東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月21日15時49分から104分間)

東電:大変お待たせいたしました。お手元に幾つか種類のった資料をお配りいたしましたので、確認させていただきたいと思います。午後1時現在の地震による影響などについてという資料、午後0時半現在の福島第一プラント状況等のお知らせ。それからモニタリングカーによります計測状況。大変字が細かくなりまして、恐縮ですが、1号から3号のプラット状況。さらに、サーベイ結果概略図という地図の織り込んだもの2枚でご用意をいたしました。よろしゅうございますでしょうか。それでは、午後1時現在の地震によります影響などについてご説明させていただきます。●●は注意事項でございますので、2ページ目の下段の方をご覧いただきたいと思います。3月20日。夜9時半頃、東京消防庁さまにご協力いただきまして、ハイパーレスキューの皆さまによります、放水を開始。本日21日の午前4時頃に、終了いただいております。大変ありがとうございました。次のページでございますが、21日午前9時半頃、データによりますと、あるいは●●の皆さまにご協力いただきまして、消防車によります放水を開始し、午前8時40分頃、終了いたしております。重ねてお礼を申し上げます。続いて米印の4つ目のところになりますけれども、現在3、4号及び5、6号の外部電源の復旧実施中ですが、本日21日の午前11時34分。5号6号機の一部の所内電源について●●線という送電線より充電を開始をいたしております。次のページでございますが、下の方になりますけれども、放電有図、受電の内訳でございますけれども、北の●●からの受電ということで、15万キロワット応援をいただいております。次に、福島第一のプラント状況等のお知らせについて、ご覧いただきたいと思います。後ろの架線図が●●ということになります。2ページ目の上の方の架線図、こちらが先ほどご説明した通りでございます。それから3ページ目の一番下の概要図でございますが、本日午前10時37分に共用プールへの水の注水を開始しております。その他ご用意いたしましたのが、モニタリングカーによる計測状況。プラントのパラメーター。また、サーベイの結果と●●それから、これまでの、昨夜の会見も含めまして、ご説明を受けましてご質問として頂戴しております内容について少し補足、ご説明させていただきたいと思います。まず、ドライベント関係のご質問でございますけれども、ドライベントに伴いまして、いわゆるウェットベントと比較しまして、放射線の影響についてどの程度高まるのかというふうなご質問を頂戴いたしました。●●通りドライベントでは、水によります放射性物質の除去効果が期待できませんので、ウェットベントと比べて、放射性物質の放出量大きくなる可能性がありますけれども、定量的にどれくらいなのかということにつきましては、なかなか一概にはちょっと申し上げられないという状況でございます。いずれにいたしましても、実施する前には、●●放出量の効果ですとか、●●度数といった確認を十分行っていく必要があるというふうに認識しております。福島第一2号で実施いたしましたドライベントについての事前の公表につきましてでございますけれどもこれは、13日の午後0時の時報以降、原子力●●内の圧力を硬化させる措置を投じることにつきまして、公表させてきているということでございます。またベント操作をしました際、これは3月15日の0時頃になりますけれども、キャプチャーディスクを破らずに、フィルターを通して、格納容器内の圧力が抜けているということは、何かという趣旨についてのご質問を受けまして、ここにつきましては、ディスク、キャプチャーディスクにつきましては、モニター等で確認ができませんので、破れているかどうかについては、確認できてないような状況でございます。このベント操作につきましては、今までも少しご説明申し上げたと思います。15日の午前0時頃、このドライウェルの小さい弁の開操作というのを、数分間実施をしております。現在は、閉まっております。で、圧力、ドライウェルの圧力につきましては、開操作の前後で、あまり変化がなく、また、モニタリングポストの操作につきましても、3月15日の0時前後で、大きな変動が生じておりません。また、一方で、この同じ15日の6時頃には、福島第一2号の爆発音がございました。で、こうしたものによる可能性もありますことから、キャプチャーディスクが破れたかどうかということについては判断することは、やはり難しいというふうな状況でございます。それと、作業員の被曝関係についてのご質問でございますけれども、被曝線量が、100ミリシーベルトを超えた作業員の方につきましても、●●的な作業についてのご質問でございます。100ミリシーベルトを超えた作業員の方については、極力被曝しないように適切に放射線管理のもと、作業に従事をされる予定でございます。作業員の方が、100ミリを超えた作業員の方が、治療を受けているというふうな事実関係についてもお問い合わせがございました。3月12日に、100ミリシーベルトを超えた作業員の方1名が不調を訴えられまして、病院に搬送されていますけれども、放射線等の直接的な因果関係はないといった診断結果が出ているというふうに伺っております。なお、線量が100ミリを超えた作業員の方々には、●●の方に移動していただきまして臨時の健康診断を受けるということをさせていただいております。また、3号機の炉内温度が、300度以上になりまして、白煙が上がったといったようなことに対する見方に関するご質問を頂戴いたしました。この白煙の原因については、明らかでございませんが、炉内温度につきましては、現在200度以下まで、低下をしてきています。引き続き、炉心への注水を継続しまして、使用済み燃料プールへの注水を実施することで、白煙が低下するものと考えております。それと今日午前中にご説明申し上げました、核種分析につきましてですけれども、核種分析についてのご質問頂戴いたしました。これまで私ども核種分析、特に福島第一につきましては、モニタリングポストが設けられておりましたので、実施できておりませんでしたけれども、●●の実施ができる体制が整いましたことから、この度実施したものでございます。今後も継続的に分析を進める予定でございます。私の方からは以上でございます。

記者:5号機、6号機に関してなんですが、受電ができたということなんですけれども、それでどういったものを動かしているのかという最新状況を教えてください。

東電:はい。5号機、6号機でございます。5号機におきましてはですね、本日11時36分にメタクラ、こちらの配電盤の方にですね、電気が届きまして、受電をいたしております。その後ですね、今までは、ディーゼル発電機、5号のものと、6号のディーゼル発電機で動いていた残留熱除去系のポンプを、この接続に伴って停止をしておりましたので、その停止いたしましたポンプを再起動してございます。その再起動の時間が、本日の12時55分というふうに聞いております。それからですね、6号機につきましては、現在受電できる状況ではあるのですが、現在ですね、6号機のDのディーゼル発電機、こちらが運転中でございますので、現在まだ接続、電気を送っていない状況です。その状況で、現在のディーゼル発電機でですね、6号機側を回している状況です。今後そちらディーゼル発電機の停止をいたしまして、こちらの受電した電気をですね、再度起動するという手順があると思います。そういう意味では今まで起動していた設備に対して新たな追加の設備が動いたというところはまだ情報がきてございません。

記者:残留熱除去系は、今繋がっているのは、原子炉の方ですが、それともプールの方ですか。

東電:すみません。燃料プール側がですね、現状●●につきましては、ちょっと至急確認してご報告したいと思います。

記者:じゃあわかりました。6号に関して、今のところD含めた再確認ですけれども、ディーゼルで、これはプールを冷やしている。

東電:どちらも冷やせるようになっておりますので、今どちらになっているかにつきましては、確認をさせていただきたいと思います。

記者:いずれにせよ、その残留熱除去系の方を、今後ディーゼルの方から、外部電源の方に、繋ぎ変えて、動かしていこうというそういう計画であると。

東電:はい。その通りです。

記者:すみません。セシウムとヨウ素が検出されておりますが、これは一体どこから出てきたのか。改めて、燃料プールなのか、それとも炉心の方からなのか。いかがでしょうか。

東電:はい。今のご質問に関してですけれどもセシウムとヨウ素ですので、いわゆる核分裂によって生成されたケースにあるというふうに考えております。従いまして、燃料が発生したということが推定されるわけですけれども、今現在では、炉心の方なのかそれとも使用済み燃料プールの方なのかは、具体的に、特定、検証にはなっておりませんでして、いずれの可能性もあるというふうに考えています。

記者:現状ですと、ただそのプールの方は、それほど高音でもないということが言われておりますので、現状の推定になりますけれども、可能性としては、例えば炉心の方が高いのか。そのあたりいかがでしょうか。

東電:はい。炉心につきましては、特に1号機と3号機では、水素爆発と推定される状況が発生しております。また2号機も含めまして、炉内の水位が非常に低い状態というのが続いていたという状況もございました。そういった点でいいますと、炉心の方の、●●プールの方の●●であるといったふうに、●●原子炉の可能性という点では、プールよりも炉心の方があるのではないかというふうに伺っています。

記者:つまり炉心の中で、燃料棒がやはりかなり長けているということになるんでしょうか。

東電:炉心の中の状況、あるいは原子炉といってもいいかもしれませんけれども、いわゆる、●●の可能性があった可能性はこれはあると、これは水素が発生しているということからですけれども、それは、燃料の一環が溶けた状態。●●ということは推定しております。ただし、じゃあ燃料を、ウランを固めている普段のオペレートについて、底が●●するまでの温度にいくかどうか、そこまではちょっと具体的な情報を持ち合わせておりません。あと、若干補足ですけれども、使用済み燃料プールにつきましては、直接的に燃料の●●を疑われるような設置の炉心の温度あるいは、水素爆発について、と。そういった状況ではございませんけれども、ただし直接的に使用済み燃料プール。それからその中の燃料の状態、確認できていないと。いうところで、それ含めて現在認識しているというところでございます。

記者:すみません。確認なんですけれども、その、ペレットまでは解けなくても、こういうセシウムとかヨウ素っていうのは出てくるということなんでしょうか。

東電:はい。そのように伺っております。

記者:以前ですね。私この質問何度か繰り返しているんですが、核物質が放射性物質がですね、外部に出ている2%であると。それがこの前の●●の評価で、3%以上というような話が出てきました。今どのくらいのものを想定されているんですか。

東電:ちょっと今の具体的な数値は持ち合わせていないところなんですけど、少なくとも、2%というよりかは3%以上という方が、今現在の状態には近いという推定だというふうに伺っています。

記者:それは●●が溶けたということではなくて燃料そのものが、溶けたということを意味するようなものなんですか。

東電:燃料そのものというよりかは、燃料の健全性につきましてはやはり、皮膚健全性を持って判断しておりますので、2%ないし3%以上の違いを持って、直接ペレットを溶融の可能性云々を判断するということではないと考えています。

記者:わかりました。それで今のところ出ているのが、ヨウ素とセシウムなんですが、他にはないんでしょうか。

東電:いわゆるヨウ素とセシウム。こちらは核分裂の生成物、核分裂で生成される元素としては、いわゆる代表的な元素だと考えています。核分裂の生成物が、放出されているということを想定しますと、それ以外の核分裂生成物についても放出されている可能性は否定できないということになっております。

記者:調べられてはいないんですか。

東電:そのあたりの確認をいたしまいしたのが、19日から行っている核種分析でございます。核種分析で、測定の対象としましたのが、ヨウ素の131、132、133。それからセシウムの134、137。

記者:それは存じておりますが、そのヨウ素とセシウム以外の、放射性物質は、出ていないんですかという質問です。

東電:具体的に測定はしておりませんけれども、それをもちまして、この2元素しか出ていなくて、●●すべて出ているのはこの2元素だけで、それ以外の元素は出ていないというふうな判断は難しいかと思います。

記者:測定して、わかっているのは、この2種類だけでということでは間違いないんですか。他に出ているものがあって、それを発表していないということでは、ないんですね。

東電:ご指摘の通りです。

記者:なぜ他のもの測定しないんですか。

東電:核分裂生成物の代表的な元素として、代表的な元素のうち、ヨウ素はいわゆる揮発性の性質を持つ元素です。それからセシウムにつきましては、これは粒子状の性質を持つ元素です。それぞれの性質を持つ元素の中で、核分裂が発生する代表的な元素としてこの2核種を測定しています。

記者:燃料●●の可能性が高いと。その根拠というのは、なんなんですか。●●なぜ損傷しているか。

東電:これはもうこれまでの、特に1号機、2号機、3号機の原子炉の中の状況として、燃料の冷却が必ずしも十分ではなかった時期があったということをふまえ、あとそれにプラスして、特に1号機と3号機では、水素爆発と推定される現象が起きていると。水素爆発が起きているとしたら、その原因としては、水素を発生させる原因となるのは、これは、燃料の●●とそれから水の反応が可能性としては、最も考えられるということで、炉心が相応の高温状態になり、燃料の●●化が破損したという可能性を想定しているものでございます。

記者:すみません。核分裂の生成物、ヨウ素、セシウム以外で、具体的にどのようなものが考えられるのでしょうか。

東電:核分裂生成物の中で代表的なもの、先ほど申しました、ヨウ素、セシウムの中では、ヨウ素の131。それからセシウムの137。こちらが代表的な核種です。それ以外に●●の生成物ですと、ストロンチウムの吸収、あとは、被曝推定量、科学的な成分の低い、主に気体上の元素。例えば、クリプトンであるとか、そういう元素が、核分裂生成物として発生する典型的な元素です。

記者:そうしたものは、分析というのは、できないんでしょうか。

東電:これは元素ごとにそれぞれの性質に応じた測定方法、分析方法があると理解してますけれども、少なくとも、その物質の性質によって形成と持ちやすさ●●の●●があると存じ上げています。

記者:今現状では、やる予定ではないという感じですか。

東電:今後の予定につきましては、あとで確認させてください。

記者:セシウムとヨウ素の2つだけで、その十分かどうかっていうのは、例えばなんか国際的なですね、東電さんだけがこうやって、この2つだけにやっているわけじゃなくて、国際的になんかもうこの2つで十分だと、そういう話はあるですか。

東電:国際的な標準の測定対象のやり方等について、ちょっとあとで確認させてください。

記者:測定の目的は、なんですか。

東電:今回の測定対象は、セシウムとそれからヨウ素で、核分裂生成物の測定箇所における濃度を確認するということです。

記者:つまりそれによって何を把握されようとされているんですか。

東電:これは燃料の破損部分、それから影響の程度を把握するための測定だと認識しております。

記者:破損の程度を推測するための、分析ということですか。

東電:破損の程度、それから元々この計測というのは、破損の有無が本来であれば、最も主要な目的です。

記者:それで今回の測定結果から破損の程度についてどういったことが、推測されるんでしょうか。

東電:程度につきましては、現状、特にこういう検討結果がまとまっているということでは、まだまとまっていないということです。

記者:あるかないかで言えば、あるというようなことがこれまでも、言われてきましたが、改めて確認されたというふうな判断で。

東電:これまでの推定と少なくとも異なる結果が得られているものではないと思っています。

記者:それからもう1つこのセシウムとヨウ素なんですが、これは、崩壊して中性子を出すようなものではないですよね。

東電:そうです。ご指摘の通りです。

記者:それで過去に、モニタリングポストのところでですね、中性子線が微量ながら検出されていますが、これはウランなりですねプルトニウムなり、そういう崩壊するような核種が飛んできてですね、たまたま近くに飛んできたところで崩壊したと。そのようなことが考えられるんじゃないかという話もありましたが、それに関してはいかがでしょうか。

東電:今ご指摘の推定につきましては、さらに裏付けるあるいはそれを否定するという情報は、その後はありませんでして、状況としては特に変わっておりません。その後、その後の状況としては、これまで、モニタリングカーで計測している中で、2回中性子が検出●●されました。ご指摘の2回です。その後ですけれども、さらに3回目の計測等はこれはなく、その2回以外は全て検出●●以下が計測されていますので、その点で言いますと、仮にウラン等が●●している可能性があるとしましても、その程度について、●●拡大しているだとかそういう状況ではないと、現状の測定値からは、そのようには、これも推定ですけれども、●●かと思います。

記者:それも要するに、燃料の破損が、ある程度起きているということを、示す状況、証拠の1つであって、今回の結果と矛盾するものではないという程度の評価と。

東電:現状としては、そうですね。特に、中性子線が検出の限界以下を超えたのが、2回で、10分間隔で、2回計測され、その後は計測されていない状況が続いているということですので、特に状況の悪化を示唆する情報はありませんし、あと、改善といいましても、元々形成されたのは2回ですので、というところで、新たな塡補はないということです。

記者:3号機の水位が非常に下がっていますけれどもそれはどういった背景からか教えていただいてもらっていいですか。

記者:中性子の●●が2回計測されたのは、いつといつでしょうか。

東電:3号の水位につきましてちょっと確認させていただきたいと思います。申し訳ありません。もう1つのご質問が中性が計測されたというその日時ですけれども、以前にお配りしたモニタリングカーによる計測状況の結果に入っているんですけれども、ちょっと今私どもの手元にありますのは、比較的本日に近い、本日●●手元に持ち合わせておりませんので、ちょっと確認次第、ご説明したいと思います。

記者:すみません。セシウムとヨウ素がでているってことについては、これは確実に燃料が破損しているということですよね。そうすると炉が●●が壊れているという認識でいいんでしょうかね。

東電:今回、特に1号機と3号機ですけれども、格納容器のベントを行っております。格納容器ベント全体として、原子炉内から●●を経由して、まず原子炉内の圧力が上昇しますと、これは、●●安全面を開けて、原子炉内の空気、気体を圧力抑制室に導きます。で、一方今回、1号機と3号機、2号機もありますけれども、1号機と3号機につきましては、格納容器のベントを行っております。そう言った点では、格納容器のベントを行っているということで、それによって放出された格納容器の生成物があるということはこれは室内での燃料の破損を前提とするものですけれども、格納容器ベントによって放出されるということが想定されます。

記者:ちょっとそれはですね、●●を証明するもんではない。

東電:そうですね。いわゆる、格納容器の損傷だと断定、特定するような形ではなく、ベントによる可能性というのもあると。

記者:ただですね、昨日お話がありましたけれども、セシウムとかストロンチウムみたいなその粒子状のですね、ものに関しては、ウェットをやれば水の方に取られて外に出ることは基本的にはないということですよね。一方で、今回こうやった検出をされているということは、で、されにこれまでは、ドライはやっていなくてウェットしかやっていないわけですよね。ということは、ウェットのベント以外に、外に出てくる経路が何かしらあるというふうに考えるのが自然であって、それは何かしらその格納容器なりの、破損があるということを示すものではないんでしょうか。

東電:ご指摘の通り、ウェットの●●で見ている状態です。いわゆる水を1回経由しますから、じゃあ、その水を1回経由したウェットを通りぬけて出てきたものか。あるいは別の可能性があるのかということは、余談を持たずに、見ていかなきゃいけないと思っています。

記者:その可能性というのは、どういうことが考えらえるのでしょうか。

東電:容器の漏れの可能性ですね。はい。

記者:そのウェットを通ったかどうかというのは、今回のヨウ素とセシウムの量を見れば、だいたい推測がつくんでないでしょうか。

東電:どの程度の推測が可能かどうかも含めて今後の検討をと思っております。

記者:これはそれほど多くはないという判断ですか。この量については。

東電:そのあたりもふまえて、やはり今後の検討をと思っております。

記者:つまり微量であれば、ウェットのベントであっても、セシウムが出ちゃうことは、あるんですか。

東電:今のご指摘の話をふまえてですけれども、検討すべき案件だと思って、それ改めて確認させてください。

記者:それはわからない、現時点でわからないということでよろしいですか。

東電:今手元に持ち合わせておりませんでして。

記者:すみません。だからこの間から、ウェットの場合だったら、一体どれだけ、その核種いわゆる放射線物質がですね、取れて、ドライの場合はどのくらいなんだっていう話をこの間からしているわけででして、それが今の説明では、また定量的な説明はできないという話ですが、ウェットをした場合には、100分の1になるとか言っているわけですから、ドライになれば当然100倍になるということですよね。違うんですか、これは。これ定量的な話ではないんでしょうか。

東電:その100分の1ないし、100倍の根拠がどこからきたかなんですけれども、まずいわゆるその放出量の評価、想定についてですけれども、いわゆる通常の規模を超えるような過激な事故を想定した検討ですね。そういった中で、色々な検討がなされていると聞いてますけれども、ちょっとまず、そちらの検討の方で、具体的に想定されました数値というのは、ちょっと私どもの手元に持っておりません。それが1点ですけれども、あと、これは参考になるかならないかはわかりませんけれども、●●による●●という話で、これは通常の事故を想定して、原子力発電所の設計に関する審査を受ける際に、参照している割合としまして、サプレッションプールの水をこれは事故が起きた際ですけれども、●●要素これは水と反応しやすいヨウ素が溶解する割合。といいますか溶解しない割合ですね。これが、ここの部分で100分の1という数字を使っています。あるいは100倍に薄められるという前提を使っています。つまり、割合としては非常に低いけれども、通過する可能性もあるという前提があるかというふうには考えています。ただ、ちょっとそれ以上の具体的な定量的な数字は、今持ち合わせて、そこは持ち合わせございません。

記者:今のはヨウ素ですね。

東電:はい。今のはヨウ素です。

記者:セシウムは。

東電:●●代表的に評価して、そしてちょっと確認していますのが、ヨウ素ですので、セシウムについて、ヨウ素で代表されているかそれとも別途数字を用いているか。そこはちょっと確認させてください。

記者:そういう中で、限界濃度の6倍のヨウ素が出ているってことがあるわけですよね。これ、こういう数値っていうのが、そのウェットを通った段階で出るものなのか。そこはどうなのでしょうか。

東電:はい。つまり可能性としてウェットを通って、出ることは全くないと言い切れるかというと、そこまでではないかと思っています。あとは、数値との兼ね合い。定量的にどの程度のものかということになっております。えっと、でそちらの定量性については、今ちょっと手元に持ち合わせておりませんでして、改めて確認させてください。

記者:すみません。3号機の放水のことでお伺いしたいんですけど、現状3号機のプールの容量よりも、水の方がですね、多くなっているんじゃないかと思うんですけれども、その辺の数字の確認したいんですけど。

東電:先ほどご説明いたしました、ハイパーレスキュー隊の皆様によります放水が行われまして、総放水量約1100トンということを伺っておりますが、現時点の、ちょっと今3号の使用済み燃料のプールのレベルがどういう状況であるかにつきましては、申し訳ございません。●●させていただきます。

記者:それは、満水になっているかもわからないんですか。

東電:そうですね、3号のプールにつきましては、プール自体をですね直接見ることが今できない状況でございます。それから放出に関しても、2度、長時間にわたる放水をしていましてですね。かなりの量が放水されております。その中のどのくらいのものがですねプールに入っているかというところ、こちらにつきましても詳細がですね、報告等まだ受けておりませんので、実際どのくらいが●●に入っているかということは、現在ちょっと確認できていない状況にございます。また、推計等についてもですね、現在まだ復旧ができていない状況ですので、そちらでも確認できていないと。ただ、かなりの放水をしていただいてですね。十分水も届いておりますので、かなりの量がプールの中に入っているのではないかというふうに考えております。

記者:放水で、すべてがプールに入るわけじゃないと思うんですけど、そのプールに入らなかった水、あるいは満水になって溢れちゃった場合はですね、この水はどこに行ってしまうんですか。

東電:放水をしておりますので、放水した周辺に、留まっている状態が、または、速攻等ですね、そういったことに入った場合によっては、その放水したものが建物の中に伝わってですね、建物の中に留まっている。いろいろなところにあるのかと思います。そちらについても、現在ですね、建屋の中にはいっていない状況で、確認がしっかり取れていない状況です。

記者:今の話、建屋の中に、全部入って、留まっていて、外にはでていないということでいいんですか。

東電:そうですね。それはですね、ちょっとよくわかりませんが、放水をしていますので、かなり建屋の周りにもですね、散っておりますので、それが今どういう状況にあるかというのは、ちょっと報告がないものですから、明確なお答えができない状況でございます。

記者:それは外から入れる水が、その外にでちゃうという。実際中に入ったやつがですね。でちゃうっていうその可能性について。

東電:そうですね。その可能性については、まずプールがですね、いっぱいになっているかどうかというがあろうかと思います。プールがいっぱいになりますと、そこから溢れ出たものがですね、通常であれば、建屋の中にあります排水系を通して、通じてですね、放射性廃棄物処理系に流れ込むわけなんですが、そのあたりの健全性の問題等も確認できておりませんので、現在一部は流れ込んでいる可能性もございますし、一部はそのフロアに留まっている可能性もございます。また、下の階に伝わってですね、下のフロアに溜まっている可能性もございます。こちらについてはまだ中に入ってですね、確認がとれておりませんので、状況としてどうなっているのかというのはちょっと把握できておりません。

記者:建物の構造としてはどうなんですか。

東電:はい?

記者:建物の構造として、当然色んなことを考えていらっしゃって、●●とかで溢れたら、多分それは、ちゃんと作動処理系にいくと思われんですが、そうじゃない件もありうるのですか。

東電:建屋のですね、構造上はですね、しっかりと受けて、また柏崎の地震の影響もございましてですね、その際にスロッシングと呼ばれます揺動によって、水がこぼれたという事象がございましたので、そういうものがこぼれない施策、それからこぼれた場合にもですね、境外に出ない施策というのは、しっかり施されてはいたのですが、今回建物がですね、大きな損壊、損傷を受けているということで、その機能は、100%維持できているかということに関しましてはですね、100%は多分維持できていないというふうに考えております。

記者:基本的には、ごめんなさい。基本的には、プールから溢れた水は、放射性廃棄物の系にいくような構造にはなっているんですね。その●●前提であれば。

東電:そうですね。5階の燃料プールのあるフロアですね、この中に留まるか、その排水系に入った場合には、しっかりと処理系に流れてですね、外に出ないような設計にはなっております。

記者:その処理系とは、たぶん地下に、タンクというかプールがあって、

東電:そうです。そこで一旦受けまして、そこからですね、ポンプを使って、廃棄物処理系に送って処理がされると。

記者:フィルターを通ってですか。

東電:そうですね。色々フィルター、ろ過装置、それからものによってはですね、蒸留したりですとかそういう色々な処理装置がございまして、その処理を施して、最終的にまた使えるものは、元に戻す。それから使えないものは、溜めてですね、最終的には、濃縮廃液等になりまして、プラント内に貯蔵いたしまして、最終的には、●●をしてですね、はい。進めて。そのような流れになっております。

記者:おそらくそれも電気にとまっている。

東電:そうですね。それがとまっておりますと、仮に流れ込むとですね、最地下階にありますタンクの中に入りますが、それが受けきれない場合は、その外にある升の中に、入るわけであります。

記者:そうすると、●●になっているわけですね。放射性廃棄物用のプール。処理した後の●●地下の●●。

東電:まずはプールの水が溢れますとプールのフロアである程度の容量を留めて、要は外に出ていない、外に出ていかないようにする機能がございます。またそれがですね、処理系のラインを伝って、廃棄物処理系のラインに流れ込んだ場合には、建物の最地下階に落ちましてですね、そちらで一旦受けて、送ることになるんですが、そちらのポンプ現在停止しておりますので、その容量以上にもし出た場合はですね、そのタンクの受けている、升がございますので、その中に、入ると。で、その升もさらにオーバーしてしまうと、最地下階全体はですね、●●の機能を有しておりますので、その地下の中にはまっていくというような設計になっております。ですので、地下に溜まったものはですね、壁を通して、外に出て行くという設計にはなっておらずに、中に溜め込むという設計になっております。

記者:すみません。別のことなんですけれども、6号機の外部電源に戻って、6号機で外部電源で動かしているものというのは、あるんですか。

東電:現在外部電源が戻っていますのは、5号機だけです。6号機につきましては、スイッチを入れるだけで、繋がるのですが、現在6号機のですね、ディーゼル発電機、これ起動した状況によりますので、現在は、6号機のディーゼル発電機で、電気を供給した状況になっております。

記者:切り替えはいつ。

東電:そうですね。この切り替えのタイミングにつきましてはですね、現在検討している状況にございますが、ちょっとタイミングについてまだ確認できてございません。また、いいですか。一旦ディーゼル発電機を停止してですね、で、電源を繋いだ後に、再度ポンプを起動かけるという手順を●●ます。

記者:2号機の状況、2号機の状況はどうなっているでしょうか。電気の

記者:すみません。まとめて、今ですね、電源復旧の状況、1号機から説明していただけますか。

東電:それでは、まず一旦ちょっと中断入りますけれども、ここで、電源関係についてですね、ご紹介をしたいと思います。まず、1、2号機でございますが、昨日ですね、受電をいたしまして、パワーセンターですね、変圧器の後ですね、こちらのパワーセンターと言われております分電盤に受電がされております。で、ここまでは電気がきておりまして、そこのパワーセンターと呼ばれる分電、配電盤ですね、こちらのスイッチを入れると、各設備、電気が供給されることになりますが、現在その供給先につきましては、健全性の確認を取っているところでございます。で、ものといたしましてはですね、中操関係ですとか、制御関係、それから冷却させるための設備。こういうところを●●をしておりまして、で、現段階ではですね、まだ、接続がされて、電気が繋がっているのではございません。それから3、4号につきましては、本日、ケーブルの引き回しが終わっておりまして、現在ですね、接続後の抵抗、絶縁抵抗ですとか、健全性ですね。こういうものを確認をしているところでございます。で、実際動かすものの確認につきましては、1号、2号同様で、中操関係の電源、それから制御関係の電源。冷却に必要な設備の電源関係。というところのですね。健全性の確認を合わせて進めていくところでございます。で、こちらにつきましても、現段階ではですね、まだ線が繋がっただけで電気がきていない状況ですので、まだ動いている機器はございません。それから5、6号機につきましては、先ほど紹介させていただきました通り、本日ですね、受電が完了しておりまして、11時36分ですね。受電が完了しておりまして、現在この外部電源を利用して起動しているものが、5号機の残留熱除去系のポンプ1台。これが、外部電源を受けて起動しているポンプでございます。あと、6号機については、先ほどお話した通り、まだディーゼル発電機が今動いている状態ですので、今後切り替え作業を実施して、6号機側のですね、残龍熱除去系のポンプも外部電源で起動するという流れになろうかと思います。

記者:それはいつ頃を予定されてます。

東電:こちらについては、ちょっと時間等の情報がまだきておりませんで。

記者:今日中目標ですか。今日中目標ですか。

東電:ちょっと切り替えのタイミング等確認してですね、こちらもまたご連絡したいと思います。

記者:すみません。2号機の配電盤まできたと。その先が、進んでいない原因という、もうちょっと詳しく教えて教えていただけますか。

東電:進んでいない理由と致しましては、今回電気がきたわけなんですけれども、それを実際通電するにあたってですね、それぞれの機器の健全性の確認をとっております。で、これを合わせて並行して行ってきているんですけれども、その接続にあたって最終的な確認を実施している状況でございます。こちらの安全が確認できればですね、電源をいかすというような流れになりますけれども、そのタイミングについては今、努力しているところですので、今日か明日かというところはちょっとまだ連絡がきていない状況でございます。

記者:それはごめんなさい、ポンプとかそこまでいく前ということですか。

東電:そうですね。パワーセンターと呼んでいる480ボルトの電源までが今きておりまして、そのパワーセンターのスイッチを入れるとですね、次のところに流れるわけなんですが、その流すための下流側の設備。こちらの健全性の確認をしていると。ここが問題なければですね、通電をして、その先の、例えば照明であれば照明をつける。ポンプとかそういう機器であればその機器の起動をすると。そのような流れになりますけれども、まだ最終確認まで済んでおりませんで、現段階ではまだスイッチが入れられる段階にはなっていないという状況でございます。

記者:2号機に関して、今現時点で健全性が確認されたものっていうのはあるんでしょうか。

東電:健全性が確認されてスイッチを入れたものというのはまだございません。その中で、今最終確認中ですので、これはいけるというところはですね、まだ情報がきておりません。ただ、スイッチを入れますよという情報がくればですね、健全性が確認されたというふうに考えております。

記者:スイッチを入れる前に、まず、当然各機器の●●を調べるとかおっしゃってましたよね。●●っていうのはなんか微弱電源を流して、たとえばその断線していないかとか、要するに具体的にどのような手順を組んで、そのスイッチを入れることになるのかをちょっと詳しく説明してください。

東電:まずですね、先にいく、設備によるんですけれども、まずはメガ測定。要は絶縁抵抗測定と呼ばれているものです。こちらはですね、絶縁抵抗を測定して、まず第一は、ショート、地絡をしていないかというところの確認になります。これが地絡をしておりますとですね、抵抗値がゼロということになりますので、その場合は、どこかでですね、例えば海水に浸かっているとか、海水を被ったことによって、地絡をしているということが考えられますので、その設備がなんであるのかというのを追っかけて探すことになろうかと思います。それからメガ測定をやってですね、オッケーが出た場合に、次に、例えば機器ですと、じゃあモーターを、モーターが回すことができるということになりますので、モーターと機器をですね、ハンドターニングと呼ばれる手を使って動くことを確認いたします。で、その動かした時に、例えば引っかかりですとか、固着して動かないですとかそういうことがなくて、スムーズに動くようであれば、機械的な損傷もないだろうというなことの判断ができます。その次にですね、水を流すものであれば、まず水を流す●●が確保できているかどうか。また、水があるかどうか。そういうところを確認して、最終的にですね、系統の問題がなければ、そこでまず、●●と呼ばれる一瞬電流を流してあげて、ポンプ●●と呼んでいますけれども、それをちょっと動かしてあげる。それによって、特別な●●ですとか、動かない、ちゃんと動いているよとか。そういうところの健全性を確認してですね、その後に連続的な試験を行います。で、それによって機器の健全性の確認がとれるわけなんですけれども、それの系統で水が流せる状況であれば、全体の評価をしてですね、トップの運転をするというこのような流れになろうと思います。

記者:その絶縁抵抗線の、抵抗の測定は、例えば原子炉の中たくさん機器があるじゃないですか。例えばどれくらいの、数をどんな感じでやっているのか。その辺ちょっと具体的な情報あれば。

東電:ちょっと数等については、抑えられてないんですけれども。1つの考え方としては、電気設備がですね、1つの電線、系統の中に色々なものがついていて、まず一番頭で測りますと、その下側がどうなっているかというのが見えると思います。だいたいそこで測ると、どっかが絶対おかしいので、そうすると絶縁抵抗ゼロというのが、必ず出てくるのであると。そういうところを今度は切り離していってですね、●●選択をしてできるだけ、確認する範囲を減らすというようなことをしてですね。確認していくことになろうかと思います。今回が重点的に進めようとしていますのが、中操関係ですとか、計測整備用関係、その中には、バッテリー等の電源、これ125ボルトの直流電源なんですが、これが●●されていますので、その辺りの健全性、あとポンプとしてはですね、●●系、給水系ですとか、●●専用のポンプ。こんなところが、今回の対象としてですね、本日の作業、代表ですけれども、こんなところが作業されております。

記者:4号機のポンプが破損されたっていう情報があるんですが。これは。

東電:4号機、ちょっとお答えいたします。ちょっとお待ちください。

記者:5、6号機につきましては、そのこういった健全性は、もうすでにチェックをした上で、今日、●●動かしたと。

東電:そうですね。5、6号機につきましては、本日動かしたものについてはですね、今までディーゼル発電機で動いていたものですので、特別な確認はなくですね、そのまま切り替えて運転をしている状況でございます。で、その他につきましても、同様にですね、同じような考え方で、各機器の測定、メガ測定等実施しておりまして、今のところですね、この機器は問題ないよという、ちょっと情報はきていないんですけれども、同じように、2号、1、2号。それから3、4号。5、6号と。同じように、測定を進めて、起動できるのを確認している状況にございます。

記者:5、6号機は例えば、もう中央制御室まで、電気を通し、通電しているとか何かそう言った。

東電:そうですね、5、6号機については、ディーゼル発電機がですね、健全でしたので、中操側にはある程度の電気が供給されていたと我々も思っております。ちょっと確認とれていませんので、中操について、どのような状況かにつきましては、確認してまた、ご報告したいと思います。

記者:わかりました。ありがとうございます。

東電:4号の方ですね。

記者:はい。

東電:ちょっと4号のポンプの何が、破損しているかの情報は、今私のところに届いていなんですが。ちょっとそのポンプが何かという状況等は。ちょっとですね、どのようなポンプになんか問題があるかというのにつきましては、確認させていただきたいと思います。

記者:一昨日から、その作業をされているので、今の段階で、交換が必要なものというのは、既に把握されていると思うんですが、その辺について概要を、お願いしたいんですけど。

東電:交換の必要なものにつきましては、ちょっとリストという形では持っていないんですけれども、交換が必要なものといたしましてはですね、例えば受電設備のですね、パワーセンター。この一部がですね、海水が被ってしまっていて、それの修復が必要なものがございます。

記者:それは、何号機ですか。

東電:これはですね、1号機、2号機、3号機、4号機ともですね、一部●●のところで、必ずそういう損傷は見られている状況でございます。それで海水を被ったことによって、地絡、ショートしてしまってですね、使えないものがあるという状況でございます。

記者:すみません。その使えないものについては、例えば、部品を交換するとかですね、そうやって直すことも考えられると思うんですけれども。

東電:はい。

記者:その辺は。

東電:今回はですね、使えないものについて、修復するというよりは、新たに仮設を持ち込んでですね、それで、対応することを今考えておりまして、それに対する資材等につきましては、準備を整えているところでございます。

記者:原子力安全保安院の会見で、2号機については、ポンプモーターがショートしていたことがわかり、交換したという話も出ているんですけども。

東電:すみません。何号機

記者:2号機です。

東電:2号機ですか。

記者:はい。そう言った情報は、東電さんの方には上がってないんでしょうか。それから先ほどその同じ保安院の会見で2号機の中央制御室に、今●●に電気が通って、空調系復旧できるんじゃないかという見通しも示してたんですけれども、東電さんとしてはいかがでしょうか。

東電:2号機に関しましては、今お話があったような中操の照明ですね、照明ですとか。中操の空調関係、こちらをいかそうということで、検討進めているというのは事実でございます。で、それがですね、復帰できるかどうかにつきましては、先ほどの段階では、まだ努力しているけれども、まだ明確な解答は得られていない状況でした。ポンプの取り替え等のお話がありましたけれども、一部ポンプのですね測定等されてまして、例えば先程ご紹介したようなですね、給水系でございますかね。そういうようなポンプ。これ、先程保安院さんのニュースではですね、そのあたり、給水関係のポンプが、使えないというようなことが、報道されていましたけれど、私のところでつかんでいる情報ではですね、その機器に対しては、現在モーターのメガリング。メガを測定したところで、●●がゼロであるという情報は入っておりますが、ポンプを交換するのか。モーターを交換するのかというそういう情報についてはまだ入っていない状況でございます。

記者:すみません。ベントの関係なんですけども、3月15日にラプチャーが壊れたかどうかわからないというふうに確かおっしゃってたかと思うんですけれども。これって実はまずいんじゃないですかね。つまりベントするんだったら、壊れなきゃいけないものですよね。そこの、評価をちょっと教えていただきたいんですけども。

東電:ベントにつきましては、ベントについては、まずラプチャーディスクでございますけれども。設置値がございまして、ちょっと設定値今明確にはお答えできないんですが。仮にバルブ開けた場合にですね、その設定値まで達していないと、ラプチャーディスクが破れて、境外に出ないような設定となっております。これは設備の構造上ですね。そこまでは問題なく、機能するものですので、それよりも低い状態で、境外へ放射性物質を放出するということがあってはならないので、それを防止するためについております。で、今回それが破れなかったということになりますと、1つは、その規定圧力まで達していない状況であったというのが1つ考えられます。

記者:今のは、2号機のお話ですよね。

東電:そうですね。ちょっと●●ので、いっぱい話しましたので、2号機というよりは、ラプチャーディスクというのは、そういう設計になっているというようなお話です。

記者:ラプチャーディスクというのは、圧力破壊版。圧力破壊板というふうに、言い換えてよろしいんでしょうか。

東電:ちょっと調べて。

記者:これですよね。

東電:圧力破壊版。って何かに載っていましたっけ。そうですね。意味合い的には間違いないと思います。圧力破壊板でよろしいかと思います。

記者:これ、規定圧力に達していないと破れないっていうんですけど、この15日のその状況でいくと、754とか750近いですね。キロパスカルくらい出ているんですけれども、ラプチャーディスクの設定って確か400から500くらいだと思うんですが、それでも破れないっていうのはちょっとおかしくありませんか。で、昨日なんか言ってたのは、いわゆるラプチャーディスクのところにフィルターを通すバイパスがあって、もしかしたらそちらを通ったのかもしれないって、その説明はどうなっているんですか。

東電:すみません。ラプチャーディスクは、元々、非常用ガス処理系というですね、CTSのフィルターをバイパスするところに、あとからラプチャーディスクのラインを耐圧ベント系でつけたということで。結果的に、バイパス、お互いパラでフィルターラインとラプチャーディスクのライんがあるんですが、確認しましたら、フィルター側がですね、AO弁が多分エアーがなかったので、閉まっていたと思うんですので、フィルターの方を、通るということは、なかったのだと思います。ですからラプチャーディスクが破れなければ、エアーのその圧力がその回復されないものというふうに今ちょっと思います。

記者:じゃあどうして圧力が下がったのですか。

東電:これは、多分凝縮、ラプチャーのですね、水がですね、沸騰していなくて、凝縮機能がですね、残っていたものというふうに推定されますけれども、ちょっとそれも含めて、少し解析というかが必要かと思います。

記者:380度、格納容器内の温度が、380度とか、390度になったと。

東電:はい。はい。はい。

記者:3点お伺いしたいんですけど、1点目はですね、一昨日の午後5時に、回復して、測ったらそれくらいの数字だったということだと思うんです。それで、昨日の、午前8時段階で、官邸の方も把握したということで、データ、官邸の方にデータ載っているのですが、その一昨日の午後5時から、昨日の午前8時までの期間というのは、かなり時間があるんですが、その間、官邸の方へ、そういう●●を示しているという報告をされてなかったのかどうか。いつの段階で、官邸に、その報告されたのかどうかということと、それから、その380度、390度というのは、かなり異常な数字だというふうに技術者は見ているもんですから、その380度、390度というのは、一体どこの、昨日の話ですと、圧力容器の外側の格納容器側と、おっしゃったのですが、格納容器、圧力容器と、どれくらい離れた所にあるものかによって、もし本当に、圧力容器そのものが、の内の温度が、380度、390度になったら、これは非常に重大な事案であって、もしそうではなく、圧力容器の温度が、伝わって、上がってるんだったら、それはまだ安全かなということが。一体どういう形で、今言われているその380度、390度というのを測られたのかということですね。どの位置に測定装置があって、それはどういう温度を実際に、じゃあ実測値はどうだったのかということ。それから、その後の。その前後のですね、回復した後の、時系列。その温度の、温度はどう上がって、どう下がったかというそれをちょっと教えていただきたい。今じゃなくてもいいです。

東電:わかりました。情報のやりとりのお話はですね。ちょっと調査させてください。それから、温度をですね、これは圧力容器の外壁についているセンサーで測っていますので、イコール雰囲気という。雰囲気という言葉はですね、あまり、誤解を招いてしまっているかもしれませんけれども、圧力容器の外壁の温度を測ってるというふうに思っていただいて結構だと思います。よろしいですか。

記者:その温度が、380度、390度ってことですか。

東電:そうです。で、この温度が、異常か異常でないかというところも含めて、今確認というかですね、こう言った状況を、まだ、経験したことがございませんので、なんで、こういう温度が上がったかというのは、少しメカニズムは、調査する、整理する必要があると思っていますけれども。材料に対して、この温度がどうかという観点からだけで考えますと、元々ここは、●●という、鉄ですね。そういう一種でできてまして、それに対しては、400度軽度はですね、それほど問題になる温度ではないというふうに考えております。ですけども、どういったメカニズムで、温度が上がったかというのは、●●だと思ってて、その後、3号機に関してですね。22時の現在で、200度以下に下がってきたと。これは流量を増やした効果が見えたのだろうということでございます。それから、1号機の方にも、1号機の方もですね、これは、20日ですから、昨日ですか。昨日の朝の3時くらいに、計器が見えてございまして、この規模だと400度くらいの、値が測定されていると聞いています。で、これは、徐々に下降傾向をその後起こして、見てございまして、21日の3時。24時間後ですね。本日の3時で、徐々にですけれども、その400度のところが385度程度に下がってきているというふうなのが見えてきているということでございます。

記者:それは原因は、何かされたから下がっているんですか。

東電:これは1号機は特に流量は増やしてございませんけれども、元々海水を入れてますので、下降傾向のところの、過程でですね、計器がいきて、見えてきていると。元々、下降していたものというふうに想定しています。

記者:もうちょっと高かったということですか。

東電:そうですね。もうちょっと高かったかもしれないですね。それから2号機が、2号機もですね、これは21日、本日の3時ですね。160度位。以下。だいたい160度以下で、出ていまして、他の号機に比べれば、低くなってきていると。これまた冷却が少し、機能が進んでいたのかなというふうに想定しておりまして、それから4号機は、元々の●●でございませんし、5と6は先ほどの●●っているということでございますので、1、2、3に関しては、ちょっと整理が必要なところもございますけれども、今は、冷却の方向に向かっているということですし、残量に対して問題が、多いのではなかったのだろういうふうに想定していると。ちょっともう1回整理しまして、少し、もう少しご説明ができるようになりましたら、●●させていただきます。

記者:すみません。今の温度は、圧力容器の外側の温度ですか。

東電:外側の温度です。はい。

記者:その話でですね、先ほど吉田さんのご説明の中で、3号機の炉内温度が200度以下に低下していて、そういうことで、白煙は、低下したというふうに聞こえたんですけれど、それは白煙、白い煙と、その炉内温度が関係あるっていうのは。

東電:すみません。3号機の白い煙との関連なんですけれども、具体的に●●されているわけではないと考えております。ただし、3号機につきましては、先ほどの炉内の注水量を増やしたことで、圧力容器、炉内の温度が低下したこと。それと関係があるのか。という話があるかもしれませんけれども、一方で、特に昨日ですね。使用済み燃料プールへの注水も、●●によって執り行われています。ですので、やはり3号機、これは炉内との関連はそちらもありますけれども、白熱源。あるいは、白熱源の可能性を持つ、それぞれ燃料ですけれども、それに対する冷却を、特に昨日の時点では、●●よりも、行っておりまして、そういう影響が今回現れてくるのではないかというふうに、推移を確認しているところです。

記者:プールが冷えて、白い煙がなくなったというのは、わかるんですけれども、炉が、冷却が進むことによって、白い、元々の炉と、白い煙って因果関係ないと考えるのが普通だと思うんですが。

東電:はい。左様だと思います。その通りだと思います。今後、白い煙の状況についても、引き続き、見ていくべきものと考えています。

東電::正直よく原因がよくわかんないわけですから、プールの方だと思っているんですけど、炉の方も200度以下になってきているので、今は大丈夫じゃないかということで。

記者:プールの方には、MOX燃料入っていないんですか。

東電:入ってないです。

記者:先ほど、この昨日、今日くらいから、その格納容器内の、圧力容器表面の温度が測れるようになったということで、昨日から今日にかけて、結構下がってきたという話なんですが。それは、その下がってきたというのは、その今回の色々な事象が起こった、12日とか13日の頃に結構上がったものが、この数日下がってきたものの、最後の方の●●が見えた、たまたま測れたという、そういう理解をしていいんでしょうか。

東電:そこも含めてですね、少し整理をしなければならないと思っていて、多分そうなると、一体何度まで上がったんだという話にはなるかと思うんですが、それも含めてですね、ちょっと評価はどうなのかなというふうに、思っています。

記者:もう一度確認なんですが、3号機の横、近くで、白煙が、作業が一時中断したとかいう情報は、そちらには入ってませんね?

東電:灰色の煙が出たっていう。

記者:そうそうそうそう。その関連ですけど、ちょっと今一度。これから広報の予定とかありませんか。

東電:今のところそういう事実は把握していません。

記者:その3号機、

東電:はい、はい。

記者:その3号機近くで、発熱体が見つかったっていう情報があるんですが。それは。

東電:昨日の夜の情報ですか。上からサーモメータで見て、1個なんか見えたとかってやつですかね。

記者:えーっと。

東電:そこらへんの事実は確認できていません。すみません。じゃあ、先ほどのご質問のありました、最新のデータの中、プラントパラメーターの中で、水位、3号機の水位がですね、下がってきているようだけど、というお話がありました。ちょっとそこを説明させてください。1から3号機のプラント状況という紙の中に一番下、21日の11時のデータがございます。これの左から3つ目、3号機。マイナス207から2750と。これがマイナス2000、1950からですね、下がって●●。このデータは、このデータで、●●で確かなんですが、ちょっと動きが変だったみたいで、バッテリーを変えているみたいです。バッテリーを変えた後、12時15分。12時15分の、値でマイナス2000という値に動いています。若干、マイナス1950から下がってはきてますけれども、ちょっと2000前後の方で、触れてますので、またその後、経緯をみているということです。ちょっと1750がちょっとバッテリーの低下で、あまり確からしい数字ではないかなというふうに推測しています。

記者:要するに、計測する機器の、バッテリーがへたって、ちょっと、違う、異なる数字になったと。

東電:ちょっと数字が低く出てしまったかなと。ちょっとその後ですね、また経緯を少し見ていないと、●●そういうところが想定されます。それから圧力の方ですけど、これ0.099。22時の段階で、0.099。下がってきたものが、次の5時にですね、0.214。3号機ですね。0.214と上がってしまったということで、これはですね、ちょっと4の計器をですね、これを少し計測的には今いきてる、いきていきてきている関係と思いますけれども、4の計器を変えた量ですちょっと幾つかどれが正しいのかという話もあるんですが、高めの方が、ちょっと機器には、保守的に対応できるので、高めになっているということで、計器を変えたことによって、数値が変わって、214になっているということで、その後ですね、ちょっとわからないんですけれども、1回17時の段階で、ダウンスケールをしたみたいで、不明になっていますけれども、●●でいうとマイナス表示になっていて、ちょっと不明というふうに書かしていただいていますけれども、これはですね、12時15分の、●●の水位と同じ段階で出たものが、0.043と。0.043という●●がありますので、ちょっとこれも、小さいですけれども、もうちょっと様子見だというふうに聞いてございます。とりあえずわかっているのは、以上でございます。

記者:そのあたりは、中操の。その●●電源が、復活すれば、安定してくるわけですか。

東電:見える計器が増えてくると思います。安定もすると思いますけれどね。

記者:今は、●●の計器に持っていって繋いでいる?

東電:そうです。

記者:それは、●●から送れるんですか。

東電:そうですね。勝手に少なくとも見えてくるものというふうに思います。はい。

記者:すみません。3号機の圧力抑制室なんですが、昨日軟水だというお話だったような気がするんですけれど、今日ダウンスケールになっているのは、一体どういうことですか。水だしたりしているんでしょうか。

東電:いや、水の放出は、やっていないので、ちょっと、計器がもし満水だとどういう趣旨を示すというのも含めて、ちょっと評価を今、させてください。水位計自体が、多分、圧力計自体が、多分少し、確かな数字を示してないものだというふうに思います。

記者:原子炉内の、注水の、量を、流量はどのくらいなのかという最新のデータはお持ちでしょうか。例えば3号機は昨日、結構増えた。今日もその増えた量を維持されているのか。

記者:今、福島の現場でなんか、●●。

記者:これなんか、福島が詳しく説明しているみたいなんですけど、この3号機の建物から灰色がかった煙という情報が、福島が説明しているんですが、こちらにも入ってるんじゃないでしょうか。

記者:これ、少なくともライブじゃないから。

東電:ちょっと速やかに調べさせていただきます。

記者:今、どなたかに調べていただけないんですか。これ、簡潔に答えて。

記者:すみません。ちょっと別の質問で、いいですか。

記者:流量を。はい。

東電:1号機の方からですね、これは21日の朝8時のデータでございますけれども、2立米パーアワー。それから2号機の方も8時のデータでございまして、こちらはですね。20立米パーアワー。3号機の方は、これも、これは10時のデータでございまして、1立米パーアワーでございます。

記者:昨日より随分減らしたということですね。

記者:もう一度今の3回、リターンすること、お願いできますか。ごめんなさい。

東電:はい。1号機が、8時2立米パーアワー。2号機も8時で20立米パーアワー。3号機は、10時で、1立米パーアワーです。ちょっと1立米パーアワーは、もう1回確認させてください。

記者:これ前にも質問出たと思うんですが、注水したもの一度、下にサプレッションというのを通って、その後どこか、今の段階でも入っている。注水ができているということは、お水がどこかに出ていると思うんですが、それ先ほどの貯蔵プールみたいに、どこかに溜まって、下に溜まってるっていうのではなくて、どこに行っているかわからないということでよろしいでしょうか。

東電:注入した水が、原子炉の中では、ちょっと想定なんですけども、ほぼ同量が蒸気になってしまっているので、原子炉の水位は、それほど上がってこないということだと思います。蒸気になると、原子炉の圧力が上がりますので、その分は、●●を通って、キャプチャーで凝縮されると。圧力抑制室ですね。圧力抑制室のところで凝縮されると、圧力抑制室の水位がどんどん上がってきているだろうということで、ただし圧力抑制室の水位が、どこまで上がってくるかというのはちょっとまだ書かれていないと。そういう状況だと思います。

記者:すみません。1から4の燃料のデータいただきまして、ありがとうございました。それで、その3の山側の方に、100ミリシーベルトというか●●ミリシーベルトと書いてあるんですけども、これ100の方は、2.5時間ここで作業しちゃうと、もう1日の限界超えちゃうという理解でいいんでしょうか。あと、150の方も、1時間半ちょっとやるともう超えちゃうという理解でいいんでしょうか。

東電:そうですね。年間ですね、現在250ミリシーベルトというのが、個人の最大値になっております。そこから考えますと、100であれば、2.5時間。その計算で正しいです。この辺りはですね、先般ですと、400というのが検出された場所がこの辺りでございまして、400からは下がっている状況ではありますけれども、現在もかなり高い数値を示している状況でございます。

記者:この町に実際作業員の方は、入っているんですか。

東電:こちらで現在作業しているものは、いるという情報はありませんけれども、このデータをとるためにですね、一時的に作業している放射線管理委員は、こちらに行っていると思います。

記者:今まで100超えをしたのが、7人というふうにお伺いしているんですけれども、その数値は、その人数は、そのまま●●。

東電:現段階ではですね、7人から増えているという情報はきておりません。

記者:あと、その現場でいくつになったら退避するという決まりはあるんでしょうか。

東電:現場の作業において、その日にできる作業。各個人でですね、メーター、ポケットパラメーターというのを持っているんですけれども、その中で、その人が今日、作業できる線量というのが、決まっておりますので、それは今まで蓄積していたものも把握して、それを超えないように。100ないし、250という数字を超えないようにですね、運転、管理をしていかなきゃいけないので、そういう状況みながら、各個人ごとに、線量というのは、各異なってくると思います。ですので、エリア、比較的ですね、その被曝の少ない方は、放線量の作業をしているとかですね、被曝量が多い方は、線量の低い部分にいくとか。できるだけですね、1人の人が、たくさんの放射線を受けないような、作業管理をしているというふうに聞いておりますけれども、そのメーターを持ってですね、その人の1日の作業を管理しているというのが、現状でございます。

記者:1日が、250ミリを超えないように。

東電:1日というか、それが最大値ですから。積み重ねて、累積して、現在100を超えているというような現状でございますので、その中でですね、1日の作業の中で、できるだけ被曝を少なくするというところから、管理をしている状況でございます。

記者:年間の数字ですよね。

東電:そうです。そうです。100とか250というのは、年間の数字です。

記者:150を超えた人っていうのは、何人になっているんですか。

東電:すみません。今、2つの質問あったかと思います。まず150ですか。すみません。確認はいたしますが、現段階で150を超えているという情報はまだきておりませんので、100を超えたメンバーが7人。その方がちょっといくつくらいかというのは、確認をさせていただきたいと思います。すみません。もう1問。

記者:今の、100を超えた人は、7人でいいんですね。

東電:7人です。

記者:このうち、6人がその3号機が水素爆発をした時の方なんですか。

東電:水素爆発した時に?

記者:に、怪我をされた方。

東電:いや、そういうふうには、聞いておりません。全く聞いてございません。

記者:7人というのは、普通に作業されて、100を超えた方ということですか。

東電:累積でそのように超えてしまったということで

記者:怪我をされた方で、その100を超えた方っていうのは、確認されてないんですか。

東電:確認してません。はい。

記者:今日は、作業は何人くらいでやってしゃるんですか。

記者:3号機の建屋の屋上で灰色がかった煙が、出たというのを福島の方では、発表されているみたいなんですけど、皆さんどなたもそれを把握されてないんですか。

記者:あと保安院の。

東電:3号機の煙ですね。ちょっと今速報でございまして、詳しくは改めてまたプレス本を作成しまして、ご案内申し上げますけれども。今入ってきた情報ご案内、提供申し上げます。本日3時55分頃。3号機の原子炉建屋、屋上南東側より、やや灰色がかった煙が発生していると現場より連絡があったとのことでございます。このことから、一旦作業員を避難をさせまして、場を確認しているところでございます。多分●●は、当初より少なくなっておりますけれども、消防さんの方へご連絡はいってるものと考えております。詳細また分かりましたら、ご報告申し上げますとともに、プレス本、業務が済みましたら、またお知らせさせていただきたいと思います。

記者:まだ出ているってことですか。何時時点まで出ていることですか。

東電:すみません。ちょっと今申し上げました以上のこと確認できておりませんので、確認でき次第また、ご報告させていただきたいと思います。申し訳ございません。

記者:灰色ってことは、水蒸気じゃないわけですよね。考えうる原因というのは、火災ですよね。

記者:昨日高止まっていた。

東電:確認させていただきたいと思います。すみません。

記者:昨日高止まっていた圧力はどうなって、どうなってたんですか。3号機。格納容器の。それで推測ですけど、亀裂が入って、煙が出ているんじゃないんですか。

東電:はい。3号機の、ドライウェルの圧力ですね。11時の現在で、120キロパスカルですね。で、下がってはきています。120キロパスカルです。

記者:今作業員●●しているってことなんですが、全部、1号機から4号機の作業を全部進めているってことなんですか。4号機受電の目処とか影響でてたとか。

東電:ちょっとすみません。そこも含めまして、確認し、速やかにご報告させていただきたいと思いますね。大変申し訳ございません。

記者:今、構内は、何人いらっしゃるんですか。

東電:今日6時半現在で確認した値でございますけれども、420名の方が、福島第一の中に入構していただいております。

記者:全員が会議しているんですか。420人全員が。

東電:本来のいわゆる勤怠室にいて、何人が、現場に出ているかは、ちょっとタイムリーな話なんで、よくわからないので、ちょっとタイムリーな話なんで、ちょっと全員が、勤怠室に入っているかどうかも今、確認中です。

記者:さっきの人数は、何時現在ですか。さっきの人数は何時現在ですか。

東電:朝の6時半に確認した数値でございます。

記者:おおよそ420人?きっかり?

東電:約420です。

記者:これは、確認ですけど、今までこういう灰色の煙ということは、なかったですよね。

東電:ええ、情報としてはなかったと思いますね。はい。

記者:通電状況確認したかったんですけども、先ほど、ケーブルの引き回しが3、4の方で終わったということですが、現状としてそうすると、基本的には要するに、1、2、5、6と同じように、スイッチを入れれば、電気が通るっていうのは、3、4についても電気が、入れさえすれば、通る状況だという理解でいいのか。まだそこまででないのか。そこだけちょっと現状教えてください。

東電:まだ、ちょっと3、4につきましては、ケーブルの引き回しまでが終わってですね、最終的な絶縁抵抗ですとか、繋ぎこみの確認等を実施中という情報でしたので、受電のタイミングがちょっとまだ、届いておりません。たぶん今日のですね、ある程度早い段階で、受電の確認ができるのではないかというふうに考えております。

記者:その確認とれれば、いわゆる1日のその受電というか、スイッチを入れれば使える状況ということですか。

東電:そうですね。はい。その通りです。

記者:すみません。その3号機の、煙が出ている場所が、南東側だということなんですが、これはそのプールの位置関係と比べて、近い位置になるんでしょうか。

東電:そうですね、プールは、南側になりますので、東側ですから、プールの海側ということになろうかと思います。

記者:で、その周辺で、何か燃えるものがあるとすると、例えば、どういうものの可能性が今、考えられますか。

東電:3号機は運転中でしたので、基本的にはですね、5階の一番上の階にはですね、さほど可燃物は置かないルールですから、ちょっと今考えられないですね。はい。4号機は点検中でしたので、色んな資材ですとかね、そういったものがあるんですが、4号機は運転中でしたから、今私の持っている知識でも、ちょっと思い出せないです。

記者:例えばプールの周辺に、ケーブルとかそういうものっていうのはあるんでしょうか。溶けて燃えてしまうような。

東電:ケーブル関係は、敷設はされていますけれども、その辺の巻いておいてあるようなものは、基本的に、ないはずです。はい。はい。

東電:それでは。

記者:すみません。

東電:はい。

記者:福島第一に、押し寄せた津波が、14●●くらいだったんじゃないかということを保安院で言ってるらしいんですけど、その確認は取れているんでしょうか。

東電:ちょっと数値に関しては、我々把握しておりません。はい。すみません。

記者:すみません。電源系なんですけれども、先ほどモーターかポンプ、どちらが不具合か、どちらを交換するかもわからないということだったんですけど、そのまんまポンプっていうのは、大まかにはその、残留熱除去系ポンプとかそういうもの全体になってくるんでしょうか。

東電:今ですね、私の持っている情報は、メガニング。要は絶縁抵抗の測定をしたところ、抵抗はゼロだったという情報を頂いております。そうしますと、交換するものとしてはですね、モーター、電気品のモーターの可能性が高いと思うんですが、モーターだけを変えるのか、それともモーターポンプ一式で取り替えるのか。その辺についてはですね、まだちょっと情報がきていない状況でございます。

記者:交換可能なものである範囲ではあるんですか。

東電:基本的にはですね、機器については、交換可能ですので、あとはそのものと同じものを使うのか、仮設でですね、代替品使うのかということになろうかと思います。

記者:2のそれで復旧した場合、最初に使うのは、中操の照明や●●ということで、いいのでしょうか。

東電:今ですね、●●に努力しているところが、2号機におきましては、まず中操のですね、制御関係。計器の出力等を出したいので、そちらに関する電源の復旧です。で、それから中操の照明関係。あと中操の執務環境を良くするという意味でもですね、その中操の空調というのがございますので、そんなところをいかしていけたらいいのではないかと。あと合わせてですね、補給水系と呼ばれております、水をまず、プラントの中に供給をしてですね、補給水というのは、色んな使い道がございますので、例えば原子炉ですとか。燃料プールですとか。そういうところに注入をするようなことも利用できますので、まずそういうおおもとになるところを復旧していくということで進められているようです。

東電:それでは、先ほどお話がありました3号機。

記者:すみません。圧力抑制室が、ダウンスケールを示しているというのは、水はどういう状態だとイメージされますか。

東電:ダウンスケールがですね、何を示しているのかというのは、ちょっとわからないです。ただ、水は、物理的に抜けていないと思っていますので、そこそこレベルが上がっていて、水があるものという想定をしていますけれども、それとダウンスケールはちょっとリンクしていないんですね。ダウンスケールが何を物語っているかは、ちょっとわからないです。

記者:どういうことが考えられるんですか。

東電:ダウンスケールは、計器の故障だと思っていて、圧力は、そこそこあるものと。水があればですね、基本的には、あると思っておりますので。

記者:そうすると、その復帰、復活したり壊れたりするんですか。

東電:ええ。だから計器に水が入っちゃっているとかですね。水位が上がってってとかね。ちょっとわからないです。そういう、普通じゃないような現象になっているかもしれませんけれども、ちょっとわからないです。すみません。

東電:それでは、すみません。3号機の状況確認次第また、速やかにご報告をさせていただきたいと思いますので、とりあえずここで終わらせていただきたいと思います。なお、本日副社長の武藤が、会見させていただくということを昨日ご案内申し上げました。会見の開始時刻、現時点で、だいたい7時半から8時半くらいの間というふうなことで考えております。また近くなりましたら、またご案内させていただきますので、よろしくお願い申しあげます。それではどうもありがとうございました。