東電:…富岡消防さんの方で消防車は4台、消防署員17名で向かって頂いておりました。8時、17名ということになっています。17名です。
記者:変わってますね、数。
東電:はい。先ほど13名とお伝えしましたが、17名でお迎え頂きました。そして8時14分、消防指揮車1台が正門に到着したことを確認できています。それから8時47分、消防車3台が正門に到着ということが確認できております。また戻りますが、消防通報の内容でございますけれども、3月16日5時15分、当社社員が4号機、原子炉建屋4階北面付近から炎があがっている旨を最初の第1報として富岡消防さんの方にご連絡をさせて頂いております。それから、かなり連絡に、連絡がちょっと、順番が違うんじゃないかというご指摘を頂きました。国、自治体さんへの連絡が6時10分。そして消防さんへの連絡が6時20分だということをご説明しましたが、なかなか通信状況の混乱ですとか、各社さんとの連絡が速やかにとれないことがございまして、混乱の中でこういう順番になったということでございます。
記者:ごめんなさい。ちょっともう1回、5時15分にもう通報しているわけですか。
東電:これはすみません。5時15分ではなくてですね、通報時間は先ほどと変わりません。
記者:ちょっとそこもう1回。もう1回順番を追って言って頂けますか。
東電:はい。
記者:確認したのが5時15分。
記者:●●使ってください。
東電:はい。
記者:先ほど45分っておっしゃったんですが。
東電:通報は先ほどの。
記者:確認が。
記者:時系列で全部お願いできませんか。
記者:もう1回ちょっと落ち着いて順番に言ってください。
記者:すみません。それちょっと整理して頂いて、ちょっと先走って申し訳ないですけど、とりあえずテレビで映ってる煙って正体なんなんですか。
東電:我々の方も煙の方確認しまして、詳細については今まさに確認中でございます。
記者:あれは最近出始めた煙なんですか。
東電:暗かったんで、わかったのは最近だと思います。
記者:でももう7時くらいに明るくなってたと思いますけれども。
東電:ただ常時見てるわけではございませんので、免震重要棟に皆さん窓のないところに入ってございまして、見るのにはあるタイミングで見てるっていう形ですので。
記者:高台から確認されたんですよね。炎がないのを確認されたっていうのが1時間くらい前にはあったと思いますけれども、そのときには煙は出てなかったというふうなのでよろしいんですか。さっきの映像見ると相当出てたので、わかったと思います。
東電:そのときの煙のことは、すみません。確認。
記者:ちょっとじゃあそれ確認してもらえますか。
記者:昨日の段階で、昨日午後8時の段階で1号機が7割、2号機は3割燃料棒露出があるっていうことを隠してるんじゃないですか。東電さんがちゃんと説明されたんですよね。
記者:順番に。
記者:煙と関係があるわけですから。
記者:露出したってことは言ってます?
東電:煙の方はですね、その露出の方ではなく、予想されるのは破壊されてる、壊れているところが一番原子炉建屋の上ですので、燃料プールの方の水の方の蒸発とかそういったところの方が。
記者:何号機ですか。
東電:今そこも含めて確認中ですが、初期で見た人間は3号機のところが一番怪しいと。ただし。
記者:3号機なんですか。
記者:3号機。
東電:はい。ただ確認、もう一度確認してございます。
記者:煙は3号機の近くなんですか。
記者:3号機、4号機じゃないんですか。
東電:3号機の、3と4の方向というのが近場で見ているわけじゃございませんので。
記者:でもそれで3だというのは。
東電:3っぽいような気がするということで連絡を受けて、もう一度見ることになってございます。
記者:映像から確認しても3号機なんですけれども、その露出しているっていうことと、つまりこれが時間が進めばウランが溶けるっていうことですよね。そういうこと認識してらっしゃったわけですよね。
東電:まず今白い蒸気が出てるっていうのは、3号機の方でして、3号機とか、4号機かもしれませんが、その周りで予想されてて、それにつきましては今まさに確認に行ってるところです。はい。
記者:で、燃料プールだと思ってるんですね。
東電:の可能性がありますと。
記者:その理由は。
東電:その理由は白い蒸気が出るということは、これが蒸気であればプールの中の水が沸騰なりなんなりしてるっていうのが考えられる点だと。
記者:3号機は水素爆発をしましたよね。天井が抜けてますと。炉の方は守れてるんだけど、炉ではなくて燃料貯蔵プールがありますね、燃料貯蔵プールからは一定のその上天井がない、プレハブがない、鉄骨がない状態ならば煙が上がるから上がってるんじゃないかと。
東電:はい。おっしゃる通りです。
記者:そうすると燃料から出ているわけだからかなりの放射線量っていうのが出てくることっていうのが可能性が高いんじゃないですか。
東電:まず初期の、どのくらいの量があるかにはよるんですが、ある程度してくると放射線は出てくる可能性はあります。
記者:炎の煙じゃなくて、じゃあ蒸気なんですか。
東電:それを、詳細はこれから確認しないとわかんないです。
記者:その可能性があるということですか。
東電:その点も含めて確認中です。
記者:近傍のモニタリングのそのデータっていうのは出てないんですか。放射線量の、近傍の。最近の、一番最近のモニタリングの放射線量の値っていうのは出てませんか。
東電:今9時の段階で正門で587。
記者:単位は。
東電:前回と同じでマイクロシーベルトパーアワー。
記者:時間何時かも教えてくれませんか。
東電:9時です。
記者:9時以降はまだないということですか。
東電:9時以降は出てくるときには手元にまだありませんでした。
記者:それは原因というのは瓦礫が原因ってはじめ言ってたんじゃないですか。
東電:昨日報告させて頂きました線量について、400ミリシーベルトあるいは100ミリシーベルトパーアワー、こちらにつきましては、場所としては3号機近傍の瓦礫の近傍で測定されたということを昨日確認しております。
記者:3号機燃料プールの温度って。
東電:燃料プールの温度は今見れない状況になってございます。
記者:直近の温度は。直近の温度。
東電:すみません。ちょっと手元に持ってません。
記者:燃料プールの温度は確か中央で見えるはずです。
東電:見えるところと見えないところ、要は今限られた電源の中で計測器が壊れてるとかそういった状況のなかで3号機は見れません。4号機は指示してる数値が見えます。これの違いです。
記者:4号機は見れるんですか。
東電:前回言いました通り、80。
記者:それは一昨日の話ですよね。
東電:先ほど。
記者:今朝83でしたね。
東電:80何度。
記者:4度。
記者:84度。
記者:そんな変わりなし。
東電:一昨日の84度、それ以降の数値は確認できておりません。
記者:●●84度って言いましたよ。
東電:すみません。たぶん今朝と6時に取りまとめたデータと言ったと思いますけれども。
記者:えー。
記者:だって84度の方は一昨日の午前でしょ。
東電:すみません。今こちらに手元にありますのが、今朝の時点でのデータですけれども、今朝の時点で確認した。
記者:いや、それでね、同じ数字だからこれは前のやつなんじゃないのって言ったら、いやこれは6時のデータで同じ数値だからもしかしたら●●が壊れてるのかもしれないねとおっしゃったんですよ。だから同じ数値では、たまたま出てるんだと我々は理解したんですけど、なんでそんなにね、自分の印象だけで喋っちゃうの。
東電:申し訳ございません。
記者:どっちが正しいんですか。
東電:●●のデータでございます。14日午前4時過ぎのデータです。
記者:じゃあその後は測れてないっていうことです?
東電:左様でございます。
記者:一番可能性の高いシナリオっていうのはプールから水蒸気が出てるっていうことですか。
東電:それは4号機でございますか。
記者:4号機諸々。
東電:まず4号機につきましては。
記者:4号機じゃない。3号機、3号機。
東電:そうですね、ちょっと具体的な数字はおっしゃっていませんので、程度としてどの程度かはありますけれども、ただし少なくとも使用済み燃料プールの冷却はできない状態であるということはこれ変わりありませんので、可能性としては同様の可能性は否定できないと。
記者:蒸気が出るってことは、プールの水位が下がるっていうことですよね。ていうことは、燃料が段々剥き出しになっているということですか。
東電:そういう傾向にはあるということです。
記者:でも瓦礫で400で、今日正門で500っていうことは、500っていうことは。
東電:マイクロとミリの違いですので。
記者:昨日の段階で福島の東電の、東電が県にインホール、クラックが燃料棒が発生しているって言ったのは確かですよね。
東電:少なくとも昨日もそうでした。昨日以前の段階で少なくともこれは1号機3号機でもすでに水素爆発と思われる爆発が発生していて、その原因は被覆管の温度の上昇で、これは燃料の破損が生じているというふうに判断しております。
記者:それが進んでるわけですから、今これ想定されるのは本当に水蒸気なんですか。
記者:3号機と4号機が今出ている煙の出本がまだ3号機か4号機かっていうのはまだ確認できてないっていう理解でよろしいですか。
東電:はい。確認中です。
記者:前には3号機って認めてるんだって。
記者:そうです。
東電:3号機と言う声が聞こえていますけれども、正確には確認中でございます。
記者:だったら3のね、直近の燃料プールの温度のデータっていつの時点で何度ですか。それって出せませんか。いつから測れてないんですか。3測れてないって言ってましたよね。
東電:すみません。今。
記者:だから4は一昨日のデータで84度なんでしょ。3は。いつの時点で何度なんですか。
東電:少なくとも一昨日4号機について測定したその時点で3号機につきましては、すでに温度が確認できない状態でした。ですので、あるとしますと、それ以前のデータということになります。ちょっと具体的にいつのデータが●●確認させてください。
記者:格納容器じゃない理由って何かあります?
東電:3号機ですね。今、先ほど申しましたけれども、3号機の使用済み燃料プールの水温は上昇している可能性はこれはあると考えています。否定できません。したがって水温上昇に伴って所謂沸騰した水蒸気が出ている可能性はこれはあると思っております。じゃあ格納容器の方の状況につきましては、現在プラントパラメーターも安定傾向にあると思ってますけれども、確認が全くゼロかと言うとそう断言できる、断言はできないと思います。
記者:現状、注水作業っていうのは今一番わかっているところで何号機でやってますか。
東電:1号機と2号機と3号機です。
記者:それ継続してやってるんですね。
東電:はい。継続してやってます。
記者:さっきのプールの話で、蒸発したとすると●●とする見方がありますよね。その結果は起こることどんなことが考えられるのかちょっと説明してください。
東電:まず蒸発して、これは水蒸気が出て参ります。その状態が継続しますと、徐々にプールの水量が減少して参ります。プールの、使用済み燃料プールの水深、元々燃料頂部より7,8メートルの水深が確保されていますけれども、じゃあその7,8メートルの水がすべて蒸発するほどの発熱量を燃料が持っているかというと、そこははっきりとしておりませんけれども、仮に燃料がそれだけの発熱量を持っていた場合は、燃料がより露出するという可能性も●●ではございません。ちなみ3号機の場合ですと、今3号機の使用済み燃料プールに入ってる燃料でございますけれども、その燃料が原子炉の中で核分裂を起こしていたのを、これは、ちょっとお待ちください。すみません。お待たせしました。3号機ですけれども、今3号機で使用済み燃料プール中に保管されている燃料、こちらが原子炉の中で使用されていて核分裂●●をしていたのは昨年の6月18日以前です。昨年6月18日に原子炉3号機を停止してそれ以降定期検査に入って、その定期検査で燃料が取り換えられています。したがいまして、今3号機の使用済み燃料プールに入ってる燃料は約、一番最近の定期検査で取り換えられた燃料であっても約9カ月程度は冷却されていた状態になります。
記者:6月18日に止まったんですか。それとも6月18日に定期検査に入ったんでしょか。
東電:停止しました。
記者:定期検査は。
東電:定期検査、ですので6月18日に停止してそのまま定期検査に入ったということです。
記者:じゃあ両方18日ですね。あと何本あるんでしょう。
東電:3号機の使用済み燃料プール、使用済み燃料514体貯蔵されている状態です。
記者:これ1体っていうのは1本と同じですか。
東電:燃料集合体514体です。
記者:そういう無事である場合だけを想定するんじゃなくて、もし核燃料が露出したらどうなりますか。国民と住民に向かって子どもでもわかりやすく言ってください。今言ってください。核燃料棒が、核燃料が露出したらどうなりますか。
東電:核燃料が露出したらこの場合、所謂水による冷却がなされなくなりますので、燃料の温度が上昇していきます。上昇程度によります。何度まで上昇するかですけれども、仮に温度が1200度以上になりますと、燃料の被覆管が非常にもろい状態になります。壊れやすい状態になります。したがいまして、燃料が破損しやすい、破損のリスクが高い状態ということになります。これは燃料が冷却されなくて露出された場合にじゃあどこまで燃料の温度が上昇するか、それに依存します。
記者:燃料が破損したらどうなりますか。最後まで説明して頂けませんか。最悪、要するに最悪のシナリオに今なりつつあるわけですよ。東電さんはずっと最善のシナリオばっかし言ってきたけども、最後まで説明してください。国民と住民に向かってわかりやすく。
東電:燃料が露出した場合ですけれども、先ほど申しました、まず燃料の被覆管がもろくなります。その場合、燃料が破損するリスクが高まります。そこで何がしの衝撃の力かかって、燃料が破損した場合ですけれども、これは燃料の中に通常であれば収められている放射性物質が燃料の外に出て行くということになります。使用済み燃料プールの場合、通常状態ですと使用済み燃料プールと、それから外を隔てているのは原子炉建屋になります。ただし、今回3号機の場合ですと、原子炉建屋の最上階の壁面上、壁面、屋根面がすでにない状態です。したがいまして、3号機の燃料が破損して、使用済み燃料プール中の燃料が破損して放射性物質が外部に出て行った場合は、これは原子炉建屋の中で●●が外に出て行くということになります。
記者:消火用ポンプをね、追加して手配する準備をしてるっていう話ありましたが、現状どうなっているのかっていうのと、それとそれをね、3号機のプールの冷却に回す余裕があるのかっていうところ、今の目途どうですか。
東電:まさに今手配中でございます。一番原子炉の建屋の一番最上階ということで、そこまで届くポンプを持った消防車の方を手配して、そこにあてるつもりです。ただし今現状3号の状況と、あと4号の状況っていうのがなかなか両方とも厳しい状況にありますので、こちらをどう優先させるか。またもう1台うまく使えるかっていうところは今まさに検討しているところでございます。
記者:まだ来てないんですよね。今のところ、だからポンプ4台でやってると、冷却は、その1F自体。
東電:ポンプ車自体は、例えば●●に頂いたり色々しながらもうちょっと数多くあります。ただし今あそこの注水をするようなポンプ車はまだないという。
記者:全部原子炉の方の冷却に回ってて燃料プールはまだ冷やせてないっていうことなんですね、ポンプは。
東電:はい、その通りです。
記者:電源の問題だっていうことですか。水温上昇の原因は電源ですね。
東電:冷却する。
記者:電源が足らないんですね。
東電:いえ、冷却する系統がないということです。
記者:例えばですね、その送電線を繋げば、電源が戻ってくれば冷却機能っていうのは回復する可能性っていうのはあるんでしょうか。
東電:それもまさに検討しているところで、送電線の方を復活させて、ある電源の系統を復活させてそれがプールの方の冷却に使えるか。またが圧力容器の方の冷却に使えるかっていうところをいくつか繋ぐ準備をしているところです。
記者:すみません。さっきからちょっと言葉●●だったんですけれども、そもそもその●●がそんなに発熱量持ってるんだろうかっていうことちょっと●●。
東電:使用済み燃料自体古い燃料ですので、原子炉の中にある燃料ほど崩壊熱が高いわけではございませんので、その状況によって発熱量がどうなるかわからないというところで、例えば。
記者:端的に言うと、そんなにあんな煙が出るほど発熱量あるんだろうかということをおっしゃりたいんじゃないですか。
東電:申し訳ありません。補足させて頂きます。まず燃料冷却、原子炉で使用してから時間が経つにつれて発熱量は少なくなっていきます。ただし発熱は続きます。ですので、もし使用済み燃料プールの冷却が止まった状態ですと、これはプールの水温が徐々に上がっていきます。あとは上がっていく、これは上がっていく傾向にありますけれども、じゃあその上がるスピードはどの程度かということについてはこれはそのプールの中に入ってる燃料がどういう、どの程度最近まで使われていて、そういう燃料がどの程度あるかということに依存するというふうに考えています。
記者:今一番恐いのはですね、炉はきちんと閉まってるのかもしれないですけど、燃料プールがもし丸裸の状態ならば水位が下がってしまって、いくら崩壊熱が少ないからと言っても露出してしまえば燃料そのものから放射性物質が出てくるわけですよね。だからやっぱりモニタリングの値っていうのは国民が一番知りたいデータだと思うんですけれども、それを早急に出して頂かないと不安を煽るんじゃないでしょうか。
記者:それとね、動いてるポンプの数と手配できてるポンプの数をちょっともういっぺん確認してください。何台手配できて、その内何台が現在サイトで動いていて、残り何台って、その内どういうふうに配備する余裕があるのかっていうのは、ちょっとその数を確認してもらえますか。
記者:その放射線量のデータっていうのは非常にあれだと思うので、正門付近ではなくて、何かその一番近いものですね、今煙も上がっているわけですから、わかるものを早くお示しして頂けませんかね、この会見中に。
東電:すみません。今持ち合わせているデータは、すみません、ございません。至急確認でします。ただし、あそこ、この周りの線量が高いというところで人が1回線量するとその限度になってしまうとかそういった基準はありますので、今はたぶんこれを確認するのに見に行ってるんで、持ってる可能性がありますんで、そのデータがあればまたそこはお示しします。本当に線量を見ればいいんじゃないかとちょっとお叱りを受けているところですが、この見ること自体も今ちょっと厳しい状況にあるということをご理解頂ければと思います。
記者:すみません。そこの確認なんですけど、要するに●●式のやつでスポットでその時々で測るしかないということですか。
東電:そういうことです。
記者:確認したいんですけど、3号機と4号機のプールの温度っていうのはわからないわけですか。
東電:はい、はい。おっしゃる通りです。
記者:3号機に残っている、3号機のプールに入っている燃料で熱量的に実際問題として想定される熱量で水温100度を沸騰させる熱量は残っているというふうに元々考えられるんですかね。
記者:すみません。出火時間確認できました?15分か45分。
東電:最初炎を確認するのですね、5時45分です。先ほど15というのは私の読み間違いで、5時45分でございます。
記者:間違いないですね。
記者:通報は。
記者:45分ですね。
東電:はい。5時45分ということで、当初発表させて頂いているとおりでございます。その後にですね、通報させて頂きましたのは6時10分に県、国、保安院さんの方にご連絡をさせて頂いています。
記者:消防は。
東電:消防の方に、富岡消防さんの方には6時20分、6時20分にご連絡させて頂いています。その後の到着が先ほどの8時14分に消防指揮車1台正門到着と。8時47分消防車3台正門到着ということになります。
記者:ポンプでは注水と言われましたけど、放水なんじゃないんですか。
東電:おっしゃる通りです。今回の場合は。
記者:放水してるっていうのは、想定してないと思うんですけれども。
東電:まず今原子炉の状況としては注水してるんです。
記者:燃料プールの方。
東電:プールの方は放水ということになります。
記者:放水ですよね。
東電:はい。
記者:それは想定外のことだと思うんですけれども、例えばそれによって燃料自体が損壊したり建物が損壊したりっていう可能性はないんですか。放水●●。
東電:今最優先なのは水をかけて冷却することだと考えてございます。
記者:建物壊れちゃうとかないんですか。
東電:今の段階ではちょっと何とも言えないと思います、その辺は。
記者:水蒸気が白く煙って見えるっていうことは冷やされて水滴になってるっていうことですよね。
東電:か、水が沸騰して、要は湯気が立っている。
記者:湯気、外に出てきて水滴になっているということ。
東電:沸騰しなくても、大体50度以上くらいになればお風呂と同じで湯気が出てきますので、その湯気がどのくらいになったかっていうのはちょっと温度としては見てないっていうことです。
記者:昨日から例えば出てたと、白く煙っては見えなかったけれども、昨日から水蒸気はもう出ていたっていう可能性もあるんでしょうか。
東電:それは否定できません。あとすみません。先ほどありました3号機の使用済み燃料プール、水温が上昇する可能性ですけれども、ちょっと直接の情報じゃありませんので恐縮なんですけれども、少なくとも4号機につきましては、これ通常運転中ですと3,40度。これが2日前の時点で84度まで上昇していました。3号機と比べると、4号機の燃料、これは比較的新しいので使われていましたので、3号機については4号機よりは温度の上昇速度はこれは低いと。所謂発熱量は少ないというふうに想定します。ただし、不確定要素はあります。少なくとも地震による所謂振動、プール水の、●●ますけれども、揺れに伴ってプール水が外に飛散する可能性、その後も爆発等が起こっておりますので、じゃあ今使用済み燃料プール自体、どの程度満水に近い状態かと、そこは不確定要素ですので、ちょっと一概に判断しかねるということでございます。
記者:これは4号機は点検は12月でしたっけ。
東電:11月末に点検に入っています。
記者:去年の11月29日でしたっけ。
東電:はい。29日の24時に点検に入っています。
記者:それは30日の午前0時という言い方でよろしいですか。
東電;はい。同じでございます。ですので、資料を見ますと11月30日から定期検査というふうに表現している場合は、少なからずあるかと思います。
記者:3号のプール水、温度上昇するとすると、どういう可能性が考えられるんですか。冷えてきてる、燃料棒としては冷えてきてるのに説明だったんですけど、温度が上がると今どんなことが考えられるんですか。
東電:燃料としてはこれは時間とともに発熱量は少なくなっていきますけれども、発熱は続いています。したがいまして、プールの冷却をしていかないと、これは水温が徐々に上昇していくということになります。
記者:あと5号機6号機の水温は、燃料プールの水温は最新のものを教えてもらえませんでしょうか。
東電:現状最新は、朝、今朝の朝7時時点のデータになります。5号機の使用済み燃料プール水の温度、朝7時時点で61.1度。こちら5号機です。それから6号機につきまして、同じく今朝7時の時点で59.5度。こちらが手元に入っている最新の情報です。
記者:これ徐々に上がってますよね。両方とも。
東電:そのように認識しています。
記者:これ今のペースで上がるとどのくらいで沸点に、100度になるんでしょうか。
東電:昨日と今日のデータですけれども、例えば比例計算で言いますと、数日程度ということになるかとは思います。
記者:●●だと思うんですけど、5号機も6号機も冷却系はもうあれですか。プールについては機能してないということでよろしいんですね。
東電:はい。5号機6号機につきましては、使用済み燃料プールとそれから中間の熱交換器までのラインは動いております。したがいまして、プール水を外に回すということはできますけれども、ただし熱交換器から先、最終的に海水まで熱を逃がす系統は生きておりませんので、そういった点では冷却系がちゃんと生きているという状態ではないということです。
記者:すみません。今のペースで行くと数日中に同じように水蒸気爆発を起こす可能性があるということじゃないですか。否定できますか。
記者:今燃料プールの話でしたよね。
東電:はい。
東電:その辺りはまさに水温の上昇の傾向によってプールの状況が、傾向としては同じ方向に向かっているというふうには考えて間違いがないと思います。
記者:すみません。確認なんですけども、3号機の格納容器と圧力容器の圧力と、あと最新の水位ってわかりますか。
記者:1,2,3それぞれについて。
東電:ではまず水位ですけれども、これは最新かどうかなんですけれども、まず1号機こちらは今朝6時55分現在が最新で、0.167メガパスカル、こちらゲージの圧力です。
記者:水位ですか。
東電:すみません。申し訳ございません。まず水位からですね。水位1号機は今朝6時55分時点でマイナス1800ミリ。続きまして2号機、同じく今朝6時55分現在でマイナス1400ミリ。続きまして3号機、今朝9時20分現在でマイナス2300ミリ。続きまして圧力でございますけれども、1号機今朝6時55分現在で0.167メガパスカルで、これゲージ圧力でございます。続きまして2号機、今朝6時55分現在でマイナス0.061メガパスカル、これゲージ圧力でございます。
記者:マイナス。
東電:マイナスですね。ゲージ圧力ですので、マイナスがついております。
記者:もう1回、数字を。マイナスなんですか。
記者:これゲージっていうのは1気圧に比べてってそういう意味ですよね。
東電:そういうことです、はい。
記者:だから1.16になると、0.9いくつになるっていうそういうことなんですよね。余は1気圧を。
東電:そうです。1気圧との差をとっています。続きまして3号機。
記者:2号機のゲージ圧力。
東電:2号機マイナス0.061メガパスカル、これはゲージ圧力ですのでマイナスがついております。続きまして3号機ですけれども、こちらは9時20分現在で0.110メガパスカル、ゲージ圧力でございます。続きまして格納容器の中のドライウェル圧力ですけれども、1号機につきましては、不明の状態が続いています。続いて2号機のドライウェル圧力、こちらは0.045メガパスカル。すみません。6時55分現在です。続きまして3号機のドライウェル圧力は275キロパスカル、これ9時20分現在です。続きましてサプレッションチェンバー、圧力抑制室の圧力でございますけれども、1号機は不明の状態が続いています。2号機こちら今朝6時55分現在ですけれども、ダウンスケールの状態です。それから3号機、こちらも9時20分現在ですけれども、ダウンスケールの状態です。数値としては以上です。
記者:すみません。3号機の燃料プールなんですが、燃料体は514体のうち、一番新しい去年の6月に交換して入ったものっていうのはどのくらいなんでしょうか。
東電:すみません。お待ちください。すみません。ちょっと手元にデータがありませんでした。確認させてください。
記者:2号機の原子炉内の圧力がそのマイナスになってる、気圧より低いっていうことになるんですけど。
東電:そういうことです。
記者:これはその気密性は保たれていると言えるのかどうなのか。
東電:そういう意味では正確にはわからないです。状況、この数字だけで判断するっていうのは難しいと思います。
記者:今3号機4号機周辺で避難しているとかそういうことはあるんですか。
東電:3号機4号機、元々3号機4号機周辺には人がいませんので。
記者:特に。
東電:今いるのは、免震重要棟の中に残されてる70名の方がおります。
記者:特に新たにけが人とかも。
東電:はい。連絡は入ってございません。
記者:2号機なんですけれども、ドライウェル圧力も0.045メガパスカルっていうことは、45キロパスカルっていうことですよね。
東電:はい、そのような値が計測されています。
記者:これは今まで一番低い値ですか。
東電:そうですね、2号機のドライウェル圧力、これはこれまでの今まで説明しているデータから見ましても非常に低い値となっています。
記者:圧力容器の内の圧力も気圧より低くなっていて、今までそうなったのは初めて見た。今回の一連のあれでは初めてですよね。
東電:そうですね、圧力の減少傾向はこれは昨日から見られていたと思いますけれども、ただし減少傾向は続いていて、今最新の時点でこれまでの一番低い状態まで来ているというところかと。
記者:圧力容器、格納容器のその内部の圧力がこれだけ低くなっているっていうのは、その原因としてはほかにその何が考えられるんでしょうか。その気密性が保たれていたとしてそういう値を示すことっていうのはあり得るんでしょうか。
東電:あとは冷却が進んでる可能性は、これはあり得るかと思います。ただしじゃあどういう可能性があるかというと、今は断言できる状況ではないとは考えています。
記者:いい場合と最悪の場合のどっちかがわからないということですね。
東電:具体的にどういう現象かというのは断定できないというところです。
記者:すみません。到着した消防の方はもう放水は始めてるんでしょうか。
東電:放水の開始はまだちょっと確認されておりませんが、そうですね、まだその放水の確認はできてません。
記者:東電さんの方で3号機は煙の写真とか撮ったりとかしましたか。
東電:ちょっとまだ手元の方にはありませんので。
記者:ありますか。撮った。
東電:いや、まだちょっと確認できないですね。
記者:あれば提供頂けないですか。
東電:はい。ちょっと現状で撮れてるかどうかわかりませんので、確認をいたします。
記者:予定としてはその3号機の燃料プールへの放水作業をして頂くという形になるんですか。
東電:今見れたときの温度なんかも考えますと、4号機と3号機をどういうふうに優先させるかというのはこれから用意しながら検討していくことになると思います。
記者:一般の方だと思うんですけれども、何か被曝しないような●●。
東電:そもそも3,4に関しては放射線防護の服を着ながら作業をしてます。また、●●の関係の人間も●●ながら線量を測ったり、またある線量になったときには戻るというような作業を繰り返しながら行っていくことになると思います。
記者:ヘリコプターでホウ酸を撒くっていうことは難しいんですか。
東電:それも1つの検討、検討というか、実施の準備も具体的に入ってございます。
記者:ヘリでですね、撒くって話してますけど、今3号機のプールの上が開いてればヘリで水を撒けばね、水が逆にこうしぶきをあげて外に出る可能性も強いんじゃないですか。
東電:ですから色んな可能性があることに対して一番効果的なものはどれかということで検討しているということです。対策についてはパラで進めてまして、ただしたぶん一番今近々なのは、放水っていうところが高いのかなという気は、すみません。この辺またいい加減なこと言うと実態変わりますけど、電源を、電源を結ぶという作業、または放水をするっていう作業、またはヘリコプターから●●っていうのは並行で進めているところです。
記者:放水によるプール内の振動によって何らか核物質が拡散する可能性、どういう具体的な。何らか危険性が生じるとかあるんですか。プール内の振動で。
東電:今一番優先するのは、プールにある燃料を冷やすというところに関してはやはり水を撒くというが一番効果的な方法かなと考えてございます。
記者:その振動によって今の温度などの段階でも何らか拡散するとか、核物質。
東電:その辺も含めて検討することで、プール自体はすべてが燃料が全面入ってるわけではありませんですし、どの辺にどうかけるかとかそういったところも含めて検討することになると思います。プール自体には随分物を置く場所とか色々なのあって、プール自体が燃料で満杯になっているっていう状況ではございません。
記者:すみません。福島第一の作業員の数、現在何人でしょうか。
東電:続々と入ってるとところでして、近くにいるところですので、今もってございません。たぶん最新と言われても刻々と変わってるっていう状況ではありますが、ちょっと調べます。
記者:具合悪くなってる人いませんか。
東電:特段、今のところ、特段そういった情報は頂いておりません。
記者:先ほどの話ちょっとよくわからなかったんですが、圧力容器の気密性が保たれてないってことは、これもう炉心がある程度損傷してるっていうことを示してるわけですか。この数字っていうのは。
東電:まだ気密性が保たれているか、いないかという話だと認識しています。そしてまず先ほどお示ししました通り、圧力容器、それから格納容器、ドライウェルにつきまして、いずれも圧力減少傾向にあります。それは今確認されているところです。じゃあそれ以外の情報、例えば原子炉の水位に関しましてですと、昨日の夕方の時点から今朝9時の時点で若干減少傾向にありますけれども、原子炉の水位については比較的安定した状態は保たれています。したがいまして、一概に格納容器の気密性が失われてるかどうかと、すみません。圧力容器の気密性、密閉性が損なわれているかどうかというのは、損なわれていると直ちに判断する状況では必ずしもないかと、とは思っています。ただし、じゃあ圧力が減少傾向にある背景について、これは順調に冷却が進んでいるからなのか、それともあるいは何か憂慮すべき点があるかないか、それは引き続き注視しながら作業進めていかなきゃいけないところだと思います。
記者:今ご認識としてプールに関しては、この3号機と4号機どちらが切迫してるというようなご認識。
東電:どちらがというと非常に難しい質問で、逆にどちらがそれほど気にしなくていいと言える状態がどちらかあるかと言うと、いずれも厳しい状態であるのは変わりないと。非常に厳しい状態である可能性は必ずあるというふうに思っています。
記者:でもこれ1号も2号機も遠からずこうなるっていうことですよね。
東電:使用済み燃料プールの水温は、これは冷却されなければ上がっていくものですので、何がしかの手を打つことが必要ということです。
記者:5,6号機の水温の。
東電:すみません。お話の途中なんですが、先ほどご要望頂きました3号機と4号機のですね、写真ですね、15日の日に撮った写真なんですが、ちょっと手元にまず来ましたのでお配りさせて頂きたいと思います。
記者:これネットか何かに載ってます?
東電:載ってないです。
記者:データで頂けませんか。
東電:ちょっと待ってください。
記者:これデータでも頂けないんですかね。
東電:データの方はお待ちください。ちょっと時間。私も今。
記者:これ、ごめんなさい。3号機でいいんですよね。
東電:手前が3号機で奥が4号機です。こちらで、この上が面が壊れている、これが鉄筋コンクリートではない、鉄骨造りの部分なんですが、この上の部分が壊れている、この建物が3号機になります。この奥にあるこちらが4号機になります。こちらに高台があって、高台の●●面から見てまして、これ下の方見えてないんですが、もうちょっと深い位置まで●●。
記者:データでないんですか。
東電:データちょっと待ってください。確認します。
記者:奥の少し壁が残ってるのは4号機って。
東電:そういうことです。これたぶん同じ高さでいくと、ここの線がこの線なのか、この線なのかはちょっとわからないんですが、要は上の方が鉄骨造りの建物になってて、下が鉄筋コンクリートの建物になってて。
記者:それが4号機ですね。
東電:4号機です、はい。
記者:写真の説明もう1回お願いします。
東電:はい。こちらに見えるのが3号機になります。3号機の上で、以前紹介しましたものに水素爆発をして、このここまでが鉄筋コンクリートで、その上が鉄骨造りの建屋が、その鉄骨の部分がこんな状況になっているということです。その奥に見えますのが4号機になります。4号機の方は、若干壁の方は残っていて、ちょっとこれ●●で、この高さの面がどっちの、この面なのかこの面なのかちょっと正確には言えないんですが、この上のところが同じように鉄骨造りのパネルが貼ってるような造りになります。
記者:こっち見えないんですけど。
東電:はい。もう一度言った方がいいですか。
記者:手前が3で奥が4。
東電:こちらが3号機、この奥に見えるのが4号機です。
記者:4号機はこれ真ん中に穴が開いてるんですか。
東電:そうです。ここから火が見えたっていうのの。
記者:ここが4階ですか。
東電:そうです。4階のところで見えたっていうのはここになります。
記者:これじゃあ北西部の穴っていうことですか。
東電:はい。
記者:燃料プールの穴ってどのあたりなんですか。
東電:プールはですね、この上の階になりまして、反対側じゃないんですが、その階数としてはこの上のフロアになります。3号でいきますと、ここのフロアです。
記者:3号機だと。
東電:この壊れてない部分が見えるところは燃料プールの一番上の先端になります。
記者:北の建物ってことですね。
東電:はい。北の建物のところに●●と思って頂ければ。
記者:3階ってことですか。
東電:はい?
記者:3階ってことですか。
東電:そこは5階に。
記者:15日の何時頃っていうのはわかりますか。
東電:すみません。時間の方、時間だそうです。こちらこれ見て頂きますと、先ほどの壊れているっていうのは、こちらから上の部分が鉄骨造りで、ぐにゅっと3号機の際、見えている部分です。プールはそこの面から下にこんな感じで燃料プールの方があるという状況です。
記者:穴が開いて炎が見えたのは、その図で言うとどの階層だって考えればいいんでしょうか。
東電:4階の階層ということで聞いてますので、この辺、プールの反対側のこの辺の階層です。
記者:プールはその上の階ってことになってるんですか。
東電:その上の階です。ですから、フロアこの同じ階ですので、その上の階から、プールっていうのは上からしかアクセスできませんので、プールがあるのは一番上で、上から下に向かってあるということです。
記者:3号機も南側にあるんでしょうか。
東電:すみません。ちょっとそこは。
記者:これ4号機って5階はどの、この写真で言うとどの辺から上が5階にあたるんですか。
東電:今の報告を予想なので、もしかしたら。
記者:予想だったらいいです。
東電:いいですか。
記者:確信なことは言えないんですね。
東電:はい。
記者:ただプールの、3号機のプールの上の屋根の部分は吹っ飛んでるっていうことは間違いないんですよね。
東電:はい。それはその部分ですので。
記者:この吹っ飛んでる建物のこのあたりがプールっていうことですよね。
東電:そういうことです。プールの上の面です。一番上の面になります。
記者:何かこの写真から言えることっていうのは、何かわかることっていうのは。これだけ近いところの写真っていうのは初めて。
東電:この解像度見ますと、やはり線量も含めて望遠で撮ってる感じはあるんですが、わかることと言うのは、なかなか難しいところです。
記者:すみません。写真のこの時間帯って今日かっていうのはわかりますか。
東電:15日は1回してございます。15日の何時かっていうのは今確認します。確認を中です。
記者:すみません。この写真で400ミリシーベルトのところっていうのは、この写真のどの辺になるんですか。
東電:この写真でいきますとっていうよりも、これ高いですから、この高さは高いですから、現実にはこういうところに道があってそこを測った形になります。今の報告によると、どちらかというと、3号機の方が高かっていう報告がありました。
記者:こっちに隠れてるような方なんですか。
東電:はい?そうです。敷居と言いますか、この写真でいきますと手前に土手があってそこが奥を隠してるという。
記者:土手で隠れるような部分ですか。
東電:はい。当然地面に沿ってしか人は動けませんので、そこの線量を測ってるという形です。
記者:すみません。これ私の邪推かもしれないけれども、例えばこれロボットカメラの撮影であって、東電さんは全部これ監視できてるんじゃないでしょうね。私たちに確認できてないとか言ってませんか。これ誰がどうやって撮ったんですか。誰がどうやってどう撮って撮影したんですか、これ。
東電:撮影が誰がどう撮ったかっていうのはちょっと。
記者:じゃあどこから撮ったんですか、これは。誰が、人間が生で出て撮ったんじゃないんですよね。出るとものすごいこれ被曝しますよ。
東電:基本的にはずっとこの絵で見ると、その辺に事務本館があってそこから見えるところまでちょっと出て。
記者:●●パッと出て、こんな300ミリ、400ミリの望遠使ってもここまで寄れるわけないじゃないですか。だから思うに、ロボットカメラか何かでずっと監視できてるんですよ。
東電:ちょっとそこはすみません。確認します。申し訳ないです。
記者:わかった。それはもういいけど、データはないんですか。データは。
記者:ちょっと早く提供してくれませんか、データ。
記者:どこから撮ったとか。
東電:今準備中です。
記者:どのくらい目途ですか。
東電:ちょっと準備中です。
記者:この状態で放水はできるんですか。
東電:それも含めて検討になると思います。
記者:放水した場合に他のものが混ざってプールに入った場合に、何らかの問題が出ることあるんですか。
東電:そこも含めて検討になると思いますが、燃料自体は燃料ラックの中に1体1体収納されていますので、うまく水が溜まれば冷却できる可能性というのは高いと思っています。
記者:この写真ですでに3号機からは何らかの煙が出てるとは言えるんですよね。
東電:そうですね。見えるのがたぶん。
記者:15日午前の時点で煙が出てるって。
東電:これが煙なのかほこりなのかっていうところは詳細にはわかりませんが。
記者:これ、この3号機の中でもどっちかっていうと南側に見えるのでプールっぽいところから出てそうだというふうには言えますか。
東電:そこは何とも言えないです。ここがどのように破壊されてるかによりますので。
記者:この出てる、この煙が出てるところはこの5階のところの床の部分、それはいいですか。
東電:そこまではわかんないと思います。このここから、ここからここまでが6階だった、あ、5階だったわけでそこ中のどこかというところだと思います。
記者:ごめんなさい。どこからどこの上が。
東電:この壊れている。
記者:鉄骨が横たわっているところのあたりが。
東電:そのスパンの中が。
記者:鉄骨が横たわってる、これ鉄骨は5階の床の上に乗っかっているようなイメージを考えればいいんですね。
東電:そうです、はい。
記者:なのでその鉄骨の根元あたりから出てるんだから5階の床あたりから煙が。
東電:根元なのかこの途中なのかっていうのはちょっと何とも言えない状況ですが、ちょっとそこも不正確になりますんで。
記者:確認なんですけど、燃料プールの水自体はそんなに放射能を帯びてるものではないということで間違いないですか。したがって、そこからもし水蒸気が出てたとしてもそれに放射性を帯びてるっていうことはあんまりないという理解でいいでしょうか。
東電:まず基本的にですけれども、燃料プール水の水質、これは非常に●●で激しく汚染されているというものではございません。ただしそれは通常の運転状態においてです。例えばこれまででも所謂相当な規模の地震を経験しますと、その結果プールが揺れることによって水も飛び散りますけれども、普段はプールの底に溜まっている放射性の帯びた腐食性生物等々が舞い上がる。そういった現象はこれまで経験しているところでございます。あとはその後、先ほど最悪の最悪という話がございましたけれども、じゃあプールの水が減っていて、もしこれが3号機の使用済みプールからであればこの時点ではプールにそこそこ水があったということなんでしょうと。それはさておき、もしプールの水が非常に大量に蒸発して燃料の健全性に懸念が生じる、あるいは燃料が壊れるということが起きた場合にはそれは当然プール水が汚染される状態ということになるというふうになると思います。したがいまして、全体の状況によるというところを考えています。
記者:その状態になったらあれくらい煙が出ても、あの映像くらい煙が出てもおかしくはない。
東電:煙の話につきましては、所謂水温が沸点まで行かなくても、煙、湯気等はこれ立ち直るものと思います。
記者:この写真くらいだったら湯気っぽいんですけれども、先ほどの映像だと相当モクモク出てましたけれども、沸点行ってたらあれくらいの煙モクモク出てもおかしくはないんですか。
東電:申し訳ございません。使用済み燃料プールが沸騰した状態がどのようなものなのかちょっと今感覚を持ち合わせておりませんですけれども、申し訳ございません。
記者:こういう湯気っぽいレベルとはもう違う。かなり次元が違うような煙の出方であると。
東電:そうです。この写真を撮った時点よりは遥かに進展はしてるということは言えると思います。
記者:可能性があるのは、1つの可能性として沸騰したからああなったというふうな可能性は言える。
東電:可能性はゼロではないと思います。
記者:ほかにはあんまり考えにくいですよね。
東電:基本的にはこれが一番考えられやすいことだと思います。
記者:ほかにムービーとか写真とかないですか。ムービーとか。ムービーとか撮ってない?
東電:今のところちょっとこれだけです。
記者:じゃあ写真の別のカットはありますよね。
東電:何カットですか。
記者:別のカットはありますかね。
東電:今ちょっとご提供できるものっていうことで準備できてるのはこれだけですね。
記者:15日の何時くらいですか。
東電:それを確認しています。
東電:どうしてもですね、作業員少数でいまして連絡が取れる人間っていうのが本当にわずかなんです。その中で何とか繋がるところでやり取りをしているもんですから、そういう消火の準備だとか諸作業がある中でっていうことなもんですから、申し訳ございません。ちょっとこちらの方で手に入る情報だったり物だったりというのが皆様のご希望に沿えないところがありますけど、そこはご理解を頂ければと思います。
記者:プールに沈んでる燃料、燃料を格納するラックっていうのは耐熱の温度っていうのはあるんですか。
東電:ラックはこれステンレスで出来ておりますので、所謂ステンレスの物性による耐熱性ということになります。
記者:それは1000度とか前後ってことですか。
東電:ステンレスなのでもうちょっと高かったと思います。すみません。手元にちょっとデータがないんですが、本当に普通の●●とかそういったのに出てる値でございます。
記者:被覆管よりも高いわけですよね。
東電:はい、高いです。
記者:最新のまたモニタリングポストのデータを早く欲しいんで、もらえると。
東電:モニタリングポストの値の方は最新、今頂いてる最新がですね、10時というのが最新です。10時で810.3マイクロシーベルトパーアワーで。1回高くなったのが一度落ち着いてきて、先ほど500台をご報告しましたが、それよりは若干上がってるという状況です。
記者:すみません。枝野長官が先ほど会見で3号機格納容器が破損というふうに、煙はそれに由来するものというふうに発言しているんですが、その事実確認をお願いします。
東電確認させてください。すみません。
記者:1回切って、もう1回。
東電:それでは大変申し訳ございません。ちょっと私ども持っている情報がここまででございますので、また改めて情報を整理してお伺いできるようにと思います。色々情報少ないところで大変申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。どうもすみません。ありがとうございました。