吉田部長:取り急ぎご報告申し上げます。福島第一原子力発電所1号機付近での白煙発生についてということでございます。23年3月11日、当社福島第一原子力発電所1号機、2号機および3号機は定格出力一定運転中のところ、同日午後2時46分に地震によりましてタービンおよび原子炉が自働停止をいたしました。本日午後3時36分頃、直下型の大きな揺れが発生いたしまして、1号機付近で大きな音があり、白煙が発生いたしました。プラントの安全確保作業に携わっていました当社社員2名、協力企業作業員2名が負傷したため、病院に搬送いたしました。プラントの状態、外部への放射能の影響については現在調査中でございます。今後、安全確保に全力を尽くして参りますと共に、引き続き周辺環境のモニタリングを継続、監視をして参ります。以上でございます。
記者:放射能の量。
東電:15時29分、敷地の山側になりますの真ん中あたりの山側の敷地境界のところで、15時29分、1015マイクロシーベルトパーアワー、すなわち約1ミリシーベルトパーアワー、何度かご説明いたしましたが、一般公衆の例えば線量限度が1ミリシーベルト、1年間にという数字になっていますので、その場所に1時間いると、一般公衆の線量限度に相当する値となる。
記者:それは爆発前ですか。
東電:15時29分なんですけれども、爆発の前後関係がまだわかりません。
記者:15時29分というのは確かな時間なんですか。
東電:はい。それともう一つデータがございまして、同じ場所なんですけれども、15時31分が569マイクロシーベルトパーアワーということで、先ほどの数字の半分くらいの数字になっている。
記者:15時36分以降の数値っていうのはないんですか。
東電:まだここの2つまでのデータしか届いていません。
記者:15時36分?
東電:31分です。あとの数字は31分です。
記者:場所どこですか。
記者:山側の境界と言いました?
東電:山側です。境界の山側です。
記者:ほかのモニタリングポストはないんですか。
東電:ほかはですね、モニタリングポストは死んでいますので、モニタリングカーを移動させて測った場所でございます。
記者:爆発後の放射能の線量っていうのはわかんないっていうこといいんですよね。
東電:まだわからないです。
記者:プラントの安全確保作業っていうのはどんな作業なんですか。
東電:プラントの安全確保作業はですね、原子炉に水を入れる試みを今してございますけれども、原子炉の中に水を入れる試みをしていますけれども、そういう作業に携わっていたものでございます。
記者:意識はあるんですか。
東電:ございます。そんなに今のところ、意識はあって、よくないという情報が、速報ですけれども入ってきています。
記者:4人とも?
東電:4人ともですね。
記者:命に別状なし?
吉田部長:はい。1名骨折の疑いがあるかなというぐらいで、あとは打撲程度というふうに一応速報で入ってきています。未確認ではありますけれども。
記者:建物とか爆発の場所はわかったんですか。
東電:わかりません。
記者:今原子炉に水を入れるということは、原子炉の建屋の方ということでよろしいんじゃないですか。
東電:これも先ほどもお話ししたんですけれども、私どもも映像でですね、原子炉建屋の上の方が壁がちょっとなくなっているのを確認できていますけれども、今、発電所の職員がですね、現場の方の状況を確認に行っているところでございますので、我々も映像で確認した状況だけでしか今のところ確認できてございません。
記者:屋根が崩落しているのは原子炉建屋であることは間違いはないわけですよね。
東電:屋根が崩落しているのは原子炉建屋です。
記者:大きな音っていうのは崩落した音なんですか。それとも別の爆発音?
東電:そちらの方ということでですね、構内の者が聞こえた方向を言っているだけなので、実際にその場所なのかどうかというのも今事実関係を確認しているところです。
記者:4人は病院に搬送されたんでしょうか。
東電:はい。
記者:モニタリングポストと1号機の距離どれくらい離れているんですか。
東電:すみません。ちょっとそれを調べております。
東電:正門のときには1.4とか5とかそういった。
記者:じゃあ同じくらいの?
東電:似たような距離と考えて頂けばと。
記者:正門付近で測っていたということですか。
東電:いや、そうじゃないです。それぞれ距離が微妙に違いますが、距離感として似たような距離を考えて頂ければ。
記者:1.4キロ?
東電:1.●●に出すと、正確にそこは。
記者:1キロ以上離れてるというふうな?
東電:場所によりますので、これもまた確認。
記者:制限値っていうのはいくつ?1025で超えたって言ったら。
東電:制限値っていうのはですね、ひとつ基準としてありますのは、一般公衆の線量限度というのが通常値ですけれども、1ミリシーベルトパー年というのがあります。これと今住民避難をして頂いておりますけれども、住民避難をするための目安の基準っていうのが、国のガイドラインで出されておりますが、10ミリシーベルトから50ミリシーベルトの場合には屋内に待機と。
記者:それ1時間あたりですね。
東電:いえ、その事象によるですね、トータルのうち。50ミリシーベルトオーバー超えるような場合は、避難をという、こういうガイドが出されている。
記者:今回の場合、パーアワーで1000マイクロシーベルトを超えているわけですけれども、事象全体として何ミリシーベルトくらいのものが想定されるんでしょうか。それはまだ計算できてないんですか。
東電:まだそれは評価中です。
記者:今風向きってどんな感じなんですか。
東電:そこも今だいぶですね、風向きが変わったりしておりますので、今現在のはちょっとわかりません。
記者:1号機の原子炉建屋の損壊の状況を教えてください。
東電:いま現場に行ってですね、それを確認している最中です。
記者:屋根の崩落というのは、これはどうですか。
東電:それもテレビの画像でしか我々確認していなくて、それも含めていま現場で確認しています。
記者:現場の人の被爆を防ぐための措置みたいなのはなされているんですか。
東電:それはやってございます。
記者:どういうものをやってるんですか。
東電:マスクですとか装備ですとかそういったものはやっています。
記者:マスクで防げるんですか。
東電:内部被爆はそれで。
記者:外部被爆は仕方がないということですか。
東電:それを測ってですね、管理して作業をやめて戻ってくるというやり方。
記者:それは100でしたっけ。100ミリシーベルトになったら引き上げるというようなことを。
東電:緊急時の線量限度が100ミリシーベルトとなっていますので、アラームメーターをですね、80ミリシーベルトにセットしたものを持ってですね、行くようにしております。それで行く場所に応じてですね、放射線管理員がですね、的確な指示を出してやっている。そうふうにしています。
記者:一部の報道では明日輪番停電をやらないという見方が書いてある報道があるんですけれども、今まだ会見の時間は開かれてないですが、そのことについては。
吉田部長:すみません、ちょっと。準備ができ次第ということで、確認させて頂きたいと思います。
記者:輪番停電は明日するんですね。
吉田部長:まだでございます。確認させて頂きたいたいと思います。すみません。
記者:直前に地震はあったんですか。
東電:タテの揺れがあって。
東電:15時36分頃にタテの揺れを感じているという所員の証言がございます。
記者:それも気象庁も発表している数値、あれなんでしょうか、地震なんでしょうか。
東電:ちょっとネットで見てみたんですが、今数がすごい多いのでどれにあたるかっていうのがちょっとわからない状況です。
記者:爆発による揺れじゃないんですか。ではないんですか。
吉田部長:それも含めて今確認中ですね。
記者:建屋も爆発するようなガスとかっていうのは保管っていうのはあるんですか。爆発を引き起こすようなガスを、水素ガスをおいてあるとか。
東電:それはないです。ないと思います。それも調査中です。
記者:4名の作業員の方は原子炉を冷やすために、水を入れる試みをしていたとおっしゃっていたんですが、つまり事故当時、爆発当時ですね、水を入れたんですか。
東電:まだです。
吉田部長:復旧作業というのは、原子炉復旧という意味では一義的には水を入れるということを目的にやってますけれども、それに対するプロセスの中でいろんな作業がありますから、どのプロセスの作業をやっていたかはちょっとわかりません。
記者:水を入れたから爆発ではないということですね。
東電:そうじゃないと思います。確認中ですけれども、必ずしもそうじゃないです。
記者:どこで作業をしていたんですか。建屋の外ですか、中ですか。
記者:作業の状況の何かよりわかりやすく示したもの、あるいは人数がこうでこうでここにこういう人数がいたとかですね、詳しい状況をもっと資料で頂きたいんですが。
東電:今はありませんが。
吉田部長:本人たちが入院してますから、ちょっと時間かかると思いますね。聞き取りになると思いますので。
記者:水を入れる作業じゃなかったということは、●●担当っていうのはわかっているんですか、4人がどういった担当者なのか。
吉田部長:それも調べれば、今はわかりません。
記者:大きな音というのは爆発があったということでよろしいんですか。
東電:爆発音、大きな音があったということです。
記者:イコールそれが爆発があったという認識まだそれは確認はしていないということですね。
記者:その作業していたのは4人だけなんですか。
吉田部長:それもわかりません。けがが出たのが4人ということなので、もうちょっといたかもしれません。
記者:現在、敷地内には何人の作業員がいるんでしょうか。管理者含めて全部で。
東電:何人っていうのは現場に出ている人間ですか。
記者:現場に出ている●●作業している人間。
吉田部長:今基本的には待機をして、人選をして、先ほど申しました現場の確認に向かっているので。
記者:爆発が起きる前は?
吉田部長:ちょっとわかりません。把握していません。
記者:もう一度確認ですけど、4人の位置は今の段階では未確認ということでよろしいんですね。
東電:はい。
記者:作業員待機というのはどこで待機しているんですか。
吉田部長:部屋の中、待機する場所がありまして。
記者:どこにある部屋なんですか。
記者:構内ですか。
吉田部長:免震棟ですね、免震棟。
記者:つまりサイト中?
東電:サイトの中に事務所がありまして、今回それが地震に強い免震棟と言いましたが、免震でつくっている建屋がございまして、そちらの中に。
記者:今待機している人数っていうのは何人になるんですか。
吉田部長:把握していません。
記者:現場の写真とかそういうのあります?撮ってないんですか。
吉田部長:まだ、とにかくまだ人がアクセスできてませんので、そういう情報もありません。
記者:すみません。さっき1015というのがあるんですよね、1ミリシーベルトですよね、要は。
東電:はい。そうです。
記者:そうですよね。ということは、そこに50分とどまるようなことがあるともう避難の対象になるという意識でいいんですね。
東電:一般公衆の線量限度が1ミリですので、それに相当する線量になります。事故時についてはですね、住民を避難させるというような数値が決められておりまして、それが住民避難は50ミリシーベルトを超えるような場合には…
記者:50分じゃないや、だから1時間あたり1ミリシーベルトの線量だから、そこに50時間滞在したとなると、50時間滞在したらもう完全に外へ出なきゃいけないレベルっていうことですよね。
東電:避難をすべきレベル。
記者:レベルということですよね。
記者:セシウムは検出したんですか。
東電:セシウムは申し上げました測定装置の電源がありませんで、どういう核種が出てるという分析までできていないという状況です。
記者:放射性物質は拡散されたとみていいんですか、爆発によってですね。
東電:そこはわかりません。
記者:これなんで36分以降●●。
東電:私がただまだもっていないだと思います。データは上がってきています。
東電:●●ですので、基本的には中にとる人間がいる、中に測りに行くという●●。
記者:2号機、3号機の冷却作業っていうのはこれも爆発によって中断したりしますか。
東電:今確認してます。
東電:先ほどお答えできませんでしたので、測定点から1号機までの大体の距離ですけども、1.5、約1.5キロ。
記者:山側にあるんですか。
東電:山側です。
記者:現在の炉はどんな状況なんでしょうか。
東電:すみません。この情報でまず入ったということで。
記者:水位がモニターできる●●。
東電:そういうことじゃない。私こちらの方は持っていないという、調べます。
記者:原子炉建屋の上の方の壁がなくなっているのは確認されたとおっしゃったのは、それも要は。
東電:我々もテレビで確認した。現場の方もその棟の中にいるんで、今確認に向かっている、行かせているという状況です。
記者:さっきテレビでやっていた、なくなっている建物っていうのは、原子炉建屋なんですか。
東電:あの位置からすると、原子炉建屋だと思われます。
記者:爆発とみられる大きな音の前に1015もマイクロシーベルトを観測したことの理由についてはどのようにお考えなんでしょうか。
東電:それもわかりません。時間の前後関係も含め。
記者:もしかしたら爆発後の数値かもしれないということですか。
東電:すみません。
記者:そこら辺も曖昧なんですか。
東電:わずかの違いですので、もしかしたらこちらの手違いで前後のずれがあるかもしれない。それぞれ作業している●●が別のもので。
記者:普通に考えてですね、燃料が溶けて出して、尚且つ爆発が起きたときに、爆発が起きて放射性物質が外に漏れ出したときに、どの程度のシーベルトが測定されるというのが想定されるものなのでしょうか。
東電:わかりません。
記者:わからないというというか、幅をもっていると思うんですけれども、どの程度のオーダーなのかというところを教えてください。
東電:爆発というものを想定できませんでしたので、ちょっと今は申し上げられません。
記者:建設段階で想定しているものなんじゃないんですか。建設計画書にありますよね。
東電:計画の中に。
記者:それを出してください。
東電:はい。わかりました。
記者:炎とかそういうのはない?煙だけ?
東電:我々の方には連絡が何も入ってございません。
記者:4人は原子炉の建屋の近くで作業をしていたと。
東電:原子炉かタービンかわからないという状況です。
記者:作業員の数なんですけれども、全体で何人というのは安全対策上把握しているはずなんですが、それについて教えてください。
吉田部長:現場は把握して当然作業しているので、我々に情報が入ってきていないだけで、それは調べて。調べていったら、その15時36分のときに何人現場にいたかっていうことであればよろしいんですか。
記者:そうですね。
吉田部長:はい。わかりました。よろしければ、もう1枚資料をお配りしていますので、そちらご参照頂きたいと思います。原子力災害特別措置法第15条第一項の規定に基づきます特定事象の発生についてということでございます。前段は自動停止ということで、略させて頂きます。その後モニタリングカーによる発電所構内の放射性物質の測定の値が上昇しておりまして、モニタリングポスト1か所での測定も上昇しておりました。さらに、本日午後3時29分頃、敷地境界の放射線量の値が制限値を超えたため、原子力災害対策特別措置法第15条第一項の規定に基づく特定事象が発生したと、午後4時17分に判断をいたしました。今後安全確保に全力を尽くして参りますとともに、引き続きモニタリングを継続、監視してまいります。以上でございます。
記者:これ特定事象になると何がどう変わるんですか。東電の対応として。
東電:基本的には、このまま継続をしていくことになります。
記者:すみません。制限値って。
東電:500マイクロシーベルトパーアワーでございます。
記者:水位の一番新しい数字は。
東電:今確認。
吉田部長:先ほどの会見終わりました後にですね、福島第一1号ですよね。マイナス170センチであるということをご報告をいたしました。
記者:もっと新しい情報は。
吉田部長:確認いたします。
記者:このほかに、4人の他に爆発に巻き込まれた人って今のところ見つかってないんですか。行方不明になってるとか。
東電:こちらの方には報告が上がっていないということです。
記者:爆発後も原子炉内でデータはちゃんととれているんですか。
東電:そちらの方も確認をしているところです。
記者:放射性物質がですね、外部に爆発的な形で漏れ出した場合に、今後付近は住めるんでしょうか。しばらく住めないようなチェルノブイリみたいな状況になるんでしょうか。
東電:評価しないとわからない。現在の段階で。
記者:評価してください。そこは。今日中に評価をお願いします。それはざっくりなものでもいいので、データをもっていらっしゃる東電さんとして、こうこうこういうふうに今後なりそうであるということを、先ほど私再三申し上げましたけれども、そういうものを改めてやっぱり出してください。
吉田部長:評価できるかどうかも含めてちょっとお預かりさせて頂きたいと思います。
東電:まさにそのために原子力安全委員等、いろんなところが並行でやっているというふうに思いますので。
記者:そういう可能性が、つまり住めなくなるような地域が出てくる可能性はあるんでしょうか、ないんでしょうか。
吉田部長:評価をいたしておりません。申し訳ございません。
記者:今の建物の現状について、NHKさんが流した放送でしか確認ができないというのはどういうことなんでしょうか。おかしくないですか。
東電:今発電所の敷地っていうのは350万平米、要は広大な敷地の中に入ってございます。その中の高台の一番上の真ん中辺りくらいに今作業員とあと緊急時の対応をするメンバーたちが免震棟といわれるところの中に入って今回の対応、さらに待機、いろんなことでその中に今。そこからは全体像が把握するにはちょっと1号機は●●ということで、近くとかそういったところで正確な壊れ具合とかそういったところが把握していない、そういうことでございます。
記者:本当にわかんないんですか。
東電:こちらの方には。
記者:誰も見ていないのか。
東電:まさに確認に行っているところでございます。
記者:確認には行ってる?向かってるんですか。
東電:向かっています。
記者:これから会見をしかるべき方がされるというご予定ってあるんですか。
吉田部長:ちょっと確認させて頂きたいと思います。すみません。申し訳ありません。
記者:場所もかなり手狭なものですから、どこか別の場所を設けて頂いて、じっくり伺いたいんですけれども。
記者:あと追加で、防衛省に送電を止めるかもしれないという通知をしたという話が入っているんですけれども、その事実確認していますか。
吉田部長:もう一度、すみません。
記者:東京電力さんの方から防衛省に送電を一時的に止めるかもしれないという通知がいったというお話があるんですけれども、こちらでわからないですか。じゃあいいです。
吉田部長:すみません。
記者:外壁が軽々と吹っ飛んでいるように見えるんですが、外壁の素材について何ミリ厚の素材を使っていたかということについてお答え頂けますか。
東電:ちょっと今手元にないんですが、上の方はですね、コンクリートの分厚いところというよりもちょっと薄いもので、
記者:モルタルとかではないですね。
東電:はい。
記者:全部コンクリートですか。
東電:いや、コンクリートじゃない部分もございます。
記者:第五の壁が結局壊れてしまったということなんですけれども、それに対する受け止めをお願いします。
東電:それも含めて●●でございます。
吉田部長:ご心配おかけして●●。
記者:次このように情報提供して頂ける時間の目途を教えてください。
吉田部長:今頂いた内容を確認次第、準備ができ次第また順次ご報告させて頂きたいと思います。
記者:宿題だけじゃなく、新しい情報が入ったらすぐに、かなり重要な事案であることはあれなので、早急に。●●でも構いませんので。
記者:4人には話聞けてるんですか。それとも何か聞こうとしてるんですか。今日は聞く予定はあるんですか。
東電:わかりません。
記者:さっき今向かっているということで、向かっている確認したことは今日教えて頂けるんですか。確認結果っていうのは。
東電:現場の確認ですか。
記者:現場、はい。
東電:わかればですね。
記者:すみません。発電所内には今何人いるんですか。第一発電所内には何人いるんですか。
吉田部長:先ほどちょっと宿題として頂戴しましたので、確認させて頂きたいと思います。本日の午前中の段階ですと、700名、750名くらいという状況だったと思います。いずれにしてもご報告いたします。
記者:先回の爆発で避難すべき住民の対象を広げるとかって予定されているのでしょうか。
東電:それにつきましては我々ではなくて、国の方で、●●されないかも含めて●●。
記者:すみません。繰り返しですけど、制限値は500マイクロシーベルト毎時でいいんですか。
東電:先ほどの15条通報のですね、制限値と言いますか、その値になったら●●する数字がその数字です。
記者:500マイクロシーベルト毎時、パーアワーですね。
記者:この紙に制限値を超えたって書いてありますけど、この制限値が500っていう意味じゃないですか。
東電:そうです。
記者:そういうことですよね。それで1015を確認してるから超えてますという判断ですよね。
東電:はい。500に対して1015です。
記者:すみません。東電さんとして、爆発という認識でよろしいんですか。
東電:大きな音ということです。
記者:爆発ではない?
東電:爆発かどうかもわからない。同時に地震もあったということですので。
記者:地震があったかどうかはまだ確認されていないんですよね。
東電:直下型の大きな揺れがあって大きな音がして白煙がしたということは現地の方から聞いてございます。
吉田部長:それではよろしければ、取り急ぎこの辺りで終了させて頂きまして、また新たな情報がわかり次第ご報告させて頂きたいと思います。申し訳ございませんでした。