中村審議官:第5報でございます。お手元に資料をお配りしているところでございます。第4報以降の変化のところについてお話をします。東京電力の福島第一原子力発電所の状況につきまして、先ほどの第一原子力発電所の状況につきましては、後ほど説明させて頂きます。まず、4ページ目のところの原子力安全保安院との対応のところでございますけれども、18時33分に福島第二原子力発電所の1号機、2号機、4号機におきまして東京電力の方から、原子力災害対策措置法の第10条通報があったとことでございます。それから先ほど官邸の方で、内閣官房長官の方から発表がありましたけれども、政府として緊急事態宣言を出したというところでございます。それから、1Fの東京電力第一原子力発電所のところにつきまして、1号機、2号機の状況について、そこを山田課長のほうからちょっと最初に。プラントの状況につきまして、説明をお願いしたいと思います。
山田課長:先ほど、福島第一原子力発電所の1号機と2号機について、そのうち2号機については、水位が確認できたということを申し上げましたけれども、再び数位の表示が失われたということで、現在、1F福島第一の1号機、2号機とも水位が確認できない状況でございます。それから、福島第二の1号機につきましては、格納容器の圧力が上がったということで、ECCSが起動したと言うことを先ほどご説明しましたけれど、ECCSについては、起動しておりまして、水位については維持されているという状況です。それから、どれでしたっけ、10条もうひとつは何号でしたっけ。もう1基、2Fの福島第二の3号機、こちらでも同様に格納容器圧力が上がったという信号で、ECCSが起動したという信号があったということでございます。どのECCSが起動したかということについては、まだ確認中でございます。格納容器の圧力が上がった原因についてもあわせて原因はいま、確認中ということでございます。プラントの状況は以上でございます。
中村審議官:それから、先ほど私の方から、電源車でござますけれども、これについて発電所のほうに到着したということを申し上げましたけれど、まだ到着しておりません。今現在向かっているところでございます。それから、産業保安関係でございますけれども、新しい情報といたしまして、東京電力管内についてのその停電規模が、395万戸になったということ、それから変化があったところにつきましては、その下線をひいているところでございます。以下、東北電力、それから北海電力、以上のとおりでございます。それから4ページ目でございますけれども、ガス関係につきましても、新しく入ってきた情報につきましては、下線をひいているとおりでございます。
保安院:ガス関係について、ちょっと一点訂正させて頂きます。福島ガス2726戸供給停止とあります。その次に括弧がございますが、こちら未確認でございますので、括弧については、削除をお願いします。
中村審議官:先ほどの第4報の報告以降、変化があったところについては以上でございます。
司会:それではですね、質疑応答に入りますので、挙手をお願いいたします。
記者:水位がまた確認できなくなったと言うことですけれど、注水、その冷却はちゃんと機能していますか。
中村審議官:はい。1号機、2号機、3号機ともRCICより注水は継続中でございます。
記者:枝野官房長官は、注水が確認できなくなっていると会見でおっしゃっているんですが。
中村審議官:確認…注水が継続されております。
司会:では次、奥の男性の方。
記者:2Fの方の新たに2,4号機のほうでも10条通報しているということですけれども、福島第二ですね。これって、どんな状況かもう一回聞いて大丈夫ですか。
中村審議官:はい、これについてはですね、1号機、2号機、4号機ともに炉の方には水は注水されております。1号機、2号機、4号機ですね。それで、東京電力の方から10条通報が入っている内容はですね、津波によりまして、海水系の復水器から出てきた水を海水によって冷却をすることになっているわけですけれども、その海水系のポンプの起動が確認できないということで、東京電力としては、炉の熱除去の機能が失われる恐れがあるのではないか、ということで、10条に該当するのではないかということで、報告があったということでございます。いずれにしても炉に対する注水は引き続き行われているということです。
記者:読売のホンダと申します。緊急事態宣言を出す理由というか、どういう判断があってその緊急事態宣言を。
中村審議官:原子力発電所におきまして、原子力の冷却といいますか、その機能について、今後十分に機能しなくなる恐れがあるということで、政府全体として防災対策、防護対策も含めて防災対策を実施をしていく必要があるだろうということで、緊急事態を発したというものでございます。
記者:それは、どこの何号機と何号機。
中村審議官:これは、東京電力の福島第一原子力発電所の1号機と2号機についてでございます。
記者:朝日新聞のコボリですが、福島第二についてお伺いしたいのですが、1号機は先ほど、格納容器の圧力が上がった、中で何か漏れている可能性があるということ。2と4は、さきほど説明されましたけれども、海水系のポンプの起動が確認できなくて、将来的に熱除去の方ができなくなる可能性がある。その理由は違うということですか。
保安院:はい、そうです。
記者:海水系のポンプというのを、もうちょっとわかりやすく説明してもらってもいいですか。
山田課長:はい、通常は原子力発電所、通常の発電をしているときには原子炉から出てきた蒸気をタービンを回しまして、タービンを回した後の蒸気は海水から引き込んだ水で冷やして、一旦水に戻して、それから原子炉のほうへ戻します。これが一番大きな海水系の冷却の機能でございますが。それに加えて、いろいろな安全設備を機能させるための機器に冷却水、たとえば、ポンプですと、ポンプは回転しますと熱をもちます。それを冷やさないといけないんですが、それを冷やすための水、これも海水系のポンプから取り込んだ海水を使っておりますので、この海水が取り込めなくなったということで、そこの機能が失われたと、ではないかというふうに判断をしたということでございます。
記者:海水系のポンプが止まった原因とかについては、まだ。
山田課長:おそらく津波で。確認はまだしておりませんが、場所からすると津波の海水をかぶった可能性があるのではないかと思われます。
記者:ショートかなにかして、止まったという可能性が。
山田課長:ショートしたかどうか、そこまではまだなにも確認はとれておりませんので、わかっておりません。
記者:海水系のポンプが止まったとして、実際、お釜を冷やす、もしくは水を注入するで、どういう機能に影響が想定されるのですか。
山田課長:基本的には今申し上げましたが、ポンプですね。ポンプが使えなくなると言うことがございますね。
記者:一番心配なのは、たとえばどこのなんていうポンプなんですか。
山田課長:たとえば、ECCSのポンプもそこから冷却水をとっておりますので。
記者:じゃあECCSがこのまま動かなくなっちゃう可能性もある、から東電は判断した。
山田課長:ちょっとそこはまだ確認をとっておりませんが、そういう場合も、最悪の場合はあり得るかもしれません。
記者:あと3号機のCSは、まだ信号だけで、作動確認はまだなんですよね。
山田課長:福島第二の3号機については、起動したと、要するに起動信号は出たということは確認はされておりますが、実際にポンプが動いて注水が行われているかどうかについては、まだ今のところ情報はございません。
記者:だからまだ10条通報の対象ではないということなんですか。
山田課長:ちょっと今、その情報だけをもってここに参りましたので、その後今どういう判断になっているかはわかりません。
記者:福島第二の方の2と4について、いわゆる冷やす経路のしくみについてどんな、たとえばECCSは作動していないと思うんですけれども、今どんな状況にある、現状でいうと。
山田課長:今、10条通報が行われておりますのは、残留熱除去系、RHRの機能が使えないのではないか、ということで、10条の宣言がされたというふうに報告を受けております。
記者:その冷やす方は、つまり、非常用ディーゼルとかそういうのをちゃんとおいて冷やせてるという状況にあるわけですね。現状は。
山田課長:今のところはECCS系については動いているということなんですけれども、ただ起動したと、起動信号が入ったと言うことで、実際に注水されているかどうかについては今のところ情報はございません。実際に漏れているかどうかというところは確認はされておりませんので。あくまでも起動したということが確認されているというだけで。
記者:2Fの方の1号機で、その後水漏れ、もしくは蒸気漏れの確認はまだですか。
山田課長:今のところ水位は確保されていると言うことは確認はされています。漏れているかどうかについては今のところわかっておりません。
記者:3号機の水位はまだ確認できていないんですか。
山田課長:そこは、水位の情報は今のところ、少し前の段階では、水位はきちんとあるという情報ありますが。
記者:それはECCSの信号の後?前?
山田課長:私が聞いたのは、聞いた情報の順番は、水位が確保されているというあとに、ECCSの起動という情報を聞いております。
司会:挙手をお願いいたします。では、女性の方お願いします。
記者:時事通信の●●と言いますけれども、ちょっと理解が悪くても申し訳ないですけれども。先ほど18時半過ぎにですね、緊急事態宣言について、発令したという情報はないですという風に一度アナウンスがあったと思うんですけど、その後結局あの宣言を出すことになったその状況が変わった経緯にちょっと一言お願いします。
中村審議官:事象自身としてですね、とくに大きく変わったということはないんですけれども、政府のなかで、この事態の推移をみてですね、その官邸でですね、その対策本部の場で議論されて決定をされたということでございます。18時30分の時点ではですね、まだそういう政府としての決定はなされてはいなかったということでございます。
記者:保安院から経産大臣を通じて総理のほうに申告をするというのは何時ごろだったんでしょうか。
中村審議官:何時頃か具体的な時間はわかりませんけれども、この19時33分より前でですね、私どもの方からちょうどお話をさせて頂いたのは18時30分過ぎだったかと思いますけれども、その間の時間帯だと思います。
記者:我々にアナウンスがあった後という。
中村審議官:あとですね。
記者:すみません。その30分間の…。
司会:すみません。挙手でお願いします。会社名も。
記者:その30分間の前に、どういう推移があったのでしょうか。事態の推移を
中村審議官:事態の推移については、1Fについては冷却機能というのはずっと継続的に維持されておりました。1号機、2号機、3号機について。それで1号機については水位が確認されていないということは申し上げました。それから2号機、3号機については、18時30分頃の時点だと思いますけれども、水位が確認されたということでございました。それ以降、いま先ほど山田課長の方からありましたけれども、2号機についても水位が確認されなくなったというような事態がございました。そういう事象の推移を見ながら最終的に政府の方で判断をされたんだと思います。
司会:じゃあ前の男性の方から
記者:日本テレビの●●です。福島第一の1号機、2号機は、いま蓄電池の弁を作動させて動いているという理解でよろしいんですよね。その蓄電池、7,8時間しかもたないと思われるという話なんですけど、いまもう地震発生から5時間半経っているわけで、これっていうのは、危惧はされてる状態という理解でいいんでしょうか。
山田課長:どういうふうに電池もたせるのかということについては、現場で東京電力の方でいろんな検討はされていると思います。具体的にどういう動きをしているのかについては、我々はまだ把握しておりませんけれども。何らかのことをするべく、検討はしているんじゃないかというふうに思います。
中村審議官:非常ディーゼルの立ち上げであるとかですね、先ほど申し上げましたけれど、電源車をできるだけ早くそこにもっていくとかですね。あるいは、6号機ですか、そちらの方については、DGが使えるような状況でございます。そういったものを使えないかどうかとか、そういういろんな方法を今検討しているということでございます。
司会:じゃあ、男性の方。
記者:朝日新聞の●●です。福島第一の方についてお伺いしたいんですけれど、3時42分から10条通報があって、そこから1,2,3のECCSが使えない状態がまだ続いているわけですよね。そもそもその電源が止まって、非常用発電装置がなぜ動かなかったのかとか、どのくらい揺れに見舞われたのかとかそこらへんの情報がないんですね。そこはなにかはっきりしていますか。
山田課長:申し訳ありません。まだ情報はございません。
記者:非常用発電装置というのは月に1回くらい点検というか、動かしたりしますよね。それが以前過去に動かなかったことがあったかなかったかということは。
山田課長:いまおっしゃられてるサーベイランステストというものをやるということについては、保安規定で義務付けられておりますので、それについてはしかるべくやられていたんだろうと思います。したがいましては、今回動かなかった理由というのは今のところ何かわかりませんけれども、少なくとも地震によって何らかの影響があったのかもしれないということだろうと思います。
記者:さっき、冷却系のポンプについて、津波の影響があるからと。なにか津波をうけるような場所にあるとかそういうことは。
山田課長:ディーゼル発電機がですか。
記者:はい。
山田課長:ディーゼル発電機は建屋の方にございますので、海岸辺にあるわけではございません。
司会:では、次の方、挙手をお願いします。
記者:1Fで、正規のアイソレーションコンデンサーとか、ICIC以外に、普段は使わない系統から水をもってこようという検討を聞いたんですが、把握されていますか。
山田課長:詳細は確認しておりませんが、なんらかの対応を考えているんだろうというふうには推測いたしますが。
記者:じゃあそれの実効性については、保安院としては。
山田課長:はい、具体的な話は何も伝わってきておりません。
司会:じゃあ女性の方、お願いします。
記者:緊急事態宣言なんですけれど、それは保安院の方から上申して、政府として出した方がいいという話をされて、政府の方に。
中村審議官:はい。経済産業大臣から上申をしたということ。
保安院:はい。経済産業大臣を通じて、官邸の方、総理の方に上申がなされたということだと思います。
記者:それは何時頃なんですか。
保安院:緊急事態宣言が19時3分に出されると思いますので、少なからずその前辺りには。ちょっと正確な時間は。
中村審議官:先ほど私のほうから申し上げたような感じで、18時30分以降ですね、19時3分の間だと思います。私自身も正確な時間は申し上げることはできません。
記者:その35分に、我々わざわざ呼ばれて会見でそんなことはありませんといって、そのあとやっぱり出すべきというのは、何か大きな変化はありましたか。
中村審議官:いいえ、我々の方でまだあれは一部報道で流れたものですから、政府の方でまだ判断していなかったものですから、そうやってそれを訂正したいということで、わざわざ来ていただいたわけですけども。とくに事態、なにか理由があってですね、時間の変更とかあったということではございません。先ほど申し上げたとおり、事態の推移をみながら今後どういう可能性があるということが懸念されるのかということを総合的に判断をした結果として、政府の方で判断をされたということでございます。
司会:じゃあ男性の方お願いします。
記者:ちょっと途中で出てたので聞いたら申し訳ないんですけれども。これ4番のところで、通報の時間なんですけども、18時33分に福島第二の1,2,4について10条通報とあるんですけど、これはこの時間でよろしいんでしょうか。2と4はあとから追加だという認識があったんで。最初、1は言ってたんですけど、2と4はその時間には入ってなかったんで。ちょっと確認なんですけど、一応それでいいかどうか、もしくは時間と。
中村審議官:確かに事象的にですね、1号機、2号機、4号機について、確認をした時点というのは事業者の方からですね、たぶん、最初第一報があるとか連絡があったというのは若干差があるかもしれませんけれども、最終的には18時33分に東京電力の方から正式に10条通報がなされたということで書いております。ただ念のために事象の発生についてはですね、シリーズで結構続いてきてるものですから、改めてちょっとこの1号機、2号機、4号機についての10条通報の時間については再度確認をさせて頂きたいと思います。
司会:先に女性の方から。
記者:先ほど、緊急事態宣言を出す判断のところで、今後冷却機能が十分機能しなくなる恐れと言うことで、政府全体で、なんか防災っておっしゃってましたけど、防災をやっていこうということで。住民はどのような心構えをしたらいいのでしょうか。
中村審議官:今すぐですね、ただちに原子炉の状況は非常に厳しい状況になるということは考えにくいわけですけれども、今後いろんな事態を想定してですね、機敏に政府一体となって対応できるということがまず必要ですし、またそういった対応に応じてですね、住民の方々はじめとして国民の方々にもいろんな形でご連絡をするという必要があるかと思いますので、そういった意味で政府の方から出される情報についてですね、耳を貸していただければということで、こちらの方から、事態の推移があった時にですね、ご連絡させて頂きますので、十分ご留意をしてくださいと、ご注意してくださいということでございます。
記者:それは福島と…
20:40:08
11秒間記録なし
20:40:19
司会:日経さんから、ごめんなさい、ごめんなさい、朝日さんですね、朝日新聞ですね、朝日さんからお願いします。
記者:福島の1号機についてもう一度確認したいんですけども、外部電源が喪失して、非常用電源発電機が動かない状態で、電源がなくなってしまった。この外からの電源も中からの電源もなくなって、ECCSが動かないという事態は想定外のことなのでしょうか。あと、電源車があるとおっしゃってましたけど、この電源車は非常用発電機が動かないということなんか想定されているんでしょうか。
中村審議官:そこはちょっと、いずれにしてもですね、状況をよく把握をした上でですね、確認をしたいと思います。
記者:外部電源も内部も、非常用発電もいっぺんに落ちるということは考えにくい。
山田課長:技術的にどうかというと、かなりそういう事態は起こりにくいものであるのは確かです。それから電源車のことを言及がございましたが、電源車は発電所にあるものではなくて、東京電力としてもっている電源車を活用しようしているというところでございます。元々あったものではございません。
司会:では、女性の方。
記者:●●の吉野です。先ほども住民の方の心構えというところに関連するのですが、先ほど政府の災害対策本部ができて、緊急事態宣言となると、原子力災害現地対策本部というのがオフサイトセンターとかにできるという話があったんですけど、もう実際にできてるんですか。
中村審議官:確認を。制度上は、そういう形になっております。実際できているかどうかというのは、確認をさせて頂きたいと思います。ちょっと確認してください。
記者:そういうところから、たとえばいよいよあれなので、退避してくださいとか、屋外に出なければ大丈夫ですよとか、色んな適宜指示がでるっていう。
中村審議官:そうですね。はい。
司会:では、男性の方。
記者:NHKの●●です。途中出てたんで、被ってたら申し訳ないんですが。第二、2Fの方の2と4が今どういう状況にあるのか、どういう状況というのは、たとえば1Fの1,2はECCSとか作動、非常用事態、非常用のものが動いている状態なんですけども、2と4についてはたとえば、いわゆる安全系の組織、仕組み、というのはなにがどう起動する状況にあって、その海水の間を動かないという状況になっているのか。いまそういう安全系の装置がどういう風に起動しているのかとかわかりますか。つまり、1Fの1は非常用とか全部止まっている状態じゃないですか。2Fの方の2と4はどんな状況ですか。
山田課長:まず、福島第二原子力発電所については、外部の電源、送電線は生きておりますので、電源は生きております。それで、しばらく前の状況でございますが、水位については下がっている状況ではございません。ただ1号機については、先ほど申し上げました通り、格納容器圧力上昇というのが出て、ECCS起動信号が入っていると。それから3号機についても同じような状況になってはおりますが、実際漏れた冷却材が漏れているかどうかということについては、水位は維持はされておりますので、たとえ漏れていたとしても安全上の問題は今のところ維持されているという状況でございます。
記者:その外部に電源あるという、いわゆる安全装置系がちゃんと動いている状態。
山田課長:はい、はい。
記者:あともう一点、これも引き伸ばして申し訳ないのですが、電源車でやってく、届いてたっていう、一台到着したというのは間違っていたと。いま向かってる最中ということ。
山田課長:はい、いま向かってる最中です。
記者:いま何台くらい向かってるか、台数ってわかりますか。
中村審議官:恐縮でございます。ちょっといまわかりません。
記者:いいですか。共同●●ですが、2F3のECCSの進行の時間を知りたいのですが。
中村審議官:1ですかね。
記者:いえ、3です。新しい方。
中村審議官:2Fの3はですね。
山田課長:3は、出てくる直前に聞いたものですから、ちょっとすみません。
記者:あと、2Fの4の津波によって、そのポンプ、あの、えっと、ロジックなんですが、これいわゆる、押し波で地上設備がやられたという理解でいいんですか。引き波で給水ができないんじゃなくて。
山田課長:そこのところの正確なところ、いまわかっておりません。海水ポンプが機能を喪失したのではないかといわれているということで、情報は来ているということで、どういう状態で、どういう不具合が起きているのかという表現についてはいまのところ。
記者:でも、実は海水ポンプの不具合のことになれば、津波で給水ができないからとまるっていうそういうロジックではたぶんないですよね。
山田課長:おっしゃるとおり。押し波か引き波かどちらかで、引き波の場合には、もどってくればいいんじゃないかというのは確かにおっしゃるとおりなんですが、いまのところちょっと情報がないもんですから、正確なところはちょっと申し上げられません。
中村審議官:先ほど、政府対策本部との関係、現地対策本部が立ち上がったのかどうなのかということでございますけれども、19時3分に、緊急事態宣言が出されてですね、と同時にですね現地の災害対策本部も立ち上がっております。
記者:電源車なんですけれども、どこから向かっているのでしょうか。
山田課長:東京電力が管内にもっているもので近いものを多分もっていっているのだと思いますが、ちょっと具体的な場所はちょっと今確認はしておりませんので、申し訳ありません。
記者:どれくらいかかるかとかはわかるのですか。到着まで。
中村審議官:その辺も確認をとろうとしていんですけども、何分交通事情等々もありまして、今のところちょっと見込みについてはわからないというところでございます。
司会:以上、よろしいでしょうか。じゃあ男性の方。
記者:産業保安の方なんですけれども、新たに福島ガスの2726戸供給停止というのがありますけれども、これは主に福島市内ということでよろしいんでしょうか。
保安院:その通りです。
中村審議官:それから先ほどの会見のときにですね、ご質問があった女川の煙のことでございますけれども、これはタービン建屋と申し上げましたけれども、女川1号機のタービン建屋ということでございます。これにつきましても、CO2消火というのが行われまして、いま鎮火されたかどうかっていうのを確認に向かっているというところでございます。
記者:電源車、こちらは渋滞で到着が遅れていると考えていいんでしょうか。
中村審議官:いや、そこもちょっと到着が遅れているかどうかも含めてですね、状況は必ずしもよくわかっていないということです。色んな方法でですね、もっていくというやり方を考えております。
司会:では、以上でよろしいでしょうか。会場内のちょっと注意事項ですけれど、携帯電話はちょっと控えて頂いて、かける際は外に出て頂いてお願いします。あとですね、こちらに10条と15条の基準を一応コピー用意しておきましたので、参考にしてください。それではですね、次回第6報をですね、1時間後の9時45分とさせて頂きたいと思います。よろしいでしょうか。では、9時45分からよろしくお願いします。