東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月27日01時14分から40分間)

東電:遅くなって申し訳ありませんでした。ちょっとなかなか連絡が取れにくいようでございまして、頂戴いたしました質問の中で、ちょっとご回答できるものがご用意できなかったものもございますけれども、現時点で分かりましたものについてさみだれ式で恐縮でございますけれども順次ご報告申し上げたいと思います。まず、今日の訂正させていただきました内容関連する報告でございますけれども、3月26日の午前中に福島事務所がここに書かれている場所は、3月18日に1号のタービン建屋地下で200ミリシーベルトと説明したり、また午前中の●●の算定の●●でも福島第1のタービン建屋地下の溜まり水の表面同じように200ミリシーベルトパーアワーといったような数字を使ってご説明しておりますけれども、この200ミリシーベルトパーアワーの根拠は何かというご質問を頂戴いたしました。福島事務所及び●●の水面の線量60ミリシーベルトパーアワーのところを200ミリシーベルトパーアワーとご説明した誤りにつきまして、先ほども申し上げましたが、3月24日に3号のタービン建屋地下の溜まり水の箇所におけます。いわゆる、雰囲気線量が200ミリシーベルトパーアワーということで、これと混同してしまった可能性があるようでございますが、改めて、関係者にも改めて確認をいたしましたんですが、具体的になんの数字と混同したか、明確な決め手にやや欠くという風なところでございました。いずれにしましても、現地との情報のやり取りが錯綜してしまいまして、誤った情報を伝えてしましたことにつきまして、お詫びを申し上げる次第でございます。それと、本来的に3月18日は2号のタービン建屋の地下で500ミリシーベルトパーアワーを確認しましたことを共有していれば、実際には50ミリシーベルトですけれど、こうした事実を共有していれば3号での被曝を防げたのではないかということでございます。これにつきまして改めて確認しましたところ、その担当のグループから復旧班長に報告をされまして、2号機での作業については規制指示が出せられていることでございます。ただ3号機につきましては、これまでのご説明を申し上げたように先日確認を一度いたしておりまして、その際線量が高くなかったため、先入観があったようでございます。このあたりも反省点でございます。次に、復水器で排水作業が行われていることでございまして、●●場所、どのくらいの量といったようなご質問いただきました。復水器のホットウェルというところでございまして、1号機では1600立米で浄水できることが確認できています。なお、2号3号は、3000立米でございます。また、溜まり水の推定量についてのご質問頂戴いたしました。現在、調査を継続いたしている所でございまして、現時点では不明でございます。また、1号機の排水ポンプのスペックについてでございますけれども、約6立方メートルパーアワーでございます。台数については現在、ちょっと現在で継続して確認をさせていただいております。

記者:排水は。

東電:1号の排水ポンプですね。ロースペックについきまして、約6立方メートルパーアワーでございます。台数に関しては現在確認致しております。排水、1号の排水ポンプの設置したように実施した時点で、●●線量そのものが高いということが確認されていたのではないかと、どのような●●がなされたといったようなご質問がございまして、3号機の被曝したということも踏まえまして、●●ないように作業に取り込んでもらえるように注意したということでございます。それと、淡水の注水ですけれども、どこからやっているのかということですけれども、1号機につきましては、給水配管の系統を使っております。2号3号につきましては、消火配管系統を使っております。それから、千葉の放射線医学総合研究所に搬送されました3名の方に当社の者があったのかという質問を頂戴いたしました。3月25日に当社の社員が3名の方にお会いしていることでございます。それから、放射線のマニュアル関係でございますけれども、通常高線量作業の場合には、作業管理をしまして、作業の内容を具体的にはその方法ですとか、作業環境ですとか、防護装備につきまして、当社の放射線管理部門の確認を得てから実施することになっているでございますけれども、今回は前日と比べまして、作業環境に変化があったわけでございますけれども、にもかかわらず当社がその確認をせずに作業を実施したこと、また、線量計アラームがなったわけでございますけれども、作業を中断していなかったと、こうしたことが反省点ということで●●と考えております。頂戴した中で、ちょっと多くなって恐縮ですけども、現時点で確認できている内容は以上でございます。また連絡が取り次第確認しましてご報告をさせいただきたいと思います。私からは以上でございます。

記者:1号機から4号機なんですれども、今日27日のやる作業って何か分かっているものがあったら教えてください。

東電:現段階での作業予定表ちょっと入手しておりませんけれども、だいたい分かる範囲での答えしたいと思います。配線電気関係の作業におきましては、継続で作業を進めておりまして、電源までは各号機とも準備を整っている段階でございます。あとそこに繋ぐ各設備の健全性の確認を現在しているところでございます。あとは配線作業につきましては1号についてはタービン地下1階、それからですね復水器の排水作業継続して現在も実施中でございます。2号3号につきましては、2号は排水の準備をしているということでまだ排水作業には至っていないようでございます。排水先としては、1号と同じ復水のホットウェルを計画しているです。3号につきましては、排水先について現在検討中ということで、どちらに出すかということはまだ決まっていないようでございます。注水関係ですけれども、現在淡水の注水を消防のポンプを使って注水をしていますけれども、こちらの電動機を使ったポンプに変更するための準備作業に入る予定という風に聞いております。あと、燃料プールの注水につきまして現在検討している段階でまだ作業のほうに入れないような状態でございます。だいたい私が今現段階で伺っているのはその範囲でございます。また明日、本日計画書が出た段階でまたみなさんの方にお知らせできるかと思います。

記者:●●今回のその福島原発のほうは●●前から回収工事といいますか、そういった対策生まれていたのか、もしくはそうでなかったとしたら、●●そういった実証と対応について認識されていないかどうか、●●。

東電:いくつか対策を講じているはずという風に思っておりますけれども、整理しまして、改めてご回答させていただきたいという風に思います。申し訳ございません。

記者:●●。

東電:認識しております。1Fはですね、もととできていると●●受けて改善した部分と、ちょっとあると思いますので、すっきりさせていただきたいと思います。サプリングしないで海水に出したと、サンプリングしないで海水側に放置しまったという事例が●●一時あったと認識していて、もともと1Fはそういう風な運用になってなかったということと記憶してるんですけれども、整理させていただいて、追加で答えしますので、少々お時間をください。

記者:NHKのハナダともうしますが、汚染された水の排水先なんですけど、3号機が先ほどの会見だと確か復水器という形になってると思いますけれども、今の検討中になったですが、これがまずどうなっているのかと、4号機の排出先、ここがどうなっているかをまず伺わせて。

東電:2と3号機につきまして、検討進めいているところで、2号機につきましては復水器のホットウェルというのが決まったようですけれども、3号機につきましては、1つの候補として、ホットウェルをあがっているようですが、まだそちらに出すということは確定していないようでございます。それから4号機につきましては、津波の影響でですね、海水がかなり入ってしまっているということで、今現在ホットウェルでは受けきれない状況でございますので、そちらにつきましては検討している状況でございます。

記者:あと、1号から3号まで排水のめどは、どれくらいだと思っているでしょうか。

東電:現在1号におきましては6立米という小型のポンプを使っておりまして、水が抜けるにかなり時間がかかっているでございます。それに応じまして、ポンプの数を増やすということを今検討しているようで、現段階では増やせていないという状況のようです。水の量に関しましては、現在算定中でございまして、今の量どれくらいあるのかというのは調査段階でございます。その関係からだいたいどのくらいの時間をかかるかというのが算定できておりません、まだもうしばらくかかるような状況でございます。

記者:2号3号も同様ですか。

東電:2号3号につきましてはまだ排水作業もまだ始まっておりませんので、これからになることでございます。

記者:●●のときのプールのこと整理してお答えするということだったですけれども、今度整理する時どういう場所にプールがあるのかとか、図の状況なんかもし一緒に場所の配置図なんか整理して教えてくださると助かるんですけれども、口頭ベースじゃなくて、整理した際に。

東電:以前に絵を渡ししておりますので。またご用意をいたしましょうか。

記者:1と3の地下に溜まっている水と放射物質、濃度高かったと思うんですけど、2、4の調査結果ってのは。

東電:まだちょっと時間がかかっているようでございまして、今夜中はちょっと難しいような感じでございます。今日●●なるべく●●ために慎重になっている部分もあるようでございますけれども、今夜中というのはちょっと厳しいというのが、そんな対処●●。

記者:先ほど2号機の原子炉はのところから一般の排水口に流れたあとがということなので、調査中だと考えています、なんかその以降わかったことありますでしょうか。

東電:今の状況分かっておりません。まだ流れてないと、あと、よく●●部分頻繁に見てですね、●●しっかり見ているという状況になっております。

記者:一般的に海に流れる、なんですけど。

東電:泡水のようなものの排水口ですと海に流れる●●。

記者:今の質問を聞いたら、●●排水口で海に至るところまで、●●。

東電:排水口までという風に聞いております。その以降は多分目視で見れないと思いますので、排水口までという風になりあす。

記者:今の関連で、●●15ミリシーベルトという風な●●。

東電:15ミリですか。ちょっと具体的な数字は私聞いてないので、確認させてください。

記者:●●と思いますが、詳しい情報では、東電●●測った数字として、それくらいの数字だという●●ですけれども、その点についてまだ確認ができていないでしょうか。

東電:15ミリという数字は私聞いてないので、お答えできません。

記者:それは測ったかどうかもまだ分からないと思いますけど、もうこれ測っていて、正確な数字はまだ確定してないからお答えできないというでしょうか。

東電:測っていると聞いています。数字はまだ把握できてないし、15というのが聞いてないですから、そこは●●。

記者:15ミリシーベルトという数字は●●。

東電:空間の線量と濡れてたかどうかの床面の●●、空間の線量と下の線量と関係はちょっと専門の●●。

記者:2つ確認させてください。1つは、1、2、3号機の燃料プールに27日にもう真水に切り替えたいという話になりましたけれども、あれは予定どおり27日に進みそうでしょうか。

東電:27日ですと本日ということか思います。今ですねまだ今日に間に合うかどうかというところまでは確認できておりませんけれども、できるだけ早く淡水を注入できるような対応するということで鋭意作業を進めているという状況と聞いておりますので、今日の午前中のまたこの会見の時にそのあたりの報告をしたいと思います。

記者:そういう方向にはなっている。

東電:淡水に替えていきたいという方向で動いておりますが、ちょっと本日にそれが完了するかというところは確認を取れておりませんので

記者:それは着手できるかどうかも分からない。

東電:そちらについてもちょっと確認させていただければと思います。

記者:あともう1つが、1号機から6号機までの昨日まで午後4時現在というデータになっているんですけれども、その後新しい情報はなにかありますか。26日の作業です。

東電:その以降の進捗はあまりないですね。26日の4時以降ですね、何かおきった進捗は情報として入っておりません。●●。

記者:排水準備をやるということなんですけれども、1号機同様小型のポンプを使ってやることになるんでしょうか。

東電:そうですね。今同じような方法と聞いておりますので、あと台数等につきましてはこちらちょっと確認をさせていただければと思います。

記者:温度の計測してる場所なんですけれども、どの辺かっていうのは、今じゃなくていいですけど、だいたいそれをチェックして配っていただければ。

東電:これはまさに●●。今お渡ししていただきます。

記者:排水●●。

東電:分析中ということを聞いておりますけれども、データがまとまりますのがちょっとまだ時間がかかりそうでございます。申し訳ございません。

記者:1号のタービン建屋地下の排水作業ですけれども、進捗はどうでしょうか。何かこれから追加の情報ありますでしょうか。

東電:1号については、現在排水作業継続しておりますが、どれくらい下がったかという情報はちょっとまだ届いていない状況でございます。全体の量というものは現在確認中でございますので、そちらも合わせて確認できましたら大体の容量と排水にかかる時間等につきましてまた報告したいと思います。

記者:●●99度になっていて、冷温停止の基準にはなっていると思いますが、●●。

東電:まだ冷温停止ではないと思っております。この温度は低いのもちょっとどういう●●で低いのか分かりませんが、まず、水位が燃料の上部に足しておりませんので、そこで100度以外になることはちょっとあんまり考えられないですので、そういたところもまだ確認は取れてませんので、燃料はしっかり水に浸かった状態で100度を維持できると判断した時点ですね、これはおかしいという風に思っておりますので●●。

記者:●●。

東電:まだ●●になっていると今のパラメーターでは判断してないということになります。

記者:数字はですね、こういう方法で冷やしたらばですね、相当期間が変わるわけですね、●●かかる考えてしていいですね。

東電:このままだとしてらそうだと思います。●●をもっと増やさないとですね、基本にはならないという認識でございます。

東電:その他いかがでしょうか。よろしいでしょうか。ちょっと少し積み残しの部分がございますけれども、まだ確認しまして、次の午前中という風な形になろうと思いますけど、確認できるものにつきまして回答させていただきたいという風に思っております。それでは本日はいろいろご迷惑をおかけいたしまして、改めてお礼を申し上げる次第でございます。どうもありがとうございました。