東京電力本店の記者会見テキスト(2011年3月31日11時50分から75分間)

東電:…また座らせてご説明をさせて頂きます。よろしくお願いいたします。そうしましたら、まず資料の方のご確認をさせて頂きます。一つは31日午前9時現在の●●ということで、発電所の状況などを説明しましたペーパーですそれから海水からの放射性物質の検出について、こちらは第11報ということで●●でございます。それから今回は空気中の放射性物質の核種分析の結果について、こちらは10報という資料になります。その他、モニタリングカーによります計測値、モニタリングカー関係の分析値ですね。あとプラントのパラメーターをお手元にお配りしていると思います。よろしくお願いいたします。それでご説明はまず空気中、海中のですね、放射性物質の分析に関してのこと、こちらからご説明をさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします。

東電:それでは海水の方の測定結果の方からご説明いたします。第11報で、昨日3月30日に採取しました測定結果をまとめたものでございます。資料を1枚おめくり頂きましてデータが出てまいりますけれども、最初が福島第一の5、6号放水口の北側、採取時間は8時40分の採取ものです。ヨウ素131の濃度が5.7の10の1乗ベクレルでございます。一番右に水中濃度限度の●●でございますけれども、1425倍相当ということで、それと次に同じ地点ですけれども、もう1枚おめくり頂きまして、14時15分に採取のものでございます。4.7、ヨウ素131について、●●で申し上げますけれども、4.7×10の1乗ベクレル。倍率が1177.3倍。続きまして、1枚おめくり頂いて、南放水口付近でございます。8時20分に採取のものでございますけれども、ヨウ素131が3.2×10の1乗ベクレル立方センチで、濃度限度ございますけれども、800倍。同じ地点の午後でございます。次のページですけれども、13時45分採取のもので、ヨウ素131が1.8の10の2乗ベクレルで、濃度限度との比較が4385倍。それでもう1枚おめくり頂いたところが福島第二の北放水口付近でございます。福島第一から10キロの地点、10時に採取のものでございますが、ヨウ素131が1.6ベクレルパー立方センチ。倍率が39です。それともう少し南の岩沢海岸付近でございますけれども、ヨウ素131が8.8×10のマイナス1乗、倍率が22.0倍。今まで申し上げました数値をですね、グラフにしましたものが次のページにございます。最初のグラフは横軸に採取地点を同じ日のですね、採取地点をもとにですね、データを示してございます。左側から1Fの北放水口付近、南付近、あと2Fの北側、2Fの岩沢海岸付近で、ご覧のような感じ●●でのもの。もう1枚おめくり頂いたところが北側、福島第一での採取ポイントでのデータの●●でございます。そのあともう1枚おめくり頂きになると、次のページが1Fの南放水口付近の海水濃度の数値でございます。ご覧いただきますように、一番上の赤いドットがヨウ素131のものでございますけれども、昨日が1×10のマイナス2乗といったところから、一旦昨日の御前では数値が下がりましたけれども、また1.0×10の2乗を超えるような数字になってございます。それと、次のページが福島第二の北側放水口付近での数字でございます。次のページが岩沢海岸付近での濃度ということでございます。引き続き、南側のですね、1Fの南側のところで濃度が高いものが含まれてますので、継続して観測、監視をしていくという考えでございます。よろしければ、続きまして空気中の構内で、空気中の核種分析の結果でございます。第10報で、これも3月30日昨日採取のものです。おめくり頂きますと表が出て参りますが、福島第一の西門の採取地点でございます。3月30日の2時から採取のもので、結果を下の表に記してございます。●●という区分ところで、ヨウ素131が●●×10のマイナス4乗ベクレルパー立方センチ。その右2つに濃度限度に対する比率がありますけれども、0.41。粒子状のフィルターに●●されましたものが表の下側のところに書いてございますけれども、ヨウ素131で1.9のマイナス4乗、比率が0.19という数字。次のページが福島第二での測定結果でございます。午前、午後のデータでございますけれども、ヨウ素131揮発性のものが8.1×10のマイナス4乗。比率が0.81。5号の最新のものは2.4×10のマイナス4乗で、比率が0.24という数字。粒子状のものは下のところに記してございますけれども、6.8かける10のマイナス4乗。5号機につきましては、1.5かける10のマイナス4乗。同様に次のページ、グラフに●●。最初のグラフが福島第一の測定の結果についてございます。●●福島第二での行ったもので、空気中の放射性物質の濃度の方は、ご覧のような推移になってございます。●●。

東電:ありがとうございます。大変なご心配とご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございません。私どもとしましても、引き続きましてこうしたサンプル調査をしっかりと実施して参りたいと思います。よろしくお願いいたします。ではご質問をお受けしたいと思います。挙手の上、お名前をよろしくお願いいたします。どうぞ。

記者:朝日新聞のタケウチと申しますけれども、1Fの南放水口付近の●●なんですけれども、●●上がったあと、●●て、●●が上がったということなんですけれども、その下がった上がったということの原因について考えられるようなものはあるのでしょうか。放出するには●●思いますけれども、天候も雨ではなかったと●●が、放水口から出るようになもの●●考えられるものはあるんでしょうか。

東電:濃度の方ですね、一度下がってまた高くなっているということですので、新たなですね、流入が、海水への流入というのが、可能性があるというふうに見るしかないというふうに思ってます。

記者:新たな流入というのは、これまでと同じような燃料由来のものか。タービン建屋●●そうことなんでしょうか。

東電:核種自体がですね、燃料、原子炉起源のものでございますので、そこはプールなのか、原子炉なのかっていうのはございますけれども、原子炉に由来したものであることには違いないと思います。ただどういうルートをですね、たどっているかっていうのはですね、まだ●●ことができていないという状況です。

記者:急激に跳ね上がっているというか、かなりの量が放出されていると思われるんですけれども、それだけの量が出ていること●●、放水口から出てる状況は見えないんでしょうか。

東電:確認することができません。

記者:何度も繰り返しなんですが、トレンチの、トレンチじゃない、ごめんなさい。タービン建屋の地下の核種分析であるとか、トレンチの方の核種分析であるとか、これやられるというお話があったと思いますが、その後いかがなのかということ。

東電:まだちょっとその分析結果が、分析に関してですね、確認ができておりませんで、また改めてご報告させて頂きたいと思います。

記者:採取はされましたか。

東電:はい。トレンチの方はですね、採取しまして、その分析をしてですね、そのデータを今評価しているところでございます。

記者:トレンチ採取されたのいつですか。

東電:昨日です。

記者:何時ころ?

東電:すみません。

記者:時間不明?

東電:はい。私が知ってないだけで、お知らせすることは。

記者:結果出るのってそんなに時間かかります?

東電:試料をですね、また福島第二に運びながらということもあるのと、データの中身をですね、よく見ているということもありまして、早ければ今日の午後にですね、●●ご説明できると。

記者:採取されたのはトレンチ1から3まで全部ですかね。

東電:トレンチのですね、1から3で、昨日1号●●2号と3号についてです。5、6のところは今ちょっと確認中でございます。

記者:ネイビー通信のタシロと申します。海水核種分析の結果についてはですね、プルトニウムの方はどうなるのかということと、水を介して●●ですね、水を介して海の方へ出て行くんですけど、プルトニウムはこういう場合にどういうふうに拡散というか、行くのかということと教えてもらいんですけど。

東電:土壌の分析に関しましては、先般28日の日にですね、3月の21日と22日のサンプルについてご報告させていただいておりますが。

記者:いやいや、海水の、海水の。今日のデータです。

東電:海水のですね、プルトニウムの分析についてはまだ検討中で、どうするかっていうのもですね、考えている●●です。まずはこの前お示ししましたその土壌のところに一番プラントからいった放射能があるであろうという敷地の土壌を3点設定しましたけれども、そこのプルトニウムの分析をですね、継続していこうということです。

記者:海水にどうした形でプルトニウムが漏れるっていうか、海水にプルトニウム汚染されているのかっていうのは別にわからないですよね。これはどういうふうな●●。そして一般的にこのような状況だと、水を介してどういうふうにプルトニウム拡散、拡散しにくいのかということ。

東電:一般的にプルトニウムがどう拡散するかっていうのは、すみません。知見が私どもが持っておりません。それで海水の測定ですね、今後していくかどうかっていうのは、持ち帰って●●。

東電:今申し上げた通りでして、一般的なプルトニウムの性状につきましては、所謂金属の粒子状のものですので、あと重金属粒子状のものですので、所謂揮発性の物に比べては放出しづらい元素というふうには理解しておりますけれども、ちょっとそれ以上具体的なところにつきましては、現在頂いている知見としてはその辺りです。あとじゃあ今後プルトニウムについてどういうふうに測定していくかにつきましては、やはり先ほどもありましたけれども、まず今選定した3点について、今後週2回測定を繰り返し、あとそれから以前に所謂ダスト中のプルトニウムについてもこれを測定する方向も含めて検討中と申しておりましたけれども、その辺りの今後の検討の進捗、それから今後のデータの蓄積を踏まえて、改めて検討していくことになるかと考えています。

記者:なぜ海水は調べないんですか。サンプル、試料をとるというのはなぜやらないんですか。

東電:それも検討して参ります。

記者:海水なんですけれども、そうやって断続的にというかですね、毎日のように少しずつ上がったり下がったりというふうな形で汚染広がっているみたいなんですけれども、それを止める、これはもう見ているだけというか、これを止めるための何か手段というのは講じるお考えというのは何かありますか。

東電:現状としてはその数値が出ているといったことだけでございまして、またその具体的な流出ですかね、その箇所の特定には至っておりません。ということで、またそれに対する対策、具体的な対策を講じているという状況にはない。また検討できている状況にもないということでございます。

記者:それに関連してなんですけど、流出箇所の特定とかそういうのは進んでるんでしょうか。具体的に何か。

東電:こういった数値を取りながらですね、検討を進めているというところでございます。ただまだ特定には至ってないという。

記者:海水の核種の分析なんですけど、南放水口の海水の放射能の合計を教えて欲しいんですが。何ベクレル立方センチになるのか。水中濃度は出てるんですけど合計値も教えて欲しいんですが。単純計算で19ベクレル超えているのかなという、それは通常●●と思うんですが、合計値の●●の評価を教えて頂きたいんですが。

東電:すみません。●●この数字を全部足したものが、検出されたのは全部●●でございますので、これを足したものがトータルの放射能●●ということになります。それで今のご指摘頂きましたように、通常運転中の炉水の放射能濃度、もちろん核種は違いますけれども、がちょうど数百ベクレル、200ベクレルくらいでございますので、大体オーダーは同じくらいですけれども。

記者:通常時の原子炉水と同じくらいの量という。すみません。念のためその合計値。

東電:濃度でございます。

記者:念のため合計値を教えて頂けますか。単純計算で足すだけっていう話なんですが、間違っていてもあれなので。

東電:至急計算して。後ほど数字はじゃあ別にお示しさせて頂きたいと思います。

記者:●●ですけれども、IAEAが放射能がですね、福島第一の40キロくらい離れたところにもあるというふうに言ってるんですけれども、20キロ以上に避難の区域広げるつもりはありますか。

東電:避難に関しましては、私どもというよりも国の方のご判断で●●を頂いているというふうに認識しております。ですので、ちょっとその辺のIAEAさんの数字等、私ども把握しておりませんけれども、そういったものをもとに今後そういったものをお考えが出てくるのかなというふうに思います。

記者:●●2号機に関して比較してみたんですけれども、先ほど原子炉の中の水と●●の中の水が、これ見ると燃料プールに注水する●●はなくて、注水を注入する●●、また●●けれども、これは25、29、30の定点はあるように見受けられるんでけれども、●●は●●。

東電:すみません。ご確認頂いているのは過去の2号機の注水●●をご覧になっていて、それとこの数値照らし合わせてそういう感覚を持たれているということですね。

記者:はい。原子炉への注入については、どういう理由で、どういう時間●●書かれていないので、それについてお尋ねしたいんですけれども、プールについてはなんとなく相関関係が見えるんですけど、●●。

東電:すみません。わかりませんけれども、そういう可能性も、時間●●もすると思うんですけどもそういう可能性も否定はできないかと思います。例えば3月30日は4号機で放水をしておりますけれども、サンプルを採りましたのがいずれも放水をする前の時間、放水時間がですね、14時4分から18時33分まで、4号でということだったんですけれども、今回試料を採りましたものが北側では8時40分と14時15分。あと南放水口では8時20分と13時15分ということで、放水、少し前の情報なんですが、そういう時間なので、いろんなサンプルが考えられると思いますので、必ずしも放水したものがすぐ●●するということではないかもしれませんので、時間の遅れなどもあるかもしれませんので、可能性、関連っていうのは否定はできません。

記者:そういう可能性、例えば流量は蒸発する量か、入る量その●●イーブンになるようにやっておられると思いますけど、出る量が●●で汚染されている量を逆算するときに、●●。

東電:今のプールの方に関するご質問ですかね。まずプールの方ですけれども、やはり蒸発で失われる量を補う程度の注水ということで考えています。基本的にはですね。その失われる量に釣り合う程度の注水ということで、判断材料として、これ以前ちょっとだけご説明しましたけれども、注水を行いまして、プールの水が満水に近づいてきますと、これはプールからオペレーションフロアに溢れないために隙間サージタンクという多少プールよりも水面が低いところにある別タンクに水が落ちるような、そういう設計にしています。そちら隙間サージタンクの方の水位の変動を確認して、隙間サージタンクの方の水位が変動見られたというのをもちまして、注水量を把握していると、そのような方法をとっているところでございます。あとそれから追加ですけれども、原子炉の方への注水ですけれども、こちらは燃料の発熱が、発熱量としては低下傾向ですけれども、続いていますので、それに応じた注水をしております。こちら継続的な注水です。

記者:私の聞き方が悪かったのかもしれないんですけど、注水量●●サージタンクではなくて、注水した量と所謂放出されてる量が●●的に相関しているんじゃないかという質問です。

東電:それでまず、プールの方につきましては具体的な相関が見受けられているところまではいっておりません。あと原子炉につきましては、こちらは継続的に注水を行っておりますので、そこで今出てる情報でこれくらいを注水しているということを申し上げようと思っているところですけれども。一応申し上げましょうか。結構です。わかりました。

記者:プール●●ですけれども、一見相関しているように見えますが、そういう認識は今のところないというそういう理解でいいでしょうか。

東電:一番最寄り、昨日の時点につきましても、昨日プールに注水を行った時間帯というのは昨日このサンプリングのデータをとった時間帯よりもあとの時間帯で注水を行っているというところでございますので、もちろんさっきもちょっとありましたけれども、じゃあ原子炉あるいはプールからそれぞれ時間遅れをどの程度と見るかという話に関連している可能性は、これはあると思います。ただしそこがなかなか把握できないところでございまして、なかなか●●のあるといいますか、信ぴょう性の高いご説明がしづらい状況ということです。あと。

記者:一番線量が高い2号機との相関もないというそういう理解でよろしいんですか。3号機についてはないとおっしゃいましたけれども、2号機、25日、26日についてもそういったお考えはないというそういう認識でよろしいでしょうか。一番線量が高いのは2号機だと思うんですけれども。

東電:一番最近の実績としてはそのように考えています。あとそれから、プールの由来か、それとも原子炉の由来かにつきましてですけれども、海水から計測されていますそれぞれの核種の傾向を見てみますと、だいたい日によってそれぞれの核種ごとの検出されてるベクレル数の傾向にそれほど差はないかと思っています。例えば1Fの南放水口ですと、ヨウ素131が一番高くて、その次にコバルト58、セシウム137があり、後セシウム136等がずっとそれぞれの核種が、の傾向がありますけど、この中に比較的半減期の短いヨウ素131も含まれているというところもありまして、プールというよりかは原子炉由来のものではないかと推定を行っているところでございます。

記者:ごめんなさい。何度も先ほどから申し訳ないと思うんですけれども、私の質問は2号機の所謂注水機能の相関関係はあるのでしょうかという話なんです。

東電:現状としてはですね、繰り返しになってしまいますけど、そこまで把握っていうんですかね、相関関係をわかっているという状況ではありません。ただご指摘のような内容も含めて今後の、すでにやってきてることもございますけども、原因を追究していく中でご指摘のところも含めてですね、今調査を行っているということでご理解頂ければと思いますけれども。

記者:相関はないというふうに。

東電:現状としてはそこまで、最終的に行き当たっているという状況ではありません。申し訳ございません。

記者:テレビ朝日の●●です。1号機のトレンチに関してお伺いしたいんですが、水位が1メートル下がった、排水の結果下がったということなんですけれども、それについて確認しているのか。それから排出先というのは水中か。

東電:大変申し訳。一旦ですね、こちらの海水の関係のお話をさせて頂いたあと、もう1回設備の状況などお話させて、大変申し訳ありませんけど、よろしいですか。では一旦この海水の関係、●●ですけれど、いかがでしょうか。

記者:濃度が昨日からさらに上がってるのが気になるんですけれども、このまま上がってった場合ですね、あるレベルまでいくとさすがになんらかの緊急措置を講じなきゃいけないみたいなですね、そういう非常事態的な水準とかなんですけど、そういうレベルって、どのくらいのレベルを今想定していらっしゃいますか。

東電:想定のではないんですけれども、今お示ししている水中の濃度限度っていうのが、先ほどもご質問ありましたが、3カ月間のこの濃度が続く、3カ月間これを超えるようなことが内容にしろっていうのが法令の中で決められている数値でして、この濃度の水と1年間飲み続けたとした場合に、1ミリシーベルトに相当する線量だということになりますので、まだ時間は1年間というふうにはなってないんですけれども、非常に高い濃度になってますので、こういう濃度がですね、長い期間続くっていうのは問題があるというふうには大変認識しておりますけれども、瞬時に今当該エリアの水も含めて●●という状況になりますので、●●これをきちんとということも●●、直ちにはないと思うんですが、それが長く続きますと海産物への影響なども出てきてですね、そういうところが一番心配に思っています。現状において●●直ちに影響があるっていうことではないかと思うんですけど、非常に、考えているところです。

記者:●●1万倍とかね、そうなっていった場合に、いくら短期的には●●さすがにでもちょっと高すぎる、あまりに高すぎるとどういう影響が考えられるかっていうのは、非常に不安になると。そこの目安なんですけど。例えば1万倍とか2万倍とかきちゃった場合に。

東電:どのような方法があるかわからないですけれども、それを広げないようなですね、措置ができるかとかですね、そういうことも考えなければいけないんではないかなと。

記者:要するにタンカーのものは●●、●●っていうは、要するに●●海岸線からある一定のところでバリアを●●そういうこと●●。

東電:今●●ないんですけれども、専門の方とか有識者の意見なども聞いて、そういうことを検討してかなくちゃいけないっていうふうにわかっております。

記者:海外のですね、過去の●●防止できた事例っていうのは何かあるんでしょうか。

東電:すみません。私は承知してません。少なくとも●●わかっておりませんので、調べて●●。

東電:繰り返しになってしまいますけど、本件に関しては私どもの認識もございますけど、やはり多くの方のご意見なども、学識経験者の方みなさんのご意見を頂きながら、どういう対策が講じられるかということも含めてお話をさせて頂きながらですね、とるべき道を探していきたいというふうに思ってます。

記者:すみません。確認なんですけれども、福島の発電所から南の方向に向かったところに例えばそこに漁協であるとか自治体であるとかいうの、こういう状況というのをできてるというのは、連絡等はされてますでしょうか。

東電:データに関しては、自治体さんを通じてお知らせさせて頂いているというふうに、ことになっていると思います。

記者:何か反応みたいなものは。

東電:すみません。反応まではそことれておりませんで、申し訳ございません。ちょっとこの場ではご紹介できない状況です。

記者:そういうちょっと、もうちょっと今これ付近でやってますけど、もう少し離れたところ、海のモニタリングみたいなのは考えてらっしゃいますか。

東電:沖合にですね、もう少し、今海岸にかけて採っておりますので、もう少し沖の方に今想定してますのは15キロ地点の海水を採って分析をしたいっていうことで、その準備を、準備と言いますのは、●●含めの調達ですとか、ということを今やってるところでございます。できるだけ早く外の状況も確認したいと思っています。20キロ以遠のところにつきましては、文科省さんが採られてるデータっていうのがございますので、そのもっと内側のとこになりますけれども、発電所からの外、海の外への影響というところですね、もう少し把握できないかというのを準備をしているところでございます。

記者:確認なんですけれども、●●濃度限度っていうのはこれ1年間飲み続けると、1ミリシーベルトっていうことなんですよね。そうすると4385倍っていうことは、これを1年間飲み続けると4385ミリシーベルト被曝するっていうことになるわけですよね。1年間のみならず、やっぱり1週間とかでも仮に飲んじゃったら大変な水になると思うんですけど、ここもまずいという認識がどこか感じられないんですけれども、要はこれを止める術をこれから検討するような話ですけど、今まだ検討してないんですよね。そもそも今何かここに流れ込んでいる水っていうのがあるかどうかっていうのは、把握されてらっしゃらないんですかね。

東電:そうですね。現状としては、講じる手段ができているという状況ではございません。ただ少しでも早くですね、突きとめて何らか効果が出る手段を考えたいというふうに思っております。すみません。切迫感がないというふうに伝わっているようでしたら、大変申し訳ありません。そういうことではございませんで、私どもとしてはできる限りの調査をし、手立てを考えていくことにしたいというふうに思っている状況でございますけれども、いかんせん、すみません。最終的な放出箇所というところの特定に至っておりませんで、このような状況のご報告という形になっております。

記者:すみません。

東電:ちょっとお待ちください。

記者:汚染された水を貯める施設を敷地内に設置を検討しているということなんですけども、その後具体的に進んでいるかっていうことを。

東電:検討の対象に入ってるということは聞いておりますけど、まだ具体的にこれこれこういう内容ということをちょっとお示しできる段階にはないというふうには聞いております。

記者:あともう1つ、タービン建屋の地下に溜まってる水なんですけれども、その後排水の作業っていうのは現状どこまで進んでいるんでしょうか。それと今日の予定を。

東電:ちょっと繰り返しになって恐縮、もう1回ですね、一旦この海水と空気中の放射線の関係を終えてからですね、作業状況などご説明したいと思ってまして、ちょっとお待ち頂いてもよろしいですか。申し訳ございません。

記者:関連ということなんですけれども、今言われた排水のですね、●●とか、例えばもうタンクローリー車を使うとかそういう。

東電:こちらの関連のお話ですね。

記者:はい。

東電:すると、一旦ですね、恐縮です。空気中、大気中の分析の結果ご説明させて頂きましたので、いかがでしょうか。こちらの。どうぞ。ちょっと後で後ほどもう一回ご説明させて頂きますので。

記者:●●教えてください。放射性物質の●●のを●●の会見でもあったと思うんですけれども、今回●●。それからだいぶ前に●●が、柏崎刈羽●●所謂その汚染水そのまま海に出ないように●●壁を作っていうことが●●されていたと思うんですけれども、その点についての●●この回答まだ頂いていないので●●。

東電:後ろの方のご質問は一旦回答させて頂いているというふうな認識でおったんですけれども。

記者:●●。

東電:そうですか。じゃあもう1回あとで、個別にご連絡させて頂いてよろしいですか。前段のお話に関しましては、昨日お話をしました飛散、粉塵の飛散防止の散布ということでお話ですか。

記者:●●。

東電:そちらの話につきましても、まだ具体的にこれこれこういうふうにというお示しできる段階にはありませんでして、ただし所謂飛散を防止するだけではなくて、それ以外のものについても飛散放出を防止するための策ということですので、それは海水に対する放出の防止に繋がるものとは考えております。ただ具体的にちょっとまだご説明できる段階にはありませんでして、申し訳ございません。

記者:●●。

東電:放水口のところに具体的にどういう方策を講じるかというところに限った検討ではないというふうに理解しています。

記者:●●。

東電:まず飛散放出を防止する、低減する方法を検討する。これも必要です。あとそれからじゃあどこからどういう経路でどういうふうに放出されているのかということを突きとめていくこと。これも必要だと思っております。それぞれ検討はやっているんですけど、まだお示しできる段階にはなっておりません。

記者:突きとめるまでは要するに、言い方は悪いですけど、垂れ流せざるを得ないというそういう理解でいいんでしょうか。

東電:検討の段階でですね、事前にできるという方策があれば、またそれはそれで検討していくというふうに思います。ちょっとこれまでそれができてないですけど。

記者:●●。

東電:はい。今その策として挙がってきてるものは聞いてございませんのですが、わかればまたご説明させて頂きたいというふうに思います。

東電:それでは一旦こちらご説明。

記者:朝日新聞のカナイですけれども、これ当初海水のサンプリングってどれくらい出てるんだろうっていうことで、検査するのは当然だったんですけど、その後拡散の方法がどのくらいいくんだって考えるんだったら、沖合1点じゃなくて線上で採るのが普通でしょうという話をしたら、はいそうですって話があって、その後検討しますって言ったんですが、1か所だけを採ると。だから拡散についても中途半端だし、例えばプラントからの流出を考えるんであれば、検出いかんっていうのをもっとこまめにして、時間と所謂プラントの運営等を関連づけるような調査をしてかなきゃいけないのに、そういう観点での調査がなされていないし、これがいったい何をしたくてこのサンプリングをしてるんですか。

東電:ベントとですね、●●ができてないのは、分析が足りてないっていうことだと思います。申し訳ございません。それと拡散の影響を見るということで、線上で15キロ地点と今想定してますけれども、そこを丹念にですね、何点か採取しようというふうに考えています。

記者:それはだから縦のラインだけですよね。線上と言っても。

東電:そうです。

記者:方向は1方向しかないわけですかね。

東電:沿岸から沖合に15キロくらい離れたところを北から南に何点か採っていくというふうに考えています。

記者:時系列の方はどうするんですか。

東電:今ここで、すみません。答えることはできませんけれども、今あるデータとですね、●●等をですね、先ほどもご指摘頂いておりましたが、よく見て、採るタイミング等をですね、考えていきたいと思います。

記者:先ほどからその線源との関連があったんですけれども、それを突きとめるんであれば、頭で考えるんじゃなくて、データとつき合わせてですね、考えていかなきゃいけないのに、そのデータがないのにどうやって考えていくんですか。

東電:頂きましたご意見は、すみません。また●●して申し訳ありませんが、そういうことも含めてできることを私どもとして検討して参りたいと思ってます。現状としてそれがお示しできてないというところは事実でございまして、この現状をお伝えするしかないんですけれども。

記者:だから別に今説明しなくてもいいんですけど、今後どうやっていくのかっていうところを私は聞きたいだけで、所謂線源を突きとめるんであれば、このサンプリングをどうやって活かしていきたいのかっていうその方針をちゃんと組み立てて、説明をしてほしいということです。

東電:またこういった場でご説明させて頂きたいというふうに思います。

記者:●●やってると思うんですけれども。

東電:はい?

記者:NRC、●●どういう提案とか●●今じゃなくてもあれば。

東電:NRCさんに対しましてはですね、繰り返しになっちゃって恐縮なんですけど、ちょっと一旦じゃあこの場でその海水と大気中のお話に関してはここまででお話。

記者:海水ちょっともう1問。毎日新聞のヒノですが、かなり拡散というか流出が続いている状況の中でですね、生物への影響にっていうものに対する調査っていうのは考えてらっしゃるんですか。例えば海藻類とか魚介類。海藻なんか定住してるものはかなりあると思うんですが、それからあと魚は回遊してるのでそんなに影響あるかどうかわかりませんが、もうそろそろそういう段階に来ているのかなという気もしますんで。これは東電さんで行うということを検討しているのかどうか、ちょっと教えてもらえませんか。

東電:海産物の試料の測定ということも考えなければいけないっていうふうに今思っているところです。

記者:それを具体的に検討してる?

東電:まだいつどういうものを採ってというところにまでなってませんけれども、これまでの期間ずっと検出されているっていう状況にありますので、それがどの程度影響があるかっていうことは当然把握しなければいけないっていうふうに思ってますので、どのタイミングでその試料が採れるかっていうことまで今お示しすることはできませんけれども、必要性は感じています。

記者:例えばわかめとかホンダワラとかそういった定住な海藻とかを中心に試料を採ってサンプリング調査するってことで考えておられるということですね。

東電:そこも具体的にはまだ決めてませんけれども、定常的に事故の前から採っている試料っていうことのバックグラウンドのデータがありますので、そういう指標となるような海産物を採ってですね、それと比較するっていうのは、そんなものになるんじゃないかと思ってます。

記者:ホンダワラとかそういうことになるんですね。

記者:すみません。その関連なんですけど、汚染、要するに毎日これだけの量出してるので、しかも昨日、今日の話じゃないですよね。もしマンパワーがないんであれば、何度話出てますけれども、第三者に依頼するであるとか、そういったことというのは全く考えてらっしゃらないですか。考えてないとすれば、なぜ考えてらっしゃらないのか教えて頂けますか。検討するとか言ってる段階でないと思うんですが。

東電:すみません。繰り返しのお答えになってて恐縮です。同じ言葉になってしまいますが、検討するといった、検討とかですね、外の方の力を全く借りないとかっていうことも断定ができるわけではなくて、そういうものも含めて色んな検討を今後させて頂きたいというふうに思っております。

記者:●●ですけれど、原子炉由来の水だっていうこと●●ですけれども、原子炉由来の水、原子炉からのどこから漏れ出してるかっていう、溜まり水がなくならないっていう話●●けれども、いつ頃●●するのかっていう。

東電:すみません。まだちょっと時間を見通すっていう、見通す時間ってなくて申し上げられない状況でございます。

記者:●●。

東電:すみません。そちらに関しましてもできるだけ早くとは思っておりますけど、この場でお答えができないという状況でございます。申し訳ございません。

記者:海水注入対策などについては、後で●●色んな対策があって、同時進行的にやってると思うんで、その進捗状況が●●もう一回進捗状況公開してくださいと●●。

東電:では少し含まれるところあるかもしれませんけど、こちらのご報告に関しましては、ここで一旦させて頂きまして、本日の、引き続きましてですね、本日の作業ですね。先ほどですね、すみません。総ベクレル濃度、足し算ですね、こちらのご要望頂きました。まずちょっと一旦ここで、すみません。読み上げさせて頂きます。第一の北側ですね、3月30日8時40分の数字です。9.1×10の1乗ベクレルパー立方センチメートルですね。それから3月30日、北側の3月30日14時15分です。7.5×10の1乗です。それから第一の南放水口ですね。3月30日8時20分、5.1×10の1乗。それから第一の南、3月30日13時55分、ここが一番ご要望のとこだったと思いますが、2.9×10の2乗。2.9×10の2乗でございます。それから福島第二の北側です。3月30日の10時、こちらが2.4という数字。それから第二の南、岩沢海岸ですね、3月30日の9時5分、これが1.3ベクレルという数字になっております。

記者:●●今特に●●、これここに出てるこれの●●合計という。

東電:合計値ですね、はい。

東電:じゃあその日々のですね、作業状況等も含めまして、先ほど色々お話を頂きました作業なども含まれております。

00:49:00

※4秒間記録なし

00:49:04

東電:…そうしますと排水の状況でしたですか。

記者:●●も溜まっていっちゃうっていうことで。タンクローリーを手配するとかね、例えばコンクリート●●ですね、遮蔽する場合にはもうすでに手配しないといけないと思うんですけれども、そういう手配●●っていうのはあるんですか。

東電:その件に関しては色々報道等を通じて色んなお話が出てるようですけれども、決まってる動いてるっていう情報はまだ聞いてるものではありません。色々検討しているという段階のものが、お話が出てるというところがですね●●。

記者:●●。

東電:決まりましたらば、そういう手配を進めていくということになると思いますけれども、現状として私ども確認しているものではありません。

記者:それとフランスの会社来てますけども、この処理技術の何か得意な分野があるんですかね。何か公開されてる●●。日本にはない特別な技術があるのか。

東電:そちらの方に関しても得意な技術っていうことでお聞きしてるわけじゃございませんけども、アレバさんの方でもですね、ご支援の話ってのはアレバさんの話かと思いますけれども、今後そういうタービンのですね、タービン建屋の地下の高濃度の溜まり水に関しての色々ご協力とかアドバイスだとかそんなものも頂けるようにしておりますので、これからお話を頂いて検討の方を進めていきたいというふうになるかと思います。

記者:特に知らないようなすごい技術があるってわけじゃないですよね。

東電:すみません。それはちょっとこの場で私ども申し上げられる●●ないんですけれども。

東電:それからちょっとパラパラとなっちゃって恐縮ですけど、海外のお話で、先ほどNRCとの情報交換というんでしょうか、会談というようなお話に関しまして、頂きましたけれども、昨日じゃなくて3月の29日の日にですね、NRCの委員長がいらしてというふうに聞いております。具体的な支援要請というところはまだ詰まったわけではございませんけれども、タービン建屋に溜まっています高線量の水の処理、それから注入しました海水により塩分に対する対処方法等につきまして、意見交換を行うととにですね、今後も効果的なサポートの申し出を頂いていくっていうふうにお聞きしています。ですので、これからその件に関しまして、情報頂きまして、ご支援を頂けるものというふうに認識しております。それから先ほどご質問を頂いていたのは、すみません。失念しちゃって。

記者:●●1号機のトレンチの水位が1メートル下がってきてるという、原子力保安院の方で発表したそうなんですけど、それ確認されてるかというのと。確認なんですが、この水っていうのは集中環境施設の貯蔵タンクって●●ことでよろしいんでしょうか。それからその集中何とか施設のタンクの容量について●●なども出てるかもしれませんけど、改めて。

東電:今1号機のですね、トレンチ内●●移送状況でございますが、本日の朝ですね。8時56分に廃棄物処理設備の●●貯槽、こちらに移送を開始しております。現在移送中という状況だと思いますので、水位がどのくらい下がったかという情報はまだ今来てございませんけれども、これによって下がったものというふうに考えております。貯槽の容量でございますが、ペレットの貯槽はですね、800立米の槽がございます。現在約200立米のペレットが中に入っていまして、残り600ございます。この600立米の中にトレンチ内の水を移送するというふうでございます。

東電:よろしいでしょうか。先ほどちょっと、すみません。私ご質問頂いた途中で遮ってしまったのはよろしかったですか。

記者:タービン建屋の地下の溜まり水の廃水の進捗状況を聞いたんですけど、次のって聞いてますので、いいです。

東電:それではご質問ございましたらば。はい、どうぞ。

記者:手計算で、これも出てる話だと思うんですけど、タービン建屋の地下のですね、この溜まり水っていうのはどう見てもこれ3基合わせると万単位になる。1万との超えることはおそらく確実かなと思われるんですが。そういう見通しでいいのかどうかということと、あと昨日1号機の復水器は結局満タンになったということで、2,3についても玉突きで作業されてらっしゃいますけど、復水貯蔵タンクに直接建屋から移送するということを具体的に検討し始めてるのかどうかということが1点と。それからあと仮に今報道されてるように、通りであれば、タンクへ、外部タンクなりにですね、外でのタンクというのは急いで作らないといけないという状況だと思うんですが、この手続きっていうのはたぶん設置許可申請、変更申請がたぶん必要になると思うんですが、これの簡略化とかについて、保安院と具体的に話してるのかどうか。話さないとたぶん間に合わないんじゃないかと思うんですが。その辺のちょっと検討状況を教えて頂けませんか。

東電:まずですね、タービン建屋の地下の放水量でございますけれども、こちらにつきましてはですね、全エリアがたぶん水没してるような関係で●●思いますけれども、今全エリアが水没してるわけではなくて、部分的な水没になっております。ここもですね、確認がすべてはとれていない状況です。なので、今のような一番●●としますと、万単位になろうかと思います。こちらにつきましては、今後の進捗によって●●明確になってくると。それから排出の計画でございますけれども、現在1号機がタービンの復水器が満水の状態になっています。それで復水貯蔵タンクを空けるという作業を今後やろうとしていまして、現在待機をしているんですが、2号3号の作業と関連してますので、まず2号3号の状況を●●いたしますけれども、2号につきましては、復水貯蔵タンクからですね、サプレッションプール水サージタンクございますけれど、サージタンクの方に移送を開始しておりまして、それが29日の●●が、昨日の夜の段階では、今日の夕方頃終わるだろうということでご報告をしておりますが、どうやら明日までかかりそうだというふうな情報が来ております。時間につきましては、未定でございます。3号につきましては、本日のですね、朝8時37分に移送が終了しております。こちらが終了いたしましたので、1号機のですね、復水貯蔵タンクからサプレッションプール水サージタンク、こちらに移送する準備をしておりまして、午前中、朝の9時の段階でですね、まもなく送水できるという情報でしたので、午前中には送水を始めているのではないかと思いますが、そちらも開始したという情報はまだ私のところには届いていません。ですので、復水貯蔵槽につきましてはですね、現在3号が空きました。2号については、今移送中で空けるという、1号についてはこれから空けますということになってます。直接床の水をですね、このタンクに入れるかどうかにつきましては、復水器の中の水の状況との関連になろうかと思います。そちらにつきましても検討してはおりますけれども、確定したという情報はまだ聞こえておりませんので、直接入るのか、復水器側に入れるのかっていうところはまた●●。

記者:あと外部タンク、敷地内の仮設タンクですか。

東電:●●ありますけれども、ちょっと設置許可の絡みについて今どのような状況になってるかっていうのは把握していないんですが、1つは仮設のタンクであるということからですね、●●は今●●どうかで判断していくと思いますけれども、●●にはたぶん●●の中に設けるのではないかなというふうに思います。こちらあくまでも確認とったわけではないので、一般論で仮設を作る場合と、●●作る場合はですね、特別に許可を取って行くということではないかと。

記者:東電側としてはそれを希望するということですか。

東電:そうですね。希望するといいますか、とにかく貯めるものをですね、準備するということで対応していますので、今も原災法が適用されている状況ですので、その緊急事態の中でですね、どこまで対応できるかっていうのは相談していく必要があるかと。

記者:復水器からの移送の開始、3号機で確認なんですけれども、今日の午前9時2分、9時の頃の段階で復水貯蔵タンクからサージタンクへの移送が終了したっていう。

東電:3号機ですね。3号機はですね、今日の9時の段階で確認したところ、本日の8時37分に終了しているようです。

記者:復水貯蔵タンクからもうサージタンクの方に全部入っちゃって。

東電:もう全部移動をして、今復水貯蔵タンクは空の状態になっています。

記者:そこからのタービン側からの玉突きのっていうのは始まってるんですか。

東電:こちらについはですね、ちょっと今確認とれておりませんので、それについては確認とり次第、ご連絡したいと思います。

記者:TBSのワタナベですけれども、今日アレバ社の方が経産省の方に来るようなんですけれども、東電の方には何時くらいに来るとか、どんな話をするとか、そういう話はしてるんでしょうか。

東電:いらっしゃるんじゃないかということですが、ただ緊急にお見えになるということなもんですから、まだしっかりとした日程等はお聞きできておりません。というのが現状でございますね。

記者:もう来てますよね?

東電:東電にですか。ちょっとすみません。そのスケジュールに関しては、緊急にいらっしゃるんで、しっかりとしたものはできてなくて。

記者:今2階っていうか、内閣府とかとアメリカ●●あれ何の会議なんですかね。

東電:すみません。ちょっとその辺私も承知してなくて。先ほど入ってきた段階では、その情報はまだ来ておりませんでした。

記者:だから来てましたよ、アレバさん。

東電:すみません。ちょっと後ほど確認をいたします。

記者:先ほどの確認を1つ●●なんですが、午前9時●●復水器から復水貯蔵タンクへ送水ということですか。

東電:1号機ですか。

記者:いや、3号機です。

東電:3号機はですね、●●の復水貯蔵タンクからサプレッションプール水サージタンクへの移送は28日の17時40分から開始しておりまして、本日の8時37分に終了しています。これから移送しようとしているのはですね、1合機です。1号機の復水貯蔵タンクからサプレッションプール水サージタンク、こちらに移送することをこれから始めるということで、今日の9時の段階で、まもなく送水ができる状況になるというようなことでございまして、送水が始まっているかどうか、そのような状況かと思います。

記者:あとすみません。質問なんですが、1号機は排水がですね、復水器が満杯になってそのまま●●なんですけれども、棒を指していると思うんですけど、その水位が増えたとか減ったとかっていうその変化って●●。

東電:今日確認している段階ではですね、今日の9時段階です。水位の変化はないということですので、送水を止めてから変わっていないということでございます。

記者:ブルームバーグのナカヤマですけど、NRCとお会いになった東電の方どなたがお会いになったか。

東電:NRCさんとは ですね、今からお会いさせて頂きます。当社会長の勝俣がこの時点でお会いさせて頂いております。

記者:昨日29日って●●か。

東電:29日でございますね、はい。一昨日になりますか。

記者:それとですね、●●ですけれども、IAEAの●●の●●ていう方、第一で再臨界が起きてる可能性があるかもしれないので、その●●再臨界っていう言葉をですね、聞いたんですけれども、これについての東電さんの見解がありましたら。

東電:現状東京電力におきまして、再臨界が実際に起きたという判断をしているわけではございません。ただし、これは当社として指示文書を受けておりまして、再臨界に関する指示文書を受けておりますので、今後それについてもお答えしていくということになるとは考えております。

記者:再臨界の指示文書っていうのはどういう。

東電:ちょっと今月前半の段階で一旦指示文書を頂いていますので、その内容についてちょっと改めて説明したいと思いますけど。

記者:今の時点で、再臨界、判断して調査をするということは、IAEAの●●に関しては、東電さんとしては確認されてらっしゃらないということだってことと、それはその言葉っていうのも確認されてらっしゃるかどうか。ないしはトレンチ行って調査というか、●●。

東電:そこのところはすみません。また確認しましてご報告させて頂ければと思います。

東電:今私どもとしてそれを具体的に聞いているわけでございませんので、ちょっと確認次第にさせてください。

記者:毎日新聞の●●です。水の排水の方法なんですけれども、タンカーを使うとかそういう話も出てるんですけど、一番現実的なのというのは、さっきお話していた仮設のタンクを作ってそこに貯めておくというのが一番現実的な。

東電:現実的というよりむしろ、実行に移させて頂いているのはそこのお話だということですね。

記者:これ移していく?

東電:今タンクに移していると思うんですよね。

記者:仮設のタンクを使って●●。

東電:まずタンクでございますけれども、仮設のタンクということで想定しているのは事実でございますけれども、こちらをですね、どこに設置するとかですね、どのくらいの容量、●●ということを今まだ検討しているところで、まだ特にいつ頃できるということまでまだお答えできるような状況にございません。あとタンカー等のですね、タンカー、タンクローリー等の容器を持ってきて使うということも昨日の勝俣の会見でも使えるものはぜひ使っていきたいということがございますので、そういう検討は進めているところです。あとタンカーになりますとですね、海側からのアクセスということもございまして、実際近寄れるのかどうかというところの確認も必要になってきています。現在、津波の影響も受けておりまして、港湾のですね、水深がどの程度になってるかというのは今確認がとれておりませんので、そこに大型船が入りますと、座礁等のバランスもございますので、そちらの確認が必要になってくると思います。そういうところも踏まえてですね、まず何ができるのかという色んな単位の検討をしていまして、その中でとにかく早くできるものをまずやっていくとってな状況ですので、まずその一歩が進んだところでですね、また計画もお示しできると思いますので、その都度情報としては発信していきたいと思います。

記者:すみません。関連することが、緊急性としてはとにかくステンレスのような容器さえあれば、処理できなくなって●●、ステンレスならタンクで漏れ、密閉されているようなものがあれば、まずそういうものが必要ということですよね。

東電:そうですね。まず外に漏らさないようなですね、しっかりした入れ物ですね、こういうものが準備できて、あとは線量によると思いますけれども、仮設でも遮蔽を設けてっていうようなことが必要かと思います。

記者:じゃあ例えばタンクローリーみたいなやつを、そういうの簡単に作れるものなんですか。作れないですよね。ステンレスのデカイ容器。

東電:そういうものでどういうふうにですね、やって早く作るかというところを今検討しているところですので、どの方法がいいのかというのはちょっと今、ステンレスで作るのか、それともプールのようなものを作ってですね、防水性、●●そういう方法もあるのかとか、そういう色々な方法を今検討しておりますので、これがっていうような決まったものは今。

記者:まず仮設のステンレスのタンクなり作るなりして、それだけだとちょっと怖いわけですから、その後しばらくして、そういうものに入れた場合にはコンクリートで遮蔽していくっていうことになるんですかね。

東電:そうですね。コンクリートですとか、●●ですとか、簡易なもので考えれば土嚢を積むとかですね、そういうようなものが考えられると思いますけれども、これからその中で色々準備を進めていくというような状況になろうかと思います。

記者:共同通信のウエダと申しますが、保安院の方では1号機のトレンチの立坑で1メートル水が下がったという話が出てるようですけれども、その辺りは。

東電:先ほどお話をした状況で、特段こちらの方での変化はないということでございますね。

東電:まずですね、今そこの●●としては、先ほどお話した1号機の立坑の水をですね、移送始めております。●●先ほどご紹介したんですけれども、本日の朝8時56分、8時56分にトレンチの水を●●の排水処理建屋にありますペレットの貯槽、こちらに●●しておりますので、それによって低下しているものというふうに考えてございます。ただ今どのくらいまで下がったかという情報がまだこちらでは受けていませんので、保安院さんのおっしゃってる1メートルなのか、それより下がっているのかということはちょっと今とれていない状況でございます。

記者:●●今おっしゃった●●ども、例えば第二原発の方にそういったものを運んで●●処理をして所謂●●そういう計画はあるんでしょうか。

東電:今搬出をして処理をするというところの検討については、今ちょっと状況どうなってるかっていうのは確認とれておりませんので、ちょっと確認をさせて頂きたいと思います。処理の方法としてはですね、サイト内、発電所内で健全なものを使う方法もあろうとかと思いますし、今おっしゃったような外に移らすっていう方法もあろうかと思います。その辺は検討を今進めているところというふうに考えておりますので、その辺もちょっと整理してですね、状況をまたご報告したいと思います。

記者:5,6号機の●●。

東電:5,6号機につきましては、5,6号機用のですね、排水処理設備がございまして、ここの健全性については今まだ確認がとれていない状況でございます。

記者:度々すみません。テレビ朝日の●●です。IAEAの土壌調査の関係なんですが、●●でやった結果、1平方メートル当たり0.2から最大で25メガベクレルという単位が検出されたということなんですけれども、すみません。私の手元にこの25メガベクレルというのがどこから来たかというのは●●ないんですが、もしこれが出たとして、一般論として●●避難をする必要があるのかどうか、見方をお願いします。

東電:私がそのデータをよく確認してきてないのと、あとどのような変化が一緒にされてるのかっていうのを承知してませんので、ちょっと今はわかりません。ただその放射性物質を、すみません。データが確認しないとちょっと何とも言えません。

記者:25メガベクレルっていうこの数字についてはどうお考えですか。素人なんで申し訳ありません。評価がよくわからないんですけれども。

東電:すみません。ちょっと確認させてください。もう公表されているデータということですよね。

記者:すみません。●●仮設タンクについてなんですけれども。

東電:はい?

記者:仮設タンクについてなんですけれども、陸上と海上とさっきタンカーでどっかそういう危なっかしい話が、誰が考えたのか知らないですけれども、タンカーっていうのはない、タンカーよりやはり陸上ですよね。

東電:昨日のですね、勝俣の会見の中でそういうふうなご質問等もございまして、そういう使えるものがあるのであれば、検討していきたいということでございますので、その中の1つの方法としての検討の1つです、ですからそれをやるかやらないかにつきましては、今後の検討が必要だと思います。

記者:ただ、だから陸上なのか、海上なのか。海上ってどう考えても危ないと思うんですけども。

東電:そうですね。海上については考え方色々ございますけれども、まず手っ取り早く何ができるかっていう、タンカーっていうのは既存で存在していると思いますので、そういうものであればすぐ持ってくれば使えるんじゃないかっていう考え方、それから陸上の方であれば、安全性としてはですね、安定したところに行けるので、安全性は確保できますけれども、構築するにはそれなりの時間がかかる。こういうようなバランスもございますので、その中で色んな検討をしてですね、採用の可否について答えが出てくると考えておりますので、今タンカーを使うということが確定したわけではなくて、検討の1つに挙がっているというようなことではないかと思います。

記者:例えばタンクローリーなんか、安全。

東電:タンクローリーは陸上ですから、例えば外にですね、漏洩防止の措置を講ずれば、仮に出たとしても受けることは可能かと思います。ただタンクローリーの容量がですね、かなり小さいので、実際それでどのくらい●●ということになりますと相当な台数が必要であると。

記者:100台くらいあればとりあえず大丈夫。

東電:そういうところも考えてですね、どういうことをするのが一番いいのかっていうのを現在検討しているところでございます。

記者:読売新聞のオオヤマですけれども、線量が1000ミリ超ということで、はっきりわかってました2号機の地下の溜まってる水とあと、トレンチの方もでしたっけ、その線量っていうのはもうわかっていらっしゃいますでしょうか。

東電:溜まり水の1000ミリシーベルト。

記者:すみません。水面表面でしたっけ。

東電:表面ですよね。それは変わってません。その時からの、それ以降のデータは採ってない。

東電:それではよろしいでしょうか。今回のご説明はこちらまでとさせて頂きたいと思います。また改めましてご説明をさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。