東電:ただいまから副支社長の武藤によります、記者会見を始めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたいします。始めに…。
記者:資料足りません。
東電:はい。資料いってらっしゃらない方いらっしゃいますか。はい。申し訳ありません。皆さまのお手元に本日ご用意いたしました資料、確認をさせていただきます。14時半現在の地震による影響などについて。第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ午後2時現在。もう1つが仮設のモニタリングポストの写真。この3種類ご用意いたしております。はい。写真といいますか、●●を。よろしゅうございますでしょうか。それでは、始めに、武藤からお手元の資料につきましてご説明申し上げまして、その後、皆様からのご質問頂戴したいと思います。それでは、着席して、始めさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
武藤副社長:それでは、2時30分現在の状況につきまして、ご報告を申し上げたいと思います。本日11時半頃、1号機でございますけれども、中央操作室の照明が点灯いたしました。3号機に続きまして、2つ目の、ユニットで、中央制御室の照明が点灯したことになります。それから、本日午後、3号機でございますけれども、タービン建屋の1階及び地下におきまして、ケーブルの敷設作業を行っておりまして、ケーブル企業の作業員の方3名につきまして、約170ミリシーベルト以上の線量を確認いたしました。うち2名につきましては、両足の皮膚に汚染を確認したため、現在病院に搬送中でございます。それから、5号機6号機でございますけれども、5号機の仮設の残留熱除去系海水ポンプの電源を昨日23日の午後5時24分頃、切り替えたわけでございますけれども、この際、自動停止をいたしております。現在このポンプの修理を実施しているところでございます。それから●●についてでございますが、汚染をした方々など、除染をする、大型除染システムっていうのがございますけれども、新潟市の消防局、それから浜松市の消防局から大型除染システムの設置についての、ご指導を受けております。実際に除染のシステムの指導を受けながら、設置を行っているところでございます。それからあと、お手元に、写真が配布されているかと思いますけれども、これは、仮設のモニタリングポストの写真でございます。柏崎から搬送いたしまして、福島原子力発電所の構内、3か所に設置をいたしまして、●●が読めるようになっております。私からは以上でございます。
東電:それでは、これから、質疑のお時間に移らせていただきますが、恐れ入りますが、挙手の上、社名、お名前をご発言の上、お願いしたいと思います。17時目標で、終了を予定しておりますので、よろしくお願いします。
記者:NHKの●●と申します。始めに、協力企業3人の方々の被曝の●●ディテイル、時間ですとか、何をしていたのか、どういった状況でそうなったのか、あとなどなど。もう少しディテイルを教えてください。
武藤副社長:今日の午後でございますけれども、福島第一の3号機のタービン建屋の地下で電気関係の作業をしていました、作業の3名の方の、個人線量計の値が、170ないし、180ミリシーベルトを示して、確認をされたということでございます。で、その別の●●につきまして、汚染が確認をされたということで、病院に搬送したということでございます。タービン地下で、電気関係、ケーブルの敷設の作業をしていた作業員の方々に、汚染が見つかったということです。
記者:すみません。もう少し大きい声で。
武藤副社長:タービン建屋の地下で、電気関係のケーブルの接続の作業を行っていた方々、3名について、170から180ミリシーベルトの値が、個人線量計で、確認がされたと。で、その中で、お二方につきまして、足に汚染があったために、病院に搬送されたということでございます。
記者:数値の幅をもう一度お願いします。線量計。
武藤副社長:170ないし180ミリシーベルトです。お三方とも、だいたい170から180の値でございました。
記者:足の汚染というのは、
記者:聞こえないんで、マイク回してもらっていいですか。
東電:はい。
記者:共同のフカエと申しますが、足の汚染というのは、怪我をした部分の汚染なんでしょうか。
武藤副社長:水の、タービンの地下から水が少し溜まっていたようでございまして、その水に足が浸かった状態で、しばらく作業をしていたという情報がございますけれども、その状況につきましては、調査中でございます。で、足、3人の方のうちのお二方に、の、足のところに、●●の可能性も否定できないという判断がございまして、除染をしました後、病院の方に、搬送したと。
記者:ごめんない。もう一度言ってもらえます。
武藤副社長:お二方の足に、●●の可能性も否定できないため、除染後、医療機関に搬送をしたということでございます。えー、足のところで汚染があって、あったということでございます。
記者:すみません。ベータ線とは
記者:聞き取れない。ベータ線何っておっしゃったのか。
武藤副社長:ベータ線熱症
記者:ベータ線熱症って何ですか。
記者:時事通信のハシモトといいます。
東電:ちょっと今、ホワイトボードに書きますので、すみません。
記者:資料には、タービン建屋1階及び地下にとありますが、これ地下でいいのかということと、水に浸かっていた方が3名で、そのうちお二人というのが、汚染が確認されたという理解でよろしいのかということを確認させてください。
武藤副社長:作業をしていたのはですね、地下でございます。で、それから、作業の状態、詳細に付きましては、現在調査中でございます。
記者:すみません。共同通信の武生と言います。足が浸かったのは、どの辺りくらいまで浸かってたんでしょうか。
武藤副社長:どこらへんまで浸かったのかっといったことに関しても、詳細は調査中でございます。
記者:そうすると、線量、放射線を受けたというよりは、放射性物質が足に付着しているということで、汚染という言葉を使っているのでしょうか。
武藤副社長:はい。そういうことです。
東電:他、どうでしょうか。はい、どうぞ。
記者:ネイビー通信の田代と申しますけども、これ一度に被曝したのが、170ミリシーベルトということであるのかということと、で、これ今まで最大のことであるのかということとですね、あと、3点目、協力企業の会社の具体的な名前を教えていただきたいと思います。
武藤副社長:これは、1回の作業での値です。それから、会社名につきましては、差し控えたいと思います。
東電:他、いかがでしょうか。はいどうぞ。
記者:毎日新聞の●●と申しますが、多分5号機というか、なんか5号の対策を取っていたかと思うんですけれども、その状況はどうだったんでしょうか。
武藤副社長:そこも含めまして、どのような状態であったかということにつきまして、調査をしているところでございます。
記者:共同通信、タケオカです。ベータ線熱傷というのは、放射線の1種であるベータ線を浴びて、火傷みたいな状況になっているわけですか。
武藤副社長:そこもどのような症状であったのかということにつきまして、これ現地のお医者様の診断ですので、詳細につきましては、まだ確認いたしておりません。
記者:朝日新聞のタナカです。
東電:すみません。マイクが回らないので、大きい声でお願いします。
記者:朝日新聞のタナカです。どのような形で気づいたのか。何か作業を始めていて、変わる時に、例えば、かかっているのがわかったとか、どういうふうに把握されたんでしょうか。
武藤副社長:作業をしていた方の、個人線量計の値が、170ないし180という高い値であったということで、確認をしたということでございます。
記者:作業をしていて、それに気づいて、作業をやめてということですか。
武藤副社長:作業を終わって、出てこられて、個人線量計の値が、170ないし180であった。そういうことでございます。
東電:はい、どうぞ。
記者:読売新聞●●です。作業時間は、どれくらいだったんですか。
武藤副社長:ちょっと確認をいたしておりません。
東電:他はいかがでしょうか。はい、どうぞ。
記者:電気系のケーブルということですが、具体的には、それは何の装置の電気だったのでしょうかということと、作業は、3人でなさっていらっしゃった、で、3人で戻ってこられて、で、戻ってきたら多分例の●●だと思うんですけれども、そこで、計って上がったということでよろしいんでしょうか。で、そこで1人の方は、●●はしていないということになるんですか。で、線量は恐らく、電量機系なので、実際に水に浸かったところの被曝量はもっと多いというふうに、考えていいんでしょうか。
武藤副社長:いずれに関しましても、作業の詳細のまだ確認をしているところでございますので、もう少し調査をしてから、ご報告をしたいと思います。
東電:はい、どうぞ。
記者:朝日新聞の奥山と申しますけれども、ガンマ線じゃなくて、ベータ線だということはどうやってわかったのかということと、あとベータ線を出すような放射性物資としては、何が考えられるのかということと、あとなぜベータ線を出す放射性物質がそこにあるのか。タービン建屋というと。ちょっと離れているようなイメージだと思うんですけれども、何でそこにあるのかな。どっかから漏れでてきたのかなということについて、分析を教えてください。
武藤副社長:そこも、現時点では、確認できておりません。
記者:ストロンチウムということでいいんでしょうか。
武藤副社長:そこも、確認できておりません。
東電:はい、どうぞ。
記者:作業時間ってどのくらいだったんですか。毎時で直すと●●。
武藤副社長:作業時間につきましても、まだ確認はいたしておりません。
東電;申し訳ありません。はい、どうぞ。
記者:2点あるんですけれども、先ほど1回の作業で170ということですけれども、そうした場合、この作業員の方のトータルの被爆量というのは、だいたい想定でどれくらいになるんでしょうか。
武藤副社長:個人線量計の読みが出てきた時に、170ないし180であったということで、これがその作業にかかった線量ということです。
記者:そうすると、その方はずっと作業に、これまで従事してきたと思うんですけれども、もともとの量でプラスして170と考えて、どれくらいになっているのかということは。
武藤副社長:積算の線量につきましては、これも現時点で確認ができておりません。
記者:確認できていない。2点目で、今回の作業一連の中でこう言った形で、ある意味、作業中に大量の被爆になると思うんですが、それっていうのは、初めてのことだと思うんですが、そう言った事態が起きたことについてどのように受けて止めてらっしゃるでしょうか。
武藤副社長:作業安全の確保というのは、すべて前提でございます。で、作業員の線量限度250ミリシーベルトということで、運営をしているわけでございますけれども、250ミリシーベルトをしっかりと守っているということを再度徹底をしながら、安全に作業ができるように管理をしていきたいというふうに思っております。
記者:疑いではありますけれども、そのベータ線による熱傷ということもありうるという、こういった怪我になると思うんですが、こういったことが出てきていることについては、どうでしょうか。
記者:聞こえません。
東電:もう一度ちょっとご質問。すみません。
記者:はい。まだ可能性ではありますけれども、ベータ線熱傷というような怪我を負われる作業員の方がおられる状況になったということについては、どのように受け止めてらっしゃるでしょうか。
武藤副社長:こういった状況につきまして、しっかりと確認をして、こうしたことが起きることがないように安全確保に努めていきたいと思います。
記者:これ、専門的知識を持った方が監督していないということなんじゃないですか。監督者というのはいるんですか。例えば、そういった作業しているのを、回ってみたりとか、そういったことも含めた監督、しかも専門的な知識がないとできないところでやっているのかどうか。
武藤副社長:放射線下での作業ではありますので、放射線管理をする人間がおりまして、適切な放射線防護について、措置を取って作業をしていただくということにしていますけれども、今回の状況につきましては、先ほど申し上げました通り、詳しく調べていきたいと思っております。
記者:あと、ケーブル敷設作業というのは、具体的はどういう作業なんですか。
武藤副社長:タービン建屋の地下で、ケーブルをひきまして、接続をする作業をおっていたということです。
記者:それは、多分東芝とか日立とかそういった方の従業員の方じゃないんですよね。
武藤副社長:私どもの協力企業の方です。
記者:電気系統の下請けということですか。
武藤副社長:我々の協力企業の方々です。
記者:施工会社ということですよね。
記者:熱傷とのことですけど、熱傷以外に、被曝による
東電:すみません。社名とお名前お願いいたします。すみません。
記者:すみません。朝日新聞の●●と申します。熱傷ということですけれども、熱傷以外に、被曝による症状というのは、出ていないのでしょうか。どこか他の症状は出ていないんですか。
武藤副社長:他に特に症状が出ているとは、伺っておりません。
記者:ご本人も戻ってきて線量計を見るまでは症状には、気づかなかったというそういう程度なのでしょうか。
武藤副社長:本人と、直接そういう話はいたしておりませんけれども、他に特に症状があったというふうには、伺っておりません。
東電:3名の今回の件ですけれども、まだちょっと、直後でもありまして、把握仕切れている部分がございませんので、またまとまり次第、ご報告をさせていただきたいというふうに思います。
東電:はい、どうぞ。
記者:時事通信のハシモトと言います。で、この被曝の事故があって、その水槽系のポンプの作業というのは決まったんですか。
武藤副社長:●●の作業につきましては、作業を撤収いたしております。
記者:影響なくということですか。
武藤副社長:作業をいったん停止いたしております。
記者:いったん停止している?
東電:いかがでしょう。
武藤副社長:この作業と同じような環境にあるところにつきましては、作業を停止をしております。
東電:その他いかがでしょうか。
記者:すみません。
東電:ちょっとお待ちください。先ほど多くの皆様にご質問をと。どうぞ。
記者:中国●●と申します。今は中国の●●。
東電:もう一度すみません。ご質問お願いしてもいいですか。
記者:キロなんですか。キロは全部放棄すること。
記者:廃炉のことですか。
記者:廃炉。
武藤副社長:コンクリートポンプでもってプールに注水をするという作業をやっておりまして、その機械のことを、おっしゃっていると思いますけれども、原子炉建屋の使用済み燃料プールに水を入れるために、そのコンクリートポンプは使っております。
東電:ご質問いかがでしょう。はい、後ろの方どうぞ。
記者:すみません。作業員の方ですが、
東電:社名とお名前を。恐れいります。
記者:日本テレビのヨコタと申しますが、作業員の方包囲圏に転送されるということですが、それだけ重症というふうに考えてよろしいですか。
武藤副社長:福島県別以外の方に、転送をされるというふうに、聞いております。
記者:そちらから、包囲圏の方に、さらに転員するようですが。
武藤副社長:私どもの方は、福島県別の方に、転送されたというふうに伺っておりますが、ご確認をさせて頂ければと思います。
東電:はい、どうぞ。
記者:共同通信のサワノですが、熱傷というからには、何かこう赤くなったりとかただれたという、そういう症状はあるのでしょうか。
武藤副社長:そこにつきましても、確認をいたしておりません。
記者:すみません。同じ●●と申します。先ほど同じような環境下でその作業を停止しているというのは、今水に浸かる作業は停止しているということなのですか。
武藤副社長:類似の作業につきましては、停止をしております。
記者:その類似の意味がわからないんですけど。
武藤副社長:水があるような場所での作業。
記者:なるべくじゃあ作業としてまとめてきてください。地下には●●。
武藤副社長:そこも含めて、これから考えたいと思います。
東電:はい、どうぞ。
記者:すみません。朝日新聞社のカナイと申しますが、先ほどから聞いてますとですね、管理責任者として、そういう状況を起こして、現場でまだ働いている人いっぱいいると思うんですが、今なんか謝罪という意味でですね、申し訳ないという気持ちが全く伝わってこないんですが、そういう謝罪の意志ってのは、ないんですかね今。
武藤副社長:ご心配をおかけしたことにつきましては、大変申し訳なく思っております。状況につきまして、しっかりと確認をして、安全確保が、できるように努めて参りたいと思います。
記者:それと、2点目なんですけど、今までその色々な事故の状況とかですね、今作業員が被曝している状況を見ていて、原発を運営している会社としてですね、的確性があると今でもお考えなのか、それとも、今はそういう状況ではないと考えているのか。一体どういうスタンスなのかちょっと教えてください。
武藤副社長:ともかく、現在の状況をしっかりと収束をさせて、発電所を安全安定な状態に持っていくといったことが、大変重要な我々の責任だというふうに思っております。
記者:ということは、自分の的確性ということに対しては、後で判断するということですか。
武藤副社長:●●の状況、プールの状況などまだ変化をしているところでございますので、この状況をまず、しっかりと安定させるということが重要だというところでございます。
記者:それと最後に1点なのですが、今避難をしてらっしゃる方がですね、20キロ圏内に完全に避難させられて、30キロ圏内屋内待機だと思うんですが、会社としてそういう方々に何か支援はしてらっしゃるんですか。被災地には各企業皆さん支援してらっしゃいますが、今まで何も、こちらには聞こえてきてませんが、何をしてらっしゃるのでしょうか。
武藤副社長:大変、20キロ圏内の住民の方々、30キロ圏内の方々に、ご迷惑ご心配をおかけいたしております。本当に申し訳なく思っております。発電所の状態をこれ以上悪化させないということでまず、事態を収束させるということに、会社を上げて、力を上げて、進んでいきたいと思います。
記者:ということは、会社として、何ら支援はしていないんですか。
武藤副社長:大変これまで色々ご迷惑をおかけいたしておりますことにつきまして、これまでこれから色々考えないこともあろうかというふうに思っております。
記者:いや、考えるだけじゃなくて、今現場でそういうことが起きているのに、まだ、アクションを起こしていないんですね。という確認をしているんです。
武藤副社長:まず、発電所の状況をしっかりと。
記者:いやいやいや、今質問は、アクションを起こしていないんですねという聞き方をしているんですが。
武藤副社長:地域の方々のところにも、今後ご説明にできる限りで回って●●でございますけれども。まだ、●●退避をされて、複数の箇所に退避をされているわけでございまして、そうした方々のところにしっかりとご説明をしていくという努力は大変重要だと思っておりますけれども、まだやらなければならないことはたくさんあると思っております。
記者:すみません。NPJのキノと申しますが、今回●●被曝症が出るような状況になったと思うんですけれども、これ250の上限っていうのは。
記者:大きい声でお願いします。
記者:すみません。250ミリの上限というのは、年間の被曝量だと思うのですが、これを短い時間で浴びることに関して、今まで危険性というのは、どういうふうに認識されているのでしょうか。
武藤副社長:これは基本的には、国際放射線防護委員会、ICRPで定めました基準に基づいて、定められて国の方で定められた、線量限度が250ミリシーベルトだということだと理解をいたしております。で、ICRPの勧告によれば、緊急時の被曝レベルとしては、1000ミリシーベルトまたは500ミリシーベルト以下では、●●が回避できるということを前提にして、これらの値が決まっているというふうに理解いたしております。
記者:ただ、それ長い時間の話であって、今回みたいなその短時間の作業でそれだけというものではないと思うんですけれども。
記者:すみません。聞こえません。
記者:聞こえなかった?基準値で定められているというのは、今回のように短い時間で、例えば、30分であるとか1時間であるとか、短時間で被曝する可能性がある状況というのは、多分想定しているもんじゃないと思うんですが、その辺についていかがでしょうか。で、そういう意味では、今3号機で、今回、被曝の方でられたわけですけれども、元々3号機の周辺、線量が高くて、作業難しいという話というふうに聞いているんですが、これからも作業を続けていくとするとその環境の中で、やらなきゃいけないわけですけど、同じような方、これから出ると思うんですが、その辺どのようにお考えですか。
武藤副社長:少し●●的になりますけれども、大量の放射線を一度に受けるということがなければ、250ミリシーベルトといったような値を目安に、国際的には、500ミリシーベルトになっておりますけれども、その範囲であれば、影響が出ることはないというふうに思っておりますけれども、線量につきましては、作業員の方々、従業員も含めて、安全を確保するということ大変重要でありますので、しっかりと管理をしていきたいというふうに思っております。
東電:はい、どうぞ。
記者:すみません。改めて聞きたいんですけど。
東電:社名とお名前をすみません。
記者:テレビ朝日のザマですが、今回被曝があって、作業員の、核種分析も先ほど報告いただきましたけれども、やはりこういう放射性物質がどこから漏れているかってどういうことが推定されるのかっていうのを教えていただきたいのですが。どんな可能性、どういうケースがあるか。
武藤副社長:具体的にどこの場所かということを、定めることはなかなか難しい状況にございます。ただ、原子炉あるいは使用済み燃料プールにございますけれども、燃料の中に放射能が入ってございまして、これが何らかの仕組みで外に出ていっているということになっています。それが、どういったような仕組みで、いつどういうふうに出てきたかということにつきましては、これから検証しなければいけない所だと思います。
記者:燃料か燃料プールか原子炉周辺がどちらかだと思うんですけれども、どちらの方が可能性が高いんですか。
武藤副社長:これにつきましてもまだ、確認は、どちらということにつきましては、確認はいたしておりません。
記者:ベントで出た可能性は。
武藤副社長:これは、ベントをしていない時にも、放射線レベル●●でございますので、どのタイミングでどれだけ出たかということにつきましても、計量的に確認をまだするには至っておりません。
東電:では、ドアの方どうぞ。
記者:すみません。ロイター通信のヒラタと申しますけれども、足元ではその四つの原子炉ですね、冷やしていくという方向でやっていると思うんですけれども、これ以外の方策っていうのはないんでしょうか。このまま続けていって、展望は開けるんでしょうか。ていうのは、その放射能汚染のですね、●●影響が広がっている中で、だいぶ被害広がってきていますよね。●●しているわけですよね。で、このままどのくらいの●●でこれを続けていけば、改善していくのかというのを。
武藤副社長:原子炉の冷却、それからプールへの注水ということをしっかりとやってるということで、できるだけこれを早く収束させたいというふうに思っておりますけれども、まだ、残念ながら結果的にいつということを明確に申し上げられるところまでは、いっておりません。
東電:他、いかがでしょうか。はい、どうぞ。
記者:時事通信のハシモトです。250ミリシーベルト以下であれば影響ないというようなことでしたけれども、実際ベータ線熱傷の恐れがあるという結果が出ているわけで、つまり、250ミリシーベルト以上の被曝があったんじゃないかということなのか、ちょっとそこらへん教えてください。
武藤副社長:そこにつきましても、確認をこれからしたいと思います。
記者:恐れがあるという理解でよろしいでしょうか。250ミリシーベルト以上。
武藤副社長:そのような状況などなど、詳しいことはわかっておりませんので、その作業内容等を確認して評価をする必要が。
記者:それはわかりますけれども、250ミリシーベルトの範囲なのでというようなトーンで先ほどまでおっしゃられていたのに、それで熱傷がある、熱傷の恐れがあるというのだと、ちょっとあまりにも、矛盾しすぎていると、思うんですけれども、そこらへんについて。
武藤副社長:まだこれも、起きたばかりでございますので、この件につきましては、これから確認したいと思います。
東電:よくわかってないようなことがございますので、取りまとめて、またご報告させていただきたいと思います。大変申し訳ございません。はい、どうぞ。
記者:共同通信のタケオカと申します。3点お願いします。被曝した2人については、除染の結果どうだったのかということと、福島県立医大への転送は2人ともでよろしいのかということと、どこからの転送になるのでしょうか。
武藤副社長:お二方とも、除染は終えて、●●搬送をいたしております。それから、どこからという、福島第一からということになります。
記者:現場から、福島県立医大にという。
東電:他いかがでしょうか。はい、ではどうぞ。
記者:先ほど。
東電:社名とお名前お願いします。
記者:TBSのワタナベですけれども、先ほどできるだけ早く収束させたいとおっしゃっていて、今までもずっと、副支社長おっしゃってますが、このできるだけ早くというのは、人によって、3日後なのか、1年後なのかはたまた百年後なのか。全くわからないんですが、いつぐらいなんでしょうか。いつになったら安全だと。言えるようになるんでしょうか。
武藤副社長:日々、ご報告させていただきますように、様々な取り組みを続けているわけでございまして、全体としてみれば、安定化する方向に推移をしているというふうに思っておりますが、いつまでということにつきましては、現時点では、まだ、申し上げられる段階には至っておりません。
東電:はい、いかがでしょうか。どうぞ。
記者:今回の被曝についても、●●だけでなくて、想定外に線量が高かったりという可能性もあると思うんですけれども、今までに例えば作業中に1、4とかですね、5、6もそうですけれど、他にも色々切迫している号機がある中で、例えば、今後ベントとか色々なことをやった時に、最近もそうです。それこそ想定外な影響が外に広がっていくと。そういう見通しは、可能性はないんでしょうか。それが1つです。それから先ほど、●●作業に●●したという話でしたが、それは3号機だけの話でしょうか。他の号機に関しても似たような作業が必要なところがあると思われますが、他の号機に関しても、同じなのでしょうか。
武藤副社長:原子炉の状況の今後の推移ですけれども、全体としてみれば、安全な側に推移をしてきているというふうに思っております。ただ、原子炉すべて、しっかりと冷却をするには、まだしばらく時間がかかると思いますので、予断を持たずに、安全確保に努めていきたいというふうに思います。
記者:1号機については、かなり水温も不安定ですし、燃料の●●も高くなっていると思わせるような推移もしているような、安定に至っているというそういう経過でよろしいのでしょうか。
武藤副社長:1号機につきましても、昨日以来、原子炉の中での、注水の量を増やしまして、圧力容器の温度も全体としてみると下がってきているというふうに思っております。
記者:●●将来の被曝が、一般の人に、及ぶ可能性が、今後ないという。
武藤副社長:これは、類似の作業、今回の作業と類似するものにつきましては、しっかりと管理をして注意深くやる必要があるというふうに思っております。
記者:2点目につきましても、お答えいただければと思います。
武藤副社長:ええ、他の号機も含めてそこはしっかりと管理をしていく必要があると思います。
記者:他の号機も中止しているのですか。
武藤副社長:類似の作業につきましては、これは中止をするということになると思います。
東電:じゃあ、そちらの方どうぞ。
記者:テレビ朝日のキノですが、先ほど、放射線がどっからですね、●●しているのかという質問だったんですけど、追加で、2号機は圧力抑制室の損失があったのではないかとか。1号機の燃料もかなり溶けているんじゃないかとか、そういう状況の中でですね、どこから一番出ている可能性が高いのか。そういう点からしてですね、推定できる、ここから一番出ているんじゃないかということは、わかる範囲で。
武藤副社長:本来であれば、様々な放射線のモニターがあるわけでございますから、今回そうしたものが、なかったわけでございまして、どこからどれだけということを現時点で、●●的に申し上げることは大変難しい状況だと思っております。
東電:どうぞ。
記者:時事通信の●●と申します。発生からですね、これで2週間経ちました。それで、一刻も早くというのは、誰もが、それを願っております。皆さんに頑張っていただきたいと思っています。しかし、ずっと退避が続いてですね、避難、退避が続きまして、水道水も一時、こうやって出てきている数字にミスも●●ついてはいうような状態が続いているわけですよ。で、社会的な影響というのがものすごく大きくてですね、こういった状態というのが、向こう何週間続くのか、いや、何ヶ月続くのか。オーダーとして、どういうような、あとどれくらいかかるのかということについて認識してらっしゃるのかというのをですね、そのタイムスパンのですね、認識を示していただきたいと思うのですが。
武藤副社長:被災者の方々にも、大変にご不便をおかけをし、またご心配をおかけをいたしているわけでございまして、本当に申し訳なく思っております。残念ながら、まだ発電所の状況が先ほどからご説明をしているような状況でして、しっかりと安定をしているということでもないわけでございますので、ともかくこれを、極力安定化するように最大限の努力をしていくと、いうことがまずはひつようだというふうに思っております。
記者:朝日新聞の奥山ですけれども、確認なんですが、3号機のタービン建屋は、損傷、壊れずに無傷のまま、ほぼ無傷のまま残っていることで間違いないのかということと、あとその爆発、3号機爆発、原子炉建屋爆発したりしましたけれど、そういった破片とかが、地下、タービン建屋の地下に入っているということは、ないんだろうと思うんですけれども、そのあり方を確認したいのと、あと、そのベータ線熱傷を負うほどの放射能が、放射性物質がそこにあったということは、そこにある水というのは、津波で被った時の水が、残っていたという理解でいいんですよね。以上3つ、ちょっと念のため確認したいのですが。
武藤副社長:タービン建屋につきましては、健全だというふうに思っております。もちろん詳細すべて確認をしたわけではありませんけれども、原子炉建屋のような状況とは違う健全な状態にあるというふうに思っております。それから水がどこから来たかということにつきましては、これは、確認をずっとしているわけではございませんので、なんとも申し上げられませんが、津波の水もあったと思います。あるいは、それ以降、水が入ったという可能性も、考えられます。ここも、どこから来た水ということにつきましては、明確に決めることは難しい。
記者:ベントで漏れ出てくるようなレベルの放射能ではないですよね。その足に、急性放射性症を起こすというのは。
武藤:そこにつきましても、どんなレベルだったかということをよく見る必要があります。
記者:すみません。
東電:じゃあ、どうぞ。
記者:共同通信のフカヤですが、確認ですけど、1回で、1回のその被曝量が170から180で、累積は確認されているんですか。累積の被爆量は確認されていますか。
武藤副社長:これは、先ほどもご質問いただきましたけれども、個人の方の、累積の値については、確認中です。
記者:これで、100ミリ以上の方、こう言った方が何人かとか。150ミリ以上の方が何人かというのは、わかりますか。
武藤副社長:100ミリ以上が、合計、これまで7名いらっしゃったと思いますが。今朝方までで100ミリシーベルト超過の方が14名でございます。
東電:他、いかがでしょうか。
記者:読売の●●です。その、怪我をされた協力会社の社員3人というのは、男性でしょうか女性でしょうかというのと、あとその●●3号機では、今、一番作業が進んでいて、●●タンクから水を炉水に注水するという作業が行われようとしていたと思うんですけどもその作業を中止したということでよろしいでしょうか。
武藤副社長:はい。そういうことで結構でございます。
記者:男性ですか。女性ですか。
武藤副社長:3名とも男性です。
東電:はい、じゃあそちらの方どうぞ。
記者:すみません。ロイターのフセと言いますけれども、ちょっと時間遡って恐縮なんですが、海水注入の際のお話なんですけども、あれは東電の判断として、海水注入をしたんですか。それとも●●法に基づく、政府の指示のもとに、海水を注入したのか。これは、経緯としてはどういうふうな理解を置いたらいいのでしょうか。
武藤副社長:注入をするという判断は東京電力としていたしておりますけれども、原災法上の位置付けにつきましては、全体が、原災法の15条が通告をした中で、行っているわけでございまして、その中で東京電力が、海水を注入するという判断をして、実際にそれを。
記者:で、確認ですけれど、政府、ないし保安院からは、入れろという指示はなかったということでよろしいでしょうか。
武藤副社長:海水注入の段階での事実関係につきましては、確認をさせていただけたらと思います。
記者:それは、じゃあ後で、お答え、どなたでも結構ですので。
武藤副社長:ただ、私どもの判断として、これは、海水を注入をいたしております。
東電:では、そちらの席の方。どうぞ。はい。
記者:テレビ朝日のザマですが、確認なんですけども、ケーブルの、被曝した方のケーブルの敷設作業というのは、●●移譲ポンプの復旧作業の中の、一貫と考えてよろしいでしょうか。それから100ミリを超えたのは今朝までに14人ということは、現在17名ということでよろしいでしょうか。
武藤副社長:現時点では、何名になっているかは、ちょっと確認してありません。で、それから水素ポンプの作業と同じかどうかにつきましても、作業内容につきましては、確認がとれていません。
東電:はい。じゃあそちらの男性の方。はい。
記者:読売新聞のオダです。基本的なことで恐縮です。
東電:少し大きい声で。申し訳ございません。
記者:基本的なことで恐縮ですけど、熱傷というのは、250ミリ以下でも、起こりうるのかどうか。●●それともう1点が、水に浸った状態で作業したから、それだけの高い線量になったというふうに、理解していいのか、その点の確認。
武藤副社長:作業状況につきましても、まだ十分に詳細が分かっておりませんので、作業の状況等、作業の確認をして、しっかり調査をしたいと思います。
記者:いや、とういうか、そもそも250以下で熱傷になりうるのかという。
武藤副社長:これにつきましても、確認させてください。
東電:他、いかがでしょうか。はい、じゃあ、そちらの男性の方どうぞ。
記者:TBSラジオの●●と申します。3号機が、ポンプの作業で、今日目処が立つということだったんですけど、今回の作業を停止することで、今日中というのは、ちょっと難しくなったということでしょうか。
武藤副社長:作業の進展につきまして、どこまでいけるかということにつきましては、まだ詳細の確認ができておりませんけれども、全体としてみますと、少し遅れ側にいるということは思います。
東電:そちらの女性の方、どうぞ。
記者:中国の四川省の●●から来たんですけど、一昨日から日本に来たんです。日本のメディアによると、今度の原子力爆発の事件について、東電の。
東電:ちょっとマイク回します。
記者:一昨日、中国から日本に来たんです。日本のメディアによると、今度の原子力爆発の事件について、東京電力会社は、事実を隠しているといった問いと、また、原子力のデザインに欠陥が存在しているという見方があるんですけど、これについてどう思いますか。
武藤副社長:地震が起きた後から、発電所の状態につきましては、日々、ご報告をさせていただいているわけでありまして、ご指摘のように何かを隠しているというようなことは、全くないというふうに思っております。それから設計上の問題につきましては、今回津波、大変大きな、歴史的に未曾有の津波であったわけでありまして、それに対しての、備えがどうであったかということにつきましては、これから検討されていくということになっております。
東電:他、いかがでしょうか。はい。そちらの女性の方どうぞ。
記者:中国新聞のヤマモトと言います。2点お願いします。1点目確認なんですが。
東電:もう少し大きい声で、申し訳ございません。
記者:中国新聞のヤマモトと言います。で、昨日からちょっと質問出ているんですが、アクシデントマネジメント、防災業務計画、事故時の作業手順書、それと、原子炉現地許可申請書、変更書の中に、電源ですね、非常用電源、外部電源、自家発電源、失われた時の代替策は、明文化されてますでしょうか。
武藤副社長:今おっしゃいまいしたものの中で、外部電源がなくなった時に、どういうような措置を取るかということは、定められております。
記者:何に、どういうふうに。
武藤副社長:例えば、アクシデントマネジメントの中で、電源につきましても、電源が失われた時に、どういったような措置をとるといったようなことが決められております。それから敷設許可申請書の中でも、外部電源、あるいは非常用の電源等をどういうふうに設備として、作るかということにつきまして、定められております。
記者:それはバッテリーとかじゃないんですか。別の電源持ってくるというのは、代替案になるのでしょうか。
東電:もう一度、ご質問お願いいたします。すみません。
記者:代替案というのは、バッテリーとかじゃダメですか。別の電源を持ってくるなり、別の電源を準備することは、これに示されているんですか。
武藤副社長:外部電源それから非常用の電源。それからさらに、バッテリーなどがあるわけですが、それぞれについてどういうふうに、設備の形成をどういうふうにすれば良いのかということが、建設のときに、決められるわけであります。それをどういうふうに運用するかということにつきましては、アクシデントマネジメントの●●書の中で、定められているという関係になります。
記者:今回、代替案というのは、つまり、バッテリーのことなのですか。だとしたらバッテリーも今回消えてますよね。
武藤副社長:今回は、外部電源がすべて失われた中で、非常用電源もすべて冠水をして、停止をしたということなわけでございまして、その中で、これに変わる注水の手段を、アクシデントマネジメントの考え方で、準備をして、原子炉の中に、注水をするという措置を取ったということです。
記者:それじゃあ回答になっていないと思うんですけど。先ほどの方の、質問の回答には、なってないと思うんですが。代替案としてその●●の電気がダメだった時の、代替の電力として、どんなものを想定したかという質問だと思うんですが。それは、どういう回答になるんでしょうか。
武藤副社長:電源がない時には電源を、融通をするとか、隣の発電所から持ってくる、隣の発電所、隣の●●から●●するといった手順は定められておりました。で、ただ今回のように、非常に長期間に渡って、外部の電源が、遮断された状態で、原子炉を冷却するということにつきましては、我々の●●今回なかったわけですから、●●発電機も冠水をしたということで、電源復帰に頼れない中で、●●プロのポンプを使いながら、原子炉冷却するという、これもアクシデントマネジメントの一環だと思っておりますけれども、措置を取ったということです。
東電:はい。どうぞ。
記者:去年の6月にですね、福島第一では、同じような2号機で、電源装置事故を起こしていますよね。で、その時は非常用も止まり、外部も、外部電源も●●自家発電できない状況。電源装置事故として、報告されてると思うんですが、今回と類似の事象だと思うんですが、それはどうやって検証して、それはどういうふうに●●業務計画に活かされているんですか。
武藤副社長:おっしゃっているのは、去年の6月の福島第一の2号機の停止だと思うんですが、この時には、外部電源がなくなったわけではなくて、発電機が、停止をいたしまして、給水ポンプが、給水がなくなって、原子炉の水位が低下をして、原子炉が停止をしたということでございまして。今回のように、外の外部燃料が全くない状態で、原子炉冷却するというのは、全く違った事象でございます。
記者:関連で、ごめんなさい。外部電源が、のちに聞くは別として、水位が2メートル下がってですね、あわや●●かというところまでいったんじゃないんですか。それは今回のケースと、全く違うという判断で結構なんですが、どう検証されたんでしょうか。
武藤副社長:今回の、事象と全く違うと申しましたのは、原子炉の設計の時に、想定をしているような形成がなくなるというのはこれは、当然考えることでありまして、設計時点で、想定をした事象が、想定された事象が発生をしたということでございます。さらに、様々な、軽く措置を取って、原子炉の安全に●●。これとはもう全く違う性格のものです。
記者:非常用ディーゼルは2、3分で、稼働するはずが、10分か20分か、稼働しなかったんですか。
武藤副社長:前回の時には、外部電源、●●線が切っておりましたので、ディーゼル発電機は必要とされないような事象でございました。
記者:稼働はしましたよね。起動はしましたよね。
武藤副社長:確認したいと思いますけれども、外部電源がある状態ですので、ディーゼル発電機は、必要とされるような事象ではございませんでした。
東電:大変申し訳ありませんが、あと1問という形でお願いしたいと、はい。どうぞ。
記者:読売のサトウと申します。類似の作業をしていて、停止した作業員の人数というのは、どのくらいのもんなんですか。それで再開の目処は、作業の再開の目処は立っていないということですか。
武藤副社長:まだ、人数につきましては、確認をいたしておりません。
記者:基本的に、何人くらいとか。
武藤副社長:ちょっと、わかりかねます。
東電:それでは、大変申し訳ありませんが、直後ということもありまして、判明していない事実も多ございますので、後ほど改めて、またご報告をさせていただきたいと思います。
記者:すみません。1点いいですか。朝日新聞社のカナイと申しますけども、この間会見の時にはですね、なぜ、武藤さんこちらにいらっしゃっていていいんですかという話をしたらですね。現場と連絡を密に取りあって、一体となっているから私はここにいてもいいんだという説明をしてましたけれども、今の説明を聞いていると、これもわかりません。今の時点ではこれもわかりません。これはわかりません。と言っているんですが、現場とどういうふうに一体となっているんですか。
武藤副社長:発電所の現場と
記者:いや、聞こえません。ごめんなさい。
武藤副社長:発電所の現場と、一体になって、我々は仕事していて、ただ発電所の現場と、なるべく現場の緊急対策室の間もこれ距離があるわけでありまして、現場の中で起きていることは逐次我々のところに報告が上がってくるということで、現場と東京が一体となって、仕事をしているというふうに思っております。
記者:じゃあ、逐次連絡が上がってきている中で、武藤さんが、今情報を何ももっていないということは、これは一体どういうことなんでしょうね。
武藤副社長:これまだ起きたばかりのことでございますので、一つひとつ確認をする必要があると思います。まずは、作業員の方を、医療機関にお送りするということが一番急がれるわけでありまして、それをしっかりやっていくことです。
記者:いや、現場と一体になってやっているんであれば、危険な作業等ですね、全部、どういう形で、送り込むのかとかですね、こちらで判断するとかですね、現場と一体になってるのであれば、こちらにも判断期間はあるはずですよね。
武藤副社長:大変重要なことを判断する上では、当然総括と相談しながらやります。ただ、一つひとつの作業の管理につきましては、それは現場が判断をするという部分も当然にあると思います。
記者:いやいや、大変重要なこととっていいますけど、線量が高いところに作業員を送り込むのは、重要なことじゃないんですか。そこの作業状況を、責任者として把握しておくことは、重要なことじゃないですかね。
武藤副社長:今回のその件がございましたので、こうしたような作業につきまして、どうやって安全を確保するかにつきましては、再度我々もしっかりと関与をしながら、現場の状態を確認をして、現場の安全を確保していきたいというふうに思っております。
東電:それでは申し訳ありません。これにて本日は、終了させていただきたいと思います。
記者:被曝した3人の、積算の放射能の量だけ、計算して、教えてもらいますか。
東電:はい。わかりました。
記者:時間も。時間も教えてくださいね。確認、●●いつご報告いただけるんですか。
東電:はい。速やかに、分かり次第またお邪魔したいと思います。
記者:会見という形じゃなくていいんです。随時出してもらえればと思います。
東電:はい。わかりました。それでは、申し訳ございません、この場はひとまず、本日終了させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。お時間いただきまして。失礼します。