東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月28日11時53分から78分間)

東電:では座りまして、お話させていただきます。お手元の資料に基づきまして事実を●●。その前にお時間なくなってしまいまして、昨日は福島第一の2号機のタービン建屋の地下1階のたまり水の測定結果につきまして、誤りがあったということで、大変お騒がせし、また、皆様を混乱させてしまいましたこと、申し訳ございませんでした。改めましてお詫び申し上げます。今後は、同様のことがないように私共しっかり再発防止対策努めて参るということにしてますので、何卒よろしくお願いいたします。また今回のことを受けまして、これまでお知らせをしてきました海水、空気中の放射性物質の検出結果、1から4号機のタービン、タービン建屋の地下1階に溜まりました水の測定結果、こちらに関しましても再確認を今行わせていただいている状況です。現在再確認の作業を鋭意進めてる最中でございますけども、測定結果に誤りがあった場合には、改めて、訂正さしていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。それでは、本日のご説明に移らさせていただきたいと思います。お手元にあるプラントの状況とそれから空気中、大気中の放射性物質の測定結果について、これは空気中のものが第7報、それから大気中のもの関しては第8報ということで、お配りさせていただいております。まず今日はこちらの報からご説明をさせていただきたいと思います。では少し別の担当に関してご返答お願いさせていただきます。

東電:それでは空気中の放射性物質の核種分析の結果についてまずご報告します。第7報でございます。3月27日、福島第一と福島第二の敷地内で、採取した空気中の●●濃度の核種分析の結果が別紙のとおりでございます。まず、1枚目をめくっていただきますと、こちらが3月27日採取分の福島第一の空気中結果でございます。検出されている核種はヨウ素131、ヨウ素132、セシウム134、セシウム137、粒子状がヨウ素131、セシウム134、セシウム137。その他の核種としまして、テルルの129、テルルの199N、テルルの132、という核種が検出されています。空気中の濃度変動に対する割合でございますが、そちらにありますように最大で●●ヨウ素131が0.45という結果でございます。続きまして次のページにありますが、次のページは福島第二の、参考程度に福島第二の方を測っていますが、福島第二の午前と午後の結果でございます。左が●●×7●●①というのが午前中の結果、●●の②というのが午後の結果でございます。まず、午前中の結果でございますが、検出されている核種は先ほどと同様にヨウ素131、ヨウ素132、セシウム134、セシウム137、それから粒子状でございますが、ヨウ素131、ヨウ素132、セシウム134、セシウム137、その他の核種としまして、テルルの129、テルルの129N、テルルの132、空気中の濃度変化に対する割合としましては、最大が揮発性のヨウ素131で0.3倍、となっております。それから27日の採取分でございますが、②の方でございますが、こちらはヨウ素131が検出されている、それから後ろの方はヨウ素131、ヨウ素132、セシウム134、これらの核種は先ほど午前中のだと、●●分子となっておりまして、最大は空気中のヨウ素131の倍率●●となってございます。以上の結果をグラフにしましたものが、次のページでございます。と次のページは福島第一の核種分析結果を3月22日以降のデーターをまとめたものでございます。3月●●日のデーターは以前のデーターとほぼ同じ値を示しています。それから次のページが福島第二の核種分析結果でございます。こちらも3月●●日に採取した2つのプラントにつきましては、ほぼ同じ傾向ということでございます。空気中の放射性物資濃度等は以上でございます。引き続きまして、海水の放射性物質濃度の検出の方でございます。第8報でございます。こちらも3月27日、福島第一と福島第二で検出されました放射性物質の核種の分析をいたします。まず1枚めくっていただきますが、こちらは3月21日の午前中です8時50分で、福島第一の北側の放水口で測定した結果でございます。検出されている核種はヨウ素131、セシウム134、セシウム136、セシウム137、バリウム●●、●●、でございます。資料の主要濃度はそちらに①というところでお示ししてございますが、濃度限度との倍率で1番高いのがヨウ素131で202.5倍というふうになっております。同じく次のページでございますが、この3月●●日午後14時5分に採ったサンプルの測定結果でございます。検出されている核種は、先ほどと同じヨウ素131、セシウム134、セシウム136、セシウム137、バリウム140番から●●です。このデータの資料本文なりますが、ヨウ素131の4.6の●●ということでこちらは倍率が1110倍というふうに上昇しております。それから次のページでございますが、こちらは同日8時半の南側の放水口付近の測定結果でございます。測定されております核種はヨウ素131、ヨウ素132、セシウム●●、セシウム136、セシウム137、バリウム140が●●、でございます。最大倍率につきましてはヨウ素131で275倍となっております。それから同日午後●●。こちらも今申しました検出核種とほぼ同じ核種が検出されておりまして、ヨウ素131、ヨウ素132、セシウム134、セシウム136、セシウム137、バリウム140から149でございます。最大の試料濃度は、ヨウ素131の1×10の●●。でございまして、倍率は250倍という結果でございます。それから次のページになりますが、こちらは福島第二の北の放水口付近の結果でございます。こちらも検出されてる核種はヨウ素131、ヨウ素132、セシウム134、セシウム136、セシウム137で、試料濃度最大はヨウ素131でございまして倍率は94.5倍。それから次のページでございますが、こちらは福島第二の南側でございまして、こちらの結果は検出されてる核種はヨウ素131、セシウム134、セシウム136、セシウム137で、最大は同じくヨウ素131でございますが、倍率は●●という結果でございます。以上の結果をグラフ化しましたのが、次からのグラフでございます。再世のグラフは、位置による結果でございます。これ見ますと、左側が福島第一南側と、右側に行くほど福島から、第一から遠くなるということだと思いますが、右肩下がりになっておりますので●●、ということがわかります。それから次のページでございますが、先ほどもうしましたように福島第一の北側の放水口でございますが、昨日の午後のデーターで1150倍という結果が出ております。北側につきましては、上昇が見られております。それから次のページが南側の放水口の結果でございます。こちらは昨日午前午後の値につきましては、前日のデーター、前々日のデーターより●●ます。続きまして次の福島第二の北側の放水口のデーターでございます。こちらもヨウ素131とセシウム●●が上昇してます。それから最後でございますが、グラフの●●左側でございますが、ほぼ●●と同じデータでございます。以上で空気中と海水の放射線物質の濃度の●●。

東電:ちょっと1点ですね、お配りしました資料に申し訳ございません誤りがございまして、海水からの放射性物資の検出について第8報ですね、今御説明後の方でしたもの書類でございます。1枚目の、一番上のグラフになってた、1枚目なんですが、海水放射能度ということで●●と思います。ここの一番右側のグラフなですが、第二の内容含む部分、日付がちょっと誤りでございます。平成23年3月26日の8時45分と書いてありますが、これは3月27、27の誤りでございます。申し訳ございません。大変申し訳ございませんでした。それでは、この件に関しましてのご質問頂きたいと思います。大変恐縮ですが、挙手の上、お名前いただいて、よろしく願いします。じゃあ後ろの方どうぞ。

記者:●●。

東電:考えられる理由は、幾つかあると思いまいますが、今回の南側のデーターが●●ということがあります。データーが上昇しているということでございますので、南側が北側に何らかの●●が変わったという可能性もありますし、海流と言いますか、その流れが変わって、南側から北側に行ったというような可能性があると思います。

記者:●●。

東電:北側とってるのは1点だけでございまして、これだけで評価しています。

記者:●●。

東電:いずれにしましても南、事実としましては南が下がって、北が上がったという事実でございますので、どういう形で淀んでるというのか、あるいは雨があるのかっていうのはそこまではまだわかんない状態のようでございます。

東電:申し訳ございません。ちょっと1点ですね、計画停電の関係でお知らせがございます。途中でごめんない。計画停電なんですが、本日9時20分から停電させていただいておりました第2グループですが、11時11分にエリアで再開しております。11時11分に停電終了しておりますのでお知らせいたします。すみません。途中途切れまして申し訳ございませんでした。ではご質問どうぞ。

記者:This company has●● many mistakes. ●●priority is very simply showed for any expert. Why should anyone have failed ,but this company gets a job done without help?

記者:今回の事態について、いろいろな●●ミステイクをですね、ミスを本社としてはされてるとは思うんですけども、それによって大きな信頼をですね、失っていると思いますが、なんだかって仕事をしていただけるのはないんです。

東電:はい、今回の関係に関しましてはですね、皆さまにご心配、ご迷惑をおかけしまして、大変申し訳なく思って居ります。私どもとしましては、とにかくまず今、まず最優先しますはこういった事態をですね、●●注力してですね、進めてまいりたいと思います。同時にこういった形で少しでも早く正確に皆様に情報をお伝えして、いきたいというふうに思っておりまが、その過程でも何回かですね、誤りがあったこともまたあると思います。大変申し訳なく思っております。先ほどもお話をいたしましたけども、再発防止策ということで二度と同じことをしないようにですね、さらに徹底してまいりたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

記者:This is very important work●●see outside help.

東電:非常にこれは重要な問題あるんですけども、外からの支援っていうのは実際に仰いでいるんですか。

東電:さっきもありましたように、まず私ども全力でさせていただいている中で、色々な方々がバックアップと言いましょうか、協力、支援をいただいております。国の皆様ですとか、消防の方々、関連企業の方々、多くの方々のご協力をいただいて、今、させていただいているという状況でございます。ご理解いただければと思います。すみません。

記者:時事通信のマツダです。この●●ですね、北側放水ポンプの比較をすると、こっちが上がってるんですか。そう考えると要するにそう言った1から4号機に対して●●そういうことで●●というのは拡散してると考えた方がいいと。

東電:はい、その可能性はあると思います。福島第二の北側が上がっている、第一の南側が下がってる第一の北側が上がっているということで、拡散している可能性はあると思います。

東電:その他いかがでしょうか。

記者:濃度はわかったんですが、枝野官房長官がメルトダウンするというお話をされて当面のメルトダウンの可能性、するかどうかわかりますか。

東電:毎回同じ●●で恐縮なんですが、現状として私どもはそういった状況は確認●●。

記者:あくまで可能性です。確認してるかどうかじゃなくて、●●出てるわけですよ。

東電:可能性という点で申しますと、まず2号機の燃料の冷却の状態、これが一時期厳しかった、これはこれまでも2号機以外の号機も含めまして減衰する水位の、水位の推移ですか、と説明差し上げてますけれども、特に2号機につきましては原子炉水位が非常に低い状態になったということはこれは認識しております。従いまして燃料の冷却の状態に関しても、その期間は非常に厳しい状態だったということを認識しているところです。

記者:損傷があった、メルトダウン。

東電:1000ミリシーベルト、これは空間線量率の話だと思いますけれども、タービン建屋で確認されました水の放射線濃度は非常に高い濃度でした。そういう点で原子炉の中からこれは燃料の損傷破損に伴う、それによって発生する核分裂生成生物が出てきているという可能性を認識しております。あと、今の検出された線量率との兼ね合いで、メルトダウンの可能性というのは直接ここから判断できるかどうかはちょっとはっきりしないかと思っています。ただし、燃料の冷却が非常に厳しい状態にあった時期があること、それから燃料の破損、これが原子炉内で燃料が破損し、その結果、原子炉内に放出された核分裂生成物と推定されるものがタービン建屋の方まで出てきているということはこれ状況として確認してます。

東電:はい、ありがとうございます。

記者:たまり水の排水の状況を教えていただけますか。

東電:それはですね、北のこの放射線の関係の話を、部署の関係でお話をさせていただきまして、また人が説明者、改めましてご質問お受けしたいと思います。ということで、一旦この説明をさせていただきました、排水とダストに関係するですね、説明に関しまして、ご質問されますような時間がやってるとは思いますが、もしよろしければ、またすぐ、この後ですね、説明者変わりましてご説明させていただきたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。

記者:何点かあるんですけど、調べている中でですね、プルトニウムはちょっと●●。

東電:アルファ核種という、プルトニウムはアルファ核種ということで、今現状のこの報告する中にはございませんが、こちらの方も計測するということで、今計測中でございます。数日中にお知らせができるんじゃないかというふうに思います。

記者:これまでも実際に計測はしていたんですか。まだデータ揃ってない。

東電:●●はこのアルファ核種ですね●●。

記者:すみません。この5、6号機の放水口の測定位置っていうのは、●●ということで泥くらい離れてるんですか。

東電:すみません。ちょっとこのへん地図を持ってきておりませんが、改めまして確認してお知らせをいたします。

記者:放水口から、出てるってことは実際にありえない。

東電:可能性はゼロじゃないと思います。何らかの水がですね、注水作業が行われてますので、それが流れ出たというんですけども。

東電:はい、どうそ。

記者:●●。

東電:現状ですね、放出っていうのは、●●。

東電:そうですね、今しがたゼロと申しましたのは、これは、原子力発電所の運転に伴いまして放水される量が、いま運転も行ってませんし、あと海水による冷却系も稼働してない状態ですので、そちらゼロということ申し上げています。ただし、運転に伴うような海水系は止まっておりますのでゼロなんですけども、実際にお示ししてますような放射性核種が放出されているというところです。を認識しております。じゃあ今放出されている検出されている核種、これはヨウ素セシウム等が中心ですので、いわゆる核分裂、燃料の核分裂に起因して発生するものだと推定しておりますけれども、これが具体的にどのような経路をたどって放出されてるかにつきましては今、具体的な経路が把握できていない状態です。

東電:2点目のご質問はですね、見直しを行っているところでございますけれど、今あるもの以外ちょっと連絡が来ておりませんので、現状ここで申し上げますっていうのはございません。現状として、洗い出している作業ではございます。すみません。ちょっとこの場でなんとも申し上げられないんですけど、できるだけ早くお指名できるようにと思って作業してます。

記者:すみません。もしかしたら次の方で聞いた方がいいのかもしれませんけども、メルトダウンに関連して、安全な計量機器は●●とか、制御棒とか入れるようなところが弱ってここから●●。

東電:それでは一旦、こちらに関しましては、よろしいでしょうか。ちょっとメンバーを入れ替わらせていただきますので、宜しくお願いいたします。少々お願いいたします。

東電:じゃあその間利用して1個だけですけれども、圧力容器底部から漏れてる可能性ということご指摘ありましたけれども、ちょっと今、直接的な答えができるわけではございませんけれども、多分この次の方のご紹介の中でお示しするプラント状況のデータの中で、圧力容器周辺の温度を測定しています。その中で2号機のRPVボトム温度というパラメーターがございますけれども、こちら2号機の圧力容器底部の温度です。こちらにつきましてはいわゆる全体として低下傾向になっておりまして、本日朝6時時点でのRPVボトム温度、これって圧力容器底部の温度ですけれどもこちらが81.5度ということで低下傾向にあり、何かこちらを通じてというところが直接把握できてる、確認できてる状態ではございません。

東電:それではメンバー変わりまして、作業等につきましてのご説明に入らせていただきます。詳しい資料は本日の東京電力の●●3月28日午前9時現在の資料をお配りしてます。ただこれ昨日●●内容に特段変更はございません。2ページ目では2号機におきまして、総合本部から、●●より淡水注入の●●ことを、●●。それから、今いっていただきまして、こちらの方は4号機でございますが、昨日は午後4時55分からコンクリートポンプ車による放水を開始し、午後7時25分に終了しました。という体裁の資料をお持ちいたしましたが、こちらに関しましては昨夜ご説明をさせていただいた状況でございます。それではですね作業等に関しましてのご質問お受けさせていただきたいと思います。これについて挙手の上、ご質問頂けたらと思います。

記者:●●先ほどの昨日のデータ、たまり水の排水ポンプがどうかっていうのと、メルトダウンの場合に、圧力容器の制御棒の底部から出てる可能性がある、この2つの質問について先にお答え。

東電:今たまり水のお話でございました、これにつきましてご報告いたします。現在1号機の地下にたまっている水につきましては、ポンプ3台、3台と言うか3ケースと言う形で合計6台になるんですが、3台で輸送しまして、その受けたものをもう1回同じようにポンプで復水器に●●が、ですので形状としては3本の流れがございまして、1つ当たりが約1トン、それが3ケースで役18トンていうような●●ます。排水の状況につきましては、計測ポイントの●●ですね、ここの減り具合ってのが確認している状況ですが、現在減り具合につきましては、まだ確認するという報告を受けたばかりですので、まだ情報としては全くないという状況であります。2号機につきましては、復水器内はですね、水がかなり溜まっているということで、そちら輸送作業を実施したのちに復水器側へ地下にたまっている水をですね、移送する作業を行うということで現在、復水器内の水の輸送につきまして、調整を行っているところでございます。3号につきましても同様で、2号機のようにだいぶ水が溜まっているという状況ですのでこちらにつきましても、2号と同様に移送したのちに、地下にたまっている水を復水器に移すという作業を現在準備しているところでございます。

東電:すみません。さきほど話がありました2号機圧力容器下部からの漏えいの可能性についてですけども、こちらも具体的な判断材料が乏しい中ではありますけれども、私ども把握しているデータとしましては、お配りしていますデータの中の、圧力容器の周辺温度なんですけれども、ことらで2号機RPVボトム温度というパラメーター、これ圧力容器下部の温度でございます。温度確認されましたのが3月20日の22時以降になりますので、いわゆる2号機の燃料の冷却が厳しい状態にあった3月14日からは1週間以上後なんですけれども、3月20日以降の地点につきましては特に2号機の圧力容器下部の温度、比較的それほど高くない温度で推移していて、だいたい120度以下、本日午前6時では約81度というところで推移しておりまして、特にこの温度からは少なくても3月20日以降の状態において2号機の圧力容器下部が非常に厳しい状況にあるということは確認しておりません。ただし、これ以上の具体的な情報を今持ち合わせておりませんでして、いわゆる圧力容器の中で起きた核分裂の生成物がどのような経路で外に漏れ出してきているのかということにつきましては、これを具体的にそれなりの角度を持って推定する材料を今十分持ち合わせていないというところでございます。

記者:2号機●●午後6時31分ポンプの切り替えやってるんですけど、そっから原子炉の水位がずいぶん下がってるんですけど、●●。

東電:はい、2号機の方の状況でございますけれども、おっしゃる通りポンプを切り替えました。それでですね、ポンプを切り替える前ですね60リットルパーミニッツぐら●●状態ですけども、だんだんにですね、容量減らしまして現在ですね、0時10分まで●●117リットルパーミニッツ、半分ぐらいですね、これはですね、だいたい70メートルあたりになるかと思うんですが、今のですね、●●で、水が●●なる量がですね、だいたいそのくらいというふうに計算していまして、それぐらいですね、入れた水がほぼ同量の容器になっていると、その少し様子を見て徐々にですね、今水位が若干●●ていて、なるべく水を入れないで現状の状態を維持したいという考えで理解してます。これで●●なるべく水を減らしていくということを今考えてまいります。ただ、若干パラメータがこの後少し振れると思いますけど、随時調整をしてなるべく少ない水で安定させていうことを●●という状況であります。

東電:はい、どうぞ。

記者:読売新聞社のツジですが、たまり水の関係で、2号機と3号機は復水器から貯蔵タンクの方へ移ってしまって貯蔵タンクの方は、どれくらい空きがあるんですか。

東電:貯蔵タンクにつきましては現在確認しておりますので、まだ確認できて、データが私のところに来てませんので、確認できましたらまた、連絡したいと思います。

記者:移すときはタンクとかでなくてポンプで。

東電:そうですね、ポンプを使って移すことになりますが、仮設をですね、1つ1つとなるかと思います。仮設のルートにつきましても今確認しておりますので、こちらも確定次第ご連絡したいと思います。

記者:●●。捨てに行かなかったのは、捨てちゃったらどうか。●●。

東電:まずですね、復水棟のタンクでございますけれども、もう一度確認させていただきたいと思いますが、約2500トンほどだったかと思います。それから復水器の中に入っている水ですけれども、腹水ですので比較的線量が低いものではございますが、やはりタンク内で発生している水ですのでそのまま系外に放出するということはできませんので、一旦溜め込んで、しっかりしたる処置をしたのちにという形になるかと思います。

記者:腹水上のタンクは管理区域外にあるんですか。

東電:管理区域外ではなくてですね、外にタンクがございますが、タンク自体は遮蔽構造を持ったタンクでありまして、しっかり管理されているものです。

東電:●●本日データ確認いたしましてですね、1号機の復水棟のタンクがですね、約1800立米、それから2号機が2300です。3号機の方につきまして2500でございます。

東電:はい、どうぞ。

記者:●●。

東電:これ●●でございます。

記者:●●。

東電:通常のですね、運転中の水と同じ性状とは聞いておりますけれど、性状等について情報きておりませんので確認させていただければと思います。

記者:●●。

東電:基本的に経路だとは思いますけど、そちらについても合わせて確認させてください。

記者:すみません。

東電:はい、どうぞ。

記者:出てる●●、2号機は相当な、2号機の地下のたまり水は相当高いというか、●●取り上げるっていう作業は具体的にどのようにやるのかっていうのと、それから●●。

東電:2号機の方法につきまして現在は最終確認をしている途中ではございますが、だいたい1号機のやり方になりますと、●●ポンプを使いまして、復水器の水を直接は●●があるようですので一旦受けて、そこの受けたところから●●と、いうようなことをやっています。2号機につきましても同様の方法で送るのではないかと考えておりますが、ポンプの設置の仕方とかですね、人が常時いるわけではなくて、この状態を推定しましてですね、定時コントロールのような形で、移送がしっかり行われていることを確認しながら●●と思います。でありますので高線量領域に長時間●●とはならないと思います。

記者:すみません。

東電:はい、どうぞ。

記者:毎日、先ほど2号機の圧力容器のことで、●●まだ厳しくない数字だとおっしゃいましたけど、厳しい数字っていうのは、だいたいどれくらいになれば厳しい数字になるんですか。

東電:厳しくないと申しましたのは、非常に高温の状態ではないというところでございます。若干補足いたしますと、先ほどそのご質問のいわゆる2号機の圧力容器の下部から漏洩している可能性についてのご質問だったかと思います。ただ現状、私ども特定できてないんですけれども、今申しましたような温度のパラメーター等も踏まえまして、どこから漏洩してるかはっきり特定してない状態です。ただし、可能性として特に2号機圧力容器下部から漏洩の可能性がそれ以外の可能性と比べて高いということを推定できるような材料を今持ち合わせていないというところでございます。

記者:危険●●となる●●っていうのはだいたいどれくらいになるんでしょうか。

東電:具体的に何度を超えたら危険かどうかとあるいは、2号機圧力容器の下部に溶融した燃料が到達してるかという話はあるかと思いますけれども、少なくても100度前後、100度以下の温度ではなかろうというふうには想定しています。

東電:どうぞ。

記者:2点あるんですけど、●●。1号機から4号機までに、要は増えていない、●●状態じゃないっていうのを●●。

東電:容量が増えているという情報は入っておりません。その方法は詳細確認してないものですから正しい●●がわかったらまた●●と思います。

記者:もう1点、●●2号機の場合、バランスをとって冷やさないよう●●水になって出てきてしまうことを恐れていて、外に水が漏れ出るリスクを避けようというお考えなのかどうか、これはどうでしょうか。

東電:その通りです。なるべく外に出て行かないようにしたいと、ですので今、2号機の様子で、今後1号機3号機もポンプを変えて、同じことやってみますけど、1号機は温度が上がってきていて、ちょっとどこまで避けられるかわかりませんけれども、ポンプが、圧力とかを見ながらですね、なるべく低い水で、少ない水で●●した状態をキープということを。

記者:結局、●●マイナスになっちゃうという訳ですけども、●●とも晒されてる状態が続いたてたということは●●損傷のリスクっていう話から要するにもう壊れちゃってもいいや的な、どういう風にとらえて、先ほど水位を安定させるっていうお考えなんでしょうか。

東電:水位はあまり下げたくないということですけども、今の状態で温度的にはですね、RPVの温度ですね、1号機は若干今上がり気味で●●部分で270度ぐらいですか、上がってきているんですけど、それぐらいならですね、●●上昇はしてないですし、大きな原子炉の燃料の●●は、減るのがこれで●●、同じ少し損傷は進んでるという風には思えないので、●●としてはですね、1日でも●●。

記者:すみません。たまり水の関係なんですが、それぞれどのくらい溜まってると見られるんですか。推定はどう●●。

東電:朝までは確認しているんですが、一時的にどうというのがまだできてない状況です。

記者:●●改めて整理●●、それぞれ何号機なのかという。

東電:すみません。お待たせしました申し訳ございません。水たまりの深さですね、1号機に関しましては最大で400ミリ、40センチですね。2号機に関しましては、最大で約1000ミリ、1メーターです。それから3号機に関しましては、少々幅がございまして、約200ミリから1500ミリ、20センチから1.5メーターということです。そして4号機に関しましては、約800ミリということでございます。繰り返しなんですけども、見えるとこで深さを測ってるというところをご説明してまして、全体ではどのくらいなのかというのは把握はできてないと。

記者:●●。

東電:これは正確な時間は確認してませんで、すみません。確認をいたします。

記者:●●。

東電:これは最初に発表している時点でございますので。

東電:この関係のご報告をさせていただいてます、この時にこの数字であったと記憶してるんですけど、この確認したかどうかってのはまだわかりませんので。

記者:すみません。水の●●話を聞いてると遠くの排水まで時間がかかるようなんですけれども、そのあたり結局どうする。

東電:ちょっと申し訳ありません途中という段階でございまして、●●お話するような段階ではない。

記者:じゃあどっか出すにしてもそのための仮設ポンプつけないといけないわけで、そこにまた人が行って設置しなきゃいけないわけで、高い線量の中で出来る作業限られてるでしょうし、相当時間かかると考えていいんでしょうか。

東電:それも含めましてですね、まだ検討中ということでございますので、申し訳ございません。

東電:はい、どうぞ。

記者:どっかに移すとして、復水ポンプが付いたら、●●、持っていける場所ってなかなかないんじゃないですか。と思うんですが。

東電:プラントに一番近くて移送ができそうなところは復水貯蔵タンクになろうかと思います。あと他に何かあるかというとですね、サイト内にありますのが、●●タンクこれがございまして、それからちょっと共同の設備がわがございますので、ちょっと距離がございます。そういうところを踏まえて一番近いところというのが●●ですので、まさにそちらを検討している、そういう状況だと思います。

記者:他あると思うんです。

東電:他のタンクにありますと、例えば空いているですね、プラントの同じ復水貯蔵タンクですとか、そういう融通をすることも考えられますが、今●●容量につきましてはですね、確定しておりまして、送り先等についてもそれも合わせて●●状況でございます。

記者:復水器からの大きな送水先は●●。

東電:既存だけでなくてですね、既存の配管に、つなぎこむか、または運んで●●含めて今検討している状態でありますので、まだルートについては明確なお答えはできないという状況でございます。

記者:復水貯蔵タンクは、場所はどこにある。

東電:復水貯蔵タンクはですね、プラントのすぐ脇、各号機ごとにございまして、1号から4号に関しましてはタービン建屋の前だったと思います。大体ですね、図で示しますと、このタービン建屋1、2、3、4並んでいるんですが、ここの海側にですね、それぞれ1つずつ●●ございます。

記者:すみません。水位の件なんですけども、●●大きく●●が分かれていて●●、ちょっとこの1と4いただいた数字だと多分その高い方の水位も含めちゃって最大値というふうにおっしゃって、いまいち具体的にみなさんが本当にやらなきゃいけない部分の水位のずれる、さっきの●●部分の水位の高さどうしてわかるそこでももし、今調べていただいて実際みなさんが実際に対処しようとしているエリアにある水位っていうのはどれぐらいのもんなのかってちょっと教えていただけますか。

東電:はい、●●。

記者:すみません。先ほど炉内の注水量の話があったんですけど、その中で1号機なんですけども、こないだからですね、いわゆる格納容器内のオーバーブローっていう話がちょこっと出てたと思うんですが、これ炉内のですね、トレンド見てますと給水部分とボトムのところなんですが、24日ぐらいの18時を境にですね、45度ぐらいのさがったんですが、80度のかみなり、今現在だとボトムとトップとの差が100度くらいまで開いてきてるんですけども、この状況はどのように説明出来ると思いますか。いわゆるオーバーブローして下に溜まり始めてるとかそういう現象ももうありうると考えてるんですか。もともとはこれ温度計ちゃんと出てたと思うんですよ。

東電:ちょっとまだすぐ、1号機はですね、20日、21日ぐらいから温度が上がりだしていて、最初●●注入を給水やり替えて●●とったものによって、●●考えていて、●●だったんですね、25日ぐらいになって●●いうことで●●いうことでございまして、そのあとは若干今度はまた●●いうことでございます。で、ちょっとこのデーターからですね、水がボトムの方まで来ているかっていうのは、ちょっと整理させていただきますが、一概に言えないのだなと思いますけれども。

記者:この数字がどういうことを意味するのか、なんでこのボトムとトップで100度も差が出てきてるのかっていうところを、ちょっと説明していただける、してください。

東電:はい、わかりました。

東電:はい、どうぞ。

記者:ちょっと前の関連で、水を放水するのは電気系統でよろしいですか。1メートルとか1.5メートルとかたかさのある水を全て排水する。

東電:まずはですね、作業する意義がありますので、ポンプ等設置する意味ありますけれども、●●結構数値が高いところですね,逆に●●そちらにつきましては、排水してもですね、●●ゆか濡れてしまってるので、多分使えないだろうということになろうかと思います。最終的にはそちら●●が、現在はそういう可能性含むものに対してはですね、後回しというかの後回しという形になっていて、使えるものそれから必要の●●いうことを今現在考えていますので、あとは●●優先するところは機械設置、●●やりたいと。

東電:はい、どうぞ。

記者:たまり水で、4号機の排水はしてるんですか。

東電:4号機につきましてはですね、タービン建屋にかなりの海水が入り込んでいるということで、ただ線量に関しましては1、2、3と比べて非常に低いと、通常の運転状態と変わらないという状況でございますので、これにつきましても排水がどこに出すかということも踏まえて、今検討中でございます。ただ、1、2、3に比べて量が多いということですので、現在排出先を検討中でございます。

記者:ここの復水●●。

東電:現在ですね、水没っていうか高い状態で、ほぼ全エリアが水没の状態なので、近づけていない状況です。確認ができていない状況です。

記者:NHKのハナダといいます。使用済みプールの冷却関係なんで、昨日の段階で、2、3、4の冷却系使ってたり、放水とかで冷却して、淡水に切り替えるってお話ありましたけれども、保安院の方で29日●●、その予定改めて確認させてください。

東電:燃料プール側のですね、淡水の切り替えにつきましては、現在進めているところでございます。それでですね、2号につきましては、配管使って直接プールに注入するとしております。それから3号4号についても、配管の敷設まではしてですね、そこから注入を試みておりますけれども、それと合わせてコンクリートたてポンプ、●●こちらの淡水の切り替え作業を今進めているところなんですが、現在ですね、原子炉がわ、こちらの作業が少し遅れておりまして、電源ですね、電源を使ったポンプに切り替えを行うところをやっていまして、昨日2号機のポンプの切り替えを終了いたしましたけれど、1号機3号機についてまだ終わっていない状況でして、本日はですね、こちらの2号機、すみません。本日はですね3号機の電源●●ポンプに切り替えると、この次に1号機も切り替える予定なんですが、ちょっと本日中に全部切り替えられるのかちょっと微妙な状況でございます。これと合わせて同じエリアで作業をしてまして、こちらもですね、注水等の作業を冷凍している状況なので、まずは原子炉側の注水を優先して作業進めている状況でございます。この関係から若干工程の見直しがありまして、継続して作業を進めておるんですがちょっと時間がかかりそうだっていうことで、少なくても明日以降という形になりそうだいうことです。それと(00:54:08)はですね、●●。

記者:3号と4号の放水も今日は、これは明日淡水でやるって。

東電:3号4号の水源につきましては、淡水が今切り替えをするということで、本日作業を進めるような形です。ちょっとその辺が淡水に切り替わるかというところは時間等につきましては確認をしたいと思いますが、淡水●●に対する水源の●●ということは●●。

東電:放水自体は、今日はしないと。

東電:放水につきましては検討中でございまして本日の放水につきましては、時間等については確認を必要だと思います。

東電:はい、どうぞ。

記者:●●現状増えてるという認識ないとのことなんですが、●●要は減ってるという認識もないという感じなんですかね。目に見えて減ってるとかですね、もう24時間ぐらい回ってるので、少しくらい変化、目に見えてないかなと思うんですが。

東電:●●につきましてはですね、変化を確認するということで、今まで●●いなかったようです。それについて、先週確認を●●そういうのをたててその確認をしているところで、まだ改めて時間があまり経ってないので、まだ変化としては大きな変化は確認できてないと。

記者:24時間回ってるけども目で見て確認できるような変わり方はまだしてないっていうこと。

東電:そこに行っているですね、パトロールに行っている人が同じ人かどうか、確認が必要だと思いますけれども、人によって感覚がちょっと異なってると思いますので、それを明確に示す方法をちょっと準備を仕掛けてる状況でございます。

記者:すみません。3号の●●なんですけれども、復水部分の●●けれども、これはどういう状況ですか今後は。

東電:これは値が●●だったかな、考えられない値を示してて、ちょっとあまり期待せずに●●。

東電:はい、どうぞ。

記者:1点確認なんですが、先ほどおっしゃったことの中で2号機なんですが、2号機の燃料房については破損があって核生成物があることが確認されている。じゃあ外に漏れていた経路はわからない。そういうことでよろしいんですか。

東電:2号機のタービン建屋地下1階で確認されました水に含まれてる放射性物質、こちらは核分裂で生成する物質が出てくる、検出されています。従いまして、これは原子炉の中の燃料に損傷破損が生じて、それが漏れているのだろうということを推定しております。

記者:メルトダウンであるっていう可能性が否定しないっていう。

東電:原子炉の中の燃料の冷却、これが非常に厳しい状態、一時期あったということはこれは原子炉水位などの傾向から確認しております。

記者:その他では燃料房の破損については確認して。

東電:非常に高い放射性物質の濃度を示す水が確認されているというようは、これは1号機2号機3号機それぞれのタービン建屋地下1階で確認されています。で一方、原子炉の中の燃料の冷却が一時期厳しい状態にあったという状況もこれも1号3号で確認されております。あと、1号機3号機につきましては、これはいわゆる水素爆発と推定される爆発が発生していまして、その水素の発生源っていうのがこれは燃料の被覆間の温度が上昇して被覆管の破損、とともに被覆管の強度が非常に脆くなった状態となることと合わせて、推測していたという状況ですので、やはり、1号機3号機につきましても、燃料の破損があったという可能性を推定しています。

記者:すみません。もう一度確認なんですが、原子力安全委員会とか●●の方では、溶融っていう言葉が使い始めてる。そうすると、燃料のペレットは●●とけ出すところまで言ってるっていう見解になってきてるんですけど、東電さんとしてはそうではないという考えなんでしょうか。

東電:そうであるそうでないと具体的に判断、断定するだけの材料というものがあるというものではございませんでして、そのあたりはまた原子力安全委員会等々の現状の結果を踏まえて、改めて検討させていただきたいと思っています。

記者:すみません。たまり水関係で、次に核種分析をするのはいつなんでしょうか。改めてないんでしょうか。

東電:すみません。ちょっとまだ具体的ないろいろと確認しないと思いますので。

記者:やるんですか。

東電:ちょっとそこ確認いたします。すみません。その辺確認しないで。

記者:すみません。今日の作業人員教えていただきたいんですが。

東電:構内に入った人間ですね。

記者:はい。

東電:少々お待ち下さい。

東電:本日はですね、朝6時半現在ですけども、作業員、入構者の方の数は、445人ということでございます。445人。6時半時点での数字です。

記者:内訳も教えてください。

東電:すみません。特に内訳というような、お示しできないかと思うんですが、全体で445人ということです。

記者:東電さんからどれくらい。

東電:すみません。ちょっと内訳は確認をさせていただきます。申し訳ございません。

記者:すみません。今の関連でお願いなんですけれども、もしできれば●●、作業人員の●●は何人だったっていうのを入れていただければ幸いでございます。●●皆さんも同じであると思います。

東電:はい、ちょっとお示しできるように考えていきます。ありがとうございます。

記者:すみません。それからもう1点、しつこく確認で申し訳ないんですが、枝野長官はですね、会見で●●関して一部溶融した燃料に腐食した格納容器内の●●が流出している、流れ出ている可能性があると言うふうに●●、それがちょっとどういう意味合いなのかっていうのが多少悩ましいところがあって、ます確認したいのが、これ多分燃料がはみ出てきたとかそういうふうな受け取りではないということでいいですよね。

東電:溶融したという発言とそれご発言と、それから後水が燃料に接触したというご発言。

記者:格納容器内なんですけれど。

東電:格納容器内ですか。

記者:そういうふうに言っているのでちょっとそこが、圧力容器の水と接触してて、が、格納容器に出てきたっていうふうな理解だと思うんですが、その理解でいいのかということ。

東電:ちょっと具体的な内容のご発言につきましては確認させてください。ただし、私の受け止め方なんで恐縮なんですけど、まず燃料の溶融の可能性につきましては先ほど具体的な判断の材料、断定をするところまでの材料を持ちわせていないということを申し上げました。あと、水の接触につきましても、直接接触するのはやはり燃料が収められてた圧力容器の中だと理解しています。じゃあ燃料が溶融して燃料自体が格納容器まで出て行ったというような、そういう可能性を推定させるような情報を私ども持ち合わせておりません。

記者:そうすると合理的に考えて、材料はないけれども、燃料が一部破損した燃料が圧力容器の水と接して、その圧力容器の水が何らかの、経路はわからないけれども、何らかの形が格納容器まで出てきてというふうに考えることは、一番合理的ですか。

東電:燃料そのものと言いますか、燃料そのもの、もともと燃料のペレットの中に核分裂の生成物は相当量収められています。そのペレットの中の核分裂生成物がとどこまで出てきたかという話、これはあるかもしれませんけども、少なくとも核分裂生成物が本来圧力容器、燃料の中に止められるべきものが、圧力容器、それかこう経由して、さらには必ず格納容器を経由しないとタービン建屋までは出てまいりませんので、出てきているというふうに推定しています。

東電:先ほどですね、たまり水の測定に関するお話がありました。定期的に行うというものではなくてですね、作業を行うと確定した時点で、また測定しようということで●●。

記者:じゃあ特に今後の予定はないっていう。

東電:そうですね、今の所検討中ということで、作業は確定しておりませんので、作業が確定した段階でわかっているものを発表いたします。

記者:じゃあその水が、継続的に出てきてるものなのか、それとも止まっているものなのか断定する上で、おそらく流水経路はすぐにはわからない。そんな中で、ヨウ素131、比較的半減期が短いものがあるわけですから、それを8日後にやった時の量みれば、他のものが変わって、他のものの濃度が変わってないので、それが半分になっても同じ水だったわかるんですか。そういったものを含めても特にやろうというのはない。

東電:現状としてはそういう予定で定期的にというよりも、確実な値でやろうということになっておりますが、ちょっと状況によって判断が変わってくる場合もあるかと思いますので、まずはちょっと全体の今後に繋ぐ作業を通して検討して測定したいということでございます。

記者:その上で予定されてるのはまだない。

東電:はい、今の所予定がないですね。

記者:今日枝野官房長官が、容器とたまり水の関係で、溶融した燃料●●。念のため確認しておきたいんですけど、その溶融してるっていうか、要するに燃料●●っていうのは14日から15日にかけて厳しい状態になったということであって、今現在、新たに2号機の燃料房が損傷してるとか溶融してるとかっていうことじゃないということ。

東電:はい、炉心の状況につきましては、これはお示ししているデータにもあります通り、プラントのパラメーターは徐々に温度圧力等も低下傾向を示しています。従いまして、今現在燃料を取り巻く環境が特に14日か15日、あるいはそれ以前と比べて厳しい状態ではないと考えています。

記者:すみません。朝日新聞社のカナイですけども、●●、うちの科学部の記者とですね議論になりましたけども、炉の健全性という意味で行けば、これ確実に燃料房かなりの破損をしている状態だってことは、確かですよね。

東電:相当の破損があるということは推定させられる状況だと思います。

記者:これは外に出てきてる核種から見ても確かなことですよね。

東電:核種からはいわゆる破損してる可能性が推定されるものですけれども、じゃあ具体的に破損の量、程度についてなかなか直接確度の高い推定は難しいかと思いますけれども、ただし、燃料が破損している可能性、高い可能性を示唆するものだと考えています。

記者:今の状況中で言ってることを整理すると、燃料房が融解した状態まで行ってるんであれば、もう少し違った現象が出るんだろうけれども、それが出てこないから、いわゆる融解まで行ってないと思ってるのか、どういう状態であると判断したんですか。

東電:判断材料がやはり乏しい状況は続いていると考えています。ここで今出ている材料から推定するに、先ほどちょっとご質問別に伺ったのもありましたけれども、原子炉、圧力容器周りの温度、例えば圧力容器の下部の温度については比較的どのプラントも低下傾向を示していること、それが1つ。あとは原子炉の圧力、それから炉水についても比較的安定した値が計測されているというところ、これらは今の原子炉内の燃料の状況が大きく変わってはいないのではなかろうかということを、いう状況を推定する、示唆する結果ではあるかとは思っています。ただし、燃料の破損、あるいは損傷の状況がどの程度かいうことにつきまして、それを具体的に示すまでのパラメーター、データではなく、具体的にどの程度かということをなかなか判断し辛いところです。ただし。

記者:損傷した燃料は戻ることはないですよね。

東電:はい、ご指摘の通りです。

記者:ただし、圧力容器としては、容器の器としてはまだ健全性があるのかもしれないけれども、じゃあその部分についてる配管その他の部分についての健全性があるかというと、今のこの出てきてる状況から見ると、その自信はないということですよね。

東電:何がしかの経路で、原子炉の中にあった炉水が、その都度格納容器の外に出てきている状況と認識しています。

記者:外に出てきているということは、健全の●●健全ていうよりは、本来の格納容器の役割を果たしてないっていう考え方でよろしいですか。

東電:そこはやはり漏洩してきている量との兼ね合いになるかと思います。

記者:いやいや、量の問題じゃないと思いますけれども。出るか出ないかだと思うんですが、格納容器の保護っていうのは。

東電:いわゆる、容器としての機能が保たれているかどうかという話と、あとそれから容器の例えば貫通等々、の状況はそれぞれあると思います。

記者:●●話するのはどうかと思うですけれども、●●機能とかね、システムとかっていうのは、●●話すべきものであって、そこはこうだからこうって話できないと思うんですが、外に出てる以上は、圧力容器としての機能はある程度破綻してるっていう状況っていうふうに認識、僕らはするんですけども、そういう考えではないんですか東電さんは。

東電:今集中すべきか、じゃあどこからどのようにして漏洩してきているのであろうかということを抑えること把握することが重要だと思っています。そのためにじゃあどういう手立てが取れるかというと、まずは判断材料を充実させること、で、今1号2号3号で実施している、それから検討しているタービン建屋からの、タービン建屋地下からの排水についてもその一環であるというふうに考えています。

東電:先ほど1点ですね、ご質問いただきました入構者の数についてお知らせさせていただきます。ちょっとこちら訂正がございまして、6時半現在で450人。450人というのでございます。内訳としましては、当社社員が381名。協力企業の方が69名ということになってます。381名と協力企業の方々69名合わせました450名の方、6時半現在につきでございます。

記者:燃料破損●●、今以上のどんなデータが必要かっていうことは。

東電:原子炉の中の状態を直接把握するというのが、これがもともと困難を伴うことになります。そこでいわゆる外から推定するということになりますと、これは結局推定をなかなか超えることはできないというところではあると認識しています。パラメーターにつきましても、やはり今確認されてるデーター、温度圧力等々、あとそれから格納容器のガンマ線の線量率等も断続的には計測されていますので、その辺りから破損しているだろうということは推定できますけれども、それを具体的にさらに把握していくということはなかなか難しいとこでございます。

記者:●●。

東電:たとえば、ちょっと別の話申しますけれども、原子炉運転中に燃料の破損が想定された場合、この場合燃料の破損の位置を運転中に推定しようとしますと、これは制御棒操作して、どの制御棒操作した時に燃料からと生まれる核分裂生成物の濃度が上がるかということを推定するというようなことを行って、つまり通常運転中であってもそういう操作を行い、ある程度の破損燃料の位置を推定するというところまでで、具体的に把握するのは、これは原子炉停止して以降ということで、管理を行っています。その点では現状ですと、さらに判断材料が少ないという状況でございますので、なかなか難しいところです。

記者:恐縮ですがそろそろお時間を割いて、●●ということで申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。

記者:今の燃料棒の●●ですけれども、●●中の状態●●スリーマイルという結局7年後までわからなかったんですが、現状まだ福島の場合は温度下がってなくて、待ってる状態で、時々ベントする必要があると思うんですけども、その場合、要は燃料がどの程度損傷してるから、中の状態はこうなっているとベントをするとどれだけのものが出るとかですね、そういうようなデーターっていうのはお示しいただけないんでしょうか。多分ですね可能だと思うんですが、結局もう、●●確認してみたんですけども、避難してる方が、戻ってきたりしてる状況があるんです。じゃあどの状態で全体として大丈夫なのかっていう、そういうのをお聞かせいただけないでしょうか。

東電:今のご指摘につきましても、今後の状況等見据えて、推定想定していく、ことになると思います。状況に応じてですね。

記者:それでどんだけ出るかまだよくわからないってことでよろしいですか。わからないけどとりあえず出す●●。

東電:いわゆる格納容器の、容器としての健全性が全く失われますと、これは大量の放射性物質が放出されるという結果に結びついてしまいます。それを防止するというのが格納容器のベントです。じゃあその際の影響につきましては、その時の判断材料が乏しい状況は乏しい状況なんですけども、その時の状況を踏まえて想定をしていくのかと思います。

記者:すみません。今の件でもう1回だけいいでしょうか。昨日から言ってますけど、今5号機のベントの話をしましたが、ベントするしないじゃなくて、もう既に炉心の水が出てるわけじゃないですか。ですよね。ベントするとかしないとか、ドライベントするとかしないというより、確実に炉心の水が外に出ちゃってる状態で、今更そのベントのことを考えたって意味のない話だし、先ほどから言ってる通り、炉の健全性という意味では、もう完全に炉心の水が外に出ちゃってるという認識は東電さんの方にもあるわけですよね。

東電:完全にかどうか、という話は、これはあるかと思います。ただいずれにしましても、原子炉水、破損した燃料、から出てきてる核分裂生成物も含む放射性濃度が高い水が出てきている状態を認識しています。今、じゃあそれに対してじゃあ何をすべきか、これはどういう経路で漏れ出してきているかどうか、それを把握することが大事かと思っています。今タービン建屋で行っています排水等の作業も、それに資するものであると考えています。もちろん原子炉復旧に向けての作業を行う為という目的もありますけれども、ただ、タービン建屋からの排水の状況、排水を沈着することによって原子炉から漏れ出してきてると推定される炉水の経路についても、それを推定する判断する材料は増えてきているものだというふうには考えています。

記者:なんとでも説明はできるんですけども、今まで東電さんの説明は、五重のブロックがあって、被覆菅から始まって、建屋のところまで、五重のブロックがあって、放射能は出ませんという説明を、できる限り出ませんという話してたわけですよね、ところが今では、その状況が違って、やや漏れたという話ではなくて、これ完全に漏れてる話ですよね。データー的に言えば。じゃあどこから来たんだって話じゃなくて、現実に外には出てるんですよね、データー的に。

東電:現実に、現状も放射性物資が放出されてる状況です。じゃあ今この現実に対して、じゃあどうすべきかという状況だと思っています。

東電:すみません。よろしいでしょうか。

記者:すみません。今、原子炉復旧とおっしゃったんですが、どういう趣旨でおっしゃった。

東電:すみません。復旧と申しますのは、いわゆる原子炉を、まずは確実に今原子炉内にある放射性物質、これを原子炉を冷やす閉じ込める、そのために今仮設の設備等を用いて、原子炉への注水を行ってますけれども、その注水の進退度を高めていくというところです。あともう1つはやはり、原子炉からの放射性物質の放水につきましても、これをより放出をへらすというためには、原子炉をより、低い温度低い圧力、安定した状態に持っていくことが必要だと考えています。そのための、それを今復旧と申しました。

記者:もういっぺん使おうと、そういう趣旨ではないんですね。

東電:ええ。今は、今の原子炉、特に1号機から3号機の原子炉ですけれども、これを冷温停止の状態に持っていくと、いうことに全力を注入しています。

東電:失礼しました。では、こちらの方で今回の会見を終了させて頂きます。ありがとうございました。