東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月27日13時05分から18分間)

記者:確認なんですけど1000ミリシーベルトていうのは、マシンとしては測定はできて、やろうと思えばできたんですか。

東電:●●できるんですけども、あまりにもたまり水が高い数字でございましたので、そこで●●そういう状況でございます。

記者:私ちょっとうろ覚えなんですけれども、今回地震発生以来測定できた線量率では、これが最大なんだと思うんですがそういうことでよろしいですか。

東電:はい、水の表面ということですけれども、水としては●●。

記者:あと、核種の中身について、だいぶ素人目には結構特異な感じにみえるんですけれども。そのなんて言いますか、排出源の大元の、要は物質ですね、それがどんなものか教えていただければ。

東電:燃料の各容器外の●●と思っておりますので、原子炉の中か、あるいはその●●部分の出た水がですね、●●。

記者:その燃料棒の状態がどれぐらいひどい状態になってるか、なにかその程度の状態を表せるようなものはあるんですか。

東電:今原子炉の中の、確かに燃料の破損している可能性につきましてはこれは●●て入るところでございます。ただし、その程度につきまして、どの程度かというのはそれなりの角度を持って判断できる材料を持ち合わせていないところでございます。唯一、判断材料として使えるとしましたらば、線量がそうなんですけれども、格納容器内に設置していますガンマ線の線量計、そちらが●●、いわゆるこれも燃料が破損している可能性を示すデータが考えられていますけれども、それらのデータから●●、どの程度かについて具体的な正確な角度を持った情報というのは難しいところでございます。

記者:すみません。1号機が、読売新聞のイマダです。1号機から4号機までそれぞれ採集した水の測定に関係あるんですか表面だけじゃなくて。トータルの線量というか総計は同じようではないんですか。それを教えて頂けますか。というのは、2号機がたぶん持って帰って測るので、その間の移動時間が●●。そうですよね。

東電:すみません。●●って言いますのは、タービンの地下階に行って、水の量は分かりませんが、地下に大量の水がある可能性も、その場所での放射線の●●。それで実際、水、●●試料と言いますのは、測定器に●●できるぐらいの量が、取れば、分析が可能でございますので、その採取した試料以外にも●●あるかと思いますけども、現場の水の溜まっているところから●●。それと●●の所は、●●申し訳ございませんが、しっかりと放射性核種の濃度は、非常に似てるんですけども、これを合計したような数字●●足したような数字が一番下に●●。

記者:その数値っていうかわかりますか。足したらいいかとは。

東電:じゃあ口頭で大変申し訳ありませんけども、よろしいでしょうか。1号機のたまり水につきましては、足し算いたしますと4.2×10のマイナス●●。4.2×10の5乗。数字は同じでございます。2号機につきましては、2.9×10の9乗。3号の●●、につきなしては4.7×10の5乗でございます。4号につきましては、5.0×10の2乗になります。

記者:これ、測定は福島第二に持って行って測定されるんですか。

東電:そうでございます。

記者:最終してから測定まで何時間かかる。

東電:はい、採取しまして、●●、福島第二の方の、測定装置の●●ありますので、後測定器の。

記者:そうですよね、●●があるから、たぶん3時間とかかかるわけですよね。

東電:はい。

記者:というのは、2号機の数字今お聞きしましたけれど、思い切りそのまんまこれ1、3、4なんですよね。半減期は53分しかないはずだから、たぶんあっという間に消えていくのでこの●●で測った2.9×10のマイナス、●●マイナスじゃない、っていうのはこれたぶん現場ではものすごく出ているっていうことになりますか。だから、1000オーバーになるんですか。

東電:そうですね、すみません。半減期は短いものはその場で●●ますので、ただですね、このほとんどはですね、いつサンプルをとったかということで、減衰補正をしてますので。

記者:そうなんですか。

東電:はい、減水●●した濃度を●●。●●の時間を減水●●。

記者:たまり水は採取した時点の数値とほぼ一致するというイメージ。

東電:●●。

記者:すみません。毎日のムトウですけど、2号に関しては●●の損傷とどういう関係があるかどう見てるのか教えて下さい。それと、これほど高い線量でですね、そもそも排水の排出作業っていうのは、できるんでしょうか。その2つを。

東電:まず最初の質問に関しましては、数値として出たものを予想してるんですが、原因等に関しては●●把握ができてない状況でございます。●●。それとの因果関係っていうのはまだ、なんとも申し上げられない、状況でございます。

記者:ただ、損傷してるってことを言ってる、可能性ということで言ってるんですね。

東電:可能性としては否定できないということはお話をさせていただいたと思いますが、それとのつながりというのは申し上げられない状況でございます。

記者:じゃあ逆に聞きますが、そのこれだけ高いのが出てるっていうのは、そもそも中のものがたくさん出てるっていう認識なのかどうか、は、どうですか。要は漏れてる量に起因するものなのか、それとも中の燃料の溶け具合によって起因するものなのか、それはどっちだって見てるんですか。

東電:中の燃料の状況に依存する●●しています。昨日、測定されたことは、3号機ですね、それからこれ今日もそうですけども、検出された濃度として通常運転中の原子炉内の炉水の、濃度の約1万倍程度という話をご説明差し上げたと思います。燃料の漏れていない状態の原子炉内の●●から見ると、それと比べると高い濃度の、放射性物質が検出されているということですけれども、しかもそれは核分裂で生成された核種が検出されたものです。従いまして原子炉の中の状況が反映されたものだと推定しているというところです。

記者:要は壊れてるか壊れてないかっていう話ですよね、そうじゃなくて、どれほど壊れてるのかっていうことに起因、これほど高い線量確認してるのか、それとも壊れ方じゃなくてたくさんボロボロ外に漏れてるのかっていう漏洩量を基準に、高い線量が出てるのかと見てるのか、どちらですか。

東電:どちらについても、相応の角度を持った推定というのはなかなか難しい状況でして、その中でも難しいのは、漏洩量の方の判断というのはより難しいという状況です。先ほどの破損の程度ですね、原子炉の中でどれだけ念慮が破損しているのかという推定については、●●ではありますけれども、格納容器内のガンマ線の線量率から推定というのは、これは精度は●●その点については、だいたい、ただし幅がありまして数%から数十%程度幅のあるものですので、●●。ただし、この量に関しましてはそういったレベルの●●難しい状況と言うことでございます。

記者:お聞きしてるのは壊れてる部分じゃなくて、どんだけ壊れていても、中でしっかり閉じこめれば外に出てこないわけですよね。それがたくさん出てきてるという事は、たくさん漏れてるんじゃないかと推定できるんじゃないかということなんですよ。それで、●●損傷している可能性があるってことはすでに言ってるから、●●の壊れてるところから漏洩している可能性はないのかっていうところを聞いてるんですが、それはどうですか。

東電:原子炉の中に保存している放射性物質ですが、大量に出てきているかですけども、現状確認できている原子炉周りの主なパラメーター、これは原子炉の圧力、水位等、それから核分裂のパラメーターも入ると思いますけれども、それらが確認できている原子炉、格納容器、パラメーターからは原子炉内に本来これが●●されている放射性物質が大量に外に出てくるという状況にはないと考えております。ただし、2号機の圧力抑制室の状況につきましては、先ほどちょっと申し上げましたけれども、具体的な状況を把握できていないところでございますので、●●について、じゃあどの程度影響があるのかはお伝えできないところです。

記者:じゃあもう1つ。

東電:2つ目の質問ですね、それだけ高い濃度がある中で、●●ちょっとそれからこちらに関しましても、今検討している状況でございまして、準備できないというよりは●●ということは少しお時間をいただいて確認させていただきたいという風に思います。

記者:すみません。質問よろしいですか。

東電:ええ。

記者:2号機のたまり水なんですけれども、通常のその運転中の原子炉の中の水の何倍と考えたらよろしいでしょうか。

東電:こちらに関しましてはですね、通常運転中の原子炉水のですね、約1000万倍、そういうように聞いております。

記者:1000万倍。

東電:はい。

記者:29億ベクレルですよね。ベクレル数、口頭で。

東電:はい、そのようになります。29億ベクレルパー立方センチですね。

記者:その数字についてはどのように受け止めてますか。

東電:データとしましてはこういう数字が出たということでございまして、原因の究明に関しましては改めて継続して調査させていただきたいという状況でございます。

記者:●●、今の関連でなんですけれども、これまで出てきたものとは違って、ヨウ素の131、半減期ものすごく短いものでこれだけたくさん出ているっていうのは、どういうことが、1号機と3号機と比べてどういうことが想定されるのかっていうのをお聞きしたいんですけれども、これ核分裂生成物のものでいいんでしょうか。

東電:それぞれの核種の具体的なことにつきましては、もう少し詳しく評価させていただきたいと思っています。ただ現状推定ですけれども、まず核分裂で直接生成された核種、これは●●と考えます。ヨウ素131やセシウム134等はそうです。可能性としてですけれども、核分裂生成物が崩壊してできた核種というのが●●そういったのも含めて再評価させていただきたいと思っております。

記者:ごめんなさいちょっと分からない。それぞれのはなかなか難しいっていうことなんですけども、先ほども53分、どんどんどんどんなくなっていっちゃうっていう話をして、これがあるっていう、こんだけたくさん出てるってことで、どんどん新しく、どういうふうに捉えたらいいのかって言うのは、科学的な話は。

東電:どういう状況検出される核種、放射性核種ですけれども、核分裂で直接生成した放射性元素を検出した可能性と、あとは核分裂で最初にできた元素これが崩壊して、新たに●●に出来上がってくる元素、これを検出してると、そういう可能性もございます。それと含めまして、評価させていただきたいと思っています。例えば今お話に出ましたヨウ素、例えば、134、半減期53分のものですけれども、この場合核分裂で直接生成した場合、それからあるいは核分裂で直接生成した●●別な核種が崩壊することによって、核分裂の後に出来ていくと、そういう可能性もあると思っています。その辺りも含めまして、●●させていただきたいと思っています。

記者:新しく出てた、ということで●●ヨウ素134ですけれども、どんどん供給されないのであれば、しばらく様子を見ておいたら、多分急速に減っていくのでしょうけれども、水を抜いたこの現場の線量が多いわけなので、そこで疑問なんですが、このサンプル採りに行った時の、方の線量計は、相当上がってると思われるんですが、これどうだった。

東電:ちょっと再度確認させてください。まずそれから先ほど具体的に●●と申しましたけれども、それぞれの核種につきましても、例えばヨウ素134番、●●とこも含めて、再度精査が必要だと考えておりますので、そういった点も含めまして、確認させてください。

記者:違うかもしれないっていう可能性あるんですか。

東電:他の核種のヨウ素134として認識するエネルギーの●●ですね、別な放射性核種があって、それを134だと認識して測定をしてるってそういう可能性もありますので、そこは、例えば53分ですので、少し時間をおいて測ってみれば、ちゃんと減ってるかと、そういうことを確かめればわかるんじゃないかと思いますが、ヨウ素●●。

記者:すみません。関連していいですか。

東電:●●。

記者:共同通信の●●と申しますが、いつも線量測定するときにですね、●●。今回も同じなんですか。どのくらいの。●●。

東電:資料の4と合わせてですね、●●。具体的に何秒で測ったかっていうのは●●。お知らせを。

記者:2号機がどのくらいかってのは●●。もし今までのように1000秒だとすると、多分1シーベルトを超えるのであれば、1000秒そこにいたら、250ミリシーベルト超えちゃうと思うんですけども。

そういうことはないんですか。