東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月29日00時48分から63分間)

東電:…頂きたいと思います。また再び●●頂きます。よろしくお願いいたします。お手元にはですね、福島第一原子力発電所のですね、午後8時30分現在の資料をお配りさせて頂いていると思います。こちらの関係のご説明させて頂いて、その前にですね、先ほどトレンチですかね、管理区域会社の●●測定ということがございまして、いくつか頂きましたご質問にお答えを用意させて頂きましたので、こちらの方を何点か説明させて頂きたいと思います。1つは公表が遅れた理由ということでございます。その内容にですね、事象の内容に関する社内での情報共有が不十分であったことから詳細な内容を把握できたのが本日3月28日、ちょっとすみません。日が変わってしまいましたが、3月の28日ということになってしまいました。公表が遅くなったということになります。今回の件を真摯に受け止めまして、的確な情報発信に努めて参りたいと思います。それに関しましては、●●いうことになります。それから立坑から海までの間に堰はあったのか。立坑出てから海までには50数メートルの距離がそれぞれあります。そこから直通じゃない、何かセキがあるんじゃないかということを確認いたしますということを言ってございましたが、確認の結果堰はあるという状況になっています。ちょっと細かなどれくらいの高さとかその辺は確認ができておりませんが、堰自体はありますのでそのまま流れたとしてもそこで一旦は堰止めはできるという形になっています。それからこちら溜まり水の水位とトレンチの水位は連動しているのではないかというご質問をお預かりしておりました。こちらは現時点で連動していることはちょっとわからない。現時点で連動しているかはわからないが、今後確認させて頂く。先ほどのご質問から●●で大変恐縮ですが、こういう形になります。それから立て坑の海抜ということで、立坑の海抜はですね、小名浜のポイントでプラス4000、ちょっとこれもう1回確認します。失礼いたしました。すみません。4000ミリだそうです。申し訳ありません。それから4号機南側のサプレッションプールサージタンクの容量ということのご質問です。タンクの容量は3500立方メートルというものが2つございます。3500立方メートル×タンクの数ということでございます。大変申し訳ありません。先ほどの海抜に関しましては、プラス4000のミリメートルということでございます。というところで先ほど頂きました何点かに関しては、一旦ご説明をさせて頂きました。それから資料に基づきましてのご説明をさせて頂きます。午後8時30分現在のものをお持ちいただければと思います。こちらに関しましては、停止3号機に関する新たな記述がございます。1枚おめくり頂きまして、これまで消防ポンプにより散水の原子炉に注入しておりましたが、3月28日午後8時30分、3月28日午後8時30分、仮設の電動ポンプにより注入するように切り替えを行いました。ということが加えてございます。この時点での新たな新規に加わりましたもの、ご紹介させて頂きました。それではこちらの方からのご説明は以上とさせて頂きまして、ご質問の方お受けしたいと思います。どうぞ。

記者:すみません。トレンチの関係でちょっと先ほど●●さんにもお聞きしたんですが、トレンチの中の容量が6000ミリ●●ということでお聞きしていて、●●の●●の濃度が2000万ベクレルとあると。単純に計算すると12万テラベクレルあるというふうになるかと思うんですが、そうするとこれまで安全とかって言われていた環境中に11万テラベクレルが出されたというものと同等かそれ以上に多い放射能がトレンチの中にあるというような計算になるかと思うんですよ。その辺りはいかがでしょうか。

東電:現状としては表面を測らせて頂いている段階でそれ以上のちょっとデータというのは持ち合わせておりませんで、ちょっとそちらの方は今後確認していく中で●●させて頂くような形になるかと思います。

記者:表面よりも中の方が少ないことってあるんですか。

東電:すみません。ちょっと私その辺知識がございませんで、また確認をさせて頂いてご説明させて頂きたいと思います。

記者:検出場所の確認なんですけれども、立坑はその海側なのか、タービン建屋側なのかを改めて、と思われるということで先ほど説明されたんですけど、結局どっちだったかっていうのはわかりますでしょうか。ていうのは、2号の方で海側であれだけ高い量が出るっていうことはちょっと考えにくいっていうか、それって相当の温度●●するので改めてどっちだったかってわかりましたか。

東電:改めての確認っていうのはさせて頂いてないですけど、海側ではないかなというふうに思われます。

記者:そうすると海側で検出して2号の場合はあれだけの高い濃度が検出されたっていうことは、手前の方がもっと高くなるという理解になるんでしょうかね。タービン建屋側の方は。つまり水ってそんなに簡単に濃度が単一にはならないですよね。こんだけ長い何十メートルもあって。ここってどう思われますでしょうか。

東電:すみません。ちょっとその辺は確認させて頂きます。ちょっとその辺は詳細確認しまして、ちょっと中途半端なままのご連絡で申し訳ございませんでした。そこはもう1回確認してご説明させて頂きたいと思います。

記者:対策についてなんですが、1号機の方では土嚢とかを積んでやっているというお話でしたけど、2と3についてはまだ1メートルくらいですかね。余裕があるっていうことはやんないってことなんですか。それともとりあえずはやる方向っていうことなんでしょうか。

東電:速やかに今対策していく考えるということでありますけど、まだちょっと内容等は検討しているということでございまして、やらないというところもまだ●●ことではございません。

記者:どこに出すかっていうことについても先ほど復水貯蔵タンクとか何個か挙がってましたけど、どの程度の候補があって、今どの程度の段階なのかってもう1回整理して。

東電:まだちょっとその辺も先ほど来、進捗しているという状況が入ってきておりませんで、確認して、検討しているっていう状況でございます。

記者:もう1点なんですけれども、ちょっと先ほど伺ったんですけど、確認をしたのが27というお話なんですが、27より前にここに行って水位はどれくらいあるとかとかっていうことを確認していて27の時点でこんだけいっちゃったということがわかったのか。そこら辺はどうなってたんでしょうか。それまでいったことはあったんでしょうか。

東電:その前の認識というのはないんですが、今回のきっかけとしては、タービン地下にですね、溜まっていた溜まり水があるということがきっかけで改めて確認得たということですね。その前にあったという状況は確認できていません。

記者:すみません。朝日新聞のカナイですけれども、トレンチの中っていうのはどんな状況。ちょっとさっきブリーフィングに出れなかったんでわかんないですけれども、トレンチの中っていうのは、例えば防水塗装とかそれなりのものがされてるんですか。元々水がたぶん通ることを想定されてないとやられてないと思うんですけど。

東電:元々ですね、こちらは人が点検するための通路になっていますので、塗装等は特別ないかと思います。コンクリートトレンチで継ぎ目に対してはゴム製のですね、防水が施されているという状況です。ある程度の気密性は保たれていますが、100%ということではない。

記者:簡易な状態っていうことですよね。

東電:そうですね。

記者:完全に防水塗装とかしてるわけではなくて。

東電:そういう完全なものではなくて、防水加工は、防水の処理はある程度されていますが、完全なものではないとそういう状況です。

記者:ただこのトレンチの水没ってB以下ってわかんないですけど、Pとかのやつでもかなり水没の事例って報告されてたりするような気がするんですけど。

東電:ちょっと確認はいたしますが、福島第一のですね、このトレンチで水没をしたことはないというふうに認識しています。

記者:じゃあ過去のそういうことがあったっていうのが認識してないっていうことでいいんですか。今の段階で。

東電:福島第一でこのトレンチが水没した。

記者:いや、過去の事例を他の発電所、原発なんかでも指摘されてたりするのは知らないということでいいですか。確か敦賀とかでもそういうのがあって、事故報告が上がってたと思うんですけども。

東電:水没っていうのはどういう意味合いでそうおっしゃってるんでしょうか。

記者:配管の部分から水が入って。

東電:配管が破断したっていうことですか。

記者;ええ。破断したか、もしくは接合部分から何か水が入ったとか。

東電:トレンチに水が入ってもですね、機能上の問題はないはずで、事故報告されるということはたぶん配管自体何かあったということだと思いますけれども。配管に穴が開いた事例は1Fでも経験してございまして、それにトレンチ化をしたという経緯でございますので、そういったことは認識して、敷設しているというふうに伺っています。

記者:サプレッションプールの排水タンクは3500が2つある?3500立米が2つ?

東電:サプレッションプール水排水用のタンクはですね、所内共通で●●には3500トンが2つ設置されております。

記者:これが最後の砦みたいな。これをフルに使えば。

東電:そうですね。タンクとしてですね、今は考えられているのが1つは復水器、それからもう1つは復水貯蔵タンク、あと近くにあるものとしてはサプレッションプール水排水用のタンク。その他●●等にもタンクはございますけれども容量としてはそれほど大きなものではございませんので、大きなものとしては今挙げたところではないかとなと。

記者:全部フルで使えば。

東電:その辺りも含めてですね、プールに対策していくのかっていうのは今検討中でございます。

記者:サプレッションプールのその排水のタンクには水は入ってないんです?

東電:そちらについては今ちょっと情報がまだ来ておりません。どのくらい入っているかという情報は来ておりません。

記者:わかりました。

記者:読売新聞社のハットリですが、復水貯蔵タンクの容量がいくらくらいあるのかっていうことと、それから●●溜まり水が電源の部分はすごい深くて、電源じゃないところはもうちょっと浅いという話で、その辺の深さをちょっと出してくれるっていう宿題があったと思うんですけど、その数字はまとまってますでしょうか。

東電:まずですね、復水貯蔵タンクでございますけれども、容量は1号機が2000トンです。2号機が2359トン。3号機が2500、4号機が2500でございます。

記者:もう一度お願いします。

東電:1号が2000です。2号が2359、3号4号が2500です。

記者:これはどれくらい空いているかっていうのはわかりますか。

東電:今残っているですね、残水としては1号機が700トン、2号機が900トン、3号機が1500トン、4号機が2000トンというふうに聞いています。

東電:溜まり水の深さに関しては、先般お話をした数字の●●ですね、さらに新たな計測したほかの数字があるというわけではございませんで、可能な限りを測ってお知らせしているのがあの数字ということでございます。

記者:でもあれ電源のあれとかはすごく深くて、堰があってこっち側はもっと浅いという話でしたけれども。

東電:全体的にですね、区画が分かれておりまして、その中で電源盤のある部屋はですね、なんて言いましょう、配管等の水が一切ない部屋になっております。その部屋に水が入っているものはですね、主にというか、ほぼ海水というふうに今考えられていまして、津波の時に海水が中に入り込んだんであろうというふうに考えております。電気品室関係はですね、全体に比べると部屋が狭いというのと、あとは水が入らないように配管側が、水側がある部屋からですね、水が入らないようにかなり高いところに出入り口を設けてまして、それが堰の役割をしてですね、水が溜まりやすいと、外から入ってきたものが溜まりやすいというような状況になっておりまして、そちらで水深がどうやら深いようだという状況です。

記者:そうすると、昼間に2号機で例えば最大1000ミリいったって、これはたぶん電源の部屋だけのことを言ってて、所謂ここで問題にしてる溜まり水の深さじゃないと思うんですよね。

東電:そうですね。その辺りはですね、ちょっと今まとめていてですね、全体がどのようになってるかっていうところをまとめているところですが、要は暗いということと、水があることでアクセスができないという状況で確実な測定が今できていない状況ではあります。その中で可能な範囲でですね、今まとめているような状況でございますので、そちらわかりましたら、随時出していきたいと思います。

東電:すみません。トレンチ関係ちょっと私中途半端なままですので、もう少ししっかりとした状況でご説明しなきゃいけなかったんですけど、また改めてご説明させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

記者:すみません。これ、結局このまま水を貯めといても仕方がないんですが、どこかに移送するっていう話をこの間からしてますけれども、結局処理する能力っていうのは今発電所内にはないわけですよね。

東電:今現在ですね、廃棄物処理設備関係はまだ復旧しておりませんので、まだ貯めるという処理しかできない状況でございます。

記者:廃棄物処理系はいつ頃復旧すると。

東電:廃棄物処理系もですね、現在復旧に向けて色々な調査をしているところですが、

現段階ではまだどのくらいかかるかというところはちょっとわかっていない状況でございます。

記者:これ、水の濃度からいくと、所謂高レベルの排水になると思うんですけれども、それは所内でこれだけの量が処理できる?

東電:今はですね、現段階ではまだ処理系が起動できて、稼働できていない状態ですので、まずは安全なところに貯めるということを今検討しております。その中の1つの候補といたしまして復水器のホットウェルの中ということを考えております。

東電:すみません。それから先ほどご報告しました深さと水位なんですが、その後確認をいたしまして、訂正がございます。ちょっとこちらに書かせて頂きましたが、1号に関しましては、深さが16.9メートル、水位が16.8メートルという赤字で書かせて頂いたものです。それから2号機に関しましては、深さが16.3メートル、水位は15.3メートルになります。それから3号機に関しましては、深さが21.7メートル、そして水位が20.2メートルということでございます。

東電:水面から上部までの高さは変わらないということです。

東電:申し訳ございません。訂正させて頂きます。

記者:共同通信の●●ですけど、確認ですけど、先ほどおっしゃった復水貯蔵タンクの残水っていうのは今入っている水の量ということでよろしいですか。

東電:残ってる水というふうに報告受けておりますので、現在タンクの中に残っている量というふうに認識しております。

記者:あと水の分析はいつやられるんですか。

東電:水の分析というのは、トレンチの?

記者:トレンチの、はい。

東電:まだちょっとその辺は確認中でございまして、その辺はまた改めてご連絡したいと思います。

記者:それをしているのか、してないのかもまだ確認しないといけないっていう状況が続いているんでしょうか。

東電:そうですね。すみません。こちらに私来る前に確認ができておりませんでした。

記者:すみません。基本的なことなんですけれども、1号機の方の温度と圧力を見ると、要衝のトレントにあろうかと思うんですが、それはどのように判断されてるんでしょうか。

東電:1号機の方は数日前から上がってきてますので、認識してございまして、下の温度よりも300度上がって、超えてるということでございますので、1号で圧力容器の下部の方はですね、あまり当たってないのに●●の方が上がっているというご指摘もございまして、そこもですね、ちょっと今メカニズムわからない状況で、この温度計が本当に正しいのかということもあるんですが、圧力も若干上がっているところもあって、ちょっと流量を増やすことを考えてございます。今晩くらいから少し流量を増やし出しているというふうに聞いてますので、また明日流量とこの温度の関係が少し変わってきてるかもしれないので、そこでまたご報告させてください。

記者:3号機の復水貯蔵プールの、復水貯蔵タンクの水っていうのはもうサプレッションプールの方に移し始めていたりするものでしょうか。あと2号についてはいかがかどうか。

東電:現段階でですね、復水貯蔵タンクの水をサプレッションプールに移しているという情報はまだこちらに上がってきておりませんので、まだ作業していないものというふうに認識しておりますが。

記者:福島の方の東電さんの会見ですと、Ⅰ7時40分に3号の復水貯蔵タンクの水をサプレッションプールの方へ移動をし始めたというようなことを言ってるようなんですが。

東電:ちょっとその辺の情報は、すみません。まだ私ども入っておりませんで、確認をさせて頂きます。

東電:ちょっと今確認いたします。

記者:すみません。先ほどの話の続きなんですけど、1号が数日前から上がっているということだと2号もやや上がっているとは思うんですけれども、これ流量を2号か何か絞ってるっていう話があったと思うんですが、その辺との因果関係があるのかっていうことと。仮にまた、減らしたのは溢れてるっていうことも関係してる、燃えだしてるっていうことも関係してると思うんですが、また増やしたりすると、タービン建屋の地下ですとかトレンチに行ったりしてしまうっていうジレンマはあると思うんですが、その辺はどういうふうに考えてらっしゃるんですか。

東電:おっしゃる通りで、2号機は昨日、流量を絞っています。温度の上昇傾向を少し見ているという状況でございます。絞っている理由はなるべく少ない水で今の炉内の安定した状態を保って外に出ていただろう水の量を減らしてやるということが狙いです。おっしゃる通りでございまして、1号機の方は今ちょっと温度と圧力が止まらないような、止まらないというか、緩やかではございますし、まだ300度程度●●で、特に問題となる温度と圧力でないんですけれども、ちょっと上がり傾向が●●ものですから少し流量を上げてやるということでございます。流量を上げることによって、若干タービンへの流出がですね、増えるかもしれません。そこはですね、今1号機の方は一応ホットウェルの方に水を移送はしていますので、その状況と●●ですね、やっていくということだと思います。1号機の方は、タービンのですね、全体の量がどのくらい減ってきてるかっていうのはよくわからないんですけれども、先ほどのトレンチのところですね、のレベルで少し下がってきているという情報がありますので、また明日明るくなってからですね、少し正式な●●できるかなと思います。タービンで出るのが少しひいてきてて、トレンチの方の水面が少し下がり傾向にあるんじゃないかという情報が入ってきているという状況でございます。

記者:復水器に入れているっていう。

東電:そうです。それが効率のいい●●ではないんですけれども、少しひいてきているというふうに今●●でございます。

記者:すみません。先ほどの副社長のところの話にちょっと戻ってよろしいでしょうか。環境線量に大きな変化がないので、アルファ核種とのガンマ核種についても同じようなことがあるから念のためモニタリングするんだみたいな話がありましたけれども、逆に言ったら線量が変わってないということなので出続けているっていうことではないんですか。

東電:すみません。そこはちょっと私わかりませんので、確認します。先ほどの人間で確認します。

記者:先ほどの人間って。

東電:先ほどちょっとここにいた人間などで確認しまして、また改めてご報告いたします。

記者:線量に変化がなければ出続けているということになりませんかという単純な話をしてるんですけど。

東電:すみません。また改めてご報告いたします。

記者:古い話なんですけど、前どなたか聞かれてたんでその後わかったかどうかなんですけど、2名の行方不明の方っていうのはその後何かわかってることは。

東電:その後まだその方々がどうしたかというのは確認はできておりません。

記者:そういう関連なんですけれども、一番最初11日か12日に100ミリの被曝で気分が悪くなって運ばれてたという方がいらっしゃったような気がしたんですが、その後あれですか。わからないですか。最初にプラント状況等のお知らせに最初の方書いてあったんですけど。

東電:そうですね。お一人そういう方いらっしゃいましたけど、その後特に情報は、すみません。私ども入ってきていないですね。病院に行かれてたと思いますけれども。

記者:ロボットですね、所謂こういう事故が起きたとき用のロボットっていうのはホームページ内で見るとあって、日本にもあるようですけれども、そういうものを使って今回のように常時モニタリングしてるような●●ところなんかを常にチェックして映像を撮っておくとか、あるいは●●測るとかっていうようなことはされないのはなぜなのかなって不思議なんですけれども。

東電:通常のですね、運転中でしたら、そういうことを考えられてきました。あれはやっぱりMCCですとか、電源が来ていてですね、●●からすぐ電源を引っ張れるようになっていて、それでポータブルでカメラが●●あるんですけれども、なにせ電源が十分行き回ってないものですから、それで電源の方は電源の方でですね、●●そういった全体のですね、しっかり電源系を構築、再構築する●●それがそこそこできてくればですね、仮設の分電盤なんかももっと増やすようなこと考えるようなことできますので、そういったものができてくるとですね、そういったものも使えに来るかなと思います。ちょっとまだ電源の方の●●でできてないということです。

記者:海外のものもそうなんですか。フランスとかアメリカにもあるようなんですけど。

東電:そういったものも、そういったものが電源がどういうふうになってるか存じ上げないので、そういったものも随時色んな情報今入ってきているので検討はしていますけれども、●●。

記者:報道でアレバであるとかEDFに要請、支援の要請をされたというのを見てたんですけど、具体的にどういうような内容●●というのは教えて頂ければなと思うんですが。

東電:すみません。その辺の情報はまだ私たち把握しておりませんので、また確認をしましてご連絡します。報道でご覧になって。

記者:共同かどこかのですね。

東電:失礼しました。

記者:あとミスを防ぐためにメンタルヘルスっていうのが非常に重要になってる状況があると思うんですけど、その辺の手当はどういう感じなんですか。

東電:厳しい作業環境だとは思いますけれども、計画的に作業を進めて、また休憩ですかね、そういうものもしっかりとれるような作業工程を組んでいるという状況を聞いてます。

記者:専門家が現場近くにいて待機しているという話なんですけど。

東電:それは医療関係ということですか。その精神的な、メンタル的な部分での専門家かどうかはわかりませんが、それぞれの発電所の方にはですね、産業医ですか、がいるというふうに聞いております。

記者:NHKですけど、電源復旧の工事のことで進捗を知りたいんですけれども、今要するに水の処理が終わるまでは完全なストップ状態という認識でいいのか。今そこら辺どういうふうになっているっていう認識でいてらっしゃってるんですか。

東電:現在ですね、タービン建屋の地下で水のあるところの作業は中断しておりますが、それ以外のところは継続して実施しております。主な作業といたしましては、設備、機器の健全性の確認とですね、125ボルトの直流電源の復旧作業を現在進めております。

記者:125ボルト●●の中央制御室のあれを全部使えるようにするんですか。

東電:そうですね。125ボルトはですね、制御用のですね、電源に使われておりまして、125ボルトの直流電源と120ボルト交流電源っていうのがございまして、120ボルトはだいぶ進んできてるんですが、直流につきましてはまだ一部ですね、バッテリー等使って活かしている部分ありますけれども、全体がまだ復帰していない状況ですので、そちらの方をですね、今進めているとそんな状況でございます。

記者:明日はこんなことをやりたいとか、ここら辺を進めてとかそういうのってあるんですか。1,2,3,4。

東電:現在鋭意進めているんですが、明日の段階でこの機器が動くとかですね、4号機に残っている中操の電気が点くとかですね、そういうようなちょっとイベントまでは今達していなくて、それぞれの健全性と電源の復旧工事というようなところがメインになっております。

記者:今真っ先に復活させおきたいっていうのはどういうことですか。

東電:電源につきましては、順次復旧をしてまして、今の中では直流電源、125ボルトの直流電源をこちらのバッテリー等も含めてですね、盤の構築を含めて仮設を今作り上げてるとかそんな状況でございます。

東電:いかがでしょうか。それでは。

記者:すみません。何度も聞いて申し訳ないんですが、作業現場の線量を●●してるのが最近1回だけ出ていたんですけれども、あれまた出して頂くわけにはいかないかなと思うんですけれども。

東電:屋外みたいな?

記者:そうです。

東電:すみません。わかりました。最新の情報があれば、どんなイメージかをお話できると思いますので、すみません。

記者:すみません。単純な質問を1個。燃料崩壊が進んでない状態でプルトニウムっていうのは出ますか。燃料棒が崩壊してない状態で大気圏外にプルトニウムは出ますか。

東電:これは被覆管が●●であれば出ない。

記者:出ないですよね。もうだから確実に被覆管は壊れていると。

東電:そうですね。そういう認識でいいと思います。

記者:燃料のペレット自身が壊れてなくてもプルトニウムは出る?

東電:ペレットは燃焼していればそれなりに、なんて言うんですかね、出ると思うんですね。全く●●ない●●のものはしっかりしてますけれども、燃焼●●ものはですね、燃え出したものはですね、それなりに、なんて言うんですかね、外に出るような形状になっているというふうなものだと思いますので、被覆管が破ければ外に出る可能性はあるということだと思います。

記者:ただ今回の量くらい出ると。ペレットが壊れていなくても。

東電:ちょっとそこは確認させてください。

東電:あと先ほどですね、3号機の復水貯蔵タンクからサプレッションプール水のタンクに移送しているということが福島の方でお話があったということで今確認をとっております。福島のですね、9時からの会見の中では確かに3号機の28日の17時40分からですね、3号機の水を移送開始してるという情報が今発表されてるようです。そちら確認いたしました。ただですね、こちらでお出ししてます資料もご覧頂きましてもですね、現在3号につきまして記載がない状況でございます。ちょっと事実関係について今確認しておりますので、そちらについては福島の方ではⅠ7時40分に開始したということが●●されてるようです。

記者:27?

東電:28です。日が変わりましたので昨日の17時40分です。ちょっと今確認しておりますので。

記者:移送場所というのは。

東電:復水貯蔵タンクからサプレッションプール水排水系のタンクですね。SPHと呼ばれるタンクに移送をしているという状況です。3500トンと先ほど申し上げました2つある内の1つの方に送っているということだと思います。

東電:それではよろしいでしょうか。

記者:お願いなんですが、トレンチの図面みたいなやつがもう少ししっかりしたものがもし明日あったら。

東電:ちょっと確認をいたします。その辺がなくてですね、こんな形で手書きでお渡しするという恥ずかしい状況でございますが。

記者:トレンチの水の核種の分析結果は明日くらいに出るっていう感じなんですか。

東電:まずその核種をとってるかどうかっていうの、分析を行ってるかっていうこと自体もまだ確認がされておりませんので、申し訳ございません。ですからちょっと明日どうこうっていうことにはならないのかもしれません。

東電:その辺はまた確認をとりまして、また明日ご報告できるようにと思っております。

記者:すみません。確認。さっき教えて、残水の量を教えて頂いたタンクというのは。ごめんなさい。どっちの。

東電:復水貯蔵タンクです。

記者;サプレッションなんでしたっけ。

東電:サプレッションプール水サージタンクに移送していると。

記者:サプレッションプール水のタンク、日本語的に言うと圧力抑制。

東電:圧力抑制室の、サプレッションプールと呼んでいるのが圧力抑制室になりますので、そこに入っている水を貯めるタンクということになりますので、貯蔵タンク。

記者:排水していくと、排水するタンク。

東電:そうですね。圧力、主な目的としてはサプレッションプール、圧力抑制室を点検する場合にですね、水を抜かないといけないので、水の量は非常に多いですから処理をしてから点検に入ると非常に時間がかかってしまうので、1回くみ上げて空っぽにしてですね、点検するような、そういうための主目的としてはその目的でその名前が付いています。ただそこからは外へは出て行かないですね。そこからまたプラントに戻すか、廃棄物処理設備に送り込んで処理をしてというようなそういう流れになりますので、系外へ外へ出さないようにして水を貯めるための元々のタンクでございますので、目的としてはまさに今回のような目的のためにあるというような状況でございます。

記者:すみません。確認なんですけど、そのタンク自体は場所としてはどこにあるんですか。

東電:場所はですね。

記者:つまり建屋外にあるわけです?

東電:外です。屋外です。

記者:屋外にあるんですね。

東電:はい。屋外に大きなタンクがありまして、今遮蔽がついたですね、二重構造のタンクになっております。

東電:大体4号のですね、南西側の廃棄物処理設備ですかね、その西側と言ったらいいでしょうか、この辺り。

記者:2つともそこにあるんですか。

東電:2つ並んでここにございます。

記者:1回復水貯蔵タンクに移してそこからっていうことですか。

東電:今復水貯蔵タンクに入っている残水を1回全部サプレッションプール水のタンクに送りまして、サージタンクに送って復水貯蔵タンクを空にしたところで復水器に入っている水を復水貯蔵タンクに移して、それから床に漏洩しているものを復水器の中に移すと。床の線量の高いものは復水器の中に入れましょうということで今作業しています。

記者:基本的にはタービン建屋の中に排水を入れるっていうのが基本スタンスで、そこを作るために外に色んな所に出してると。

東電:はい。その通りです。

記者:建屋から直接復水貯蔵タンクには行かないんですかね。そういう、福島でそういう言ってるってこと聞いたんですけど。復水器を移すんじゃなくて、復水器は満杯なので建屋から直接復水貯蔵タンクに移すことも考えているみたいな話。

東電:復水貯蔵タンクは屋外にあって遮蔽はされておるんですが、床に漏洩してる水がですね、線量が高いというところもございますので、できるだけ建屋の中に収めるということで今その作業をやっているというふうに考えております。

記者:それぞれ空になってから次に移すっていう感じなんですか。同時進行で。

東電:同時にしますと混ざってしまいますので、まず空にして、空の中に移すということで、一番最後に復水器の中を空にしてそこの中に入れるというような作業になろうかと思います。

記者:すみません。まだ復水器から復水貯蔵タンクへは行ってないんですね。

東電:復水器で、まずはそれは行っていないですね。まずは復水貯蔵タンクを空にすると。そのために本日の、これは福島の情報ですけど、17時40分、昨日ですね、28日の17時40分に移送を開始しているという情報でございます。先ほどちょっとお話ししました内容が若干ちょっと数字が違ってるようなので、ちょっと訂正をいたします。サプレッションプール水のサージタンクがですね、3500立米という申し上げたんですが、正確には3400が正しいそうです。この3400のタンクが2つございまして、そちらに移送を開始しているということです。それで時間はですね、本部に今確認いたしまして、28日の17時40分に3号機の復水貯蔵タンクからサプレッションプール水のサージタンク、こちらに移送を開始しているのはこれ間違いないという情報でございます。ちょっとお詫びを申し上げます。

記者:すみません。そうしますと、2号は今すごい線量が高いような状況のものがトレンチまで行ってしまってると思うんですが、それに関しては、サプレッションプール水サージタンクとか外のものにはもうしょうがないっていうことは、それも復水器に戻すっていうことなんでしょうか。

東電:そちらにつきましては今検討の段階だとは思いますが、まず結果するとですね、ここがちょっと繋がっているかどうかっていう確認が今とってる最中ですけれども、こちらの水を抜きますとそれに合わせて少なくとも、繋がっているとすれば、この床までは水位が下がってると。その後に抜こうとしますと、タービン建屋側からこの中にポンプを下ろす方法が外からになろうかと思います。そうしますと、やはり外から回すというよりは中から出した方がですね、外へ拡散させることはないのではないかなというふうに考えております。その辺りについて今検討を進めている段階だと思いますので、それも含めてですね、またご報告をしたいと思います。

記者:すみません。1号機に関しては、すでに復水器の中に地下の水を入れ始めてますよね。元々復水器にある水と混ざった状態だと思うんですけれども、最初はたぶんそれで足りたと思うんですけれども、今回のトレンチの中の水も一緒に入り込むこと、復水器の中に戻すことになりますけれども、その場合、高濃度のやつはやっぱりそういう貯蔵タンクとか外にあるものに移さなきゃいけないんじゃないですか。

東電:そちらについても今検討段階だと思いますけれども、2号はかなり高い数値ですが、1号と3号につきましては、2号に比べればですね、かなり低い値になるという状況ですので、それを外に出すのか、または1号の復水器の中のですね、容量がいっぱいになってしまった場合に、場合によっては2号ですとか3号ですとかそういうオプションはあろうかと思います。そういったものを踏まえてですね、これからどうしていくのかっていうのをこういう大きい数字ございますので、その中で検討をしていくことになろうかと思います。そこについてはまだどこに何をどれだけ入れるというものにつきましては、まだこちらに報告というか、情報が来ていない段階でございます。

記者:1号機の線量のレベルだったらば、外の貯蔵タンクに貯蔵しても大丈夫?

東電:そちらについてはですね、確認をしたいと思います。ただいずれにしても外のタンクも遮蔽はされておりますので、その遮蔽の能力としてどこまで想定しているかというところが判断基準になるのではないかと。

記者:復水器の中の水、トリチウムが多少含まれてるかもしれない。あれは管理区域内じゃないとダメなんですか。

東電:そうですね。基本的には管理区域内になります。ただ現状のですね、状態を考えたときに、例えば外にですね、新しくタンクを作ってその遮蔽をですね、仮設になろうかと思いますけれど、そういうこともやるっていうのはできないことではないのかなと思いますけれども。

記者:臨時に、ここは管理区域内であるとしてするということですか。

東電:そういうことは可能かと思います。そういうことも踏まえて色んなことを検討されていると思いますので、そちらについてはまた決まり次第ですね、ご連絡をしたいと思います。

記者:すみません。2,3号機は復水器は満杯に近い状態だったと思うんですけど、あれは一旦完全に空なんですか。

東電:今の計画ですと、3号機につきましては一旦全部送るということで考えてるようです。

記者:すみません。貯蔵タンクの残水の量なんですけど、念のためもう一度。

東電:貯蔵タンクですが、貯蔵タンクというのは復水貯蔵タンクでよろしいですか。復水貯蔵タンクはですね、1号機が残水が700トンです。2号機が900トン、3号機が1500トン、4号機が2000トンです。

記者:すみません。先ほどからトンと立米が結構混ざってて、比重が1というふうに考えておっしゃってるのかと思うんですが、実際どっちなんですか。

東電:基本的には立米で表してますので、立米で統一したいと思います。同じことを今お話してます。今おっしゃった通りです。基本は1対1で今考えています。

東電:それではよろしいでしょうか。

記者:お願いなんですけど、可能であればなんですが、現場の取材っていうのは。結局昨日もお話ありましたけれども、色んな数値であるとか状況の発表はね、東電さんのものっていうのはわかるんですが、第三者の目っていうのも全く入ってない状況なので、そういう意味でも何らかの形で現場を見ることができないかなというふうに思うんですが。

東電:エリアとしては避難区域になってますので、お入り頂くということは難しいかなと。

記者:避難区域内でも例えば、海外の局のやつなんですけれども、避難区域内に入って取材した例、テレビで放映してるの見てるので不可能じゃないと思うんですけれども。

東電:あと私どもの作業がまず最優先というところがございますし、ご意見は、ご要望はお預かりいたします。ただお答えはなかなか●●ないということはちょっとお許し頂ければと思います。それは私の方でお預かりさせて。では本日の方はこちらまでということでよろしいでしょうか。すみません。バタバタいたしまして、申し訳ございませんでした。また引き続きましてよろしくお願いいたします。明朝は、明朝と言いましょうか、午前中、今日ちょっとまたお約束した時間から遅れてしまいましたが、目途としましては同様のお時間ですね11時と設定したんでしょうかね、そのお時間を目途にご連絡をしたいと思います。また何かあるようでしたら、これもまた別にご連絡をしつつ、こちらまでお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。