東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月28日18時42分から50分間)

東電:それではただいまから副社長武藤の会見を始めさせて頂きます。誠に●●終了6時半程度ということでお願いさせて頂きたいと思います。

記者:今6時45分ですよ。

東電:申し訳ありません。

記者:いやそれはおかしいでしょ。

東電:6時半過ぎぐらい ということで●●。

記者:7時7時。

記者:おかしいでしょ、それ。

東電:大変失礼しました。7時半すぎぐらいということでお願い●●、冒頭ですね武藤から資料に基づきまして●●ご説明申し上げました後に、皆様から質疑頂戴したいと思います。それではよろしくお願いします。以後着席させて頂きます。

東電:それでは福島第一原子力発電所の状況につきましてご報告をさせて頂きます。まず●●プールへの注水でありますけども、●●2号等の状況につきましてご報告致します。1号機につきましては本日は注水●●の予定はございません。昨日コンクリートポンプ車の設営の準備を本日以降行うという報告を致しましたけれども車体整備を要するということがわかりましたので、30日以降設営を準備する予定でござい ます。放水の●●。それから2号機でありますけども2号機につきましても●●。現在冠水●●の準備をすすめて おりまして、明日を目標に●●注入をしたいというふうに思っております。それから3号機●●けれども、3号機につきましても放水注水の予定はございません。それから4号機なんですけれども昨日コンクリートポンプ車による排水をするよう行っておりますが75トンというふうに言っておりましたけども、これが125トンの注水を行っております。本日は現在のところ●●予定はございません。それから原子炉●●の注水があり ますけども●●ありまして●●。それから2号機につきましては昨日の18時31分これまでの消防ポンプ車による注水から●●ポンプによる注水に切り替えを行っております。水の供給源●●。3号機1号機につきましても現在使っております消防ポンプ車から●●ポンプへの切り替え作業を決定いたしております。3号機につきましては本日●●行っております。1号機につきましては明日切り替え●●。それから電源の状況●●につきましては●●行っております。それからプラントの●●につきましても、●●。それから●●につきましては●●行っております。2号機3号機の●●につきましては●●つきまして検討をしているところであります。それから3月24日の●●3号機の●●1階及び地下1階におきまして●●作業を行ってそれから●●作業員の方3名の方が●●以上の線量を確認したわけで内その2名につきまして両足に●●物質の付着を確認をいたしました。ふた方につきましては●●ということで搬送を致しました。さらに25日の日に残りの1名●●医療機関に移動しましてその後千葉県の放射線医学総合研究所に3名が●●。本日28日3名の方ご退院されています。私からは以上でございます。

東電:はいそれではここから皆様からのご質問頂戴するお時間に移らせていただきます。まことに恐れいりますけども挙手の上お名前と会社名お名乗り頂きたいと思います。それではどうぞ前から2列目の。

記者:朝日新聞のコミヤマと申します。今日の未明の会見でですね、お話があったんですが圧力容器に関して下の方に穴がいているというふうに可能性が高いと普通に考えれば下の方の穴からですね、放射性物質を含んだ水が、出ているという風に考えるのが普通だというようなお話がありました。

東電:●●申し上げたことはございません。

記者:副社長から伺ったのではなくて、今日の未明の会見です。

東電:色々な可能性が考えられる、ということは申し上げているかもしれませんけども、それを断定的に判断したというようなのはないです。

記者:そう考えるのが普通だよというお話がございました。でそういう状況でですね、今のところですね東電さんとしては圧力容器の状態について健全性が保ててるという風なお考えを示しておられますが、そういう状況と合わせてその認識が正しいのかどうか、というところについて教えてください。

東電:原子炉の中の状況につきましてはこれまでもご説明をしてきていますように非常に限られたデータで状態判断してっております。したがいまして原子炉のなかの状況を明確に申し上げるのは困難な状況でありますが、全体としてみると●●いろんなパラメータの変化を見ますと大きい変化が原子炉に起きたという事はないと思っておりますので、様々な原因で原子炉の中の水が格納庫に●●可能性は考えないといけないと思いますけども、今おっしゃったようにある特定の原因で●●判断することは行いません。

記者:では健全性は現在でも原子炉経由したですね水が外に流れ出て言ってる可能性は極めて高い状況の中でですね、それでもなお原子炉の圧力容器の健全性は保てているというお考えなのでしょうか。

東電:健全性というものをどのように定義するかということになると思いますけども、 原子力圧力容器には様々な配管が接続されております。それにはポンプがあったりバルブがあったりするわけでありまして、それ全体で原子炉内●●となっております。その中のどこかから水が出ている可能性は否定できないと思いますけども、圧力容器そのものの健全性についてなにか問題があるということを決めるような情報は我々にはないということです。

記者:それでは圧力容器そのものに穴があいているのではなくて、それにつながる配管その他どこかから穴があいているということであれば、圧力容器の健全性には問題ないというご認識でよろしいでしょうか。

東電:●●どれぐらいの●●ということでありますので、具体的な●●につきましては、まだ我々判断することはきません。

記者:いや私の質問は、この状態が健全性を保ってるというふうに副社長がお考えなのかどうかというところなわけです。

東電:ですから健全性というものをどのように定義されるかによるものでありまして、様々なルートを通って原子炉の中に水が●●出来ませんけども、原子力圧力容器そのものが大きな損傷を受けているというふうな判断を我々がしているわけではありません。

記者:それは副社長の定義はいかがですか。健全性の。

東電:●●の中から放射性物質が表に出ているという可能性は様々なルートを考える必要がありますが、健全性というものを、漠然とした概念について議論をするのは今の状態ではあまり●●ということと、あまり関係はない●●議論することではない。

記者:いえただこれまで●●健全性という言葉に関してずいぶん集中して使われてきたように思うのですが、ではこれからはその言葉にこだわらないということでよろしいですか。

東電:繰り返しますけども 原子炉から放射性物質が表に出てくるかということが重要なわけでありまして、今後●●形として●●につきましては●●については様々な検討がさぐるものでありますけども、現時点で何処を通って放射性物質が、容器の中に出てきているのかということについて判断する材料は持ち合わせていないという状況です。

東電:他いかがでございましょうか。じゃそちらの女性の記者さん。

記者:しんぶん赤旗のオオノです。よろしくお願いします。今の水の問題なんですけども、原子力安全委員会の方では、一時溶融した燃料として取得した格納容器内の水が、なんらかの経路で、直接流出したと推定されるとしているんですね 。それでこの一時溶融したっていうのは、14日15日のことだと思うんですけれども、今これはどうなっているのかどういう事態がどうなっていると見ているのか。またその根拠はなんなのか。これを1つお答えいただきたいのと、次に今朝日の方がおっしゃったことと関連するんですけども、どこかから水が出ている可能性があると言うふうに副社長さんはおっしゃりましたけれども、これは何処からというのが特定できているのか、今の時点で分からないというのならどうやってそれを調べるつもりなのか。それをお答えいただきたい。もう1つ、どうしたらこの水の流出を止めることができると考えているのか。この方策についてお答えいただきたい。できない場合どうするのかそのあたりのことも、この間私最悪の場合どうするんですかということを質問させていただきましたけれども、お答えはなかったのでぜひ重ねてお伺いしたいと思います。

東電:原子力安全委員会が2号機の●●濃度が高いということで、ご指摘のように燃料物質が付着した水が出たということについておそらくそういうことを言ってるでありますけれども、●●放射性物質がどこかで核容器の中で原子炉の中で水に溶け込んで、それが外に出てきているということと思います。それに関しましても線量高いということでそれにつきましては適切に処理をしていきたいというふうに思っております。●●につきましては●●は検討しておりません。●●と思っておりますけども、原子炉が溶けているかどうかということにつきましては判断できないというふうに思っております。それから最悪のシナリオというご質問でございますけれども昨日も応対したと思いますけれども、現在●●まずは原子炉のしっかりと注水をすること、さらに原子炉を最終的に冷やすために原子炉の中で●●していかなければならないのでありまして、●●取り出すためのシステムをいかすために●●をしてそれぞれの●●作業を建家の中で継続をしております。それから最終的に熱を冷やすために海水側ポンプが必要なわけでございますけども●●ながら海水が●●損傷しておりますのでつきましては仮設のポンプを手配致しまして、海水を仮設のポンプで汲み上げて●●熱を海に逃がすという準備をすすめております。●●原子炉をしっかり冷やして●●ということが大事だというふうに思っています。

東電:他いかがでございましょうか

記者:すみません。答えてもらってないんですけど、水の程度というのはわからないということですね。わからない場合はどうやって調べるのかということもお聞きしたんですけど、それからどうやって流出を止めるのかということですね。

東電:原子炉格納容器の中で、どこから水が溢れ出しているのかということにつきましては、それを決める手立てはない我々は検討しておりません。ただ重要なことは格納容器全体がどれだけ●●出てくるかということでありまして、それにつきましては今申し上げる●●できるだけ減らしていくように努力をしているところであります。

東電:他いかがでございましょうか。

記者:流出を止めないと出てくるんじゃないですか。元を絶たないと。

東電:それをできるだけ少なくするように努力をしているということであります。

東電:よろしければ次の質問に移らしていただきたいと思います。どうぞ、男性の方

記者:ロイター通信の●●と申します。お願いします。2007年7月にマイアミ電力国際会議で東電さんの原発●●ということですが、福島原発ですねこれに津波の原発の影響についていう項目をしてるんですけれども、そこで15メートル以上の大津波が発生する可能性があるというふうに研究をされています。その研究に対してですね今まで手を打ってこなかった、理由というのは何かあるのか、またもしその存在自体知らないというケース●●教えてください。

東電:これの関する説明をした●●過去の津波につきましては我々が原子炉設計を●●それまでに経験をした災害の津波に対して余裕を持って設計をしていまいりました。それを越えるような津波がありうるという意見があったという指摘だと思いますけれどもつきましては学会の中で定まった知見としてまとめられたものが●●というふうに認識をいたしております。で我々としましては、●●ました評価に基づいて●●津波の評価を行って来たと思っております。

記者:存在自体は副社長も●●内容自体を●●。

東電:ちょっとそれを手元にございませんが内容については確認させていただきたいと思います。

東電:他いかがでございましょうか。カメラさんの後ろ側の方から手があがりましたら、よろしいでしょうか。

記者:フリーランスのシマダと申します。●●に関してなんですけども東北電力のですね調査によるとその南三陸地域では1611年1896年1933年津波が20メートル超えてるというのがあるんですが、東北電力の調べたものであって、東電さんは承知してないということでしょうか。

東電:津波の高さというものは関係性あります地震の大きさに加えましてその津波が押し寄せてくる陸側の地形によりましても大変に変化を致します。したがいまして●●につきましてこれまで経験した災害の津波に●●設計をしていたということでございます。

東電:他いかがでしょうか。じゃあ女性の記者さん。

記者:共同通信のカワグチと申します。よろしくお願いいたします。昨日の午後3時半頃に1号機から3号機のタービン建屋外の●●水が溜まっているというプレスリリースがあるんですけどもこれについて副社長はいつご存知でいらっしゃったのか。

東電:タービン建家の水ですか。

記者:タービン建家の外の●●です。

東電:これにつきましては、はい、昨日の午後発見されたタービン建家の●●の水のことだと思いますけども、私は今日の本日●●報告を受けております。

記者:今日の何時ですか。

東電:放射線の量も含めて●●報告を受けたのは今日の午後になります。

記者:今日の午後副社長は●●昨日の時点から24時間経ってますけれども、陣頭指揮を取ってらっしゃる立場の方が、24時間経って知るということはどういうことなのでしょうか。

東電:●●ですが、内容につきまして●●今日の午後ということになります。

記:丸一日たって報告を受けたご感想について●●。

東電:●●につきましては、●●報告するように社内で指導しております。

記者:担当者の方に何度か指導はされたんですか。どういう指示をしたんですか。

東電:まず事実関係をしっかり確認する必要があると思いますけども、その点につきましては●●ということを当然考えなくてはいけませんので、これにつきまして速やかに対策を●●しております。

記者:遅いとは思われませんでしたか。

東電:あの。

記者:報告が来るのが。

東電:その点につきましては、●●。

記者:いや副社長がどういうふうにお感じになられたかを教えていただきたい。

東電:できるだけ迅速に現場の情報につきまして共有するということがこうした事態をスピーディーに対処するのに重要な要素に思われますので、ご指摘の●●社内で検討したいと思います。

記者:●●については、すみません。ちょっとなんというかなんですけども、その世間からデータを隠したというふうに思われるようなそれにならないかというふうにこちらは懸念するんですけれども、それについて如何ですか。

東電:全くそういう意図はないというふうに思っておりますが、ご指摘のようなことがないように社内でしっかり●●したいと思います。

記者:●●すみません。、ここは海に流れ出てしまうとすると、非常に●●シーベルト以上という高い値が出ているのが心配なんですが、ここはどういう構造になっていて、海に流れ出たという形跡が今の時点であるのかないのか教えてください。

東電:これについては各建屋から、さらに地下をずーと通過するようになっているわけでありまして、えーその通路が●●わけでありますが、その縦棒の中で流出があるということが、●●だということでございます。その深さと●●致しますと水の高さの方が低いと、ということが確認されております。

東電:その他いかがでしょうか。じゃあ後ろの2列目の●●。

記者:今回見つかった水なんですけども、放射線管理区域外かと思うんですけども、放射線管理区域外でこれだけ高い観測されたのは事故以降どうでしょう、それとその点についてま、管理できてないということなんですけども、どう思われますでしょうか。

東電:通常はそういうことがないことでありますので、通常の事例ではないというふうに思っております。

記者:事故が起きてるんで、通常の事象ではないことはあたりまえだと思うんですけれども、その程度のんーなというか認識ということなんでしょうか。

東電:今回2号機につきましては、ご質問にありますように大変高いということでありますので放射線についてはきちんとしっかりと外に出ることの無いような対策を考える必要があると思っておりまして、それにつきまして●●というところであります。

東電:カメラさんの後ろ側の方からも手上がっておりますでしょうか。はいどうぞ。

記者:朝日新聞の立石と申します。1点お伺いするのですが、先ほどの方からのご質問ございましたけれども、昨日●●しかもその対応についてですけども、現時点では1号機について●●思います。2号機線量が高いわけですけれども2号機について東電の対応策は●●先程までは伺っていたんですけれども、その対応についてまず情報の収集についても遅いと、改善の余地、改善の必要性はお感じになっているのかどうかっていうことが1つ。あともう1つは対応についての1日たってそれしか進んでいないということに対して遅いとは思われないのでしょうか。対応について迅速性ということは何度も会見でお聞きしているんですけどもその改善されてないように●●、その点についてどう思われているんでしょうか。その2点について副社長の見解をお聞かせいただきたいと思います。

東電:ご指摘のような点につきましては、●●様々なことが要求され、特に重要度の高いものについては迅速に情報共有して改善策をスピーディーに考えられるようなというふうにしたいというふうに思っております。再度社内でも声掛けをしたいというふうに思います。

記者:今後のことはわかりましたけども、●●もっとやれるのかどうか情報収集●●思われてるのかどうかそこをはっきりとお聞かせ頂きたいんですが。

東電:経緯について、経緯も含めて再度よく確認をして、しっかりと対策をとりたいと思います。

記者:すみません、関連で。

東電:はい、どうぞ。

記者:すみません共同通信のイケダと申します。今副社長重要度に応じてということをおっしゃったんですけれども、この水に関して言えば、1号機よりも2号機の方が線量高いようなので、2号機は安全措置を講じていないというふうに聞いてるんですけど、なにか実は2号機の方が実はなにか措置をされてる、そういうことはあるんですか。

東電:具体的にはいつなにができるかというのも含めて、●●。

記者:あと先ほど、あと1点なんですけれども、ちょっと同じような質問になっちゃうんですけれども、そのデータがなかなか出てこないと丸一日たって出てきて、先ほど隠す意図はないとおっしゃってたんですけれども、隠す意図があって隠す意図がありましたって言うケースってまずないと思うんで、世間が見ればこれ隠蔽って言われて仕方ないんじゃないですかね。

東電:そういう誤解を招く可能性があるということがないように●●につきまして、再度確認をして徹底したいというふうに思っております。我々としては日々行っています●●につきまして出来るだけ透明性高くみなさまにご報告をしていくというのを基本的な考え方にしております。あとは様々なことを隠さずに特に線量が高い水が見つかったということでありますので、そういった重要度の高いことについては、できるだけ速やかにご報告ができるようにする必要があると思いますので再度確認をして●●。

記者:すみません。透明性に関連して。

東電:はいどうぞ。

記者:●●のナガオカと申します。よろしくお願いします。今武藤さんの方から透明性ということありました。先日セシウムをヨウ素と誤認した件で、今後もですね、人的ミスがありますと取り返しのつかないことになる可能性がございます。そこでですね、東電さんとしてのリスクマネジメントを明快にする意味でですね、例えば統合本部と福島原発の現場におきます東電さんの各作業部門の指揮系統の含めた人員配置図ともう1つ計測分析から実際の現場作業に至りますオペレーションフロウを公開していただきたいのですがいかがでしょうか。

東電:かなり詳細な●●になりますかと思いますので、どのような役割分担で誰が何をということを●●ご説明できるのか●●。

記者:ぜひお願いします。かなりの長期戦になるにあたりまして、私たちとしては東電さんが必死に活動されていると少しでも安心したいわけです。また公開することによってマイナス要因はあたらないと思いますので、是非とも公開ご検討お願いします。

東電:我々統合本部の中で、昨日午後に班を作りましてこれは●●あるいは●●あるいは我々は●●と呼んでますけれども●●。

記者:ぜひそれを図でわかりやすく。

東電:大変多くの人間が集まって仕事しているわけでございまして、いろんな形で紹介したいと●●。

記者:ありがとうございました。

東電:その他いかがでしょうか。じゃあどうぞそちらの列のえーカメラさんの前。

記者:読売新聞のタツヤといいます。現場作業員の労務環境について教えて頂きたいんですが、今日福島の方の保安院の会見の方でですね、現場作業員の方の支給されてる食事の状況が非常に過酷なものとか、水のしようの権限を与えてるという話が出てらしいんですが、副社長の方でその辺をどれくらい理解把握されているのかということと、またその点について改善をする●●。

東電:現場の状況は、●●環境から厳しい状況であることはよく認識しております。で、非常に物質的にも限られている中でどうやって工夫するかということについては今日の社内でも議論したことでございますけれども、できるだけ現場で作業をしておられる方々が困ることのないように生活支援等必要な事をしっかりとサポートして現場で少しでも作業しやすい環境を作っていくことは大変重要なことと思っております。どうしても生ものみたいなものは持ち込みできないところがございますので少し●●減りますけれども出来るだけ工夫をしながら、していきたいと思っております。

東電:他いかがでしょうか。じゃあどうぞ。

記者:すみません。よろしいでしょうか。ミヤサキヨシオと申します。今のことに関連してなんですけどメールをいただきました。現場で被災されている女性の方がですね、メールを送ってこられていて、自分は両親も行方不明になってしまったみたいなこともあるみたいなんですけど、例えばそういう方に関して交代要員を送るであるとか、そういうことは出来ないのかというのが第1点と、2点目、外に漏れた1号機から3号機の縦穴の部分ですね、これ今具体的な方策を考えてらっしゃるということなんですが、とりあえず海に出ないようにしないといけないと思いますけれども、なにか具体的なお考えは持っていらっしゃるのかというその2点をお聞きしたいんですが。

東電:大変に多くの方が、被災をされるなかで仕事をされている方々、ご指摘のように家族が被災されている方いろんな厳しい環境の中でえー発電所で使命感を持って仕事をしていていただいてるということに関して今回被災された方々にお悔やみ申し上げるとともに、そういうなかで仕事をしていただいてる方には本当に深く感謝を申し上げなければならないなと、本当に思っております。さきほども申し上げましたようにそうした環境の中で厳しい環境の中で仕事をしていただいてるわけで、我々としても出来るだけの復興支援をして環境を少しでも良くして行くことが大変重要だと思っておりますし、少し期間が経っておりますので、なかなか現場、日々厳しい状況が続いておりますけれども、新しい人を●●投入をしまして、出来るだけ現場とのコミュニケーションも増やしながら休みが取れるようにそういう作業環境勤務環境を作っていくということで、すでにもう●●することと致しております。

記者:すみません。関連して建屋の関係で。

東電:建屋の外側に水がたまって。

東電:すみません、これは具体的な方策はまだ検討しているわけでありますけれども、●●しっかり管理をする。で、外の水についてはなんらかの処理処置が必要だというふうにお思いますので、これにつきましては現在検討を進めているところでございます。

東電:それでは一番後ろの列の手を挙げている。

記者:こういう重大事故の場合は、当然のことなんですけれども、工程表を作成して常に日々更新していく、あるいは1日に何回も更新していく、というのが当然のあり方だと思うんですけれども、この工程表というのは、統合本部内で統一して作成されているでしょうか。

東電:毎日朝、朝だけではなくて、1日、適時、作業の進捗につきましては●●作業を行うのかその進捗はどうなのかということを●●致しております。

記者:そうしますと当然最終的なゴールというものがその工程表の最後に書いてあるわけですけども最終的なゴールというものは何年後あるいは何ヶ月後幅をもって結構ですのでどういう設定が現時点ではしてあるんでしょうか。

東電:改めて説明をしてきていますとおり、現在原子炉をしっかり冷やすということが、大事な段階でございまして、それについて足元でできることやらなければいけないことを完了していくということでございます。最終的にどの段階でこれをおっしゃるような段階にしあげることができるかどういうことにつきましては現在残念ながら定まった工程はございません。

記者:つまり政府が●●工程表において最終的な、修復回復時点というものが現時点では明記されていないということでよろしいでしょうか。

東電:現時点ではまだ具体的な目標を定める段階にはございません。

記者:そうしますと政府の方からは当然どういう範囲かということの説明が求められていると思うんですけれども、それに対してはどのように答えられていますか。

東電:現時点ではまだ具体的な工程を定めるには至っていません。

東電:それでは次の質問に。

記者:すみません、1問だけ。

東電:はい。

記者:そうしますとね、先ほど既存のデータについて今日になってご存知になったと行ったんですけれども、なんのために工程を作ってるんですか、そういう時にそういう工程に反映されるってのが通常じゃないですか 。工程表の意味がないですよ。政府は今のデータについていつ知ったんですか。昨日の3時半のことについて政府はいつ知ったんですか。で政府はそれを聞いたときにどのように東電に対して感想を述べたのか。

東電:事実関係につきましては●●お答えさせていただきたいと思います。

東電:それでは次。

記者:すみません関連で。

東電:カメラの後ろの方からいかがでしょうか、前の方の方ばかり、はいどうぞ。

記者:朝日新聞社のカナイと申します。先ほどですね、健全性の問題についてお話がありましたけれども、その健全性を定義することはないというお話でしたが、武藤社長にですね官邸がですねあなたの考える健全性とはなんだと問われた時も、今と同じような回答をなさるでしょうか。

東電:先ほどのお答えと重複するかもしれませんけども、原子炉から廃炉。

記者:すみません私が言ったのは官邸から聞かれても同じ回答ですかと聞いたんです。

東電:格納容器から出てくる放射能にどう対応するかというのが重要なことでありまして、それに向けてハンドルしていくことであります。●●どうかということにつきましては、●●ございません。この事故につきましてしっかりと検証していく性格のものだと思います。

記者:それでは昨日の第三者機関どうなるんだという議論と同じでですね、要は我々が考えているものが全てでですね、あなたがたが考えているものとの違いがあってもそれは問題ないと回答するのと同じじゃないですか。

東電:そういうことを申し上げたのではなくて、その検証というのは当然、この事故については、多くの国内の機関、それから海外の機関も含めて、●●起きたのかということが、検証されているということだと思っております。

記者:あとすみません、もう1点。さきほどですね、いらっしゃった時に、いわゆる●●の話の中で、私は承知していない、という話をしてましたけれども、そういう発言をなさるんだったら、全部の回答にご自分が出られたらいかがでしょうか。

東電:●●の話でございますか。

記者:はい、そうです。

東電:はい、それは、内容については我々聞いておりますけれども、それを明確にその場所かという風に決定づけて判断したことではない、ということを申し上げたまでです。

記者:今後はこの、多分みなさんいろいろと可能性を我々に説明してくれているので、ムトウさんの方から変な発言がないようにとか、プレッシャーがかからないことは私の方からはお願いします。

東電:一切、そういうプレッシャーをかけるというようなことはございませんし、起きてることにつきまして、きちんと説明するということが、我々の基本的な考え方でございます。

司会:そのほかに何かございますでしょうか。はいじゃあそちらのまん中の。

記者:日本経済新聞のウエマツです。今後の●●お伺いしたいんですけれども、引き続き、本格的な冷却ていうのは、稼働に向けてとりあえずの元になっているとは思うんですが、昨日までの段階では、カービン建屋の地下1階だけで、高濃度の放射性物質を含む水たまりが見つかっていて、まずこれを排出、排水しましょうと。で今日になると、外でも見つかったという風に状況変わったわけですけれども、今後、排水作業というものは、どういう風に行われるのでしょうか。つまり、この地下1階での排水と屋外での排水というものを●●で行えるものなのか、それともまず、屋外で見つかった以上、屋外のものを先に作業する必要が発生して、その分その最終的なゴールはいつか定めているかどうかは別にして、その作業の工程に遅れが生れるようなそういう風な状況なのか、そこらへんの展開を教えてください。

東電:今日のトレンチの水につきましては、屋外のことでありますので、まずはこれ以上、状態を悪化させないようにするということが大事だと思います。それからその処置につきましては、できるだけ早く●●のかというのを考える必要があると思います。屋内につきましては、昨日以降1号機は元ある水位の中に戻すということを考えております。他の号機につきましては、ポンプの中に水が、ポンプの中に水がありますので、これを他のタンクに移すということで、線量を少なく●●。そこが空けば、地下の水を移していくということで●●。

東電:ほかに何か。

記者:ちょっとすみません。ちょっと確認で。それは両方とも認識してるんですけども、要するに地下の●●作業というものを1回ストップして、屋外のその対策をしなければいけないのか、どうかということです。

東電:ここは、屋外の放水について処理する方策が決まれば、それについて当然、それに代わって対策を取っていくということになると思います。その時に屋内の作業と●●。

司会:そのほかいかがでしょう。じゃあどうぞ。

記者:●●編集部のオオシオといいます。武藤さんにお伺いしたいんですが、武藤さん、3月27日の会見の時はですね、福島第一原発の廃炉については明確な言及は避けておられたと思うんですが、現在、1号機から4号機あるいは5号機、6号機も含めて、福島第一原発の廃炉についてはどのようにお考えをお持ちでしょうか。

東電:これはすでにご説明させていただいた通りでございますけれども、今回まだ足元でいろいろ質問を受けました通り、まだまだ決めなければならないことがたくさんございますので、●●の将来については説明する時期ではないと思っております。

記者:えーとそれと武藤さんが現地におられた3月12日に官直人総理が、視察に来られて3月12日の午前7時から約10分間ほどご説明なされてると思うのですが、その際に武藤さんは総理にどのようなことをおっしゃったのでしょうか。

東電:ちょっとしっかりと記憶を確認する必要がありますけれども、しっかりと安全確保をするようにとの指示をいただいたと思います。

記者:この時点でそのかなり危機的な状況になっていると思うんですが、そうしたことは副社長の方からですね、総理には進言もしくは、相談されてないんでしょうか。

東電:●●の状況につきましては、現場でも●●それ以前に●●。

司会:他にはいかがでしょう。

記者:総理がいたことによってその作業が遅れたってことってありますか。

東電:そういうことはございません。じゃどうぞ。

記者:連日お疲れ様です。フリーランスの上杉隆と申します。昨日お伺いした件なんですが、清水社長が見えないと申し上げたときに、武藤副社長は、●●というかずっと作業されていると、いうことを仰っていましたが、そのあとの説明だと、入院をされていたと言うことでちょっと説明が変わったように思われます。入院含めてこれは武藤副社長の耳には言っていなかったのでしょうか。あるいはその時点ではこれは、発表できないということで隠したのでしょうか。

東電:事故後3月の16日頃から数日間、過労だと思いますけれども体調を崩して対策本部を●●という事実はございますけれども、その間●●の中にいまして情報収集を行って指示を出していました。

記者:入院の事実は武藤さんはご存じであったのでしょうか。

東電:●●にいて情報収集に努めて指示を出していたということになります。

記者:ちょっともう1個だけ。世界中がかなりこの事故を心配しているんですが、IAEA、この査察いうのは東電ならびに福島原発の方に申請があったか、あるいは行ったという事実はありますでしょうか。

東電:東京電力としてはではそのような事実は認識しておりません。

司会:そろそろ予定の時間となっておりましたのであと1問という形にさせていただきたいと思うのですが、いかがでしょう。そしてらその前から2番目の方どうぞ。

記者:すみません。週刊ダイアモンドのチバです。確認なんですが情報が原爆がどういう風に●●御社ならびに原子力保安意にですね、誰が意思決定をしているのか網一度確認させてもらえますか。

東電:先ほど研究室対策、本部の中の仕事がどうなっているのかというご質問をいただきましたので、役割分担等、どんな形で進められているのか、そして●●と思いますけれども、現場の●●組織を作りまして、その品目ごとに役割分担をし、その機能の単位。

記者:●●聞いてるのではありません。

東電:その単位ごとに情報をやりとりして●●につきましては●●とそれから安全の本部が常にテレビ等で結ばれておりますのでその中で再度確認をしつつ、具体的なアクションについて決めていくということをやっております。

記者:誰が最後に●●されるのですか。

東電:これは統合本部ということでございますので、本部長ということになりますけれども。

記者:タケムロさんではないのですか?。

東電:はい。ではなくてここの関係機関の●●ということになります。

司会:それでは大変申し訳ないのですが予定の時間となりましたので本日はここで終了させていただきたいという風に思います。どうもありがとうございました、お時間いただきまして。