうものっているのはそういう低温停止までの短い期間の中でも起こりうると考えられるんでしょうか。それとか根詰まりを起こしたりとか具体的にそういうのが、こういう短期的な中で影響っていうのはおこりうるんでしょうか。

武藤副社長:詳細とかをしたわけではありませんけれども、当然腐食の速さなどは海水の中の方が早いわけでありまして、そういうことを考えますとできるだけ早い時期に淡水に切り替えてということが望ましいというふうに思っております。

吉田:他いかがでしょうか。じゃあ、前から2番目の黒いジャケットをお召しの。どうでしょう。

記者:日本インターネット新聞社の田中龍作ともうします。1号機について武藤副社長にお伺いいたします。格納容器そのものは堅牢にできていても、ケーブルなどを引き込んでいる●●には樹脂が使われていて、ここは300度くらいで溶けるといわれています。この容器周辺の温度を見ますと、少なくとも23日までは300度を超えてまして、これ、溶けてるわけですよね、そうなると。格納容器を設計した専門家からはそういう説明を聞きました。そうなると、これが今漏れている、ここから核燃料が漏れて地下に行って、それが海に漏れてる、で、海に高濃度の放射性物質が出てるっていうふうには考えられませんでしょうか。

武藤副社長:核燃料の圧力は現在、0.3メガパスカル、約3気圧程度でありまして、圧力を保った状態にありますので、大変大きな漏洩があるということではないと思いますが、ご指摘のように様々な関数を選ぶとか、あるいはパッキンのようなものでしめていることなどあるでありまして、そう言ったところの状態があることになっているのかということについてはいろいろ1つ1つ現在確認をしているわけでありませんので、ご指摘のようなことも可能性としては考えないといけないと思います。

吉田:他にどうでしょうか、はい、じゃあ一番前の。

記者:●●のタシロと申しますけれども、津波の予見可能性のことについてお伺いしたいんですけれども、基本的なのは前ある6メートルの、6.5メートルのですかね、ということでの津波の対策があれば、それが基準である。ただ、これまでのですね、明治三陸地震での東との海岸ですね、30メートルを超えるという津波が実際に現実に発生していますよね、それなのになぜ、一番の質問としてですね、なぜそれなのに、東京電力は津波の想定をしていなかったのか、今回の15メートルですよね、範疇に入るわけですよ、なぜ津波の想定をしていなかったのか、考えたことはあるのか検討したことはあるのか予見しなかったことについての謝罪が必要だと思うんですが、謝罪する気があるのかということが1番目で、2番目はですね、今回2009年1月18日と2010年8月16日の期間において、周辺自治体、立地自治体4自治体と福島県知事福島県議会は、プルサーマルの原因を●●ってですね、福島第一原発3号機について、審査をしてきたわけですね、そのことで、その中で一切津波についてですね、これらの3者は津波の危険性について、何ら意見がなかったのか、そしてその、これ2番目の質問、2の2の質問としてですね、期間のことなんです、2009年1月18日から2010年8月16日までの間の、3者の津波についての意見はあったのかどうか、2の2のとこで、原発の立地や立地前も含めてこれらの3者が津波について何らの意見もない、1度も述べたことはないのか、ということが2番目ですね、3番目がですね、津波について予見可能性の問題があるとしたら、東電も、立地自治体、福島県知事、福島県議会の予見可能性、津波の予見可能性の問題があるとしたら同じことをやっているわけですからね連帯して、責任を取らなきゃいけない、連帯して責任を取る取らないといけないという認識、連帯して謝罪をする機会を設けるのかという認識ここについてお伺いしたいんですけど。

武藤副社長:津波につきましては、これまで様々な技術、●●技術の進歩があったわけでして、2002年に●●学会が津波評価技術についての考え方をまとめて対応しております。私どももそれに基づきまして安全性につきまして、評価を行いまして、対応を、確認をしたところであります。もともと津波につきましては設計時点でそれまで経験したことのある災害の潮位につきまして考慮して設計をしてきたわけでありますけれど、今申し上げましたようにその後の技術の進展につきまして、踏まえて評価をしたわけであります。ただ今回のような●●地震につきましては1つ1つの個別領域の地震というのを想定をしていたわけでありますけれど、今回複数の領域が連動して、大変大きな地震を引き起こしたということだと理解をしておりますけれども、残念ながらそうした今回の地震のような我々これまで経験したことのないような大きな地震につきましては想定をしておりませんでした。国全体が認識につきましては、地震調査研究推進本部というところで、こうしたことも含めて検討をしているわけでございますけども、今回の専門家の方々も想定外であったということをおっしゃっていたということを●●しております。

吉田:その他いかがでしょうか。

記者:まだ終わってない。2番目3番目の福島県の。

武藤副社長:プルサーマルにつきましては、出身の耐震の要請は、これらの内容は●●これと同じセンショウなわけでありまして、プルサーマルの内容につきまして、判断作業をおこなうようにいただいたということだと思います。

記者:その時は、これまで、立地自治体や福島県知事県議会から津波について、要するに地元だから、明治三陸のことも含めて津波が来るんではないかっていうことも考えるわけです、気付くことことはできたかもしれない。だけども、福島県知事や県議会立地4自治体は、これまで津波のことには危ないんじゃないかと意見は言ったことがあるのか注文つけたことはあるのかということなんですけど。

武藤副社長:過去、耐震安全性については議論をしてきたというふうに思いますが、その中で津波につきましても今おっしゃいました設計時点での津波の大きさ、それからそれ以降の津波の評価等につきましては、ご説明も質疑もさせていただいてるというふうに思っております。

記者:だから、意見はあったんですか、自治体の方から。

武藤副社長:具体的にそうしたようなそう言った中でどういった意見をいただいたかにつきましては確認が必要かと思います。

吉田:その他いかがでしょうか。後ろの方からお手が上がりましたので、そちらの。

記者:読売新聞の●●と申します。中央操作室のことで伺いたいんですが、一番最初に3号機がついてからしばらく経ちますけれども、何かその、他に使えるようになった機能があるのかどうか、あるいは何かパラメーターが見えてたのかどうか、そのあたりを教えていただけますでしょうか。

武藤副社長:今日照明が2号機ついたっていうのが1つ大きい出来事でありますけれども、●●につきましては大きな進展はございません。

吉田:その他いかがでしょうか。じゃあそちらの女性の方。

記者:朝日新聞の●●と申します。先ほどの水の件、タービン建屋から出ている可能性●●ございますけど、中に入っている水の●●が●●化しているケースに関して、ヨウ素やセシウム以外のものも入っていますし、●●の中から出てきたという可能性が高い●●。これまでの経緯を見ると、原子炉の中のいわゆる水位というか●●続けておりますし、かなり流れている状況ということを考えると、すでに圧力容器は大きく大破していて、もしくは大きく破損していて、圧力容器内の水も含めてですね、●●格納容器に流れ落ちる●●ね。原子炉核燃料の中のもっともっととても高濃度で汚染されているものが●●汚染している、そういう可能性が考えられると思うんですけど、その点についてお聞きしたいんです。

武藤副社長:●●パラメーターを、通して見てみますと、徐々に圧力等下がってきているわけですが、途中で大きな変化はなかったと認識をしています。それから現在、燃料域の推計につきましても延々、見ているということでございまして、申し訳ながら、可能性というのはいろいろな、現在そのような状況全て正確に把握をするにはパラメーターの数が少し足りないわけですけれども、ご指摘のような可能性っていうのは我々としては、小さいんではないかと思っています。

記者:●●可能なんですけれども、地震があってから1週間以降はですね、おっしゃる通りだと思うんですけど、地震が起きてからまさに数日の間というのは、●●詰まっている本当に状況集めができない状態の中で、水位が正しければ●●望ましかった、そういう状況を踏まえて●●も、地震発生から数日以内に、例えば圧力計ってのは直せませんよって言っても、原子炉建屋の中の、出ているものすごい、いわゆる反映されたデータとして、水を介して今頃それが映し出されているのではないかということに、ことですけど、そういうこともありませんでしょうか。

武藤副社長:数値そのものも、2号機の原子炉圧力も大変高い状況でございましたし、1号機3号機につきましても、2号機よりは低いですが、原子炉圧力を保っておりました。そういうことを考えますと、そうした可能性というのは大きくないというか小さいんではないかと、私は思います。

吉田:それでは。

記者:水たまりということはちょっと●●ありますけど、基地全体が収束している状況なのに、いわゆる水が溜まっている状況ですが、水が溜まっている状況について、どれくらい●●ことを個別にご解説下さい。これを最後にします。

武藤副社長:放射線量が非常に高いということで、作業する上で障害が出ております。従いまして、これを外に出して環境を改善をするということが大変重要だと思います。1号機につきましては既に排水を開始しております。2号3号につきましもできるだけ早く排水をできるような手立てを取りたいと思います。

吉田:他いかがでしょうか。どうぞ1番前の方、男性の方。

記者:フリーランスの上杉隆と申します。今日の午後の官邸での会見で、枝野官房長官が今回の1号機の作業員の●●について、少なくても官邸には報告がなかった、そしてまた、今後厳しくこれを東電に指導していきたいという発言がありました。これまでにも地震発生以降東電から官邸に情報が上がらないこということが度々指摘されてきましたが、東京電力は今回の事故以降、総理官邸に情報を上げないということを決めているんでしょうか。それが違うというなら、枝野長官に対して、反論をしていただきたいと思います。

武藤副社長:今日、長官からご指摘をいただきました状況を吉田からちゃんと説明をさせていただいた件だというふうに思っています。それは、3号機への作業員の方の担当した件について、そういった状況が、実は6日前に、放射線量の高い水が溜まっていたということがわかっていたにも関わらず、報告をしなかった。それから水たまりの線量1号機で被曝をされたのが24日の午後でありますけど、その朝、すでにわかっていたのではないか、この2つの点につきまして官邸に報告がいってなかったということを怒られて、そういうご指摘をいただいたということだと思います。ただ、先ほどおっしゃいました通り、この両方につきまして6日前にそういう状況だったというのが2号機でもって線量計の●●が高い●●になって2号機の線量が高い状態になったということを取り違えてそういう報告をしてしまって、誤った情報をお伝えしてしまったということでございます。それから、2件目につきましては、1号機で朝9時半ぐらいにそうした状況が確認できているということをなったわけですが、それにつきましても1号機での水のサンプリングを午前中に行い、その結果が出ましたのは午後夕方でございます。それより前に、3号機で残念ながらある方の被曝がということで、従いまして、我々も大変誤った情報をお伝えをしてしまってご迷惑等をおかけをしてしまったと言いますけれど、●●は状況につきましては今日のこういったような弁を含めて、適時●●皆様方にお伝えをしていくというのが基本的な考えかたでおりますし、これからもそういう姿勢でご説明をしたいというふうに思っています。

記者:●●1点だけ、1点だけ、官邸に上がる、フリーランスの上杉です。官邸に情報を上げる●●的なルート、それを具体的にどう言うルートを設定しているのか、そしてその時間がですね、どうもかかるようなんですが、具体的なチャンネルをお知らせいただけますか。

武藤副社長:これも官邸からの方々が、実際にこれ●●本部で実際のオペレーションをやっているわけでありまして、その中に●●方々と●●ながら一緒に情報共有して進めております。

記者:すみません、統合本部のオペレーションルームにいるまでの間に、ま、こちらにも政府、●●補佐官ってのがきてますけど、その都度、たちが伝えなかったという了解でよろしんでしょうか。

武藤副社長:左様でござい、前に申し上げましたけれど、東京電力の中で今回の話は情報の連絡に誤りがあったということでございまして、大変ご迷惑をおかけしたということです。ここまで上がってきた話につきましては、全員で協力しながら全体を進めているということだと思っています。

吉田:他いかがでございましょうか。じゃあ、そちらの後ろの、はい。

記者:●●のオカダともうします。今日、2号機の純粋の電気の●●ということですけども、おそらく日本中の方世界中の方々マークというのは、いつその冷却水の多くがまともに動くのかっていうことだと思うんですけど、その辺のスケジュール管理について教えて下さい。

武藤副社長:残念ながら今具体的にいつまで、と申し上げられるような状況をまで行程は詰まっておりません。ポンプを動かすようにするには、電源を●●ですが、多くの設備が水たまりが、見つかったタービン建屋の地下にございます。従いまして、ここの地下の海水をということがまず、先に進める上で必要な状況でございます。で、決めまして、できるだけ早くというに思っておりますけれど、具体的にいつまでということは残念ながら申し上げられない状況にはございません。

吉田:他いかがでしょうか。じゃあ、どうぞ、はい。

記者:●●と申します。水たまりの状況について教えていただきたんですけど、3月24日の月曜日、●●最終●●ですね、24日よりも前の段階で、各号機の地下のですね、水たまりっていうのはそもそもあったのか、水たまりがあったとしたらそれはどんな状況であったのかというのと、それが線量を測ってないにせよ、●●てて、これはやばそうだなというような認識はあったのかどうかについてですね。それをお願いします。

武藤副社長:3号機につきましては、その前に現場のサーベイをやっておりまして、その時点では線量率も低く、水もなかったということであります。で、従いまして非常に短い時間の中によって、現場の水、それから線量率の上昇っていうことが起きています。これにつきまして、作業前にきちんと確認ができなかったということから、反省点だと思っています。

記者:1号機は前日には水がなかったんでしょうか。前日前に。

武藤副社長:それは先ほども吉田からご説明をしたこと●●2号機につきましては、放射線量の高い水があったということは確認をしたと思います。あとこれ水っていうよりは、その区域に入った人間が高いようだと経験をしたということが、あったということです。

記者:そこに水たまりがあったんですか。この18日の段階に。

武藤副社長:その段階で水があったという認識をしています。ただ線量率から、タービン建屋の状況を推定をしたということです。

記者:そこに水たまりがあって、空間線量率が水たまりに由来するかどうかははっきりしませんが、水たまりに由来する可能性はあるわけですよね。そこのところ要するに周りへの、あるいは組織的な報告ってのはどうなってるんですかね。

武藤副社長:高い線量を確認した、線量率が高かったということはきちんと報告をされていると思います。

吉田:他いかがでしょうか。今お立ちになった方どうぞ。

記者:テレビ朝日のヨシノと申しますが、冷却水ポンプの問題なんですけど、これものすごく世界的に注目されて、前の質問にもありましてけれど、すごい不安になられたと思うんですが、1点は、今溜まっているたまり水を除去できるのか、あるいは除去できたとして放射線の値を下げてここで作業を再開することは可能なのか、もしできないとしたらどういて立てを考えられるのか、その辺をお聞かせください。

武藤副社長:水の放射能濃度が高いということが線量率を上げているということだと思います。ただ、水がない状況では●●だったということでありますので、水が全体の環境を悪くしているということなので、水の排水をすれば線量は下がるというふうに考えております。問題はその水を出す場所をどこに設定するか、どうやって出すかということで、ありまして、これにつきましては1号機につきましては復水器の中に出すということで作業が●●おりますけれど、2号3号につきましては●●のように考えてところであります。

記者:すみません、2号3号は復水器に戻すことはできないんでしょうか。

武藤副社長:それも含めて、これですかということを考えています。

吉田:他いかがでしょうか。そちらの女性の方どうぞ。

記者:読売新聞の●●と申します。今日使った回収での高濃度の放射性物資の関係でお伺いしたいんですが、今いろいろ調べてらっしゃるということなんですけれども、いろいろ配管があってどこから出たのかわからないということで、そうなってくるとこの海水汚染というのは、飛び抜けたっていうのはあるんでしょうか。何かそのどこが壊れているかわからないままずっとすぎていると、●●の海水汚染とか続くような気がするんですけど、もし他の手立てがかな替えてらっしゃるのであれば教えてください。

武藤副社長:海につながる経路、幾つかあります。通常もちろん放射能が出てこないような排水路含めて様々な経路があるわけでして、その中でどこかに放射能が入ってるということが考えられると思っております。どういった形でその、どのようなことができるのかということにつきましては、様々検討しているところですけれども、具体的に●●というところまで結果がまだ出ておりません。まずは海水を今日、濃度の高いものが出ておりますけれども、これ継続的にしっかり見ていくことが大事だと思っていまして、計測頻度を少し上げて、よく、注意深く見ていきたいというふうに思っています。

吉田:他いかがでしょうか。はい、じゃあ2列目の女性の記者。

記者:すみません、CNNですが、現状その被爆された作業員の方なんですが、今●●の方にいらっしゃるんですが、データ汚染の疑いがあるということなんですが、それは確認できたんでしょうか。現状を教えていただきたいんですが。

武藤副社長:特段の昨日の夜の状況でございますけれども、特段の事情はないというふうに伺っております。

吉田:他いかがでしょうか。じゃあ、そちらの方どうぞ。会社名をどうぞ。

記者:新聞赤旗のオギノと申します。昨日会見でも、先ほどのお答えの中でも、津波に関しては想定外であったということを繰り返し読み上げていらっしゃいますけれども、電源がすべて失われた場合どうするのかということが国会で質問されているんですね、それを想定するべきじゃないかという懸念があった和歌ですけれども、それを想定しなかったのは何故なのか、そこについて教えていただきたいということが1つとですね、いわんやですね、現状で、最悪の場合をどのように想定されて、どのような対策を講じていらっしゃるのか、その辺りのことをお話しいただきたいんですが。

武藤副社長:津波につきましては当然設計の時に考慮しております。福島第一原子力発電所昭和40年代の設計なわけでありますけれど、その時点で経験を、それまでした災害の潮位を考慮して設計をしておりまして、さらにその後、津波の●●技術の進展がいろいろあったわけでして、そのいうものがある中で、知見として考えられて、その評価のやり方が、公表されておりますので、それに基づいて、我々は最新の知見を踏まえてその安全性について評価をしてきたというふうに思っております。

吉田:予定された時間まもなくでございますので、あと1方くらいとさせていただきたいと思います。それでは。

記者:私が聞いたのは、津波が想定がであったかどうかということではなくて、電源が失われる可能性について想定しなかったのは何故なのかということをお聞きしたんですが。

武藤副社長:今回の津波で、電源につきましては、所内の電源、これ地震でもって所内の電源がなくなったわけですが、その時に●●はしっかり起動しているわけであります。ですから、電源、地震では電源がなくなっていないわけですが、その後の津波が●●を襲ったところで電源を喪失しているということであります。津波が今回の電源をなくした原因だというふうに伺っております。

吉田:すみません。あとひと方。

記者:2つ目の質問に答えていないんですが、そういうやりかたで●●をするんだったら、きちんと聞いたことに答えてください。2つ目の質問に答えてないんですが。最悪の事態にどう対処するかって実感ないんですか。そういう議事の仕方にするんだったらちゃんと答えてください。私もそういう●●にしたくないです。

武藤副社長:電源につきましては、申し上げました通り、地震の後確保できていたというふうに思っています。津波によって電源を失ったということだと思います。

記者:だから、電源をすべて失われた場合を想定しなかったのはなぜなのかってきてるんですけど、そういう場合も想定するべきじゃなかったのかと言われてたわけですよ国会で。

武藤副社長:電源がなくなった場合でも原子炉を冷やすことはできるように設計はされています。ただこれは、一定の時間●●を使いながら原子炉の中の蒸気をもって原子炉を冷やすというのが基本的な考えかたでございまして、その可能な時間を超えて電源が復旧できないような状況になったのは、今回の津波が全ての電源設備を利用できないような状況にしたということがあるわけでして、ですから津波によって、電源が喪失したというふうに申し上げました。

吉田:申し訳ございませんが後一方のみという形でお願いしたいと思います。

記者:まだ答えてないでしょ最悪の場合。

吉田:申し訳ございません。あと一方ということで。

記者:じゃあ、それ答えてないじゃないですか、ちゃんと答えてください。聞きたいですよ。回答を。最悪の状況っていうのはどういうことで、どういうことを想定されてるか聞きたいどうなのかっていうのを1回ちょっと●●お答えするかって、それ一番知りたいことですよ。ちゃんと答えてください。

武藤副社長:電源が、外部の電源がなくなった時に

記者:電源の問題じゃない。

武藤副社長:いや、電源が、電源が確保されているということを前提にしてその電源が一時的に全くなくなった状態で原子炉を冷やすということを想定をして原子炉は設計をされている。ことです。

記者:すみません、●●なところ。

記者:今今、今今最悪の場合どうする、最悪の場合というのをどう想定されているのかと、これ2番目の質問です。私がした。今今、現状で最悪の場合をどのように想定しているのか、その場合の対策はどのようなものを講じられているのか、それをお聞きしたいと。

武藤副社長:ですから、電源がない状態で、原子炉の中に注水をするためにどう言った手立てを考えておくのかということを、●●となる●●として基準を定めて準備をしてきたということでありまして、今回も電源がない中でまずは自分のところでもってる蒸気でもって原子炉を冷やし、それが利用できなくなったところで外部からポンプをつないで原子炉の中に注水をするということをやったということでございまして、これも、●●の基準に従って我々手順を実証したということだと思っています。

記者:日本語わかってないじゃないずっと。

記者:別の質問で、現状最悪の場合はどういうものを想定しておられるんでしょうか。電源の話とは別の質問として。2番目の質問として、されてたと思う。

記者:すみません、具体的に外部電源とは何系統

記者:電源の話はとりあえず置いといて、電源の話はとは別の質問として。

記者:今の●●という状況の中で、タービン建屋で3人の方が被曝するとかそういうケースあるわけですよね。そういう中で、最悪の状況というのをどのように想定していらっしゃるのかと。

武藤副社長:これはともかく、現在の状況をできるだけ安定の状況にしなきゃいけないわけでして、原子炉を本格的に冷やすということに尽きると思います。そのためには、原子炉の中に水を入れ続けるということが大事なわけでして今日かくも批判されていたわけですけれど、その原子炉の注入続けていくということに尽きると思います。

記者:ちょっと待ってください。今そういう発表するからね、元に戻ろうとしている人がたくさんいるんですよ。いいですか。もうね、安全だと思って戻ろうとしている人もいるんですよ。そんな説明でいいんですか。ちゃんと答えてください。

記者:これは逃げない方がいいですよ本当に。東電さんもいい加減に。

ちゃんと、●●よう言わないと、退避の方法がわかんないじゃないですか。そこはね、●●。

武藤副社長:原子炉の状態はともかく、安定させるということだと思います。

記者:いやそれはわかっているんですけど、実際に逃げた人が、もう安全かと思って帰りたい帰りたいって言って、それいいんですか帰ってじゃあ。

今帰っちゃっていいんですか、近くまで。

武藤副社長:これは退避につきましてはいろんなことを考えて全体として、退避区域が定められているということだと思います。これは大変ご迷惑をおかけして申し訳ないと思いますけれども。

記者:だって政府にちゃんと情報あげてないじゃないですか。すぐにちゃんとあげて政府が判断できるような情報あげてるんですか。だから聞いているんです。

武藤副社長:これは政府と一緒になって統合本部を作って情報を共有していくっていうふうに思います。

吉田:大変申し訳ありません。予定の時間が参りましたので、また明日以降も●●ので、本日はこれにて終了させていただきたいと思います。大変ありがとうございました。