東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月16日19時14分から74分間)

東電:…その隣の方が法人営業部長の鎌倉でございます。申し訳ございません。ではこちらから改めまして、皆様から向かって正面左が藤本副社長でございます。その右手が鎌倉部長でございます。向かって左手が内藤系統運用部長でございます。一番手前が営業部のシマダ部長でございます。本日この4名にて説明をさせて頂きます。

東電:それではお配りいたしましたペーパーをご説明させて頂きます。3月17日木曜日の計画停電の実施予定についてでございます。当社は3月14日以降、電力需給ひっ迫による計画停電を実施させて頂いておりますが、お客様をはじめ広く社会の皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。また節電にご協力頂き誠にありがとうございます。3月17日木曜日の計画停電の実施予定でございます。計画的な停電が予定されるグループと時間帯は、本日の需要動向等を踏まえ、以下の通りとなります。実際の停電時間は各グループの時間帯のうち最大3時間程度になる予定です。大変申し訳ございませんが、停電の対象となるお客様につきましては、お知らせいたしました停電予定時間に備えて頂くとともに、その他の地域にお住いのお客様につきましても、引き続き不要な照明や電気機器のご使用を控えて頂きますようご協力をお願いいたします。グループごとの計画停電時間の予定時間帯です。計画停電の予定時間帯です。第5グループ、6時20分から10時。第1グループ、9時20分から13時。第2グループ、12時20分から16時。第5グループ、13時50分から17時30分。第3グループ、15時20分から19時。第1グループ、16時50分から20時30分。第4グループ、18時20分から22時。グループごとの具体的な地域については別紙1をご参照ください。ホームページには町名まで記載しております。グループごとの時間帯は開始終了時間が多少前後することがあります。当日の需給状況によっては予定していた計画停電を実施しない場合があります。また、予測を超えて需給がひっ迫した場合には、改めて計画を見直したうえで、実施前に計画をお知らせいたします。尚、計画停電を実施しているグループに近接する地域についても停電する場合があります。3月18日金曜日から3月22日火曜日における計画停電の実施予定。具体的な計画については、別紙2をご参照ください。グループごとの具体的な地域については別紙1をご参照ください。グループごとの時間帯は毎日変わることとなります。また、開始終了時間が多少前後することがあります。当日の需給状況によっては予定していた計画停電を実施しない場合があります。また、予測を超えて需給がひっ迫した場合には、改めて計画を見直したうえで、実施前に計画をお知らせいたします。その他留意事項、火災防止のため自宅を離れる際にはドライヤーなどの電気機器のスイッチを入れたまま外出されないようお願いいたします。自家発をお持ちのお客様につきましては、燃料の確保等をお願いいたします。計画停電における運用改善について。計画停電の運用につきましては、現在の運用方法を基本的に実施して参りますが、問題があると認識しておりますので、お客様の視点に立った運用改善に向けて諸方策を速やかに検討、実施して参ります。参考といたしまして、3月16日の需給予測。需要想定3500万キロワット。これが18時から19時というふうに予想いたしました。供給力は3300万キロワットでございます。3月17日、明日でございますが、需要予測といたしましては、3800万キロ、供給力が3350万キロでございます。以上でございます。あと追加説明については、座らせて頂きましてご説明させて頂きたいと思います。まず別紙1でございますが、これはですね、第1グループから第5グループまで、何度も大変訂正をいたしまして。ご迷惑をおかけいたしましたけども、今わかっております一番最新のデータということで、お配りさせて頂きました。それから第2グループ、別紙2でございますが、これは3月の16日から22日までのですね、●●のペーパーでございます。それから参考の1でございます。参考の1でございますが、これにつきましは一番右下の数字が入ってございませんが、これはですね、19時現在で需要実績が3250万キロワットです。3250万キロ。供給力が3300万キロでございますから、皆様方にご協力頂きましてですね、何とか乗り切ることができたということでございます。このペーパーにつきましては、後ほどお配りいたします。それから、しばしばご質問頂いてるところでございます参考2でございますが、このような絵を描いてご説明させて頂きたいと思います。行政区と停電するしないの関係でございますが、行政区を緑色で区切っております。緑色一番左、○○市と書いてございます。これが緑で括った左側です。右側に△△市と書いてございます。これはピンクで、失礼しました。緑色で囲ってある△△市でございます。それからその下のところですね、東京都◇◇区というのがございます。仮にこういう3つの行政区があったといたします。このブルーのところ、これは私どもが止まりますと予告したところでございます。それから赤いところはですね、と白のところ、ピンクと白のところは止まりますと予告してないところでございます。こういう事前お知らせをいたしました結果ですね、この白は、青いところはよろしいんでございますが、例えばちょうど真ん中でございますが、ちょうど真ん中にございますが、ブルーのところで△△市の行政範囲でございますね。ブルーのエリアで△△市が入ってございますが、ここは私どもとしてはですね、行政単位でご説明しておりますので、止まるというお知らせはできないわけでございます。逆にその下にですね、ピンクがその○○市に入っているところがございます。ピンクは。このピンクは止まらないはずなんです。ところが、この行政でご説明いたしますので、○○市という広報いたしますので、この○○市に入っているこのピンクのところのお客様はついているにも関わらずですね、止まるというお知らせをしてしまうということで、この行政のやりくりとネットワークがうまくマッチしていないために起こる部分的な齟齬があるということでございます。それから、東京都についてもご質問頂きましたが、この緑色の東京都◇◇区とこう囲まれているところでございますが、ここに入ってるお客様でございましても、○○市というところの変電所から送っているものについてはですね、これ×になってしまします。行政区としては東京でございますが、この絵で言いますと、この電線から送られているところ、ブルーのところでございますので、×になってしまします。したがって私どもとしては止まらないというお知らせをしているところでございますけど、止まってしまうと。こんなようなことがですね、この●●地区につきましては、発生してしまうということで、誠に申し訳ないんですけれども、1軒1軒正確な情報がご提供できないという状況になってございます。それから、その次のページに書いてございます。これはですね、送電線のネットワークの形を示したものでございます。一番左側に変電所がございます。この変電所からですね、送られてるこの赤い線のところで今切らせて頂いております。そうしますと、そこのところにのっかっているお客様は大規模ビル、大規模工場等がですね、一般のご家庭までこれ全部このようにぶら下がってるわけでございます。例えばですね、この大規模ビルが電鉄さんだといたします。今これについてはできるだけ配慮するようにということで今検討させて頂いておりますし、一部は実施しておりますが、ここのですね、お客様を送電するということは、ここのところの今絵に書いてございますお客様を一番右側に縦に書いてあるこの他のところから来ているところ以外については全部お送りするということになるわけでございます。それから大規模工場、書いてございます一番左の方ですね、この大規模工場の操業状態に合わせてですね、この一番左側のスイッチングを調整してくれないかと。細切れでは困るというお話が経団連会長から今日記者会見で出ておりますが、この大規模工場の操業状態に合わせてこの×と書いてあるスイッチングをするということは、この他のお客様全員がですね、その操業状態に合わせてスイッチングをするということになりますと、私どもといたしましては、公平の観点からいたしましてもですね、あるいはできるだけその需要を低減させる意味からもですね、なかなかそこのところが難しいというのが実態でございます。以上、今までいくつかご質問頂きました内容につきましてご説明させて頂きました。以上でございます。

東電:以上全体の説明させて頂きましたが、ご質問ございます方、挙手にてよろしくお願いいたします。

記者:●●、千葉県の浦安市はなんで除外●●。

東電:よろしいですか。浦安市は除外されておりません。

記者:●●。

東電:図と言いますと。

記者:この図。

東電:●●のところですか。

記者:●●。

東電:はい。すみません。ご説明カワムラが変わりましてご説明させて頂きます。浦安市さんは今回の地震の関係で液状化ということで、非常に危険地域であったということもあってですね、今回そこに●●も含めて、今回の停電のリストの中から外させて。

記者:だからはじめから外すっていう予定だったんですよね。

東電:いえいえ。そんなことはございません。

記者:だったらなんでリストに入って●●。

東電:実際ですね、今液状化になっておりますので、私ども送電設備もあるいはお客様の設備も問題があるから入れてないということなんです。茨城県と同じことになります。茨城県もですね、災害救助法の適用されているところと、それから我々の設備と、それからお客様の設備、損壊されているところがございまして、災害救助法以外のところについても送らないという判断をしているわけでございます。

東電:それでは奥の方どうぞ。今、どうぞ奥の方。

記者:●●と申します。コメントっていうか、ブリーフィングにもありましたように課題があると認識されているということだったので、いくつか質問させてください。3日間やってみてですね、住民の方ないしは供給、停電をされた事業所内からですね、何か不都合があるとか、苦情なり問い合わせなりっていうのはどの程度寄せられたのか。あと具体的にどんな内容があるのかというのをまず教えて頂けますでしょうか。

東電:はい。営業の方からお答えさせて頂きます。カスタマーセンター、通常言われておりますコールセンターでございますけれども、そちらの方に入りました電話の本数でございますが、3月の14日1日で約7万2000本でございます。それから3月15日の1日の本数が約6万4000本でございました。このうち今回の計画停電に関わりますお声、3月14につきましては、約5万本ということで、7万2000本のうちの約7割がこの関連でございます。3月15日につきましては、今回そのときには原子力の関係のお声が多くなってございまして、計画停電関係は2万5000本、言うことで6万4000分の2万5000ということで約4割、いったところでございました。頂きましたお声、これは色々と報道でもされてるものでございますけれども、今日は止まるのかとか、あるいは自分は何グループになるのか、何時から止まるのか。いうような自分のグルーピングがわかりにくい、あるいは発表が遅いというようなお声が多かったと存じております。またかすかにもですね、なかなか通じないというようなお叱りも頂きました。大変に申し訳ございません。

記者:そこに対しては今後、これもたぶん1日2日じゃなくて、長期に渡って行うことでしょうから、どのような改善の方法があるのか。あるいは改善をしようとされているのかっていうのを教えて頂けますか。

東電:まず、当社のですね、受け付け体制につきまして、強化する方向で考えております。それから、停電内容の変更のお知らせでございます。例えば中止とか、それから開始時間の変更、こういう情報提供のタイミング、皆さん方に大変ご協力頂いているところでございますけれども、これもできるだけ早期化するということで、今話を今進めているところでございます。それから、その第1弾といたしまして、明日の朝最初にスタートするグループの対象エリアにつきましてはですね、前日、今日でございますけれども、今日お渡しいたします。以降ですね、朝最初にスタートする停電エリアについてはですね、前日までにお知らせしたいというふうに考えてございます。

記者:関連で、もうちょっとだけ教えてください。医療施設ではですね、皆さん方燃料の確保をお願いしたいというふうにおっしゃっているんですが、自家発用の燃料がちょっと限られていて、なかなか調達が難しいという状況があるというふうに伺っております。例えば埼玉なんかは半分以上の施設が、医療施設が3回分くらいしか確保できていないと。その回数が増えるとなかなか難しいっていう状況もあると思うんですが、その辺は何か例えば医療施設に対して何か配慮をすることはあるのかというのが1点。それともう1つ、ごめんなさい。今日の中で、例えばエレベーター停電して閉じ込められたケースなどもあったというふうに聞いておるんですけれども、そうした個別の案件についてはどのように対応されるかっていうのも教えてください。

東電:はい。医療施設につきまして、自家発電の燃料いうようなことでのお話も承っております。すべて対応するということは、なかなか難しいところでございますが、ある病院様につきましては、私どものちょうどガソリンだったというようなことでそんなに多い例ではございませんけれども、弊社のバッテリー、発電機車に積んでおりますようなものを向いてお届けするといった事例もございました。重命ということでございますので、できる限りの対応をさせて頂きたいと思っております。また、なかなかエレベーターといった場合、難しい面がございます。少しでも周知をさせて頂きながらご利用の時間帯等、これも当初決めた時間からやはり当日の需給によりまして、少しでも需給が予定よりも緩んでいれば、停電の時間を短くしたりといったことでこちらに書いてあります時間とずれる場合がございます。そういった意味でなかなかピタッとこの時間になったら止まってしまうというような周知は難しいものでございますから、一応お知らせしているような時間帯に合わせまして、ご利用、申し訳ございませんけれども、●●らいて頂くといったようなそういう周知をこれから進めて参りたいと思っております。

記者:すみません。ニコニコ動画のナナオと申します。よろしくお願いします。2点質問あるんですけれども、1点目はホームページのアクセス数っていうのはどれくらいでしたでしょうか。データあります?

東電:申し訳ございません。ちょっと今手元ございませんので、今ちょっとすぐわかると。

記者:じゃあですね、先回サーバーダウンしたことあったじゃないですか。今回つまりこの東京電力さんのサイトが落ちたらもう情報入手できなくなるので、これ蓮舫大臣、例えばなんですけど、蓮舫大臣担当でしょうから、政府の方に情報も送ったんですよね。あと関係企業のサーバーとかにも置くとかで、セーフティ図った方がいいと思うのですが、これはちょっとぜひご検討頂ければと思います。

東電:では奥の方。

記者:すみません。東京新聞のナカヤマと申します。よろしくお願いします。三点3るんですけれども、1点目は基本的に23区の関係の話なんですが、昨日藤本副社長が基本的には 23区は除外するというお話があったと思うんですが、改めて23区を除外するという方針の理由をお聞かせください。これが1点目。 2点目ですが、この方針に関連して3月13日のこちらで社長さんが同席された記者会見のときに、藤本さん、この23区云々について国の中枢機関や党の中枢機関を除いたところについては22区についても考えていきたいと。つまり22区でもやるんだというような趣旨のことをおっしゃっていて、ところが昨日の記者会見の話を聞くと、停電計画を作るときから23区は除外する方針だった。つまり当初から23区は除くというお話なんで、13日の発言とこの話がちょっと矛盾しているように聞こえるんですが、その辺のご説明をお願いいたします。最後3点目ですが、今日これ表を頂いてます。1グループから4、ごめんなさい。5グループまで。まず4グループのところちょっと見たんですけど、昨日精査したものとして出されたはずの4グループのペーパーがございましたね、昨日。4グループだけ取り出して。

:●●。

記者:ええ。であったと思うんですが、昨日の4グループの表と今日の4グループの表比べると、昨日は23区なかったんですけど、今日出された4グループの左側のナンバー10のところを見ると、大田区、品川区、世田谷区、目黒区というのが入ってまして、これは昨日の4グループには入ってないんです。もうちょっと細かいこと言うと、15番にも足立区ってのが入ってきて、要するに昨日の精査されたはずの4グループに入ってなかった区部、ごめんなさい。他の市町村もあるのかもしれませんが、これが復活したというか、変わっている理由は何なのか。以上3点よろしくお願いします。

東電:まず23区でございますけれども、今私ども恐らく23区をやった場合ですね、色んなその問題が集中するだろうというふうに当初から想定したしました。それは今も●●けれども、電鉄関係も狂わせてですね、やっぱり設備のそういう●●させる設備が圧倒的に多いということで、とりあえずそういうところからですね、除外をいたしましてスタートさせて頂いたわけでございます。それから社長が同席した会見の中と今私が説明した内容に矛盾があるというお話があったんですけど、私はそういうふうに申し上げたつもり、何か違ったことを申し上げましたでしょうか。

記者:ごめんなさい。ちょっと確認、テープ聞いて確認したんですけど、もうちょっと言うと、要するに最初のペーパーでは荒川区だけ入ってたんですよ、あの時。荒川区だけ入ってたもんだから、どこかの記者さんが荒川区があるけども、残り22区は除外する方向でいいのかっていう質問があったんですよ。そのときにお答えになって何度も何回も同じお客さんを止めるわけにもいかないので、できるだけ住宅エリアというか、国の中枢機関を除いたところについては、22区についても考えていきたいと。つまり22区でもやるよと。明後日以降、つまり15日以降ですね。これと先ほど昨日おっしゃった23区は原則除くというのは、ちょっと違うんじゃないですかという意味で申し上げた。

東電:はい。わかりました。今の私がですね、23区の中につきましてもですね、対象にしていく考えがあると申し上げたのは、今よりもっと需要がひっ迫した場合はですね、もう今日もギリギリになってるんですけれども。今のままではですね、今のエリアの中でもっと止めないとできないようなときです。であればですね、23区の方にもですね、ご協力頂いて需給バランスがとれるようにしていきたいというふうなことで申し上げました。例えば、夏であればですね、今のエリアでこのローテーションで運転していくことはおそらく不可能だというふうに思っております。そういう意味合いでございます。

東電:4ブロックのデータについてご説明をいたします。先ほどの説明の中にもございましたけれども、大変データの作成についてご迷惑をかけましたが、申し訳ございませんでした。今全体で2300万軒のデータを日々更新をしておりますけれども、一番停電の箇所、特定にちょっと変化がございますのは、先ほどもございましたけれども、やっぱり流通、電鉄系を少しを稼働させる、●●運転を調整するということになりますと、電鉄はラインで動いてますものですから、いくつもの変電所を渡って電車が動いています。そこに1つの変電所を止めて、面でこう止めますとですね、その期間止まってしまいますものですから、変電所を細かくコントロールして止めていくっていうのがすごく大変なんです。そうなりますと、毎日本当に今朝もそうでございましたし、昨日もそうでございましたけれども。この変電所をいたしましょう、この変電所は止めましょう、みたいなこういうやり取りを電鉄さんとやらせて頂いてます。そういう関係で今日出させて頂きましたこのリストは基本的にこういう形のところを停電対象にさせて頂きますという計画でございます。実際の話は今のように毎日こう動いております。そういうことで、前日あるいは当日に実際にどこが止まるのかっていう情報をなるべく早くご提示させて頂きたいと思います。その中でちょっとご確認を頂きたいと、こういうふうに考えております。

記者:ちょっと基本的なことですね、昨日ね、●●、今おっしゃるようにわかっていても、基本的なものがなぜ●●出るのかって話を聞いてるときに、それは基本、いや基本的じゃなくて実際には変わるんだっていう話●●。基本的な話の中に●●。

東電:はい。申し訳ございません。そういう意味ではですね、今日全体の紙を出させて頂くということでありましたものですから、なるべく最新のものとして、申し訳ございません。こういうものを作りました。それからこの紙には、今藤本もご説明いたしましたけれども、この通りずっといくということではなく、やはり全体の情勢を適宜見てですね、定期的に更新をしていきたいと思っております。

東電:今馬場から申しましたですね、電鉄さんについては、こういたしましょう、こういたしましょうということで、送電すると決めたものをですね、また次の日やめるなんていうことは、●●上考えられないことです。どこどこの変電所は生かしますと、鉄道さんもですね。生かしますというふうに言った状況でですね、先ほどお示ししました送電網ですね、これから見ますと、一般のご家庭まで送電することになります。したがってそれが今まで入ってたエリアから除かれるということになるわけでございまして、エリアとしてはあまり私としては正確を期すためには今わかってる最新の状況でですね、特定させて頂いた方がよろしいんじゃないかというふうに考えてございます。

記者:●●わかるんですけど、●●。

東電:はい、わかりました。どのくらいの軒数から、どのくらいの軒数からエリアに出していくかということについてですね、私どもがちゃんとした決めがなかったということで、例えば1軒だけだったらですね、何とか市で1軒だけだったらですね、その何とか市を入れるか入れないかということで、ちょっと悩んでたんですけども、正確を期すということであれば全体が何万軒あって、たとえ1軒であっても止まるんであれば表示しようということにしたわけでございます。

記者:●●のも入れてない。

東電:はい、そうです。

記者:●●。

東電:はい、そうでございます。

記者:NHKのセキと申します。経済団体の首脳から経団連の米倉会長が半導体とかのこういう業種の場合ですね、細切れに停電されてしまうと生産ができないと、ここをもうちょっときめ細かい運用はできないのかといった意見や、経済同友会の桜井代表幹事が直前に停電する場所を示されても国民も企業もちょっと対応しにくいというような声が上がっているんですけれども、今後とれる対応があるのかっていうことと、また受け止めを教えてください。

東電:まず前段のお話でございますが、これ先ほどのですね、参考2の2ページ目のペーパーでご説明いたしました。例えば大規模工場ですね、これが非常にきめ細かい連絡運用じゃないと、お客様側でですね、きめ細かい電力運用をしていると。それによって生産工程つくっていると。それに合わせてこの一番左のこのスイッチング、これをやってほしいというご要望だと思いますが、ということはここの赤い線で送電させて頂いているすべてのお客様がそのスイッチングになるわけでございます。そうしますと、まず負荷をですね、できるだけ下げるという効果があるかどうかということと、それから公平の原則で皆さん方に平等に負担して頂くということから考えますと、この大規模工場ですね、送電の状況に合わせて操業の状況に合わせてやってほしいというのはかなり難しいですね、問題だというふうに思っております。それから、もう少しですね、早めにということでございますが、今私どもローテーションもですね、今日お示ししましたけど、出しますということと、それから実際にやることについてですね、例えば明日の朝一は今日お渡しいたします。それから、今本当に10分か20分前にお知らせしている当該エリアについても、できるだけ早期化するということでですね、今考えておりますので、ご理解頂きたいというふうに思ってます。

記者:確認なんですけど、今のおっしゃってたことっていうのは、そこだけを特別にやるっていうのは技術的に難しいので、平等に、迷惑かけるけれども、ちょっと理解して頂けないかっていうことです?

記者:日刊工業新聞●●です。先ほどの質問に関連なんですけれども、そういった経済団体のですね、会長方が言った要望というのは正式に東電さんの方に要請みたいな形で来たのでしょうか。それに対して難しいというお答えをしたのかどうか、そこら辺の事実確認をさせてください。それとですね、17日の需給予測で供給力が3350万とちょっと今までより50万上がってますが、それの理由を教えてください。

東電:正式な要請があっということは私聞いておりません。すみません。あったかもしれませんけど、私は聞いておりません。それから回答もしておりません。それから、供給力が増えているのはですね、これ火力、ボイラーですけれども、五井火力が立ち上がった、大井ですね、失礼しました。大井火力、東京湾の沿岸の火力ですね、大井火力が立ち上がってくる予定だということです。明日ですね。それとあとですね、IPPというですね、私どもが電力を買う、買わせて頂きます事業者さんおられるんですけども、この方が入ってくることで、供給力が約35万仮名、50万ですね、50万増えてくるということでございます。

記者:大井以外で近く立ち上がりそうなのが固まってるプラントがあれば教えてください。

東電:22日にはですね、五井の2号機というのが入ってきます。これは26万5000キロでございます。今それに向けて全力で復旧しております。それからやっぱりIPPさんからですね、22日までに20万キロくらいが入ってきそうだというようなこととかですね、3月末までにはですね、東扇島それから茨城県でございますけれども、鹿島それから袖ケ浦、品川、これでですね、大体250万キロくらい、3月の末までに入ってくる予定でございますので、こういうものが入ってきますとですね、需給バランスがかなりゆとりが出ますので、その分についてはですね、停電の軒数を減らせることができるかもしれないということでやっていきたいと思います。

東電:恐れ入ります。今の発言で、五井のBにつきましては、現在定期検査中でございますので、22日にはまだ入ってこないということでございますので、訂正させて頂きます。

記者:東洋経済のサワと申します。先ほど医療関係の配慮という言葉がありましたが、昨日厚労省の大臣会見では計画停電の最終決定に関してはテレビの会見で知ったというふうな発言を大臣がされていました。今後ですね、長期化するとなると緊密な情報連絡が重要になると思うんですが、現時点で、テレビの会見で知るというようなことはちょっと考えられないかと思うんですが、現時点でどういうふうに情報を共有していて、被害を最小限に食い止めるのにどういう対策をしていくというふうにお考えでしょうか。

東電:計画停電を始める前にですね、ご指摘の通り、幅広い機関にですね、事前にお知らせするということについては、十分でなかったということで反省をしております。今たくさんいろんな関係省庁ばかりではなくてですね、お客様からご要望頂いております。できるだけ早く情報提供して、すべきであるということはすべてのお客さんから申し出頂いておりますので、その件につきましてはですね、最大限これから努力してですね、関係機関等と関係をですね、十分緊密にとりながら進めていきたいと思ってます。

記者:基本的に、ある特定の地域の病院だけ停電をしないでしのぐっていうことは可能なんですか。それとも完全にその辺は難しいっていうことなんでしょうか。

東電:すみません。先ほどの、何度も申し訳ないんですが、参考2の2ページですね、これちょっとご覧になって頂きたいと思うんですが、これですと、右側、住宅の横に小規模工場って書いてありますよね。仮にこれが病院だとしますね、病院だとしますと、これは今はまだ止まります。ここにですね、小規模工場だけにですね、発電機車とかですね、あれが発電機を持ってくる、私どもがですね、ということでここの病院だけを生かすということはできます。

記者:自家発電をしているところに燃料を、先ほど例外的に供給したという話がありましたが、今後そのような対応に関しては協議していくことがあるんでしょうか。

東電:はい。なかなかすべてのですね、そういったご要望に応えられるというのは非常に難しいかと存じます。ですからやはりこれからもまだ、今藤本の説明のように当面こういった計画停電続けさせて頂かざるを得ないというような状況のなかで、病院の皆様にも何とかそういった燃料の確保といったことにつきまして、ご配慮をお願いしたいと思っております。また、ちょっとご質問、趣旨異なるかもしれませんけれども、在宅医療の人工の呼吸器使っておられるようなお客様につきまして、厚労省様からですね、地域の大きな大規模な病院を窓口として、停電の情報など問い合わせがあったら迅速に対応するようにというようなご指示も賜っております。現場のカスタマーセンターでの対応も含めまして、そういった対応図って参りたいと思います。また、そういったお客様、ホームページにも載せてございますけれども、小型の携帯のですね、発電機なども今回の計画停電にあたりまして、2000台ほどご用意してございます。要望に応じましてそういった携帯発電機も現在貸出させて頂いているところでございます。

東電:すみません。先ほどの電源のことですけれども、上2、2はですね、22日の回、本来は定期点検のですね、いつまでもやるという、いつまでにやるという予定だったんですけれども、今これを大幅にマイナスするようにですね、努力しておりまして22日までにはですね、電源として並列するということを今頑張っております。それから、先日三連休の話について、どうするんだというお話、東北では●●ないけれども、当社の場合どうするんだというお話頂戴しております。今私どもがですね、需要関係を色々調査しているところでございますが、3月19日の土曜日、20日の日曜日、これにつきましては計画停電を極力回避するように努力したいと思います。ただしですね、ぜひ需給バランスがかなりタイトでございますので、引き続きご協力、節電にですね、ご協力頂きたいというふうに考えております。尚、行う、停電を行う行わないについてはですね、金曜日に判断をさせて頂きたいというふうに思っております。それから21日の月曜日の祝日でございますが、祝日はですね、稼働する工場等がかなりございます。したがいまして、21日もですね、現在の供給力から考えて、あるいは気温の見立てでございますけれども、そういうことから考えまして、いけるかいけないかということについてはですね、前日までに判断させて頂いてお知らせをさせて頂きたいというふうに思っているところでございます。何卒ご理解ご協力をお願いいたします。

記者:共同通信のニシノと申します。17日の需要、需給予測の中で需要想定3800万キロワットで、今日より300万キロワット増えておりますが、その理由について教えて頂きたいっていうことと、あともう1つ。今朝方、今日、今朝ですね、第4グループが停電に入ったときに配られた表でさいたま市西区について、これは間違いですって聞いた記憶がありまして、今配られたですね、別紙1の第4グループのなかでですね、またさいたま市西区っていう表記がありまして、これ私の勘違いなのかもしれないんですけども、その辺についても教えてください。

東電:明日の需要想定についてお答えいたします。本日は3500万キロという予想のところですね、実際には先ほどの3250万ということでありますけれども、気温にかなり変動がございまして、今日から明日にかけて気温がかなり下がるという見通しをしてございます。その関係で暖房需要が少し増えるんではないかと、このように予測してございまして、したがいまして明日につきましては、3800万キロということで予想してございます。

東電:さいたま市の西区の件でございますけれども、ここも先ほどの基本的には鉄道系のトランス、変電所をどこを生かすかということで色々●●ございましたけれども、最終的に大きなところはカバーできますけれども、先ほどありましたように細かいところまで含めてますとですね、可能性があるということでこのようにさせて頂いております。

記者:テレビ朝日のヒライです。確認なんですが、明日第5グループ、第1グループ2回あるんですけれども、マッチングするところに関しては、2回あるところに関してなるべく第5グループの中から両方バッティングしないように選ぶんですよね。そういう発想でしたよね、確か。

東電:朝のですね、第5グループ、これ全部やることはないと思います。全部じゃなくてですね、第5グループのなかの一部になると思います。これは今日の20時にお配りできると思います。20時頃ですね。2回目の第5グループはですね、できればそこの最初に止めさせて頂くところについては優先順位は一番下にもってきたいというふうに考えております。

記者:優先順位が一番下であって、やるっていうことも今。

東電:それは需給の状況によってですね、厳しくなればですね、誠に申し訳ないんですけれども、止めさせて頂ければ思っておりますが。

記者:はい。わかりました。

東電:ただいま藤本の方からお話あった第5グループの明日の朝一の具体的なエリアについては、今鋭意作業中でございますので、まとまり次第本日中に皆様の方に配布させて頂きたいと思います。

記者:朝日新聞のナカノといいます。まずは1つ、運用改善の諸方策ですが、先ほどいくつか具体的なあれもありましたが、重複しますが、もう一度まとめて、どういうことを改善策としてできるのか。まずちょっと考えてらっしゃることを。できることとできそうだなということと、あるのかもしれませんが、ちょっと今の段階で考えていることを教えてください。

東電:計画停電内容の変更は中止とか開始時間、これの変更の情報提供のタイミングをできるだけ早くしたいと思っております。それから、受付の問題ですね。

東電:電話の受付につきまして、かかりにくいといったことに対しての体制の強化、これは図っておるところでございます。現在カスタマーセンターのダイアルだけでなく、本件の計画停電専用ダイアルを、できましたら来週からは設置して、そちらの方の受付本数も増やせるように努めて参りたいと準備しているところでございます。

東電:それから、最初にスタートする時間、グループの時間ですね。これにつきましては、前日までにお知らせするということで、今早朝にお渡ししておりますけれども、これは前日にお渡しするということで進めていきたいと思っております。

記者:もう1点は、開始してからですね、計画停電を。今までのところ、需要予測を割と結構下回ってきているということで、これ自身はどのように評価されているんでしょうか。

東電:皆様方のですね、節電のご協力もかなり含まれているというふうに思っております。それで今日はですね、何とか計画停電と皆様方の節電を含めますご協力によってですね、17時の段階の需給バランスを何とか乗り越えることができたということだと思います。今日は3300万キロですから、3250万キロというのはかなり厳しい状況でございます。

記者:1点だけ。明日大体対象世帯数どのくらいに及ぶということになるんでしょうか。まだ直前に考えてるから限定的には言えないでしょうけど。

東電:今日が大体1000万ですね。ちょっとまだ集計中ですけど、たぶん同じくらいじゃないですかね。

東電:すみません。明日の後半のところがまだ完全に想定されて●●ですから、●●は当然またちゃんと追加したら●●いたしますけれど、まずは●●ということで努めて参りたいと思っております。よろしくお願いします。

記者:今●●。1000万くらい超えるとか超えないとかは。

東電:そうですね。たぶん同じような形をとるのではないかなと思いますものですから、行うとすると1000万くらいはあるんじゃないかなというふうに考えておりますけれども。

記者:ニコニコ動画のナナオです。昨日も言いましたが、節電はだから、皆さんのなかで非常にやろうっていう動きが自主的にあるんですね。被災地のことを考える、被災地の方々のことを考えると、できることとして節電っていうのはあるわけです。ただですね、1点だけ、明日こちらが停電になることが知らなかったということでですね、何かアクシデントが起こる場合がやっぱり困るわけです。ただ、その情報に関する不安っていうのはやっぱりあるわけなんですね。ですから、やはりですね、これはできるだけ明日の予告をですね、例えば毎日20時に報告するとかですね。今こういう時期なので、テレビとネットとラジオでですね、各社協力を得てですね、情報収集をしていく。新聞もはじめですね。そういうふうに徹底していかないと逆に節電をみんなしようっていう気持ちはあるんですけれども、知らないことによるアクシデントの方がやっぱりパニックとかですね。だからそこはですね、ちょっと真剣にですね、できるだけ情報周知、皆で協力体制を作ってやるっていうそういう方向をですね、ぜひして頂きたいと思います。これはすみません。意見です。

記者:東京新聞のハナイと申します。藤本さんにお尋ねします。繰り返しの部分もあるんですが、その設備状況の復旧状況、当面の見通しも含めて。

東電:当社のですか。

記者:そうです。教えてください。先ほど22日以降の話がぽろぽろと出ましたよね。各発電所の名称とキロワット数、出力と。3月の末までに東。

東電:もう一度読みます。3月の末までに東扇島、それから鹿島火力、袖ケ浦火力。

記者:それぞれ何キロワットですか。

東電:東扇島で100万キロです。鹿島が60万キロ、袖ケ浦が60万キロ、品川が38万キロ。これを3月の末までに立ち上がるべく、今努力しております。

記者:それ以降はどうなりましょう。

東電:4月中にですね、前半で大体300万キロくらいは何とかしたいなと思っています。

記者:プラス300。

東電:ええ、そうです。立ち上げる●●としてですね。300万キロですね。

記者:具体的に発電所の名前はどういったところなんでしょうか。

東電:わかりますけれども、後ほどでよろしいですか。細かい名前について。

記者:それを4月中に終えて、終えるということですか。

東電:ええ。それで何とか4月中にですね、一旦その計画停電についてはですね、終わらせたいなというふうに思っております。何度も申し上げますけど、夏場はですね、やはり冷房需要ございまして、最初から相当なショートが予想されますので、引き続き節電についてはご協力頂きたい。それからまた需給がひっ迫して参りましたらですね、それまでにできるだけたくんの電源を立ち上げたり、あるいは購入したりいたしますが、それでも需給バランスが夏場になってきつくなってきた場合はですね、誠に申し訳ないんですが、再び計画停電をお願いするということになろうかと思ってございます。

記者:4月いっぱいっていうスケジュールは変わりませんか。もう少し早く終わるということはないでしょうか。

東電:今懸命に努力しておりますけれども、立ち上げがですね、そこまでいけるかどうかっていうことがまだ確証ができないものですから、できるだけ頑張りたいと思います。

記者:ちょっと先ほどの追加というか、確認も含めてなんですけど、昨日のリストに載っていなかった自治体が今日載ってたって件について先ほど質問して、それでその何軒、どれくらいの軒数を含んでる場合にエリアに出すか決めてなかったっていうお話ですけど、っていうことは今までのリストは、例えば5世帯くらいしかない自治体とかはエリアに載ってなかったっていうことになると思うんですけども、だとすると従前からおっしゃっている正確な情報という意味では、5世帯でも地域は地域なんでいささか問題があるんじゃないかっていう指摘。あともう1点は、今回のは1軒でも載ってるんですねっていう確認。あと最後に23区で●●伺いましたけど、23区除外するっていうんであれば、この表にもありますけど、埼玉県の変電所にちょこっと足立とかに引っかかっちゃてるようなものもあると思うんですけれども、そういうのも除外しちゃって完全に23区を除外するなら除外するってことはできないのかどうか、三点お願いします。

東電:すみません。後段の方からでございますけれども、申し訳ないんですけれども、これはちょっとできかねます。23区を完全に除外するということはですね、他の方からお送りするようなことができるか、他の方からもらわなきゃいけないですね。あるいは発電機を持っていくと、この23区のお客様に。それはちょっとあまりにも現実的じゃないんじゃないかということでございます。それから、1軒でもですね、止まるんであれば表示すべきじゃないかというご意見でございますが、ちょっとすみません。参考の2を見て頂きたいんですが、ちょうど真ん中にある水色のお客様ですね、水色のお客様、×が書いてある。ちょうど真ん中にございます。このピンクのブルーの●●。これはお客様はですね、△△市におられます。今はですね、ご指摘の通り、これ△△市止まりますというふうにしてます。前はこれ止まらないと言ってたんです。ただこのほとんどのお客様ピンクですから、いきてるんですよ。止まってません。これをですね、△△市が止まるというふうに表示することが正しいのか。ほとんどの△△市は止まらないというふうに表示した方がよろしいのか。そういうご指摘がございましたので、できるだけ●●に考えてですね、残念ながらこの△△市はですね、今止まらないという表示をしているわけでございます。

記者:●●やっぱりもし自分がその世帯に住んでたら、それって困っちゃうじゃないですか。それは幅広に一部だっていうふうにみんな前提で伝えてるんだから、仮に1軒でもこれはあるっていう認識に立つのが本当のお客様目線だと僕は思うんですけど。

東電:そうすると、この△△市はですね、本当はほとんど止まらないんですけれども、止まりますという表示をすべきだと。

記者:だって皆さん方、停電世帯どこどこ自治体1軒とかってやるじゃないですか。●●。それと同じ理屈で出すのが当然かと思うんですよ。●●。

東電:例えば5万軒、6万軒ありますよね、このピンクの方が。こちらのお客様ほとんど止まらないわけですよね。

記者:だから一部はっていうふうに言って、ホームページでその他のほとんどの自治体と同じ●●、それは1回見ればわかるわけだから、それで何が言いたいのかっていうことはそれで。しかも止まんないって、自分が止まらないとわかってて止まるエリアがあるっていうことで、●●。ないかもしれないと思って、あったっていうのが一番困るわけです。

東電:いや、あのですね、止まると言われてですね、止まらないというのも困るという声もたくさん今寄せられているわけです。

記者:どっちが困るかって言ったら、止まらないと思ったのに止まる方がよっぽど困るんじゃないですか。

東電:あと量の問題ございますよね。量の問題が。どちらの方に正しい情報を提供するかということもあると思うんですよね。

記者:先ほど、それはそれでじゃああれなんですけれども、これどこまで、要するにどれくらいの量で上げるかって決めてないって話でしたよね。そうでしたよね。ただ、今の話だったら、例えば20%くらいだったら載せようとか、10%くらいだったら載せないとかって一定の基準に基づいて今おっしゃってる●●で言うんだったらわからなくもないんですけど、そもそもしきりがないって話でしたよね。だとすると、今の話って成り立たないんじゃ。

東電:今ですね、大体10軒未満くらいでですね、これを決めておりますけれども、今ご意見ございましたように、本当にそれ正しいのかと、そういう考え方が。これについてはですね、まだ色々議論させて頂きたいと思います。

記者:これ新しいリストは1軒でも載ってるわけですか。

東電:いや、今はですね、1軒であればここの行政区はご覧の通り△△市でございますね、この真ん中のお客様ですね、ブルーのところ。止まるという表示はしておりません。

記者:●●てない。

東電:はい。

記者:だってそこに病人の方がいらして、電子機器で何か●●止まってしまうと、それがパニックになるんじゃないかということ。

東電:全くその通りだというふうに思います。

東電:すみません。ちょっと誤解があるんですが、それが今ですね、今回かなり見直しをかけた大きな理由が、私が昨日以来、皆様に混乱させてしまって申し訳なく思ってるんです。おっしゃったように1軒がですね、この表であるような、この市で、本来この家はこの市なんですが、こっちの系統からとっているということもありまして、市というか、市で区切ると抜けてしまうんですが、毛細血管のように違うところから入ってきてしまうと、そういうリスクはある、数軒のお客様に対しても、きちっと停電というか、ご迷惑をおかけする可能性があるということをお伝えするために過去の資料をリバイスをかけて今回お手元にある別紙として配布させて頂いております。ですから先ほど来、ご質問頂きましたように昨日なかったものの中央区が、ですから上がってると、要は中央区すべてということでは、これまでも停電対象としてはご説明させて頂いているように中央区すべてではなくて、中央区のいくつかのいくつ、数軒1軒かもしれないというレベルでの表というふうにリバイスをかけて、今皆様方からご質問がありましたように、止まらないというより止まる可能性があるというお客様目線でのですね、リバイスという形で見直したものが今お手元にあると。その通りです。

記者:●●。

東電:その通りです。

記者:●●。

東電:そういうことです。この中に入っているもので、可能性としては。

記者:先ほど副社長さんがおっしゃったこれまでの考え方だけども、この新しいリストではこのペーパーで言うと、ピンクの網掛けの。

東電:はい、私が今ご説明したことに間違いございまして、この場合、△△市は止まるという表示をして。

記者:リストに入ってるわけじゃないですか。今まではそういう少ないのは入ってなかったんだけど。

東電:すみません。私が間違えました。

東電:補足させて、同じように補足ですが、入っております。入っておりますが、先ほどの鉄道のように1個たまにグッと抜くときに鉄道だけじゃなくて抜けていっちゃうときがあります。その抜けていっちゃうときが今日の最初に皆様がご迷惑をおかけした埼玉の西区という例が抜けていってしまったと。ただ、今皆様がおっしゃったように止まる可能性がある中で止まらなかったということで、止まらないと思ってるところもあるというリスクよりはですね、そちらの方がよろしいというふうな形で、大きな広く作ったのがこの別紙ということでございます。お待たせしました。

記者:NPJのアズサワと者から藤本副社長にお尋ねいたします。先ほど医療機関用のというか、医療機関用に今提供できるはずの発電機車または発電用のガソリンのご用意があるというふうに伺いましたが、一体この東京電力の管内で発電機車およびガソリンはどれだけの台数とどれだけのガソリンのリッター数がご用意があるのか。これが1点です。すなわち生命というのはあらゆる利益に超越する利益なわけですから、その点当然のご用意があると思います。その点明確にお答え頂きたい。それが1。第二は、そのように医療機関が必要であって、もしここにどうしても欲しいというときは臨時の窓口が特別に設けられて然るべきだと思います。もうあると思いますけれども、その窓口をお教え頂きたい。これが2点。3点目に東電の管内では1番から5番までは大口の需要者、すなわち大工場の需要者があるはずでありまして、すでにこの計画停電にあたっては事前にその1位から5位までのあたりの需要者とはお話ができてるんじゃないかということ。その3点についてお話を伺いたい。

東電:発電機につきましては、高圧発電機と高圧線で送るもの、それから100ボルト200ボルト。

記者:いや、あの、いいですか。端的に時間短いですから、端的に何台と言ってください。

東電:大体高圧から低圧まで含めましてですね、1000台程度ございます。今それをさらに増やしています。

記者:非常用ガソリンについては何リットルのご用意がありますか。

東電:非常用ガソリンにつきましては、できれば私どもはですね、発電機で対応させて頂きたいと思っておりまして、お申し出頂いたガソリンの供給については私どもがご要請頂いた段階でですね、用意させて頂きたいというふうに思っております。

記者:非常用窓口については。

東電:非常用窓口については現在ございません。今ホットラインを作るようにですね、今準備を進めているところでございます。

記者:これは、いいですか。医療機関は手術だけではなくて、毎日高齢者に酸素を供給しております。その酸素は全部電気で動いている。その電気が来ないとなると、その人は今日明日にも命が危ない。よって、これから検討するなんて言うんじゃなくて、今日この場で約束してください。今日中に非常用の窓口を用意すると約束して頂きたい。いかがですか。

東電:今日中にというのは、できるかどうかはわかりませんけど、できるだけ早くそのホットラインを開設することについては頑張りたいと思います。

東電:その他。

記者:3点目の質問お願いします。

東電:大口のお客様との間では、当然そのご使用いただく電力のなるべく節電、抑制ということでございます。今回の計画停電がスタートいたしました14日の月曜日の朝も多くのお客様にご協力を頂いております。

記者:今私がお聞きしたのは、5位までの当然需要者との間で具体的な協議、具体的な契約合意があったのではないかという質問です。

東電:契約合意といいますよりも、確かに多くお使い頂いているお客様に協力頂きますので、一番効果的でございますので、今回の需給が厳しいとき当初からお願いに入っております。

記者:5位までの会社はどこですか。

東電:申し訳ございません。今ちょっと●●ので。

記者:答えられないっていうことですか。

東電:また個別契約でございますので、申し訳ございません。ちょっとご遠慮させて頂きます。

東電:時間もそろそろ。あと2問としたいと思います。では奥の方。

記者:朝日新聞のミヤザキと申しますが、行政区表示じゃなくてですね、変電所表示にしたら混乱が防げるっていうことにはならないんでしょうか。変電所の開閉によって送電するしないが決まるわけですから、1日2日で変電所名を伝えるのは難しいかもしれませんけれども、電力の利用明細書にあなたの変電所はどこっていうのを書いておけば、止まる止まらないっていうのをもっと細かく表示できるんじゃないでしょうかと。そういうのは無理ですかっていうのは、第一の質問です。それともう1つは、夏場にもう1度計画停電をお願いすることになるという話ですけれども、それに向けて新しい電源をどの程度準備することを考えてられるのか。たぶん原子力発電所っていうのは、福島10基は無理だと思いますが、火力等を古い火力、2007年のときも古い火力を動かすとかそういうことやられたと思いますけれども、そういう準備はされるのかどうか。あるいは周波数変換所、この対策っていうのを時間はかかると思いますが、そういうのをやられたらどうか。そういうところも教えてください。

東電:変電所の表示ですけれども、これも2800万軒のお客様ですね、あなたは何々変電所が行っています、今日は何々変電所が何時から何時まで止めてますということについては、これ理屈としては可能ですけれども、私どものお客様がですね、系統切り替えなので変わります。系統が切り替わります。例えば事故ですとですね、地下のところが違うところから送ったりですね。それから工事でラインが増強されますとですね、またその系統切り替えて安定性を保つようにすることは、いうことでまず物理的に2800万軒のお客様をフィックスするということは非常に難しくて、その後の変動についてお知らせすることも難しくて、であればですね、先ほど1軒か2軒だというお話もございましたように、ここまでやる切れるかというととても難しいことだというふうに認識しております。ただしですね、今私ども考えておりますのは、できるだけですね、我々がもっている情報がですね、この切ることによってですね、どういうふうに関わるのか、今●●単位でご説明させて頂きますけれども、もうちょっとですね、精査できないかということについてはシステム化をうまくしようということで今検討しております。

東電:夏場の供給力も、夏場につきましては、さらに需要が高くなるということが予想されますので、さらに供給力の増加が必要になります。現在まとまっております火力発電所、これをできるだけ早期に再開するということがまず第一でございますけれども、そのほかにありとあらゆる供給力対策、例えば今休止しております火力の再開ができるかどうかとか、自家発電につきましてもできるだけ当社で発電できないかとかですね、これから色々ありとあらゆる方策を考えていかなきゃならないと思っておりますけど、現時点におきましてまだ具体的な方策が見てる段階ではございません。

東電:それから周波数変換所をもう少し増強できないかというお話でございますけれども、これをですね、夏場までに作るということは、これ実質的に不可能でございます。周波数変換所の容量をもっと増やすか。あるいは私どもですね、電源を個別に用意するものがどちらが早いか。あるいはですね、運用にフレキシビリティ●●ができるかどうかということを考えますと、同じくらいお金かかるんであれば、発電所を作った方が私は系統のなかが安定するというふうに思ってます。それから昨日ですね、地震がございました。あの地震でですね、周波数変換所が今100万キロ●●してるんですけれども、そのうちの40万キロトリックをしてしまいまして、一時期ですね、送電ができなくなりました。こんなようなことを考えますとですね、周波数変換所の容量をもう少し大きくするというより、できれば自社電源をたくさん持ってですね、ご指摘の通り当分原子力無理でございますから、福島ですね。そういうふうに供給の安定を図った方がいいであろうというふうに思っております。

東電:それでは最後の質問。手挙げて頂いてた。

記者:レスポンスのナカジマです。昨日大原大臣がですね、批判ではなくて自戒の意味を込めて、昔から計画停電という言葉はあるので、国鉄、JRなどとですね、電力会社が話し合うようなことをしていけばよかったというようなことをおっしゃってます。今かなりご苦労されているようですけれども、副社長の率直なお気持ちを伺いたいんですが。

東電:まず大変たくさんのお客様にですね、ご迷惑をおかけしているということに関しましては、誠に申し訳なく思っております。それから需給バランスを保つということでですね、何とか東京電力のすべてのお客様がですね、前提でですね、ブラックアウトになるということを避けるためにですね、やらせて頂いてるわけでございます。節電を大変ご協力頂いてるすべてのお客様、それから計画停電にですね、電気を止めさせて頂いているお客様、大変感謝をするとともにですね、申し訳なく思っております。それから毎回この計画停電について大変きめ細かな報道をして頂いている皆さん方にも大変感謝をしているところでございます。JR等から昔からそういう話があればよかったじゃないかというご指摘でございますが、実は私どものかなりですね、安定的にですね、電源を自社で用意するということを力を入れてやって参りましてですね、今まではこういうことがなかったわけでございまして、この基本方針についてはこれからもですね、進めていきたいと思います。当分とにかく電源が用意できるまではですね、何卒ご理解とご協力を賜りたいというところでございます。よろしくお願いいたします。

東電:どうもありがとうございました。これにて大変申し訳ございませんが、説明会の方を終了させて頂きます。ありがとうございました。尚、本日のですね、計画停電の実績についてお知らせします。第2グループ15時20分から19時まで行っておりまして、第2グループにつきましては、19時に計画通りに終了しております。尚、第3グループ18時20分から開始をしておりますものにつきましては、21時10分終了を予定している、言うことでございます。22時までではなく、50分前前倒しでの終了を予定しているということでございます。よろしくお願いします。