東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月28日17時36分から44分間)

東電:すみません。お待たせいたしました。福島第一原子力発電所の中におきましてですね、タービン建屋内のトレンチ、洞道になるんですが、そちらの方で水たまりがあったということで状況というのがございましたので、ご説明させていただきたいと思います。ちょっと座ってご説明させていただきたいと思います、よろしくお願いいたします。

記者:●●ですか。

東電:●●外ですね。お手元にお配りいたしましたのはですね、福島第一発電所の本日午後2時現在の状況でございます。一番最後のページになりますが、そちらその他の項目の中にそちらの記載をさせていたただいております。読み上げます。3月37日、午後3時30分ごろ、1から3号機タービン建屋外のトレンチのたてこうに、水が溜まっていることを確認しました。水表面の線量は1号機が0.4ミリシーベルトパーアワー、2号機が1000ミリシーベルトパーアワー以上でした。なお3号機につきましては、瓦礫が障害となり、線量を特定することができませんでした。引き続き立て坑内の水を監視してまいります。いう状況でございます。トレンチというのはタービン建屋からですね海側にありますポンプ室までできた、洞道です。配管や電線などを通すための通路でございまして、人が行き来できる、そのぐらいの大きさのものになっています。ご参考までに行きますと、1号機のトレンチはですね、縦が2.6から3.9メートルの高さ、横幅は2.4から3.3メートルということで、通常こういったところに配管が通ってますので、その間の配管が見やすいように土に埋めたりですね、●●ような形で、巡視できるようなそういう形になっています。線量につきましては先期ほどお話した通りでございまして、1号機の水の表面線量が0.4ミリシーベルトパーアワー、2号機に関しましては1000ミリシーベルトパーアワー以上ということになっています。で、3号機に関しましては、瓦礫が障害となりまして、水面下の測定はできていなかったということです。そして先ほど3時30分ごろと申し上げましたが、測定時刻はですね、この後になりまして1号機におきましては、15時30分ごろ、2号機に関しましては15時40分ごろ、そして3号機につきましては15時50分ごろ到着しておりますが、さっきも申し上げましたが、測定ができていないという状況です。捕らえまして水面ではないとフンイキ線量ですかね、トレンチのフンイキというところでの測定をしています。これが0.4から1ミリシーベルトパーアワーです。1号機は0.4から1ミリシーベルトパーアワー。それから2号機につきましては、100から300ミリシーベルトパーアワーの値です。3号機に関しましては0.8ミリシーベルトパーアワーです。こちらは中には入れませんので、入り口での測定のみということになっております。測定に関しましてはそれぞれ先ほど申し上げました同じ時刻に水面を図り、それからフンイキ線量を測ったという状況です。で、これトウ線量の状況でございますが、作業者がおりますが、こちらが関係していた5名の方を測定しておりますが、高線量の被爆なないという状況です。5名の方測定してますけど、関係する人ですね、5名の方測定してますけど、他の作業を行っていた方でして、この方々の数値としましては、0.72から9.6ミリシーベルト、0.72から9.69ミリシーベルトという数字が出ております。確認されました水に関しては、どういうものかということはまだ現在確認中でございまして、今はなんとも申し上げられないということでございます。それからちょっとトレンチというのはどういうものかを今後ろの方で図を描いていただきますので、それを少しご覧いただけたらと思います。先ほどご指摘がございましたトレンチは、管理区イッパンいうことでご説明ですが、管理区域ではございません。管理区域外のものでございます。

記者:放射線管理区域の外であるというこということ。

東電:はい、管理区域外でございます。

記者:トンネルみたいのものですか。

東電:そうですトンネル、ドウグドウという言い方しますけど洞の道っていうんですかね。洞道です。よく電線が地中化されているようなところですね電線とか通信線とか1つにまとめて配管なんかがまとめられた地中の道がございます。という意味です。

記者:閉鎖空間ということになると。

東電:はい?

記者:閉鎖空間。

東電:閉鎖空間。

記者:●●。

東電:通気、囲まれてますね、ただ通気どういう状況になっているかはすみません。私はっきりわかりませんけど、ただ。

記者:上はないんですよね。上は。上じゃないんですか。

東電:上空あります。●●なんです。

記者:一応トンネルですよね。トンネル。トンネルに配管が集まっている、そういうイメージ。

記者:マンホールの下の横道みたいなイメージですか。

記者:配管の横を、人間が入れるようになっているっていうトンネルです。

記者:高さは東電:縦高はですね、1号機の縦高の深さは、約16.1メートルです。縦高の深さ16.1メートル。2号機に関しましては縦高の深さ約15.9メートルです。それから3号機につきましては縦高の深さ約25.7メートルというふうになっています。

記者:そのくらい表面から深さまで埋まっちゃってるっていうのはわかりますか。

東電:ちょっとお待ち下さい。水の深さですね、1号機に関しましては16メートルですね。16.0メートル。それから2号機に関しましては14.9メートル。そして3号機に関しましては24.2メートルということです。

記者:トレンチのところの水の深さですか。

東電:はい。

記者:そんな深いんですか。

記者:水の表面から上までの●●なんですかね。

記者:今の高さ16.1メートルですね。

記者:全部ほぼ満水ってことじゃないですか。

東電:1号機に関してはそうですね。

記者:完全に沈没しているという感じですか。

東電:そうです1号機は相違ことになります。あと10センチと。

記者:海には直接繋がってないですよね。

東電:いや、直接。

東電:溢れていて、●●と。

記者:溢れたら入るということ。

東電:ここもですね、出口のところですね、関があるかどうかもう1回確認してますけど。今は、外には出てきてると。

東電:まずこの出口のところからですね、確認してますけど海までどのくらいの距離かということがございます。1号機の場合は、ここ方海までは、約56メートルです。それから2号機の場合は約55メートルです。3号機の場合に関しましては69メートルでございます。今ご指摘がありました、海には直結してませんが、あとは先に関があったりとかそこらへんもう1回確認させていただいてっていう状況でございますので、ここから溢れててすぐ外に行くかどうかは、ちょっとお待ちいただけたらなと思います。はい、今現在確認中でございます。

記者:タービン建屋の地下あるいはそれ以下繋がってるんですか。

記者:ここは無い。

記者:その入り口になってるんですね。

東電:建屋の地下ではなくて、建屋の横からが抜けてる、こういうイメージ。

記者:配管はこう中走ってて、建屋の中に入ってってる。その配管●●ますかね。

東電:はい、そうです。

記者:昨日武藤副社長が、タービン建屋から海の方に、タービン建屋から漏れることはないとおっしゃってたんですが、これちょっと違いますね。

東電:配管のここは基本的に●●してあるんですけども。

記者:けどなんかで。水が。

東電:●●。

記者:そうすると2号機の場合はタービン建屋の水たまりと、●●つながっている可能性があるってことですか。

東電:明確にはですね、どのぐらいになっているかわかりませんけれど、構造上はトレンチがつながっておりますので、考えようとしてはこちらの水面の高さと、ことらの水面の高さが同じではないかという状況です。このタービン建屋の地下階の水面と、こちらのトレンチの水面と、同じではないかというふうに考えています。

記者:つながっている可能性がある。

東電:そうです。つながって、物理的にはつながっていますので、書きましたように配管の●●と●●との話がありますけれども、結果的につながっているというふうに考えれば、こちらの水面の高さと、こちらの水面の他高さは現在同じような。

記者:中学校の理科で習う連通管の現象ですね。

東電:そうですね、●●と同じような感じですね。

記者:すみません、今回、16、14.9測られた立て坑っていうのは海側の立て坑ですか。

東電:今データない、しっかりしてないんです。

記者:わからない。ただ、立て坑と呼ばれるものはこっちとこっち2つある。

東電:そうですね。

記者:海側のものと思われるけど、わかんない。

東電:すみません。ちょっと。

記者:後線量測ったのもどちらかっての。

東電:今海側しかアクセスしてないと思いますので。それから。

記者:すみません。海側の立て坑のこう、外出たとこってことは、普通の土なんですか、舗装されてるんですか。

東電:コンクリートですね。

記者:コンクリート。じゃあ関がないとダーっと海に。

東電:そうですね。●●。それと溢れた、溢れてないってのはまだ確認している段階では、現時点ではわからないということではあるんですが、発見してから定期的には、ここを見ているようです。ただその際には、ほとんどその後、20分間から40分間ぐらいではありますけれども、水位の変動は見ていたんですけども、あまり変動はなかったという状況は言えるそうです。ただ、ずっと長い時間どうだったってのはわかりませんので、その見に行った時の20分間40分間見ている限りでは、1号機に関しては水位の変動はありませんでした。2号機に関しては、5センチ位ちょっと動きがあると3号機に関しても、5センチぐらいの動きがあったということです。

記者:動きっていうのは●●。

東電:2号機に関してはプラスの方に動いてるそうですね。

東電:目視なので、ほとんど3、40分では全て変化はないということです。もう1回整理してやると、まず水位の急激な変化はないと、いうことで、線量を測ると、1号機は線量は低いと。2号機は高いと。3号機はちょっと水自体は、ちょっと地下まで降りていけないみたいで、はっきりわからないけど区域線量はそんなに高くないと。いうことはわかっていて、それで水が1番水位が高いのは1号機だけども、一応1号機はタービン建屋の方ではあると、●●に、水の処理が一生懸命やってるということです。

記者:そもそも、そこは水が溜まってるところではもちろんないんですよね。

東電:本来はそうです。

記者:本来は、人が通るところだから。

東電:今回津波を受けてますので、津波の水がもう相当入ったと思いますけども、2号機は線量があがっているという事実があると。

記者:これ以上海に出ないように何か●●。

東電:そういうことも考えないと、早急に考えないといけないと思っています。

記者:まだ垂れ流し●●。

東電:今、わかったように、間もないので、そういうの対応している最中だと思いますけれども、具体的な事はわかってませんので、1号機は●●と水が減らす方向で今タービン建屋の方でくみ上げますので、少し様子を見ながら。

記者:●●。

東電:建屋●●直接仕上げてませんけど、おそらくこういう状況で、タービン建屋と繋がっていますから、こちらの水が減ってくれば、自ずとこっちも減ってくるだろうと思ってますけれど。

記者:タービン建屋と、さっきの説明●●。

東電:ここ、ここはですね、配管だけが●●みたいになってて、カウントしてる。ええ、ええ。

記者:じゃあそこは、壁があるわけですね。トレンチからの。

東電:そうですね、ここは人間は入れないはずです。

記者:トレンチの長さってのはどれぐらい。

東電:確認、ちょっと。タービン建屋からですね、確認した場所までの距離ということでございます。それがトレンチの長さとなるだろうということで、1号機に関しましては、162メートルです。162メートル。それから2号機に関しましては76メートル。3号機に関しましては、約74メートル。全部役をつけなきゃいけません。1号機が約162メートル。2号機が約76メートル。3号機が約74メートルということです。

記者:これなんかこの海岸線に対して直角方向にあるようなイメージですけど、これでいい。

東電:そうです、海から直角方向に建屋に●●配管のトータルですから、おっしゃる通り。

記者:コウノさんの後ろにある地図でいうと。

東電:こっちからこう入って。

記者:そういうことですよね。だいたいこれ1号機は162メートルで他は半分くらい。

東電:はい。記者海までの距離は変わんない。

東電:そういうことです。

記者:すみません。2号機の表面線量が1000ミリシーベルトって書いてありますね、これでいいんですね。

東電:はい、2号機に関しましては水の表面線量1000ミリシーベルトパーアワー以上となると。

記者:100から300ってさっきなんか言ってたような気がするんですが。

東電:フンイキ線量ということで、水の表面ではなくてちょっと離れたところです。全体の空中のフンイキですね。

記者:これは海に溢れている可能性はないんですか。

東電:ちょっと今のところその状況は確認されておりません。

記者:資料でですね、わかったのは27日ってあるんですが、これ今日わかったんですか、昨日わかったんですか。

東電:まずこれ自体は27日昨日の●●でいってます。その後の工程、今日、今、公表に至ったまでの時間はちょっと確認して。

記者:線量計ったのは今日。

東電:いや、昨日と思います。

記者:これは昨日で24時間今立ってますけれども。

記者:これ27日の話だよね。

東電:これ自体は27日の話です。

記者:これ昼ですよね。今日わかったのも。

東電:そうですね。

記者:これ大事なところで、●●測ってつまりここが外であると判明したのはいつですか。

東電:そうですね、それ発生まず確認してるのは27日のこの3時30分というふうに聞いてます。測定時間はもう1回ちょっと確認さしてください。時間はあってるんですが日にちを間違ったらいけませんので、もう1回確認したいと思います。

記者:この間も日にち間違って、前しましたよね。

記者:すみません。これだけでも確認してただけますか。

記者:これすごい大事なことだからちょっと願いします。

記者:その配管って元々何に使ってるんですか。出口は何のためにあるんですか。

東電:この配管はですね、海水をくみ上げてポンプの配管が通っているルート、トレンチです。そのセンケン、海水ですね。

記者:海水浴見上げる。

東電:くみ上げる熱交換をするための海水をですね、海からくみ上げて、それを送り込んでる配管です。この先に熱交換器が付いてます。

記者:っていうことはつながっちゃう可能性もあるっていう。逆流っていうことも。

東電:配管の中は海水です。

記者:ごめんなさい、タービン建屋の先が原子炉の建屋の方まで繋がってる。

東電:タービン建屋の中の熱交換系に。

東電:配管が、この●●中を通ってるので、配管に穴がなければ、配管とこの水がつーつーなることはなくて、それは今の所見えてません。トンネルを伝って溢れちゃうと、水の容器が海側に行っちゃうとは心配していることです。

記者:その水のよってきたるところはタービン建屋の下からということは考えられますか。

東電:どういうことですか。

記者:このタービン建屋のB1にたまってる水が。

東電:絵に書かしていただいたように、今タービン建屋の中は水があるので、このレベルとここが繋がってるので、ここから多分水が行き来をしてしまってるかもしれですね、これが●●思うんですけど、ここが水の行き来ができちゃって、こういうふうになってる。

記者:B1と、トレンチが繋がって売ること自体は、地震前から当たり前の話。

東電:一応●●みたいに、配管ごとしっかり●●けども、配管の●●部分は認識してますので。配管の貫通してるというのは認識してるということですので、そういうことだと思います。

記者:そこにはあまり精密性は無いわけですね。

東電:どこまでのスペックかちょっとわからないでうけども、ある程度あったはずですけども。

記者:ただ十分そこから水が漏れてツーツーになることもありうる程度の。

東電:そういうことですね。

記者:あとそのトレンチ、すみません。

東電:後1号機が長いのは、1号機だけ絵が小さくて申し訳ないんだけど、直角に入ってくるんですけども、建屋の入り口が1回北側を回り込んで、北側の変化、入り込んでるので、長かったという。後はみんな東側の面から入ってくるんで、直に。

記者:その1000ミリシーベルト以上の水が海に流れ込んでいた可能性というのはどれくらいあると見ているんでしょうか。

東電:今の所ここから流れ込んだ跡みたいなものが確認されてないので、ちょっとわからないですね。

記者:これから調べるんですか。

東電:そうですね。調べれるかどうか。

記者トレンチのこの作業で、トレンチに溜まってることによって排水しないといけない水の量は結構あるんでしょうか。

東電:そうですね、要するに、ここの水量と、今はタービン建屋を今水をなくそうと思ってるんですけども、ここの量は増えるし、それから最終的にトレンチの中の水も最終的には処理しなきゃいけないので、その分待っていると。

記者:復水タンクだけではどうにもならない●●。

東電:それはやりながら考えている、分量が飛散して、●●ちょっと●●、そんなものすごい量で組み上げられてませんので。

記者:●●自体熱交換器につながってるということで。

東電:はい。

記者:●●。

東電:もう1回。

記者:その配管自体は熱交換器につながってる●●。

東電:配管の中ではなくて、配管の外側のトンネルですんで、直接配管の穴とかが空いてなければですね、これは影響しないというふうに思ってます。

東電:先ほど確認をさせてもらった日にちの件です。確認をしたのは、3月37日、昨日の時間です。それから、線量を測りましたのも、同じく27日、昨日の時間ということです。

記者:海に流れ込まないように●●。

東電:すみません。現状としては、対策を検討しているというところでございまして、まだ対策終わったという形になっていません。

記者:立て坑の右側の。

記者:まだ●●から対応取れなかったという理由自体はもう間違い。

東電:すみません。まだ見つかったばかりということでなくて、現場として取れてないということでございます。

記者:タービン建屋地下の水と、そのトレンチの水と、行き来している可能性が高いとみていると、その根拠は、水位が同じだから。

東電:水位が同じか文化っていう確認のデータは取れてはおりません。ただ、2号機に関しては、線量が滝っていうのはわかってますので、多分中と、行き来してる可能性があるというのがあります。

記者:その1000ミリシーベルトという線量が同じだからってことが、行き来してる可能性が高いと。

記者:水位の確認も昨日の話でいい、昨日も水位はあまり変化●●も、その水位も冒頭、何メートルというのと、それから●●差っていうのはあるんでしょうか。あるいは最新にその確認●●。

東電:すみません。この16.1とこの計測した●●に関してはちょっと正確な●●。

記者:●●。

東電:ちょっと何日かかった問うデータが申し訳ございません。手元にありませんので。

記者:先ほど測定値15時半頃と、表面線量そのときわかったんですか、その場で。

東電:表面線量は1号機に15時半頃から始めたのかというふうに、2号機では15時40分頃に測ってます。3号機は測れなかったですが、15時40分頃に現場に行ってる、ことです。

記者:●●。

東電:申し訳ございません私ども今、先ほどこの状況を知ってる状況でございまして、まだその先方とのやりとりができておりません、という状況でこの時間測ったことに関してこれからまた確認をさせていただきたいというふうに思います。

記者:今回発表するまでに、その現場に水があったと、いう。前回確認したというのは。

東電:申し訳ございません、まだちょっとその辺は確認できておりません。

記者:というのは、この水が、津波によってきたものがそもそもあったのか、それとも漏れ出したみずなのかどうかっていうのはまだ。

東電:その点まだ確認できておりません。●●してこういう状況であったことを今●●できて、ということです。

記者:立て坑の右側の海抜って何メートルくらいなんですか。

東電:ちょっとそちらの方も確認させていただければと思います。

記者:これ何らかの形で外に出ないような処置をしないといけないんですよね。

東電:そうですね、その辺も現地の方で確認させていただいております。先ほど申し上げました通り、この先がそういう状況になってるかというのはこの場でご説明できませんので距離は50メートル以上ありますが、そういったところに関があるのかないのか、それによってもまた。

記者:多分汲み出せば、そっちの水位も下がってくるというふうには考えられますよね。

東電:汲み出した時にこれ繋がってる場合は、タービン建屋側のそこまでは下がると思いますけれど、それ以上はですね、トレンチ側を汲み出さないとこれ下がらない。ただ、水がこちら側から入ってこなければ、これ以上水位が上がりませんので、仮につながっている恐れがこちらかなり強いエリアですから、こちらが急激に上がらなければ、たとえ10センチということであっても、急激なですね、水位上昇は●●と考えております。

記者:トレンチそのものが水を密封する能力ってのはどのくらいあるんでしょうか。

東電:構造はコンクリートの構造になっておりまして、それなりの機能を有しているというふうに考えて居りますけれど、100%確実なものかっていうことに関しては●●。

記者:もともとそこは水が行き来する場所ではないわけですよね。

東電:ではないですね。人が通るという坑道ですね。今こちらに届いている情報ですと、トレンチコンクリートのトレンチですけれども、部分的には継ぎ目があると、いうことで、これ継ぎ目に関しましてはゴム製の止水番を入れてあって、防水はとりあえずはとってあるものですけども、完全ではないだろうという情報です。

記者:これ4号機から6号機はそういう状態になってるかっていうのはわかってるんですか。

東電:4号機はですね、立坑がちょっと破損していて、中に入れない状況だと、いうことで、それなりに近くまで行っていない●●けども、ちょっとどの辺に●●があるかってのは確認できないということを聞いてます。ただ5、6はちょっと確認さしてください。あとですね、昨日●●ですね、制御した●●ですが、考え方としてはですね、昨日のですね、15時30分から16時の30分間で変化が、水位の変化がほぼないと。これ目視なので、プラスマイナス5センチ程度は2号3号はあったようですが、基本的にはないという判断で、一晩おいて、本日見ても、水位の変化は3号機ともないと、いうことで今対応しているということだそうです。ですので、水位はよく把握をした上でですね、1号機は一番危ないんですけども、もし上がってくることがあればですね、当然50何メートルあれば海に出ちゃいますから、これは少し対応するという準備はこれからするんですが、とりあえず今は水位の変化がないと、いうことを把握して対応してると、いう考え方だということでございます。あとは、水の工程も相当この下の部分は長いですから、そんなに急激に変化しているとは思えなくて、あとはよく、監視しながら対応するということだと思います。

東電:加えて申しますと対策なんですが、先ほどまだわかりませんとお話をしましたが、1号機につきましては、地上面にですね、建屋、小屋があるようでございまして、そこの入り口に土嚢、コンクリートパネルを設置しまして、流出防止措置を取っているという状況です。

記者:階段とのつながり。

東電:立て坑の出口のところに小屋があるみたいです。しっかりしたことは私、●●。

記者:土嚢というわけですね。

東電:そこに土嚢ですとか、コンクリートパネルを設置しまして、そこからの流出を防止することっていうことです。2号3号に関してはまだ未実施ということでございます。

記者:これいつですか。

東電:これいつというのは、申し訳ございません、確認できておりません。

記者:もし雨が降ったらどういう影響があるんでしょうか。

東電:建屋があるので、直接この水には、水がトレンチの中に入らないんじゃないかということです。

記者:トレンチの中から、先ほど繋ぎ目なんかあるってお話でしたけども、そこから染み出して地下に染み出して、それを海に回っていく可能性っていうのはふどうなんでしょうか。

東電:可能性としては、そういうことがないとは言えないと思います。先ほどお話をしたトレンチ自体防水性の高い形になってますけども、完全な防水ということは言えないということです。

記者:水の中溶けちゃうと、放射性物質っていうのはそんなに水の、ごめんなさい土の中溶けちゃうと、放射性物質自体はどこである程度カットされちゃう感じですか。

東電:核種によってはね、一概には言えない。

東電:一概には言えないということだそうです。

記者:核種の調査はされてるんでしょうか。

東電:これから。

記者:調査っていうか採取はされてるんですか。

東電:まだ、ちょっとわかりません。

記者:タービン建屋の本当、下を通ってると左側。

東電:タービン建屋のですね、壁から入ってまして、下にはないというふうに考えています。

記者:ということは他からタービン建屋下まであるわけあるですね。

東電:地下まで、そうですね。ちょっとわかりやすい絵で書いてますけども、実際はどの部分も基礎、●●ございますので。

記者:つまりタービン建屋って岩盤の上に直接乗っかってるはずですよね。

東電:建屋自体は岩盤と言いますか、タービンを支えている壁が岩盤に直結してますけれど、建屋自体は通常の構造に。

記者:そうすると、トレンチから、泥というか染み出して広がる。

東電:タービン建屋の下はしっかり基礎が入ってますので、ここから出ることはないと思いますが、どちらかというとトレンチ側ですね。

記者:トレンチはタービンの底の、と言いますか、外にあるわけですね。

東電:そうです、タービンの横、壁から抜けまして、それからいっていますので。

記者:●●。

東電:そうです、はい。

記者:その図の見方なんですけども、タービン建屋の真下に横に水を引いてますよね、水っぽく。

東電:ここがタービン建屋の床ですね。

記者:その上の部分の水のところは地下1階のたまり水ということですね。

東電:そうです、地下1階のたまり水ということです。

記者:そこは立て坑と結びついてるんだろうけど、本来はつながってないもの。

東電:そのままには超えられないような構造にはなっていると考えています。ちょっと詳細確認いたします。

記者:はい。

記者:貫通してる配管は地下1階にある。

東電:地下だと思う、ちょっとエレベーションまでは地下の。

東電:そこからのそうですね、そこまでは図面が置いてないですね。

記者:これ皆さんはさっきご存知なったんですか、この1日遅れのこの情報。

東電:我々がここ来る寸前に、申し訳ございません。

記者:陣頭指揮とった武藤さんは昨日のうちにご存知だったんですよね。

東電:すみません。そこは確認取れてません。

記者:武藤さんに教えてもらいましょう。

記者:1点なんですがね、測定器、そっから簡単にレベルっていうのはわかるようになってると思うんですが、そうするとその1番目にこちらが海側に面したところのレベルと、それから床面ですね、タービン建屋のレベルっていうのは簡単に比較できて、水位、実際にたまり水の水位と連動してるのか、それともそうじゃないのかって簡単にわかるようなきがするんですけど。

東電:申しわけございません図面等でも確認できると思いますので、そちらは確認して、また別途ご連絡したいと思います。今のデータとしては、●●ということです。

記者:トレンチの中の水は、直ちにどっかに移すにはちょっと多すぎることで、おそらく、再処理プラント稼働すれば1番目、それまで待ってから、●●っていう理解でいいんですか。

東電:そうですね、現段階では処理の方法等については検討ができておりませんので、一概には申し上げられませんが、まずは外に出ないようにするということが重要だと思います。その中で●●ものとしてトレンチ内の配管等点検が必要ということになるようであれば、それは早急に抜くことになるかと思います。その辺につきましてはこれからの検討になろうかと思います。

記者:ぬきさきとして、量ちょっとどれくらいあると試算されてるのかちょっと、どっか言えますか。

東電:試算口としては、ちょっと内部構造物等がこれ考慮がされていない数値と思われますが、トレンチ内の体積としまして、この立て坑と横、縦これ全部ひっくるめてですね、1号機が約3100平米ですね。それから2号機が6000●●。3号機が4200ですね。

記者:行き先はちょっとそこは。

記者:どこへ考えていらっしゃいますか。

東電:まだなんとも申し上げられないです。ちょっとお話しできる段階ではないですね。

記者:近くにどんなタンクがあるか、わかる範囲で、さっきお昼の、朝も聞きましたが。

東電:この近くにあるタンクといたしましては、復水貯蔵タンクですかね。あと、動きといたしましてはそうした大きなタンクは他には●●タンクというものがございますけれども、圧力抑制室プールの水を排出するタンクでございます。

記者:これは原子炉建屋ですか。

東電:別にございまして●●といたしましてはですね、この●●建屋のあたり。

記者:●●建屋というと、4号機の南側。

東電:そうですね、4号機の南側と言いますか、山側と言ったらいいんですかね。

記者:1号プールの●●の横ぐらい。

東電:そうですね。その辺りです。

記者:1号機プールの南側。

東電:南側です。

記者:ここは結構大きいんですか。

東電:ちょっと容量については今ございませんけど、かなり大きなものです。そちらは確認させてください。

記者:NHKの●●。2つ確認したくて、立て坑というのは普段下があるのかっていうのと、もう1つ、横の断面の図、縦の断面の、このトレンチのこうスライスしたらどういう断面になっていて、配管とかどういう風になっていて、配管とかどういう風になってるのかもうちょっとわかるような図柄書いてもらっていいですか。つまり、円柱なのか、四角いのか、どう言うふうに配管が設置されてるのか。

東電:すみません。ちょっとですね、明確にちょっとお応えできないんですが、通常はですね、マンホールの蓋がありまして、●●っていう構造になっています。入口がマンホールなので、丸いものもある、四角いものもあると思いますけども、中はトレンチですのでこれ四角い●●。

記者:マンホールのトンネルっていうのはありますが●●。

東電:こちらのマンホールがトンネルかの確認は取れてませんが、外にあって津波でですね、水が入り込んだところの方、側溝の蓋みたいなものは水はつで持ち上がってるようなものはあるようですけど、ここのマンホールが飛んでたのかどうかってのは確認取れてません。そちら確認したいと思います。

記者:発見時のマンホール●●でしょうか。

東電:こちらも確認させていただきたいと思います。

記者:この水の由来なんですが、津波による水なのかそれとも放水による水なのかどっちの可能性の方が高いんですか。

東電:まず、2号機以外は線量がそれほど高くないところもございますので、海水がある程度入り込んでいたのではないかということでちょっと。もう1つはこちらつながっているとすれば、その水の中に新たに流入してきたという可能性もございますので、可能性としては両方あるのではないかと思います。こちらについてもまだ分析等もまだわかっておりませんので、詳細はまだ不明です。

記者:海水が入るとしたらどっかつながってるとこがあるっていうような。

東電:津波でも完全に波が来た時沈んでますので、こちらからですね、マンホールと言っても完全機密ではありませんので、そこから入り込む可能性もあるかとおもいます。

記者:通ってる配管なんですが、配管はどう海につながってる。海から海水を取るっていってましたけど。

東電:詳細が今ないんですが、海にこちら●●っていうのがございまして、●●が水が入っております。ここのところポンプ、縦型のポンプが入っていまして、これくみ上げるんですけど、ここの構造なんですが横から入って、こういう感じで●●思うんですけど。

記者:じゃあトレンチから直接●●通って海に行っちゃうことはない。

東電:ではないですね。この中配管通って後方通過して中に、そんな状況ですので、ちょっとここの構造も合わせて確認したいと思います。

記者:すみません。さっきの配管がなんなのかもう一度教えてください。

東電:排水を組み上げまして、熱交換器までくみ上げる冷却用の排水の冷却用の配管になります。

記者:●●海の方から中に。

東電:そうです海から入って中に入って熱交換したら放水口に出てるというような感じです。

記者:だけども今回は中から外に入った水も。

東電:水としてはどこから入り込んだのはちょっとはっきりわかりませんで、津波の海水が入っているのかそれともタービン側から来ているのか、その両方なのかまだ確認取れておりません。

記者:●●。圧力差とかは別に何もない。

東電:そうですね、全く無くてですね、可能性としてはもし満水であれば、バランスがとれた状態だろうとて考えております。レベルにつきましては後ほど確認してご報告いたします。

記者:海水の冷却用の管が通っているとおっしゃいましたよね。ということは、この●●を通った、海水の管は多分立て坑をぶち抜いて海と繋がっていたということは。

東電:海水のポンプは、ポンプの突出は空中よりも、地面よりも上にありますので、そこから入っていますので、ここの構造を確認いたしますが、ここの建物の中でですね、配管が入っていることになろうかと思いますので、そこははい。位置関係ちょっと確認いたしますが、このポンプって地面からかなり高い位置に上がってまして、このポンプの横ですね。

記者:ただ、海から背水して吐き出しますよね。

東電:そうですね、これ縦型ポンプといいまして、軸が、かなり長い軸が海中に入ってましてそこから組み上げて持ってくるような構造になってます。それで配管自体は地上に出てまして、ここ地上から供給するようになってますので。ちょっとここのどういうふうにトレンチ内に入ってるかってのは確認いたしますけども。

記者:もしそのトレンチと海が直結する横穴はない。

東電:そこはないはずです。

記者:先ほど5人の方が作業されたっていうことですけど、何の作業ってのは。

東電:ちょっとその辺の詳細は分かりませんので後ほど。

記者:この5人は採取作業チェック作業をしたんじゃなくて、なんか別の作業してた5人ですか。

東電:最初はあったようですが、測定もあったようですがその他の作業もからめているようで含めて。

記者:第一発見者はその5人の中に入ってますか。

東電:すみません。ちょっと確認させてください。申し訳ないです。

記者:5人の方のその時の線量教えてくれますか。

東電:先ほど、●●けど、だいたい0.72から9.69ミリシーベルトが、作業を含めて測定されたようです。すみません。現状としましてわかる範囲のことで。

記者:●●だけなんですよね。このデータが、この情報が、皆さんに降りてきた先、直接の先は、誰なんですか。この情報が皆さんに伝えたのは、誰がこの情報を直前に伝えたんですか。わかったから発表したんですよね。誰が。

東電:私どもそうでしたが、広報の部門で取りまとめたものを私の方に来たということです。

記者:それ、どなた。

東電:誰っていうのはアレですけれど、具体名はアレです。広報の方で資料取りまとめたものがこっちの方で来たということです。

記者:役職名っていうのは。

記者:ようはなんで1日遅れでこういうことになったのかっていうのは。

東電:それは私ども直前というよりも全体の工程もう1回流れを確認いたしますので、直前の私の受けた人間が誰かということよりも、全体の問題、確認させてください。

記者:流れがわからないから聞いてるんです。

東電:大変申し訳ないです。

記者:すみません。2号機さっき立て坑の●●。容量が、6000立米っていう話でしたが、そうすると1000ミリシーベルト以上高い放射能を持つんですが、要するに6000立米以外あるという可能性があるということですか。

東電:これがどのような状況で測定してるかわかりませんが、帰って来た●●ありますので、可能性としては0ではないと思われます。

記者:すみません。1000ミリシーベルト以上ってことは振り切れたことですよね。

東電:ちょっと今ここで持ってるものは1000ミリシーベルトパーアワー以上ってことのデータです。で、推測するにそうっていうことだろうと思いますけども。

記者:すみません。今後は海水のモニタリングで、放水口以外の取水口の海水のモニタリングをやる予定とかありますか。

東電:ちょっと今すみません。確認してる限りでは入ってません。それも確認させてください。それで先ほどまでご連絡させていただきましたけど、この後武藤の方の会見の用意を3階の方でさせていただいております。一旦こちら情報までお持ちしましたけど、こちらの方●●よろしくお願いいたします。ありがとうございます。